JPH07335805A - リードフレームのディプレス装置 - Google Patents

リードフレームのディプレス装置

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JPH07335805A
JPH07335805A JP15156894A JP15156894A JPH07335805A JP H07335805 A JPH07335805 A JP H07335805A JP 15156894 A JP15156894 A JP 15156894A JP 15156894 A JP15156894 A JP 15156894A JP H07335805 A JPH07335805 A JP H07335805A
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JP
Japan
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lead frame
depress
punch
support bar
support block
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JP15156894A
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Katsufusa Fujita
勝房 藤田
Yasumasa Mitsui
康誠 三井
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Mitsui High Tec Inc
Original Assignee
Mitsui High Tec Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パットの変形を防止すると共に、均一な折り
曲げ加工を行うことができるリードフレームのディプレ
ス装置を提供する。 【構成】 上型と下型12とから構成され、リードフレ
ームのサポートバーを所定位置まで押し下げて、前記サ
ポートバーに支持せしめられるパットを下方へ変位させ
るためのディプレス装置10であって、前記上型に配設
され、所望の形状にサポートバーを曲げるためのディプ
レスパンチ11と、前記下型12に少しの隙間を有して
配設され、前記ディプレスパンチ11と対となる支持ブ
ロック13と、前記支持ブロック13を首振り及び昇降
可能に支持する自動調心支持部材14と、前記支持ブロ
ック13をディプレスパンチ方向に押圧する付勢手段1
5とを有してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリードフレームのディプ
レス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造に用いられるリードフ
レームは、インナーリード、アウターリード、タイバ
ー、素子搭載用のパット、サポートバーなどから構成さ
れ、スタンピング又はエッチングにより形状加工がなさ
れた後、インナーリード先端やパットに貴金属めっきが
行われる。このとき、実装状態でパット上に搭載される
半導体チップ上面とこれに接続されるインナーリード先
端とが同一平面上に位置するようにするため、サポート
バーを押し曲げてパットを所定の高さだけ下方へ変位さ
せるためのディプレスが行われている。
【0003】通常、ディプレスは、金型によってサポー
トバーの所定箇所を折り曲げるが、このディプレス用金
型は、折り曲げ用パンチを配備した上型と、折り曲げ量
に対応した開口部をもつ下型と、該下型内に配置され折
り曲げ用パンチ方向に付勢される支持ブロックとを有し
て構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例に係る金型を用いて前記パットのディプレスを行う
場合、パンチと支持ブロックが平行になるように前記パ
ンチが移動するので、パットの裏面にディンプル加工が
行われている場合やパットに板厚偏差を有する場合に
は、パットが変形したり、サポートバーが不均一に折り
曲げられることがあった。また、複数のリードフレーム
が連続して形成されたユニットフレームにおいて、複数
のパットを同時にディプレスする場合には、それぞれの
パットを均一にディプレスすることは困難であり、多少
のバラツキを有するという問題があった。
【0005】更に、ディプレス工程はリードフレーム製
造工程の最終工程であるため、ここで不良が発生した場
合には、材料の損失だけでなくそれまでの工程が無駄に
なり、極めて重大な損失となるという問題があった。本
発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、パットの変
形を防止する共に、均一な折り曲げ加工を行うことがで
きるリードフレームのディプレス装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載のリードフレームのディプレス装置は、上型と下型
とから構成され、リードフレームのサポートバーを所定
位置まで押し下げて、前記サポートバーに支持せしめら
れるパットを下方へ変位させるためのディプレス装置で
あって、前記上型に配設され、所望の形状にサポートバ
ーを曲げるためのディプレスパンチと、前記下型に少し
の隙間を有して配設され、前記ディプレスパンチと対と
なる支持ブロックと、前記支持ブロックを首振り及び昇
降可能に支持する自動調心支持部材と、前記支持ブロッ
クをディプレスパンチ方向に押圧する付勢手段とを有し
て構成されている。
【0007】
【作用】請求項1記載のリードフレームのディプレス装
置においては、下型内に配置された支持ブロックが自動
調心支持部材によって、首振り自在で昇降可能に取付け
られ、しかも付勢手段によって支持ブロックはディプレ
スパンチ方向に付勢されているので、仮にリードフレー
ムのパットの裏面にディンプル加工があっても、あるい
は板厚偏差を有するものであっても、上部から押圧した
ディプレスパンチとリードフレームの厚みに応じて、パ
ットに略均等に荷重が掛かるように支持ブロックが傾
く。従って、パットや、サポートバーに無理な変形が生
じることがなく、均一な折り曲げ加工がなされる。
【0008】
【実施例】続いて、本発明を具体化した実施例につき説
明し、本発明の理解に供する。ここに、図1は本発明の
一実施例に係るリードフレームのディプレス装置の断面
図である。
【0009】図1に示すように、本発明の一実施例に係
るリードフレームのディプレス装置10は、図示しない
上型に取付けられたディプレスパンチ11と、下型12
に取付けられ、前記ディプレスパンチ11に符合するノ
ックアウトと呼ばれる支持ブロック13と、支持ブロッ
ク13の下部を首振り及び昇降可能に支持する自動調心
支持部材の一例である自動調心ころ軸受14と、付勢手
段の一例であって支持ブロック13を上方に付勢する均
等配置された4本のスプリング15と、支持ブロック1
3の底部に取付けられたエアシリンダー16とを有して
いる。
【0010】ここで、エアシリンダー16は圧縮空気系
に接続され、前記スプリング15の押圧力を下方から付
勢している。なお、この場合にはエアシリンダー16の
先部の押圧金具17及び支持ブロック13の底面は球面
状態で接している。また、前記支持ブロック13は、下
型12に隙間を有する遊嵌状態で取付けられ、下部は自
動調心ころ軸受14によって首振り自在に支持され、微
小角度範囲で首を振れるようになっている。
【0011】また、支持ブロック13は自動調心ころ軸
受14の内環18に摺動可能に取付けられていると共
に、その中間部には4本のスプリング15が設けられ
て、支持ブロック13を上方に常時付勢し、通常は下型
12の上表面と支持ブロック13の表面とは略面一とな
っている。そして、上部のディプレスパンチ11の作業
が完了してディプレスパンチ11が上昇すると、折り曲
げ加工されたリードフレームを押し上げるようになって
いる。なお、前記上型には、ディプレスパンチ11の
他、図示しないストリッパー及びパンチホルダーが取付
けられている。
【0012】次に、このリードフレームのディプレス装
置10を用いてリードフレームを形成する方法について
説明する。まず、銅を主成分とする帯状材料に、所望の
形状のインナーリード、アウターリード、タイバー、パ
イロット孔、パット及びサポートバーを形成する共に、
必要に応じてディンプル加工等を行い、必要に応じて貴
金属めっきを行う。
【0013】そして、このようにして加工された帯状材
料からリードフレーム19を下型12のパイロット孔を
利用して所定位置に装着し、ディプレスパンチ11を下
降すると、サポートバーの部分が折れ曲がり、パットが
所定距離押し下げられる。この場合、仮にパットにディ
ンプル加工が形成されていても、あるいはパットの厚み
が多少が不均一であっても、下部の支持ブロック13が
首振り可能、更に昇降可能となっているので、リードフ
レーム19の形状に応じて自在に対応できる。
【0014】このようにして、ディプレスパンチによる
一方的な加圧力によって、パットが変形したり、サポー
トバーが不均一に折り曲げられる等の不都合が防止で
き、信頼性の高いディプレス加工が可能となる。また、
複数のパットを一工程でディプレス加工する場合には、
中心と両端に加工差を生じるが、各パットに対応して支
持ブロック13が自在に各パットに対応して昇降・首振
りを行うので、均等なディプレス加工が可能となる。こ
の後、ディプレスパンチ11が上昇すると、支持ブロッ
ク13が上昇し、折り曲げ加工されたリードフレーム1
9が取り出される。なお、必要な場合には更にエアシリ
ンダー16を作動させてノックアウトを行う。
【0015】前記実施例において、必要に応じて更にエ
アシリンダー16を真空吸引することも可能であり、こ
の場合には、押圧金具17は支持ブロック13に掛止さ
れる掛止金具となる。また、スプリング15を適当に調
整して、前記エアシリンダー16を省略することもでき
る。
【0016】
【発明の効果】請求項1記載のリードフレームのディプ
レス装置においては、下型内に配置される支持ブロック
を自在に首振り可能としているので、パットの形状に対
応して当接し、これによってパットの変形を防止すると
共に、サポートバー均一な折り曲げ加工を行うことが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るリードフレームのディ
プレス装置の断面図である。
【符号の説明】
10 リードフレームのディプレス装置 11 ディプレスパンチ 12 下型 13 支持ブロック 14 自動調心ころ軸受 15 スプリング 16 エアシリンダー 17 押圧金具 18 内環 19 リードフレーム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上型と下型とから構成され、リードフレ
    ームのサポートバーを所定位置まで押し下げて、前記サ
    ポートバーに支持せしめられるパットを下方へ変位させ
    るためのディプレス装置であって、 前記上型に配設され、所望の形状にサポートバーを曲げ
    るためのディプレスパンチと、 前記下型に少しの隙間を有して配設され、前記ディプレ
    スパンチと対となる支持ブロックと、 前記支持ブロックを首振り及び昇降可能に支持する自動
    調心支持部材と、 前記支持ブロックをディプレスパンチ方向に押圧する付
    勢手段とを有してなることを特徴とするリードフレーム
    のディプレス装置。
JP6151568A 1994-06-08 1994-06-08 リードフレームのディプレス装置 Expired - Fee Related JP3065211B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012089547A (ja) * 2010-10-15 2012-05-10 Apic Yamada Corp リードフレーム、ledパッケージ用基板、ledパッケージ、及び、リードフレームの製造方法

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JP2012089547A (ja) * 2010-10-15 2012-05-10 Apic Yamada Corp リードフレーム、ledパッケージ用基板、ledパッケージ、及び、リードフレームの製造方法

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