JPH11154557A - ケーブルコードの端末処理具 - Google Patents

ケーブルコードの端末処理具

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JPH11154557A
JPH11154557A JP9318364A JP31836497A JPH11154557A JP H11154557 A JPH11154557 A JP H11154557A JP 9318364 A JP9318364 A JP 9318364A JP 31836497 A JP31836497 A JP 31836497A JP H11154557 A JPH11154557 A JP H11154557A
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JP
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terminal
cable cord
block body
cable
cord
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Application number
JP9318364A
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English (en)
Inventor
Youtarou Magaki
陽太郎 籬
Kazumitsu Ezaki
一光 江▲崎▼
Yasuaki Imori
康堯 井守
Koichi Takashima
幸一 高島
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AFUTEI KK
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Hakusan Seisakusho Co Ltd
Terada Electric Works Co Ltd
Original Assignee
AFUTEI KK
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Hakusan Seisakusho Co Ltd
Terada Electric Works Co Ltd
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Publication date
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Processing Of Terminals (AREA)
  • Cable Accessories (AREA)
  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーブルコードの接続時の作業性の向上とと
もに、スリット端子からの脱落を防止し、引張強度を破
断荷重近傍にまで高めたケーブルコードの端末処理具を
提供する。 【解決手段】 本発明に係るケーブルコードの端末処理
具1は、ブロック体10の一面11から他面12に向け
て設けられケーブルコードの端末31が保持される端末
保持部21と、ブロック体10の他面12から一面11
にわたって設けられ端末保持部21から突出したケーブ
ルコードの端末近傍32がU字形に折返され折返方向か
ら進入して保持される端末近傍保持部22と、ブロック
体10の他面12から一面11にわたって設けられ端末
近傍保持部22から突出したケーブルコード30がさら
にU字形に折返されブロック体10を巻回して保持され
るコード保持孔23と、ブロック体10の交差面から設
けられ端末保持部21に嵌挿されるスリット端子用接続
部24とが設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、より線等の通信線
やAC電源用等の各種ケーブルコードの端末処理に係
り、詳しくは、ケーブルコードの端末を処理してコネク
タ等に接続するために用いられる端末処理具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のケーブルコードは、ケー
ブルコードの端末をそのままの状態でU字形のスリット
端子に嵌挿させることによって、被覆が破られて接続さ
れていた。また、実公平2−5509号、同4−212
75号、同4−21276号等の公報において、被覆電
線を押込み、U字形の接続部分で被覆が破られて接続さ
れると同時に、接続完了により電線の不要部分を削除す
る電線等の押込治具が示されている。さらに、プラスチ
ック等で成形されたケーシングを上部から被せてケーシ
ング間を固着させる際に、これと同時にケーブルコード
も上部から押込み、スリット端子に嵌挿させるものも示
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のケー
ブルコードにおいては、ケーブルコードの端末に処理を
施すことなくスリット端子に嵌挿させていた。したがっ
て、ケーブルコードのスリット端子への位置合わせや嵌
挿させるための押込み作業に手間を要し、さらに接続後
に端末を必要な長さに切断する等の処理をしていたこと
から多大な労力を必要としていた。また、上記公報にお
いて、かかる労力の軽減を図り、簡単且つ迅速に電線を
接続する押込治具が記載されているが、これも接続と切
断とが同時に行えるだけであって、ケーブルコード等の
位置合わせが必要である等、ケーブルコードの接続時の
作業性は快適とはいえなかった。
【0004】さらに、従来のケーブルコードの接続状態
は、単にケーブルコードの端末をスリット端子に嵌挿さ
せるだけの簡単なものであった。したがって、ケーブル
コードに対して引張力が加わると、スリット端子に負荷
がかかって接続状態が悪化し、さらにケーブルコードが
スリット端子から脱落してしまうという問題があった。
ケーシングを用いてケーブルコードをスリット端子に嵌
挿させた場合も、スリット端子での嵌挿状態に加えてケ
ーシング間でケーブルコードを径方向から圧着している
だけなので、同様の問題があった。
【0005】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
ものであって、ケーブルコードをスリット端子に接続す
る際の作業性の向上を図るとともに、ケーブルコードの
スリット端子からの脱落を防止し、ケーブルコードの破
断荷重近傍まで耐え得るように破断強度を高めることが
できるケーブルコードの端末処理具を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係るケーブルコードの端末処理具は、ケー
シング内に収納されるブロック体と、このブロック体の
一面から他面に向けて設けられケーブルコードの端末が
保持される端末保持部と、ブロック体の他面から一面に
わたって設けられ上記端末保持部から突出するケーブル
コードの端末近傍がU字形に折返され折返方向から進入
して保持される端末近傍保持部と、ブロック体の他面か
ら一面にわたって設けられ上記端末近傍保持部から突出
するケーブルコードがさらにU字形に折返されブロック
体を巻回して保持されるケーブルコード保持部と、ブロ
ック体の交差面から設けられ上記端末保持部に嵌挿され
るスリット端子用の接続部とが設けられている。
【0007】この手段によれば、端末保持部の一端から
他端に向けてケーブルコードを挿入したのち、端末保持
部の一端から突出させたケーブルコードの端末近傍はU
字形に折返され、折返方向から端末近傍保持部に進入
し、保持される。端末近傍保持部の折返方向とは反対方
向から突出させたケーブルコードはさらにU字形に折返
され、ブロック体を巻回して保持される。これにより、
ケーブルコードはブロック体に対して複数回にわたって
巻付けされた状態になって抜け止めされる。一方、接続
部からは端末保持部で保持されるケーブルコードの端末
に対して交差してスリット端子が嵌挿され、ケーブルコ
ードの引張時に負荷の生じない端末保持部側で接続され
る。
【0008】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載のケーブルコードの端末処理具において、端末保持
部,端末近傍保持部,ケーブルコード保持部がそれぞれ
孔状又は溝状に形成されている。
【0009】この手段によれば、各端末保持部,端末近
傍保持部,ケーブルコード保持部をそれぞれ孔状又は溝
状に形成することで、ケーブルコードの位置決めが容易
となり且つその保持が確実に行われる。
【0010】また、請求項3記載の発明は、請求項1記
載のケーブルコードの端末処理具において、端末保持部
と端末近傍保持部とケーブルコード保持部とが平行して
設けられている。
【0011】この手段によれば、ケーブルコードは、端
末保持部,端末近傍保持部,ケーブルコード保持部のそ
れぞれに軸線方向に対して直線的に挿入され、ブロック
体に対するコンパクトな巻付けが可能とされる。
【0012】また、請求項4記載の発明は、請求項1〜
3記載のケーブルコードの端末処理具において、端末保
持部と端末近傍保持部とがブロック体の幅方向両端で厚
み方向に並設され、上記ケーブルコード保持部がブロッ
ク体の幅方向略中央で幅方向に複数のケーブルコードを
保持可能な大きさであって厚み方向にケーブルコードを
巻回可能に形成されている。
【0013】この手段によれば、複数のケーブルコード
が、ブロック体の幅方向両端と幅方向略中央とで厚み方
向に巻付けされる。
【0014】また、請求項5記載の発明は、請求項1〜
4記載のケーブルコードの端末処理具において、ブロッ
ク体には、ケーブルコードの折返方向を規制するための
規制部が突設されている。
【0015】この手段によれば、ケーブルコードの巻付
け方向が規制され、巻付け作業が規則化される。
【0016】また、請求項6記載の発明は、請求項4記
載のケーブルコードの端末処理具において、ブロック体
の一面にはケーブルコード保持部の両側に厚み方向にわ
たる規制片が設けられ、他面には端末近傍保持部から突
出するケーブルコードを斜め方向に折返す規制爪が設け
られている。
【0017】この手段によれば、端末保持部から突出し
たケーブルコードの端末近傍は厚み方向に折返され、端
末近傍保持部から突出したケーブルコードは斜め方向に
折返されて、巻付け方向が規制されることによって、複
数回の巻付けによってもブロック体に対してコンパクト
に巻付けされる。
【0018】さらに、請求項7記載の発明は、請求項1
〜6記載のケーブルコードの端末処理具において、ブロ
ック体の外形が、ケーシングの内壁に沿って形成されて
いる。
【0019】この手段によれば、ケーブルコードを巻付
けしたブロック体は、ケーシングに取付けする際の方向
性が決定され、ケーブルコードに引張力が加わった際の
がたつきが防止される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るケーブルコー
ドの端末処理具の一実施の形態を図1〜図7に基づいて
説明する。
【0021】本発明に係るケーブルコードの端末処理具
(以下、「端末処理具」という)1は、ケーシング50
内に収納されスリット端子40を接続して用いられるも
のであって、ブロック体10と、ブロック体10に穿設
されケーブルコード30を保持する端末保持部21,端
末近傍保持部22,ケーブルコード保持部23と、スリ
ット端子用の接続部(以下、「接続部」という)24と
から成る。
【0022】ここで、端末処理具1の外形寸法は、たと
えば52×20×13.5(mm)とされている。ま
た、その容積は、たとえば14.0(cc)とされてい
る。さらに、ケーブルコード保持部23の板厚はたとえ
ば0.5mm程度であり、その溝幅はたとえば0.6m
m程度とされている。
【0023】なお、これら端末保持部21,端末近傍保
持部22,ケーブルコード保持部23は、孔状又は溝状
に形成することができる。この場合、ケーブルコード3
0の位置決めが容易となるばかりか、その保持を確実に
行わせることができる。
【0024】ブロック体10は、その外形がケーシング
50の内壁51に沿うように形成され、例えば、他面1
2側が僅かに先細状となる直方体に形成することができ
る。本実施の形態においては、ブロック体10は、一面
11,他面12が、ケーブルコード30が軸線方向に向
かってブロック体10の厚み方向に2本、幅方向に4本
挿入することができる大きさに形成されている。そし
て、一面11から他面12にわたって端末保持部21
が、また他面12から一面11にわたって端末近傍保持
部22,ケーブルコード保持部23が、それぞれ軸線方
向に平行に穿設されている。また、ブロック体10の一
面11には、ケーブルコード保持部23を挟むようにし
て厚み方向に向かって規制片14が設けられている。さ
らに、ブロック体10の他面12には、端末近傍保持部
22が突出したケーブルコード20を斜め方向、具体的
には略々V字形に折り返すための規制爪16が突設され
ている。
【0025】端末保持部21は、ブロック体10の一面
11の厚み方向略中央で、幅方向両端に位置して設けら
れている。端末保持部21の一面11側の開口21aは
円形状であって、ケーブルコード30の端末31が1本
挿入,保持することができる大きさに形成され、他面1
2に向けて貫通して直線状に穿設されている。
【0026】端末近傍保持部22は、端末保持部21か
ら突出したケーブルコード30の端末近傍32をU字形
に折り返して挿入する際に、厚み方向に折り返される位
置に設けることができる。また、端末保持部21と同様
に、端末近傍保持部22の一面11側の開口22aは円
形状であって、ケーブルコード30の端末近傍32が1
本挿入,保持することができる大きさに形成され、他面
12に向けて貫通して直線状に穿設されている。
【0027】ケーブルコード保持部23は、ブロック体
10の幅方向略中央の位置に設けることができる。具体
的には、端末近傍保持部22から突出したケーブルコー
ド30が折り返されて挿入,保持するケーブルコード保
持部23Aと、このケーブルコード保持部23Aから突
出したケーブルコード30がさらに折り返されて挿入,
保持するケーブルコード保持部23Bとが、厚み方向に
2段に分けて設けることができる。ケーブルコード保持
部23の一面11側,他面12側の開口23a,23a
はブロック体10の幅方向に複数のケーブルコード30
を挿入することができるように小判状に形成することが
でき、貫通して直線状に穿設されている。なお、本実施
の形態においては、ケーブルコード30を2本挿入する
ことができる大きさに形成されている。
【0028】ブロック体10の交差面13,14,15
には、接続子41のスリット端子40が挿入する接続部
24が設けられている。接続部24は複数設けることが
でき、この実施の形態においてはブロック体10の幅方
向両端に2個設けられている。
【0029】また、ケーシング50は、軸線方向両端が
先細形状となる直方体状であって、内壁51に沿ってブ
ロック体10が密着して嵌挿される大きさに形成するこ
とができ、上面は解放されている。ケーシング50の軸
線方向で相対向する各端面52,53には、第1ケーブ
ルコード挿入口54と第2ケーブルコード挿入口55と
をケーブルコード保持部23Bの開口23aと略同一の
大きさに形成することができる。ケーシング50は上記
第1ケーブルコード挿入口54に連通する第1ケーブル
コード挿入部56と、上記第2ケーブルコード挿入口5
5に連通する第2ケーブルコード挿入部57と、これら
のケーブルコード挿入部56,57間に位置するブロッ
ク体接続部58とから構成されている。ブロック体接続
部58は、底部上面59のそれぞれ側壁60,60と略
々接する位置に接続子41が嵌挿するために軸線方向に
延びる端子設置用凹部61,61が設けられている。
【0030】次に、本発明に係る端末処理具1の使用方
法について説明する。まず、2本のケーブルコード30
の端末31をそれぞれ端末保持部21の開口21a方向
から挿入し、その一部が端末保持部21のブロック体1
0の他面12側から突出するまで挿通させる。これによ
り、ケーブルコードの端末31は、端末保持部21内で
保持される。端末保持部21の開口21a側から突出し
たケーブルコード30の端末近傍32は、端末近傍保持
部22に向けてブロック体10の厚み方向に折り返さ
れ、ブロック体10の一面11側の開口22a方向から
進入し、保持されることになる。このとき、ケーブルコ
ードの端末近傍32の折り返し方向は、規制片14によ
って幅方向および斜め方向への折り返しが規制されるこ
とになる。
【0031】端末近傍保持部22のブロック体10の他
面12側から突出したケーブルコード30は、ケーブル
コード保持部23Aに向けて折り返される。このとき、
2本のケーブルコード30は、規制爪16によって折り
返し方向が規制され、略V字形に折り返されることにな
る(図5参照)。この折り返された2本のケーブルコー
ド30は、幅方向に並設した状態となってケーブルコー
ド保持部23Aに進入し、保持される。そして、ケーブ
ルコード保持部23Aのブロック体10の一面11側か
ら突出したケーブルコード30は、規制片14に厚み方
向に折り返し方向が規制され、ケーブルコード保持部2
3Bに進入し、保持されることになる。これにより、ケ
ーブルコード30の端末処理具1への巻付けが完了す
る。なお、図6に示すように、ブロック体10の一面1
1からケーブルコード30の巻付け状態をみると、厚み
方向への折り返しが幅方向4列なされた状態となる。
【0032】次に、図1に示すように、ケーブルコード
30を保持させたブロック体10をケーシング50の内
壁51に沿って嵌挿させる。ケーシング50内には端子
設置用凹部61にそれぞれ接続子41が嵌挿されている
ので、ブロック体接続部58の上部から通常工具等によ
りブロック体10を強く押し込むと、接続子41のスリ
ット端子40がブロック体10の接続部24から嵌挿さ
れる。この時、ケーブルコード30が、各接続子41に
接続されることになる。
【0033】これにより、予めケーブルコード30の端
末31を処理したブロック体10をケーシング50内に
嵌挿させるだけで、接続部24からスリット端子40が
嵌挿されるように押し込まれ、簡単に接続作業を行うこ
とができる。このとき、ブロック体10には、ケーシン
グ50への取付けにあたって方向性を持たせていること
から、接続作業に確実性を持たせることもできる。
【0034】また、ブロック体10に対するケーブルコ
ード30の巻付けに際してケーブルコード30の折り返
し方向を規制することにより、端末保持部21,端末近
傍保持部22,ケーブルコード保持部23にケーブルコ
ード30を保持させながら複数回巻付けしても、ケーブ
ルコード30をブロック体10に対してコンパクトな状
態で巻付けすることができる。また、この巻付け作業
も、接続作業と同様に確実性を持たせることが可能とな
る。
【0035】さらに、ケーブルコード30のブロック体
10への巻付け回数を多くすることによって、ケーブル
コードは引張力が加わってもブロック体から脱落するこ
とはなく、ケーブルコードの破断荷重近傍まで接続状態
を保持し続けることができる。しかも、ブロック体10
に設けられた接続部24から端末保持部21に交差させ
てスリット端子40を嵌挿させることにより、ケーブル
コード30に対して引張力が加わった状態であっても、
スリット端子40には負荷がかからず、接続状態を保持
し続けることができる。具体的には、破断強度の約90
%まで保持し続けることが可能となった。なお、ブロッ
ク体10はケーシング50への取付けにあたって方向性
を持たせており、引張力が加わった際にブロック体10
がケーシング内で振動することによるスリット端子40
への負荷も防止することができる。
【0036】なお、端末保持部21について、ブロック
体10の一面11から他面12を貫通しているものを示
したが、これに限られず、ケーブルコード30がブロッ
ク体10に対して巻付け状態となり、スリット端子40
との交差による嵌挿状態が得られれば、貫通していなく
てもよい。
【0037】
【発明の効果】この発明によれば、予めケーブルコード
の端末を処理したブロック体をケーシング内に嵌挿させ
るだけで、接続部からスリット端子が嵌挿されるように
押し込まれ、簡単に接続作業を行うことができる。しか
も、ブロック体はケーシングに対して方向性を持たされ
ているので、接続作業に確実性を持たせることもでき
る。したがって、ケーブルコードの接続時の作業性の向
上を図ることができる。
【0038】また、ブロック体に対するケーブルコード
の巻付けに際して、ケーブルコードの折り返し方向を規
制することにより、端末保持部,端末近傍保持部,ケー
ブルコード保持部にケーブルコードを保持させながら、
複数回巻付けしても、ケーブルコードをブロック体に対
してコンパクトな状態で巻付けすることができる。ま
た、折り返し方向が規制されていることから、ケーブル
コードの巻付け作業に対しても、確実性を持たせること
が可能となる。
【0039】さらに、巻付け回数が多くなることによっ
て、ケーブルコードは引張力が加わってもブロック体か
ら脱落することはなく、ケーブルコードの破断荷重まで
接続状態を保持し続けることができ、破断強度を高める
ことができる。しかも、ブロック体に設けられた接続部
から端末保持部に交差させてスリット端子を嵌挿させる
ことにより、ケーブルコードに対して引張力が加わった
状態であっても、スリット端子には負荷がかからず、接
続状態を保持し続けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るケーブルコードの端末処
理具の一実施の形態を示す分解斜視図である。
【図2】図2は、ケーブルコードの巻付け工程を示す斜
視図である。
【図3】図3は、図2に続くケーブルコード巻付け工程
を示す斜視図である。
【図4】図4は、図3に続くケーブルコード巻付け工程
を示す斜視図である。
【図5】図5は、ケーブルコードの端末処理具の一面側
を示す図である。
【図6】図6は、ケーブルコードの端末処理具の他面側
を示す図である。
【図7】図7は、図1における接続状態を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 ケーブルコードの端末処理具 10 ブロック体 14 規制片 16 規制爪 21 端末保持部 22 端末近傍保持部 23 ケーブルコード保持部 24 (スリット端子用の)接続部 30 ケーブルコード 31 (ケーブルコードの)端末 32 (ケーブルコードの)端末近傍 40 スリット端子 41 接続子 50 ケーシング
フロントページの続き (72)発明者 籬 陽太郎 東京都豊島区高田三丁目18番14号 株式会 社白山製作所内 (72)発明者 江▲崎▼ 一光 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 井守 康堯 東京都武蔵野市緑町三丁目9番11号 株式 会社アフティ内 (72)発明者 高島 幸一 東京都町田市鶴間660番地 株式会社寺田 電機製作所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング内に収納されるブロック体
    と、このブロック体の一面から他面に向けて設けられケ
    ーブルコードの端末が保持される端末保持部と、ブロッ
    ク体の他面から一面にわたって設けられ上記端末保持部
    から突出するケーブルコードの端末近傍がU字形に折返
    され折返方向から進入して保持される端末近傍保持部
    と、ブロック体の他面から一面にわたって設けられ上記
    端末近傍保持部から突出するケーブルコードがさらにU
    字形に折返されブロック体を巻回して保持されるケーブ
    ルコード保持部と、ブロック体の交差面から設けられ上
    記端末保持部に嵌挿されるスリット端子用の接続部とが
    設けられているケーブルコードの端末処理具。
  2. 【請求項2】 上記端末保持部,端末近傍保持部,ケー
    ブルコード保持部がそれぞれ孔状又は溝状に形成されて
    いる請求項1記載のケーブルコードの端末処理具。
  3. 【請求項3】 上記端末保持部と端末近傍保持部とケー
    ブルコード保持部とが平行して設けられている請求項1
    又は2記載のケーブルコードの端末処理具。
  4. 【請求項4】 上記端末保持部と端末近傍保持部とがブ
    ロック体の幅方向両端で厚み方向に並設され、上記ケー
    ブルコード保持部がブロック体の幅方向略中央で幅方向
    に複数のケーブルコードを保持可能な大きさであって厚
    み方向にケーブルコードを巻回可能に形成されている請
    求項1,2又は3記載のケーブルコードの端末処理具。
  5. 【請求項5】 上記ブロック体には、ケーブルコードの
    折返方向を規制するための規制部が突設されている請求
    項1,2,3又は4記載のケーブルコードの端末処理
    具。
  6. 【請求項6】 上記ブロック体の一面にはケーブルコー
    ド保持部の両側に厚み方向にわたる規制片が設けられ、
    他面には端末近傍保持部から突出するケーブルコードを
    斜め方向に折返す規制爪が設けられている請求項4記載
    のケーブルコードの端末処理具。
  7. 【請求項7】 上記ブロック体の外形が、ケーシングの
    内壁に沿って形成されている請求項1,2,3,4.5
    又は6記載のケーブルコードの端末処理具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1160920A2 (en) * 2000-06-01 2001-12-05 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. A connection method of a twisted pair electric wire and a press-fit joint connector in combination with a twisted pair electric wire
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