JPH11154505A - 圧力遮断センサ - Google Patents

圧力遮断センサ

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JPH11154505A
JPH11154505A JP9320022A JP32002297A JPH11154505A JP H11154505 A JPH11154505 A JP H11154505A JP 9320022 A JP9320022 A JP 9320022A JP 32002297 A JP32002297 A JP 32002297A JP H11154505 A JPH11154505 A JP H11154505A
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JP
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rivet
hole
holder
view
pressure
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JP9320022A
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Tadamitsu Azema
忠満 畦間
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リベットはかしめ部と反対側に舌片部を有
し、舌片部に内部端子が接合されて、かしめ部に対する
ダメージが少なくて済むとともに、密閉性も向上し、ま
た、電気接触の長期的安定性も良好にできる圧力遮断セ
ンサを提供する。 【解決手段】 金属製で孔部4bを有する電池の蓋体4
と、絶縁性で、孔部4bに挿嵌される有孔の円筒部3a
を穿設してある絶縁体3と、金属製で絶縁体3の円筒部
3aを貫通するリベット8と、絶縁性でリベット8が挿
入される貫通孔5aを有する保持体5と、保持体5の貫
通孔5aの外面周囲にあって裏面に空間がある露出面を
有する導電性の接続部9aとを有し、リベット8はかし
め部と反対側に舌片部8dを有し、舌片部8dに端子部
2が溶接により接合されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2次電池のごとき
再充電により再生可能な蓄電池などの安全性を確保する
ために用いられる圧力遮断センサに係り、特に、角形用
の蓋体を使用する圧力遮断センサに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の蓄電池(2次電池)に充電が完
了しても更に充電を行ったり、規定された電流よりも大
きな電流で充電が行われると、蓄電池に異常が生じて蓄
電池内に気体が発生し、蓄電池内の圧力や温度が上昇
し、蓄電池の膨張、更には亀裂による電解液の滲み出し
により、蓄電池が組み込まれた機器に悪影響を与えるこ
とがある。また、これまでに至らなくとも、このような
状態のままで蓄電池の使用を継続すると、前述した蓄電
池の膨張が進行し、亀裂や破裂が生じる可能性があり、
異常が生じた蓄電池は速やかに使用を止める必要があ
る。最近の小型化が要求されている機器の中には、特に
薄さがポイントになっているものも多い。その影響によ
り、電池も角形のもの多用されるようになってきた。そ
の場合、やはり厚みが問題になる。一方、安全性に対す
る要求も高いため、安全弁や電流遮断機構を組み込む必
要もある。このような従来の圧力遮断センサは、発電要
素の異常な化学変化により蓄電池内の圧力が上昇する
と、上昇した圧力が遮断用ダイヤフラムに作用するた
め、ダイヤフラムは持ち上げられると共に、リードスト
リッパ板によって中央突起部とリードとを接続する導電
路が剥離又は破断される。そして、さらに圧力が増して
それが所定の圧力に達すると、安全弁の肉薄部が破れ、
電池ケース内の圧力上昇した気体が蓋体の穴を通して外
部に開放される。なお、丸形の電池等においては、ダイ
ヤフラムと安全弁は兼用されているものが多い。ところ
で、このような2次電池などでは上記のような機構を組
み込んだ部材を積層すると共に、接合部や内部と外部を
つなぐ導通部をリベットのかしめ等によって一体化して
密閉していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
技術では、蓋体等の部材を一体化して密閉するのにリベ
ットをかしめたり、その他にレーザー溶着、超音波溶着
を施していた。しかしながら、このような場合、リベッ
トの偏平状の頭部に強い力が作用することになるため、
蓋体、ガスケット等の部材に圧接されるリベットの頭部
の面が傷ついたり、潰れたりして密閉性が悪くなってい
た。また、経時変化によりリベットにかしめられている
方の部材がクリープし、密閉性と電気接触の長期的安定
性に欠けるという問題があった。
【0004】また、正極側にはアルミニウム材を通常使
用するので、リベットもアルミニウム製とすると、アル
ミニウム製のリベットとアルミニウム製の内部端子とを
接合させることになって接合状態が不安定になる。つま
り、ガスケット等はPP等の合成樹脂材からなるため、
リベットのかしめが経時的に緩みやすいので、リベット
のかしめによって接合させている場合、リベットと内部
端子間に隙間が生じることになる。すると、接合状態が
不安定になるばかりか、界面に酸化アルミニウム膜が生
成して抵抗値が増大し、一層不安定になる。また、溶接
により固定する場合、熱でかしめ部にダメージを与え、
また、ある程度の厚さが必要であり、また接合のための
受け部を取りづらく、変形しやすいという問題があっ
た。
【0005】本発明の第1の課題は、リベットはかしめ
部と反対側に舌片部を有し、舌片部に内部端子が接合さ
れて、かしめ部に対するダメージが少なくて済むととも
に、密閉性も向上し、また、電気接触の長期的安定性も
良好にできる圧力遮断センサを提供することである。本
発明の第2の課題は、舌片部は、蓋体と平行な方向に突
出して、接合部の厚さが薄くて済み、スペースが節約で
きる圧力遮断センサを提供することである。本発明の第
3の課題は、リベットのつば部の環状突条部が被かしめ
部材に食い込んで確実に密閉される圧力遮断センサを提
供することである。本発明の第4の課題は、保持体の開
口部の外面周囲にあって裏面に空間がある露出面を有す
る導電性の接続部とを有し、接続部の前記露出面はその
裏面の空間の方にかしめにより変形させられて、常にか
しめ部分に力がかかって、経時変化してもリベットが緩
む虞れがない圧力遮断センサを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記第1の課題は、金属
製で孔部を有する電池の蓋体と、絶縁性で、前記孔部に
挿嵌される有孔の筒部を穿設してある絶縁体と、金属製
で前記絶縁体の筒部を貫通するリベットと、絶縁性で前
記リベットが挿入される貫通孔を有する保持体と、該保
持体の孔部の外面周囲にあって裏面に空間がある露出面
を有する導電性の接続部とを有し、前記リベットはかし
め部と反対側に舌片部を有し、前記舌片部に内部端子が
接合されている第1の手段により解決される。上記第2
の課題は、第1の手段において、前記舌片部は、前記蓋
体と平行な方向に突出している第2の手段により解決さ
れる。上記第3の課題は、第1の手段において、前記リ
ベットのつば部の、被かしめ部材に接する面には、環状
突条部を突設した第3の手段により解決される。上記第
4の課題は、第1の手段において、前記保持体の開口部
の外面周囲にあって裏面に空間がある露出面を有する導
電性の接続部とを有し、前記接続部の前記露出面はその
裏面の空間の方にかしめにより変形している第4の手段
により解決される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施の形態
に係るの圧力遮断センサの横断面図、図2は該圧力遮断
センサの縦断面図、図3は該圧力遮断センサの横断面
図、図4は該圧力遮断センサの分解斜視図、図5は該圧
力遮断センサの側面図、図6は図1のA−A線に沿う縦
断面図、図7は図1のB−B線に沿う縦断面図、図8は
図1のC−C線に沿う縦断面図、図9は保持体の底面
図、図10は保持体の縦断面図、図11は保持体の平面
図、図12(a),(b),(c),(d)は図9のD−D,E−E,
F−F,G−G線に沿う縦断面図、図13(a),(b),(c)
は保持体のリードの平面図、正面図及び右側面図、図1
4(a),(b),(c),(d)は蓋体の平面図、右側面図、縦断面
図及び底面図、図15は蓋体のダイヤフラム部を拡大し
て示す説明図、図16は蓋体の安全弁部を拡大して示す
説明図、図17(a),(b),(c)はリベットと端子部を接続
した状態の平面図、正面図及び右側面図、図18(a),
(b)はリベットの平面図及び縦断面図である。
【0008】これらの図において、1は圧力遮断センサ
であり、この圧力遮断センサ1は全体の形状が略矩形を
しており、端子部2と、絶縁体(ガスケット)3と、蓋
体(負ケース)4と、保持体5、外部電極6と、遮断用
エレメント7と、およびリベット8とから主に構成され
ている。端子部2はアルミニウム製で、図4と図17等
に示すように、略直角に折り曲げられており、また、そ
の長手方向の一端部(かしめ部と反対側)にはリベット
8の舌片部8dと溶接される舌片部2aが延設されてい
る(図17の斜線部分が溶接部分)。2bは開口部であ
る。絶縁体3は絶縁性の合成樹脂材からなり、一端寄り
にリベット8を貫挿する円筒部3aと、蓋体4のダイヤ
フラム部4cを内方に膨出し得るようにした凹部3b
と、凹部3bの底面に穿設した通気孔3c,3cと、溶
接用の孔3dと、蓋体4の安全弁部に連通させる略長方
形の開口3e,3eと、位置決め用の突起部3fとから
構成されている。
【0009】蓋体4はステンレス材のような導電性金属
板で形成され、図14に示すように、外周部には上方に
突出する環状の突条4aが形成されている。また、蓋体
4の底部には、その一端寄りにリベット8を貫挿した円
筒部3aを貫通する孔部4bと、研削によって薄肉に一
体形成したダイヤフラム部4cと、プレス加工により円
環状の薄肉部を形成された安全弁部4dと、位置決め用
の突起部4eとから構成されている。ダイヤフラム部4
cは研削によって薄肉に形成された後、プレス加工によ
って電池の内方に椀状に膨出されおり、また、その中央
に上方に突設された遮断用エレメント7を破断するため
の破断用突起4fが設けられている。したがって、ダイ
ヤフラム部4cは電池内圧の増加によって外方に加圧さ
れて、ある圧力を越えると一気に反転動作するようにな
っている。この安全弁部4dは、図16に示すように円
環状に薄肉部4gが形成され、過大な電池内圧が発生す
ると、薄肉部4gが破断するようになっている。
【0010】保持体5はPPS等の絶縁性樹脂で成形さ
れ、図2に示すように、蓋体4の突条4a内に嵌合され
る大きさになっている。保持体5の一端寄りには、図9
乃至図11に示すように、リベット8を貫挿した円筒部
3aを貫通する貫通孔5aと、貫通孔5aの回りの凹部
に設けたリベット8とのリベット接続部9aと、一対の
リード9b,9bをそれぞれ突出してある開口部5b,
5bと、外部電極6を保持する台座部5cと、外部電極
6の接続部と接続される外部電極接続部9cと、蓋体4
と溶接される固定部9dと、安全弁部4dに対応した位
置に形成された開口5dと、蓋体4の位置決め用の突起
部4eが嵌合される切欠き部5eとが設けられている。
また、保持体5の下面には外部電極接続部9cの下面を
露出させる溶接用の孔部5fが形成されており、この孔
部5fに溶接具を通して保持体5の外部電極接続部9c
の下面に当て、上方から溶接具を外部電極6の接続部6
cに当てて挟み込んで抵抗溶接を行なって外部電極6を
保持体5に固定すると共にリード9bに電気的に接続さ
せている。保持体5の貫通孔5aの外面周囲の裏面には
空間が形成されていると共に、接続部9aの裏面も露出
して露出面が設けられている。つまり、接続部9aのリ
ード8を貫通される孔の周縁は保持体5の本体である合
成樹脂が形成されておらず、したがって、図2に示すよ
うに下方に弾性的に撓めるようになっている。これによ
り、図2のように、リベット8をかしめると、接続部9
aの弾性復帰力によって常にかしめ部分に力がかかって
いるので、経時変化してもリベット8が緩む虞れがな
い。
【0011】これらのリベット接続部9a、一対のリー
ド9b,9b、外部電極接続部9c、及び固定部9d
は、図13に示すように、最初、連結部9eで図示しな
い枠部に接続されてフープ状に形成されており、このフ
ープ材はニッケル材などの導電性材からなり、フープ材
は絶縁性樹脂でインサート成形して図9乃至図11の保
持体5を成形後、連結部9eを2点鎖線の位置で切断し
てある。したがって、リベット接続部9aとリード9b
の一方とは接続されており、また、リード9bは遮断用
エレメント7を介してリード9bの他方、そして外部電
極接続部9cと接続されている。一方、固定部9dは他
と電気的に接続されていない。
【0012】また、保持体5はその固定部9dとその下
面に配設された蓋体4の底面をスポット溶接することに
よって固定されている。溶接具は蓋体4の底面の絶縁体
3の溶接用の孔3dから突き当てることができる。
【0013】遮断用エレメント7は略帯状をしており、
絶縁性のセラミック又は樹脂製の基板7aと、この基板
7aの上面側に印刷形成され又は金属箔を貼着されて形
成された遮断用電路7bとから構成されている。遮断用
電路7bの長手方向の両端には保持体5のリード9b,
9bがそれぞれ接続されている。この遮断用エレメント
7はダイヤフラム部4cの上方に配設されているので、
電池内圧の増加によってダイヤフラム部4cが反転する
と、ダイヤフラム部4cの破断用突起4fによって遮断
用エレメント7の遮断用電路7bを確実に遮断できる。
【0014】外部電極6はニッケルメッキした鋼材から
なり、圧力遮断センサ1を蓄電池(図示せず)に組み込
んだとき、蓄電池(図示せず)の正極となるものであ
る。外部電極6は、略矩形の本体部6aと、この本体部
6aの両側縁から折り曲げられた足部6b,6bと、保
持体5の接続部9bと溶接される接続部6cとが設けら
れている。足部6bは、図6に示すように、折り曲げら
れて外部電極6を保持体5に固定している。
【0015】リベット8はアルミニウム製で、図18に
示すように、やや先端を細くした円柱部8aと、下端に
設けられたつば部8bと、つば部8bの外周に沿って突
設された環状突条部8cと、つば部8bの外周面から横
方向に延設された舌片部8dとから構成されている。舌
片部8dには、前述したように端子部2の舌片部2aが
溶着されている。また、リベット8によって絶縁体3、
蓋体4、及び保持体5がかしめられて一体化され、リベ
ット8の円柱部8aの先端はかしめられて保持体5のリ
ベット接続部9aに接続されている。したがって、外部
電極6は遮断用エレメント7の遮断用電路7b等を経て
端子部2と接続されている。したがって、絶縁体3を積
層し、リベット8を円筒部3aに挿入してかしめると、
図2に示すように、つば部8bの環状突条部8cが絶縁
体3の下面に食い込んで確実に密閉される。
【0016】なお、前記実施の形態の説明では、ダイヤ
フラム部を研削によって薄肉にして形成しているが、プ
レス加工によって薄肉にしてダイヤフラム部を形成して
もよい。
【0017】次に、圧力遮断センサ1を蓄電池(リチウ
ムイオン2次電池)に組み込む方法について説明する。
組込前、蓄電池(図示せず)の電池ケース内に、図1に
示す圧力遮断センサ1を上方から挿入し、蓋体4を電池
ケースのかしめ部に全周に亘ってかしめることによっ
て、蓄電池に圧力遮断センサ1が確実に組み込まれて密
封される。
【0018】次に、前記リチウムイオン2次電池に使用
したときの圧力遮断センサ1の動作について説明する。
充電中、圧力遮断センサ1において電流は、外部電極
(正極)6から順次、リード9b、遮断用エレメント7
の遮断用電路7b、リード7a、リベット8、端子部2
に導出される。このとき、充電が完了しても電流を流し
続けて更に過充電が行われたり、規定された電流よりも
大きな電流で充電が行われると、蓄電池(図示せず)に
異常が生じて蓄電池(図示せず)内の圧力や温度が上昇
する。蓄電池(図示せず)内の圧力が上昇すると、外部
圧力として圧力遮断センサ1に伝わる。すると、図3に
示すように、この外部圧力が絶縁体3の通気孔3c,3
cを通して蓋体4のダイヤフラム部4cを上方へ撓ませ
て変形させる力が作用する。そして、蓄電池(図示せ
ず)内の圧力が上昇し、その圧力が一定の圧力に達した
とき、蓋体4のダイヤフラム部4cは上方に一気に反転
し、その中央の破断用突起4fが遮断用エレメント7の
ほぼ中央部を上方に押し上げ、遮断用エレメント7の基
板7aは割れる。この遮断用エレメント7の割れによ
り、遮断用エレメント7の遮断用電路7bが断線し、そ
のリード9b,9bとの間の導通が断たれることによっ
て、圧力遮断センサ1は外部電極6と蓄電池(図示せ
ず)内の発電部の正極間に流れる電流を遮断し、これ以
上の充電を止めさせると共に、このリチウムイオン2次
電池が蓄電池として機能できない状態にする。
【0019】なお、更に、蓄電池(図示せず)内の圧力
が上昇すると、蓋体4の安全弁部4dの薄肉部4gが破
れて、蓄電池(図示せず)内の気体は安全弁部4dの薄
肉部4gの破断部から圧力遮断センサ1内を通って開口
5dから排出される。例えば、圧力遮断センサ1の動作
圧力を4〜10気圧の範囲で動作させ、また、安全弁作
動圧力を10〜20気圧の範囲で作動させている。
【0020】このような前記実施の形態にあっては、金
属製で孔部4bを有する電池の蓋体4と、絶縁性で、孔
部4bに挿嵌される有孔の円筒部3aを穿設してある絶
縁体3と、金属製で絶縁体3の円筒部3aを貫通するリ
ベット8と、絶縁性でリベット8が挿入される貫通孔5
aを有する保持体5と、保持体5の貫通孔5aの外面周
囲にあって裏面に空間がある露出面を有する導電性の接
続部9aとを有し、リベット8はかしめ部と反対側に舌
片部8dを有し、舌片部8dに端子部2が接合されてい
るので、かしめ部に対するダメージが少なくて済むとと
もに、密閉性も向上し、また、電気接触の長期的安定性
も良好にできる。
【0021】また、前記実施の形態にあっては、舌片部
8dは、蓋体4と平行な方向に突出しているので、接合
部の厚さが薄くて済み、スペースが節約できる。
【0022】また、前記実施の形態にあっては、リベッ
ト8のつば部8bの、被かしめ部材(3)に接する面に
は、環状突条部8cを突設したため、リベット8のつば
部8bの環状突条部8cが被かしめ部材(3)に食い込
んで確実に密閉される。
【0023】また、前記実施の形態にあっては、保持体
5の貫通孔5aの外面周囲にあって裏面に空間がある露
出面を有する導電性のリベット接続部9aとを有し、リ
ベット接続部9aの露出面はその裏面の空間の方にかし
めにより変形しているため、常にかしめ部分に力がかか
っているので、経時変化してもリベットが緩む虞れがな
い。
【0024】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、リベット
はかしめ部と反対側に舌片部を有し、舌片部に内部端子
が接合されているので、かしめ部に対するダメージが少
なくて済むとともに、密閉性も向上し、また、電気接触
の長期的安定性も良好にできる。請求項2記載の発明に
よれば、舌片部は、蓋体と平行な方向に突出しているの
で、接合部の厚さが薄くて済み、スペースが節約でき
る。請求項3記載の発明によれば、リベットのつば部の
環状突条部が被かしめ部材に食い込んで確実に密閉され
る。請求項4記載の発明によれば、保持体の開口部の外
面周囲にあって裏面に空間がある露出面を有する導電性
の接続部とを有し、接続部の前記露出面はその裏面の空
間の方にかしめにより変形しているため、常にかしめ部
分に力がかかっているので、経時変化してもリベットが
緩む虞れがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るの圧力遮断センサ
の横断面図である。
【図2】該圧力遮断センサの縦断面図である。
【図3】該圧力遮断センサの横断面図である。
【図4】該圧力遮断センサの分解斜視図である。
【図5】該圧力遮断センサの側面図である。
【図6】図1のA−A線に沿う縦断面図である。
【図7】図1のB−B線に沿う縦断面図である。
【図8】図1のC−C線に沿う縦断面図である。
【図9】保持体の底面図である。
【図10】保持体の縦断面図である。
【図11】保持体の平面図である。
【図12】(a),(b),(c),(d)は図9のD−D,E−E,
F−F,G−G線に沿う縦断面図である。
【図13】(a),(b),(c)は保持体のリードの平面図、正
面図及び右側面図である。
【図14】(a),(b),(c),(d)は蓋体の平面図、右側面
図、縦断面図及び底面図である。
【図15】蓋体のダイヤフラム部を拡大して示す説明図
である。
【図16】蓋体の安全弁部を拡大して示す説明図であ
る。
【図17】(a),(b),(c)はリベットと端子部を接続した
状態の平面図、正面図及び右側面図である。
【図18】(a),(b)はリベットの平面図及び縦断面図で
ある。
【符号の説明】
1 圧力遮断センサ 2 端子部 3 絶縁体 3a 円筒部 4 蓋体 4b 孔部 4c ダイヤフラム部 4d 安全弁部 5 保持体 5a 貫通孔 6 外部電極 7 遮断用エレメント 8 リベット 8d 舌片部 9a リベット接続部 9b リード

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製で孔部を有する電池の蓋体と、 絶縁性で、前記孔部に挿嵌される有孔の筒部を穿設して
    ある絶縁体と、 金属製で前記絶縁体の筒部を貫通するリベットと、 絶縁性で前記リベットが挿入される貫通孔を有する保持
    体と、 該保持体の貫通孔の外面周囲にあって裏面に空間がある
    露出面を有する導電性の接続部とを有し、 前記リベットはかしめ部と反対側に舌片部を有し、前記
    舌片部に内部端子が接合されていることを特徴とする圧
    力遮断センサ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、前記舌片部は、
    前記蓋体と平行な方向に突出していることを特徴とする
    圧力遮断センサ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載において、前記リベットの
    つば部の、被かしめ部材に接する面には、環状突条部を
    突設したことを特徴とする圧力遮断センサ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載において、前記保持体の貫
    通孔の外面周囲にあって裏面に空間がある露出面を有す
    る導電性の接続部をさらに有し、前記接続部の前記露出
    面はその裏面の空間の方にかしめにより変形しているこ
    とを特徴とする圧力遮断センサ。
JP9320022A 1997-11-20 1997-11-20 圧力遮断センサ Withdrawn JPH11154505A (ja)

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