JPH11153494A - 温・湿度計測センサーの保護ボックス装置 - Google Patents

温・湿度計測センサーの保護ボックス装置

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JPH11153494A
JPH11153494A JP9321231A JP32123197A JPH11153494A JP H11153494 A JPH11153494 A JP H11153494A JP 9321231 A JP9321231 A JP 9321231A JP 32123197 A JP32123197 A JP 32123197A JP H11153494 A JPH11153494 A JP H11153494A
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JP
Japan
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outside air
temperature
box
measuring sensor
inner box
Prior art date
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Pending
Application number
JP9321231A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Fujino
寛 冨士野
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Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui House Ltd filed Critical Sekisui House Ltd
Priority to JP9321231A priority Critical patent/JPH11153494A/ja
Publication of JPH11153494A publication Critical patent/JPH11153494A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温・湿度計測センサーを直射日光や雨等の影
響を受けることがないように確実に保護し、外気の温度
や湿度を正確に測定できるようにする。 【解決手段】 外気導入用の吸気ファン(22)を備えた内
ボックス(4)内に温・湿度計測センサー(7)を収容する
とともに、外気導入口(31)を備えた外ボックス(5)で前
記内ボックス(4)を覆う。外ボックス(5)の外表面を、
光反射面とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外気の温・湿度を
測定する温・湿度計測センサーを直射日光や雨等の影響
を受けないように保護するための保護ボックス装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、販売用住宅の良さをユーザーに対
してアピールする場合、居住空間、キッチンや各種の設
備等といった目に見えるものについてだけでなく、例え
ば外気温度の変動幅に比べて室内温度の変動幅が少なく
快適であるとか、各部屋の温度差が少なく快適である等
の目に見えない温熱環境に伴う快適性もセールスポイン
トとなってきている。
【0003】このような目に見えない快適性を十分に理
解してもらうには、ユーザーに体感してもらうだけでな
く、外気の温度や湿度、室内の各部位での温度や湿度を
温・湿度計測センサーで実際に測定し、これらの測定結
果に基づいて温熱環境に伴う快適性を具体的に説明する
ことによって、ユーザーの納得度を高める必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、温・湿度計
測センサーで実際の温度や湿度を測定する場合、室内の
温度や湿度の測定においては特に問題はないが、温・湿
度計測センサーを室外に配置して外気の温度や湿度を測
定する際、温度計測センサーに直射日光が当ったり、ま
た湿度計測センサーに雨水が付着するようなことがある
と、実際の外気の温度や湿度とは異なった測定値を出力
してしまい、正確な測定結果を得ることができないこと
がある。
【0005】そこで、温・湿度計測センサーを保護ボッ
クス内に収容して、直射日光や雨水の影響を受けないよ
うに保護することが考えられるが、この場合でも、保護
ボックス内に熱がこもったり、またこもった熱を放出す
るために設けた通気口から雨水等が浸入するといった不
具合が生じることがあり、依然として正確な測定結果を
得ることができない虞がある。
【0006】本発明は、上記に鑑み、温・湿度計測セン
サーを直射日光や雨等の影響を受けることがないように
確実に保護し、外気の温度や湿度を正確に測定できるよ
うにした保護ボックス装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段は、外気導入用の吸気ファンを備えた内ボックス
内に温・湿度計測センサーを収容するとともに、外気導
入口を備えた外ボックスで前記内ボックスを覆ったもの
である。これにより、温・湿度計測センサーが内ボック
ス及び外ボックスによって二重に覆われた状態となるの
で、直射日光や雨の影響を受けにくく、しかも吸気ファ
ンの吸引力によって外ボックスの外気導入口から内ボッ
クス内に常に外気を送り込むので、ボックス内に熱がこ
もることがない。
【0008】また、外気導入口を外ボックスの側面に形
成するとともに、外気導入口よりも上方に位置する内ボ
ックスの上面に外気流入口を形成し、外ボックスと内ボ
ックスとの間の隙間を外気導入口と外気流入口とを連通
する外気流入路としている。これにより、直射日光や雨
水が外気導入口から入り込んだとしても、外気流入口に
は到達せず、従って直射日光や雨の影響による温・湿度
計測センサーの誤測定を確実に防止できる。
【0009】さらに、外ボックスの外表面を光反射面と
することによって、外ボックスが直射日光によって暖め
られるのを極力防ぎ、外ボックスによって外気温度が上
昇することがないようにしている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態に
係る保護ボックス装置の縦断面図、図2は保護ボックス
装置の分解斜視図である。
【0011】本実施形態の保護ボックス装置は、図1及
び図2に示すように、住宅の外壁(1)にビス(2)止めさ
れた取付板(3)と、該取付板(3)に固定された内ボック
ス(4)と、該内ボックス(4)を覆うようにして取付板
(3)に固定された外ボックス(5)とを備えている。
【0012】前記取付板(3)は、アルミニウム製で略長
方形に形成されており、その上端が外方向に向かって折
曲されている。また、その中央には、外壁(1)の貫通口
(6)から室外に引き出された温・湿度計測センサー(7)
を挿通する挿通口(8)が形成されており、下端には、左
右一対のビス孔(9)付き突片(10)が突設されている。な
お、図1中、(11)は、外壁(1)の貫通口(6)に充填され
たコーキング材である。
【0013】前記内ボックス(4)は、図3に示すよう
に、アルミニウム製で、その取付板(3)側の側面と下面
が開放した箱形に形成されている。この内ボックス(4)
の上面中央には、外気を内ボックス(4)内に流入するた
めの外気流入口(20)が形成されており、この外気流入口
(20)の周りには、短円筒状のフランジ(21)が上方に向か
って突設されている。
【0014】フランジ(21)内には、吸気ファン(22)が取
り付けられており、この吸気ファン(22)への電力供給
は、防水対策が施されて外壁(1)に取り付けられたコン
セント(23)を介して行われるようになっている。そし
て、この内ボックス(4)内に、取付板(3)の挿通口(8)
を挿通した温・湿度計測センサー(7)が収容されてい
る。なお、温・湿度計測センサー(7)は、室内に設置さ
れた図示しないパーソナルコンピュータ等に接続されて
いる。
【0015】前記外ボックス(5)は、図4に示すよう
に、アルミニウム製で、その取付板(3)側の側面が開放
した箱形に形成されている。この外ボックス(5)の上面
端部は、図1に示すように、取付板(3)の上端に載置さ
れた状態で外壁(1)に当接しており、当接部分にはコー
キング材(30)が充填されて外壁(1)を伝って流れてきた
雨水のボックス(5)内への浸入を防止している。
【0016】また、外ボックス(5)の左右の側面には、
外気を導入するための外気導入口(31)が内ボックス(4)
における外気流入口(20)よりも下方に位置するように夫
々形成されており、外ボックス(5)と内ボックス(4)と
の間の隙間が外気導入口(31)と外気流入口(20)とを連通
する外気流入路(32)とされている。なお、図2,4中、
(33)は、外ボックス(5)の左右の側面に取付板(3)にお
ける突片(10)のビス孔(9)に対応して形成されたビス孔
であり、このビス孔(33)を取付板(3)のビス孔(9)に外
側から合わせてこれらにビスを挿入することで、外ボッ
クス(5)が取付板(3)に固定されている。
【0017】さらに、外ボックス(5)の下面(34)は、内
ボックス(4)の下端に沿って切り欠かれて凹形に形成さ
れており、この下面(34)が内ボックス(4)の下端及び取
付板(3)の下端に下方から当接することで、内ボックス
(4)の下部開口(35)と外ボックス(5)の切欠(36)とが合
致した外気排出口(37)が形成されている。そして、内ボ
ックス(4)の外気流入口(20)と外気排出口(37)とを連通
する外気排出路すなわち内ボックス(4)内の空間は、外
ボックス(5)の下面(34)により外気流入路(32)とは隔離
されており、これらを通る外気が互いに混じり合わない
ようになっている。
【0018】上記構成の保護ボックス装置において、吸
気ファン(22)を駆動すると、このファン(22)の吸引力に
より外気が外気導入口(31)から外ボックス(5)内に流れ
込む。そして、この外気は、外気流入路(32)を通って外
気流入口(20)から温・湿度計測センサー(7)が収容され
た内ボックス(4)内に流れ込んで、外気排出口(37)から
外部に排出する。従って、外気がボックス内で停滞した
り、排出した外気がすぐにまたボックス内に流れ込むこ
とがなく、温・湿度計測センサー(7)に対しては、常に
新しい外気が送り込まれる。
【0019】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多くの
修正及び変更を加え得ることは勿論である。例えば、本
実施形態の保護ボックス装置は、住宅の外壁に装着する
ようになっているが、他の建築物や構造物の壁面、或い
は単独で設置するようにしてもよい。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、温・湿度計測センサーを内ボックス及び外ボ
ックスによって二重に覆って保護しているので、直射日
光や雨の影響を受けにくくなっている。しかも、内ボッ
クスに設けた吸気ファンの吸引力によって、外ボックス
の外気導入口から内ボックス内に常に外気を積極的に送
り込むので、ボックス内の換気効率が良く、ボックス内
に熱がこもることがない。このため、温・湿度計測セン
サーによる測定を常に正確に行うことができ、信頼性の
高い正確な測定結果を得ることができる。しかも、内ボ
ックスに設けた吸気ファンも外ボックスで覆われること
になるので、吸気ファンが雨等にさらされることがな
く、吸気ファンの寿命を延ばすことにもなる。
【0021】また、外ボックス側面の外気導入口が内ボ
ックス上面の外気流入口よりも下方に位置しているの
で、直射日光や雨水が外気導入口から入り込んだとして
も、外気流入口には到達せず、従って直射日光や雨の影
響による温・湿度計測センサーの誤測定を確実に防止で
き、より信頼性の高い測定結果を得ることができる。
【0022】さらに、外ボックスの外表面を光反射面と
しているので、外ボックスが直射日光によって暖められ
るのを極力防ぐことができ、外ボックスによって暖めら
れた外気の温度を測定することによって、実際の外気温
度よりも高い外気温度を測定してしまうといった不具合
を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る保護ボックス装置の
縦断面図である。
【図2】保護ボックス装置の分解斜視図である。
【図3】内ボックスの斜視図である。
【図4】外ボックスの斜視図である。
【符号の説明】
(4) 内ボックス (5) 外ボックス (7) 温・湿度計測センサー (20) 外気流入口 (22) 吸気ファン (31) 外気導入口 (32) 外気流入路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外気導入用の吸気ファンを備えた内ボッ
    クス内に温・湿度計測センサーを収容するとともに、外
    気導入口を備えた外ボックスで前記内ボックスを覆った
    ことを特徴とする温・湿度計測センサーの保護ボックス
    装置。
  2. 【請求項2】 前記外気導入口を前記外ボックスの側面
    に形成するとともに、前記外気導入口よりも上方に位置
    する前記内ボックスの上面に外気流入口を形成し、前記
    外ボックスと内ボックスとの間の隙間を前記外気導入口
    と前記外気流入口とを連通する外気流入路とした請求項
    1記載の温・湿度計測センサーの保護ボックス装置。
  3. 【請求項3】 前記外ボックスの外表面を光反射面とし
    た請求項1又は2記載の温・湿度計測センサーの保護ボ
    ックス装置。
JP9321231A 1997-11-21 1997-11-21 温・湿度計測センサーの保護ボックス装置 Pending JPH11153494A (ja)

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JP9321231A JPH11153494A (ja) 1997-11-21 1997-11-21 温・湿度計測センサーの保護ボックス装置

Applications Claiming Priority (1)

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JPH11153494A true JPH11153494A (ja) 1999-06-08

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ID=18130286

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9321231A Pending JPH11153494A (ja) 1997-11-21 1997-11-21 温・湿度計測センサーの保護ボックス装置

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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