JP2003234585A - 電子部品の放熱構造 - Google Patents

電子部品の放熱構造

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JP2003234585A
JP2003234585A JP2002029574A JP2002029574A JP2003234585A JP 2003234585 A JP2003234585 A JP 2003234585A JP 2002029574 A JP2002029574 A JP 2002029574A JP 2002029574 A JP2002029574 A JP 2002029574A JP 2003234585 A JP2003234585 A JP 2003234585A
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heat dissipation
dissipation structure
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Hiroshi Maekawa
浩史 前川
Joshi Narui
譲司 成井
Tsuguhisa Ishii
嗣久 石井
Takaaki Saeki
高章 佐伯
Shigeru Mori
茂 森
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Denso Ten Ltd
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Denso Ten Ltd
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/73Means for bonding being of different types provided for in two or more of groups H01L2224/10, H01L2224/18, H01L2224/26, H01L2224/34, H01L2224/42, H01L2224/50, H01L2224/63, H01L2224/71
    • H01L2224/732Location after the connecting process
    • H01L2224/73251Location after the connecting process on different surfaces
    • H01L2224/73253Bump and layer connectors

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  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】高発熱性の電子部品の良好な放熱と外部応力や
熱応力が電子部品に直接加わることのない電子部品の放
熱構造を提供することを目的とする。 【解決手段】プリント基板に搭載された高発熱性の電子
部品の発熱を筐体に伝導させて放熱する電子部品の放熱
構造において、筐体のプリント基板取り付け面側に設け
られ電子部品を囲う凹部と、凹部内を充満し電子部品の
発熱を筐体に伝導する熱伝導性に優れたゲェル状の伝導
部材とからなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板に搭載された
高温発熱体の電子部品の放熱に適した電子部品の放熱構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子部品の放熱構造を図8を用い
て説明する。
【0003】図8は従来の電子部品の放熱構造の要部の
概略を示す正面断面図である。
【0004】60は電子部品の放熱構造で、プリント基
板70、ダイキャストケース80および放熱シート90
などにより構成されている。
【0005】プリント基板70には高発熱素子71をは
じめその他の電子部品などが実装されており、また、ダ
イキャストケース80への取付孔などが形成されてい
る。
【0006】ダイキャストケース80は機器本体の筐体
で、プリント基板70の取付面側には、プリント基板7
0に実装された高発熱素子71の発熱を伝導する凸状の
熱伝導部81があり、プリント基板70の取付孔に対応
した位置には、プリント基板70の取付軸82が立設し
取付用のねじ孔が形成されている。
【0007】次に、電子部品の放熱構造60の組立を説
明する。
【0008】高発熱素子71をはじめその他の電子部品
などが実装されたプリント基板70の高発熱素子71側
をダイキャストケース80側に向け、ダイキャストケー
ス80の熱伝導部81の図示上面の所定の位置(プリン
ト基板70の高発熱素子71と取付孔に対応する位置)
に位置決めし、放熱シート90(両面接着シート)を用
いて高発熱素子71を熱伝導部81に接着固定する。次
に、位置決めされたプリント基板70の取付孔とダイキ
ャストケース80のねじ孔を合わせ、ねじ95により固
定する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の電子部
品の放熱構造60では、プリント基板70に実装された
発熱体の高発熱素子71の天面(図示下面)とダイカス
トケース80との間に薄い放熱シート90(両面接着シ
ート)を挟み込んで接着し、高発熱素子71の発生熱を
ダイカストケース80の方へ伝導させて放熱する構造と
なっている。しかし、素子類は一般的にシリコンなどの
部材が用いられておりショックや歪みに弱いので、高発
熱素子71とダイカストケース80との接着に薄い放熱
シート90が使われると、ダイカストケース80に加わ
る外部応力が、高発熱素子71に直接加わり高発熱素子
71を破壊したり、または、高発熱素子71の発熱によ
りダイカストケース80に発生した熱応力(歪み)が高
発熱素子71に直接加わり高発熱素子71を破壊して安
定した正常な働きを得ることができなくなるおそれがあ
る。
【0010】本発明は上述の問題を解決するもので、高
発熱性の電子部品の良好な放熱と外部応力や熱応力が電
子部品に直接加わることのない電子部品の放熱構造を提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の目的を達
成するもので、基板に搭載された高発熱性の電子部品の
発熱を筐体に伝導させて放熱する電子部品の放熱構造に
おいて、前記筐体の基板取り付け面側に設けられ前記電
子部品を囲う凹部と、熱伝導性に優れ前記凹部内を充満
し前記電子部品の発熱を前記筐体に伝導する伝導部材と
からなることを特徴とするものである。
【0012】また、基板に搭載された高発熱性の電子部
品の発熱を筐体に伝導させて放熱する電子部品の放熱構
造において、底部を有し前記電子部品を囲う蓋体と、前
記底部から伝導される熱を放熱する筐体と、熱伝導性に
優れ前記底部を前記筐体に接着させる接着部材と、熱伝
導性に優れ前記蓋体内を充満し前記電子部品の発熱を前
記筐体に伝導する伝導部材とからなることを特徴とする
ものである。
【0013】また、前記蓋体は、外周部が蛇腹状に形成
されていることを特徴とするものである。
【0014】また、前記蓋体には、開口部より円周方向
に延在し前記基板の孔に係止する係止爪が形成されてい
ることを特徴とするものである。
【0015】また、基板に搭載された高発熱性の電子部
品の発熱を筐体に伝導させて放熱する電子部品の放熱構
造において、筒状に形成され前記電子部品を囲う筒体
と、前記筒体内部から伝導される熱を放熱する筐体と、
熱伝導性に優れ前記筒体の端面を前記筐体に接着させる
接着部材と、熱伝導性に優れ前記筒体内を充満し前記発
熱を前記筐体に伝導する伝導部材とからなることを特徴
とするものである。
【0016】また、基板に搭載された高発熱性の電子部
品の発熱を筐体に伝導させて放熱する電子部品の放熱構
造において、前記電子部品全体を熱伝導性に優れた部材
で覆い、該電子部品の発熱を筐体に伝導する熱伝導部
と、前記熱伝導部の一面から伝導される熱を放熱する筐
体とからなることを特徴とするものである。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図1
を用いて説明する。
【0018】図1は本発明の第1の実施の形態に係る電
子部品の放熱構造の要部の概略を示す正面断面図であ
る。
【0019】10は電子部品の放熱構造で、プリント基
板20、ダイキャストケース25および充填部材17な
どにより構成されている。
【0020】プリント基板20には高発熱素子21をは
じめ、その他の電子部品などが実装されており、また、
ダイキャストケース25への取付孔や充填部材17の充
填孔22などが形成されている。
【0021】ダイキャストケース25は機器本体の筐体
で、プリント基板20の取付面側には、プリント基板2
0に実装された高発熱素子21の発熱を伝導する熱伝導
部26があり、熱伝導部26の図示上面には高発熱素子
21を囲うように凹部27が形成されている。また、プ
リント基板20の取付孔に対応した位置には、プリント
基板20の取付軸28が立設し取付用のねじ孔が形成さ
れている。尚、凹部27の開口端面と取付軸28の取付
面には、プリント基板20の高発熱素子21の実装面側
が当接するので同じ高さに揃えられている。
【0022】次に、電子部品の放熱構造10の組立を説
明する。
【0023】高発熱素子21をはじめその他の電子部品
などが実装されたプリント基板20の高発熱素子21の
実装面側を、ダイキャストケース25側(図示下方)に
し、高発熱素子21をダイキャストケース25の凹部2
7内に挿入すると共に、プリント基板20の取付孔とダ
イキャストケース25の取付軸28のねじ孔を合わせ、
ねじ29により固定する。次に、プリント基板20の充
填孔22より熱伝導性のよいゲル状の充填部材17(例
えばシリコンゴム樹脂または半固化状態に維持できる粉
状の樹脂など)を充填し所定の温度の雰囲気中で固化さ
せる。
【0024】以上説明したように本発明の第1の実施の
形態に係る電子部品の放熱構造10によれば、ダイキャ
ストケース25に高発熱素子21を囲う凹部27を設
け、凹部27に熱伝導性のよい充填部材17を充填する
ことにより、高発熱素子21の発生する高温の熱が、充
填部材17を介してダイキャストケース25の全方向へ
伝導され放熱されるので、高発熱素子21を熱破壊から
守り安定した正常な働きを得ることができる。
【0025】また、ダイキャストケース25の凹部27
の開口端面がプリント基板20の下面(高発熱素子21
の実装面)に当接しているので、ダイキャストケース2
5に外部応力が加わっても凹部27で外部応力の殆どが
受け止められ、さらに、充填部材17により吸収される
ので外部応力が高発熱素子21に直接加わることがなく
なり高発熱素子21を破損から守ることができる。
【0026】その他に、高発熱素子21が充填部材17
により凹部27内に密封され保護されているので防塵防
湿の効果が高まり、より使用条件の厳しい場所にも適用
することができる。従って、使用範囲が広がると共に品
質の向上と品質の向上に伴うコスト低減効果を得ること
ができる。
【0027】尚、凹部27の外周部および熱伝導部26
の図示下面などに放熱用のフィンを形成することにより
放熱効果をより向上させることができる。
【0028】次に、本発明の第2の実施の形態を図2を
用いて説明する。
【0029】図2は本発明の第2の実施の形態に係る電
子部品の放熱構造の要部の概略を示す正面断面図であ
る。尚、第2の実施の形態で第1の実施の形態と同じ構
成については同じ符号を付し説明を省略する。
【0030】11は電子部品の放熱構造で、プリント基
板20、ダイキャストケース30、樹脂枠35、充填部
材17および放熱シート18などにより構成されてい
る。
【0031】ダイキャストケース30は機器本体の筐体
で、プリント基板20の取付面側には、プリント基板2
0に実装された高発熱素子21の発熱を伝導する凸状の
熱伝導部31があり、また、プリント基板20の取付孔
に対応した位置には、プリント基板20の取付軸32が
立設し取付用のねじ孔が形成されている。
【0032】樹脂枠35(蓋体に相当)は、方形の升形
状をしておりプリント基板20に実装された高発熱素子
21の囲いで、充填部材17を充填するときの枠とな
る。樹脂枠35の材料には熱伝導性のよい樹脂部材が用
いられ成形加工などにより形成される。尚、熱伝導部3
1の図示上面に固定された樹脂枠35の開口端面と取付
軸32の取付面には、プリント基板20の高発熱素子2
1の実装面側が当接するので同じ高さに揃えられてい
る。
【0033】次に、電子部品の放熱構造11の組立を説
明する。
【0034】先ず、ダイキャストケース30の熱伝導部
31の図示上面の所定の位置(プリント基板20に実装
された高発熱素子21に対応する位置)に、両面接着機
能を有する放熱シート18(接着部材に相当、接着剤で
も可)を用いて樹脂枠35を接着固定する。次に、高発
熱素子21をはじめその他の電子部品などが実装された
プリント基板20の高発熱素子21の実装面側を樹脂枠
35側にし、高発熱素子21を樹脂枠35内に挿入する
と共に、プリント基板20の取付孔をダイキャストケー
ス30の取付軸32のねじ孔と合わせ、ねじ29により
固定する。次に、プリント基板20の充填孔22より熱
伝導性のよいゲル状の充填部材17を充填し所定の温度
の雰囲気中で固化させる。
【0035】以上説明したように本発明の第2の実施の
形態に係る電子部品の放熱構造11によれば、ダイキャ
ストケース30に高発熱素子21を囲う樹脂枠35をダ
イキャストケース30と別体にすることにより、高発熱
素子21の実装位置の異なる複数種類のプリント基板に
も対応することができるので、ダイキャストケースの共
通化が図れコスト低減につながる。
【0036】その他に、第1の実施の形態と同じように
樹脂枠35内に充填された充填部材17により、高発熱
素子21の発生する高温の熱が充填部材17を介してダ
イキャストケース30の方向へ伝導され放熱されるの
で、高発熱素子21を熱破壊から守り安定した正常な働
きを得ることができる。また、ダイキャストケース30
に外部応力が加わっても、その殆どが樹脂枠35により
吸収され、また充填部材17でも吸収されるので、外部
応力が高発熱素子21に直接加わることがなくなり、高
発熱素子21を破損から守ることができる。さらに、高
発熱素子21が充填部材17により樹脂枠35内に密封
され保護されているので防塵防湿の効果が高まり、より
使用条件の厳しい場所にも適用することができる。従っ
て、使用範囲が広がると共に品質の向上と品質の向上に
伴うコスト低減効果を得ることができる。
【0037】尚、第2の実施の形態では高発熱素子21
を囲う部分を樹脂枠35としたが、熱伝導性と剛性を高
めるために熱伝導性のよい部材、例えば金属フィラーな
どを混入した樹脂部材を用いて形成することもできる。
その他に、樹脂枠35を例えば熱伝導性のよいアルミニ
ューム部材などを用いた金属枠にすることにより熱伝導
性と剛性をさらに高めることができるので品質の向上が
図れる。
【0038】尚、樹脂枠35の外周に放熱用のフィンを
形成することにより放熱効果をより向上させることがで
きる。
【0039】次に、本発明の第3の実施の形態を図3を
用いて説明する。
【0040】図3は本発明の第3の実施の形態に係る電
子部品の放熱構造の要部の概略を示す正面断面図であ
る。尚、第3の実施の形態で第1および第2の実施の形
態と同じ構成については同じ符号を付し説明を省略す
る。
【0041】12は電子部品の放熱構造で、プリント基
板20、ダイキャストケース30、ばね枠37、充填部
材17および放熱シート18などにより構成されてい
る。
【0042】ばね枠37(蓋体に相当)は、方形の升形
状で外周4面は蛇腹状になっており、プリント基板20
に実装された高発熱素子21の囲いであり、充填部材1
7を充填するときの枠となる。ばね枠37の材料には熱
伝導性のよい樹脂部材が用いられ成形加工などにより形
成される。その他に、軽くて熱伝導性のよいアルミニュ
ーム板などが用いられプレス加工などにより形成され
る。尚、熱伝導部31の図示上面に固定されたばね枠3
7の開口端面と取付軸32の取付面には、プリント基板
20の高発熱素子21の実装面が当接するので同じ高さ
に揃えられている。
【0043】次に、電子部品の放熱構造12の組立を説
明する。
【0044】先ず、ダイキャストケース30の熱伝導部
31の図示上面の所定の位置(プリント基板20に実装
された高発熱素子21に対応する位置)に放熱シート1
8を用いてばね枠37を接着固定する。次に、高発熱素
子21をはじめその他の電子部品などが実装されたプリ
ント基板20の高発熱素子21の実装面側をばね枠37
側にし、高発熱素子21をばね枠37内に挿入すると共
に、プリント基板20の取付孔とダイキャストケース3
0の取付軸32のねじ孔を合わせ、ねじ29により固定
する。次に、プリント基板20の充填孔22より熱伝導
性のよいゲル状の充填部材17を充填し所定の温度の雰
囲気中で固化させる。
【0045】以上説明したように本発明の第3の実施の
形態に係る電子部品の放熱構造12によれば、ダイキャ
ストケース30に高発熱素子21を囲う、ばね枠37の
外周4面を蛇腹状に形成することにより、充填部材17
との接触面積が増え放熱効果がさらに向上する。その結
果、高発熱素子21の発生する高温の熱が充填部材17
を介してダイキャストケース30の方向へ伝導され放熱
されるので、高発熱素子21を熱破壊から守り安定した
正常な働きを得ることができる。さらに、ダイキャスト
ケース30に外部応力が加わってもばね枠37と充填部
材17により吸収され、外部応力が高発熱素子21に直
接加わることがなくなり高発熱素子21を破損から守る
ことができる。
【0046】その他に、第1および第2の実施の形態と
同じように高発熱素子21が、充填部材17によりばね
枠37内に密封され保護されているので防塵防湿の効果
が高まり、より使用条件の厳しい場所にも適用すること
ができる。従って、使用範囲が広がると共に品質の向上
と品質の向上に伴うコスト低減効果を得ることができ
る。また、ばね枠37をダイキャストケース30と別体
にすることにより、高発熱素子21の実装位置の異なる
複数種類のプリント基板にも対応することができるの
で、ダイキャストケースの共通化が図れコスト低減につ
ながる。
【0047】次に、本発明の第4の実施の形態を図4を
用いて説明する。
【0048】図4は本発明の第4の実施の形態に係る電
子部品の放熱構造の要部を示す概略図で、(a)正面断
面図(一部断面図)、(b)C矢視図(一部断面図)で
ある。尚、第4の実施の形態で第1および第2の実施の
形態と同じ構成については同じ符号を付し説明を省略す
る。
【0049】13は電子部品の放熱構造で、プリント基
板20、ダイキャストケース30、樹脂枠40、充填部
材17および放熱シート18などにより構成されてい
る。
【0050】樹脂枠40(蓋体に相当)は、方形の升形
状でプリント基板20に実装された高発熱素子21の囲
いであり、充填部材17を充填するときの枠となる。樹
脂枠40の開口端面42の対向する4面には開口端面4
2より垂直方向(図示上方)に延在し、プリント基板2
0に形成された孔23に挿入する板状の爪41が形成さ
れている。樹脂枠40の材料には樹脂部材が用いられ樹
脂成形加工により形成される。
【0051】次に、電子部品の放熱構造13の組立を説
明する。
【0052】先ず、プリント基板20に実装された高発
熱素子21に被せるように、樹脂枠40の爪41をプリ
ント基板20の孔23に、樹脂枠40の開口端面42が
高発熱素子21の実装面に当接するまで挿入する。この
状態で、プリント基板20の孔23と爪41の挿入部
(孔23周辺と爪41の表面)を接着剤などにより接着
し仮止部19を形成し固定する。次に、プリント基板2
0の充填孔22より熱伝導性のよいゲル状の充填部材1
7を充填し所定の温度の雰囲気中で固化させる。そし
て、ダイキャストケース30の熱伝導部31の図示上面
の所定の位置(プリント基板20に固定された樹脂枠4
0と取付孔に対応する位置)に位置決めし、放熱シート
18(両面接着シート)を用いて樹脂枠40を熱伝導部
31に接着固定する。次に、位置決めされたプリント基
板20の取付孔とダイキャストケース30の取付軸32
のねじ孔を合わせ、ねじ29により固定する。
【0053】以上説明したように本発明の第4の実施の
形態に係る電子部品の放熱構造13によれば、ダイキャ
ストケース30に高発熱素子21を囲う樹脂枠40に爪
41を設け、プリント基板20に仮止めした状態で樹脂
枠40に充填部材17を充填し固化させた後に、プリン
ト基板20をダイキャストケース30に固定するので、
時間のかかる充填部材17を固化させるまでの工程と、
短時間でできるプリント基板20をダイキャストケース
30に組付ける作業とが別工程で進めることができる。
従って、時間のかかる工程を先行させて両方の組立時間
差を調整することにより組立時間の無駄が減少し、組立
作業の効率化が図れコスト低減につながる。
【0054】また、樹脂枠40の開口端面42がプリン
ト基板20の下面(高発熱素子21の実装面)に当接し
ているので、ダイキャストケース30に外部応力が加わ
っても樹脂枠40で外部応力の殆どが受け止められ、さ
らに、充填部材17により吸収されるので外部応力が高
発熱素子21に直接加わることがなくなり高発熱素子2
1を破損から守ることができる。
【0055】その他に、第1および第2の実施の形態と
同じように高発熱素子21の発生する高温の熱が充填部
材17を介してダイキャストケース30の方向へ伝導さ
れ放熱されるので、高発熱素子21を熱破壊から守り安
定した正常な働きを得ることができる。また、高発熱素
子21が、充填部材17により樹脂枠40内に密封され
保護されているので防塵防湿の効果が高まり、より使用
条件の厳しい場所にも適用することができる。従って、
使用範囲が広がると共に品質の向上と品質の向上に伴う
コスト低減効果を得ることができる。また、樹脂枠40
をダイキャストケース30と別体にすることにより、高
発熱素子21の実装位置の異なる複数種類のプリント基
板にも対応することができるので、ダイキャストケース
の共通化が図れコスト低減につながる。
【0056】次に、本発明の第5の実施の形態を図5を
用いて説明する。
【0057】図5は本発明の第5の実施の形態に係る電
子部品の放熱構造の要部を示す概略図で、(a)正面図
(一部断面図)、(b)A部拡大図(一部断面図)、
(c)B矢視図である。尚、第5の実施の形態で第1お
よび第2の実施の形態と同じ構成については同じ符号を
付し説明を省略する。
【0058】14は電子部品の放熱構造で、プリント基
板20、ダイキャストケース30、樹脂枠45、充填部
材17および放熱シート18などにより構成されてい
る。
【0059】樹脂枠45(蓋体に相当)は、方形の升形
状でプリント基板20に実装された高発熱素子21の囲
いであり、充填部材17を充填するときの枠となる。樹
脂枠45の開口端部の対向する4面には、プリント基板
20に形成された孔23に係止する係止爪46が、外周
方向に延在し外周端から図示上方の中心方向へ傾斜して
形成されている。また、係止爪46と底部との間の板厚
の一部が全周にわたり薄くなるように溝48が形成され
ている。樹脂枠40の材料には樹脂部材が用いられ樹脂
成形加工により形成される。
【0060】次に、電子部品の放熱構造14の組立を説
明する。
【0061】先ず、プリント基板20に実装された高発
熱素子21に被せるように、樹脂枠45の係止爪46を
プリント基板20の孔23に挿入すると、孔23により
係止爪46が矢印右方向(中心方向)へ撓みながら進
み、係止爪46の係止面49がプリント基板20の上面
を通過すると、係止爪46が矢印左方向(外側方向へ戻
り元の状態になり、係止爪46の係止面49がプリント
基板20の孔23の上面に係止する。この状態で樹脂枠
45は、係止爪46の係止面49と開口端面47とでプ
リント基板20を挟み付けて固定される。次に、プリン
ト基板20の充填孔22より熱伝導性のよいゲル状の充
填部材17を充填し、所定の温度の雰囲気中で固化させ
る。そして、プリント基板20の樹脂枠45側をダイキ
ャストケース30側とし、ダイキャストケース30の熱
伝導部31の図示上面の所定の位置(プリント基板20
に固定された樹脂枠45と取付孔に対応する位置)に位
置決めし、放熱シート18(両面接着シート)を用いて
樹脂枠45を熱伝導部31に接着固定する。次に、位置
決めされたプリント基板20の取付孔とダイキャストケ
ース30の取付軸32のねじ孔を合わせ、ねじ29によ
り固定する。
【0062】以上説明したように本発明の第5の実施の
形態に係る電子部品の放熱構造14によれば、高発熱素
子21を囲う樹脂枠45に係止爪46を設けることによ
り、プリント基板20への固定がワンタッチできるよう
になり、さらに充填部材17を充填し固化させた後に、
プリント基板20をダイキャストケース30に固定する
ので、時間のかかる充填部材17を固化させるまでの工
程と、短時間でできるプリント基板20をダイキャスト
ケース30に組付ける作業とが別工程で進めることがで
きる。従って、時間のかかる工程を先行させて両方の組
立時間差を調整することにより組立時間の無駄が減少
し、組立作業の効率化が図れコスト低減につながる。
【0063】また、樹脂枠45の開口端面47がプリン
ト基板20の下面に当接しているので、ダイキャストケ
ース30に外部応力が加わっても開口端面47で外部応
力の殆どが受け止められ、さらに、樹脂枠45の外周に
溝48が形成されていることにより樹脂枠45に柔軟性
ができ、充填部材17の弾性とで外部応力が吸収され
る。その結果、外部応力が高発熱素子21に直接加わる
ことがなくなり、高発熱素子21を破損から守ることが
できる。
【0064】その他に、第1および第2の実施の形態と
同じように高発熱素子21の発生する高温の熱が充填部
材17を介してダイキャストケース30の方向へ伝導さ
れ放熱されるので、高発熱素子21を熱破壊から守り安
定した正常な働きを得ることができる。また、高発熱素
子21が充填部材17と樹脂枠40により保護されるの
で防塵防湿の効果が高まり、より使用条件の厳しい場所
にも適用することができる。従って、使用範囲が広がる
と共に品質の向上と品質の向上に伴うコスト低減効果を
得ることができる。また、樹脂枠40をダイキャストケ
ース30と別体にすることにより、高発熱素子21の実
装位置の異なる複数種類のプリント基板にも対応するこ
とができるので、ダイキャストケースの共通化が図れコ
スト低減につながる。
【0065】次に、本発明の第6の実施の形態を図6を
用いて説明する。
【0066】図6は本発明の第6の実施の形態に係る電
子部品の放熱構造の要部の概略を示す正面断面図であ
る。尚、第6の実施の形態で第1および第2の実施の形
態と同じ構成については同じ符号を付し説明を省略す
る。
【0067】15は電子部品の放熱構造で、プリント基
板20、ダイキャストケース30、樹脂枠50、充填部
材17および放熱シート52(樹脂枠50の端面形状と
略同じ形状をしており両面接着機能を有するシート)な
どにより構成されている。
【0068】樹脂枠50は、方形の筒形状をしておりプ
リント基板20に実装された高発熱素子21の囲いで、
充填部材17を充填するときの枠となる。樹脂枠50の
材料には熱伝導性のよい樹脂部材が用いられ成形加工な
どにより形成される。尚、ダイキャストケース30熱伝
導部31の図示上面に固定された樹脂枠50の上端面5
1と取付軸32の取付面には、プリント基板20の高発
熱素子21の実装面側が当接するので同じ高さに揃えら
れている。
【0069】次に、電子部品の放熱構造15の組立を説
明する。
【0070】先ず、ダイキャストケース30の熱伝導部
31の図示上面の所定の位置(プリント基板20に実装
された高発熱素子21に対応する位置)に、樹脂枠50
の端面の形状と略同じ環状の放熱シート52(両面接着
シート)を用いて樹脂枠50を接着固定する。次に、高
発熱素子21をはじめその他の電子部品などが実装され
たプリント基板20の高発熱素子21の実装面側を樹脂
枠50の方向にし、高発熱素子21を樹脂枠50内に挿
入し、プリント基板20の取付孔とダイキャストケース
30の取付軸32のねじ孔を合わせ、ねじ29により固
定する。次に、プリント基板20の充填孔22より熱伝
導性のよいゲル状の充填部材17を充填し、所定の温度
の雰囲気中で固化させる。
【0071】以上説明したように本発明の第6の実施の
形態に係る電子部品の放熱構造15によれば、樹脂枠5
0を筒形状にし、放熱シート52を環状に形成すること
により、樹脂枠50に充填された充填部材17がダイキ
ャストケース30の熱伝導部31に直接接するので、ダ
イキャストケース30への熱伝導効率が向上し高発熱素
子21の発生する高温の熱の放熱効果が向上する。その
結果、高発熱素子21を熱破壊から守り安定した正常な
働きを得ることができる。
【0072】その他に、第1および第2の実施の形態と
同じようにダイキャストケース30に外部応力が加わっ
ても、樹脂枠50の上端面51がプリント基板20の高
発熱素子21実装面に当接しているので、ダイキャスト
ケース30に外部応力が加わっても上端面51で外部応
力の殆どが受け止められ、さらに、充填部材17により
吸収されるので、外部応力が高発熱素子21に直接加わ
ることがなくなり、高発熱素子21を破損から守ること
ができる。
【0073】さらに、高発熱素子21が、充填部材17
により樹脂枠50内に密封され保護されているので防塵
防湿の効果が高まり、より使用条件の厳しい場所にも適
用することができる。従って、使用範囲が広がると共に
品質の向上と品質の向上に伴うコスト低減効果を得るこ
とができる。
【0074】また樹脂枠50をダイキャストケース30
と別体にすることにより、高発熱素子21の実装位置の
異なる複数種類のプリント基板にも対応することができ
るので、ダイキャストケースの共通化が図れコスト低減
につながる。
【0075】尚、樹脂枠50を例えば熱伝導性のよいア
ルミニューム部材などを用いた金属枠にすることによ
り、熱伝導性と剛性をさらに高めることができるので品
質の向上が図れる。また、樹脂枠50の外周部に筒方向
または周方向に放熱用のフィンを設けることによりさら
に放熱効果が向上する。
【0076】次に、本発明の第7の実施の形態を図7を
用いて説明する。
【0077】図7は本発明の第7の実施の形態に係る電
子部品の放熱構造の要部の概略を示す正面断面図であ
る。尚、第7の実施の形態で第1および第2の実施の形
態と同じ構成については同じ符号を付し説明を省略す
る。
【0078】16は電子部品の放熱構造で、プリント基
板20、ダイキャストケース30、熱伝導樹脂部55お
よび放熱シート18などにより構成されている。
【0079】熱伝導樹脂部55は、プリント基板20に
実装された高発熱素子21全体を覆い高発熱素子21の
発生する高温の発熱をダイキャストケース30の方向へ
伝導するものである。熱伝導樹脂部55を形成する第1
の方法としては、熱伝導樹脂部55の形状に相当する凹
部を有する形成治具(図示省略)などを用い、前記凹部
に高発熱素子21を挿入し、プリント基板20の充填孔
22より熱伝導性のよいゲル状の充填部材17を充填
し、固化させた後に形成治具を取り外す。
【0080】その他の方法としては、プリント基板に実
装された高発熱素子21を天面方向に向けて置き、高発
熱素子21全体を覆うように熱伝導性のよいゲル状の充
填部材を滴下し、所定の温度で固化させて熱伝導樹脂部
を形成した後に、熱伝導樹脂部の天面を、ダイキャスト
ケース30の熱伝導部31の図示上面の所定の位置に接
着固定することもできる。この場合には、熱伝導樹脂部
の高さ方向の寸法(平面度を含む)が一定しにくいの
で、放熱シート18の代わりに熱伝導性のよい接着剤な
どにより接着固定する必要がある。
【0081】次に、電子部品の放熱構造16の組立を説
明する。
【0082】先に形成されたプリント基板20の熱伝導
樹脂部55の一面(図示下面)を、ダイキャストケース
30の凸状の熱伝導部31の図示上面の所定の位置(プ
リント基板20に固定された熱伝導樹脂部55と取付孔
に対応する位置)に位置決めし、放熱シート18(両面
接着シート)を用いて熱伝導樹脂部55を熱伝導部31
に接着固定する。尚、熱伝導樹脂部55とダイキャスト
ケース30の凸状の熱伝導部31との間に放熱シート1
8を用いずに、直接密着するように固定してもよい。次
に、位置決めされたプリント基板20の取付孔と、ダイ
キャストケース30の取付軸32のねじ孔を合わせ、ね
じ29により固定する。
【0083】以上説明したように本発明の第7の実施の
形態に係る電子部品の放熱構造16によれば、高発熱素
子21を囲う熱伝導樹脂部55がダイキャストケース3
0の凸状の熱伝導部31の図示上面に直接接着されるの
で、ダイキャストケース30への熱伝導率が向上する。
また、熱伝導樹脂部55を加工させた後に、プリント基
板20をダイキャストケース30の凸状の熱伝導部31
に固定するので、時間のかかる熱伝導樹脂部55を固化
させるまでの工程と、短時間でできるプリント基板20
をダイキャストケース30に組付ける作業とが別工程で
進めることができる。従って、時間のかかる工程を先行
させて両方の組立時間差を調整することにより組立時間
の無駄が減少し、組立作業の効率化が図れコスト低減に
つながる。
【0084】また、ダイキャストケース30に外部応力
が加わっても応力は、熱伝導樹脂部55を介して高発熱
素子21の周辺へ逃げ、熱伝導樹脂部55により吸収さ
れるので、外部応力が高発熱素子21に直接加わること
がなくなり、高発熱素子21を破損から守ることができ
る。
【0085】その他に、第1および第2の実施の形態と
同じように高発熱素子21の発生する高温の熱が、熱伝
導樹脂部55を介してダイキャストケース30の方向へ
伝導され放熱されるので、高発熱素子21を熱破壊から
守り安定した正常な働きを得ることができる。また、高
発熱素子21が熱伝導樹脂部55により保護されるので
防塵防湿の効果が高まり、より使用条件の厳しい場所に
も適用することができる。従って、使用範囲が広がると
共に品質の向上と品質の向上に伴うコスト低減効果を得
ることができる。
【0086】尚、本発明の第1乃至第7の実施の形態で
は、機器本体の筐体をダイキャストケースとして説明し
たが、これに限らず板金部材により形成された筐体にも
適用でき、本発明と同じ効果を得ることができる。
【0087】また、充填部材17を注入する枠の形状
(高発熱素子21を囲う形状)を方形としたが、これに
限らず高発熱素子21に対応して枠の形状を、例えば円
筒形状などにすることができる。
【0088】その他に、樹脂枠35、40および50の
周回方向の一部を全周にわたり薄く形成し撓みやすくし
て外部応力を吸収しやすくすることができる。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、高
発熱性の電子部品の良好な放熱と外部応力や熱応力が電
子部品に直接加わることのない電子部品の放熱構造を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る電子部品の放
熱構造の要部の概略を示す正面断面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る電子部品の放
熱構造の要部の概略を示す正面断面図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係る電子部品の放
熱構造の要部の概略を示す正面断面図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態に係る電子部品の放
熱構造の要部を示す概略図である。
【図5】本発明の第5の実施の形態に係る電子部品の放
熱構造の要部を示すの概略図である。
【図6】本発明の第6の実施の形態に係る電子部品の放
熱構造の要部の概略を示す正面断面図である。
【図7】本発明の第7の実施の形態に係る電子部品の放
熱構造の要部の概略を示す正面断面図である。
【図8】従来の電子部品の放熱構造の要部の概略を示す
正面断面図である。
【符号の説明】
10,11,12,13,14,15,16・・電子部
品の放熱構造 17・・充填部材 18,52・・放熱シート 19・・仮止部 20・・プリント基板 21・・高発熱素子 22・・充填孔 23・・孔 25,30・・ダイキャストケース 26,31・・熱伝導部 27・・凹部 28,32・・取付軸 35,40,45,50・・樹脂枠 37・・ばね枠 41・・爪 42,47・・開口端面 46・・係止爪 48・・溝 49・・係止面 51・・上端面 55・・熱伝導樹脂部
フロントページの続き (72)発明者 佐伯 高章 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28号 富士通テン株式会社内 (72)発明者 森 茂 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28号 富士通テン株式会社内 Fターム(参考) 5E322 AA03 AB01 AB04 AB06 AB09 FA05 FA06 5F036 AA01 BA23 BB21 BC24 BC35

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に搭載された高発熱性の電子部品の
    発熱を筐体に伝導させて放熱する電子部品の放熱構造に
    おいて、 前記筐体の基板取り付け面側に設けられ前記電子部品を
    囲う凹部と、 熱伝導性に優れ前記凹部内を充満し前記電子部品の発熱
    を前記筐体に伝導する伝導部材とからなることを特徴と
    する電子部品の放熱構造。
  2. 【請求項2】 基板に搭載された高発熱性の電子部品の
    発熱を筐体に伝導させて放熱する電子部品の放熱構造に
    おいて、 底部を有し前記電子部品を囲う蓋体と、 前記底部から伝導される熱を放熱する筐体と、 熱伝導性に優れ前記底部を前記筐体に接着させる接着部
    材と、 熱伝導性に優れ前記蓋体内を充満し前記電子部品の発熱
    を前記筐体に伝導する伝導部材とからなることを特徴と
    する電子部品の放熱構造。
  3. 【請求項3】 前記蓋体は、外周部が蛇腹状に形成され
    ていることを特徴とする請求項2に記載の電子部品の放
    熱構造。
  4. 【請求項4】 前記蓋体には、開口部より円周方向に延
    在し前記基板の孔に係止する係止爪が形成されているこ
    とを特徴とする請求項2に記載の電子部品の放熱構造。
  5. 【請求項5】 基板に搭載された高発熱性の電子部品の
    発熱を筐体に伝導させて放熱する電子部品の放熱構造に
    おいて、 筒状に形成され前記電子部品を囲う筒体と、 前記筒体内部から伝導される熱を放熱する筐体と、 熱伝導性に優れ前記筒体の端面を前記筐体に接着させる
    接着部材と、 熱伝導性に優れ前記筒体内を充満し前記電子部品の発熱
    を前記筐体に伝導する伝導部材とからなることを特徴と
    する電子部品の放熱構造。
  6. 【請求項6】 基板に搭載された高発熱性の電子部品の
    発熱を筐体に伝導させて放熱する電子部品の放熱構造に
    おいて、 前記電子部品全体を熱伝導性に優れた部材で覆い、該電
    子部品の発熱を筐体に伝導する熱伝導部と、 前記熱伝導部の一面から伝導される熱を放熱する筐体と
    からなることを特徴とする電子部品の放熱構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010045067A (ja) * 2008-08-08 2010-02-25 Panasonic Corp 実装構造体および電子機器
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JP2015019085A (ja) * 2008-12-22 2015-01-29 株式会社カネカ 放熱構造体
CN105324012A (zh) * 2014-07-31 2016-02-10 株式会社电装 电子装置、具有电子装置的驱动设备以及电子装置的制造方法

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