JPH11155793A - 食器洗浄機の保護装置 - Google Patents

食器洗浄機の保護装置

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JPH11155793A
JPH11155793A JP34222197A JP34222197A JPH11155793A JP H11155793 A JPH11155793 A JP H11155793A JP 34222197 A JP34222197 A JP 34222197A JP 34222197 A JP34222197 A JP 34222197A JP H11155793 A JPH11155793 A JP H11155793A
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JP
Japan
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motor
dishwasher
thermal protector
washing
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JP34222197A
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Takashi Ishida
崇 石田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のモータを備えた食器洗浄機において、
過負荷保護用のサーマルプロテクタの動作を的確に使用
者に知らしめることができ、且つ、的確な保護動作を実
現できる保護装置を提供する。 【解決手段】 ノズルより洗浄水を噴射するためのポン
プモータなどの複数のモータ32、24を備え、各モー
タ32、24には過負荷保護用の自己復帰型サーマルプ
ロテクタ63、66をそれぞれ設けて成る食器洗浄機に
適用され、何れかのサーマルプロテクタ63、66が動
作した場合には、全てのモータ32、24の通電を断つ
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のモータを備
えて食器類の洗浄を行う食器洗浄機の保護装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種食器洗浄機は、例えば実
公昭55−51415号公報(A47L15/42)に
示される如く、洗浄室内の洗浄領域(公報では洗浄室と
称している)に上下洗浄ノズルとすすぎ領域(公報では
すすぎ室と称している)内に上下すすぎノズルとを配設
すると共に、上下のノズル間にはモータにて駆動される
移送機構を取り付け、食器類を収納したラックを一定速
度で移送する。
【0003】そして、洗浄室の下方には上面に開口する
洗浄タンクを設け、洗浄領域では上下洗浄ノズルから洗
浄タンク内の洗浄水を、モータ駆動のポンプにより食器
類に噴射し、その後、すすぎ領域において上下すすぎノ
ズルから温水であるすすぎ水を食器類に噴射することに
より、順次連続して洗浄とすすぎが行われるように構成
されていた。
【0004】このように従来の食器洗浄機ではポンプや
移送機構を駆動するために複数のモータが設けられてい
るが、異物や食器類の詰まりなどの異常要因によって各
モータが過負荷に陥ると、大電流が流れてモータ自体が
破損してしまう。これを防止するために従来より各モー
タにはサーマルプロテクタをそれぞれ取り付け、過負荷
となって大電流が流れた場合には、接点を開いて当該モ
ータへの通電を断つ保護が施されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
食器洗浄機ではサーマルプロテクタの動作を使用者に知
らせる手段が無く、また、何れかのモータのサーマルプ
ロテクタが動作しても、他のモータは動作し続けている
ため、異常事態の発生が分かりにくい問題があった。
【0006】また、サーマルプロテクタの動作をリセッ
トするためには、通常は電装ボックス内のリセットボタ
ンなどを操作しなければならず、解除も操作も煩雑であ
った。更に、サーマルプロテクタが自己復帰型の場合に
は、自己復帰した時点からモータが起動されてしまうた
め、点検中などに起動されると使用者に危害が及ぶ危険
性もあった。
【0007】本発明は係る従来の技術的課題を解決する
ために成されたものであり、複数のモータを備えた食器
洗浄機において、過負荷保護用のサーマルプロテクタの
動作を的確に使用者に知らしめることができ、且つ、的
確な保護動作を実現できる保護装置を提供するものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の保護装置は、ノ
ズルより洗浄水を噴射するためのポンプモータなどの複
数のモータを備え、各モータには過負荷保護用の自己復
帰型サーマルプロテクタをそれぞれ設けて成る食器洗浄
機に適用され、何れかのサーマルプロテクタが動作した
場合には、全てのモータの通電を断つものである。
【0009】本発明によれば、ノズルより洗浄水を噴射
するためのポンプモータなどの複数のモータを備え、各
モータには過負荷保護用の自己復帰型サーマルプロテク
タをそれぞれ設けて成る食器洗浄機において、何れかの
サーマルプロテクタが動作した場合には、保護装置が全
てのモータの通電を断つよう構成したので、使用者が異
常事態の発生を判別し易くなる。
【0010】また、全てのモータが停止することによ
り、異常を含んだままの食器洗浄動作が継続されること
が無くなり、より安全且つ確実な機器の保護を実現する
ことが可能となるものである。
【0011】請求項2の発明の食器洗浄機の保護装置
は、上記においてサーマルプロテクタが動作したことを
報知するものである。
【0012】請求項2の発明によれば、上記に加えて保
護装置がサーマルプロテクタの動作を報知するよう構成
したので、異常事態の発生を使用者により確実に告知す
ることができるようになり、迅速な対処を促すことが可
能となるものである。
【0013】請求項3の発明の食器洗浄機の保護装置
は、上記各発明においてサーマルプロテクタが動作した
後、復帰した場合にもモータの通電を断った状態を維持
し、又は、モータの通電を断ち、且つ、それを報知する
状態を維持するものである。
【0014】請求項3の発明によれば、上記各発明に加
えてサーマルプロテクタが動作した後、復帰した場合に
も、保護装置はモータの通電を断った状態を維持し、又
は、モータの通電を断ち、且つ、それを報知する状態を
維持するよう構成したので、点検中にサーマルプロテク
タが自己復帰した場合の如く、不用意にモータが起動さ
れることが無くなり、点検作業をより安全なものとする
ことができるものである。
【0015】また、報知状態の維持されることにより、
使用者が気付かない間にサーマルプロテクタが自己復帰
した場合にも、異常が発生したことを的確に告知するこ
とができるようになるものである。
【0016】請求項4の発明の食器洗浄機の保護装置
は、上記において運転のON−OFFを行うスイッチの
操作により、モータの通電を断った状態、又は、当該モ
ータの通電を断ち、且つ、それを報知する状態を解除す
るものである。
【0017】請求項4の発明によれば、上記に加えて保
護装置は、運転のON−OFFを行うスイッチの操作に
より、モータの通電を断った状態、又は、当該モータの
通電を断ち、且つ、それを報知する状態を解除するよう
構成したので、保護動作の解除を簡単に行うことができ
るようになり、操作性の著しい向上を実現することがで
きるようになるものである。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図1は本発明の食器洗浄機DWの縦断
正面図、図2は食器洗浄機DWのもう一つの縦断正面
図、図3は食器洗浄機DWの電気回路図である。
【0019】各図において、1は内部を洗浄室2と成
し、両側壁3、4に相対向してラックRの入出用の開口
6、7を形成した外装体であり、底壁8の後部を下方へ
凹陥させて上面に開口する洗浄タンク10を形成すると
共に、洗浄室2内下部の前後に、前記ラックRを開口6
側より開口7側へ移動自在に支持するラックレール1
2、12が取り付けられている。
【0020】洗浄室2内は入口となる一方の開口6側が
洗浄領域W1、出口となる他方の出口側がすすぎ領域W
2とされ、前記洗浄領域W1内の上下に前段の洗浄を行
う一対の上下洗浄ノズル13A、13Bが設けられると
共に、すすぎ領域W2内の上下には終段のすすぎを行う
一対の上下すすぎノズル14A、14Bがそれぞれ設け
られている。また、前記ラックレール12、12は上記
洗浄領域W1からすすぎ領域W2まで渡って設けられて
いる。更に、開口6及び7と、領域W1とW2間にはカ
ーテンCがそれぞれ吊下されている。
【0021】そして、上洗浄ノズル13A及び上すすぎ
ノズル14Aは外装体1の天壁15等に取り付けられ、
その噴射口16A・・、17Aからは下方に洗浄水或い
はすすぎ水を噴射すると共に、下洗浄ノズル13B及び
下すすぎノズル14Bはラックレール12、12の直下
に位置して取り付けられ、その噴射口16B・・、17
Bからは上方に洗浄水或いはすすぎ水を噴射する構成と
されている。
【0022】18は前記洗浄タンク10内に貯留された
洗浄水を吸引し、加圧して前記上下洗浄ノズル13A、
13Bにそれぞれ中空管20、21を介して供給する洗
浄ポンプである。また、洗浄タンク10は洗浄室2の後
部下方において上方に開口しており、この開口部分には
洗浄水中の比較的大きな残菜を濾過するために目の細か
い透孔が複数穿設されたタンクフィルタ31・・が着脱
自在に複数並設されている。更に、外装体1の前面には
扉19が設けられている。
【0023】尚、上下すすぎノズル14A、14Bには
外装体1の外に別置きしたボイラーなど適宜の給水装置
(図示せず)からこれも図示しない弁やパイプを介して
すすぎ水を供給する。また、この下すすぎノズル14B
の下方には、それに対応して前記洗浄タンク10上部に
位置するようすすぎ水受け23が配設され、前記タンク
フィルタ31・・の側方に位置している。
【0024】一方、前記すすぎ水受け23は、上面開口
の矩形状容器であり、長手方向を食器洗浄機1の前後方
向に向けて配設されると共に、上面全体は図示しないフ
ィルタにて覆われ、その底面には複数の目の細かい透孔
が穿設されている。このすすぎ水受け23の下方には、
後壁からオーバーフローパイプ43が洗浄タンク10内
に引き込まれている。このオーバーフローパイプ43は
後壁から前方に向けて水平に延在している。そして、円
筒状を呈したパイプの先端(前端)開口の下半分は閉塞
され、そこから後方に向け、所定範囲で上側半分が切り
欠かれて、そこに開口部44が形成されている。また、
オーバーフローパイプ43の前端はすすぎ水受け23下
面のフィルタ部37内に挿入されると共に、オーバーフ
ローパイプ43の後端は外部に連通されている。
【0025】また、洗浄タンク10の左右方向の略中央
部にはもう一つの安全用オーバーフローパイプ47が立
設されている。この安全用オーバーフローパイプ47の
上端開口はドレンハンドル48内に挿入され、その状態
で前記オーバーフローパイプ43の開口部44よりも高
い位置の洗浄タンク10内にて上方に向け開口してい
る。そして、オーバーフローパイプ47の下端は洗浄タ
ンク10の下方外部に連通されている。
【0026】次ぎに、25は吊り板61・・にて左右方
向に移動自在に支持されたラック送りであり、ラック送
りモータ24にて駆動されるクランク機構26などにて
左右に往復移動される。このラック送り25には複数の
ラック送りピン49・・が支軸27を中心に反復円弧作
動されるように取り付けられている。そして、このラッ
ク送りピン49・・が前記ラックレール12、12に載
置された食器類Dを収納せるラックRに順次係合するこ
とにより、入口用の開口6から出口用の開口7に略定速
度で当該ラックRを順次移動させるものである。
【0027】また、ラックレール12、12の上側に
は、洗浄領域W1に位置して洗浄スイッチ51が取り付
けられると共に、すすぎ領域W2に位置してすすぎスイ
ッチ52が取り付けられている。更に、53は洗浄タン
ク10内に設けられた液位スイッチであり、54は洗浄
タンク10を加熱する補助ヒータである。また、56は
洗浄タンク10の前側に設けられた電装ボックスで、そ
の前面には食器洗浄機DWの運転のON−OFFを行う
ための運転スイッチ57や、補助ヒータ54のスイッチ
58などが設けられている。そして、59は外装体1の
上面に設けられたスイッチボックスである。
【0028】次ぎに、図3において32は洗浄ポンプ1
8のポンプモータであり、三相交流電源のS相に接続さ
れると共に、T相にはマグネットスイッチ62の常開接
点62A及びサーマルプロテクタ63を介して接続さ
れ、R相にはマグネットスイッチ62の常開接点62B
及びサーマルプロテクタ63を介して接続されている。
【0029】また、ラック送りモータ24も三相交流電
源のS相に接続されると共に、T相にはマグネットスイ
ッチ64の常開接点64A及びサーマルプロテクタ66
を介して接続され、R相にはマグネットスイッチ64の
常開接点64B及びサーマルプロテクタ66を介して接
続されている。
【0030】更に、前記マグネットスイッチ62は、リ
レー67の常閉接点67Aを介してS相に接続されると
共に、サーマルプロテクタ63の常閉接点63A及び運
転スイッチ57を介してR相に接続されている。また、
前記マグネットスイッチ64も、リレー67の常閉接点
67Aを介してS相に接続されると共に、サーマルプロ
テクタ66の常閉接点66A及び運転スイッチ57を介
してR相に接続されている。
【0031】また、リレー67はS相に接続されると共
に、自らの常開接点67B及び運転スイッチ57を介し
てR相に接続されている。そして、このリレー67と接
点67Bの接続点にはサーマルプロテクタ63と66の
常開接点63B、66Bが接続されると共に、リレー6
7には並列にLEDランプ68が接続されている。
【0032】尚、この電気回路では前記液位スイッチ5
3や補助ヒータ54、洗浄スイッチ51、すすぎスイッ
チ52などは省略されているものとする。
【0033】以上の構成で、食器類Dを洗浄する際に
は、ラックR内にそれらを収納した後、入口側となる開
口6から外装体1の洗浄室2内に挿入する。そして、運
転スイッチ57をON(閉)すると、図3の如くサーマ
ルプロテクタ63、66は常閉接点63A、66Aに閉
じているので、各マグネットスイッチ62、64が通電
され、接点62A、62B、64A、64Bが閉じられ
て洗浄ポンプ18のポンプモータ32が駆動可能とな
り、ラック送りモータ24は起動される。
【0034】ラックRは前述した如く以後ラック送り2
5により定速度で開口6側から開口7側に移動される
が、ラックRが洗浄領域W1の洗浄スイッチ51のとこ
ろまで来ると、それが閉じられて前記洗浄ポンプ18の
ポンプモータ32が起動される(先述した如く洗浄スイ
ッチ51は図3で省略されている)。
【0035】これによって、上下洗浄ノズル13A、1
3Bの噴射口16A・・、16B・・からは洗浄タンク
10内の洗浄水が食器類Dに噴射され、移動されながら
洗浄される。洗浄に使用された洗浄水はタンクフィルタ
31・・を経て、最終的に洗浄タンク10内に流入し、
再び洗浄ポンプ18に吸引されることになる。
【0036】ラック送り25によりラックRが更に移動
してすすぎ領域W2のすすぎスイッチ52のところまで
来ると、それが閉じられて前記弁が開放され、それによ
って、上下すすぎノズル14A、14Bの噴射口17A
・・、17B・・からは温水から成るすすぎ水が食器類
Dに噴射され、移動されながら洗剤をすすがれる。すす
ぎに使用されたすすぎ水は、前記フィルタを介してすす
ぎ水受け23内に流入し、約半分が透孔34・・から洗
浄タンク10内に流入するが、残りはすすぎ水受け23
の排水口から直接オーバーフローパイプ43の開口部4
4内に入って外部に排出される。
【0037】そして、最終的にラックRは出口側の開口
7から外装体1外に送り出される。係る洗浄とすすぎは
所定間隔で挿入された複数のラックR・・に対して連続
的に行われるものであるが、前述の如くすすぎ水の約半
分は洗浄タンク10内に流入するため、その洗浄水の液
位は上昇する。そして、オーバーフローパイプ43の開
口部44の高さより上昇すると、その分はすすぎ水受け
23のフィルタ部37を経てオーバーフローパイプ43
の開口部44からオーバーフローパイプ43内に入り、
外部に排出されることになる。
【0038】例えば洗浄ポンプ18が異物を吸引してポ
ンプモータ32が過負荷となり、ロック状態となると、
ポンプモータ32には非常に大成る過負荷電流が流れ
る。するとサーマルプロテクタ63が動作して接点を常
開接点63Bに切り換える(図4)。これにより、マグ
ネットスイッチ62は非通電となるので、接点62A、
62Bは開き、ポンプモータ32への通電は断たれる。
【0039】また、リレー67も通電されるので、常閉
接点67Aを開きマグネットスイッチ64も非通電とす
る。これにより、接点64A、64Bも開くのでラック
送りモータ24への通電も断たれる。更に、LEDラン
プ68も通電されて点灯し、異常事態が発生したことを
使用者に報知する。一方、常開接点67Bが閉じること
により、リレー67の通電は自己保持されるかたちとな
る(図4)。
【0040】ポンプモータ32の通電が断たれたことに
より、サーマルプロテクタ63はやがて接点を63Aに
切り換えるが、この状態では常閉接点67Aが開いてい
るので、両マグネットスイッチ62、64への通電はな
されない。従って、サーマルプロテクタ63が復帰して
も両モータ32、24は停止したままとなる(図5)。
【0041】そして、使用者が故障原因を取り除いて運
転スイッチ57をOFF(開)すると、リレー67の通
電が断たれるので、接点67Bは開き、接点67Aは閉
じる。そして、再び運転スイッチ57をONすれば、図
3と同様に各マグネットスイッチ62、64に通電が成
されるので、各モータ32、24は運転可能な状態に復
帰する。
【0042】以上の動作はラック送りモータ24に異常
が生じ、サーマルプロテクタ66が動作した場合にも同
様に行われる。このように本発明では、何れかのサーマ
ルプロテクタ63、66が動作した場合には、全てのモ
ータ32、24の通電を断つよう構成したので、使用者
が異常事態の発生を判別し易くなる。
【0043】また、全てのモータ32、24が停止する
ことにより、異常を含んだままの食器洗浄動作が継続さ
れることが無くなり、より安全且つ確実な機器の保護を
実現することが可能となる。
【0044】更に、LEDランプ68によってサーマル
プロテクタ63、66の動作を報知するようにしたの
で、異常事態の発生を使用者により確実に告知すること
ができるようになり、迅速な対処を促すことが可能とな
る。
【0045】更にまた、サーマルプロテクタ63、66
が動作した後、復帰した場合にも、モータ32、24の
通電を断ち、LEDランプ68を点灯している状態を維
持するので、点検中にサーマルプロテクタ63、66が
自己復帰した場合の如く、不用意にモータ32、24が
起動されることが無くなり、点検作業をより安全なもの
とすることができる。
【0046】また、LEDランプ68が点灯し続けるこ
とにより、使用者が気付かない間にサーマルプロテクタ
63、66が自己復帰した場合にも、異常が発生したこ
とを的確に告知することができるようになる。
【0047】特に、運転スイッチ57の操作により、モ
ータ32、24の通電を断ち、且つ、LEDランプ68
を点灯した状態を解除するよう構成したので、保護動作
の解除を簡単に行うことができるようになり、操作性の
著しい向上を実現することができるようになる。
【0048】尚、実施例ではLEDランプ68によって
異常状態の発生を報知したが、それに限らず、ブザーな
どにて行っても良い。また、実施例ではラックを搬送し
て洗浄とすすぎを行う食器洗浄機に本発明を適用した
が、それに限らず、複数のモータを備えた各種食器洗浄
機に本発明は有効である。
【0049】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、ノズ
ルより洗浄水を噴射するためのポンプモータなどの複数
のモータを備え、各モータには過負荷保護用の自己復帰
型サーマルプロテクタをそれぞれ設けて成る食器洗浄機
において、何れかのサーマルプロテクタが動作した場合
には、保護装置が全てのモータの通電を断つよう構成し
たので、使用者が異常事態の発生を判別し易くなる。
【0050】また、全てのモータが停止することによ
り、異常を含んだままの食器洗浄動作が継続されること
が無くなり、より安全且つ確実な機器の保護を実現する
ことが可能となるものである。
【0051】請求項2の発明によれば、上記に加えて保
護装置がサーマルプロテクタの動作を報知するよう構成
したので、異常事態の発生を使用者により確実に告知す
ることができるようになり、迅速な対処を促すことが可
能となるものである。
【0052】請求項3の発明によれば、上記各発明に加
えてサーマルプロテクタが動作した後、復帰した場合に
も、保護装置はモータの通電を断った状態を維持し、又
は、モータの通電を断ち、且つ、それを報知する状態を
維持するよう構成したので、点検中にサーマルプロテク
タが自己復帰した場合の如く、不用意にモータが起動さ
れることが無くなり、点検作業をより安全なものとする
ことができるものである。
【0053】また、報知状態の維持されることにより、
使用者が気付かない間にサーマルプロテクタが自己復帰
した場合にも、異常が発生したことを的確に告知するこ
とができるようになるものである。
【0054】請求項4の発明によれば、上記に加えて保
護装置は、運転のON−OFFを行うスイッチの操作に
より、モータの通電を断った状態、又は、当該モータの
通電を断ち、且つ、それを報知する状態を解除するよう
構成したので、保護動作の解除を簡単に行うことができ
るようになり、操作性の著しい向上を実現することがで
きるようになるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の食器洗浄機の縦断正面図である。
【図2】本発明の食器洗浄機のもう一つの縦断正面図で
ある。
【図3】本発明の食器洗浄機の電気回路図である。
【図4】サーマルプロテクタが動作した状態の本発明の
食器洗浄機の電気回路図である。
【図5】図4からサーマルプロテクタが復帰した状態の
本発明の食器洗浄機の電気回路図である。
【図6】図5から運転スイッチを操作した場合の本発明
の食器洗浄機の電気回路図である。
【符号の説明】
DW 食器洗浄機 D 食器類 W1 洗浄領域 W2 すすぎ領域 R ラック 1 外装体 2 洗浄室 10 洗浄タンク 13A、13B 上下洗浄ノズル 14A、14B 上下すすぎノズル 18 洗浄ポンプ 24 ラック送りモータ 25 ラック送り 32 ポンプモータ 57 運転スイッチ 62、64 マグネットスイッチ 63、66 サーマルプロテクタ 67 リレー 68 LEDランプ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズルより洗浄水を噴射するためのポン
    プモータなどの複数のモータを備え、各モータには過負
    荷保護用の自己復帰型サーマルプロテクタをそれぞれ設
    けて成る食器洗浄機において、 前記何れかのサーマルプロテクタが動作した場合には、
    全てのモータの通電を断つことを特徴とする食器洗浄機
    の保護装置。
  2. 【請求項2】 サーマルプロテクタが動作したことを報
    知することを特徴とする請求項1の食器洗浄機の保護装
    置。
  3. 【請求項3】 サーマルプロテクタが動作した後、復帰
    した場合にもモータの通電を断った状態を維持し、又
    は、モータの通電を断ち、且つ、それを報知する状態を
    維持することを特徴とする請求項1、又は、請求項2の
    食器洗浄機の保護装置。
  4. 【請求項4】 運転のON−OFFを行うスイッチの操
    作により、モータの通電を断った状態、又は、当該モー
    タの通電を断ち、且つ、それを報知する状態を解除する
    ことを特徴とする請求項3の食器洗浄機の保護装置。
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Cited By (3)

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KR20030011496A (ko) * 2001-08-03 2003-02-11 주식회사 대양에스티 랙타입 식기세척기의 랙 이송장치
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