JPH11150876A - パ−ソナルコンピュ−タの電源供給方法および電源供給装置 - Google Patents

パ−ソナルコンピュ−タの電源供給方法および電源供給装置

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JPH11150876A
JPH11150876A JP9314125A JP31412597A JPH11150876A JP H11150876 A JPH11150876 A JP H11150876A JP 9314125 A JP9314125 A JP 9314125A JP 31412597 A JP31412597 A JP 31412597A JP H11150876 A JPH11150876 A JP H11150876A
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power supply
personal computer
power
capacity
connection cable
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JP9314125A
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Kikutada Asami
菊忠 浅見
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Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 周辺機器や他のパーソナルコンピュータ等の
被接続機器が独自の電源供給源で駆動する場合に、携帯
用のパ−ソナルコンピュ−タの内部電源の電源消費量を
減らし、内部電源の持続時間を延長する。 【解決手段】 携帯用のパ−ソナルコンピュ−タ10と
被接続機器20とを接続し、信号の授受や電源の供給を
可能にする接続ケーブル15を介して、パ−ソナルコン
ピュ−タ10と被接続機器20の電源容量を比較し、こ
の比較結果に基づいて電源の供給方向を切り換え、接続
ケーブル15を介して電源容量の大きい方から電源容量
の小さい方へ電源を供給するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯用のパ−ソナ
ルコンピュ−タにプリンタやモデム,フロッピドライブ
等の周辺機器および他のパーソナルコンピュータ等の被
接続機器が接続される場合において、前記被接続機器側
から前記パ−ソナルコンピュ−タへの電源の供給を可能
にするパ−ソナルコンピュ−タの電源供給方法および電
源供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータに他のパーソナ
ルコンピュータやプリンタやモデム等の周辺機器を接続
ケーブルで接続し、この接続ケーブルを介してデータや
各種信号の授受を行うことが一般に行われている。前記
した周辺機器の中には、家庭用電源,商用電源や外部バ
ッテリ等の外部電源や内蔵バッテリや電池といった内部
電源で駆動するものと、主として小型,軽量化のために
独自の電源供給源を有さず、電源供給線を内蔵する接続
ケーブルを介してパ−ソナルコンピュ−タ側から電源の
供給を受けて駆動するものとがある。
【0003】図3は独自の電源供給源を有さない被接続
機器へ電源を供給する電源供給装置の従来例にかかり、
その概略説明図である。符号40は携帯用のパーソナル
コンピュータ、符号50は周辺機器等の被接続機器であ
る。パーソナルコンピュータ40と被接続機器50はそ
れぞれコネクタ44,54を介して接続ケーブル45で
接続され、接続ケーブル45に内蔵された通信信号線4
5bによって相互にデータや各種信号の授受が可能であ
る。符号43,53はデータ通信部で、各種データや信
号はこのデータ通信部43,53で受発信される。
【0004】符号41はパーソナルコンピュータ40の
電源供給部で、内蔵バッテリや家庭用電源,商用電源等
の外部電源から供給された電源を、CPU等のパーソナ
ルコンピュータ40の各部に分配,供給するものであ
る。接続ケーブル45は、パーソナルコンピュータ40
側から被接続機器50側へ送電が可能な電源供給線45
aを内蔵していて、パーソナルコンピュータ40の電源
供給部41から被接続機器50に送電された電源は、被
接続機器50の電源供給部51によって各部に分配,供
給される。
【0005】一方、独自の電源供給源を有する周辺機器
をパ−ソナルコンピュ−タに接続ケーブルで接続した場
合、または、外部電源で駆動する据え置き型のパーソナ
ルコンピュータと内部電源で駆動する携帯用のパーソナ
ルコンピュータを接続ケーブルで接続した場合は、パ−
ソナルコンピュ−タおよび前記被接続機器は各々独自の
電源供給源から電源の供給を受けて駆動し、相互間の送
電は行われないのが一般的である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、携帯用のパ
−ソナルコンピュ−タは、その携帯性と持ち運びの利便
性の必要上、内部バッテリや電池等の内部電源はできる
だけ小型で、かつ、持続時間もできるだけ長時間である
ことが要求されている。しかしながら、被接続機器が外
部電源から電源の供給を受けて駆動しているにもかかわ
らず、携帯用のパーソナルコンピュータが内部電源によ
って駆動する上記した従来の電源供給方法および電源供
給装置においては、内部バッテリ等の内部電源の持続時
間の延長を図ることは極めて困難である。
【0007】この発明は、上記の問題点にかんがみてな
されたもので、プリンタやモデム,フロッピドライブ等
の周辺機器および他のパーソナルコンピュータ等の被接
続機器が独自の電源供給源で駆動する場合において、携
帯用のパ−ソナルコンピュ−タの内部電源の電源消費量
を減らし、前記内部電源の持続時間を延長することので
きるパ−ソナルコンピュ−タの電源供給方法および電源
供給装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
の、請求項1記載のパ−ソナルコンピュ−タの電源供給
方法は、携帯用のパ−ソナルコンピュ−タと被接続機器
とを接続し、信号の授受や電源の供給を可能にする接続
ケーブルを介して、前記パ−ソナルコンピュ−タと前記
被接続機器の電源容量を比較し、比較結果に基づいて電
源の供給方向を切り換え、前記接続ケーブルを介して電
源容量の大きい方から電源容量の小さい方へ電源を供給
する方法としてある。このように構成することにより、
内部電源で駆動するパ−ソナルコンピュ−タに対し、電
源容量で優る被接続機器側からの電源の供給が可能にな
り、内部電源の使用時間を短縮して持続時間の延長を図
ることができる。また、パ−ソナルコンピュ−タおよび
被接続機器の双方が内部電源で駆動する場合にも、電源
容量の優る方から電源を供給することにより、パ−ソナ
ルコンピュ−タのみならず被接続機器の内部電源の持続
時間も延長する。
【0009】請求項2記載のパ−ソナルコンピュ−タの
電源供給方法は、請求項1に記載の電源供給方法におい
て、前記パ−ソナルコンピュ−タおよび前記被接続機器
の電源供給源の種類を判別し、前記パ−ソナルコンピュ
−タの電源供給源が内部電源であり、前記被接続機器の
電源供給源が外部電源の場合には、前記被接続機器側か
ら前記パ−ソナルコンピュ−タ側に電源を供給すべく電
源の供給方向を切り換える方法としてある。このように
構成することにより、被接続機器が外部電源で駆動する
場合には、前記外部電源から電源の供給を受けてパ−ソ
ナルコンピュ−タを駆動することにより、パ−ソナルコ
ンピュ−タの内部電源の使用時間を短縮することができ
るほか、余剰電源を内部バッテリの充電に利用すること
が可能になり、内部電源の持続時間を延長することが可
能になる。
【0010】請求項3記載のパ−ソナルコンピュ−タの
電源供給装置は、信号通信線と電源供給線とを有し、携
帯用のパ−ソナルコンピュ−タと被接続機器とを接続し
て信号および電源の授受を行う接続用ケーブルと、前記
パ−ソナルコンピュ−タに設けられ、前記パ−ソナルコ
ンピュ−タと前記被接続機器の電源容量を比較する比較
部と、この比較部の比較結果に基づき電源の供給方向を
切り換え、前記接続ケーブルを介して電源容量の大きい
方から電源容量の小さい方への電源の供給を可能にする
切換部とを有する電源制御手段と、前記被接続機器に設
けられ、前記接続ケーブルを介して送信された前記電源
制御手段の指令信号に基づき電源の供給方向を切り換え
る切換部とからなる構成としてある。このように構成す
ることにより、比較部がパ−ソナルコンピュ−タの電源
供給源と被接続機器の電源供給源の電源容量を比較し、
この比較結果に基づいてパ−ソナルコンピュ−タ側の切
換部および被接続機器側の切換部が切り換えられて電源
容量の優る方からの電源の供給が可能になり、パ−ソナ
ルコンピュ−タまたは被接続機器の内部電源の使用時間
を短縮して持続時間を延長することができる。
【0011】請求項4記載のパ−ソナルコンピュ−タの
電源供給装置は、信号通信線と電源供給線とを有し、携
帯用のパ−ソナルコンピュ−タと被接続機器とを接続し
て信号および電源の授受を行う接続用ケーブルと、前記
被接続機器に設けられ、前記パ−ソナルコンピュ−タと
前記被接続機器の電源容量を比較する比較部と、この比
較部の比較結果に基づき電源の供給方向を切り換え、前
記接続ケーブルを介して電源容量の大きい方から電源容
量の小さい方への電源の供給を可能にする切換部とを有
する電源制御手段と、前記パ−ソナルコンピュ−タに設
けられ、前記接続ケーブルを介して送信された前記電源
制御手段の指令信号に基づき電源の供給方向を切り換え
る切換部とからなる構成としてある。このように構成す
ることにより、特に被接続機器が据え置き型のパ−ソナ
ルコンピュ−タである場合において、当該他のパ−ソナ
ルコンピュ−タの指令に基づき電源供給方向が切り換え
られるので、携帯用のパ−ソナルコンピュ−タの重量を
殆ど増加させることなく、内部電源の持続時間を延長す
ることができる。
【0012】請求項5記載のパ−ソナルコンピュ−タの
電源供給装置は、信号通信線と電源供給線とを有し、携
帯用のパ−ソナルコンピュ−タと被接続機器とを接続し
て信号および電源の授受を行う接続用ケーブルと、前記
パ−ソナルコンピュ−タおよび前記被接続機器の双方に
設けられ、前記パ−ソナルコンピュ−タと前記被接続機
器の電源容量を比較する比較部と、この比較部の比較結
果に基づき電源の供給方向を切り換え、前記接続ケーブ
ルを介して電源容量の大きい方から電源容量の小さい方
への電源の供給を可能にする切換部とを有する電源制御
手段を有する構成としてある。このように構成すること
により、パ−ソナルコンピュ−タまたは被接続機器のい
ずれか一方の電源制御手段の指令信号に基づき、電源の
供給方向を切り換えて内部電源の持続時間の延長を図る
ことが出きる。
【0013】請求項6記載のパ−ソナルコンピュ−タの
電源供給装置は、請求項3ないし請求項5のいずれかに
記載のパ−ソナルコンピュ−タの電源供給装置におい
て、前記電源制御手段に前記パ−ソナルコンピュ−タお
よび前記被接続機器の電源供給源の種類を判断する判断
部を設け、この判断部が前記パ−ソナルコンピュ−タの
電源供給源が内部電源であり、前記被接続機器の電源供
給源が外部電源であると判断したときには、前記被接続
機器側から前記パ−ソナルコンピュ−タ側に電源を供給
すべく前記切換部に指令信号を出力する構成としてあ
る。このように構成することにより、被接続機器が外部
電源で駆動する場合には、前記外部電源から電源の供給
を受けてパ−ソナルコンピュ−タを駆動することによ
り、パ−ソナルコンピュ−タの内部電源の使用時間を短
縮することができるほか、余剰電源を内部バッテリの充
電に利用することが可能になり、内部電源の持続時間を
延長することが可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態を図
面にしたがって詳細に説明する。図1は、この発明のパ
−ソナルコンピュ−タの電源供給方法の一実施形態を示
すフロー図である。
【0015】パ−ソナルコンピュ−タのスイッチがON
されると、パ−ソナルコンピュ−タの電源がバッテリや
電池等の内部電源であるか家庭用電源,商用電源や外部
バッテリ等の外部電源であるかを判断する(ステップS
1)。その結果、電源が外部電源である場合には、以後
の判断を行うことなく、外部電源を電源供給源としてパ
−ソナルコンピュ−タを駆動させる(ステップS2)。
内部電源であると判断した場合には、接続ケーブルで接
続されている周辺機器や他のパ−ソナルコンピュ−タ等
の被接続機器のスイッチがON状態かOFF状態かを判
断し(ステップS3)、OFF状態であるならば内部電
源を電源供給源としてパ−ソナルコンピュ−タを駆動さ
せる(ステップS9)。
【0016】ON状態であるならば、被接続機器が独自
の電源供給源を有しているか否かを判断し(ステップS
4)、有していないと判断した場合はパ−ソナルコンピ
ュ−タの内部電源から電源の供給を受ける(ステップS
5)。有していると判断した場合には、次に、被接続機
器の電源が内部電源か外部電源かを判断する(ステップ
S6)。被接続機器の電源が外部電源である場合には、
電源の供給源を内部電源から被接続機器側の前記外部電
源に切り換え、被接続機器からパーソナルコンピュータ
に電源を供給する。この場合、パーソナルコンピュータ
の内部電源からの電源の供給は遮断される(ステップS
7)。
【0017】被接続機器の電源が内部電源である場合に
は、被接続機器側の電源容量とパ−ソナルコンピュ−タ
側の電源容量とを比較し(ステップS8)、被接続機器
側の電源容量の方が大きい場合には被接続機器からパー
ソナルコンピュータに電源を供給するようにする(ステ
ップS7)。この場合、パーソナルコンピュータの内部
電源からの電源の供給が遮断される点については前記と
同様である。
【0018】パ−ソナルコンピュ−タ側の電源容量が大
きい場合には、パーソナルコンピュータの内部電源を電
源供給源としてパ−ソナルコンピュ−タを駆動させる
(ステップS9)。この場合、接続ケーブルを介してパ
ーソナルコンピュータ側から被接続機器側に電源を供給
するとともに、被接続機器の内部電源の電源の供給を遮
断して、被接続機器の内部電源の持続時間の延長を図る
ことも可能である。
【0019】なお、上記の実施形態ではステップS4に
おいて被接続機器の電源が内部電源か外部電源かを判断
するものとしたが、パーソナルコンピュータの電源供給
源が内部電源の場合は一律に被接続機器の電源供給源と
の電源容量の差を比較するようにし、被接続機器側の電
源容量が大きい場合は被接続機器側からパーソナルコン
ピュータ側へ電源の供給を受けるようにすれば同様の結
果を得ることができるので、ステップ4の工程は特に設
けなくてもよい。
【0020】次に本発明のパ−ソナルコンピュ−タの電
源供給装置の一実施形態を図2にしたがって説明する。
図2は、本発明の電源供給装置の一実施形態にかかり、
その構成の概略説明図である。パーソナルコンピュータ
10および被接続機器20には、各々、内蔵バッテリや
乾電池等の内部電源または家庭用電源,商用電源や外部
バッテリ等の外部電源からパーソナルコンピュータ10
や被接続機器20のCPU等の各部に電源を分配,供給
する電源供給部11,21と、パーソナルコンピュータ
10とプリンタやモデム等の周辺機器や他のパーソナル
コンピュータ等の被接続機器20との間でデータや各種
信号の授受を行うデータ通信部13,23と、電源供給
部11,21と前記各部との間に設けられた電源制御部
12,22と、被接続機器20とパーソナルコンピュー
タ10とを接続する接続ケーブル15を着脱自在に接続
するコネクタ14,24とを有している。
【0021】接続ケーブル15は、パーソナルコンピュ
ータ10と被接続機器20の間で双方向にデータや各種
信号の送信が可能な通信信号線15bと、パーソナルコ
ンピュータ10から被接続機器20または被接続機器2
0からパーソナルコンピュータ10の双方向への送電が
可能な電源供給線15aとを有している。電源制御部1
2,22は、パーソナルコンピュータ10または被接続
機器20からデータ通信部13,23に送信されたパー
ソナルコンピュータ10または被接続機器20の各種環
境データ(稼働条件や各種設定条件等に関するデータ)
の中からパーソナルコンピュータ10または被接続機器
20の電源容量に関するデータを読み出し、電源供給部
11,21から読み取った電源容量と比較する比較部1
2c,22cと、前記各種環境データからパーソナルコ
ンピュータ10または被接続機器20の電源が内部電源
か外部電源かを判別する判別部12a,22aと、比較
部12c,22cの比較結果または判別部12a,22
aの判別結果に基づいて電源の供給方向を切り換えるべ
く指令信号を出力する制御部12b,22bと、この制
御部12b,22bの前記指令信号に基づいて電源の供
給方向を切り換える切換部12d,22dとを有してい
る。
【0022】上記のように構成されたこの発明の電源供
給装置の作用を説明する。なお、この実施形態では、パ
ーソナルコンピュータ10および被接続機器20の双方
に同一構成の電源制御部12,22,データ通信部1
3,23,電源供給部11,21が設けられているた
め、パーソナルコンピュータ10側のものについてのみ
説明し被接続機器20側のものについては詳しい説明は
省略する。
【0023】接続ケーブル15を介して被接続機器20
がパーソナルコンピュータ10に接続されると、被接続
機器20の環境に関する各種データがデータ通信部23
からパーソナルコンピュータ10のデータ通信部13に
送信される。比較部12cは、送信された各種環境デー
タの中から被接続部20の電源容量に関するデータを読
み出すとともに、パーソナルコンピュータ10の電源供
給部11より電源容量に関するデータを読み出し、両者
を比較してその結果を制御部12bに送信する。
【0024】一方、判別部12aは、前記環境データに
より被接続機器20の電源が外部電源か内部電源かを判
別する。パーソナルコンピュータ10側の電源が外部電
源であるか内部電源であるかは、電源供給部11から送
信された信号により判別することができる。
【0025】パーソナルコンピュータ10が外部電源、
被接続機器20側が内部電源の場合は、制御部12b
は、パーソナルコンピュータ10側から被接続機器20
側へ電源を供給すべく、パーソナルコンピュータ10の
切換部12dに指令信号を出力する。また、被接続機器
20の切換部12dには、内部電源からの電源の供給を
遮断すべく、データ通信部13および接続ケーブル15
を介して指令信号が出力される。これにより、被接続機
器20はパーソナルコンピュータ10側の外部電源から
供給される電源によって駆動されるので、バッテリ等の
内部電源の消耗を防ぐことができる。この場合、余剰の
電源を電源供給部11の図示しない充電回路を介してバ
ッテリ等の内部電源に充電することにより、被接続機器
20側の内部電源の持続時間をさらに延長することがで
きるようになる。
【0026】パーソナルコンピュータ10側および被接
続機器20側の双方ともが外部電源の場合には、制御部
12bはパーソナルコンピュータ10側または被接続機
器20側のいづれか又は両方の切換部12dを切り換え
て、接続ケーブル15を介してパーソナルコンピュータ
10と被接続機器20との間で送電が行われないように
する。
【0027】パーソナルコンピュータ10側が内部電
源、被接続機器20側が外部電源の場合には、制御部1
2bは切換部12dを切り換えてパーソナルコンピュー
タ10側の内部電源からの電源の供給を遮断する。ま
た、被接続機器20側の切換部12dを切り換えて、被
接続機器20の外部電源からパーソナルコンピュータ1
0への電源の供給を可能にする。この場合、余剰の電源
を電源供給部11の図示しない充電回路を介してバッテ
リ等の内部電源に充電することにより、パーソナルコン
ピュータ10の内部電源の持続時間をさらに延長するこ
とができるようになる。
【0028】パーソナルコンピュータ10側および被接
続機器20側の双方が内部電源の場合には、比較部12
cが両者の電源容量を比較し、比較結果を制御部12b
に送信する。制御部12bは、この比較結果に基づき、
切換部12dに指令信号を出力する。例えば、被接続機
器20の電源容量がパーソナルコンピュータ10の電源
容量よりも大きい場合は、前記指令信号に基づき切換部
が電源の供給方向を切り換えてパーソナルコンピュータ
10の内部電源からの電源の供給を遮断するとともに、
被接続機器20の内部電源からパーソナルコンピュータ
10への電源の供給を可能にする。
【0029】なお、上記の実施形態では電源制御部12
に判別部12aを設けるものとして説明したが、パーソ
ナルコンピュータ10および被接続機器20の電源容量
の比較を、外部電源,内部電源の別なく行い、電源容量
の大きい方から小さい方への電源の供給方向の切り換え
を一律に行うようにすれば、特に判別部12aは設ける
必要がない。
【0030】また、上記の実施形態では、パーソナルコ
ンピュータ10側および被接続機器20側の両方に同一
構成の電源制御部12を設けることとして説明したが、
いずれか一方の電源制御部12によってパーソナルコン
ピュータ10および被接続機器20の切換部12dの切
り換えができればよく、必ずしも同一構成の電源制御部
12を両方に設ける必要はない。すなわち、一方に電源
制御部12を設ければ、他方は切換部12dがあれば必
要かつ十分である。
【0031】さらに、主としてパーソナルコンピュータ
同志を接続してデータ通信等を専門に行う場合には、据
え置き型のパーソナルコンピュータに電源制御部12を
設け、携帯用のパーソナルコンピュータ10には切換部
を設けるだけでよい。このようにすることにより、携帯
用のパーソナルコンピュータ10の重量や大きさを増す
ことなく携帯用のパーソナルコンピュータ10の内部電
源の持続時間を延長することができる。
【0032】
【発明の効果】本発明の電源供給方法は上記のように構
成されているので、携帯用のパ−ソナルコンピュ−タの
内部電源の電源消費量を減らし、前記内部電源の持続時
間を延長することができる。また、被接続機器の電源供
給源が外部電源か否か判別を行い、外部電源の場合には
この外部電源からパーソナルコンピュータに電源を供給
することにより、パ−ソナルコンピュ−タの内部電源の
使用時間を短縮することができるほか、余剰電源を内部
バッテリの充電に利用することが可能になり、内部電源
の持続時間をさらに延長することが可能になる。
【0033】本発明の電源供給装置によれば、携帯用の
パ−ソナルコンピュ−タの内部電源の電源消費量を減ら
し、前記内部電源の持続時間を延長することができる。
また、電源供給装置を被接続機器側に設け、パーソナル
コンピュータには切換部のみを設けることにより、特に
被接続機器が据え置き型のパ−ソナルコンピュ−タであ
る場合において、当該他のパ−ソナルコンピュ−タの指
令に基づき電源供給方向が切り換えられるので、携帯用
のパ−ソナルコンピュ−タの重量を殆ど増加させること
なく、内部電源の持続時間を延長することができる。
【0034】さらに、前記電源制御手段に前記パ−ソナ
ルコンピュ−タおよび前記被接続機器の電源供給源の種
類を判断する判断部を設けることにより、被接続機器が
外部電源で駆動する場合には、前記外部電源から電源の
供給を受けてパ−ソナルコンピュ−タを駆動することに
より、パ−ソナルコンピュ−タの内部電源の使用時間を
短縮することができるほか、余剰電源を内部バッテリの
充電に利用することが可能になり、内部電源の持続時間
を延長することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のパ−ソナルコンピュ−タの電源供給
方法の一実施形態を示すフロー図である。
【図2】本発明のパ−ソナルコンピュ−タの電源供給装
置の一実施形態を示すブロック図である。
【図3】パ−ソナルコンピュ−タの電源供給装置の従来
例を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 パーソナルコンピュータ 11,21 電源供給部 12,22 電源制御部 12a,22a 判別部 12b,22b 制御部 12c,22c 比較部 12d,22d 切換部 13,23 データ通信部 14,24 コネクタ 15 接続ケーブル 15a 電源供給線 15b 通信信号線

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯用のパ−ソナルコンピュ−タと被接
    続機器とを接続し、信号の授受や電源の供給を可能にす
    る接続ケーブルを介して、前記パ−ソナルコンピュ−タ
    と前記被接続機器の電源容量を比較し、比較結果に基づ
    いて電源の供給方向を切り換え、前記接続ケーブルを介
    して電源容量の大きい方から電源容量の小さい方へ電源
    を供給すること、を特徴とするパ−ソナルコンピュ−タ
    の電源供給方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電源供給方法におい
    て、前記パ−ソナルコンピュ−タおよび前記被接続機器
    の電源供給源の種類を判別し、前記パ−ソナルコンピュ
    −タの電源供給源が内部電源であり、前記被接続機器の
    電源供給源が外部電源の場合には、前記被接続機器側か
    ら前記パ−ソナルコンピュ−タ側に電源を供給すべく電
    源の供給方向を切り換えること、を特徴とするパ−ソナ
    ルコンピュ−タの電源供給方法。
  3. 【請求項3】 信号通信線と電源供給線とを有し、携帯
    用のパ−ソナルコンピュ−タと被接続機器とを接続して
    信号および電源の授受を行う接続用ケーブルと、 前記パ−ソナルコンピュ−タに設けられ、前記パ−ソナ
    ルコンピュ−タと前記被接続機器の電源容量を比較する
    比較部と、この比較部の比較結果に基づき電源の供給方
    向を切り換え、前記接続ケーブルを介して電源容量の大
    きい方から電源容量の小さい方への電源の供給を可能に
    する切換部とを有する電源制御手段と、 前記被接続機器に設けられ、前記接続ケーブルを介して
    送信された前記電源制御手段の指令信号に基づき電源の
    供給方向を切り換える切換部と、 からなることを特徴とするパ−ソナルコンピュ−タの電
    源供給装置。
  4. 【請求項4】 信号通信線と電源供給線とを有し、携帯
    用のパ−ソナルコンピュ−タと被接続機器とを接続して
    信号および電源の授受を行う接続用ケーブルと、 前記被接続機器に設けられ、前記パ−ソナルコンピュ−
    タと前記被接続機器の電源容量を比較する比較部と、こ
    の比較部の比較結果に基づき電源の供給方向を切り換
    え、前記接続ケーブルを介して電源容量の大きい方から
    電源容量の小さい方への電源の供給を可能にする切換部
    とを有する電源制御手段と、 前記パ−ソナルコンピュ−タに設けられ、前記接続ケー
    ブルを介して送信された前記電源制御手段の指令信号に
    基づき電源の供給方向を切り換える切換部と、 からなることを特徴とするパ−ソナルコンピュ−タの電
    源供給装置。
  5. 【請求項5】 信号通信線と電源供給線とを有し、携帯
    用のパ−ソナルコンピュ−タと被接続機器とを接続して
    信号および電源の授受を行う接続用ケーブルと、 前記パ−ソナルコンピュ−タおよび前記被接続機器の双
    方に設けられ、前記パ−ソナルコンピュ−タと前記被接
    続機器の電源容量を比較する比較部と、この比較部の比
    較結果に基づき電源の供給方向を切り換え、前記接続ケ
    ーブルを介して電源容量の大きい方から電源容量の小さ
    い方への電源の供給を可能にする切換部とを有する電源
    制御手段を有すること、 を特徴とするパ−ソナルコンピュ−タの電源供給装置。
  6. 【請求項6】 請求項3ないし請求項5のいずれかに記
    載のパ−ソナルコンピュ−タの電源供給装置において、 前記電源制御手段に前記パ−ソナルコンピュ−タおよび
    前記被接続機器の電源供給源の種類を判断する判断部を
    設け、この判断部が前記パ−ソナルコンピュ−タの電源
    供給源が内部電源であり、前記被接続機器の電源供給源
    が外部電源であると判断したときには、前記被接続機器
    側から前記パ−ソナルコンピュ−タ側に電源を供給すべ
    く前記切換部に指令信号を出力すること、を特徴とする
    パ−ソナルコンピュ−タの電源供給装置。
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