JP2000087415A - 人体局部洗浄装置 - Google Patents

人体局部洗浄装置

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JP2000087415A
JP2000087415A JP10262538A JP26253898A JP2000087415A JP 2000087415 A JP2000087415 A JP 2000087415A JP 10262538 A JP10262538 A JP 10262538A JP 26253898 A JP26253898 A JP 26253898A JP 2000087415 A JP2000087415 A JP 2000087415A
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lid
operation switch
human body
push button
pressed
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JP10262538A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Fujino
清 藤野
Takayuki Saito
隆幸 齊藤
Yukihiro Fukuda
幸弘 福田
Tsutomu Harada
努 原田
Kenichiro Nakao
健一郎 中尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2219/00Legends
    • H01H2219/002Legends replaceable; adaptable
    • H01H2219/026Legends replaceable; adaptable with programming switches
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2221/00Actuators
    • H01H2221/08Actuators composed of different parts
    • H01H2221/082Superimposed actuators

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  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 袖部に配設された操作装置の操作スイッチを
操作する際の心理的な抵抗感をほぼ完全に払拭すること
ができる人体局部洗浄装置を提供する。 【解決手段】 便座に座った人体の局部へ向けて洗浄水
を吐出する手段を有する人体局部洗浄装置であって、便
座の側方に配設された袖部を備え、袖部に操作装置が配
設され、操作装置は操作スイッチと操作スイッチを覆う
着脱可能な蓋とを有し、蓋表面に押釦が配設され、押釦
の押圧操作に機械的に連動して操作スイッチが押圧され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は人体局部洗浄装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】便座に座った人体の局部へ向けて洗浄水
を吐出する手段を有する人体局部洗浄装置が広く使用さ
れている。人体局部洗浄装置においては、一般に便座の
側方に洗浄水加熱装置等が収容された箱型の袖部が配設
されており、袖部に、おしり洗浄スッチ、ビデ洗浄スイ
ッチ、洗浄停止スイッチ、温度設定スイッチ、流量設定
スイッチ等の各種操作スイッチを有する操作装置が配設
されている。おしり洗浄スッチ、ビデ洗浄スイッチ、洗
浄停止スイッチ、温度設定スイッチ、流量設定スイッチ
等の各種操作スイッチを有するリモコン装置をトイレル
ームの壁面に固定し、リモコン装置を介して作動を制御
するように構成した人体局部洗浄装置も広く使用されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】便座を押し上げて男性
が小用を足すときに、袖部に配設された操作装置の操作
スイッチやトイレルームの壁面に固定されたリモコン装
置の操作スイッチに小便の飛沫が付着する可能性があ
る。このため、潔癖な人は操作スイッチの操作にかなり
心理的な抵抗感を覚える。操作装置の表面やリモコン装
置の表面を濡れたティッシュ等で拭いた後に操作スイッ
チに触れることにより、心理的な抵抗感はかなり軽減す
るが、単に拭いただけでは心理的な抵抗感を完全に払拭
することはできない。本発明は上記問題に鑑みてなされ
たものであり、袖部に配設された操作装置の操作スイッ
チや、トイレルームの壁面に固定されたリモコン装置の
操作スイッチを操作する際の心理的な抵抗感をほぼ完全
に払拭することができる人体局部洗浄装置を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明においては、上記
課題を解決するために、便座に座った人体の局部へ向け
て洗浄水を吐出する手段を有する人体局部洗浄装置であ
って、便座の側方に配設された袖部を備え、袖部に操作
装置が配設され、操作装置は操作スイッチと操作スイッ
チを覆う着脱可能な蓋とを有し、蓋表面に押釦が配設さ
れ、押釦の押圧操作に機械的に連動して操作スイッチが
押圧されることを特徴とする人体局部洗浄装置を提供す
る。
【0005】また本発明においては、便座に座った人体
の局部へ向けて洗浄水を吐出する手段を有する人体局部
洗浄装置であって、トイレルームの壁面に固定されたリ
モコン装置を備え、リモコン装置は操作スイッチと操作
スイッチを覆う着脱可能な蓋とを有し、蓋表面に押釦が
配設され、押釦の押圧操作に機械的に連動して操作スイ
ッチが押圧されることを特徴とする人体局部洗浄装置を
提供する。本発明に係る人体局部洗浄装置においては、
操作スイッチを覆う蓋の表面に配設された押釦を押圧す
ることにより、操作スイッチを押圧し、装置の作動を操
作できる。蓋は、当該蓋の表面に配設された押釦の押圧
と操作スイッチの押圧とを機械的に連動させる機構を有
すれば良いので、蓋には電気的な機構を設ける必要が無
い。電気的な機構を有さない着脱可能な蓋は、取り外し
て丸洗いすることができる。人体局部洗浄装置の利用者
は、丸洗いした蓋を装着し、蓋の表面に配設された押釦
を押圧することにより、心理的な抵抗感を覚えずに操作
スイッチを操作することができる。
【0006】本発明の好ましい態様においては、蓋が装
着され、蓋表面に配設された押釦の押圧操作に機械的に
連動して操作スイッチが押圧された場合と、蓋が取り外
され、操作スイッチが直接押圧された場合とで、実行さ
れる機能が異なる。上記構成によれば、1つの操作スイ
ッチが2つの機能を実行するので、操作装置やリモコン
装置を小型化でき、ひいては人体局部洗浄装置を小型化
できる。
【0007】本発明の好ましい態様においては、蓋が装
着され、蓋表面に配設された押釦の押圧操作に機械的に
連動して操作スイッチが押圧された場合と、蓋が取り外
され、操作スイッチが直接押圧された場合とで、実行さ
れる機能が同一である。
【0008】本発明の好ましい態様においては、蓋が装
着され、蓋表面に配設された押釦の押圧操作に機械的に
連動して操作スイッチが押圧された場合と、蓋が取り外
され、操作スイッチが直接押圧された場合とで、実行さ
れる機能が同一であり、且つ蓋表面に配設された押釦の
数が操作スイッチの数より少ない。上記構成によれば、
蓋表面に大寸法の押釦を配設し、当該押釦の押圧によっ
て主要機能を実行するように構成することができる。こ
の結果、主要機能の実行のための操作が容易になる。
【0009】本発明の好ましい態様においては、蓋が装
着され、蓋表面に配設された押釦の押圧操作に機械的に
連動して操作スイッチが押圧された場合と、蓋が取り外
され、操作スイッチが直接押圧された場合とで、実行さ
れる機能が同一であり、且つ蓋表面に配設された押釦の
数が操作スイッチの数と同一である。上記構成によれ
ば、蓋の押釦を押圧しても、操作スイッチを直接押圧し
ても同一の機能を実行できるので、操作の際の自由度が
増し、人体局部洗浄装置の利便性が向上する。
【0010】本発明の好ましい態様においては、蓋が装
着され、蓋表面に配設された押釦の押圧操作に機械的に
連動して操作スイッチが押圧された場合と、蓋が取り外
され、操作スイッチが直接押圧された場合とで、実行さ
れる機能が同一であり、且つ蓋表面に配設された押釦の
数が操作スイッチの数より多い。上記構成によれば、大
寸法の操作スイッチを配設し、当該操作スイッチの押圧
によって主要機能を実行するように構成することができ
る。この場合、主要機能の実行のためのスイッチ操作
は、主に、押し易い大寸法の操作スイッチによって行わ
れると考えられる。大寸法の操作スイッチは蓋で覆われ
ているので、小便が付着しているおそれは無い。通常
は、主要機能の実行のためのスイッチ操作のみが行われ
るので、結局、操作スイッチを操作する際の心理的な抵
抗感が払拭される。
【0011】本発明の好ましい態様においては、人体局
部洗浄装置は蓋の個性を識別する手段を備える。蓋の個
性を識別することができれば、各利用者がそれぞれ自分
用の個性の異なる蓋を持ち、当該蓋を装着すると、蓋の
個性が識別され、ひいては利用者が誰であるかが識別さ
れるように構成することが可能となる。この場合、予め
記憶された各利用者の好みに合わせて、洗浄水の流量、
洗浄水の温度、洗浄モード等を自動設定することが可能
となる。この結果、人体局部洗浄装置の利便性が向上す
る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施例に係る人体局部洗
浄装置を説明する。図1に示すように、本実施例に係る
人体局部洗浄装置は、図示しない水道配管に接続された
配管1を備えている。配管1の途上に圧力調整機能を有
する電磁止水弁2が配設されている。電磁止水弁2から
下流ヘ延びる給水配管1に熱交換器3が接続されてい
る。熱交換器3内に、ヒーター4と、熱交換器内の水位
を検知し空焚き等を防止するための水位センサー5と、
熱交換器3内の水温を監視するための温度センサー6、
7とが設けられている。熱交換器3から下流へ延びる配
管8の途上に大気開放弁9が配設され、配管8の下流端
に流量制御弁10が接続されている。流量制御弁10か
ら下流ヘ延びるフレキシブルチューブ11が棒状の洗浄
水吐出ノズル12に接続している。洗浄水吐出ノズル1
2の先端に吐出口が形成されている。洗浄水吐出ノズル
12を長手方向へ往復駆動する図示しない駆動装置が配
設されている。
【0013】人体局部洗浄装置は、制御装置13と、主
電源の操作装置である電源投入装置14と、便器の使用
を検知する使用検知装置15と、制御装置13に制御指
令を出す操作装置16aと、リモコン装置16bとを備
えている。リモコン装置16bは、トイレルームの壁面
に固定されている。水位センサー5からの水位信号、温
度センサー6、7からの温度信号、使用検知装置15か
らの使用検知信号、操作装置16a、リモコン装置16
bからの各種制御指令信号が制御装置13に入力され
る。制御装置13から、電磁止水弁2、ヒーター4、流
量制御弁10、図示しない洗浄水吐出ノズル駆動装置に
制御信号が出力される。
【0014】図2に示すように、人体局部洗浄装置は、
流量制御弁10、洗浄水吐出ノズル12、制御装置13
等が収容された本体17と、便座19の側方に配設さ
れ、本体17の側部に取り付けられた箱状の袖部18と
を備えている。袖部18内に電磁止水弁2、ヒーター4
等が配設されている。本体17は便座19、便蓋20と
一体に組み立てられている。便座19は便器Aのリム上
に載置されている。
【0015】図2、3に示すように、袖部18に操作装
置16aが配設されている。操作装置16aは、袖部1
8の上面に配設された洗浄水の温度設定、洗浄水の流量
設定、間歇洗浄、強弱変動洗浄、移動洗浄等の各種洗浄
モードの設定等の補助機能の実行を指示する多数の操作
スイッチ21と、操作スイッチ21に隣接して配設され
た複数の磁気検知スイッチ22とを有している。操作ス
イッチ21、磁気検知スイッチ22は、柔軟なプラスチ
ックシート23で覆われている。プラスチックシート2
3には、複数の操作スイッチ21に対峙して複数の凸部
23aが形成されている。各凸部23aの表面には対応
する操作スイッチ21の機能が表示されている。
【0016】操作装置16aは、操作スイッチ21、よ
り正確にはプラスチックシート23を覆う着脱可能な蓋
24を有している。蓋24の表面に大径の押釦25a、
25b、25cが配設されている。押釦25a、25
b、25cは、バネ26により押圧方向と逆方向ヘ付勢
されている。蓋24を装着した時、押釦25a、25
b、25cは、それぞれ多数の操作スイッチ21中の別
個の特定の1つに対峙する。蓋24を装着した時、押釦
25a、25b、25cの押圧操作に機械的に連動し
て、対峙する操作スイッチ21が押圧されるように構成
されている。蓋24が装着され、押釦25aの押圧操作
に機械的に連動して対峙する操作スイッチ21が押圧さ
れた場合には、蓋24が取り外され、当該操作スイッチ
21が直接押圧された場合に実行される補助機能とは異
なり、主要機能であるお尻洗浄機能が実行されるように
構成されている。蓋24が装着され、押釦25bの押圧
操作に機械的に連動して対峙する操作スイッチ21が押
圧された場合には、蓋24が取り外され、当該操作スイ
ッチ21が直接押圧された場合に実行される補助機能と
は異なり、主要機能であるビデ洗浄機能が実行されるよ
うに構成されている。蓋24が装着され、押釦25cの
押圧操作に機械的に連動して対峙する操作スイッチ21
が押圧された場合には、蓋24が取り外され、当該操作
スイッチ21が直接押圧された場合に実行される補助機
能とは異なり、主要機能である洗浄停止機能が実行され
るように構成されている。尚、このような所謂ダブルフ
ァンクションキーを備える操作装置は、テレビのリモコ
ン等に広く使用されており、公知技術である。
【0017】蓋24には磁石27が取り付けられてい
る。蓋24を装着した時、磁石27は複数の磁気検知ス
イッチ22中の特定の1つに対峙する。磁気検知スイッ
チ22と同数の蓋24が用意されており、本人体局部洗
浄装置が設置された家に居住する家族の各構成員がそれ
ぞれ自分の蓋24を所有している。各蓋24を装着した
時、各蓋24の磁石27はそれぞれ別個の磁気検知スイ
ッチ22に対峙する。
【0018】図4に示すように、トイレルームの壁面に
固定されたリモコン装置16bは、操作装置16aと同
一のスイッチ配置を有している。リモコン装置16bの
蓋24′は、押釦や磁石が取り付けられた操作装置16
aの蓋24と異なり、単なる着脱可能な盲蓋として構成
されている。蓋24、24′は、操作装置16aとリモ
コン装置16bとに着脱可能に構成されている。
【0019】本人体局部洗浄装置においては、使用検知
装置15が便器Aの使用を検知すると、水道水が電磁止
水弁2を経由し熱交換器3に供給され適温まで昇温され
る。
【0020】使用者は、操作装置16aを使用して人体
局部洗浄装置を操作したい場合には蓋24を操作装置1
6aに装着すると共に蓋24′をリモコン装置16bに
装着し、リモコン装置16bを使用して人体局部洗浄装
置を操作したい場合には蓋24をリモコン装置16bに
装着すると共に蓋24′を操作装置16aに装着する。
使用者が、装着した蓋24の押釦25aを押圧してお尻
洗浄を指示すると、押釦25aに対峙する操作スイッチ
21が前記押圧に機械的に連動して押圧され、指示信号
が制御装置13ヘ送られる。制御装置13の制御の下に
図示しない洗浄水吐出ノズル駆動装置が作動し、洗浄水
吐出ノズル12が長手方向へ移動しお尻洗浄位置へ到達
する。適温まで昇温した水道水が大気開放弁9と流量制
御弁10とを経由して洗浄水吐出ノズル12ヘ導かれ、
吐出口から吐出してお尻洗浄を行う。使用者が装着した
蓋24の押釦25bを押圧してビデ洗浄を指示すると、
押釦25bに対峙する操作スイッチ21が前記押圧に機
械的に連動して押圧され、指示信号が制御装置13ヘ送
られる。制御装置13の制御の下に図示しない洗浄水吐
出ノズル駆動装置が作動し、洗浄水吐出ノズル12が長
手方向へ移動しビデ洗浄位置へ到達する。適温まで昇温
した水道水が大気開放弁9と流量制御弁10とを経由し
て洗浄水吐出ノズル12ヘ導かれ、吐出口から吐出して
ビで洗浄を行う。使用者が押釦25cを押圧して洗浄停
止を指示すると、押釦25cに対峙する操作スイッチ2
1が前記押圧に機械的に連動して押圧され、指示信号が
制御装置13ヘ送られる。制御装置13の制御の下に、
電磁止水弁2が閉鎖されて洗浄水吐出ノズル12への水
道水の供給が停止し、次いで図示しない洗浄水吐出ノズ
ル駆動装置が作動し、洗浄水吐出ノズルが便座19の下
方の待機位置へ後退する。使用者は、必要に応じて、蓋
24を取り外し、操作スイッチ21を直接押圧して、洗
浄水の温度設定、洗浄水の流量設定、間歇洗浄、強弱変
動洗浄、移動洗浄等の各種洗浄モードの設定等の補助機
能の実行を指示する。
【0021】家族の構成員がそれぞれ自分の蓋24を装
着すると、それぞれ別個の磁気検知スイッチ22がON
される。何れの磁気検知スイッチ22がONされたかを
検知することにより、制御装置13は、複数ある蓋24
中のどの蓋24が装着されたかを検知し、ひいては家族
の構成員中の誰が人体局部洗浄装置を使用しようとして
いるかを検知し、当該構成員の好みに合わせて予め設定
された洗浄水温度、洗浄水流量、洗浄モード等の補助機
能データを記憶装置から読み出し、押釦25a、25b
が押圧された時に、主要機能と共に当該補助機能をも実
行する。
【0022】本実施例に係る人体局部洗浄装置において
は、操作スイッチ21を覆う蓋24の表面に配設された
押釦25a〜25cを押圧することにより、操作スイッ
チ21を押圧し、本装置の作動を操作できる。蓋24
は、当該蓋の表面に配設された押釦25a〜25cの押
圧と操作スイッチ21の押圧とを機械的に連動させる機
構を有すれば良いので、蓋24には電気的な機構を設け
る必要が無い。電気的な機構を有さない着脱可能な蓋2
4は、取り外して丸洗いすることができる。袖部18に
配設された操作装置16aに装着され、或いはトイレル
ームの壁面に固定されたリモコン装置16bに装着され
た蓋24には、便座19を押し上げて男性が小用を足す
時に小便の飛沫が付着する可能性がある。しかし、蓋2
4を取り外して丸洗いした後再度装着し、蓋24の表面
に配設された押釦25a〜25cを押圧するのであれ
ば、心理的な抵抗感を覚えずに操作スイッチ21を操作
することができる。
【0023】本実施例に係る人体局部洗浄装置において
は、蓋24が装着され、蓋24の表面に配設された押釦
25a〜25cの押圧操作に機械的に連動して操作スイ
ッチ21が押圧された場合と、蓋24が取り外され、操
作スイッチ21が直接押圧された場合とで、実行される
機能が異なる。すなわち操作スイッチ21が2つの機能
を実行する。操作スイッチ21が2つの機能を実行する
ことにより、操作装置16a、リモコン装置16bが小
型化され、ひいては人体局部洗浄装置が小型化される。
【0024】本実施例に係る人体局部洗浄装置において
は、何れの磁気検知スイッチ22がONされたかによっ
て蓋24の個性を識別し、ひいては家族の構成員中の誰
が人体局部洗浄装置を使用しようとしているかを検知
し、当該構成員の好みに合わせて予め設定された洗浄水
温度、洗浄水流量、洗浄モード等の補助機能データを記
憶装置から読み出し、押釦25a、25bが押圧された
時に、主要機能と共に当該補助機能をも実行するので、
洗浄装置の利便性が高い。
【0025】以上本発明の実施例を説明したが、本発明
は上記実施例に限定されない。蓋24が装着され、蓋2
4の表面に配設された押釦の押圧操作に機械的に連動し
て操作スイッチが押圧された場合と、蓋24が取り外さ
れ、操作スイッチが直接押圧された場合とで、実行され
る機能が同一となるように構成しても良い。この場合、
以下の3つの態様が考えられる。
【0026】第1の態様においては、蓋24の表面に配
設された押釦の数が操作スイッチの数より少ない。係る
構成によれば、蓋24の表面に大寸法の押釦を配設し、
当該押釦の押圧によって主要機能を実行するように構成
することができる。この結果、主要機能の実行のための
操作が容易になる。尚この場合、操作装置16a、リモ
コン装置16bには、補助機能実行のための操作スイッ
チに加えて、主要機能実行のための操作スイッチも配設
されることになる。
【0027】第2の態様においては、蓋24の表面に配
設された押釦の数が操作スイッチの数と同一である。上
記構成によれば、蓋24の表面に配設された押釦を押圧
しても、操作スイッチを直接押圧しても全く同一の機能
を実行できるので、潔癖な人は蓋24を取り外して操作
スイッチを直接押圧することもでき、或いは蓋24を丸
洗いした後再度装着して蓋24の表面に配設された押釦
を押圧することもでき、頓着しない人は単に蓋24の表
面に配設された押釦を押圧することもできる。このよう
に操作の際の自由度が増すので、人体局部洗浄装置の利
便性が向上する。尚この場合、操作装置16a、リモコ
ン装置16bには補助機能実行のための操作スイッチに
加えて、主要機能実行のための操作スイッチも配設され
ることになり、蓋24の表面には主要機能の実行のため
の押釦に加えて補助機能実行のための押釦も配設される
ことになる。
【0028】第3の態様においては、蓋24の上面に配
設された押釦の数が操作スイッチの数より多い。かかる
構成によれば、大寸法の操作スイッチを配設し、当該操
作スイッチを直接押圧することによって主要機能を実行
するように構成することができる。この場合、主要機能
の実行のためのスイッチ操作は、主に、押し易い大寸法
の操作スイッチによって行われると考えられる。大寸法
の操作スイッチは蓋24で覆われているので、小便が付
着しているおそれは無い。通常は、主要機能の実行のた
めのスイッチ操作のみが行われるので、結局、操作スイ
ッチを操作する際の心理的な抵抗感が払拭される。
【0029】
【発明の効果】本発明に係る人体局部洗浄装置において
は、操作スイッチを覆う蓋の表面に配設された押釦を押
圧することにより、操作スイッチを押圧し、装置の作動
を操作できる。蓋は、当該蓋の表面に配設された押釦の
押圧と操作スイッチの押圧とを機械的に連動させる機構
を有すれば良いので、蓋には電気的な機構を設ける必要
が無い。電気的な機構を有さない着脱可能な蓋は、取り
外して丸洗いすることができる。人体局部洗浄装置の利
用者は、丸洗いした蓋を装着し、蓋の表面に配設された
押釦を押圧することにより、心理的な抵抗感を覚えずに
操作スイッチを操作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る人体局部洗浄装置の全体
構成図である。
【図2】本発明の実施例に係る人体局部洗浄装置の、外
観斜視図である。
【図3】本発明の実施例に係る人体局部洗浄装置の、袖
部に配設した操作装置の断面図である。
【図4】本発明の実施例に係る人体局部洗浄装置の、ト
イレルーム壁面に固定したリモコン装置の外観斜視図で
ある。
【符号の説明】
12 洗浄水吐出ノズル 13 制御装置 16a 操作装置 16b リモコン装置 17 本体 18 袖部 21 操作スイッチ 24、24′ 蓋 25a、25b、25c 押釦
フロントページの続き (72)発明者 福田 幸弘 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 原田 努 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 中尾 健一郎 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 Fターム(参考) 2D038 JA06 JB03 JF00 JH01 JH12 JH18 KA06 KA14

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便座に座った人体の局部へ向けて洗浄水
    を吐出する手段を有する人体局部洗浄装置であって、便
    座の側方に配設された袖部を備え、袖部に操作装置が配
    設され、操作装置は操作スイッチと操作スイッチを覆う
    着脱可能な蓋とを有し、蓋表面に押釦が配設され、押釦
    の押圧操作に機械的に連動して操作スイッチが押圧され
    ることを特徴とする人体局部洗浄装置。
  2. 【請求項2】 便座に座った人体の局部へ向けて洗浄水
    を吐出する手段を有する人体局部洗浄装置であって、ト
    イレルームの壁面に固定されたリモコン装置を備え、リ
    モコン装置は操作スイッチと操作スイッチを覆う着脱可
    能な蓋とを有し、蓋表面に押釦が配設され、押釦の押圧
    操作に機械的に連動して操作スイッチが押圧されること
    を特徴とする人体局部洗浄装置。
  3. 【請求項3】 蓋が装着され、蓋表面に配設された押釦
    の押圧操作に機械的に連動して操作スイッチが押圧され
    た場合と、蓋が取り外され、操作スイッチが直接押圧さ
    れた場合とで、実行される機能が異なることを特徴とす
    る請求項1又は2に記載の人体局部洗浄装置。
  4. 【請求項4】 蓋が装着され、蓋表面に配設された押釦
    の押圧操作に機械的に連動して操作スイッチが押圧され
    た場合と、蓋が取り外され、操作スイッチが直接押圧さ
    れた場合とで、実行される機能が同一であることを特徴
    とする請求項1又は2に記載の人体局部洗浄装置。
  5. 【請求項5】 蓋表面に配設された押釦の数が操作スイ
    ッチの数より少ないことを特徴とする請求項4に記載の
    人体局部洗浄装置。
  6. 【請求項6】 蓋表面に配設された押釦の数が操作スイ
    ッチの数と同一であることを特徴とする請求項4に記載
    の人体局部洗浄装置。
  7. 【請求項7】 蓋表面に配設された押釦の数が操作スイ
    ッチの数より多いことを特徴とする請求項4に記載の人
    体局部洗浄装置。
  8. 【請求項8】 蓋の個性を識別する手段を備えることを
    特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の人体局
    部洗浄装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040082314A (ko) * 2003-03-18 2004-09-24 아이신세이끼가부시끼가이샤 온수 세정 변기 시트 장치
US7084786B2 (en) 2001-10-29 2006-08-01 Sharp Kabushiki Kaisha Reversible keyboard and information processor
JP2019062325A (ja) * 2017-09-26 2019-04-18 Toto株式会社 リモコン装置

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