JPH11152256A - 新規なジカルボン酸化合物 - Google Patents

新規なジカルボン酸化合物

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JPH11152256A
JPH11152256A JP10259182A JP25918298A JPH11152256A JP H11152256 A JPH11152256 A JP H11152256A JP 10259182 A JP10259182 A JP 10259182A JP 25918298 A JP25918298 A JP 25918298A JP H11152256 A JPH11152256 A JP H11152256A
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吉彦 堀田
Kunichika Morohoshi
邦親 諸星
Katsuyuki Sugiyama
克之 杉山
Katsuaki Kokubo
勝明 小久保
Koji Kawai
功治 河合
Kazuo Hosoda
和夫 細田
Masafumi Moriya
雅文 守屋
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Miyoshi Yushi KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消去温度幅が広く且つ高耐熱性且つ高感度の
熱可逆記録媒体に用いられる有機低分子物質として有用
なジカルボン酸化合物を提供すること。 【解決手段】 一般式(1)、一般式(2)で示される
ジカルボン酸化合物。 【化1】 HOOC−(CH2)n−NHCO−(CH2)m−CONH−(CH2)n−COOH ・・・一般式(1) (ただし、11≧n≧1、18≧m≧4) 【化2】 HOOC−(CH2)n'−CONH−(CH2)m'−NHCO−(CH2)n'−COOH ・・・一般式(2) (ただし、10≧n'≧2、12≧m'≧4)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規なジカルボン
酸化合物に関し、更に詳しくは樹脂母材及び樹脂母材中
に分散された有機低分子物質を主成分とし、温度による
可逆的な透明度変化を利用して画像の形成及び消去を繰
り返して行なうことのできる熱可逆記録材料に用いられ
る有機低分子物質として有用なジカルボン酸化合物に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、長鎖構造を有する有機低分子
物質が高分子/長鎖低分子分散型熱可逆記録媒体に用い
られる材料として有用であることが知られている。近
年、一時的な画像表示が行なえ、不要となったときには
その画像の消去ができ、温度に依存して透明度が可逆的
に変化する感熱層を有する熱可逆記録媒体が注目されて
いる。その代表的なものとしては、塩化ビニル−酢酸ビ
ニル共重合体等の樹脂母材中に高級脂肪酸等の有機低分
子物質を分散した熱可逆記録媒体が知られている(特開
昭55−154198号)。しかし、従来の熱可逆記録
媒体は、透光、透明性を示す温度範囲の幅が2〜4℃と
狭い欠点があり、透光・透明性や遮光・白濁性を利用し
て画像を形成する際の温度制御に難があった。
【0003】この点を考慮して、本発明者らは、特開平
2−1363号公報、特開平3−2089号公報におい
て、高級脂肪酸と脂肪族ジカルボン酸を混合して用いる
ことにより、透明になる温度範囲を20℃前後まで広
げ、画像を消去(透明化)することを容易にできること
を明らかにした。また、消去性をさらに向上させるため
に高級脂肪酸より融点の低い高級ケトンや脂肪酸エステ
ルと脂肪族ジカルボン酸や飽和脂肪族ビスアミドを混合
して用い、透明化温度幅を広げることが提案されている
(特開平4−366682号公報、特開平5−2940
62号公報、特開平6−255247号公報)。これら
は、透明化温度の幅は広がり消去性は向上するものの、
融点の低い材料を使用しているため透明化温度が低温に
なっており、真夏に車のダッシュボードの上に置いた場
合等の高温環境下では形成された白濁画像が消えてしま
うという欠点があった。
【0004】脂肪族ジカルボン酸より大幅に融点の高い
融点200℃程度の脂環式ジカルボン酸(特開平5−1
39053号公報、特開平6−48024号公報、特開
平6−48025号公報)や、200℃近い融点を有す
るステロイド骨格を有する低分子物質(特開平8−20
167号公報、特開平8−282131号公報)を、低
融点の低分子物質と混合して用い、透明化温度を高温に
シフトすることが提案されている。しかし、これらは、
極端に高融点の有機低分子化合物を使ったにも拘らず、
実質的には透明化温度の上限はあまり上がらなかった。
そのため消去性を向上させるためには低融点の低分子物
質を使わざるを得ず、前記の例と同様に画像の耐熱性は
低いものであった。透明化の上限温度から白濁化の開始
温度までの温度差が大きく、白濁画像を形成する際に、
非常に大きなエネルギーを必要とするため、媒体の表面
が傷ついたり、印字消去の繰り返しにより白濁度が低下
しやすくなる等の、繰り返し耐久性に問題が生じるとい
う欠点を有していた。さらに、白濁画像を形成するため
のエネルギーが高くなると、電源電圧の制約からサーマ
ルヘッドのパルス印加時間を長くする必要が生じ、記録
速度が遅くなったり、エネルギーが高くなるとサーマル
ヘッドの寿命が短くなるなど、この媒体を使い記録消去
する装置にも悪影響を及ぼす欠点があった。この場合
に、白濁化の開始温度が非常に高い温度となるのは、必
要以上に高い融点を持つ低分子物質を使っているためで
あると考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、消去
温度幅が広く且つ高耐熱性且つ高感度の熱可逆記録媒体
に用いられる有機低分子物質として有用なジカルボン酸
化合物を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題は、本発明の
(1)「一般式(1)で示されるジカルボン酸化合物、
【0007】
【化3】 HOOC−(CH2)n−NHCO−(CH2)m−CONH−(CH2)n−COOH ・・・一般式(1) (ただし、11≧n≧1、18≧m≧4)」、(2)
「一般式(2)で示されるジカルボン酸化合物、
【0008】
【化4】 HOOC−(CH2)n'−CONH−(CH2)m'−NHCO−(CH2)n'−COOH ・・・一般式(2) (ただし、10≧n'≧2、12≧m'≧4)」によって
達成される。
【0009】本発明の前記一般式(1)及び(2)で示
されるジカルボン酸化合物は次のようにして製造され
る。一般式(1)の化合物の製造方法
【0010】
【化5】 HOOC−(CH2)n−NHCO−(CH2)m−CONH−(CH2)n−COOH ・・・一般式(1) 一般式(1)で示される分子内に2個のアミド基を有す
るカルボン酸系化合物は、二塩基酸(又はその誘導体)
とアミノ酸(又はその誘導体)との縮合反応により合成
される。縮合反応の方法としては、二塩基酸のハロゲン
化物をアルカリ性下、含水有機溶媒中でアミノ酸に作用
させる、または、二塩基酸のハロゲン化物とアミノ酸エ
ステル誘導体をアミン成分共存下、有機溶媒中で作用さ
せる、更には二塩基酸とアミノ酸エステル誘導体に縮合
剤を作用させる、等がある。
【0011】まず、二塩基酸のハロゲン化物をアルカリ
性下、含水有機溶媒中でアミノ酸に作用させることによ
る本発明のカルボン酸系化合物の合成方法について説明
する。アセトン、メチルエチルケトン、テトラヒドロフ
ラン等の有機溶媒と水の混合物にアミノ酸を溶解又は分
散し、これに水酸化ナトリウム(又は水酸化カリウム)
等を添加し、アルカリ性を保持しながら二塩基酸のハロ
ゲン化物を滴下し、縮合反応を行なう。次いで、鉱酸水
溶液で酸性とし、カルボン酸塩を酸型とし、濾過、水
洗、乾燥後得られた粗結晶を有機溶媒による洗浄、再結
晶等で精製することにより目的とする分子内に2個のア
ミド基を有するカルボン酸系化合物(一般式(1))が
得られる。上記反応で用いる二塩基酸のハロゲン化物は
カルボン酸の活性化誘導体の一つで、その合成には多く
の方法が知られている。一般的には二塩基酸又はその塩
やエステル、酸無水物にハロゲン化剤を作用させること
により得られる。
【0012】次に、二塩基酸のハロゲン化物とアミノ酸
エステル誘導体をアミン成分共存下、有機溶媒中で作用
させることによる合成方法について説明する。アミノ酸
エステル塩をアセトン、テトラヒドロフラン、ジクロロ
メタン、ベンゼン等の有機溶媒に溶解または分散し、こ
こに冷却しながら二塩基酸のハロゲン化物を滴下し、縮
合反応を行なう。この際、反応の結果生ずるハロゲン化
水素を捕捉するためにアミン成分を添加する。次いで、
有機溶媒を除去し、水洗後、エステル部分をけん化分解
する。更に、鉱酸水溶液で酸性とし、カルボン酸塩を酸
型とし、濾過、水洗、乾燥後得られた粗結晶を有機溶媒
による洗浄、再結晶等で精製することにより目的とする
分子内に2個のアミド基を有するカルボン酸系化合物
(一般式(1))が得られる。上記反応で用いるアミン
成分としては第三級アミンが好ましい。
【0013】更には、二塩基酸とアミノ酸エステル誘導
体に縮合剤を作用させることによる合成方法について説
明する。テトラヒドロフラン、ジクロロメタン等の有機
溶媒に二塩基酸とアミノ酸エステル塩を溶解し、縮合剤
を作用させる。次いで、反応物から有機溶媒を除去し、
水洗後、エステル部分をけん化分解する。更に鉱酸水溶
液で酸性とし、カルボン酸塩を酸型とし、濾過、水洗、
乾燥後得られた粗結晶を有機溶媒による洗浄、再結晶等
で精製することにより目的とする分子内に2個のアミド
基を有するカルボン酸系化合物(一般式(1))が得ら
れる。
【0014】上記反応で用いる縮合剤としては、例えば
ジシクロヘキシルカルボジイミド、ジイソプロピルカル
ボジイミド等のカルボジイミド系や、トリフェニルホス
フィン等のリン酸系のもの等の一般的に知られているア
ミド結合や、ペプチド結合生成に用いられるものが使用
できる。また、カルボジイミド系の縮合剤を用いるとき
の縮合助剤として、N−ヒドロキシフタル酸イミド、N
−ヒドロキシコハク酸イミド、N−ヒドロキシベンゾト
リアゾール等を用いることもできる。なお、本発明の分
子内に2個のアミド基を有するカルボン酸系化合物(一
般式(1))は、上記の合成方法に何ら限られるもので
はない。
【0015】一般式(2)の化合物の製造方法
【0016】
【化6】 HOOC−(CH2)n'−CONH−(CH2)m'−NHCO−(CH2)n'−COOH ・・・一般式(2) 一般式(2)で示される分子内に2個のアミド基を有す
るカルボン酸系化合物は、α,ω−アルキルジアミンと
二塩基酸モノエステル(又は二塩基酸モノエステルのハ
ロゲン化物)との縮合反応により合成される。縮合反応
の方法としては、α,ω−アルキルジアミンと二塩基酸
モノエステルに縮合剤を作用させる、または、α,ω−
アルキルジアミンと二塩基酸モノエステルのハロゲン化
物をアミン成分共存下、有機溶媒中で作用させる、等が
ある。
【0017】まず、α,ω−アルキルジアミンと二塩基
酸モノエステルに縮合剤を作用させることによる合成方
法を説明する。テトラヒドロフラン、ジクロロメタン等
の有機溶媒にα,ω−アルキルジアミンと二塩基酸モノ
エステルアミノ酸エステル塩を溶解し、縮合剤を作用さ
せる。次いで、反応物から有機溶媒を除去し、水洗後、
エステル部分をけん化分解する。更に鉱酸水溶液で酸性
とし、カルボン酸塩を酸型とし、濾過、水洗、乾燥後得
られた粗結晶を有機溶媒による洗浄、再結晶等で精製す
ることにより目的とする分子内に2個のアミド基を有す
るカルボン酸系化合物(一般式(2))が得られる。な
お、上記反応で使用できる縮合剤や縮合助剤は、前記の
場合と同様である。
【0018】また、α,ω−アルキルジアミンと二塩基
酸モノエステルのハロゲン化物をアミン成分共存下、有
機溶媒中で作用させることによる合成方法について説明
する。α,ω−アルキルジアミンをアセトン、テトラヒ
ドロフラン、ジクロロメタンベンゼン等の有機溶媒に溶
解又は分散し、ここに冷却しながら二塩基酸モノエステ
ルのハロゲン化物を滴下し、縮合反応を行なう。この
際、反応の結果生ずるハロゲン化水素を捕捉するために
アミン成分を添加する。次いで、有機溶媒を除去し、水
洗後、エステル部分をけん化分解する。更に鉱酸水溶液
で酸性とし、カルボン酸塩を酸型とし、濾過、水洗、乾
燥後得られた粗結晶を有機溶媒による洗浄、再結晶等で
精製することにより目的とする分子内に2個のアミド基
を有するカルボン酸系化合物(一般式(2))が得られ
る。上記反応で用いるアミン成分としては第三級アミン
が好ましい。同じく、上記反応で用いる二塩基酸モノエ
ステルのハロゲン化物は、二塩基酸モノエステルハロゲ
ン化剤を作用させることにより得られる。なお、本発明
の分子内に2個のアミド基を有するカルボン酸系化合物
(一般式(2))についても、上記の合成方法に何ら限
られるものではない。
【0019】
【実施例】以下に本発明を実施例及び比較例により具体
的に説明する。 実施例1 HOOC−CH2−NHCO−(CH2)10−CONH−C
2−COOH 2−(11−(N−(3−カルボキシメチル)カルバモ
イル)ウンデカノイルアミノ)酢酸の合成 アセトン水溶液0.6リットルに、グリシン25.2
g、水酸化ナトリウム13.6gを加え、アルカリ性
下、室温でドデカン二酸ジクロリド30.0gを滴下し
た。滴下後室温で3時間撹拌し、次いで、硫酸水溶液で
酸性とし、60℃で1時間撹拌した。析出した結晶を瀘
別、水洗、乾燥後、エタノールから再結晶し、目的の化
合物13.6gを得た。融点は198℃である。 元素分析(C162826として)
【0020】
【表1】 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法)を図1に示す。
1701cm-1にカルボン酸のC=O伸縮振動、164
7cm-1に第二アミドのC=O伸縮振動、3310-1
第二アミドのN−H伸縮振動に基づく吸収が認められ
た。
【0021】実施例2 HOOC−(CH2)3−NHCO−(CH2)8−CONH−
(CH2)3−COOH 4−(9−(N−(3−カルボキシプロピル)カルバモ
イル)ノナロイルアミノ)ブタン酸の合成 アセトン水溶液1.8リットルに、3−アミノブタン酸
77.6g、水酸化ナトリウム30.6gを加え、アル
カリ性下、室温でセバシン酸ジクロリド75.0gを滴
下した。滴下後室温で2時間撹拌し、次いで、硫酸水溶
液で酸性とし、60℃で1時間撹拌した。析出した結晶
を瀘別、水洗、乾燥後、エタノールから再結晶し、目的
の化合物52.8gを得た。融点は148℃である。 元素分析(C183226として)
【0022】
【表2】 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法)を図2に示す。
1694cm-1にカルボン酸のC=O伸縮振動、163
4cm-1に第二アミドのC=O伸縮振動、3310-1
第二アミドのN−H伸縮振動に基づく吸収が認められ
た。
【0023】実施例3 HOOC−(CH2)3−NHCO−(CH2)10−CONH
−(CH2)3−COOH 4−(11−(N−(3−カルボキシプロピル)カルバ
モイル)ウンデカノイルアミノ)ブタン酸の合成 アセトン水溶液0.6リットルに、3−アミノブタン酸
27.0g、水酸化ナトリウム10.6gを加え、アル
カリ性下、室温でドデカン二酸ジクロリド25.0gを
滴下した。滴下後室温で2時間撹拌し、次いで、硫酸水
溶液で酸性とし、60℃で2時間撹拌した。析出した結
晶を瀘別、水洗、乾燥後、イソプロピルアルコールから
再結晶し、目的の化合物18.1gを得た。融点は15
0℃である。 元素分析(C203626として)
【0024】
【表3】 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法)を図3に示す。
1696cm-1にカルボン酸のC=O伸縮振動、163
4cm-1に第二アミドのC=O伸縮振動、3312-1
第二アミドのN−H伸縮振動に基づく吸収が認められ
た。
【0025】実施例4 HOOC−(CH2)3−NHCO−(CH2)12−CONH
−(CH2)3−COOH 4−(13−(N−(3−カルボキシプロピル)カルバ
モイル)トリデカノイルアミノ)ブタン酸の合成 3−アミノブタン酸エチル・塩酸塩75.0g、ピリジ
ン35.4g、テトラデカン二酸38.5g、1−ヒド
ロキシベンゾトリアゾール68.5gをテトラヒドロフ
ラン0.5リットルに溶解し、次いで、室温下でジイソ
プロピルカルボジイミド56.5gを滴下した。滴下後
還流下で3時間撹拌した後、この反応液に水酸化ナトリ
ウム181.7gを溶解させた90%エタノール水溶液
0.8リットルに加え、還流下4時間撹拌した。反応液
を4N−塩酸で酸性とし、析出した結晶を瀘別、水洗、
乾燥後、ジメチルホルムアミドから再結晶し、目的の化
合物31.3gを得た。融点は156℃である。 元素分析(C224026として)
【0026】
【表4】 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法)を図4に示す。
1696cm-1にカルボン酸のC=O伸縮振動、163
4cm-1に第二アミドのC=O伸縮振動、3312-1
第二アミドのN−H伸縮振動に基づく吸収が認められ
た。
【0027】実施例5 HOOC−(CH2)5−NHCO−(CH2)8−CONH−
(CH2)5−COOH 6−(9−(N−(5−カルボキシペンチル)カルバモ
イル)ノナノイルアミノ)ヘキサン酸の合成 メチルエチルケトン水溶液1.8リットルに、5−アミ
ノカプロン酸82.8g、水酸化ナトリウム25.6g
を加え、アルカリ性下、室温でセバシン酸ジクロリド5
4.0gを滴下した。滴下後室温で2時間撹拌し、次い
で、硫酸水溶液で酸性とし、60℃で3時間撹拌した。
析出した結晶を瀘別、水洗、乾燥後、イソプロピルアル
コールから再結晶し、目的の化合物33.0gを得た。
融点は145℃である。 元素分析(C224026として)
【0028】
【表5】 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法)を図5に示す。
1701cm-1にカルボン酸のC=O伸縮振動、163
8cm-1に第二アミドのC=O伸縮振動、3308-1
第二アミドのN−H伸縮振動に基づく吸収が認められ
た。
【0029】実施例6 HOOC−(CH2)5−NHCO−(CH2)10−CONH
−(CH2)5−COOH 6−(11−(N−(5−カルボキシペンチル)カルバ
モイル)ウンデカノイルアミノ)ヘキサン酸の合成 5−アミノカプロン酸エチル・塩酸塩81.6g、ピリ
ジン33.0g、ドデカン二酸32.0g、1−ヒドロ
キシベンゾトリアゾール63.9gをテトラヒドロフラ
ン0.5リットルに溶解し、次いで、室温下でジイソプ
ロピルカルボジイミド52.5gを滴下した。滴下後還
流下で3時間撹拌した後、この反応液に水酸化ナトリウ
ム169.3gを溶解させた90%エタノール水溶液
0.8リットルに加え、還流下4時間撹拌した。反応液
を4N−塩酸で酸性とし、析出した結晶を瀘別、水洗、
乾燥後、ジメチルホルムアミドから再結晶し、目的の化
合物29.7gを得た。融点は144℃である。 元素分析(C244426として)
【0030】
【表6】 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法)を図6に示す。
1701cm-1にカルボン酸のC=O伸縮振動、163
8cm-1に第二アミドのC=O伸縮振動、3308-1
第二アミドのN−H伸縮振動に基づく吸収が認められ
た。
【0031】実施例7 HOOC−(CH2)5−NHCO−(CH2)12−CONH
−(CH2)5−COOH 6−(13−(N−(5−カルボキシペンチル)カルバ
モイル)トリデカノイルアミノ)ヘキサン酸の合成 テトラヒドロフラン水溶液1.8リットルに、5−アミ
ノカプロン酸33.3g、水酸化ナトリウム10.3g
を加え、アルカリ性下、室温でテトラデカン二酸ジクロ
リド26.7gを滴下した。滴下後室温で2時間撹拌
し、次いで、硫酸水溶液で酸性とし、60℃で4時間撹
拌した。析出した結晶を瀘別、水洗、乾燥後、1−ブタ
ノールから再結晶し、目的の化合物14.4gを得た。
融点は145℃である。 元素分析(C264826として)
【0032】
【表7】 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法)を図7に示す。
1701cm-1にカルボン酸のC=O伸縮振動、163
8cm-1に第二アミドのC=O伸縮振動、3310-1
第二アミドのN−H伸縮振動に基づく吸収が認められ
た。
【0033】実施例8 HOOC−(CH2)11−NHCO−(CH2)4−CONH
−(CH2)11−COOH 12−(5−(N−(11−カルボキシウンデシル)カ
ルバモイル)ペンタノイルアミノ)ドデカン酸の合成 アセトン水溶液0.8リットルに、12−アミノラウリ
ン酸141.1g、水酸化ナトリウム25.0gを加
え、アルカリ性下、室温でアジピン酸ジクロリド40.
0gを滴下した。滴下後室温で4時間撹拌し、次いで、
硫酸水溶液で酸性とし、60℃で4時間撹拌した。析出
した結晶を瀘別、水洗、乾燥後、ブタノールから再結晶
し、目的の化合物48.1gを得た。融点は149℃で
ある。 元素分析(C305626として)
【0034】
【表8】 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法)を図8に示す。
1701cm-1にカルボン酸のC=O伸縮振動、163
6cm-1に第二アミドのC=O伸縮振動、3304-1
第二アミドのN−H伸縮振動に基づく吸収が認められ
た。
【0035】実施例9 HOOC−(CH2)11−NHCO−(CH2)8−CONH
−(CH2)11−COOH 12−(9−(N−(11−カルボキシウンデシル)カ
ルバモイル)ノナノイルアミノ)ドデカン酸の合成 テトラヒドロフラン0.5リットルに、12−アミノラ
ウリン酸エチル・塩酸塩152.6g、セバシン酸ジク
ロリド15g、ピリジン31.9gを加え、還流下5時
間撹拌した。次いで、溶媒を除去し得られた結晶を水
洗、乾燥後、水酸化ナトリウム98.5gを溶解させた
90%エタノール水溶液0.91リットルに加え、還流
下5時間撹拌した。反応液を硫酸水溶液で酸性とし、析
出した結晶を瀘別、水洗、乾燥後、ジメチルホルムアミ
ドから再結晶し、目的の化合物14.4gを得た。融点
は144℃である。 元素分析(C345426として)
【0036】
【表9】 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法)を図9に示す。
1701cm-1にカルボン酸のC=O伸縮振動、163
6cm-1に第二アミドのC=O伸縮振動、3312-1
第二アミドのN−H伸縮振動に基づく吸収が認められ
た。
【0037】実施例10 HOOC−(CH2)11−NHCO−(CH2)10−CONH
−(CH2)11−COOH 12−(11−(N−(11−カルボキシウンデシル)
カルバモイル)ウンデカノイルアミノ)ドデカン酸の合
成 テトラヒドロフラン0.6リットルに、12−アミノラ
ウリン酸エチル・塩酸塩60.0g、ドデカン二酸ジク
ロリド21.6g、ピリジン26.1gを加え、還流下
5時間撹拌した。次いで、溶媒を除去し得られた結晶を
水洗、乾燥後、水酸化ナトリウム36.6gを溶解させ
た90%エタノール水溶液0.9リットルに加え、還流
下5時間撹拌した。反応液を硫酸水溶液で酸性とし、析
出した結晶を瀘別、水洗、乾燥後、ジメチルホルムアミ
ドから再結晶し、目的の化合物22.5gを得た。融点
は148℃である。 元素分析(C366826として)
【0038】
【表10】 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法)を図10に示
す。1701cm-1にカルボン酸のC=O伸縮振動、1
636cm-1に第二アミドのC=O伸縮振動、3312
-1に第二アミドのN−H伸縮振動に基づく吸収が認めら
れた。
【0039】実施例11 HOOC−(CH2)11−NHCO−(CH2)12−CONH
−(CH2)11−COOH 12−(13−(N−(11−カルボキシウンデシル)
カルバモイル)トリデカノイルアミノ)ドデカン酸の合
成 テトラヒドロフラン1.0リットルに、12−アミノラ
ウリン酸エチル・塩酸塩45.0g、テトラデカン二酸
ジクロリド19.5g、ピリジン19.8gを加え、還
流下8時間撹拌した。次いで、溶媒を除去し得られた結
晶を水洗、乾燥後、水酸化ナトリウム75.2gを溶解
させた90%エタノール水溶液1.2リットルに加え、
還流下5時間撹拌した。反応液を硫酸水溶液で酸性と
し、析出した結晶を瀘別、水洗、乾燥後、ジメチルホル
ムアミドから再結晶し、目的の化合物17.2gを得
た。融点は145℃である。 元素分析(C387226として)
【0040】
【表11】 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法)を図11に示
す。1699cm-1にカルボン酸のC=O伸縮振動、1
636cm-1に第二アミドのC=O伸縮振動、3312
-1に第二アミドのN−H伸縮振動に基づく吸収が認めら
れた。
【0041】実施例12 HOOC−(CH2)5−NHCO−(CH2)4−CONH−
(CH2)5−COOH 6−(5−(N−(5−カルボキシペンチル)カルバモ
イル)ペンタノイルアミノ)ヘキサン酸の合成 アセトン水溶液0.5リットルに、6−アミノカプロン
酸35.2g、水酸化ナトリウム8.8gを加え、アル
カリ性下、室温でアジピン酸ジクロリド18.3gを滴
下した。滴下後室温で3時間撹拌し、次いで、硫酸水溶
液で酸性とし、60℃で3時間撹拌した。析出した結晶
を瀘別、水洗、乾燥後、ブタノールから再結晶し、目的
の化合物8.9gを得た。融点は146℃である。 元素分析(C183226として)
【0042】
【表12】 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法)を図12に示
す。1701cm-1にカルボン酸のC=O伸縮振動、1
638cm-1に第二アミドのC=O伸縮振動、3304
-1に第二アミドのN−H伸縮振動に基づく吸収が認めら
れた。
【0043】実施例13 HOOC−(CH2)5−NHCO−(CH2)6−CONH−
(CH2)5−COOH 6−(7−(N−(5−カルボキシペンチル)カルバモ
イル)ペンタノイルアミノ)ヘキサン酸の合成 アセトン水溶液0.7リットルに、6−アミノカプロン
酸33.6g、水酸化ナトリウム8.4gを加え、アル
カリ性下、室温でスベリン酸ジクロリド21.1gを滴
下した。滴下後室温で4時間撹拌し、次いで、硫酸水溶
液で酸性とし、60℃で3時間撹拌した。析出した結晶
を瀘別、水洗、乾燥後、イソプロピルアルコールから再
結晶し、目的の化合物7.6gを得た。融点は138℃
である。 元素分析(C305626として)
【0044】
【表13】 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法)を図13に示
す。1701cm-1にカルボン酸のC=O伸縮振動、1
638cm-1に第二アミドのC=O伸縮振動、3306
-1に第二アミドのN−H伸縮振動に基づく吸収が認めら
れた。
【0045】実施例14 HOOC−(CH2)3−NHCO−(CH2)18−CONH
−(CH2)3−COOH 4−(19−(N−(3−カルボキシプロピル)カルバ
モイル)ノナデカノイルアミノ)ブタン酸の合成 テトラヒドロフラン1.0リットルに、4−アミノブタ
ン酸エチル塩酸塩36.9g、エイコサン二酸ジクロリ
ド37.9g、ピリジン33.2gを加え、還流下7時
間撹拌した。次いで、溶媒を除去し得られた結晶を水
洗、乾燥後、水酸化ナトリウム132.2gを溶解させ
た95%エタノール水溶液1.4リットルに加え、還流
下6時間撹拌した。反応液を硫酸水溶液で酸性とし、析
出した結晶を瀘別、水洗、乾燥後、ジメチルホルムアミ
ドから再結晶し、目的の化合物11.3gを得た。融点
は151℃である。 元素分析(C387226として)
【0046】
【表14】 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法)を図14に示
す。1696cm-1にカルボン酸のC=O伸縮振動、1
636cm-1に第二アミドのC=O伸縮振動、3318
-1に第二アミドのN−H伸縮振動に基づく吸収が認めら
れた。
【0047】実施例15 HOOC−(CH2)10−CONH−(CH2)4−NHCO
−(CH2)10−COOH 11−(N−(4−(11−カルボキシウンデカノイル
アミノ)ブチル)カルバモイル)ウンデカン酸の合成 テトラヒドロフラン0.3リットルに、1,4−ジアミ
ノブタン6.0g、ドデカン二酸モノエチルクロリド4
5.1g、ピリジン12.9gを加え、還流下8時間撹
拌した。次いで、溶媒を除去し得られた結晶を水洗、乾
燥後、水酸化ナトリウム32.6gを溶解させた95%
エタノール水溶液0.6リットルに加え、還流下4時間
撹拌した。反応液を硫酸水溶液で酸性とし、析出した結
晶を瀘別、水洗、乾燥後、ジメチルホルムアミドから再
結晶し、目的の化合物13.6gを得た。融点は168
℃である。 元素分析(C285226として)
【0048】
【表15】 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法)を図15に示
す。1699cm-1にカルボン酸のC=O伸縮振動、1
638cm-1に第二アミドのC=O伸縮振動、3304
-1に第二アミドのN−H伸縮振動に基づく吸収が認めら
れた。
【0049】実施例16 HOOC−(CH2)7−CONH−(CH2)6−NHCO−
(CH2)7−COOH 8−(N−(6−(8−カルボキシオクタノイルアミ
ノ)ヘキシル)カルバモイル)オクタン酸の合成 1,6−ジアミノヘキサン9.0g、アゼライン酸モノ
メチル42.5g、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール
5.2gをテトラヒドロフラン0.45リットルに溶解
し、次いで、室温下でジイソプロピルカルボジイミド2
1.5gを滴下した。滴下後還流下で6時間撹拌した
後、この反応液に水酸化ナトリウム49.7gを溶解さ
せた90%エタノール水溶液0.7リットルに加え、還
流下3時間撹拌した。反応液を4N−塩酸で酸性とし、
析出した結晶を瀘別、水洗、乾燥後、ジメチルホルムア
ミドから再結晶し、目的の化合物9.6gを得た。融点
は164℃である。 元素分析(C244426として)
【0050】
【表16】 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法)を図16に示
す。1699cm-1にカルボン酸のC=O伸縮振動、1
638cm-1に第二アミドのC=O伸縮振動、3308
-1に第二アミドのN−H伸縮振動に基づく吸収が認めら
れた。
【0051】実施例17 HOOC−(CH2)5−CONH−(CH2)8−NHCO−
(CH2)5−COOH 6−(N−(8−(6−カルボキシヘキサノイルアミ
ノ)オクチル)カルバモイル)ヘキサン酸の合成 1,8−ジアミノオクタン15.0g、ピメリン酸モノ
エチル43.2g、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール
9.9gをテトラヒドロフラン0.6リットルに溶解
し、次いで、室温下でジイソプロピルカルボジイミド3
1.5gを滴下した。滴下後還流下で6時間撹拌した
後、この反応液に水酸化ナトリウム83.4gを溶解さ
せた95%エタノール水溶液0.7リットルに加え、還
流下4時間撹拌した。反応液を4N−塩酸で酸性とし、
析出した結晶を瀘別、水洗、乾燥後、イソプロピルアル
コールから再結晶し、目的の化合物13.5gを得た。
融点は143℃である。 元素分析(C224026として)
【0052】
【表17】 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法)を図17に示
す。1701cm-1にカルボン酸のC=O伸縮振動、1
638cm-1に第二アミドのC=O伸縮振動、3310
-1に第二アミドのN−H伸縮振動に基づく吸収が認めら
れた。
【0053】実施例18 HOOC−(CH2)4−CONH−(CH2)10−NHCO
−(CH2)4−COOH 5−(N−(10−(5−カルボキシペンタノイルアミ
ノ)デシル)カルバモイル)ペンタン酸の合成 アジピン酸モノエチルエステル10.0g、1,10−
ジアミノデカン48.8g、1−ヒドロキシベンゾトリ
アゾール35.8gをテトラヒドロフラン1.2リット
ルに溶解し、次いで室温下でジイソプロピルカルボジイ
ミド29.4gを滴下した。滴下後還流下で5時間撹拌
した後、この反応液に水酸化ナトリウム113.7gを
溶解させた90%エタノール水溶液1.5リットルを加
え、還流下4時間撹拌した。反応液を4N−塩酸で酸性
とし、析出した結晶を瀘別、水洗、乾燥後、ジメチルホ
ルムアミドから再結晶し、目的の化合物16.4gを得
た。融点は159℃である。 元素分析(C224026として)
【0054】
【表18】 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法)を図18に示
す。1696cm-1にカルボン酸のC=O伸縮振動、1
636cm-1に第二アミドのC=O伸縮振動、3308
-1に第二アミドのN−H伸縮振動に基づく吸収が認めら
れた。
【0055】実施例19 HOOC−(CH2)2−CONH−(CH2)12−NHCO
−(CH2)2−COOH 3−(N−(12−(3−カルボキシプロパノイルアミ
ノ)ドデシル)カルバモイル)プロパン酸の合成 1,12−ジアミノドデカン12.0g、コハク酸モノ
エチル17.5g、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール
16.2gをメチルエチルケトン0.3リットルに溶解
し、次いで室温下でジイソプロピルカルボジイミド1
6.6gを滴下した。滴下後還流下で6時間撹拌した
後、この反応液に水酸化ナトリウム48.0gを溶解さ
せた95%エタノール水溶液0.8リットルに加え、還
流下3時間撹拌した。反応液を4N−塩酸で酸性とし、
析出した結晶を瀘別、水洗、乾燥後、エタノールから再
結晶し、目的の化合物7.0gを得た。融点は181℃
である。 元素分析(C203626として)
【0056】
【表19】 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法)を図19に示
す。1696cm-1にカルボン酸のC=O伸縮振動、1
642cm-1に第二アミドのC=O伸縮振動、3318
-1に第二アミドのN−H伸縮振動に基づく吸収が認めら
れた。
【0057】実施例20 HOOC−(CH2)4−CONH−(CH2)12−NHCO
−(CH2)4−COOH 5−(N−(12−(5−カルボキシペンタノイルアミ
ノ)ドデシル)カルバモイル)ペンタン酸の合成 テトラヒドロフラン0.5リットルに、1,12−ジア
ミノドデカン15.0g、アジピン酸モノエチルクロリ
ド34.7g、ピリジン14.2gを加え、還流下6時
間撹拌した。次いで、溶媒を除去し得られた結晶を水
洗、乾燥後、水酸化ナトリウム50.0gを溶解させた
95%エタノール水溶液0.7リットルに加え、還流下
4時間撹拌した。反応液を硫酸水溶液で酸性とし、析出
した結晶を瀘別、水洗、乾燥後、ジメチルホルムアミド
から再結晶し、目的の化合物11.3gを得た。融点は
158℃である。 元素分析(C244426として)
【0058】
【表20】 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法)を図20に示
す。1696cm-1にカルボン酸のC=O伸縮振動、1
634cm-1に第二アミドのC=O伸縮振動、3310
-1に第二アミドのN−H伸縮振動に基づく吸収が認めら
れた。
【0059】実施例21 HOOC−(CH2)2−NHCO−(CH2)4−CONH−
(CH2)2−COOH 3−(5−(N−(2−カルボキシエチル)カルバモイ
ル)ペンタノイルアミノ)プロパン酸の合成 アセトン水溶液0.6リットルに、β−アラニン25.
0g、水酸化ナトリウム11.4gを加え、アルカリ性
下、室温でアジピン酸ジクロリド22.1gを滴下し
た。滴下後室温で3時間撹拌し、次いで硫酸水溶液で酸
性とし、60℃で1時間撹拌した。析出した結晶を瀘
別、水洗、乾燥後、イソプロピルアルコールから再結晶
し、目的の化合物14.2gを得た。融点は197℃で
ある。 元素分析(C122026として)
【0060】
【表21】 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法)を図21に示
す。1698cm-1にカルボン酸のC=O伸縮振動、1
640cm-1に第二アミドのC=O伸縮振動、3303
-1に第二アミドのN−H伸縮振動に基づく吸収が認めら
れた。
【0061】実施例22 HOOC−(CH2)2−NHCO−(CH2)8−CONH−
(CH2)2−COOH 3−(9−(N−(2−カルボキシエチル)カルバモイ
ル)ノナロイルアミノ)プロパン酸の合成 アセトン水溶液0.8リットルに、β−アラニン24.
5g、水酸化ナトリウム11.2gを加え、アルカリ性
下、室温でセバシン酸ジクロリド27.4gを滴下し
た。滴下後室温で4時間撹拌し、次いで硫酸水溶液で酸
性とし、60℃で1時間撹拌した。析出した結晶を瀘
別、水洗、乾燥後、イソプロピルアルコールから再結晶
し、目的の化合物17.2gを得た。融点は189℃で
ある。 元素分析(C162826として)
【0062】
【表22】 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法)を図22に示
す。1696cm-1にカルボン酸のC=O伸縮振動、1
638cm-1に第二アミドのC=O伸縮振動、3303
-1に第二アミドのN−H伸縮振動に基づく吸収が認めら
れた。
【0063】実施例23 HOOC−(CH2)2−NHCO−(CH2)10−CONH
−(CH2)2−COOH 3−(11−(N−(2−カルボキシエチル)カルバモ
イル)ウンデカノイルアミノ)プロパン酸の合成 β−アラニンエチルエステル・塩酸塩50.0g、ピリ
ジン25.7g、ドデカン二酸26.8g、1−ヒドロ
キシベンゾトリアゾール44.0gをテトラヒドロフラ
ン0.5リットルに溶解し、次いで室温下でジイソプロ
ピルカルボジイミド41.1gを滴下した。滴下後還流
下で3時間撹拌した後、この反応液に水酸化ナトリウム
132.2gを溶解させた90%エタノール水溶液2.
8リットルを加え、還流下4時間撹拌した。反応液を4
N−塩酸で酸性とし、析出した結晶を瀘別、水洗、乾燥
後、ジメチルホルムアミドから再結晶し、目的の化合物
16.9gを得た。融点は187℃である。 元素分析(C183226として)
【0064】
【表23】 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法)を図23に示
す。1696cm-1にカルボン酸のC=O伸縮振動、1
638cm-1に第二アミドのC=O伸縮振動、3303
-1に第二アミドのN−H伸縮振動に基づく吸収が認めら
れた。
【0065】実施例24 HOOC−(CH2)3−NHCO−(CH2)4−CONH−
(CH2)3−COOH 4−(5−(N−(3−カルボキシプロピル)カルバモ
イル)ペンタノイルアミノ)ブタン酸の合成 アセトン水溶液0.5リットルに、4−アミノブタン酸
25.0g、水酸化ナトリウム9.0gを加え、アルカ
リ性下、室温でアジピン酸ジクロリド24.2gを滴下
した。滴下後室温で2時間撹拌し、次いで硫酸水溶液で
酸性とし、60℃で1時間撹拌した。析出した結晶を瀘
別、水洗、乾燥後、イソプロピルアルコールから再結晶
し、目的の化合物13.1gを得た。融点は139℃で
ある。 元素分析(C142426として)
【0066】
【表24】 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法)を図24に示
す。1694cm-1にカルボン酸のC=O伸縮振動、1
634cm-1に第二アミドのC=O伸縮振動、3308
-1に第二アミドのN−H伸縮振動に基づく吸収が認めら
れた。
【0067】実施例25 HOOC−(CH2)3−NHCO−(CH2)6−CONH−
(CH2)3−COOH 4−(7−(N−(3−カルボキシプロピル)カルバモ
イル)ヘプタノイルアミノ)ブタン酸の合成 メチルエチルケトン水溶液0.6リットルに、4−アミ
ノブタン酸27.0g、水酸化ナトリウム10.6gを
加え、アルカリ性下、室温でスベリン酸ジクロリド2
3.0gを滴下した。滴下後室温で2時間撹拌し、次い
で硫酸水溶液で酸性とし、60℃で3時間撹拌した。析
出した結晶を瀘別、水洗、乾燥後、1−ブタノールから
再結晶し、目的の化合物16.6gを得た。融点は14
4℃である。 元素分析(C162826として)
【0068】
【表25】 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法)を図25に示
す。1694cm-1にカルボン酸のC=O伸縮振動、1
634cm-1に第二アミドのC=O伸縮振動、3310
-1に第二アミドのN−H伸縮振動に基づく吸収が認めら
れた。
【0069】実施例26 HOOC−(CH2)5−NHCO−(CH2)2−CONH−
(CH2)5−COOH 6−(3−(N−(5−カルボキシペンチル)カルバモ
イル)プロパノイルアミノ)ヘキサン酸の合成 メチルエチルケトン水溶液0.7リットルに、5−アミ
ノカプロン酸26.0g、水酸化ナトリウム8.0gを
加え、アルカリ性下、室温でコハク酸ジクロリド12.
8gを滴下した。滴下後室温で2時間撹拌し、次いで硫
酸水溶液で酸性とし、60℃で3時間撹拌した。析出し
た結晶を瀘別、水洗、乾燥後、イソプロピルアルコール
から再結晶し、目的の化合物9.5gを得た。融点は1
68℃である。 元素分析(C162826として)
【0070】
【表26】 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法)を図26示す。
1703cm-1にカルボン酸のC=O伸縮振動、162
8cm-1に第二アミドのC=O伸縮振動、3357-1
第二アミドのN−H伸縮振動に基づく吸収が認められ
た。
【0071】実施例27 HOOC−(CH2)11−NHCO−(CH2)2−CONH
−(CH2)11−COOH 12−(3−(N−(11−カルボキシウンデシル)カ
ルバモイル)プロパノイルアミノ)ドデカン酸の合成 テトラヒドロフラン水溶液1.0リットルに、12−ア
ミノラウリン酸29.0g、水酸化ナトリウム5.4g
を加え、アルカリ性下、室温でコハク酸ジクロリド7.
4gを滴下した。滴下後室温で2時間撹拌し、次いで硫
酸水溶液で酸性とし、60℃で4時間撹拌した。析出し
た結晶を瀘別、水洗、乾燥後、1−ブタノールから再結
晶し、目的の化合物8.9gを得た。融点は144℃で
ある。 元素分析(C285226として)
【0072】
【表27】 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法)を図27示す。
1701cm-1にカルボン酸のC=O伸縮振動、163
2cm-1に第二アミドのC=O伸縮振動、3310-1
第二アミドのN−H伸縮振動に基づく吸収が認められ
た。
【0073】実施例28 HOOC−(CH2)11−NHCO−(CH2)6−CONH
−(CH2)11−COOH 12−(7−(N−(11−カルボキシウンデシル)カ
ルバモイル)ヘプタノイルアミノ)ドデカン酸の合成 テトラヒドロフラン水溶液0.8リットルに、12−ア
ミノラウリン酸エチル・塩酸塩99.4g、セスベリン
酸ジクロリド25.0g、ピリジン46.8gを加え、
還流下5時間撹拌した。次いで、溶媒を除去し得られた
結晶を水洗、乾燥後、水酸化ナトリウム120.2gを
溶解させ、90%エタノール水溶液2.4リットルに加
え、還流下5時間撹拌した。反応液を硫酸水溶液で酸性
とし、析出した結晶を瀘別、水洗、乾燥後、ジメチルホ
ルムアミドから再結晶し、目的の化合物14.4gを得
た。融点は135℃である。 元素分析(C326026として)
【0074】
【表28】 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法)を図28示す。
1701cm-1にカルボン酸のC=O伸縮振動、163
4cm-1に第二アミドのC=O伸縮振動、3312-1
第二アミドのN−H伸縮振動に基づく吸収が認められ
た。
【0075】使用例1 有機低分子物質として実施例6の6−(11−(N−
(5−カルボキシペンチル)カルバモイル)ウンデカノ
イルアミノ)ヘキサン酸1.2部とベヘン酸(SIGM
A社製、純度99%)7部とエイコサン二酸(岡村製油
社製、SL−20−90)1.8部と塩化ビニル−酢酸
ビニル共重合体(ユニオンカーバイト社製、VYHH)
38部をジメチルホルムアミド230部中に均一に溶解
し、得られた溶液を約50μm厚の透明なポリエステル
フィルム(東レ、ルミラーT−60)上にワイヤーバー
で塗布し、加熱乾燥して約12μm厚の感熱層を設け
た。その上に、 ウレタンアクリレート系紫外線硬化性樹脂の75%酢ブチル溶液 (大日本インキ化学工業社製、ユニディック C7−157) 10部 イソプロピルアルコール 10部 よりなる溶液をワイヤーバーで塗布し、加熱乾燥後、8
0w/cmの高圧水銀灯で紫外線を照射し、硬化させ、
約3μm厚のオーバーコート層を設け、熱可逆記録媒体
を作成した。
【0076】次に、こうして得られた熱可逆記録媒体を
熱傾斜試験器(東洋精機社製、HG−100)を用い、
加熱時間1秒、圧力約2.5kg/cm2とし、5秒間
隔で温度を変え加熱した。その結果、透明化温度は84
℃〜141℃となり透明化温度幅は57℃であった。ま
た、白濁画像を形成した媒体を70℃に設定した高温槽
中に24時間放置したが、画像にはほとんど影響がなか
った。さらに、沖電気製リーダライタRC−30/M2
0を用い、白濁化する印字エネルギーを調べたところ、
最適印字エネルギーは0.30mj/dotであった。
このように本発明のジカルボン酸化合物を用いた熱可逆
記録媒体は消去(透明化)温度幅が広く、高耐熱性かつ
高感度であることがわかる。
【0077】
【発明の効果】以上、詳細且つ具体的な説明から明らか
なように、本発明のジカルボン酸化合物は、高消去性、
高耐熱性且つ高感度の熱可逆記録媒体に用いられる有機
低分子物質として極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るジカルボン酸化合物(実施例1)
の赤外線吸収スペクトルを示す図である。
【図2】本発明に係るジカルボン酸化合物(実施例2)
の赤外線吸収スペクトルを示す図である。
【図3】本発明に係るジカルボン酸化合物(実施例3)
の赤外線吸収スペクトルを示す図である。
【図4】本発明に係るジカルボン酸化合物(実施例4)
の赤外線吸収スペクトルを示す図である。
【図5】本発明に係るジカルボン酸化合物(実施例5)
の赤外線吸収スペクトルを示す図である。
【図6】本発明に係るジカルボン酸化合物(実施例6)
の赤外線吸収スペクトルを示す図である。
【図7】本発明に係るジカルボン酸化合物(実施例7)
の赤外線吸収スペクトルを示す図である。
【図8】本発明に係るジカルボン酸化合物(実施例8)
の赤外線吸収スペクトルを示す図である。
【図9】本発明に係るジカルボン酸化合物(実施例9)
の赤外線吸収スペクトルを示す図である。
【図10】本発明に係るジカルボン酸化合物(実施例1
0)の赤外線吸収スペクトルを示す図である。
【図11】本発明に係るジカルボン酸化合物(実施例1
1)の赤外線吸収スペクトルを示す図である。
【図12】本発明に係るジカルボン酸化合物(実施例1
2)の赤外線吸収スペクトルを示す図である。
【図13】本発明に係るジカルボン酸化合物(実施例1
3)の赤外線吸収スペクトルを示す図である。
【図14】本発明に係るジカルボン酸化合物(実施例1
4)の赤外線吸収スペクトルを示す図である。
【図15】本発明に係るジカルボン酸化合物(実施例1
5)の赤外線吸収スペクトルを示す図である。
【図16】本発明に係るジカルボン酸化合物(実施例1
6)の赤外線吸収スペクトルを示す図である。
【図17】本発明に係るジカルボン酸化合物(実施例1
7)の赤外線吸収スペクトルを示す図である。
【図18】本発明に係るジカルボン酸化合物(実施例1
8)の赤外線吸収スペクトルを示す図である。
【図19】本発明に係るジカルボン酸化合物(実施例1
9)の赤外線吸収スペクトルを示す図である。
【図20】本発明に係るジカルボン酸化合物(実施例2
0)の赤外線吸収スペクトルを示す図である。
【図21】本発明に係るジカルボン酸化合物(実施例2
1)の赤外線吸収スペクトルを示す図である。
【図22】本発明に係るジカルボン酸化合物(実施例2
2)の赤外線吸収スペクトルを示す図である。
【図23】本発明に係るジカルボン酸化合物(実施例2
3)の赤外線吸収スペクトルを示す図である。
【図24】本発明に係るジカルボン酸化合物(実施例2
4)の赤外線吸収スペクトルを示す図である。
【図25】本発明に係るジカルボン酸化合物(実施例2
5)の赤外線吸収スペクトルを示す図である。
【図26】本発明に係るジカルボン酸化合物(実施例2
6)の赤外線吸収スペクトルを示す図である。
【図27】本発明に係るジカルボン酸化合物(実施例2
7)の赤外線吸収スペクトルを示す図である。
【図28】本発明に係るジカルボン酸化合物(実施例2
8)の赤外線吸収スペクトルを示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉山 克之 東京都葛飾区堀切4丁目66番1号 ミヨシ 油脂株式会社内 (72)発明者 小久保 勝明 東京都葛飾区堀切4丁目66番1号 ミヨシ 油脂株式会社内 (72)発明者 河合 功治 東京都葛飾区堀切4丁目66番1号 ミヨシ 油脂株式会社内 (72)発明者 細田 和夫 東京都葛飾区堀切4丁目66番1号 ミヨシ 油脂株式会社内 (72)発明者 守屋 雅文 東京都葛飾区堀切4丁目66番1号 ミヨシ 油脂株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(1)で示されるジカルボン酸化
    合物。 【化1】 HOOC−(CH2)n−NHCO−(CH2)m−CONH−(CH2)n−COOH ・・・一般式(1) (ただし、11≧n≧1、18≧m≧4)
  2. 【請求項2】 一般式(2)で示されるジカルボン酸化
    合物。 【化2】 HOOC−(CH2)n'−CONH−(CH2)m'−NHCO−(CH2)n'−COOH ・・・一般式(2) (ただし、10≧n'≧2、12≧m'≧4)
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