JPH11154392A - セルフタイム動作のためのウィンドウディスクリミネータを有するセンス装置 - Google Patents

セルフタイム動作のためのウィンドウディスクリミネータを有するセンス装置

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JPH11154392A
JPH11154392A JP10277294A JP27729498A JPH11154392A JP H11154392 A JPH11154392 A JP H11154392A JP 10277294 A JP10277294 A JP 10277294A JP 27729498 A JP27729498 A JP 27729498A JP H11154392 A JPH11154392 A JP H11154392A
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pair
lines
differential
output
differential voltage
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JP10277294A
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Oliver Kiehl
キール オリヴァー
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Siemens AG
Original Assignee
Siemens AG
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/06Sense amplifiers; Associated circuits, e.g. timing or triggering circuits
    • G11C7/062Differential amplifiers of non-latching type, e.g. comparators, long-tailed pairs
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
    • G11C11/34Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices
    • G11C11/40Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors
    • G11C11/401Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming cells needing refreshing or charge regeneration, i.e. dynamic cells
    • G11C11/4063Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing
    • G11C11/407Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing for memory cells of the field-effect type

Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部ビットラインのような1対の入力ライン
と、読み取りデータラインのような1対の出力ラインと
の間に結合され、対の入力ライン間の差動電圧に応答し
て対の出力ラインを駆動する2次センス増幅器装置のよ
うな、そして外部トリガを必要としない装置を提供す
る。 【構成】 対の入力線間の差動電圧が差動電圧スレッシ
ョールド範囲内にあるとき、2次センス装置は第1出力
条件となるよう対の出力線を駆動し、差動電圧が少なく
とも負スレッショールドに等しいとき、第2出力条件と
なるよう、そして差動電圧が少なくとも正スレッショー
ルドに等しいとき、第3出力条件となるよう対の出力線
を駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ源からのデ
ータを検知し、そしてそれに応答して一対の出力ライン
を駆動するセンス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ダイナミックランダムアクセスメモリ
(DRAM)装置またはスタティックランダムアクセス
メモリ(SRAM)装置のような、電子メモリ装置は、
多量のディジタル的に符号化された情報を蓄積するため
に種々の電子装置内に用いられている。それら装置は標
準的に、ディジタル的に符号化された情報またはデータ
を蓄積するために用いられるメモリアレーを含んでい
る。データは標準的に、センシング装置として知られる
装置によってそのようなメモリアレーから取り出され
る。
【0003】図1に示されるように、DRAM装置内の
標準的なセンシング装置10は多くの場合、1次センス
増幅器12および2次センス増幅器14を含んでいる。
1次センス増幅器12は標準的に、メモリアレーから直
接的にデータを読み出すために用いられ、一方2次セン
ス増幅器14は標準的に1次センス増幅器12からのデ
ータを読み出すのに用いられる。この2つの部分の構造
は、DRAM装置の高密度要求に合致するために必要と
される。このことは、DRAM装置が2次センス増幅器
よりもかなり大きな数の1次センス増幅器を含んでお
り、これら1次センス増幅器が高密度アレーで実現され
ることのできる比較的小さなサイズを持つトランジスタ
から製造されるためである。データはそれぞれ外部ビッ
トライントゥルー(EBLt)16および外部ビットラ
インコンプレメント(EBLc)18として知られてい
る1対の高容量ラインを通してセンス増幅器12、14
間を伝送される。
【0004】リードサイクルの間には、1次センス増幅
器12が(示されていない)メモリアレーからデータを
読み取る。データはラッチを用いることによって1次セ
ンス増幅器12内に1時的に蓄積される。この蓄積され
たデータを伝送するために、外部ビットライン16、1
8は1次センス増幅器12内のラッチに結合される前
に、前もって決められた正電圧にプレチャージされる必
要がある。このプレチャージは、高容量外部ビットライ
ン16、18が1次センス増幅器12内に蓄積されてい
る電圧を無効とすることを防ぐために必要である。その
ような無効条件は1次センス増幅器12内に用いられて
いるトランジスタの比較的小さなサイズの故にあり得る
ことである。
【0005】次に、外部ビットライン16、18が1次
センス増幅器12内のラッチに結合したとき、ライン1
6、18の一方の電圧はプレチャージレベルよりも低下
し、これが差動電圧を生じさせる。プレチャージレベル
よりも下に低下した外部ビットラインの各々と関連する
それぞれの条件は、こうして外部ビットライン16、1
8間間に現れる差動電圧の2つの可能な極性を提供し、
1次センス増幅器12内に蓄積されたデータの2つの論
理状態を表すことになる。この差動電圧は次に、2次セ
ンス増幅器14によって検知され、適切に読み取りデー
タライン(RDL)を駆動する。このデータは2次セン
ス増幅器14内に含まれる別のラッチによって読み取ら
れ、2次センス増幅器は差動電圧の極性に従って2つの
可能な論理状態の一方にセットされる。
【0006】図2を参照すると、一般的な2次センス増
幅器の1つの例が示されている。2次センス増幅器20
は、1つのラッチ22を含んでおり、これは1対の交差
結合されたインバータ24、26を含んでいる。各イン
バータ24、26はpチャンネル電界効果トランジスタ
(FET)24Aおよび26Aと、そしてnチャンネル
FET24Bおよび26Bを含んでいる。交差結合は、
各インバータの出力を他のインバータの入力に結合させ
ることによって実施される。ノードAおよびBはそれぞ
れ交差結合のジャンクションにおいて形成される。その
ような構造はラッチ22が2つの安定状態を持つことを
可能とさせ、たとえばノードAが論理ハイであり、そし
てノードBは論理ローであるか、あるいはその反対であ
る。ラッチ22は、これがいずれかの安定状態条件に向
かって駆動されるとき、2つの可能な論理状態の一方に
あると考えられる。ラッチ22のノードAおよびBは、
それぞれ端子34、36において外部ビットラインEB
LtおよびEBLcに結合されている。前に説明された
ように、差動電圧はこれら外部ビットライン間に発現
し、これは実質的にノードAおよびBのそれぞれの状態
を実質的に決定する。
【0007】nチャンネルFET28は、nチャンネル
FET24B、26Bのドレインに結合され、そしてラ
ッチ22をトリガするのに用いられる。トリガトランジ
スタ28は、前もって決められた時間の間だけラッチ2
2を外部ビットラインEBLtおよびEBLc間に発現
する差動電圧から効果的に絶縁するのに用いられる。そ
のような絶縁は、差動電圧が意味のある大きさに達する
ことを可能とするために必要であり、その結果差動電圧
がラッチ22をその論理状態の1つにセットすることを
可能とする。必要とされる大きさは、標準的に約200
ミリボルト(mV)であり、これは各々自身が約2ピコ
ファラッド(pF)の容量を持つ外部ビットライン間に
約2ナノ秒(n秒)かけて出現する。
【0008】しかし、雑音およびオフセットを考慮する
と、ラッチ22をセットするために必要となる大きさは
実際にはより高いものとなり、たとえば約200から約
500mVの間の範囲である。外部ビットライン間の差
動電圧がこの大きさに達するためには、標準的には付加
的な1から2n秒が必要とされる。こうして、外部ビッ
トラインが1次センス増幅器に結合した後、トランジス
タ28は、約3から4n秒のセット信号によってターン
オンされ、ここにおいて約1から2n秒は何らかの雑音
またはオフセットを考慮したビルトインマージンであ
る。結果的に、知られているとおり、この1から2n秒
はセーフティガードバンドとして働き、そしてまたカラ
ム選択ライン(CSL)駆動時間、信号発現時間におけ
る不整合およびそのような装置において生じることが知
られている他のタイミング不整合の原因となる。
【0009】さらに、2つのプレチャージトランジスタ
30、32は、インバータノードA、Bと、電源VDD
との間に結合されている。これらトランジスタ30,3
2は前に説明されたように無効となることを防ぐため、
(それらそれぞれのゲート端子への信号PCの印加に応
答して)電源電圧VDDに対して外部ビットラインを、
そしてそのためインバータノードA、Bをプレチャージ
するのに用いられる。インバータノードA、Bは2次セ
ンス増幅器であるメモリ装置の残り部分がデータを含ん
でいないことを、そしてそのためラッチ22がその論理
状態の1つに駆動されることが可能であることを表すた
めにプレチャージされる。
【0010】図3を参照すると、一般的な2次センス増
幅器に含まれる、ラッチ22のような、標準的なラッチ
の動作状態の図が示されている。xおよびy軸はそれぞ
れインバータノードAおよびBの電圧レベルを表してい
る。メタ安定ライン38は、ノードAおよびBがVDD
に等しいときの、プレチャージ状態44を含むラッチの
半安定状態を表している。装置の不規則性によって、こ
のメタ安定ラインは実際にはライン38の両側に示され
る破線38A、38Bの間のいずれかに位置している。
ラッチの、前に説明された2つの安定状態は参照番号4
0および42によって表されている。
【0011】メタ安定ライン38と2つの安定状態40
および42の間のそれぞれのエリアCおよびDは、ラッ
チの2つの可能な論理状態を表している。図2に関連し
て既に説明されたように、ラッチは、プレチャージトラ
ンジスタ30,32をターンオンさせるPC信号によっ
てそのプレチャージ状態に最初に駆動される。次に、高
容量外部ビットライン間に十分な差動電圧が発現したと
き、セット信号がトリガトランジスタ28をターンオン
させる。このことは、ラッチ22をその安定状態40ま
たは42の一方に向かうように駆動し、それによってラ
ッチは2つの可能な論理状態の1つにセットされる。D
RAM装置(特に、アシンクロナスDRAM装置)にお
いては、セット信号は普通アドレストランジット検出
(ATD)ブロックによって発現される。
【0012】外部セット信号によってトリガされる、2
次センス増幅器20のような、一般的な2次センス増幅
器に関する必要性は多くの不都合を有している。最初
に、そのような仕組みを用いるメモリ装置は、付加的コ
ンポーネントがセット信号を発生するのに必要となるた
め、サイズにおいてより大きくなる。しかも、そのよう
なメモリ装置によって消費される電力はかなり高いもの
である。このことは、用いられているセット信号が長い
信号ラインを通して駆動される必要があるため、セット
信号は比較的大きな振幅信号となる必要があり、これが
かなりの量の電力を発生させることを必要とする。しか
も、上に説明されたビルトインマージンによって、その
ようなメモリ装置は本来的に遅い。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】外部ビットラインのよ
うな1対の入力ラインと、読み取りデータラインのよう
な1対の出力ラインとの間に結合され、対の入力ライン
間の差動電圧に応答して対の出力ラインを駆動する2次
センス増幅器装置のような、そして外部トリガを必要と
しない装置を提供することが本発明の少なくとも1つの
目的である。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記課題は、データ源に
動作的に結合してその中の前記データを検知し蓄積する
1次センス装置と、一対の入力ラインを通して1次セン
ス装置に動作的に結合し、そしてまた対の出力ラインに
も動作的に結合している2次センス装置とを含み、2次
センス装置は1次センス装置により蓄積されている前記
データによって対の入力ライン間に発生される差動電圧
に応答し、2次センス装置は、負スレッショールドおよ
び正スレッショールドによって規定される、それと関連
した差動電圧スレッショールド範囲を有し、2次センス
装置は、対の入力ライン間の差動電圧が差動電圧スレッ
ショールド範囲内にあるとき、対の出力ラインが第1出
力条件となるように、差動電圧が少なくとも負スレッシ
ョールドに等しいとき、第2出力条件となるように、そ
して差動電圧が少なくとも正スレッショールドに等しい
とき、第3出力条件となるように駆動するように構成し
て解決される。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の1つの特色においては、
データ源からのデータを検知し、そしてそれに応答して
1対の出力ラインを駆動するためのセンス装置は、1つ
の1次センス装置および1つの2次センス装置とを含ん
でいる。1次センス装置はデータ源に動作的に結合し、
その中の前記データを検知し、そして蓄積する。2次セ
ンス装置は、1対の入力ラインを通して1次センス装置
に動作的に結合し、そしてまた対の出力ラインにも動作
的に結合している。2次センス装置は、1次センス装置
によって蓄積された前記データに従って対の入力ライン
間に発生される差動電圧に応答する。2次センス装置
は、これと結びついた1つの負スレッショールドおよび
1つの正スレッショールドで規定される1つの差動電圧
スレッショールド範囲を有しており、これにより2次セ
ンス装置は、対の入力ライン間の差動電圧が差動電圧ス
レッショールド範囲内にあるときに第1出力条件となる
よう、差動電圧が少なくとも負スレッショールドに等し
いときには、第2出力条件となるよう、そして差動電圧
が少なくとも正スレッショールドに等しいときには第3
出力条件となるよう対の出力ラインを駆動する。
【0016】本発明の別の特色においては、対の入力ラ
イン間の差動電圧に応答して、対の出力ラインを駆動す
るため、1対の入力ラインと1対の出力ラインとの間に
結合した1つの装置は、電流源装置と、差動増幅器と、
そして対の出力ラインを駆動する駆動装置とを含んでい
る。差動増幅器装置は、入力ラインにそれぞれ動作的に
結合している1対の入力端子と、出力ラインにそれぞれ
動作的に結合している1対の出力端子と、そして電流源
装置に動作的に結合している別の対の端子とを含んでい
る。差動増幅器装置は、対の入力ライン間の差動電圧に
応答し、そしてそれに関連した、1つの負スレッショー
ルドおよび1つの正スレッショールドによって規定され
る1つの差動電圧スレッショールド範囲を有している。
駆動装置は電流源装置と差動増幅器装置との間に動作的
に結合され、ここにおいて駆動装置は、入力ライン間の
差動電圧が差動増幅器装置の差動電圧スレッショールド
内にあるとき、電流源装置および差動増幅器装置に応答
して第1出力条件となるよう対の出力ラインを駆動す
る。駆動装置は、入力ライン間の差動電圧が差動電圧ス
レッショールド範囲の負スレッショールドに少なくとも
等しいとき、電流源装置および差動増幅器装置に応答し
て第2出力条件となるよう対の出力ラインを駆動する。
駆動装置は、入力ライン間の差動電圧が差動電圧スレッ
ショールド範囲の正スレッショールドに少なくとも等し
いときに、電流源装置および差動増幅器装置に応答して
第3の出力条件となるよう対の出力ラインを駆動する。
【0017】本発明のこれらのそして他の目的、特色お
よび利点は、添付図面と関連しながら読み取られるべ
き、本発明の実施例を説明した以下の詳細な説明から明
らかとなるであろう。
【0018】
【実施例】本発明は、集積回路(IC)において用いら
れる2次センス増幅器に関する。例えばそのようなIC
は、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRA
M)、シンクロナスDRAM(SDRAM)またはスタ
ティックRAM(SRAM)のようなランダムアクセス
メモリ(RAM)である。このICはまた、用途特定I
C(ASIC)、併合DRAMロジック回路(埋め込ま
れたDRAM)またはどのような他の論理回路であって
もよい。
【0019】標準的には、多くのICがウェファ上に並
列に形成される。処理が終了した後、このウェファはI
Cを分離するようにさいの目に刻まれ、個別チップが取
り出される。次にこのチップはパッケージされ、結果的
に最終製品となって、例えばコンピュータ装置、セルラ
電話、携帯端末(PDA)および他の電子製品のような
消費製品となって用いられる。
【0020】本発明によれば、2次センス増幅器は、外
部トリガを必要とせず、代わりに都合良くセルフタイム
で動作する。このことは、外部ビットライン上に十分な
信号が存在するようになる前に、意味を検知するために
セットアップされる2次センス増幅器を構成することに
より達成される。本発明によって形成される2次センス
増幅器は、外部ビットライン間に正および負の両方向に
異なる電圧スレッショールドを検出し、このスレッショ
ールドの間では2次センス増幅器装置はノンアクティブ
である。負および正スレッショールドの間に形成される
そのようなウィンドウは、以下においてはディスクリミ
ネータウィンドウとして参照され、これは後に詳細に説
明される。さらに、そのような2次センス増幅器は、種
々のフィードバック方法を用いることにより、内部信号
伝搬を加速することが可能であり、これもまた後に説明
される。
【0021】慣用句「インアクティブ状態」「アクティ
ブレディ状態」および「アクティブセット状態」は本発
明の2次センス増幅器装置の動作を説明するのに用いら
れる特定の意味を有していることは明らかである。この
装置は、外部ビットラインが前に説明されたように、プ
レチャージされた状態にあるとき、インアクティブ(す
なわち不作用)状態にあると考えられる。さらに、装置
が1つの論理状態にセットされておらず、そして読み取
りデータライン(RDL)を駆動しておらず、しかしプ
レチャージが既にターンオフしている(すなわち、装置
はインアクティブ状態には保持されていない)ときに
は、装置はアクティブレディ状態にあると考えられ、こ
れは後に説明される。最後に、装置が1つの論理状態に
セットされ、そしてそれに応答して読み取りデータライ
ン(RDL)を駆動しているとき、装置はアクティブセ
ット状態にあると考えられ、これは後に説明される。
【0022】図4および図5を参照すると、本発明の原
理を説明するための機能概略図(図4)および、本発明
によって形成される装置の入力/出力特性の例示された
図(図5)が示されている。最初に図5を参照すると、
本発明によるウィンドウディスクリミネータを組み込ん
だ2次センス増幅器の入力/出力特性が示されている。
明らかに、グラフのx軸は2次センス増幅器への入力電
圧を表しており、これはすでに説明されたように外部ビ
ットライン間に発現する差動電圧である。この差動電圧
は、外部ビットライントゥルーの電圧電位、VEBLt、と
外部ビットラインコンプレメントの電圧電位、VEBLc
の間の差異であり、そして以下においてはDEBLとし
て参照される。y軸は、(電圧VSSとVDDとの間を
範囲とする)2次センス増幅器の出力の電圧を表してお
り、これは各々RDLt(読み取りデータライントゥル
ー)およびRDLc(読み取りデータラインコンプレメ
ント)として表される1対の読み取りデータラインに結
合され、ここにおいて図の実線は、RDLtに結合され
た2次センス増幅器の出力を表し、そして破線はRDL
cに結合された2次センス増幅器の出力を表している。
【0023】特に、VEBLtとVEBLcの間の差異(すなわ
ちDEBL)が、(±DVwとしても表されている)デ
ィスクリミネータウィンドウ44内にあるとき、読み取
りデータラインRDLt(実線)およびRDLc(破
線)の両方は、図5に示されるように論理ロー(VS
S)である。ウィンドウ44の中では、RDLtおよび
RDLcはVSSにあることが望ましいが、グラフ上の
データラインをそれぞれ表している(破線および実線
の)グラフに表された線は単に見やすさのためにx軸か
らそして互いに他から僅かに持ち上がっているのは明ら
かである。DEBLがそのようなウィンドウ44の中に
あるとき、本発明の2次センス増幅器は、トライステー
ト条件にあると考えられるのは理解できる。そのような
トライステート条件にある本発明による2次センス増幅
器が差動電圧に依存してインアクティブ状態またはアク
ティブレディ状態のいずれかにあることは明らかであ
る。しかも、外部ビットラインはこのとき、有効データ
を含んではいない。
【0024】しかし、(正または負方向のいずれかに)
DEBLが増加すると、外部ビットライン間の差動電圧
がウィンドウ44の内部にはなくなり、2次センス増幅
器はアクティブセット状態となって、読み取りデータラ
インRDLtまたはRDLcの一方が論理ハイとなって
駆動される。DEBLの極性は、読み取りデータライン
RDLtまたはRDLcのいずれの一方がハイとして駆
動されたかを決め、こうして装置の論理状態を決める。
例えば、RDLtがハイ駆動され、そしてRDLcがロ
ーのままであるとき、これは例えばアドレスされたメモ
リロケーションからバイナリ「1」が読み出されたとき
に相当して、一方、RDLtがローのままであり、そし
てRDLcがハイ駆動されたときには、これはたとえば
バイナリ「0」がアドレスされたメモリロケーションか
ら読み出されたことに相当する。図5に示された入力/
出力特性は、もし反対の論理変換が用いられるならば反
転されることは明らかである。たとえば、それらが駆動
されるとき、RDLtおよびRDLcがトライステート
条件においてハイおよびローとなることができる。
【0025】x軸上の点EおよびFの間に規定されるデ
ィスクリミネータウィンドウ44の幅は、ウィンドウデ
ィスクリミネータを構成するコンポーネントの電気的特
性によって決められる。たとえば、約400mV(すな
わち、約−200mVにおけるEから約+200mVに
おけるF)の幅を持つウィンドウを提供するようコンポ
ーネントサイズを選択することが可能である。このこと
は、本発明による2次センス増幅器が約200mVのよ
うな小さな大きさを持つDEBLによってアクティブと
されることが可能であることを意味している。外部ビッ
トラインがそのような電圧差異に達するにはより少ない
時間を要するので、これは望ましいことである。前に説
明されたように、一般的なセンス増幅器は標準的に、パ
ラメータ変動を考慮したマージンを含んでおり、これは
そのような装置をより高い差動電圧においてのみアクテ
ィブ化させる。このため、本発明によって提供されるよ
うな、そして図5に描かれているようなウィンドウディ
スクリミネータを用いることにより、そのように形成さ
れた2次センス増幅器の特性は著しく改善される。
【0026】図4を参照すると、本発明の2次センス増
幅器の原理を説明するための機能概略図が示されてい
る。2次センス増幅器50は、1対の差動相互コンダク
タンス増幅器52、54を含んでおり、ここにおいて増
幅器52、54の各々は非反転および反転入力端子を有
している。増幅器52の反転端子は、増幅器54の反転
端子に結合し、そして両方の端子は外部ビットライント
ゥルーEBLt46に結合されている。さらに、増幅器
54の非反転端子は、増幅器52の反転端子に結合し、
そして両方は外部ビットラインコンプレメントEBLc
48に結合されている。
【0027】増幅器52、54はDEBLによって表さ
れている外部ビットライン46、48間に発現する差動
電圧に比例した電流を発生するために用いられる。増幅
器52、54によって発生された電流は以下の等式によ
って計算される。
【0028】I=gm×DEBL (1) ここにおいてgmは増幅器52、54の相互コンダクタ
ンスまたは電流利得である。指摘されたように、各増幅
器52、54の反転および非反転入力は交差して外部ビ
ットライン46、48に結合し、外部ビットライン4
6、48を通って送られるデータの2つの異なる論理レ
ベルを評価する。こうして、各論理状態に関して、増幅
器52、54の一方のみが電流を導通させる。
【0029】各増幅器52、54の出力はそれぞれ関連
する電流源56、58に結合され、ノードNtおよびN
cを形成する。電流源56、58の各々は回路において
基準として用いられる同等な電流I0を提供する。さら
に、ノードNtおよびNcの各々にそれぞれ結合してい
るのは、反転ドライバ60、62である。ドライバ6
0、62の出力は、2次センス増幅器50の出力を形成
し、これらはそれぞれ1対の読み取りデータラインRD
LtおよびRDLcに結合される。反転ドライバ60、
62は、電流源56、58および増幅器52、54に応
答してRDLtおよびRDLcを異なる論理状態に駆動
するが、これは後に説明される。
【0030】読み取りサイクルの開始において、外部ビ
ットライン46、48はプレチャージによって両方とも
ハイ(たとえばVDD)である。このことは、DEBL
を約ゼロ(すなわち、ディスクリミネータウィンドウ4
4の中点、すなわち図5における点EとFとの等距離
点)に等しくさせ、このことは増幅器52、54の両方
がターンオンしており、約0mAの電流(すなわち、電
流は差動電圧DEBLに比例する)を生じさせているこ
とを意味する。ノードNc、Ntは、それぞれVDDか
ら導通されている電流源56、58によってハイ電位に
プルアップされている。このことは、ドライバ60、6
2の反転動作によって読み取りラインRDLtおよびR
DLcをロー電位に保持する。前に説明されたように、
両方のラインRDLtおよびRDLcは、ローに保たれ
ており、トライステート条件に相当し、これは2次セン
ス増幅器50がまだセットされたおらず、何ら有効なデ
ータを含んでいないことを表している。
【0031】データが外部ビットライン46、48を通
して送られる(入手できる)とき、ビットラインの一方
の電圧が降下し始める。このことはDEBLをウィンド
ウ44の中点から、どちらの外部ビットラインが降下し
たかによって、点EまたはFのいずれかに向かって移動
させる。たとえば、もしEBLt46が、プレチャージ
レベル(VDD)より下に降下し始めるならば、図4に
示される配置で与えられる左側増幅器54が正電流を発
生し始める。DEBLの大きさが、たとえば約200m
Vである前もって決められた値(スレッショールド)に
上昇するとき、この増幅器54によって発生される電流
は左側電流源58によって提供される電流I0に等しい
か、またはそれを越える。このことは、左側ノードNc
をロー電位に引くことを生じさせる。理想的にはノード
Ncにおける電位の遷移は瞬間的であるが、しかし電流
源の有限な出力コンダクタンスによって、この遷移は無
限勾配ではない。結果として、図5に示されるように、
VSSからVDDへのRDLtおよびRDLc遷移を説
明する線の傾斜は比較的急激であるが、しかし理想的な
コンポーネントを用いる場合のように垂直ではない。図
4は本発明の理想的なコンポーネントを用いた実施例を
描いているが、図6および7は実際のコンポーネントで
実現した幾つかの例を描いており、これは後に説明され
る。
【0032】この点においては、2次センス増幅器50
は、外部ビットライン46、48上の有効な論理状態を
認識し、これは本発明のセルフタイムの特色となってい
る。前に説明されたように、一般的な2次センス増幅器
はこの機能を実行するための外部トリガ信号に依存して
いる。
【0033】Ncがローに引かれるとき、RDLcは左
側反転ドライバ62によってハイに駆動される。こうし
て、左側出力RDLcがハイであり、一方右側出力RD
Ltがローのままであるため、2次センス増幅器50は
その2つの論理状態のうちの1つとなる。EBLc48
がプレチャージレベルよりも下に降下した外部ビットラ
インであるとき、上で説明したのと同様に、2次センス
増幅器50の右側が他の論理状態となるよう出力RDL
t、RDLcを駆動することは明らかである。すなわ
ち、Ntがローに引かれ、そして結果として右側反転ド
ライバ60によってRDLtがハイに駆動される。
【0034】本発明による2次センス増幅器50は、種
々の前もって決められたDEBL値を認識するよう設計
できる。このことはウィンドウ44の正スレッショール
ド(+DVw)および負スレッショールド(−DVw)
をセットするのに以下の等式によってI0およびgmの
ための値を選択することによって行われる。
【0035】 1/2DVw1/2=I0/gm (2) ここで、1/2DVw1/2はディスクリミネータウィ
ンドウ44(図5)の幅の絶対値または半分である。
【0036】図4の機能概略図は、本発明によるウィン
ドウディスクリミネータを実現させる1つの方法だけを
描いていることは明らかである。結果的に、他の型式の
差動増幅器配置も、本明細で説明される本発明の原理を
実現するのに用いることができる。たとえば、ウィリー
&サン発行のP.R.グレイおよびR.G.メイヤによ
る「アナログ集積回路の分析と設計」第3版(1993
年)の文献は、使用することのできる差動増幅器回路の
多くの例を提供している。当業技術者は、他の多くの実
現方法を明らかにできるであろう。
【0037】図6を参照すると、本発明によるウィンド
ウディスクリミネータを用いて実施された2次センス増
幅器70の1つの回路図が示されている。図6に示され
ている2次センス増幅器70は、図4の機能概要図の実
際回路実施の1つの実施例を表している。このため、参
照番号72、74および76によって表されるトランジ
スタは図4の相互コンダクタンス増幅器52、54に相
当しており、参照番号78および80によって表される
トランジスタは図4の関連する電流源56、58に相当
しており、そして参照番号90および92によって表さ
れるトランジスタは図4の関連するドライバ60、62
に相当している。
【0038】明らかに、差動増幅器は、nチャンネルF
ET装置72および76に結合された1対のソースによ
って形成される。ノードNcおよびNtはそれぞれ、差
動増幅器72、76の出力において形成され、そして互
いに他に対して180度ずれた電流がそれを通って流れ
る。これら装置72、76のゲート端子はそれぞれ、外
部ビットラインEBLc48およびEBLt46に結合
されている。これら装置72、76は外部ビットライン
EBLtおよびEBLc間に現れる差動電圧を増幅する
のに用いられる。さらに、別のnチャンネルFET装置
74が装置72、76のソース端子とグランドとの間に
結合される。装置74のゲート端子に結合されるのは、
前もって決められた電圧電位Vnであり、これはnチャ
ンネルトランジスタに関するバイアス電圧として働き、
そして電流源として働く。
【0039】この回路を通って流れる電流の例が与えら
れるが、しかし以下の例において用いられている値は、
例を示す目的で選択されたものであることは明らかであ
る。強いて言えば、動作の望ましい範囲は、約10mA
と約10mAの間である。その結果、例示目的で、装置
74は約1mAの飽和電流を有していると想定される。
【0040】ノードNcおよびNtと、電圧源VDDと
の間に結合されるのは、1対のpチャンネルFET装置
78および80であり、これらはそれぞれ電流源として
働く。これらトランジスタ78、80のゲート端子は、
両方とも第2の前もって決められた電位Vpに結合さ
れ、これはpチャンネルトランジスタに関するバイアス
電圧として働き、そしてその値に依存してその装置を動
作のアクティブまたは飽和領域のいずれかに保持する。
例示の目的から、これら装置78、80は両方とも約
0.75mAの飽和電流を持つように選択される。
【0041】ノードNtおよびNcにそれぞれ結合され
るのは、ドライバとして働くpチャンネルFET装置9
0および92である。これら装置90、92のゲート端
子はそれぞれノードNtおよびNcに結合され、そして
ソース端子はVDDに結合され、ドレイン端子はそれぞ
れ1対の読み取りデータラインRDLt98およびRD
Lc100に結合される。
【0042】さらに、電圧源VDDと外部ビットライン
(EBLt46およびEBLc48)、読み取りデータ
ライン(RDLt98およびRDLc100)とノード
NcおよびNtとの間にそれぞれ結合されるのは、2次
センス増幅器70をデータ受け取りの準備のために、V
DDのプレチャージレベルにまでそれらポイントをプレ
チャージするのに用いられる付加的pチャンネルFET
装置82、84、86および88である。これら装置8
2、84、86および88のゲート端子は、プレチャー
ジ段階を制御する信号PCを通すPC(プレチャージ)
信号線に各々結合されている。加えて、グランド電位と
読み取りデータライン(RDLt98およびRDLc1
00)との間にそれぞれ結合されているのは、nチャン
ネルFET装置94および96であり、これらはRDL
tおよびRDLcをグランドにプレチャージするのに用
いられる。装置94、96のゲート端子はインバータ1
01を通してラインPC(プレチャージ)に結合されて
いる。
【0043】リードサイクルの開始においては、信号P
Cはローとなり、これはプレチャージ装置82、84、
86および88をターンオンさせる。インバータ101
は、PC信号を反転させ、これは装置94および96の
ターンオンを生じさせる。ローとなった信号PCは、外
部ビットライン(EBLt46およびEBLc48)お
よびノードNcおよびNtをVDDにプレチャージし、
そして読み取りデータライン(RDLt98およびRD
Lc100)をグランドにプレチャージする。外部ビッ
トライン(EBLt46およびEBLc48)および読
み取りデータライン(RDLt98およびRDLc10
0)はVDDおよびグランドにそれぞれプレチャージさ
れて無効を防止され、一方ノードNcおよびNtはVD
Dにプレチャージされて、2次センス増幅器70がデー
タを受け取る前にトライステート条件となることが確実
にされる。
【0044】PC信号が再びハイに戻った後、2次セン
ス増幅器70はトライステート条件にとどまっている。
この条件においては、関連する電流源78、80は動作
のアクティブ領域にあって、各々約0.5mAの、例と
しての値を持つ、同等である電流I1およびI2を発生さ
せることが望ましい。電流I1およびI2は、差動増幅器
装置72、76を通してソース結合された装置74に流
れる。外部ビットライン(EBLt46およびEBLc
48)がVDDにプレチャージされるため、差動増幅器
装置72、76もまたターンオンとなる。トランジスタ
装置74は、動作の飽和領域にあって、これは約1m
A、すなわちI1およびI2の和、であるI 3をシンクす
ることが望ましい。
【0045】アクティブレディ状態およびプレチャージ
(インアクティブ)状態においては、電流源78および
80は、各々約750mAを引き、そして結果として、
ノードNcおよびNtがおおよそVDDとなることは明
らかである。データが外部ビットラインを通して送られ
るとき、外部ビットラインの一方の電圧が降下し始め、
これは再び外部ビットライン間に差動電圧を発現する。
逆に、左側増幅器装置72が僅かな電流を導通させ始
め、これは電流I1を減少させる。同時に、電流I2は増
加し始め、定電流I3を約1mAに維持する。電流源8
0が約750mAを提供し続けているので、ノードNt
はVDDに接近したままである。
【0046】外部ビットライン間の差動電圧が前もって
決められたレベル(Vw)に達したとき、左側増幅器7
2は約250mAの減少された電流を提供し、そしてノ
ードNcはVDDまたはその付近にとどまっている。同
時に、右側電流源80は、約750mAのI2の電流を
供給する飽和領域において動作を開始する。このことは
ノードNtを実質的にハイのままにとどめることを可能
とする。今や飽和領域において動作しているトランジス
タ装置74は、750mAの全部をシンクする。外部ビ
ットライン上の差動電圧がVwを越えると、増幅器76
は750mA以上を提供し、(こうして、電流源80に
よって提供されることができる750mAを越える)そ
してその結果ノードNtはグランドに向けて引かれる。
ノードNtは、グランド電位またはその付近にあって、
関連するドライバ90をターンオンさせる。このこと
は、読み取りデータラインRDLt98をハイに駆動
し、一方読み取りデータラインRDLc100はローの
ままである。読み取りデータライン上のこの条件は、装
置70の2つの論理状態の1つに相当する。こうして、
2次センス増幅器70によって、外部ビットライン上で
検出されたデータが検知され、増幅され、そして次に読
み取りデータラインRDLtおよびRDLcに伝送され
る。
【0047】動作の上のシーケンスは、反対の外部ビッ
トラインが降下し、そして他がハイのままであるとき
の、反対論理状態に読み取りデータラインが駆動された
ときも同様であることは明らかである。このことは、読
み取りデータラインRDLc100をハイに、一方読み
取りデータラインRDLtをローのままとさせるが、こ
れは装置70の他の論理状態に相当する。当業技術者
は、前に説明されたシーケンスを与えるこの論理状態を
発生させるための動作の特定シーケンスを明らかとする
ことができる。再び図5を参照すると、2次センス増幅
器70がトライステート条件にある周期は、外部ビット
ライン間の差動電圧DEBLがディスクリミネータウィ
ンドウ44の内側にある状況に相当していることが理解
される。
【0048】図7を参照すると、本発明によるウィンド
ウディスクリミネータを用いる2次センス増幅器110
の別の実施例の回路図が示されている。2次センス増幅
器110のこの実施例は、図6の実施例に関して上で説
明されたのと同様の動作をし、そして同じ参照番号によ
って示される同様な装置を含んでいる。ドライバ90¢
および92¢は図6におけるドライバ90および92と
機能において類似であるが、しかしドライバ90¢およ
び92¢はpチャンネルFET装置とは反対のnチャン
ネルFET装置である。さらに、装置94¢および96
¢は、図6における装置94および96と機能において
類似であるが、しかし、装置94¢および96¢はnチ
ャンネルFET装置と反対の、pチャンネルFET装置
である。この理由によって、図7に示される実施例が
(付加的装置および以下に説明される特色を除いて)図
6の実施例に類似した動作を行うとしても、後者実施例
の実現部分に用いられる反対論理によって、入力/出力
特性(RDLtおよびRDLc対DEBL)は前者実施
例と比較して後者実施例において反転されている。こう
して、図7の実施例に関する図5に類似のグラフは、単
に反転されたものであり、すなわちRDLtおよびRD
Lcはウィンドウ44の内側ではおおよそVDDであ
り、そしてウィンドウ44の外側ではおおよそVSSま
でそれぞれ降下する。
【0049】しかし、上で説明されたように、2次セン
ス増幅器110は、本発明の動作をさらに拡張する機能
を実行する付加的装置を含んでいる。この実施例は、図
6に関して説明されたのと同様に動作するので、付加的
装置に関してのみ説明される。
【0050】2次センス増幅器110は1対のパストラ
ンジスタ112および114を含んでいる。これらは共
にpチャンネルFET装置であり、そしてそれぞれ外部
ビットラインEBLt46およびEBLc48と差動増
幅器装置72、76のゲート端子との間に結合されてい
る。パストランジスタ112、114は差動増幅器7
2、76を外部ビットラインEBLtおよびEBLcか
ら絶縁するのに用いられる。そのような選択的絶縁は種
々の用途において好都合である。たとえば、本発明の2
次センス増幅器が、たとえばデコード用途において1つ
以上の外部ビットライン対とともに用いられる用途にお
いては、増幅器と外部ビットラインとの間の選択的絶縁
は有用である。当業技術者はそのような絶縁に関する他
の用途を考慮することができるであろう。
【0051】さらに、ノードNcおよびNtと電圧源V
DDとの間に結合されるのは、ラッチ装置116および
118であり、これらもまたpチャンネルFET装置で
ある。各装置116、118のゲート端子はそれぞれノ
ードNtおよびNcに結合され、一方ドレイン端子はそ
れぞれノードNcおよびNtに結合される。このこと
は、他のノードがローとなったときに、これら装置11
6、118がノードNcおよびNtの一方をハイに保持
することを可能とする。2つのpチャンネルFET装置
120および122はそれぞれ、電圧源VDDと読み取
りデータラインRDLt98およびRDLc100との
間に結合され、これらもまた同様なラッチ機能を実行す
る。装置120、122のゲートおよびドレイン端子が
交差結合されているので、このことは、他のラインがロ
ーとなるとき、読み取りデータラインRDLtまたはR
DLcの一方がハイのままであることを確実にする。
【0052】さらに、また、ノードNcおよびNtとそ
れぞれのドライバ90、92の間に結合されるのは、関
連する中間ドライバ段124および126である。各中
間ドライバ段124、126は、pチャンネルFET装
置124A、126Aを含んでおり、これらはそれぞれ
付加的電流を供給してドライバ90、92をより迅速に
ターンオンさせる。各中間ドライバ段124、126は
また、nチャンネルFET装置124B、126Bをも
含んでいる。これらはそれぞれ正フィードバックを提供
して、それらノードの1つがローになり始めたとき、ノ
ードNcおよびNtの一方をより迅速にグランドにまで
駆動する。
【0053】さらに、ドライバ90、92のゲート端子
とグランドとの間にそれぞれ結合されるのは、付加的n
チャンネルFET装置128および130である。これ
ら装置128、130のゲート端子は、インバータ13
2の出力に結合され、インバータの入力はPC信号線に
結合される。PC信号がローとなるとき、これら装置1
28、130はターンオンし、これはドライバ90、9
2のゲート端子をグランドにまで駆動する。このこと
は、ドライバ90、92がターンオフのままで、読み取
りデータラインRDLt98およびRDLc100がプ
レチャージされることを確実にする。(図6の実施例に
おいても用いられている)2つのバイアス電圧Vnおよ
びVpは参照番号134によって示される回路により発
現されることが望ましい。さらに、外部ビットラインE
BLtおよびEBLcとグランドとの間にそれぞれ結合
されたコンデンサ136は、外部ビットラインの容量を
表しており、これは標準的にライン毎に約2.00ピコ
ファラッド(pF)である。読み取りデータラインRD
LtおよびRDLcにそれぞれ結合したコンデンサ13
8は、読み取りデータラインの容量を表しており、これ
は標準的にラインごとに約4.00から10.00pF
である。
【0054】本発明がその説明的な実施例を参照しなが
ら特に示され、そして説明されてはいるが、本発明の精
神および範囲から離れることなく形態および詳細におけ
る変更が可能であることを当業技術者は理解するであろ
う。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的なセンス増幅器のブロック図である。
【図2】一般的な2次センス増幅器の回路図である。
【図3】一般的な2次センス増幅器内に含まれるラッチ
の動作状態の図である。
【図4】本発明によるウィンドウディスクリミネータを
用いる2次センス増幅器の原理を説明するための機能概
略図である。
【図5】本発明によるウィンドウディスクリミネータを
組み込んだ2次センス増幅器の入力/出力特性の図であ
る。
【図6】本発明による2次センス増幅器の1つの実施例
の回路図である。
【図7】本発明による2次センス増幅器の別の実施例の
回路図である。
【符号の説明】
10 標準的なセンシング装置 12 1次センス増幅器 14 2次センス増幅器 16 外部ビットライントゥルー(EBLt) 18 外部ビットラインコンプレメント(EBLc) 20 2次センス増幅器 22 ラッチ 24,26 インバータ(nチャンネルFET) 28 nチャンネルFET 30,32 プレチャージトランジスタ 34,36 端子 38 メタ安定ライン 40,42 安定状態 44 ウィンドウ 46 外部ビットライントゥルー 48 外部ビットラインコンプレメント 50 2次センス増幅器 52,54 差動相互コンダクタンス増幅器 56,58 電流源 60,62 反転ドライバ 70 2次センス増幅器 72,74,76 nチャンネルFET 78,80 pチャンネルFET 82,84,86,88 pチャンネルFET 90,92 pチャンネルFET 94,96 nチャンネルFET 98 データラインRDLt 100 データラインRDLc 101 インバータ 124,126 中間ドライバ段 128,130 nチャンネルFET 134 バイアス電圧発生回路 138 コンデンサ

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ源からのデータを検知し、そして
    それに応答して一対の出力ラインを駆動するセンス装置
    において、 データ源に動作的に結合してその中の前記データを検知
    し蓄積する1次センス装置と、 一対の入力ラインを通して1次センス装置に動作的に結
    合し、そしてまた対の出力ラインにも動作的に結合して
    いる2次センス装置とを含み、 2次センス装置は1次センス装置により蓄積されている
    前記データによって対の入力ライン間に発生される差動
    電圧に応答し、 2次センス装置は、負スレッショールドおよび正スレッ
    ショールドによって規定される、それと関連した差動電
    圧スレッショールド範囲を有し、 2次センス装置は、対の入力ライン間の差動電圧が差動
    電圧スレッショールド範囲内にあるとき、対の出力ライ
    ンが第1出力条件となるように、差動電圧が少なくとも
    負スレッショールドに等しいとき、第2出力条件となる
    ように、そして差動電圧が少なくとも正スレッショール
    ドに等しいとき、第3出力条件となるように駆動する、
    ことを特徴とするセンス装置。
  2. 【請求項2】 第1出力条件がトライステート条件に等
    しい、請求項1記載のセンス装置。
  3. 【請求項3】 第2出力条件が論理ハイ信号レベルおよ
    び論理ロー信号レベルの一方に等しい、請求項1記載の
    センス装置。
  4. 【請求項4】 第3出力条件が論理ロー信号レベルおよ
    び論理ハイ信号レベルの一方に等しい、請求項1記載の
    センス装置。
  5. 【請求項5】 1次センス装置および2次センス装置が
    1つの半導体メモリ装置とともに集積され、 データ源がメモリセルであり、 対の入力ラインが外部ビットラインであり、 対の出力ラインが読み取りデータラインである、請求項
    1記載のセンス装置。
  6. 【請求項6】 一対の入力ラインと一対の出力ラインと
    の間に結合されて、対の入力ライン間の差動電圧に応答
    して対の出力ラインを駆動するための装置において、 1つの電流源と、 それぞれ入力ラインに動作的に結合された一対の入力端
    子を持つ1つの差動増幅器とを含み、 一対の出力端子はそれぞれ出力ラインに動作的に結合
    し、 他の対の端子は電流源に動作的に結合し、 差動増幅器が対の入力ライン間の差動電圧に応答し、そ
    して負スレッショールドおよび正スレッショールドによ
    って規定される、それと関連した差動電圧スレッショー
    ルド範囲を有し、 対の出力ラインを駆動するための1つのドライバを含
    み、 ドライバは電流源と差動増幅器との間に動作的に結合
    し、 ドライバは電流源と差動増幅器に応答して、入力ライン
    間の差動電圧が差動増幅器の差動電圧スレッショールド
    範囲内にあるとき、対の出力ラインが第1出力条件とな
    るように駆動し、 ドライバは電流源と差動増幅器に応答して、入力ライン
    間の差動電圧が少なくとも差動電圧スレッショールド範
    囲の負スレッショールドに等しいとき、対の出力ライン
    が第2出力条件となるように駆動し、 ドライバは電流源と差動増幅器に応答して、入力ライン
    間の差動電圧が少なくとも差動電圧スレッショールド範
    囲の正スレッショールドに等しいとき、対の出力ライン
    が第3出力条件となるように駆動する、ことを特徴とす
    る装置。
  7. 【請求項7】 差動電圧範囲の負および正スレッショー
    ルドが実質的に、電流源に関連した基準電流および差動
    増幅器に関連した電流利得の関数である、請求項6記載
    の装置。
  8. 【請求項8】 第1出力条件がトライステート条件に等
    しい、請求項6記載の装置。
  9. 【請求項9】 第2出力条件が論理ハイ信号レベルおよ
    び論理ロー信号レベルの一方に等しい、請求項6記載の
    装置。
  10. 【請求項10】 第3出力条件が論理ロー信号レベルお
    よび論理ハイ信号レベルの一方に等しい、請求項6記載
    の装置。
  11. 【請求項11】 差動増幅器が1対の差動増幅器を含
    み、 電流源が対の差動増幅器にそれぞれ結合した1対の電流
    源を含む、請求項6記載の装置。
  12. 【請求項12】 対の差動増幅器の一方が、対の入力ラ
    イン間の差動電圧に実質的に比例する電流を導通させ
    て、ドライバが対の出力ラインを第2出力条件に駆動さ
    せる、請求項11記載の装置。
  13. 【請求項13】 対の差動増幅器の他方が対の入力ライ
    ン間の差動電圧に実質的に比例する電流を導通させて、
    ドライバ装置が対の出力ラインを第3出力条件に駆動さ
    せる、請求項11記載の装置。
  14. 【請求項14】 差動増幅器とドライバとの間に動作的
    に結合され、対の出力ラインが、第2出力条件および第
    3出力条件の一方へ駆動されることを促進する中間ドラ
    イバをさらに含む、請求項6記載の装置。
  15. 【請求項15】 プレチャージ信号に応答して、対の入
    力ラインおよび対の出力ラインを電圧源レベルにまでプ
    レチャージするためのプレチャージャをさらに含む、請
    求項6記載の装置。
  16. 【請求項16】 半導体メモリ装置が、メモりセルから
    データを読み取る1次センス増幅器装置と、一対の外部
    ビットラインを通して1次センス増幅器装置に結合して
    いる2次センス増幅器装置とを持ち、 1次センス増幅器は対の外部ビットライン間に差動電圧
    を発生させ、 2次センス増幅器装置は対の外部ビットラインと一対の
    読み取りデータラインとの間に結合して、対の外部ビッ
    トライン間の差動電圧に応答して対の読み取りデータラ
    インを駆動する装置であって、 2次センス増幅器装置が、 1つの電流源と、 外部ビットラインにそれぞれ動作的に結合した一対の入
    力端子を持つ差動増幅器とを含み、 一対の出力端子はそれぞれ読み取りデータラインに動作
    的に結合し、 他の対の端子は電流源に動作的に結合し、 差動増幅器は対の外部ビットライン間の差動電圧に応答
    し、そしてそれに関連した負スレッショールドと正スレ
    ッショールドとによって規定される差動電圧スレッショ
    ールドを有し、 対の読み取りデータラインを駆動するためのドライバを
    含み、 ドライバは電流源と差動増幅器との間に動作的に結合
    し、 ドライバは電流源と差動増幅器とに応答して、外部ビッ
    トライン間の差動電圧が差動増幅器の差動電圧スレッシ
    ョールド範囲内にあるとき、対の読み取りデータライン
    が第1出力条件になるよう駆動し、 ドライバは電流源と差動増幅器とに応答して、外部ビッ
    トライン間の差動電圧が少なくとも差動電圧スレッショ
    ールド範囲の負スレッショールドに等しいとき、対の読
    み取りデータラインが第2出力条件になるよう駆動し、 ドライバは電流源と差動増幅器とに応答して、外部ビッ
    トライン間の差動電圧が少なくとも差動電圧スレッショ
    ールド範囲の正スレッショールドに等しいとき、対の読
    み取りデータラインが第3出力条件になるよう駆動す
    る、ことを特徴とする装置。
  17. 【請求項17】 差動電圧範囲の負および正スレッショ
    ールドが実質的に、電流源と関連した基準電圧および差
    動増幅器と関連した電流利得の関数である、請求項16
    記載の装置。
  18. 【請求項18】 第1出力条件がトライステート条件に
    等しい、請求項16記載の装置。
  19. 【請求項19】 第2出力条件が論理ハイ信号レベルお
    よび論理ロー信号レベルの一方に等しい、請求項16記
    載の装置。
  20. 【請求項20】 第3出力条件が論理ロー信号レベルお
    よび論理ハイ信号レベルの一方に等しい、請求項16記
    載の装置。
  21. 【請求項21】 差動増幅器が1対の差動増幅器を含
    み、 電流源が、対の差動増幅器にそれぞれ結合した、1対の
    電流源を含む、請求項16記載の装置。
  22. 【請求項22】 対の差動増幅器の一方が対の外部ビッ
    トライン間の差動電圧に実質的に比例する電流を導通さ
    せて、ドライバが対の読み取りデータラインを第2出力
    条件で駆動させるようにする、請求項21記載の装置。
  23. 【請求項23】 対の差動増幅器の他方が対の外部ビッ
    トライン間の差動電圧に実質的に比例する電流を導通さ
    せて、ドライバが対の読み取りデータラインを第3出力
    条件で駆動させる、請求項21記載の装置。
  24. 【請求項24】 差動増幅器とドライバとの間に動作的
    に結合され、対の読み取りデータラインが、第2出力条
    件および第3出力条件の一方へ駆動されることを促進す
    るための、中間ドライバをさらに含む、請求項16記載
    の装置。
  25. 【請求項25】 プレチャージ信号に応答して対の外部
    ビットラインおよび対の読み取りデータラインを電圧源
    レベルにまでプレチャージするためのプレチャージャを
    さらに含む、請求項16記載の装置。
JP10277294A 1997-09-30 1998-09-30 セルフタイム動作のためのウィンドウディスクリミネータを有するセンス装置 Withdrawn JPH11154392A (ja)

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