JPH11155260A - 検出器付モータ - Google Patents
検出器付モータInfo
- Publication number
- JPH11155260A JPH11155260A JP9337651A JP33765197A JPH11155260A JP H11155260 A JPH11155260 A JP H11155260A JP 9337651 A JP9337651 A JP 9337651A JP 33765197 A JP33765197 A JP 33765197A JP H11155260 A JPH11155260 A JP H11155260A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- detector
- motor
- cover
- attached
- board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 検出器の冷却性能を向上させた検出器付モー
タを提供する。 【解決手段】 モータ１の反負荷側ブラケット２に検出
器５の固定部を連結して取り付けるとともに、モータ１
の回転軸４に検出器５の回転部を連結して取り付け、さ
らに検出器５の固定部の反負荷側軸端部に検出器基板６
を取り付け、かつ検出器５を囲んで、伝熱性のよい検出
器カバー７を反負荷側ブラケット２に取り付けている検
出器付モータにおいて、検出器カバー７の検出器基板６
と対向する部分を突出させて突起部８を形成し、かつ、
突起部８を、熱伝導性のよい樹脂９を介して検出器基板
６に密着させる。検出器基板６の電子部品からの熱は、
効率よく検出器カバー７に伝えられ、検出器カバー７か
ら放熱される。
タを提供する。 【解決手段】 モータ１の反負荷側ブラケット２に検出
器５の固定部を連結して取り付けるとともに、モータ１
の回転軸４に検出器５の回転部を連結して取り付け、さ
らに検出器５の固定部の反負荷側軸端部に検出器基板６
を取り付け、かつ検出器５を囲んで、伝熱性のよい検出
器カバー７を反負荷側ブラケット２に取り付けている検
出器付モータにおいて、検出器カバー７の検出器基板６
と対向する部分を突出させて突起部８を形成し、かつ、
突起部８を、熱伝導性のよい樹脂９を介して検出器基板
６に密着させる。検出器基板６の電子部品からの熱は、
効率よく検出器カバー７に伝えられ、検出器カバー７か
ら放熱される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、検出器付モータに
関するもので、特に検出器の冷却性能の向上に関するも
のである。
関するもので、特に検出器の冷却性能の向上に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】従来の検出器付モータは図２に示すとお
りである。図ではモータ部と検出器部の詳細は省略して
いる。図２において、１は検出器付モータ、２は前記検
出器付モータ１の反負荷側ブラケット、３は前記反負荷
側ブラケット２に取り付けられた軸受で、回転軸４を支
承している。５は検出器で、前記反負荷側ブラケット２
に図示しない固定部を連結して取り付けるとともに、前
記回転軸４に図示しない回転部を連結して取り付けてい
る。６は前記検出器５の固定部の反負荷側軸端部に配置
されている検出器基板で、図示しないＩＣやＬＥＤなど
の電子部品が実装されている。７は前記検出器５を囲む
ように、前記反負荷側ブラケット２に取り付けている検
出器カバーで、伝熱性のよいアルミ合金などの材料で作
られている。このような構造において、検出器付モータ
１の駆動により電子部品は熱を帯びてくるが、電子部品
の冷却は、電子部品から発生した熱を検出器カバー７の
内部空気を介して検出器カバー７に伝え、この検出器カ
バー７から外気に熱放散することにより行っている。
りである。図ではモータ部と検出器部の詳細は省略して
いる。図２において、１は検出器付モータ、２は前記検
出器付モータ１の反負荷側ブラケット、３は前記反負荷
側ブラケット２に取り付けられた軸受で、回転軸４を支
承している。５は検出器で、前記反負荷側ブラケット２
に図示しない固定部を連結して取り付けるとともに、前
記回転軸４に図示しない回転部を連結して取り付けてい
る。６は前記検出器５の固定部の反負荷側軸端部に配置
されている検出器基板で、図示しないＩＣやＬＥＤなど
の電子部品が実装されている。７は前記検出器５を囲む
ように、前記反負荷側ブラケット２に取り付けている検
出器カバーで、伝熱性のよいアルミ合金などの材料で作
られている。このような構造において、検出器付モータ
１の駆動により電子部品は熱を帯びてくるが、電子部品
の冷却は、電子部品から発生した熱を検出器カバー７の
内部空気を介して検出器カバー７に伝え、この検出器カ
バー７から外気に熱放散することにより行っている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の検出器付モータにおいては、つぎのような問
題があった。検出器付モータ１が運転状態にあるとき、
エンコーダ基板への通電により基板上のＩＣは発熱す
る。寿命や性能維持のため検出器の周囲温度は規定値以
下に保つ必要がある。例えば検出器５の動作保証範囲が
０°Ｃ〜８０°Ｃ、検出器モータの周囲温度が４０°Ｃ
のとき、検出器の周囲温度上昇は４０°Ｃ以下でなけれ
ばならない。ところが検出器付モータ１や検出器５の小
型化により発熱素子からの発熱が増加し、検出器の周囲
温度上昇を４０°Ｃ以下にすることが困難になってい
る。そこで本発明は、検出器の冷却性能を向上させた検
出器付モータを提供することを目的とするものである。
うな従来の検出器付モータにおいては、つぎのような問
題があった。検出器付モータ１が運転状態にあるとき、
エンコーダ基板への通電により基板上のＩＣは発熱す
る。寿命や性能維持のため検出器の周囲温度は規定値以
下に保つ必要がある。例えば検出器５の動作保証範囲が
０°Ｃ〜８０°Ｃ、検出器モータの周囲温度が４０°Ｃ
のとき、検出器の周囲温度上昇は４０°Ｃ以下でなけれ
ばならない。ところが検出器付モータ１や検出器５の小
型化により発熱素子からの発熱が増加し、検出器の周囲
温度上昇を４０°Ｃ以下にすることが困難になってい
る。そこで本発明は、検出器の冷却性能を向上させた検
出器付モータを提供することを目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明は、モータの反負荷側ブラケットに検出器の
固定部を連結して取り付けるとともに、モータの回転軸
に検出器の回転部を連結して取り付け、さらに前記検出
器の固定部の反負荷側軸端部に検出器基板を取り付け、
かつ前記検出器を囲んで、伝熱性のよい検出器カバーを
前記反負荷側ブラケットに取り付けている検出器付モー
タにおいて、前記検出器カバーの前記検出器基板と対向
する部分を突出させて突起部を形成し、かつ、前記突起
部を、熱伝導性のよい樹脂を介して前記検出器基板に密
着するようにしたものである。上記手段により、検出器
基板の電子部品からの熱は、効率よく検出器カバーに伝
えられ、検出器カバーから放熱される。
め、本発明は、モータの反負荷側ブラケットに検出器の
固定部を連結して取り付けるとともに、モータの回転軸
に検出器の回転部を連結して取り付け、さらに前記検出
器の固定部の反負荷側軸端部に検出器基板を取り付け、
かつ前記検出器を囲んで、伝熱性のよい検出器カバーを
前記反負荷側ブラケットに取り付けている検出器付モー
タにおいて、前記検出器カバーの前記検出器基板と対向
する部分を突出させて突起部を形成し、かつ、前記突起
部を、熱伝導性のよい樹脂を介して前記検出器基板に密
着するようにしたものである。上記手段により、検出器
基板の電子部品からの熱は、効率よく検出器カバーに伝
えられ、検出器カバーから放熱される。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図１に基
づいて説明する。図１は本発明の実施例を示す検出器付
モータの要部の側断面図である。なお、図２と同一符号
は、同一または相当する部材を示し説明を省略する。本
発明の検出器付モータ１においては、前記検出器カバー
７の前記検出器基板６と対向する部分を突出させて突起
部８を形成している。この突起部８は、前記検出器基板
６と接触させるか、あるいは細隙を介して対向させてい
る。そして、両者の間に空隙が生じないように、両者間
に、熱伝導性のよい樹脂９を充填している。このような
構造において、検出器基板６の電子部品からの熱は、前
記樹脂９を介して前記検出器カバー７の突起部８に伝え
られ、前記検出器カバー７から外気に放熱される。電子
部品の熱は、熱伝導の悪い空気を介して検出器カバー７
に伝えられるのではなく、熱伝導のよい樹脂９を介して
検出器カバー７に直接伝えられるので、伝熱量がきわめ
て多く、検出器５は良好に冷却がなされる。実験によれ
ば、従来４０°Ｃを越えていた検出器５の周囲温度を、
４０°Ｃを大きく下回る温度に押さえることができた。
また、本発明によれば、検出器カバー７と検出器基板６
との間に樹脂９を充填しているので、検出器基板６の前
記突起部８側の面は、樹脂による表面保護がなされるの
で、塵埃等による影響を受けることがない。またさら
に、検出器カバー７に設けた突起部８がリブの役目を果
たすので、検出器カバー７の強度が向上する。なお、前
記突起部８の裏側に凹部を形成し、前記凹部に放熱フィ
ンを設けるようにすれば、放熱面積が増加し、さらに検
出器の冷却性能を向上させることができる。
づいて説明する。図１は本発明の実施例を示す検出器付
モータの要部の側断面図である。なお、図２と同一符号
は、同一または相当する部材を示し説明を省略する。本
発明の検出器付モータ１においては、前記検出器カバー
７の前記検出器基板６と対向する部分を突出させて突起
部８を形成している。この突起部８は、前記検出器基板
６と接触させるか、あるいは細隙を介して対向させてい
る。そして、両者の間に空隙が生じないように、両者間
に、熱伝導性のよい樹脂９を充填している。このような
構造において、検出器基板６の電子部品からの熱は、前
記樹脂９を介して前記検出器カバー７の突起部８に伝え
られ、前記検出器カバー７から外気に放熱される。電子
部品の熱は、熱伝導の悪い空気を介して検出器カバー７
に伝えられるのではなく、熱伝導のよい樹脂９を介して
検出器カバー７に直接伝えられるので、伝熱量がきわめ
て多く、検出器５は良好に冷却がなされる。実験によれ
ば、従来４０°Ｃを越えていた検出器５の周囲温度を、
４０°Ｃを大きく下回る温度に押さえることができた。
また、本発明によれば、検出器カバー７と検出器基板６
との間に樹脂９を充填しているので、検出器基板６の前
記突起部８側の面は、樹脂による表面保護がなされるの
で、塵埃等による影響を受けることがない。またさら
に、検出器カバー７に設けた突起部８がリブの役目を果
たすので、検出器カバー７の強度が向上する。なお、前
記突起部８の裏側に凹部を形成し、前記凹部に放熱フィ
ンを設けるようにすれば、放熱面積が増加し、さらに検
出器の冷却性能を向上させることができる。
【０００６】
【発明の効果】以上述べたように 本発明によれば、つ
ぎのような効果がある。 (1) 検出器基板に実装された電子部品の熱が、きわめて
効率よく検出器カバーに伝えられ外気に放熱されるの
で、検出器の冷却性能が大きく向上する。 (2) 樹脂により、検出器基板の表面保護がなされるの
で、塵埃等による影響を受けることがない。 (3) 検出器カバーに設けた突起部がリブの役目を果たす
ので、検出器カバーの強度が向上する。
ぎのような効果がある。 (1) 検出器基板に実装された電子部品の熱が、きわめて
効率よく検出器カバーに伝えられ外気に放熱されるの
で、検出器の冷却性能が大きく向上する。 (2) 樹脂により、検出器基板の表面保護がなされるの
で、塵埃等による影響を受けることがない。 (3) 検出器カバーに設けた突起部がリブの役目を果たす
ので、検出器カバーの強度が向上する。
【図１】 本発明の実施例における検出器付モータの要
部を示す側断面図である。
部を示す側断面図である。
【図２】 従来の検出器付モータの要部を示す側断面図
である。
である。
１ 検出器付モータ、 ２ 反負荷側ブラケット、 ３ 軸受、 ４ 回転軸、 ５ 検出器、 ６ 検出器基板、 ７ 検出器カバー、 ８ 突起部、 ９ 樹脂
Claims (2)
- 【請求項１】 モータの反負荷側ブラケットに検出器の
固定部を連結して取り付けるとともに、モータの回転軸
に検出器の回転部を連結して取り付け、さらに前記検出
器の固定部の反負荷側軸端部に検出器基板を取り付け、
かつ前記検出器を囲んで、伝熱性のよい検出器カバーを
前記反負荷側ブラケットに取り付けている検出器付モー
タにおいて、 前記検出器カバーの前記検出器基板と対向する部分を突
出させて突起部を形成し、かつ、前記突起部を、熱伝導
性のよい樹脂を介して前記検出器基板に密着したことを
特徴とする検出器付モータ。 - 【請求項２】 前記突起部の裏側に凹部を形成し、前記
凹部に放熱フィンを設けたことを特徴とする請求項１記
載の検出器付モータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9337651A JPH11155260A (ja) | 1997-11-20 | 1997-11-20 | 検出器付モータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9337651A JPH11155260A (ja) | 1997-11-20 | 1997-11-20 | 検出器付モータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11155260A true JPH11155260A (ja) | 1999-06-08 |
Family
ID=18310669
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9337651A Abandoned JPH11155260A (ja) | 1997-11-20 | 1997-11-20 | 検出器付モータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11155260A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007300741A (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-15 | Nippon Densan Corp | モータ |
| KR20100128240A (ko) * | 2009-05-27 | 2010-12-07 | 산요 덴키 가부시키가이샤 | 전기 장치의 방열 구조 |
-
1997
- 1997-11-20 JP JP9337651A patent/JPH11155260A/ja not_active Abandoned
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007300741A (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-15 | Nippon Densan Corp | モータ |
| KR20100128240A (ko) * | 2009-05-27 | 2010-12-07 | 산요 덴키 가부시키가이샤 | 전기 장치의 방열 구조 |
| JP2011009708A (ja) * | 2009-05-27 | 2011-01-13 | Sanyo Denki Co Ltd | 電気装置の放熱構造 |
| EP2256908A3 (en) * | 2009-05-27 | 2016-12-28 | Sanyo Denki Co., Ltd. | Heat radiation structure of electric apparatus |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041015 |
|
| A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20061030 |