JPH11154441A - リモートコントローラとこれを有するトイレ装置 - Google Patents

リモートコントローラとこれを有するトイレ装置

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Publication number
JPH11154441A
JPH11154441A JP23362698A JP23362698A JPH11154441A JP H11154441 A JPH11154441 A JP H11154441A JP 23362698 A JP23362698 A JP 23362698A JP 23362698 A JP23362698 A JP 23362698A JP H11154441 A JPH11154441 A JP H11154441A
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JP
Japan
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switch
remote controller
toilet
cleaning
switches
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Application number
JP23362698A
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English (en)
Inventor
Kaori Tamura
香織 田村
Noriko Osada
典子 長田
Seijiro Kawamura
誠二郎 河村
Kenichi Nagato
賢一 長門
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
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Publication of JPH11154441A publication Critical patent/JPH11154441A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H9/02Bases, casings, or covers
    • H01H9/0214Hand-held casings
    • H01H9/0235Hand-held casings specially adapted for remote control, e.g. of audio or video apparatus

Landscapes

  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定のスイッチを明確に区別して、使い勝手
の向上と誤操作の回避を図る。 【解決手段】 リモートコントローラ1は、本体2の上
端面にボール洗浄スイッチ5を有する。よって、このボ
ール洗浄スイッチ5は、モートコントローラ1自体の上
端面をなす。また、その操作部は、リモートコントロー
ラ1の対向する上端面の外郭線(稜線5a、5b)を含
み、本体2の前面から突出した形状とされており、その
前端側が下方に押圧操作されるようにされている。その
一方、第1洗浄スイッチ3a〜停止スイッチ3dのスイ
ッチ群と、第1モードスイッチ4a〜第2水勢スイッチ
4fのスイッチ群は、本体2の前面に配設され、その形
状は球面状或いは曲面状に本体前面から膨らむようにさ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば各種の家庭
用の電気機器や住宅設備機器等を遠隔操作するためのリ
モートコントローラに係り、特に多機能の機器について
もその操作に戸惑うことなく簡単に取り扱えるようにし
たスイッチの配列に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビ,ビデオ,エアコン等の一般電化
製品をはじめとして、浴槽への給水や給湯及びその温度
設定のシステムや温水洗浄便座として既に広く使用され
ている機器には、機能部の操作のためのリモートコント
ローラを付帯したものが近来では殆どである。
【0003】リモートコントローラは、機器の機能部を
操作対象としたスイッチを多数備えたものが一般的であ
る。例えば、エアコン用のものであれば、暖房・冷房の
切替え,温度設定,タイマーの設定等のためのスイッチ
を備えると共に、設定温度やタイマーによる予約時間を
表示する表示部が設けられる。また、他の機器の分野に
おいても、対象となる機器の機能の全てについて操作す
るためのスイッチを備える。そして、通常、これら複数
のスイッチ並びに表示部は、操作面である本体前面に備
え付けられている。
【0004】このようなリモートコントローラは、従来
では手で持って使用する比較的小型のものであったが、
近来では機器の多機能化によって操作対象も増大してい
る。このため、壁に固定したハンガーに取り外しできる
ように備え付けるものが多い。そして、操作対象が増え
ることから当然スイッチの数も増えることになるため、
操作するときに使用者が混乱して誤操作することも多
い。
【0005】このようなスイッチの数の増加に対して、
例えば使用頻度が高いものを主とし、そうではないもの
を従とするような分類に基づいて、スイッチの配列やそ
れぞれの大きさや形状を決めることは一つの有効な手段
であり、従来からこのような設計が採用されている。
【0006】例えば、電源のオン・オフを必ず操作しな
ければならない機器では、その電源スイッチが使用頻度
の高いスイッチとなる。また、温水洗浄便座では、局部
洗浄の有無に拘わらずその使用の都度に便器洗浄を行な
うことから、便器洗浄スイッチが使用頻度の高いスイッ
チとなる。これら使用頻度の高いスイッチは、他のスイ
ッチと区別され、当該スイッチを大きくしてその位置も
指が掛けやすい所とするようなことが行なわれている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本体前
面におけるスイッチ配設可能な領域には限度があるの
で、多機能化に伴いスイッチ数が多くなると、使用頻度
の高いスイッチをその大きさ等において他のスイッチと
明確に区別化できない場合もある。よって、本体前面に
多数のスイッチを有するリモートコントローラでは、使
用頻度の高いスイッチの区別化が不十分となり、誤操作
を招いたり使い勝手が悪くなる。
【0008】本発明において解決すべき課題は、特定の
スイッチを明確に区別して、使い勝手の向上と誤操作の
回避を図ることのできるリモートコントローラを提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】か
かる課題の少なくとも一部を解決するため、本発明のリ
モートコントローラは、操作対象の機器の機能部を遠隔
操作するリモートコントローラであって、前記遠隔操作
の際に使用者により操作されるスイッチを、リモートコ
ントローラの周囲端面に配設して備え、前記スイッチ
は、使用者の操作部を、前記周囲端面の対向する外郭線
を含む形状で有することを特徴とする。
【0010】上記構成を有する本発明のリモートコント
ローラでは、リモートコントローラの周囲端面にスイッ
チを配設した。よって、スイッチ配設場所の点から、こ
の周囲端面のスイッチを、従来のスイッチ配設箇所であ
るリモートコントローラ前面のスイッチと明確に区別化
できる。しかも、周囲端面のスイッチの操作部は、リモ
ートコントローラ周囲端面の対向する外郭線を含む形状
とされている。よって、周囲端面のスイッチがリモート
コントローラ前面におけるスイッチの配設可能領域を不
用意に狭くすることがないので、前面のスイッチをその
形状等において制約しない。具体的には、前面のスイッ
チを不用意に小さくしたりする必要がない。これらの結
果、使い勝手を高めることができると共に、誤操作を有
効に回避できる。
【0011】この場合、スイッチが押圧操作されるもの
であれば、周囲端面のスイッチの操作方向を上下方向或
いは左右方向とできる。よって、スイッチの操作方向の
点から、この周囲端面のスイッチを、その操作方向が前
後方向である前面のスイッチと明確に区別化できる。こ
のため、使い勝手の更なる向上と誤操作のより有効な回
避とを図ることができる。なお、リモートコントローラ
と使用者が正対した場合のリモートコントローラ上端面
に上記の周囲端面のスイッチを配設すれば、リモートコ
ントローラを壁等のハンガーに装着した場合に、その装
着に支障がないと共に違和感がなく好ましい。
【0012】上記の構成を有する本発明のリモートコン
トローラは、以下の態様を採ることもできる。即ち、使
用頻度の高いスイッチを上記の周囲端面のスイッチとし
て有するものとすることができる。また、使用頻度の高
いスイッチを電源のオン・オフを行なうための電源スイ
ッチとするものとすることができる。このようにすれ
ば、電源スイッチ等の使用頻度の高い特定のスイッチ
を、前面のスイッチと明確に区別化でき、使い勝手の更
なる向上と誤操作のより有効な回避とを図ることができ
る。なお、特定のスイッチとしては使用頻度に限られ
ず、他のスイッチが操作されたときと別異の機能を実行
するようなスイッチであってもよい。
【0013】また、上記の本発明のリモートコントロー
ラにおいて、便器ボール部を洗浄する便器洗浄装置と、
便器に着座した使用者の人体局部を洗浄する局部洗浄装
置とを前記機能部として遠隔操作するリモートコントロ
ーラであって、前記便器洗浄装置の遠隔操作の際に使用
者により操作される便器洗浄スイッチと、前記局部洗浄
装置の遠隔操作の際に使用者により操作される局部洗浄
スイッチとを有し、前記便器洗浄スイッチを上記の周囲
端面の前記スイッチとして有するものとすることができ
る。
【0014】また、本発明のトイレ装置は、便器ボール
部を洗浄する便器洗浄装置と、便器に着座した使用者の
人体局部を洗浄する局部洗浄装置と、これら装置を遠隔
操作するリモートコントローラとを備えたトイレ装置で
あって、前記リモートコントローラは、前記便器洗浄装
置の遠隔操作の際に使用者により操作される便器洗浄ス
イッチと、前記局部洗浄装置の遠隔操作の際に使用者に
より操作される局部洗浄スイッチとを有し、前記便器洗
浄スイッチを、リモートコントローラの周囲端面に配設
して備え、前記便器洗浄スイッチは、使用者の操作部
を、前記周囲端面の対向する外郭線を含む形状で有する
ことを特徴とする。
【0015】これらリモートコントローラ或いはトイレ
装置では、局部洗浄と異質な便器洗浄を行なうためのス
イッチであって使用頻度も高い便器洗浄スイッチを、前
面のスイッチであって局部洗浄を行なうための局部洗浄
スイッチと明確に区別化できる。また、リモートコント
ローラ前面における局部洗浄スイッチの配設可能領域を
不用意に狭くすることがない。このため、便器洗浄装置
と局部洗浄装置との遠隔操作に共通して使用されるリモ
ートコントローラの使い勝手を高めることができると共
に、誤操作を有効に回避できる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を実施
例に基づき説明する。図1は実施例のトイレ装置の斜視
図である。
【0017】図において、腰掛け式の便器本体51には
便座52aと便蓋52bを一体に備えたケーシング52
が固定され、このケーシング52の中に便器本体51の
ボールに洗浄水を供給するための洗浄水タンクを備える
と共に、局部洗浄機能を収納している。この局部洗浄機
能は、従来から知られているように、外部からの給水を
受けてこれを加熱する温水タンクやこの温水タンクから
洗浄水が供給され局部に向けて洗浄水を噴出するノズル
装置を備えると共に、洗浄後に温風を放出する温風乾燥
装置を設けたものである。そして、温水タンクでの洗浄
水の加熱温度やノズル装置及び温風乾燥装置の作動の全
てと洗浄水タンクからの洗浄水の供給を含めて操作する
ためのリモートコントローラ1が壁に設けたハンガー6
1によって保持されている。
【0018】図2はリモートコントローラ1の概略斜視
図、図3はその正面図、図4は底部側の要部の拡大図で
あって同図の(a)は左側面図、同図の(a)は底面
図、図5の(a)及び(b)はそれぞれ図3のA−A線
及びB−B線矢視による縦断面図である。
【0019】図において、リモートコントローラ1は、
先に述べた局部洗浄機能の全て及び洗浄水タンクから洗
浄水をボール部に供給するボール洗浄を含めて操作する
ものであり、その本体2には使用頻度及び操作対象を基
準として分類したスイッチを3つの群として配置してい
る。
【0020】第1群及び第2群のスイッチはそれぞれ局
部洗浄機能を操作するためのもので、第1群のスイッチ
としては左側配置として上下に4個を集約したものを備
え、第2群のスイッチとしては右側配置として上下に6
個を集約したものを備えている。
【0021】第1群のスイッチは、上から順に第1洗浄
スイッチ3a,第2洗浄スイッチ3b,乾燥スイッチ3
c及び停止スイッチ3dから構成され、いずれも同じ外
径の円形であって本体2の表面から球面状に前側に向け
て膨らませた外郭形状を持ち、タクト式のスイッチとし
てそれぞれの表面を押すことによって操作できるように
したものである。そして、他のスイッチも含めてこれら
を押す操作によって、本体2の上端部の左右に設けた光
透過窓1a,1bの内部に設けた投光及び受光素子によ
って機器側との間で赤外線を利用した信号の授受を可能
としている。
【0022】第1洗浄スイッチ3aは局部洗浄機能のノ
ズル装置を肛門洗浄に設定し、第2洗浄スイッチ3bは
このノズル装置をビデ用として使用できる位置に設定す
る。つまり、第1洗浄スイッチ3aが押圧操作される
と、ノズル装置は肛門洗浄位置に前進し、その位置のノ
ズル装置から洗浄水が噴出され肛門洗浄が実行される。
第2洗浄スイッチ3bが押圧操作されると、ノズル装置
はビデ洗浄位置に前進し、その位置のノズル装置から洗
浄水が噴出されビデ洗浄が実行される。また、乾燥スイ
ッチ3cは洗浄後に温風乾燥装置を作動させるものであ
り、停止スイッチ3dの押圧操作を経て、これらの洗浄
や乾燥等の全ての機能部はその作動を停止する。
【0023】第2群のスイッチは、それぞれほぼ正方形
の正面形状を持つと共に、図4の(b)に示すように、
幅方向の外郭形状を前面側に向けて曲面状に膨らませた
形状を持ち、その幅寸法は第1群の各スイッチの外径の
半分程度である。これらの第2群のスイッチは、上端か
ら順にノズル装置による洗浄形態を切り替えるための第
1モードスイッチ4a及び第2モードスイッチ4b、ノ
ズル装置の洗浄位置をそれぞれ前進及び後退させるノズ
ル前進スイッチ4c及びノズル後退スイッチ4dを備え
る。また、下端側にはノズル装置からの洗浄水の勢いを
それぞれ強く及び弱く設定する第1水勢スイッチ4e及
び第2水勢スイッチ4fを間隔をおいて配置すると共
に、これらの水勢スイッチ4e,4fの間に水勢の度合
いを液晶によって表示する表示部4gを備えている。
【0024】更に、リモートコントローラ1は、本体2
の上端であって左右両端の光透過窓3a,3bによって
挟まれた部分に、第3群のスイッチとしてボール洗浄ス
イッチ5を有する。このボール洗浄スイッチ5は、図5
の(a)に示すようにその奥側端に設けたヒンジ5aに
よって本体2にその上端面で連接されており、その操作
部の前端側が下方に押圧されることによって操作可能と
されている。そして、ボール洗浄スイッチ5は、図2お
よび図3並びに図5に示すように、リモートコントロー
ラ1自体の上端面の一部をなしていることから、操作部
の奥側上端稜線5aと手前側上端稜線5bは、リモート
コントローラ1の上端面の外郭線をなしている。つま
り、ボール洗浄スイッチ5は、リモートコントローラ1
の上端面に配設されており、その操作部は、リモートコ
ントローラ上端面の対向する外郭線を含む形状とされて
いる。しかも、本実施例では、ボール洗浄スイッチ5の
操作部は、本体2の前面から突出した形状ともされてい
る。なお、ヒンジ5aの周りにはボール洗浄スイッチ5
を図示の姿勢に保持できるようなスプリングを組み込ん
でおき、このボール洗浄スイッチ5を押した後には元の
姿勢に復帰できる構成とする。
【0025】上記した第1洗浄スイッチ3a等の各スイ
ッチは、図5に概略して示すように、本体2に内蔵した
基板2aの各端子2bにそれぞれ位置を対応させたもの
とし、これらのスイッチをその操作方向に押すことによ
って、端子2bに作用力を負荷して各機能部を操作可能
とする。
【0026】以上の構成において、局部洗浄機能の洗浄
や乾燥の作動及びこれらの停止のための第1群の各スイ
ッチ、即ち第1洗浄スイッチ3a〜停止スイッチ3d
は、局部洗浄の度に操作されるが、上下方向に一列に配
置されていて局部洗浄機能の動作に関連するものの集合
である。よって、使用者は、これら第1群の各スイッチ
の配置された領域以外のスイッチの群(第2群、第3
群)に注意を払うことなく、これら第1群の各スイッチ
をおのおの操作できる。しかも、これら第1群の各スイ
ッチは、その外郭平面形状が機能設定のためのスイッチ
4a〜4fと比べて大きく、形状も円形である。このた
め、使用者にこれら第1群の各スイッチが作動操作用の
スイッチであることを強く認識させることができ、洗浄
や乾燥等の基本的な機能の操作に戸惑いを感じさせるこ
とがない。
【0027】一方、機能部の設定用の第2群のスイッチ
である第1モードスイッチ4a〜第2水勢スイッチ4f
のそれぞれは、作動操作用の第1群の上記各スイッチに
比べると小さい形状であるが、これらの機能部設定用の
第2群の各スイッチは、いずれも縦方向に一列の塊に集
約配置されたものなので、スイッチの集合体としての認
識はしやすい。そして、機能の設定は頻繁に行われるも
のでもないので、第2群の上記各スイッチがこの集合体
の中に含まれていることさえ使用者が確認しておけば、
必要に応じて目的とする機能部の設定や切り替えの操作
が簡単に行える。
【0028】また、作動操作用の第1群の上記各スイッ
チ及び機能設定用の第2群の上記各スイッチのそれぞれ
は、図4に示すよう本体2の表面から曲面状に膨らんで
いる。よって、これら第1群の上記各スイッチ自身及び
上記の第1モードスイッチ4a等からなるスイッチの群
(第2群)の立体的な形状の視覚的な認識だけでなく手
で触れることによる触覚の相違によっても、操作しよう
とするスイッチの種類の判断を使用者に促すことができ
る。このため、何度か使用して操作に慣れてくると、機
能の設定の操作をしようとしたときに誤って作動操作用
の第1群の上記各スイッチに指先を触れた場合では、使
用者の知覚によって操作が誤りであることに気づくこと
ができ、無用な誤操作を招くこともない。
【0029】更に、機能設定用の第2群の上記各スイッ
チのそれぞれは、正面形状が作動操作用の第1群の上記
各スイッチに比べて小さいが、第2群の上記各スイッチ
も曲面状に膨らんだ面に含まれているので、形状が小さ
くてもこのような膨らみによって第2群の上記各スイッ
チの存在が強調される。このため、作動操作用の第1群
の上記各スイッチに対して機能設定用の第2群の上記各
スイッチの形状を随分小さくしたとしても、操作への影
響や使い勝手の面での障害の発生を免れ得る。したがっ
て、第2群の上記各スイッチの操作面をより一層小さく
した配列とすることも可能となり、本体2自身のコンパ
クト化も図られる。
【0030】また、便器本体51のボール洗浄は、ボー
ル洗浄スイッチ5を上から押すことで、洗浄水タンクか
ら便器本体51までの流路に設けた開閉電磁弁(図示せ
ず)を一定時間開くことによって行われる。このボール
洗浄は、局部洗浄機能とは全く別異の機能であり、この
ボール洗浄のためのボール洗浄スイッチ5を局部洗浄機
能ための第1群および第2群の上記各スイッチと以下の
点で異なるものとした。即ち、ボール洗浄スイッチ5
は、本体2の上端面に配設されてリモートコントローラ
1自体の上端面をなすことから、スイッチ配設場所の点
において、局部洗浄に関しての第1群および第2群の上
記各スイッチと相違する。また、ボール洗浄スイッチ5
は、上記の配設位置を採ることから、本体2の前面にお
ける第1群および第2群の上記各スイッチの配設可能領
域を不用意に狭くすることがないので、本体前面のスイ
ッチをその形状等において制約せずこれらスイッチを不
用意に小さくしないで済む。加えて、ボール洗浄スイッ
チ5は、そのスイッチ操作部がリモートコントローラ1
の対向する上端面の外郭線を含み本体2の前面から突出
した形状とされていることから、スイッチ操作部の形状
の点においても、局部洗浄に関しての第1群および第2
群の上記各スイッチと相違する。更には、ボール洗浄ス
イッチ5は、その押圧操作方向が下向きとされており、
スイッチ操作の方向の点からも、局部洗浄に関しての第
1群および第2群の上記各スイッチと相違する。これら
のことから、リモートコントローラ1によれば、ボール
洗浄スイッチ5を局部洗浄に関しての第1群および第2
群の上記各スイッチと明確に区別でき、第1群および第
2群の上記各スイッチをボール洗浄スイッチ5と間違え
て押圧操作するような誤操作を確実に回避することがで
きる。したがって、局部洗浄とボール洗浄という全く別
の操作対象についてのスイッチを本体2に備えているに
も拘わらず、これらの機能を誤ることなく操作でき、使
い勝手の向上が図られる。
【0031】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明は上記の実施例や実施形態になんら限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種
々なる態様で実施し得ることは勿論である。
【0032】例えば、上記の実施例では、ボール洗浄ス
イッチ5を、大小便の排便時に共通して使用されるもの
としたが、大便時と小便時とで異なるものとすることも
できる。即ち、ボール洗浄スイッチ5を本体2の上端左
右の光透過窓3aの側と光透過窓3bの側に左右に分割
し、一方を大便時に使用され多量の洗浄水でボール部の
洗浄を行なうためのものとし、他方を小便時に使用され
少量の洗浄水でボール部の洗浄を行なうためのものとす
ることもできる。更に、上記の実施例では、ボール洗浄
スイッチ5を、そのスイッチ操作部が本体2の前面から
突出した形状とされたものとしたが、当該スイッチ操作
部がリモートコントローラ1の対向する上端面の外郭線
を含むものであれば、これに限られない。つまり、ボー
ル洗浄スイッチ5のスイッチ操作部が本体2と同じ厚み
となるような形状、換言すれば当該操作部が本体2と前
後面においていわゆる面一とされていてもよい。
【0033】また、上記の実施例では、トイレ装置に付
属のリモートコントローラを例に採り説明したが、テレ
ビ、エアコン等の家電機器や浴槽設備に付属のリモート
コントローラに適用することができることは勿論であ
る。この場合には、電源スイッチがその使用頻度が高く
チャンネル変更等のスイッチとは異質のスイッチといえ
るので、この電源スイッチを上記のリモートコントロー
ラ1におけるボール洗浄スイッチ5のように構成するこ
ともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリモートコントローラを局部洗浄及び
ボール洗浄の機能を持つトイレ装置の操作用として設け
た例を示す図である。
【図2】リモートコントローラの概略斜視図である。
【図3】リモートコントローラの正面図である。
【図4】図3のリモートコントローラの底部側の拡大図
であって、同図の(a)は左側面図、同図の(b)は底
面図である。
【図5】リモートコントローラの縦断面図であって、同
図の(a)は図3のA−A線及び同図の(b)は図3の
B−B線矢視位置にそれぞれ対応する。
【符号の説明】
1 …リモートコントローラ 2 …本体 3a…第1洗浄スイッチ 3b…第2洗浄スイッチ 3c…乾燥スイッチ 3d…停止スイッチ 4a…第1モードスイッチ 4b…第2モードスイッチ 4c…ノズル前進スイッチ 4d…ノズル後退スイッチ 4e…第1水勢スイッチ 4f…第2水勢スイッチ 5 …ボール洗浄スイッチ 6 …本体 7a…第1洗浄スイッチ 7b…第2洗浄スイッチ 7c…乾燥スイッチ 7d…停止スイッチ 8a…第1モードスイッチ 8b…第2モードスイッチ 8c…水勢調節ダイヤル 8d…ノズル位置調整ダイヤル 9a…大用ボール洗浄スイッチ 9b…小用ボール洗浄スイッチ 10a…給湯機運転スイッチ 10b…入浴スイッチ 10c…連絡スイッチ 12a…機能スイッチ 12b…機能スイッチ 12c…機能スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河村 誠二郎 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 長門 賢一 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作対象の機器の機能部を遠隔操作する
    リモートコントローラであって、 前記遠隔操作の際に使用者により操作されるスイッチ
    を、リモートコントローラの周囲端面に配設して備え、 前記スイッチは、使用者の操作部を、前記周囲端面の対
    向する外郭線を含む形状で有することを特徴とするリモ
    ートコントローラ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のリモートコントローラで
    あって、 使用頻度の高いスイッチを請求項1記載の前記スイッチ
    として有する、リモートコントローラ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のリモートコントローラで
    あって、 使用頻度の高いスイッチは電源のオン・オフを行なうた
    めの電源スイッチとされている、リモートコントロー
    ラ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のリモートコントローラに
    おいて、便器ボール部を洗浄する便器洗浄装置と、便器
    に着座した使用者の人体局部を洗浄する局部洗浄装置と
    を前記機能部として遠隔操作するリモートコントローラ
    であって、 前記便器洗浄装置の遠隔操作の際に使用者により操作さ
    れる便器洗浄スイッチと、前記局部洗浄装置の遠隔操作
    の際に使用者により操作される局部洗浄スイッチとを有
    し、 前記便器洗浄スイッチを請求項1記載の前記スイッチと
    して有する、リモートコントローラ。
  5. 【請求項5】 便器ボール部を洗浄する便器洗浄装置
    と、便器に着座した使用者の人体局部を洗浄する局部洗
    浄装置と、これら装置を遠隔操作するリモートコントロ
    ーラとを備えたトイレ装置であって、 前記リモートコントローラは、 前記便器洗浄装置の遠隔操作の際に使用者により操作さ
    れる便器洗浄スイッチと、前記局部洗浄装置の遠隔操作
    の際に使用者により操作される局部洗浄スイッチとを有
    し、 前記便器洗浄スイッチを、リモートコントローラの周囲
    端面に配設して備え、 前記便器洗浄スイッチは、使用者の操作部を、前記周囲
    端面の対向する外郭線を含む形状で有することを特徴と
    するトイレ装置。
JP23362698A 1995-10-20 1998-08-04 リモートコントローラとこれを有するトイレ装置 Pending JPH11154441A (ja)

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