JPH10289039A - モジュールおよびモジュールにおける電力供給方法 - Google Patents

モジュールおよびモジュールにおける電力供給方法

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JPH10289039A
JPH10289039A JP9096009A JP9600997A JPH10289039A JP H10289039 A JPH10289039 A JP H10289039A JP 9096009 A JP9096009 A JP 9096009A JP 9600997 A JP9600997 A JP 9600997A JP H10289039 A JPH10289039 A JP H10289039A
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JP
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module
power
power supply
function
unit
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JP9096009A
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Manabu Nakamura
学 中村
Nobuo Motohashi
伸郎 本橋
Masatomo Miyashita
昌朋 宮下
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の機能ブロックを有するモジュールにお
いて、消費電力を低減できるようにする。 【解決手段】 電力供給制御部103のマイクロコンピ
ュータ107は、パーソナルコンピュータ本体104か
らのモード設定信号106aに基づいて、チューナ部1
09、外部入力部110、デコーダ部111のうちの使
用される機能ブロックを判断し、その機能ブロックにの
み電力を供給するようスイッチ1081 〜1083 を制
御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の機能ブロッ
クを有し、他の機器に接続されると共に他の機器より電
力の供給を受けるモジュールおよびそのようなモジュー
ルにおける電力供給方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、CPU(中央処理装置)に代表さ
れる演算処理装置を内蔵した電子機器が数多く提供され
ている。以下、このような電子機器としてパーソナルコ
ンピュータを例に挙げて説明する。パーソナルコンピュ
ータでは、機能の拡大等のために、モジュールをパーソ
ナルコンピュータ本体に接続して使用する場合がある。
モジュールとは、単独で所定の機能を果たし得るように
構成されたハードウェアである。パーソナルコンピュー
タで使用されるモジュールとしては、パーソナルコンピ
ュータ本体内に内蔵される内蔵型モジュールや、PCM
CIA(パーソナル・コンピュータ・メモリ・カード・
インターナショナル・アソシエーション),ZVポート
等のカードインタフェースに対応したカード型モジュー
ルがある。このようなモジュールは、自らは電源を持た
ず、パーソナルコンピュータ本体側より電力の供給を受
けるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、パーソナルコン
ピュータ本体に内蔵される内蔵型モジュールでは、モジ
ュールが有する機能が不要なときであっても、パーソナ
ルコンピュータが使用されるときには常に、パーソナル
コンピュータ本体よりモジュールに電力が供給されてい
た。そのため、モジュールを含むパーソナルコンピュー
タ全体の消費電力が大きくなるという問題点があった。
【0004】一方、カード型モジュールを使用するパー
ソナルコンピュータには、パーソナルコンピュータ本体
側で、カード型モジュールに対する電力の供給を制御す
る、いわゆるパワーマネージメント機能を有するものも
ある。しかしながら、このパワーマネージメント機能で
は、カード型モジュール全体に対する電力供給のオン、
オフを制御するに過ぎない。そのため、カード型モジュ
ールが複数の機能ブロックを有している場合には、その
うちの一部の機能ブロックしか使用しない場合であって
もカード型モジュール全体に電力が供給がされ、その結
果、無駄な電力が消費されるという問題点があった。
【0005】上述のような問題点は、パーソナルコンピ
ュータに限らず、モジュールを使用する電子機器全般に
当てはまるが、特に、ノート型パーソナルコンピュータ
やPDA(パーソナル・ディジタル・アシスタンス)
等、充電池を電力源とする携帯電子機器では、モジュー
ルに対する電力供給によって消費電力が大きくなること
は、使用時間が少なくなることにつながるため、大きな
問題となる。更に、近年高まってきている地球環境保護
の見地からも、低消費電力化は重要な課題である。
【0006】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、複数の機能ブロックを有するモジュ
ールに適用され、消費電力を低減できるようにしたモジ
ュールおよびモジュールにおける電力供給方法を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のモジュー
ルは、他の機器より供給を受ける電力を、複数の機能ブ
ロックのうちの使用される機能ブロックにのみ供給する
電力供給制御手段を備えたものである。
【0008】請求項3記載のモジュールにおける電力供
給方法は、他の機器より供給を受ける電力を、複数の機
能ブロックのうちの使用される機能ブロックにのみ供給
するものである。
【0009】請求項4記載のモジュールにおける電力供
給方法は、他の機器より、他の機器が必要とする機能の
情報を受けて、この情報に応じて、複数の機能ブロック
のうちの使用される機能ブロックを判断し、他の機器よ
り供給を受ける電力を、複数の機能ブロックのうちの使
用される機能ブロックにのみ供給するものである。
【0010】請求項1記載のモジュールでは、電力供給
制御手段によって、他の機器より供給を受ける電力が、
複数の機能ブロックのうちの使用される機能ブロックに
のみ供給される。
【0011】請求項3記載のモジュールにおける電力供
給方法では、他の機器より供給を受ける電力が、複数の
機能ブロックのうちの使用される機能ブロックにのみ供
給される。
【0012】請求項4記載のモジュールにおける電力供
給方法では、他の機器が必要とする機能の情報に応じ
て、複数の機能ブロックのうちの使用される機能ブロッ
クが判断され、他の機器より供給を受ける電力が、複数
の機能ブロックのうちの使用される機能ブロックにのみ
供給される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の一
実施の形態に係るモジュールの構成を概念的に示すブロ
ックである。この図に示したモジュール1は、それぞれ
所定の機能を有する回路からなる複数の機能ブロック2
1 〜2n と、他の機器としての電子機器4より供給を受
ける電力を、複数の機能ブロック21 〜2n のうちの使
用される機能ブロックにのみ供給する電力供給制御手段
としての電力供給制御部3とを備えている。
【0014】なお、電子機器4は、電子機器4本体にお
いて使用する電力およびモジュール1に供給する電力を
発生する主電源部5と、電子機器4本体における制御お
よびモジュール1の制御を行う主制御部6とを備えてい
る。
【0015】電力供給制御部3は、電子機器4の主電源
部5に接続される電源入力端子3aと、電子機器4の主
制御部6に接続される制御信号入力端子3bとを有して
いる。電力供給制御部3は、更に、それぞれ電源入力端
子3aと各機能ブロック2〜2の電源入力端との
間に介装されたスイッチ81 〜8n と、このスイッチ8
1 〜8n の開閉を個別に制御するマイクロコンピュータ
7とを有している。
【0016】マイクロコンピュータ7は、電源入力端と
制御信号入力端とを有し、電源入力端は電源入力端子3
aに接続され、制御信号入力端は制御信号入力端子3b
に接続されている。マイクロコンピュータ7は、更に、
各スイッチ81 〜8n を制御する各スイッチ制御信号を
出力するための複数の出力ポートを有している。電子機
器4における主制御部6は、制御信号入力端子3bを介
して、マイクロコンピュータ7に対して、必要とする機
能の情報を含む制御信号6aを与え、マイクロコンピュ
ータ7は、この制御信号6aに応じて、機能ブロック2
1 〜2n のうちの使用される機能ブロックを判断して、
使用される機能ブロックにのみ電力を供給するようにス
イッチ81 〜8n を制御するようになっている。
【0017】なお、図1に示したモジュール1は、電子
機器4に内蔵される内蔵型モジュールでもよいし、電子
機器4に対して着脱自在に接続されるカード型モジュー
ルのような着脱型モジュールでもよい。
【0018】次に、図1に示したモジュール1の作用に
ついて説明する。なお、以下の説明は、本実施の形態に
係るモジュールにおける電力供給方法の説明を兼ねてい
る。モジュール1が電子機器4に接続され、且つ電子機
器4が使用される状態になると、電子機器4の主電源部
5より、電源入力端子3aを介して、モジュール1内の
マイクロコンピュータ7に対して電力が供給され、マイ
クロコンピュータ7が動作を開始する。電子機器4にお
ける主制御部6は、モジュール1によって実現できる所
定の機能を使用する状態になると、制御信号入力端子3
bを介して、マイクロコンピュータ7に対して、必要と
する機能の情報を含む制御信号6aを与える。マイクロ
コンピュータ7は、この制御信号6aに応じて、機能ブ
ロック21 〜2n のうちの使用される機能ブロックを判
断して、使用される機能ブロックにのみ電力を供給する
ようにスイッチ81 〜8n を制御する。これにより、使
用される機能ブロックにのみ電力が供給され、電力が供
給された機能ブロックは所定の動作を行う。
【0019】以上説明したように、本実施の形態に係る
モジュールおよびモジュールにおける電力供給方法によ
れば、電力供給制御部3によって、複数の機能ブロック
1〜2n のうちの使用される機能ブロックにのみ電力
を供給するよう制御するので、使用されない機能ブロッ
クにおいて電力が消費されることがなくなり、消費電力
を低減することが可能となる。
【0020】また、本実施の形態に係るモジュールおよ
びモジュールにおける電力供給方法によれば、電力供給
制御部3によって、電子機器4の主制御部6より電子機
器4が必要とする機能の情報を受けて、この情報に応じ
て、複数の機能ブロック21〜2n のうちの使用される
機能ブロックを判断するようにしたので、更に、電力供
給の制御に関する他の機器の負荷が軽減される。
【0021】次に、図2を参照して、本実施の形態に係
るモジュールの具体例について説明する。図2は、本実
施の形態に係るモジュールの具体例としてのビデオキャ
プチャモジュールの構成を示すブロック図である。この
ビデオキャプチャモジュール101は、他の機器として
のパーソナルコンピュータ本体104に内蔵または着脱
自在に接続され、図示しないアンテナより受信した受信
信号より得られる映像信号やビデオテープレコーダ等よ
り入力した映像信号を、パーソナルコンピュータ本体1
04で処理可能な映像データに変換して、パーソナルコ
ンピュータ本体104に与える機能を有するモジュール
である。
【0022】ビデオキャプチャモジュール101は、図
示しないアンテナに接続されるアンテナ接続端子102
aと、ビデオテープレコーダ等から出力される映像信号
を入力するための外部入力端子102bとを備えてい
る。ビデオキャプチャモジュール101は、更に、アン
テナ接続端子102aに接続され、アンテナ接続端子1
02aより入力される受信信号の選局および復調を行っ
て映像信号109aを出力するチューナ部109と、外
部入力端子102bより入力される映像信号に対して所
定の信号処理を行って映像信号110aとして出力する
外部入力部110と、チューナ部109からの映像信号
109aと外部入力部110からの映像信号110aの
うちの一方を選択的に出力する切換スイッチ112と、
この切換スイッチ112より出力される映像信号を入力
し、色分離やディジタル化処理を行って、パーソナルコ
ンピュータ本体104で処理可能な映像データDV に変
換して出力するデコーダ部111とを備えている。チュ
ーナ部109、外部入力部110およびデコーダ部11
1は、図1における複数の機能ブロック21 〜2n に対
応する。
【0023】ビデオキャプチャモジュール101は、更
に、パーソナルコンピュータ本体104より供給を受け
る電力を、チューナ部109、外部入力部110および
デコーダ部111のうちの使用される機能ブロックにの
み供給する電力供給制御手段としての電力供給制御部1
03を備えている。
【0024】なお、パーソナルコンピュータ本体104
は、パーソナルコンピュータ本体104において使用す
る電力およびビデオキャプチャモジュール101に供給
する電力を発生する主電源部105と、パーソナルコン
ピュータ本体104における制御およびビデオキャプチ
ャモジュール101の制御を行うCPU106とを備え
ている。
【0025】電力供給制御部103は、パーソナルコン
ピュータ本体104の主電源部105に接続される電源
入力端子103aと、パーソナルコンピュータ本体10
4のCPU106に接続される制御信号入力端子103
bとを有している。電力供給制御部103は、更に、そ
れぞれ電源入力端子103aとチューナ部109、外部
入力部110、デコーダ部111の電源入力端との間に
介装されたスイッチ1081 〜1083 と、このスイッ
チ1081 〜1083 の開閉を個別に制御すると共に切
換スイッチ112を制御するマイクロコンピュータ10
7とを有している。
【0026】マイクロコンピュータ107は、電源入力
端と制御信号入力端とを有し、電源入力端は電源入力端
子103aに接続され、制御信号入力端は制御信号入力
端子103bに接続されている。マイクロコンピュータ
107は、更に、各スイッチ1081 〜1083 と切換
スイッチ112を制御する各スイッチ制御信号を出力す
るための複数の出力ポートを有している。パーソナルコ
ンピュータ本体104における主制御部106は、制御
信号入力端子103bを介して、マイクロコンピュータ
107に対して、必要とする機能の情報を含むモード設
定信号106aを与え、マイクロコンピュータ107
は、このモード設定信号106aに応じて、チューナ部
109、外部入力部110、デコーダ部111のうちの
使用される機能ブロックを判断して、使用される機能ブ
ロックにのみ電力を供給するようにスイッチ1081
1083 を制御すると共に、切換スイッチ112を制御
するようになっている。
【0027】各スイッチ1081 〜1083 としては、
例えばFET(電界効果トラジスタ)が用いられる。こ
の場合、各スイッチ1081 〜1083 として各FET
のドレインは電源入力端子103aに接続され、ソース
はそれぞれチューナ部109、外部入力部110、デコ
ーダ部111の電源入力端に接続され、ゲートはマイク
ロコンピュータ107の出力ポートに接続される。
【0028】次に、図3の流れ図を参照して、図2に示
したビデオキャプチャモジュール101の動作について
説明する。ビデオキャプチャモジュール101がパーソ
ナルコンピュータ本体104に接続され、且つパーソナ
ルコンピュータ本体104が使用される状態になると、
パーソナルコンピュータ本体104の主電源部105よ
り、電源入力端子103aを介して、ビデオキャプチャ
モジュール101内のマイクロコンピュータ107に対
して電力が供給され、マイクロコンピュータ107が動
作を開始する。更に、パーソナルコンピュータ本体10
4のアプリケーションによって、ビデオキャプチャモジ
ュール101のドライバソフトウェアが起動すると、パ
ーソナルコンピュータ本体104のCPU106は、モ
ード設定信号106aを用いて、マイクロコンピュータ
107に対して、チューナ入力モードと外部入力モード
のいずれか動作モードの設定命令を与える。また、パー
ソナルコンピュータ本体104のCPU106は、ビデ
オキャプチャモジュール101を使用しないときには、
モード設定信号106aを用いて、マイクロコンピュー
タ107に対して、全機能停止モード設定命令を与え
る。
【0029】マイクロコンピュータ107は、動作を開
始すると、まず、モード設定信号106aに基づいて、
動作モードの検出を行う(ステップS301)。ここ
で、マイクロコンピュータ107は、チューナ部10
9、外部入力部110、デコーダ部111のうちの使用
される機能ブロックを判断する。
【0030】マイクロコンピュータ107は、全機能停
止モードの設定命令が与えられたと判断した場合には、
スイッチ1081 〜1083 を全てオフ(スイッチ開
放)にして、チューナ部109、外部入力部110、デ
コーダ部111全ての機能ブロックに対する電力供給を
遮断する(ステップS302)。この後のビデオキャプ
チャモジュール101の動作は、後述するステップS3
07に従って行われる。
【0031】マイクロコンピュータ107は、チューナ
入力モードの設定命令が与えられたと判断した場合に
は、スイッチ1081 ,1083 をオン(スイッチ短
絡)にして、スイッチ1082 をオフ(スイッチ開放)
にする(ステップS303)。すなわち、チューナ部1
09およびデコーダ部111に対しては電力供給を行
い、外部入力部110に対しては電力供給を遮断する。
また、マイクロコンピュータ107は、切換スイッチ1
12をチューナ部109側にする(ステップS30
4)。
【0032】電力供給が行われるチューナ部109で
は、アンテナ接続端子102aより入力される受信信号
の選局および復調が行われ、映像信号109aが切換ス
イッチ112を介してデコーダ部111に出力される。
デコーダ部111では、切換スイッチ112より出力さ
れる映像信号を入力し、色分離やディジタル化処理を行
って、パーソナルコンピュータ本体104で処理可能な
映像データDV に変換して出力する。なお、この場合に
おいて外部入力部110は、電力供給が遮断されている
ため動作しない。この後のビデオキャプチャモジュール
101の動作は、後述するステップS307に従って行
われる。
【0033】マイクロコンピュータ107は、外部入力
モードの設定命令が与えられたと判断した場合には、ス
イッチ1082 ,1083 をオン(スイッチ短絡)にし
て、スイッチ1081 をオフ(スイッチ開放)にする
(ステップS305)。すなわち、外部入力部110お
よびデコーダ部111に対しては電力供給を行い、チュ
ーナ部109に対しては電力供給を遮断する。また、マ
イクロコンピュータ107は、切換スイッチ112を外
部入力部110側にする(ステップS306)。
【0034】電力供給が行われる外部入力部110で
は、外部入力端子102bより入力される映像信号に対
して所定の信号処理が行われ、映像信号109aが切換
スイッチ112を介してデコーダ部111に出力され
る。デコーダ部111では、切換スイッチ112より出
力される映像信号を入力し、色分離やディジタル化処理
を行って、パーソナルコンピュータ本体104で処理可
能な映像データDV に変換して出力する。なお、この場
合においてチューナ部109では、電力供給が遮断され
ているため動作しない。
【0035】次に、パーソナルコンピュータ本体104
の電源がオフにされたか否か(ステップS307)によ
って動作が異なり、パーソナルコンピュータ本体104
の電源がオフにされない場合(N)は、ステップS30
1に戻り、パーソナルコンピュータ本体104の電源が
オフにされた場合(Y)は、マイクロコンピュータ10
7に対する電力供給が遮断されるため、マイクロコンピ
ュータ107は動作を停止する。
【0036】以上説明したように、本実施の形態に係る
モジュールの具体例としてのビデオキャプチャモジュー
ルおよびこのモジュールにおける電力供給方法によれ
ば、電力供給制御部103によって、チューナ部10
9、外部入力部110、デコーダ部111のうちの使用
される機能ブロックにのみ電力を供給するよう制御する
ので、使用されない機能ブロックにおいて電力が消費さ
れることがなくなり、消費電力を低減することができ
る。そのため、低消費電力のビデオキャプチャモジュー
ルを提供することが可能になる。
【0037】また、本実施の形態に係るモジュールの具
体例としてのビデオキャプチャモジュールおよびこのモ
ジュールにおける電力供給方法によれば、電力供給制御
部103によって、パーソナルコンピュータ本体104
のCPU106よりパーソナルコンピュータ本体104
が必要とする機能の情報を受けて、この情報に応じて、
チューナ部109、外部入力部110、デコーダ部11
1のうちの使用される機能ブロックを判断するようにし
たので、更に、電力供給の制御に関する他の機器の負荷
が軽減される。
【0038】ここで、モジュールの具体例であるビデオ
キャプチャモジュールにおいて、本発明の電力供給制御
手段に相当する電力供給制御部を搭載したビデオキャプ
チャモジュールと搭載していないビデオキャプチャモジ
ュールの動作について、図2および図4を比較して説明
する。図4は、図2におけるビデオキャプチャモジュー
ル101に設けられた電力供給制御部103が無い従来
構成のビデオキャプチャモジュールのブロック図を表す
ものである。図4において、本発明のモジュールにおけ
る電力供給制御手段に相当する手段が無いので、チュー
ナ部109,外部入力部110,デコーダ部111に
は、常にパーソナルコンピュータ本体104の主電源部
105から電力が供給される。
【0039】例えば、チューナ部109およびデコーダ
部111が動作している期間では、外部入力部110が
動作する必要が無いにもかかわらず、外部入力部110
にも電力が供給される。そのため、外部入力部110に
おいて無駄な電力が消費されることになる。従って、図
4に示したビデオキャプチャモジュール201での消費
電力は大きくなってしまう。
【0040】一方、図2に示したビデオキャプチャモジ
ュール101では、電力供給制御部103を備え、この
電力供給制御部103によってチューナ部109,外部
入力部110およびデコーダ部111のうちの使用され
る機能ブロックのみに選択的に電力を供給するようにし
たので、使用されない機能ブロックにおいて電力が消費
されることがなくなり、図4のビデオキャプチャモジュ
ール201に比べ、消費電力を低減することができる。
【0041】本発明者は、本発明の効果を調べるため
に、図2に示したビデオキャプチャモジュール101の
消費電力と、図4に示したビデオキャプチャモジュール
201の消費電力とを測定して比較検討を行った。その
結果、図2に示したビデオキャプチャモジュール101
において、図3の流れ図の全機能停止モード,チューナ
入力モード,外部入力モードで動作させた場合の各モー
ドでの消費電力は、それぞれ25mW,1625mW,
1225mWであった。一方、図4に示したビデオキャ
プチャモジュール201では、常に全ての機能ブロック
(チューナ部109,外部入力部110,デコーダ部1
11)に対してパーソナルコンピュータ本体104の主
電源部105より電力が供給されているため、チューナ
部109,外部入力部110,デコーダ部111のうち
いずれの機能ブロックを動作させた場合でも、また全て
の機能ブロックを動作させなかった場合でも、消費電力
は1800mWであった。この測定結果から、図4に示
したビデオキャプチャモジュール201に比べ、図2に
示したビデオキャプチャモジュール101の方が小さい
消費電力で動作可能であることがわかる。
【0042】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れるものでなく、本発明のモジュールを使用した具体的
な例として、図2に示したビデオキャプチャモジュール
のみならず、例えば、パーソナルコンピュータ,テレ
ビ,ビデオテープレコーダ,ラジオ,FM文字多重放送
受信器,通話器およびデータ転送器等内の各機能ブロッ
クの電力供給制御を行うために、本発明のモジュールお
よびモジュールにおける電力供給方法を採用しても同様
の効果が得られる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1または2
記載のモジュール、もしくは請求項3または4記載のモ
ジュールにおける電力供給方法によれば、他の機器より
供給を受ける電力を、複数の機能ブロックのうちの使用
される機能ブロックにのみ供給するようにしたので、使
用されない機能ブロックにおいて電力が消費されること
がなくなり、消費電力を低減することが可能となるとい
う効果を奏する。
【0044】また、請求項2記載のモジュールまたは請
求項4記載のモジュールにおける電力供給方法によれ
ば、他の機器より、他の機器が必要とする機能の情報を
受けて、この情報に応じて、複数の機能ブロックのうち
の使用される機能ブロックを判断するようにしたので、
更に、電力供給の制御に関する他の機器の負荷が軽減さ
れるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るモジュールの構成
を概念的に示すブロック図である。
【図2】本実施の形態に係るモジュールの具体例として
のビデオキャプチャモジュールの構成を示すブロック図
である。
【図3】図2におけるビデオキャプチャモジュールの動
作を示す流れ図である。
【図4】図2におけるビデオキャプチャモジュールに設
けられた電力供給制御部が無い従来構成のビデオキャプ
チャモジュールのブロック図を表すものである。
【符号の説明】
1…モジュール、21 〜2n …機能ブロック、3…電力
供給制御部、4…電子機器、5…主電源部、6…主制御
部、7…マイクロコンピュータ、81 〜8n …スイッ
チ、101…ビデオキャプチャモジュール、103…電
力供給制御部、104…パーソナルコンピュータ本体、
105…主電源部、106…主制御部、107…マイク
ロコンピュータ、1081 〜108n …スイッチ、10
9…チューナ部、110…外部入力部、111…デコー
ダ部、112…切換スイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の機能ブロックを有し、他の機器に
    接続されると共に他の機器より電力の供給を受けるモジ
    ュールにおいて、 他の機器より供給を受ける電力を、複数の機能ブロック
    のうちの使用される機能ブロックにのみ供給する電力供
    給制御手段を備えたことを特徴とするモジュール。
  2. 【請求項2】 前記電力供給制御手段は、他の機器よ
    り、他の機器が必要とする機能の情報を受けて、この情
    報に応じて、使用される機能ブロックを判断して、使用
    される機能ブロックにのみ電力を供給することを特徴と
    する請求項1記載のモジュール。
  3. 【請求項3】 複数の機能ブロックを有し、他の機器に
    接続されると共に他の機器より電力の供給を受けるモジ
    ュールにおいて、各機能ブロックに電力を供給するモジ
    ュールにおける電力供給方法であって、 他の機器より供給を受ける電力を、複数の機能ブロック
    のうちの使用される機能ブロックにのみ供給することを
    特徴とするモジュールにおける電力供給方法。
  4. 【請求項4】 複数の機能ブロックを有し、他の機器に
    接続されると共に他の機器より電力の供給を受けるモジ
    ュールにおいて、各機能ブロックに電力を供給するモジ
    ュールにおける電力供給方法であって、 他の機器より、他の機器が必要とする機能の情報を受け
    て、この情報に応じて、複数の機能ブロックのうちの使
    用される機能ブロックを判断し、 他の機器より供給を受ける電力を、複数の機能ブロック
    のうちの使用される機能ブロックにのみ供給することを
    特徴とするモジュールにおける電力供給方法。
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