JPH11152730A - 昇降式ゲートの開閉装置 - Google Patents
昇降式ゲートの開閉装置Info
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- JPH11152730A JPH11152730A JP9362437A JP36243797A JPH11152730A JP H11152730 A JPH11152730 A JP H11152730A JP 9362437 A JP9362437 A JP 9362437A JP 36243797 A JP36243797 A JP 36243797A JP H11152730 A JPH11152730 A JP H11152730A
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- pier
- torque shaft
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Abstract
いようにする。 【解決手段】 ピア4に設けた戸溝5に沿って昇降す
るようにかつ水路2等を横切って設けられる昇降式ゲー
ト1の開閉装置において、ゲート扉体1Aの前面又は背
面側にモータ9及び減速機10からなる回転駆動手段に
より駆動されるトルクシャフト11を水平軸心回りに回
動可能に配設し、トルクシャフト11にゲート開閉駆動
アーム14の基端を固着し、該アーム14の先端をピア
4の上端部に前後揺動可能に吊設した連杆17の下端
に、トルクシャフト11と平行なピン18を介して相対
回動可能に連結する。
Description
等に設けられるローラゲート、スライドゲート等の昇降
式ゲートの開閉装置に関するものである。
上流側に取水口を横切って設けられ、かつピア(水門提
体、水路側壁上に立設された柱体、壁体等をも含む)の
左右対向面に設けた戸溝に案内されて昇降する昇降式ゲ
ート例えばローラゲートは、前記ピアの天端上に設置さ
れた巻上機によりワイヤロープを介して開閉されるよう
になっている。また、昇降式スライドゲート等において
は、ピアの天端上に設けたスピンドル式開閉装置により
ゲート扉体を昇降させるようにしたものがある。
提唱されて久しいが、従来のようにピア天端に巻上機や
スピンドル式開閉装置を設置すると、修景(景観)を損
ねるという問題がある。本発明は、上述のような実状に
鑑みてなされたもので、その目的とするところは、ビア
(水門提体、水路側壁上に立設された柱体、壁体等を含
む)上方に機械類が露出することがなく、修景を損ねる
ことのない昇降式ゲートの開閉装置を提供するにある。
達成するために、次の手段を講じている。即ち、本発明
は、ピアに設けた対向案内部に沿って昇降するようにか
つ水路等を横切って設けられる昇降式ゲートの開閉装置
であって、ゲート扉体の前面又は背面側に、回転駆動手
段により駆動されるトルクシャフトが水平軸心回りに回
動可能に配設され、該トルクシャフトにゲート開閉駆動
アームの基端が固着され、該アームの先端が前記ピアに
設けた連杆又は索体に連係されていることを特徴として
いる。
の呑口を閉塞しているときは、回転駆動手段及びトルク
シャフトとこれに連結されたゲート開閉駆動アームの基
端側が水面よりも下方に位置しており、ピア上方及び四
周に機械類が露出しない。そこで、ゲート扉体を上昇さ
せて水路等の取水口を開放するときは、回転駆動手段に
よりトルクシャフトを駆動すると、前記アームの先端側
が下方に回動し、前記連杆又は索体を介して前記アーム
先端がゲート扉体から離れるので、ゲート扉体が上昇す
る。そして、トルクシャフトと共に前記アームが180
度回転して下向きになると、ゲート扉体が全開状態とな
る。なお、ゲート扉体を下降させて水路等を閉塞すると
きは、前記駆動手段によりトルクシャフトを逆回転させ
て前記アーム先端を上向きに回動させることにより、ゲ
ート扉体が下降する。
に、前記トルクシャフトと平行なピンを介して前後方向
揺動可能に吊設され、該連杆の下端が前記駆動アームの
先端にトルクシャフトと平行なピンを介して相対回動可
能に連結されたものとすることができる。
又は後方に突出するようにその基端が前記ピアの左右両
端部に互いに平行に固定され、前記駆動アームの先端に
トルクシャフトと平行な連結軸を介して支持ローラが回
転自在に設けられ、該支持ローラが前記連杆上にこれを
案内として前後移動可能に支持されたものとすることが
できる。この場合連結軸は上下流方向(即ち前後方向)
に直線的に移動し、連杆は固定式のガイドレールとして
作用する。
ブ、ローラチェーン又は犬鎖からなり、その上端が前記
ピア上端部に係着され、下端が駆動アームの先端に連結
されたものとすることができる。そして、また、本発明
は、前記駆動手段がゲート扉体の左右方向中央に配設さ
れ、該駆動手段の左右両側にトルクシャフトが配設さ
れ、該トルクシャフトの扉体側端側にそれぞれ駆動アー
ムの基端が固着されたものとすることができ、動作を円
滑かつ確実にしてしかも安定よくゲート扉体を開閉させ
ることができる。
基づき説明する。図1、図2は、本発明の第一の実施形
態を示し、昇降式ゲートの1つであるローラゲート
(1)は、水路(2)の取水口(2A)の上流側に該取
水口(2A)を横切って設けられ、四方水密構造とされ
ると共に、水路側壁(3)及びピア(4)の対向案内部
である戸溝(5)に沿って昇降されるようになってい
る。前記ピア(4)は、水路(2)天端上に一体的に構
成された壁状で、左右両側及び上端の一部が前方(上流
側)に突出され、左右突出部(4A)、(4B)の対向
面に、水路側壁(3)から続く戸溝(5)が設けられて
いる。そして、ピア(4)の上端突出部(4C)、(4
D)の下面には、ゲート吊下用のブラケット(6)が固
着されている。
面側四周に水密ゴム(7)が装着され、左右両側面にロ
ーラ(8)がそれぞれ回転自在に取り付けられ、前記戸
溝(5)を案内として転動するようになっている。そし
て、前記水密ゴム(7)は、取水口(2A)の上流側端
面及び下面に離接自在に当接され、止水機能を発揮す
る。
流側)には、水中仕様のモーター(9)及び減速機(1
0)からなる回転駆動手段が左右方向中央部に設けら
れ、前記減速機(10)の水平軸心をもつ左右の出力軸
(図示省略)に、それぞれトルクシャフト(11)の内
端が軸接手(12)を介して連結されている。該トルク
シャフト(11)の外端部は、ゲート扉体(1A)の前
面に取り付けられた軸受(13)により軸支されると共
に、各外端が軸受(13)からそれぞれ外側に突出され
ている。
は、ゲート開閉駆動アーム(14)の基端が固着連結さ
れている。前記ブラケット(6)の下面には、軸支ブラ
ケット(15)が下向きに取り付けられ、該ブラケット
(15)にトルクシャフト(11)と平行なピン(1
6)によりゲート吊下用連杆(17)の上端が前後方向
揺動可能に連結されている。そして、該連杆(17)の
下端は、前記駆動アーム(14)の先端とトルクシャフ
ト(11)と平行なピン(18)を介して相対回動可能
に連結されている。
ト吊下用連杆(17)は、ゲート(1)の下降限(取水
口(2A)全閉状態)において、略直線状となるように
構成され、ゲート(1)の上昇限(取水口全開状態)に
おいて、前記アーム(14)が略水平状となるように構
成されている。なお、図1、図2において(19)は、
モーター(9)への電源供給ケーブルで、ピア(4)に
貫通状に設けた挿通孔(20)に挿通されている。該挿
通孔(20)の前端は蓋(21)により密閉されてい
る。
(1A)を上昇させて取水口(2A)を開く場合は、モ
ーター(9)によりトルクシャフト(11)を回転駆動
し、ゲート開閉駆動アーム(14)を図2に矢印(イ)
で示すように、その先端側がゲート扉体(1A)から遠
ざかる方向に(下向き)に回動させることで、ゲート吊
下連杆(17)の下端側が同時に矢印(ロ)方向に回動
して、ゲート扉体(1A)が上昇する。そして、前記ア
ーム(14)が90度回動して該アーム(14)及び連
杆(17)が図2に2点鎖線(141)、(171)で
示す状態になったとき、ゲート扉体が全開状態(図2に
2点鎖線(101A)で示す)となる。
01A)で示す状態から実線(1A)で示す全閉状態と
する場合は、前記アーム(14)を図2に矢印(ハ)で
示す方向に回動させることにより、ゲート扉体(1A)
が下降すると共にゲート吊下用連杆(17)が図2に矢
印(ニ)で示すように90度回動し、前記アーム(1
4)及び連杆(17)が一直線状となり、ゲート扉体
(1A)が取水口(2A)を閉塞する。
示し、第一の実施形態と異なるところは、連杆(22)
の基端がピア(4)の左右両端部前面に、その先端が前
方に突出するように水平にかつ互いに平行に突設され、
前記両駆動アーム(14)の先端にトルクシャフト(1
1)と平行な連結軸(23)が連結されると共に、連結
軸(23)の両端に支持ローラ(24)が回転自在に設
けられ、該支持ローラ(24)が前記連杆(22)上に
これを案内として前後移動可能に支持されている点であ
る。
ドレールとして機能するように構成され、水路側壁
(3)天端上に立設した支持部材(25)により支持さ
れており、強度及び適正姿勢が保持されるようになって
いる。なお、第二実施形態においても、上記以外の構成
は第一実施形態と同じであるから、図1、図2と同符号
を付し、重複説明は省略する。
体(1A)の昇降動作は、第一実施形態と同様に、モー
ター(9)を起動して、ゲート開閉駆動アーム(14)
を図4に矢印(イ)、(ハ)で示す方向に90度回動さ
せることにより行われ、前記アーム(14)が連杆(2
2)と平行になったとき、ゲート扉体(1A)が図4中
2点鎖線(101A)で示すように全開状態になり、第
一実施形態と同等の作用効果が期待できる。
示し、第一実施形態と異なるところは、ゲート吊下用連
杆(17)に代えてゲート吊下用の索体(26)を採用
した点であり、第一実施形態と同等の作用効果を期待す
ることができる。即ち、前記索体(26)の上端は、前
記軸支ブラケット(15)に吊環(27)及びピン(1
6)を介して連結され、索体(26)の下端は、ゲート
開閉駆動アーム(14)の先端に、吊環(28)及びピ
ン(18)を介して連結されている。
上昇させて全開状態とする場合、ゲート開閉駆動アーム
(14)を図7に矢印(イ)で示す方向に、90度回動
させて水平状態(図7に2点鎖線(141)で示す)と
し、さらに前記アーム(14)を90度同じ方向に回動
させて垂直状態(図7に2点鎖線(142)で示す)に
することにより、ゲート扉体(1A)が上昇限(図7に
2点鎖線(201A)で示す)に至り、取水口(2A)
が全開する。そして、ゲート扉体(1A)を下降させて
全閉状態にするときは、前記アーム(14)を図7に矢
印(ハ)で示す方向に180度回動させればよい。
イヤロープ(26A)、図8(b)に示すローラチェー
ン(26B)、或いは図8(c)に示す犬鎖(26C)
(一般的なチェーン)のいずれかを採用することができ
る。上記各実施形態において、前記アーム(14)は、
図9に例示するように、水路側壁(3)に設けた収納凹
所(29)に納め、カバー(30)により該凹所(2
9)の側部開口を塞いで、前記アーム(14)にごみ等
が掛からないようにすることができる。
ではなく、例えば、三方水密式のゲート、即ち、水路
(2)の取水口(2A)天端が開放され、左右水路側壁
(3)上にそれぞれピア(4)が立設された水門にも採
用でき、この場合、本発明に係る開閉装置は、ゲート扉
体(1A)の前面(上流側)又は背面(下流側)のいず
れか一方に設けることができる。また、ゲート開閉駆動
アーム(14)及び連杆(17)又は索体(26)は、
ゲート左右方向中央に1セットのみ設けることができ
る。
設けた対向案内部に沿って昇降するようにかつ水路等を
横切って設けられる昇降式ゲートの開閉装置であって、
ゲート扉体の前面又は背面側に、回転駆動手段により駆
動されるトルクシャフトが水平軸心回りに回動可能に配
設され、該トルクシャフトにゲート開閉駆動アームの基
端が固着され、該アームの先端が前記ピアに設けた連杆
又は索体に連係されていることを特徴とするものである
から、ピア上方に機械類が露出することがなく、修景を
損ねることはないほか、ゲート開閉動作を円滑かつ確実
に行うことができる。
ある。
ある。
ある。
(a)はワイヤロープ、(b)はローラチェーン、
(c)は犬鎖である。
アームの収納状態の一例を示す平面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 ピアに設けた対向案内部に沿って昇降す
るようにかつ水路等を横切って設けられる昇降式ゲート
の開閉装置であって、ゲート扉体の前面又は背面側に、
回転駆動手段により駆動されるトルクシャフトが水平軸
心回りに回動可能に配設され、該トルクシャフトにゲー
ト開閉駆動アームの基端が固着され、該アームの先端が
前記ピアに設けた連杆又は索体に連係されていることを
特徴とする昇降式ゲートの開閉装置。 - 【請求項2】 前記連杆がピアの上部に、前記トルクシ
ャフトと平行なピンを介して前後方向揺動可能に吊設さ
れ、該連杆の下端が前記駆動アームの先端にトルクシャ
フトと平行なピンを介して相対回動可能に連結されてい
ることを特徴とする請求項1に記載の昇降式ゲートの開
閉装置。 - 【請求項3】 前記連杆の先端が前方又は後方に突出す
るようにその基端が前記ピアの左右両端部に互いに平行
に固定され、前記駆動アームの先端にトルクシャフトと
平行な連結軸を介して支持ローラが回転自在に設けら
れ、該支持ローラが前記連杆上にこれを案内として前後
移動可能に支持されていることを特徴とする請求項1に
記載の昇降式ゲートの開閉装置。 - 【請求項4】 前記索体がワイヤロープ、ローラチェー
ン又は犬鎖からなり、その上端が前記ピア上端部に係着
され、下端が駆動アームの先端に連結されていることを
特徴とする請求項1に記載の昇降式ゲートの開閉装置。 - 【請求項5】 前記駆動手段がゲート扉体の左右方向中
央に配設され、該駆動手段の左右両側にトルクシャフト
が配設され、該トルクシャフトの扉体側端側にそれぞれ
駆動アームの基端が固着されていることを特徴とする請
求項1〜4のいずれかに記載の昇降式ゲートの開閉装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36243797A JP3856932B2 (ja) | 1997-11-21 | 1997-11-21 | 昇降式ゲートの開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36243797A JP3856932B2 (ja) | 1997-11-21 | 1997-11-21 | 昇降式ゲートの開閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11152730A true JPH11152730A (ja) | 1999-06-08 |
JP3856932B2 JP3856932B2 (ja) | 2006-12-13 |
Family
ID=18476850
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36243797A Expired - Lifetime JP3856932B2 (ja) | 1997-11-21 | 1997-11-21 | 昇降式ゲートの開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3856932B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104805811A (zh) * | 2015-05-08 | 2015-07-29 | 黄河勘测规划设计有限公司 | 景观式悬挂水闸布置结构 |
CN113089592A (zh) * | 2021-04-21 | 2021-07-09 | 赵海成 | 一种应用于水利水电的闸门提升装置 |
CN113152389A (zh) * | 2021-04-19 | 2021-07-23 | 湖北官渡河水电发展有限公司 | 锁定梁省力投退装置及闸门锁定系统 |
CN116446350A (zh) * | 2023-04-19 | 2023-07-18 | 浙江江南春建设集团有限公司 | 一种新型平面定轮闸门 |
-
1997
- 1997-11-21 JP JP36243797A patent/JP3856932B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104805811A (zh) * | 2015-05-08 | 2015-07-29 | 黄河勘测规划设计有限公司 | 景观式悬挂水闸布置结构 |
CN113152389A (zh) * | 2021-04-19 | 2021-07-23 | 湖北官渡河水电发展有限公司 | 锁定梁省力投退装置及闸门锁定系统 |
CN113089592A (zh) * | 2021-04-21 | 2021-07-09 | 赵海成 | 一种应用于水利水电的闸门提升装置 |
CN116446350A (zh) * | 2023-04-19 | 2023-07-18 | 浙江江南春建设集团有限公司 | 一种新型平面定轮闸门 |
CN116446350B (zh) * | 2023-04-19 | 2024-05-31 | 浙江江南春建设集团有限公司 | 一种平面定轮闸门 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3856932B2 (ja) | 2006-12-13 |
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