JPH11154723A - Icリードフレームのディプレス金型及びディプレス方法 - Google Patents

Icリードフレームのディプレス金型及びディプレス方法

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Publication number
JPH11154723A
JPH11154723A JP33782697A JP33782697A JPH11154723A JP H11154723 A JPH11154723 A JP H11154723A JP 33782697 A JP33782697 A JP 33782697A JP 33782697 A JP33782697 A JP 33782697A JP H11154723 A JPH11154723 A JP H11154723A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead frame
depressing
die
punch
lead
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33782697A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Murakami
一則 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dantani Plywood Co Ltd
Original Assignee
Dantani Plywood Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dantani Plywood Co Ltd filed Critical Dantani Plywood Co Ltd
Priority to JP33782697A priority Critical patent/JPH11154723A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 仮にリードフレームの上に小さな異物が載っ
ていても製品不良が発生しにくく、更にディプレス時の
荷重を軽減してリードピンの変形を極力防止できるIC
リードフレームのディプレス金型及びディプレス方法を
提供する。 【解決手段】 対となるダイ12とパンチ11を備え、
プレス加工されたICリードフレームを、パンチ11の
周囲に設けられたストリッパー13によって押圧した状
態で、ICリードフレームのアイランド部16をディプ
レスする金型において、ストリッパー13には、ディプ
レス時にアイランド部16を支持する吊りリードのみに
当接する突出保持部19を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICリードフレー
ムにICを取付けるアイランド部分をディプレスする場
合に使用するICリードフレームのディプレス金型及び
そのディプレス方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ICリードフレームのアイランド
部を周辺部より押し下げるディプレス加工は、図2
(A)、(B)に示すように、一対の嵌合するパンチ5
0及びダイ51によって実施される。パンチ50の周囲
にはストリッパー52を備え、リードフレーム53のア
イランド部54を含むディプレスする部分以外の所(例
えば、リードピン)をストリッパー52によって押圧し
た状態で、パンチ50を下降させてアイランド部54の
ディプレスを行っている。なお、55は吊りリードであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例え
ば、アイランド部54の外側にあるリードピンの表面に
テープの間紙等の異物が付着していた場合、このままの
状態でディプレス処理を行うと、付着した異物が圧締さ
れて打痕となり、製品不良の原因となる。また、リード
フレームはアイランド部の周囲を固定した状態でディプ
レスされるので、実際に押圧固定する吊りリードの部分
の圧力を適正にするため、リードフレームを保持するた
めの圧力が大きくなって、場合によっては、リードピン
に内部応力を発生させて、変形が発生する場合があると
いう問題があった。本発明はかかる事情に鑑みてなされ
たもので、仮にリードフレームの上に小さな異物が載っ
ていても製品不良が発生しにくく、更にディプレス時の
荷重を軽減してリードピンの変形を極力防止できるIC
リードフレームのディプレス金型及びディプレス方法を
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載のICリードフレームのディプレス金型は、対とな
るダイとパンチを備え、プレス加工されたICリードフ
レームを、前記パンチの周囲に設けられたストリッパー
によって押圧した状態で、前記ICリードフレームのア
イランド部をディプレスする金型において、前記ストリ
ッパーには、ディプレス時に前記アイランド部を支持す
る吊りリードのみに当接する突出保持部を設けている。
また、請求項2記載のICリードフレームのディプレス
方法は、対となるダイとパンチを備え、プレス加工され
たICリードフレームを、前記パンチの周囲に設けられ
たストリッパーによって押圧した状態で、前記パンチを
前記ダイに近づけて、前記ICリードフレームのアイラ
ンド部をディプレスする方法において、前記ストリッパ
ーには、ディプレス時に前記アイランド部を支持する吊
りリードのみに当接する突出保持部が設けられ、ディプ
レス時に、前記突出保持部によって、前記吊りリードを
固定した状態で、前記アイランド部のディプレスを行っ
ている。
【0005】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図1は本発明の一実施の形
態に係るICリードフレームのディプレス金型の断面図
である。
【0006】図1(A)、(B)に示すように、本発明
の一実施の形態に係るICリードフレームのディプレス
金型10は、上下動するパンチ11とこれと対となるダ
イ12と、パンチ11の周囲に設けられたストリッパー
13とを有している。以下、これらについて詳しく説明
する。
【0007】前記パンチ11は、プレス加工されたリー
ドフレーム14(ICリードフレーム)のディプレスさ
れる領域に対応する凸部15を有し、リードフレーム1
4のアイランド部16に対応する部分には窪み17が形
成されている。このパンチ11を囲むストリッパー13
は、リードフレーム14の4本の吊りリード18に対応
する部分にそれぞれ突出保持部19を有している。この
突出保持部19の高さは、リードフレーム14の厚み程
度で十分であり、具体的には0.1〜0.5mm程度で
ある。
【0008】前記ダイ12は、前記パンチ11と対とな
って、リードフレーム14のディプレス金型を形成して
いる。このパンチ11、ダイ12、及びこれに付属する
部分は周知の構造となっているので、その詳しい説明を
省略する。
【0009】以上のように、本発明の一実施の形態に係
るICリードフレームのディプレス金型10は構成され
ているので、使用にあっては、ディプレス中には、スト
リッパー13の下部に設けたそれぞれの突出保持部19
がリードフレーム14の4本の吊りリード18を押圧し
て保持し、その他の部分にはストリッパー13が当接し
ない。従って、仮にリードフレーム14の上に小さな異
物があっても、ストリッパー13によって押圧されてリ
ードフレーム14上の打疵とはならない。また、ディプ
レス変形される吊りリード18の一部分のみを固定した
状態でディプレスを行うので、比較的小さな押圧力で済
み、結果としてリードフレームの変形や内部応力等が生
じない。
【0010】前記実施の形態は、4本の吊りリードを有
するリードフレームについて説明したが、2本又はそれ
以外の数の吊りリードを有するリードフレームについて
も本発明は適用される。
【0011】
【発明の効果】請求項1記載のICリードフレームのデ
ィプレス金型、及び請求項2記載のICリードフレーム
のディプレス方法においては、ストリッパーにアイラン
ド部に連接される吊りリードのみを保持する突出保持部
を設けたので、例えば、リードピンの表面にテープ等の
間紙、繊維等の異物が付着しても、打痕を生じない。ま
た、ストリッパーで直接リードピンを押さないので、リ
ードピンに変形や残留応力が生じ難く、少ない圧力で確
実に成形できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るICリードフレー
ムのディプレス金型を示す図面であって、(A)はその
概略断面図、(B)はその概略平面図である。
【図2】従来例に係るICリードフレームのディプレス
金型を示す図面であって、(A)はその概略断面図、
(B)はその概略平面図である。
【符号の説明】
10 ICリードフレームのディプレス金型 11 パンチ 12 ダイ 13 ストリッパー 14 リードフ
レーム 15 凸部 16 アイラン
ド部 17 窪み 18 吊りリー
ド 19 突出保持部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対となるダイとパンチを備え、プレス加
    工されたICリードフレームを、前記パンチの周囲に設
    けられたストリッパーによって押圧した状態で、前記I
    Cリードフレームのアイランド部をディプレスする金型
    において、 前記ストリッパーには、ディプレス時に前記アイランド
    部を支持する吊りリードのみに当接する突出保持部を設
    けたことを特徴とするICリードフレームのディプレス
    金型。
  2. 【請求項2】 対となるダイとパンチを備え、プレス加
    工されたICリードフレームを、前記パンチの周囲に設
    けられたストリッパーによって押圧した状態で、前記パ
    ンチを前記ダイに近づけて、前記ICリードフレームの
    アイランド部をディプレスする方法において、 前記ストリッパーには、ディプレス時に前記アイランド
    部を支持する吊りリードのみに当接する突出保持部が設
    けられ、ディプレス時に、前記突出保持部によって、前
    記吊りリードを固定した状態で、前記アイランド部のデ
    ィプレスを行うことを特徴とするICリードフレームの
    ディプレス方法。
JP33782697A 1997-11-20 1997-11-20 Icリードフレームのディプレス金型及びディプレス方法 Pending JPH11154723A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007324402A (ja) * 2006-06-01 2007-12-13 Shinko Electric Ind Co Ltd リードフレームとその製造方法及び半導体装置

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