JPH11154708A - プログラミング可能な半導体装置 - Google Patents

プログラミング可能な半導体装置

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JPH11154708A
JPH11154708A JP31948197A JP31948197A JPH11154708A JP H11154708 A JPH11154708 A JP H11154708A JP 31948197 A JP31948197 A JP 31948197A JP 31948197 A JP31948197 A JP 31948197A JP H11154708 A JPH11154708 A JP H11154708A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring
wirings
semiconductor device
mod8
metal
Prior art date
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Application number
JP31948197A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Sera
佳暁 瀬羅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH11154708A publication Critical patent/JPH11154708A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設計が決まった後に、モジュールから引き出
した配線を結線して所望の回路を形成する。 【解決手段】 様々な機能をもつモジュールMOD1〜
MOD8から引き出した配線3,3を最上層に形成して
おき、それらの配線3,3を設計が決まった時点で結線
し、所望の回路を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プログラミング可
能な半導体装置に関し、特に様々な機能を持ったモジュ
ールを有するプログラミング可能な半導体装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体装置には、自動配置配線設
計工程において、予備素子または予備ユニットが自律的
に生成されるものがある。この種の半導体装置では、製
品開発の過程で生じた変更に対して、容易にかつ短期間
で対処するために、対応する所定の結合配線をFIB
(Focusedlon Beam)やレーザーCVD
(Chemical Vapor Depositio
n)で切断した後に配線層を追加し、予備素子(予備ユ
ニット)が選択的に有効となるようにしていた(特開平
5−160266)。
【0003】上述した大規模集積回路装置は図4に示す
ように、8個のモジュールMOD1〜MOD8が半導体
基板SUBに備えられ、モジュールMOD1〜MOD8
間の空き領域に予備ゲートRG1並びに予備ユニットR
U1,RU2が配置されている。この場合のモジュール
MOD1〜MOD8は、基本的な論理機能を果たすファ
ンクションブロックより大規模なブロックであり、例え
ば、CPUペリフェラル、インターバルタイマー、DM
Aコントローラー等である。PADはボンデイングパッ
ドである。
【0004】図5は、図4に示すモジュールMOD5と
予備ゲートRG1とを接続した図である。この状態では
予備ゲートRG1が機能していない。
【0005】製品開発の過程で、モジュールMOD5の
論理ミスが検出された場合について述べる。この場合
は、論理反転とタイミング調節を図る意味から、モジュ
ールMOD5を切断してインバータを追加すると機能す
ることが判明したとする。そのため、図5に示す切断部
AL2をFIBまたはレーザーCVDにて切断する。そ
の後に、モジュールMOD5と予備ゲートRG1との間
に追加配線層CL1,CL2を形成し、インバータを追
加する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図4及び
図5に示す従来例では、修正する工程が長いために時間
がかかるという問題がある。その理由として、設計段階
で機能するように製造しているものを修正するために、
所定の結合配線を切断し、その後に予備素子に接続する
ためである。また、接続距離が長い、もしくは配線膜厚
が厚いと、当然作業時間が増加してしまうという問題が
あった。
【0007】さらに従来例では、自由度が低いという問
題がある。その理由は、設計段階で機能を決定して製品
開発過程で変更が生じた場合に、予備ユニットや予備ゲ
ートに最終工程で繋ぎかえるためである。従来の技術で
は、大容量メモリーを追加するような自由度(汎用性)
の高い設計変更ができない。このような設計変更をする
場合には、最初から製造することになる。
【0008】本発明の目的は、様々な機能を持ったモジ
ュール(大規模なブロック)を結線して、所望の機能を
チップ上に短期間で形成することを可能にしたプログラ
ミング可能な半導体装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係るプログラミング可能な半導体装置は、
所定の機能をもつ複数の大規模なブロックを有し、該ブ
ロックから引き出した配線を最上層に露出させ、前記引
き出された配線同士を選択的に接続することにより回路
を構成するようにしたものである。
【0010】また、前記引き出された配線は、レーザー
により選択的に接続されるものである。
【0011】また、前記引き出された配線は、熱処理に
より融解する金属片で選択的に接続されるものである。
【0012】また、前記引き出された配線の接続部は、
カバー膜で覆われ、パッドを開口させるものである。
【0013】本発明によれば、大規模なブロックから引
き出した配線を最上層に形成し、設計が決まった時点で
最上層の配線間を接続し、大規模なブロックの組み合わ
せにより、所望の回路を形成する。したがって、素子や
配線を形成した後に所望の半導体集積回路を形成するこ
とができ、容易に、かつ短期間に製造することができ
る。その結果、大量生産ができるため、低コストでか
つ、製品開発の期間を縮小することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
より説明する。
【0015】(実施形態1)図1、図2は本発明の実施
形態1を示す図である。
【0016】図1に示す本発明の実施形態1に係る大規
模集積回路装置は、半導体基板1の表面中央部に8個の
モジュールMOD1〜MOD8及び記憶部RAMをマト
リクス状に配置し、その外周縁部にボンディングパッド
2を井桁状に配置している。また図示していないが、N
OR,NAND,インバータ等の基本的なファンクショ
ンブロック、バッファ等は、モジュールMOD1〜MO
D8や記憶部RAM以外の隙間に形成されている。さら
に、これらのモジュールMOD1〜MOD8及び記憶部
RAM並びに基本的なファンクションブロック(大規模
なブロック),ボンディングパッド2を自由に結線する
ように、最上層には図2(a),(b)に示すように金
属配線3を一部露出させた配線露出部4を設けている。
配線露出部4の金属配線3,3は図2(a),(b)に
示すように、必要に応じて結線するように切り離されて
いる。図2(c),(d)に示すように、配線露出部4
の金属配線3,3をレーザーショットすると、異なった
からモジュール等から引き出された金属配線3,3間が
電気的に接続される。所望の回路を形成するために、各
々の金属配線3のどこを繋げばどのように結線されるか
は、座標と番号で予めデータベース化しておく。
【0017】設計が終わり、レーザー装置に備え付けた
コンピュータに、結線情報を入力する。すると、自動的
にレーザーショットして金属配線3,3同士を接続す
る。本発明の実施形態1によれば、従来のようにマスク
を製作する必要がないため、工期を短縮することができ
る。また結線後に、配線露出部4を覆うためのカバー膜
を形成し、パッドを開口しても良い。
【0018】金属配線3,3間を接合するには、レーザ
ーショットに代わる方法として、CVDリペア装置を用
いる方法(レーザ光が吸収されることによる、局所加熱
を利用した熱分解で金属薄膜を形成する加工方法)など
を用いてもよい。
【0019】レーザーショットを用いて金属配線3,3
間を接続する場合を具体的に説明すると、波長1.3μ
m、エネルギー0.3μJの半導体レーザ励起固体レー
ザを用いたとき、配線露出部4内の金属配線3としての
膜厚1μmのAl配線3,3をレーザーショットする
と、モジュール等から引き出されたAl配線3,3間が
電気的に接続する。約70本/秒のスループットで処置
することができる。
【0020】(実施形態2)次に、本発明の実施形態2
について図3を参照して詳細に説明する。
【0021】本発明の実施形態2では、図3(a),
(b)に示すように金属片5を配線露出部4内の切り離
された金属配線3,3間に配置し、金属片5を熱処理す
る。すると、金属片5が融解して、異なったモジュール
等から引き出された金属配線3,3同士が電気的に接続
する。この場合も、配線露出部4を覆うためのカバー膜
を形成し、パッドを開口しても良い。
【0022】具体的に説明すると、配線露出部4内の切
り離された金属配線3,3間に金属片5としての半田ボ
ールを配置し、半田ボール5を180℃でベークする。
半田ボール5が融解し、異なったモジュール等から引き
出された金属配線3,3同士が電気的に接続する。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、予
め設計前にモジュール、記憶部,基本的なファンクショ
ンブロック,バッファ,パッド等(大規模なブロック)
から配線を最上層に引き出して形成しておき、設計が完
了した後に配線同士を結線して所望の回路を構築するた
め、設計後にマスクを製作する必要がなく、しかも最上
層に配線を配置し、その配線同士を選択的に接続するた
め、配線を多層に渡って形成する工程を省略することで
き、短期間内で所望の回路を構築することができる。
【0024】さらに汎用的な機能のモジュールを備えて
おくことにより、これらのモジュールからの配線の結線
箇所を変えるだけで様々な回路を構築することができ、
設計の自由度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1を示す平面図である。
【図2】本発明の実施形態1における配線露出部を示す
図であって、(a)はレーザーショット前の平面図、
(b)は(a)のA−A’線断面図、(c)はレーザシ
ョット後の平面図、(d)は(c)のB−B’線断面図
である。
【図3】本発明の実施形態2における配線露出部を示す
図であって、(a)は熱処理前の平面図、(b)は
(a)のC−C’線断面図、(c)は熱処理後の平面
図、(d)は(c)のD−D’線断面図である。
【図4】従来例を示す平面図である。
【図5】従来例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 ボンディングパット 3 金属配線 4 配線露出部 5 金属片

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の機能をもつ複数の大規模なブロッ
    クを有し、 該ブロックから引き出した配線を最上層に露出させ、前
    記引き出された配線同士を選択的に接続することにより
    回路を構成するようにしたことを特徴とする半導体装
    置。
  2. 【請求項2】 前記引き出された配線は、レーザーによ
    り選択的に接続されるものであることを特徴とする請求
    項1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記引き出された配線は、熱処理により
    融解する金属片で選択的に接続されるものであることを
    特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記引き出された配線の接続部は、カバ
    ー膜で覆われ、パッドを開口させるものであることを特
    徴とする請求項1、2又は3に記載の半導体装置。
JP31948197A 1997-11-20 1997-11-20 プログラミング可能な半導体装置 Pending JPH11154708A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2795870A1 (fr) * 1999-07-01 2001-01-05 St Microelectronics Sa Circuit semi-conducteur configurable et procede pour sa fabrication
US6820246B2 (en) * 2001-02-28 2004-11-16 Sanyo Electric Co., Ltd. Pattern layout method of semiconductor device
WO2009013811A1 (ja) * 2007-07-24 2009-01-29 Neuro Solution Corp. 半導体装置
JP2010258334A (ja) * 2009-04-28 2010-11-11 Hitachi Ltd 薄膜トランジスタ装置およびその製造方法
JP2020526919A (ja) * 2017-06-28 2020-08-31 日本テキサス・インスツルメンツ合同会社 デジタル論理機能のファミリーのための集積回路及びプロセス

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