JPH09116987A - リモートコントローラ - Google Patents

リモートコントローラ

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JPH09116987A
JPH09116987A JP27245295A JP27245295A JPH09116987A JP H09116987 A JPH09116987 A JP H09116987A JP 27245295 A JP27245295 A JP 27245295A JP 27245295 A JP27245295 A JP 27245295A JP H09116987 A JPH09116987 A JP H09116987A
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JP
Japan
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switch
switches
remote controller
group
main body
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JP27245295A
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English (en)
Inventor
Kaori Tamura
香織 田村
Noriko Osada
典子 長田
Seijiro Kawamura
誠二郎 河村
Kenichi Nagato
賢一 長門
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
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Publication of JPH09116987A publication Critical patent/JPH09116987A/ja
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Priority to JP23362698A priority patent/JPH11154441A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H9/02Bases, casings, or covers
    • H01H9/0214Hand-held casings
    • H01H9/0235Hand-held casings specially adapted for remote control, e.g. of audio or video apparatus

Landscapes

  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器の操作対象の増加に対しても使い勝手が
よくて誤操作を伴なうことなく操作できるリモートコン
トローラを提供すること。 【解決手段】 機器の機能部の操作のための多数のスイ
ッチを複数の群に分けてこれらのスイッチどうしを1列
に配置すると共に、各群のスイッチのそれぞれをリモー
トコントローラの本体の表面から前側に膨出させた面に
含ませたものとし、各群ごとの膨出量の差やスイッチの
大きさ形状の相違によって、各スイッチの位置及びその
存在を使用者に認識させやすくする。また、機器の機能
部についてたとえば使用頻度の高い作動と停止及び使用
頻度が低い機能調節等に分類し、これらの分類に基づい
てスイッチを各群に配置したり使用頻度に低いスイッチ
を小さくしたりすることで、誤操作をなくすと同時にス
イッチの配置数も増やせるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば各種の家
庭用の電気機器や住宅設備機器等を操作するためのリモ
ートコントローラに係り、特に多機能の機器についても
その操作に戸惑うことなく簡単に取り扱えるようにした
スイッチの配列に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビ,ビデオ,エアコン等の一般電化
製品をはじめとして、浴槽への給水や給湯及びその温度
設定のシステムや温水洗浄便座として既に広く使用され
ている機器には、機能部の操作のためのリモートコント
ローラを付帯したものが近来では殆どである。
【0003】リモートコントローラは、機器の機能部を
操作対象としたスイッチを多数備えたものが一般的であ
り、例えばエアコン用のものであれば、暖房・冷房の切
替え,温度設定,タイマーの設定等のためのスイッチを
備えると共に、設定温度やタイマーによる予約時間を表
示する表示部が設けられる。また、他の機器の分野にお
いても、対象となる機器の機能の全てについて操作する
ためのスイッチを操作面に備えるというものが通常であ
る。
【0004】このようなリモートコントローラは、従来
では手で持って使用する比較的小型のものであったが、
近来では機器の多機能化によって操作対象も増大してい
るため、壁に固定したハンガーに取り外しできるように
備え付けるものが多い。そして、操作対象が増えること
から当然スイッチの数も増えることになるため、操作す
るときに使用者が混乱して誤操作することも多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようなスイッチの
数の増加に対して、たとえば使用頻度が高いものを主と
し、そうではないものを従とするような分類に基づい
て、スイッチの配列やそれぞれの大きさや形状を決める
ことは一つの有効な手段であり、従来からこのような設
計が採用されている。
【0006】たとえば、電源のオン・オフを必ず操作し
なければならない機器であれば、電源スイッチを大きく
してその位置も指が掛けやすい所としたり、使用頻度が
低くて勝手に設定を変えられると不都合を招くようなス
イッチであれば開閉式のカバーの中に組み込んだりする
ことで、使い勝手の向上と誤操作の防止を図ることがで
きる。
【0007】また、操作盤の大きさには限界があって操
作対象に相当する数のスイッチを設けられないようであ
れば、機能拡張スイッチを付属して一つのスイッチを2
以上の操作対象に適用できるようにすることも可能であ
る。
【0008】しかしながら、開閉式のカバーの中にスイ
ッチを備えるものでは、使用頻度が低いからとはいって
も、カバーの中の狭い空間に押し込められたスイッチを
使うのはかなり操作し辛いし、カバーの中に収納できる
スイッチの数にも限りがあり、機器の多機能化への対応
性に乏しい。
【0009】また、機能拡張スイッチを備える場合で
は、多数のスイッチの配列だけでも戸惑いがちなのに、
この機能拡張スイッチを付属することで更に一層使用者
が混乱する事態に陥りやすい。
【0010】このように、従来のリモートコントローラ
では、機器の操作対象の増加に充分に対応できていると
はいえず、スイッチの単純な配列だけでは誤操作を招き
やすいなど使い勝手の面での問題もある。
【0011】本発明において解決すべき課題は、機器の
操作対象の増加に対しても使い勝手がよくて誤操作を伴
なうことなく操作できるリモートコントローラを提供す
ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、操作対象の機
器の機能部をそれぞれ操作するためのスイッチを本体の
表面に備えたリモートコントローラであって、複数個の
スイッチを前記機能部の作動に関連したものとこれらの
機能部の機能調節に関連したものとに分類し、これらの
分類したスイッチを複数の群に区分けして設け、前記区
分けされた各群のスイッチの少なくとも一つを前記本体
の表面から前側に1列に膨出させた面に含ませてなるこ
とを特徴とする。
【0013】このような構成において、機能部の作動に
関連するスイッチを配置した群の本体からの膨出量を、
機能部の機能調節に関連するスイッチを配置した群の膨
出量よりも大きくすると共に、前側に1列に膨出させた
面に配置したり、機能部の作動に関連するスイッチの正
面の外郭占有面積に比較して、機能部の機能調節に関連
するスイッチの占有面積を小さくし、この機能部の機能
調節に関するスイッチを前側に1列に膨出させた面に配
置したりすることができる。
【0014】また、機能部を相互に機能的に関連するも
のと、これらとは別異の機能を持つ機能部とから構成
し、相互に機能的に関連する機能部に対して本体の表面
に設けたスイッチを対応させ、別異の機能を持つ機能部
に対しては、本体表面のスイッチの配置面から外れた位
置に設けたスイッチを対応させた構成としてもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】複数のスイッチを機能部の作動に
関連したもの及び機能調節に関連したものに分類したも
のを複数の群に区分けし、これらの群のスイッチの少な
くとも一つを前側に1列に膨出させたものとすると、各
群の膨出による立体的な外観によって視覚及び触覚を利
用して各群のスイッチの使用頻度等を確実に使用者に認
識させることができる。そして、一つの群に含まれる複
数のスイッチは、それ自身を含む群の中に整列させ且つ
機能部の機能の種類に応じた相互の配置によって、多機
能の機器であっても誤操作の恐れがない取扱いが可能と
なる。
【0016】機能部の作動に関連するスイッチを含む群
の膨出量を大きくした場合では使用頻度の高いスイッチ
を目立たせると同時に指先が掛かりやすくすることがで
き、操作性の向上と誤操作の防止が図られる。また、機
能調節のためのスイッチを小さくすることにより、この
機能調節用のスイッチを含む群のの占有面積も小さくな
り、より多くのスイッチの配列が可能となるほかリモー
トコントローラの小型化も図られる。
【0017】更に、同一の機器が機能的に全く関連のな
い機能部を持つものについてそのスイッチを他の機能の
操作のためのスイッチの配置面から外すことによって、
全く別異の機能についてこれらを誤操作することなく取
り扱うことができる。
【0018】
【実施例】図1は本発明のリモートコントローラを備え
た便器装置の斜視図である。
【0019】図において、腰掛け式の便器本体51には
便座52aと便蓋52bを一体に備えたケーシング52
が固定され、このケーシング52の中に便器本体51の
ボールに洗浄水を供給するための洗浄水タンクを備える
と共に、局部洗浄機能を収納している。この局部洗浄機
能は、従来から知られているように、外部からの給水を
受けてこれを加熱する温水タンクやこの温水タンクから
洗浄水が供給され局部に向けて洗浄水を噴出するノズル
装置を備えると共に、洗浄後に温風を放出する温風乾燥
装置を設けたものである。そして、温水タンクでの洗浄
水の加熱温度やノズル装置及び温風乾燥装置の作動の全
てと洗浄水タンクからの洗浄水の供給を含めて操作する
ためのリモートコントローラ1が壁に設けたハンガー6
1によって保持されている。
【0020】図2はリモートコントローラ1の概略斜視
図、図3はその正面図、図4は底部側の要部の拡大図で
あって同図の(a)は左側面図、同図の(a)は底面
図、図5の(a)及び(b)はそれぞれ図3のA−A線
及びB−B線矢視による縦断面図である。
【0021】図において、リモートコントローラ1は、
先に述べた局部洗浄機能の全て及び洗浄水タンクから洗
浄水をボール部に供給するボール洗浄を含めて操作する
ものであり、その本体2には使用頻度及び操作対象を基
準として分類したスイッチを3つの群れとして配置して
いる。
【0022】第1群及び第2群のスイッチはそれぞれ局
部洗浄機能を操作するためのもので、第1群のスイッチ
としては左側配置として上下に4個を集約したものを備
え、第2群のスイッチとしては右側配置として上下に6
個を集約したものを備えている。
【0023】第1群のスイッチは、上から順に第1洗浄
スイッチ3a,第2洗浄スイッチ3b,乾燥スイッチ3
c及び停止スイッチ3dから構成され、いずれも同じ外
径の円形であって本体2の表面から球面状に前側に向け
て膨らませた外郭形状を持ち、タクト式のスイッチとし
てそれぞれの表面を押すことによって操作できるように
したものである。そして、他のスイッチも含めてこれら
を押す操作によって、本体1の上端部の左右に設けた光
透過窓1a,1bの内部に設けた投光及び受光素子によ
って機器側との間で赤外線を利用した信号の授受を可能
としている。
【0024】第1洗浄スイッチ3aは局部洗浄機能のノ
ズル装置を肛門洗浄に設定し、第2洗浄スイッチ3bは
このノズル装置をビデ用として使用できる位置に設定す
る。また、乾燥スイッチ3cは洗浄後に温風乾燥装置を
作動させるものであり、停止スイッチ3dはこれらの洗
浄や乾燥等の全ての機能部の作動を停止させる。
【0025】第2群のスイッチは、それぞれほぼ正方形
の正面形状を持つと共に、図4の(b)に示すように、
幅方向の外郭形状を前面側に向けて曲面状に膨らませた
形状を持ち、その幅寸法は第1群の各スイッチ3a〜3
dの外径よりも半分程度である。これらの第2群のスイ
ッチは、上端から順にノズル装置による洗浄形態を切り
替えるための第1モードスイッチ4a及び第2モードス
イッチ4b、ノズル装置の洗浄位置をそれぞれ前進及び
後退させるノズル前進スイッチ4c及びノズル後退スイ
ッチ4dを備える。また、下端側にはノズル装置からの
洗浄水の勢いをそれぞれ強く及び弱く設定する第1水勢
スイッチ4e及び第2水勢スイッチ4fを間隔をおいて
配置すると共に、これらの水勢スイッチ4e,4fの間
に水勢の度合いを液晶によって表示する表示部4gを備
えている。
【0026】更に、本体1の上端であって左右両端の光
透過窓3a,3bによって挟まれた部分にはボール洗浄
スイッチ5を設ける。このボール洗浄スイッチ5は図5
の(a)に示すようにその奥側端に設けたヒンジ5aに
よって本体2に連接され、その前端側の上面を下に押す
ことによって操作可能としたものである。なお、ヒンジ
5a周りにはボール洗浄スイッチ5を図示の姿勢に保持
できるようなスプリングを組み込んでおき、このボール
洗浄スイッチ5を押した後には元の姿勢に復帰できる構
成とする。
【0027】以上の各スイッチ3a〜5は、図5に概略
して示すように、本体2に内蔵した基板2aの各端子2
bにそれぞれ位置を対応させたものとし、これらのスイ
ッチ3a〜5をその操作方向に押すことによって、端子
2bに作用力を負荷して各機能部を操作可能とする。
【0028】以上の構成において、局部洗浄機能の洗浄
や乾燥の作動及びこれらの停止のためのスイッチ3a〜
3dは使用の度に操作されるが、これらのスイッチ3a
〜3dは上下方向に一列に配置されていて局部洗浄機能
の動作に関連するものの集合であることから、これらの
配置された領域以外のスイッチの群れに注意を払うこと
なく操作できる。すなわち、これらのスイッチ3a〜3
dは、その外郭平面形状が機能設定のためのスイッチ4
a〜4fと比べて大きくしかも円形であることから、使
用者に作動操作用のスイッチであることを強く認識させ
ることができ、洗浄や乾燥等の基本的な機能の操作に戸
惑いを感じさせることがない。
【0029】一方、機能部の設定用の第1モードスイッ
チ4a〜第2水勢スイッチ4fのそれぞれは、作動操作
用のスイッチ3a〜3dに比べると小さい形状である
が、これらの機能部設定用の各スイッチ4a〜4fは、
いずれも縦方向に一列の塊に集約配置されたものなの
で、スイッチの集合体としての認識はしやすい。そし
て、機能の設定は頻繁に行われるものでもないので、各
スイッチ4a〜4fがこの集合体の中に含まれているこ
とさえ使用者が確認しておけば、必要に応じて目的とす
る機能部の設定や切り替えの操作が簡単に行える。
【0030】また、作動用のスイッチ3a〜3d及び機
能設定用のスイッチ4a〜4fのそれぞれは図4に示す
よう本体2の表面から曲面状に膨らんでいるので、これ
らのスイッチ3a〜3d自身及びスイッチ4a〜4fの
群の立体的な形状の視覚的な認識だけでなく手で触れる
ことによる触覚の相違によっても、操作しようとするス
イッチの種類の判断を使用者に促すことができる。この
ため、何度か使用して操作に慣れてくると、機能の設定
の操作をしようとしたときに誤って作動用のスイッチ3
a〜3dに指先を触れた場合では、使用者の知覚によっ
て操作が誤りであることに気づくことができ、無用な誤
操作を招くこともない。
【0031】更に、機能設定用のスイッチ4a〜4fの
それぞれは正面形状が作動操作用のスイッチ3a〜3d
に比べて小さいが、これらのスイッチ4a〜4fも曲面
状に膨らんだ面に含まれているので、形状が小さくても
このような膨らみによってスイッチ4a〜4fの存在が
強調される。このため、作動操作用のスイッチ3a〜3
dに対してスイッチ4a〜4fの形状を随分小さくした
としても、操作への影響や使い勝手の面での障害の発生
を免れ得る。したがって、スイッチ4a〜4fの操作面
をより一層小さくした配列とすることも可能となり、本
体2自身のコンパクト化も図られる。
【0032】また、便器本体51のボール洗浄は、ボー
ル洗浄スイッチ5を上から押すことで、洗浄水タンクか
ら便器本体51までの流路に設けた開閉電磁弁(図示せ
ず)を一定時間開くことによって行われる。このボール
洗浄は、局部洗浄機能とは全く別異の機能であり、ボー
ル洗浄スイッチ5を本体2の上端であって局部洗浄機能
ための各スイッチ3a〜3d,4a〜4fとの配置面と
は異なる部位に位置させ、しかも操作方向も下向きとす
ることによって、誤って局部洗浄機能のためのスイッチ
3a〜3d,4a〜4fを押すような操作を避けること
ができる。したがって、局部洗浄とボール洗浄という全
く別の操作対象についてのスイッチを本体2に備えてい
るにも拘わらず、これらの機能を誤ることなく操作で
き、使い勝手の向上が図られる。
【0033】図6は局部洗浄及びボール洗浄のための別
のリモートコントローラの例を示す概略斜視図である。
【0034】この例は、先の例よりも幅広の本体6に第
1の群として第1洗浄スイッチ7a,第2洗浄スイッチ
7b、乾燥スイッチ7c及び停止スイッチ7dを上下方
向に1列配置し、その左右に第2の群を配置したもので
ある。第2の群のうち右側配置のものには、先の例と同
様に第1モードスイッチ8a及び第2モードスイッチ8
bを備えると共に、その下には回転摘まみ式の水勢調節
ダイヤル8c及びノズルの前進及び後退の位置を設定す
るためのノズル位置調節ダイヤル8dを設けている。
【0035】なお、この第2の群のスイッチ8a〜8d
の右側には、液晶による表示部8eを設けておき、この
表示部8eによって時刻を表示したり設定した水勢の大
きさやノズルの位置を示すパターンを表示することもで
きる。
【0036】第1の群のスイッチ7a〜7dの左側に位
置する第2の群は、ボール洗浄のためのスイッチであ
り、上側には大用の後に洗浄水量を多く供給する操作の
ための大用ボール洗浄スイッチ9aを配置すると共に、
その下側には小用の後に操作する小用ボール洗浄スイッ
チ9bを設けている。
【0037】各スイッチ7a〜7d,8a〜8d,9
a,9bのそれぞれは、先の例と同様にタクト式のスイ
ッチとしたものであり、ボール洗浄スイッチ9a,9b
を含めてこれらを前面から押すことによってそれぞれの
操作対象の操作を可能としたものである。そして、第1
の群の各スイッチ7a〜7dは、図示のように他の第2
の群のスイッチよりも前側に大きく突き出ているので、
これらのスイッチ7a〜7dを目立たせることができ
る。したがって、局部洗浄機能の作動及び停止をその操
作対象として頻繁に使用する各スイッチ7a〜7dをそ
の周りの第2の群のスイッチに比べて使いやすくするこ
とができる。
【0038】このように、第1の群のスイッチ7a〜7
dを上下に一列に配置すると共に他のスイッチに比べて
前側への突き出しを大きくすることによって、局部洗浄
機能の作動に関する操作を他の機能の操作を視覚的にも
触覚的にも区別して行うことができ、誤操作の防止と使
い勝手の向上が可能となる。
【0039】更に、図7は浴槽設備用としたリモートコ
ントローラの例を示す概略斜視図である。
【0040】図示の例では、給湯機,浴槽及び浴室の外
との連絡機能についてそれぞれ操作可能としたものであ
り、スイッチの第1の群として給湯機運転スイッチ10
a,入浴スイッチ10b及び連絡スイッチ10cを横に
1列配置で設けると共に、上端部には液晶の表示部11
a,11b,11cをそれぞれ配置している。また、ス
イッチの第2の群は、これらの各スイッチ10a〜10
cの下側のそれぞれに配列した多数の機能スイッチ12
a,12b,12cによって構成されている。
【0041】給湯機運転スイッチ10aは浴槽に接続し
た給湯機の着火及び停止の操作を行うものであり、これ
に付属した機能スイッチ12aはたとえば給湯温度の設
定操作用である。入浴スイッチ10bは給湯機からの給
湯の供給及び停止の操作を行い、その機能スイッチ12
bとしてはたとえば浴槽内の湯の温度や水位の設定等を
目的として配置される。そして、連絡スイッチ11cは
入浴している人が外部と連絡を取るためにたとえば台所
に設置したブザーを鳴らすためのものであり、その機能
スイッチ12cはブザーの音量の調節等に適用したもの
である。
【0042】この例においても、入浴の際に必要な給湯
機の作動及び浴槽の湯の温度やその量を決める作動のた
めの給湯機運転スイッチ10a,入浴スイッチ10b及
び緊急時の際に使用する連絡スイッチ10cは、図6の
例と同様に第2の群のスイッチよりも大きく前に付き出
た配置である。このため、これらの使用頻度の高いスイ
ッチ10a〜10cについて操作を誤ることなく簡単に
取り扱うことができる。
【0043】
【発明の効果】本発明では、機能部の作動及び機能調節
に分類したスイッチを区分けして群の配列とし、これら
の群を前側に1列に立体的に膨出させているので、その
立体面を視覚的または触覚的に認識して操作することが
でき、たとえば群の膨出量に差を付けたりそれぞれに配
置するスイッチの大きさを変えることで、目的とするス
イッチを誤りなく操作することができる。
【0044】また、群のそれぞれについて、操作対象の
機能部の機能毎に分類したスイッチの配置とすることに
よって、使用頻度の高いものと低いものとの群に区分け
することができ、使用頻度の高いスイッチを含む群につ
いてはその膨出量を大きくする等によって操作性が更に
向上する。
【0045】更に、たとえば使用頻度の低いスイッチを
小型にしていてもこれらを含む膨出形状によって各スイ
ッチの存在を使用者に充分認識させることができるの
で、スイッチの数を増やして機器の多機能化に対応でき
るほか、本体のコンパクト化も図られる。
【0046】そして更に、機器が複数の機能部を備えて
いてその機能が全く相互に関連しないような場合では、
機能が共通しているものとそうでないものとのそれぞれ
のスイッチの配置面を互いに外すことによって、操作を
誤ることなく取り扱うことができ、使用者が操作に際し
て混乱に陥る度合いも削減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリモートコントローラを局部洗浄及び
ボール洗浄の機能を持つ便器装置の操作用として設けた
例を示す図である。
【図2】リモートコントローラの概略斜視図である。
【図3】リモートコントローラの正面図である。
【図4】図3のリモートコントローラの底部側の拡大図
であって、同図の(a)は左側面図、同図の(b)は底
面図である。
【図5】リモートコントローラの縦断面図であって、同
図の(a)は図3のA−A線及び同図の(b)は図3の
B−B線矢視位置にそれぞれ対応する。
【図6】リモートコントローラの別の例を示す概略斜視
図である。
【図7】浴室の浴槽設備用のリモートコントローラの一
例を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
1 :リモートコントローラ 2 :本体 3a:第1洗浄スイッチ 3b:第2洗浄スイッチ 3c:乾燥スイッチ 3d:停止スイッチ 4a:第1モードスイッチ 4b:第2モードスイッチ 4c:ノズル前進スイッチ 4d:ノズル後退スイッチ 4e:第1水勢スイッチ 4f:第2水勢スイッチ 5 :ボール洗浄スイッチ 6 :本体 7a:第1洗浄スイッチ 7b:第2洗浄スイッチ 7c:乾燥スイッチ 7d:停止スイッチ 8a:第1モードスイッチ 8b:第2モードスイッチ 8c:水勢調節ダイヤル 8d:ノズル位置調整ダイヤル 9a:大用ボール洗浄スイッチ 9b:小用ボール洗浄スイッチ 10a:給湯機運転スイッチ 10b:入浴スイッチ 10c:連絡スイッチ 12a:機能スイッチ 12b:機能スイッチ 12c:機能スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河村 誠二郎 北九州市小倉北区中島2丁目1番1号 東 陶機器株式会社内 (72)発明者 長門 賢一 北九州市小倉北区中島2丁目1番1号 東 陶機器株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作対象の機器の機能部をそれぞれ操作
    するためのスイッチを本体の表面に備えたリモートコン
    トローラであって、複数個のスイッチを前記機能部の作
    動に関連したものとこれらの機能部の機能調節に関連し
    たものとに分類し、これらの分類したスイッチを複数の
    群に区分けして設け、前記区分けされた各群のスイッチ
    の少なくとも一つを前記本体の表面から前側に1列に膨
    出させた面に含ませてなるリモートコントローラ。
  2. 【請求項2】 前記機能部の作動に関連するスイッチを
    配置した群の前記本体からの膨出量を、前記機能部の機
    能調節に関連するスイッチを配置した群の膨出量よりも
    大きくすると共に、前記前側に1列に膨出させた面に配
    置してなる請求項1記載のリモートコントローラ。
  3. 【請求項3】 前記機能部の作動に関連するスイッチの
    正面の外郭占有面積に比較して、前記機能部の機能調節
    に関連するスイッチの占有面積を小さくし、該機能部の
    機能調節に関するスイッチを前記前側に1列に膨出させ
    た面に配置してなる請求項1記載のリモートコントロー
    ラ。
  4. 【請求項4】 前記機能部を相互に機能的に関連するも
    のと、これらとは別異の機能を持つ機能部とから構成
    し、前記相互に機能的に関連する機能部に対して前記本
    体の表面に設けたスイッチを対応させ、前記別異の機能
    を持つ機能部に対しては、前記本体表面のスイッチの配
    置面から外れた位置に設けたスイッチを対応させてなる
    請求項1から3に記載のリモートコントローラ。
JP27245295A 1995-10-20 1995-10-20 リモートコントローラ Pending JPH09116987A (ja)

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JP23362598A JPH11154440A (ja) 1995-10-20 1998-08-04 リモートコントローラとこれを有するトイレ装置
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