JP2003141061A - I2cバス制御方法及びi2cバスシステム - Google Patents

I2cバス制御方法及びi2cバスシステム

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JP2003141061A
JP2003141061A JP2001336782A JP2001336782A JP2003141061A JP 2003141061 A JP2003141061 A JP 2003141061A JP 2001336782 A JP2001336782 A JP 2001336782A JP 2001336782 A JP2001336782 A JP 2001336782A JP 2003141061 A JP2003141061 A JP 2003141061A
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slave device
speed
controlled
low
clock line
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JP2001336782A
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Takashi Sakuma
崇 佐久間
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 システムの高速化と低消費電力化を図る。 【解決手段】 周波数設定回路3は、マスタバスクロッ
クラインのクロック信号の周波数を制御対象のスレーブ
デバイスの動作周波数に設定する。スイッチ制御回路5
aとスイッチ6a,6bは、制御対象のスレーブデバイ
スが低速スレーブデバイス8の場合は、低速スレーブ側
のマスタバスクロックライン10aのみにクロック信号
を供給し、制御対象のスレーブデバイスが高速スレーブ
デバイス9の場合は、高速スレーブ側のマスタバスクロ
ックライン10bのみにクロック信号を供給する。Lo
w出力回路11は、スイッチ6a,6bによって選択さ
れなかったマスタバスクロックラインをローレベルに固
定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、I2Cバスシステ
ムの制御に係り、特に動作周波数の異なるスレーブデバ
イスが混在する場合のI2Cバス制御方法及びI2Cバ
スシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話機においては、本来の電
話機能に加えてインターネット接続機能などを備えた機
種が登場している。さらには電話機本体に小型のカメラ
が取り付けられ、このカメラで撮影した周囲の風景画像
や自分の顔画像等を通信相手に送れるようにした機種も
有る。このような携帯電話機においては、その全体の制
御をCPU(Central Processing Unit :中央演算処理
装置)を備える制御部によって行い、通信用I/Oデバ
イス(Input/Output Device )やタイマ部(Timer )
部、CCDセンサ(Charge Coupled Device Image sens
or)等のカメラ部などの周辺デバイスを制御している。
【0003】上記のような周辺デバイスと制御部とを接
続するバス(bus )の1つとして、携帯電話機等に最適
なものにI2C(I square C)バスが有る。このI2C
バスはフィリップス(Philips )社の開発によるもの
で、バスを構成するライン(line)数が2本で済むとい
う特徴があり、携帯電話機等のような高密度、高集積が
求められている機器に適している。I2Cバスには複数
の周辺デバイスが接続されている。以後、このような周
辺デバイスをスレーブデバイス(slave device)とい
う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
I2Cバスシステムでは、例えばI2Cバス標準モード
動作100KHz、高速モード動作400KHzのよう
に異なる動作周波数のスレーブデバイスがあった場合、
システムの動作周波数を遅い標準モードである100K
Hzに合わせなければならず、システムの高速化が難し
かった。また、使用しないデバイスに対してもマスタバ
スクロックライン(Serial Clock Line 、以下、SCL
とする)を入力しなくてはならず、システムの低消費電
力化が図れなかった。
【0005】以上のように、I2Cバスシステムでは、
異なる動作周波数のスレーブデバイスが混在する場合、
全てのスレーブデバイスを低速動作のスレーブデバイス
動作速度に合わせなければならないという問題があっ
た。また、使用しないスレーブデバイスに対してもSC
Lを入力をしていたため、消費電力を低減できないとい
う問題があった。
【0006】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、システムの高速化を図ることができるI2
Cバス制御方法及びI2Cバスシステムを提供すること
を目的とする。また、本発明は、システムの低消費電力
化を図ることができるI2Cバス制御方法及びI2Cバ
スシステムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のI2Cバス制御
方法は、制御対象のスレーブデバイスが低速スレーブデ
バイスか高速スレーブデバイスかを判定し、マスタバス
クロックラインのクロック信号の周波数を制御対象のス
レーブデバイスの動作周波数に設定する周波数設定手順
と、前記制御対象のスレーブデバイスが低速スレーブデ
バイスの場合は、低速スレーブデバイス側のマスタバス
クロックラインのみに前記クロック信号を供給し、前記
制御対象のスレーブデバイスが高速スレーブデバイスの
場合は、高速スレーブデバイス側のマスタバスクロック
ラインのみに前記クロック信号を供給するスイッチ制御
手順とを実行するようにしたものである。また、本発明
のI2Cバス制御方法の1構成例は、前記制御対象のス
レーブデバイスが低速スレーブデバイスの場合は、高速
スレーブデバイス側のマスタバスクロックラインを動作
停止レベル(ローレベル)に固定し、前記制御対象のス
レーブデバイスが高速スレーブデバイスの場合は、低速
スレーブデバイス側のマスタバスクロックラインを動作
停止レベルに固定する手順を実行するようにしたもので
ある。また、本発明のI2Cバス制御方法の1構成例
は、前記制御対象を除くスレーブデバイスのうち、動作
を停止させるスレーブデバイスのマスタバスクロックラ
インのみを動作停止レベルに固定する手順を実行するよ
うにしたものである。
【0008】また、本発明のI2Cバスシステムは、マ
スタバスクロックラインのクロック信号の周波数を制御
対象のスレーブデバイスの動作周波数に設定する周波数
設定手段(3)と、前記制御対象のスレーブデバイスが
低速スレーブデバイス(8−1〜8−n)の場合は、低
速スレーブデバイス側のマスタバスクロックライン(1
0a)のみに前記クロック信号を供給し、前記制御対象
のスレーブデバイスが高速スレーブデバイス(9−1〜
9−n)の場合は、高速スレーブデバイス側のマスタバ
スクロックライン(10b)のみに前記クロック信号を
供給するスイッチ手段(5,5a,5b,6,6a,6
b)とを有するものである。また、本発明のI2Cバス
システムの1構成例は、前記制御対象のスレーブデバイ
スが低速スレーブデバイスの場合は、高速スレーブデバ
イス側のマスタバスクロックラインを動作停止レベル
(ローレベル)に固定し、前記制御対象のスレーブデバ
イスが高速スレーブデバイスの場合は、低速スレーブデ
バイス側のマスタバスクロックラインを動作停止レベル
に固定する動作停止手段(11)を有するものである。
また、本発明のI2Cバスシステムの1構成例は、前記
制御対象を除くスレーブデバイスのうち、動作を停止さ
せるスレーブデバイスのマスタバスクロックラインのみ
を動作停止レベルに固定する動作停止手段(11b,1
2)を有するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]以下、本発
明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明す
る。図1は本発明の第1の実施の形態となるI2Cバス
システムを適用した電子機器の構成を示すブロック図で
ある。電子機器1は、システム全体を制御する上位制御
部2と、マスタバスクロックライン(以下、SCLとす
る)のクロック信号の周波数を制御対象のスレーブデバ
イスの動作周波数に設定する周波数設定回路3と、制御
対象のスレーブデバイスとデータのやり取りを行うI2
C制御部4と、制御対象のスレーブデバイスが低速スレ
ーブデバイスの場合は、低速スレーブデバイス側のSC
Lを選択し、制御対象のスレーブデバイスが高速スレー
ブデバイスの場合は、高速スレーブデバイス側のSCL
を選択するスイッチ制御回路5と、このスイッチ制御回
路5の制御に従ってSCLの切り替えを行うスイッチ6
と、SCLをプルアップするプルアップ抵抗7と、低速
スレーブデバイス8(8−1〜8−n)と、高速スレー
ブデバイス9(9−1〜9−n)と、SCL10a,1
0bとを有している。
【0010】本実施の形態では、SCLは低速スレーブ
側のSCL10aと高速スレーブ側のSCL10bとに
分けられている。また、スイッチ制御回路5とスイッチ
6とがスイッチ手段を構成している。
【0011】以下、本実施の形態の電子機器1のI2C
バス制御方法を図2を用いて説明する。図2は本実施の
形態のI2Cバス制御方法を示すフローチャート図であ
る。制御がスタートすると(ステップ101)、上位制
御部2は、制御対象のスレーブデバイスが低速スレーブ
デバイス8か高速スレーブデバイス9かを判定する(ス
テップ102)。
【0012】上位制御部2は、制御対象のスレーブデバ
イスが高速スレーブデバイス9である場合、SCL周波
数を高速スレーブデバイス9の動作周波数に設定するよ
う周波数設定回路3に指示を出すと共に、高速スレーブ
側のSCL10bを選択して低速スレーブ側のSCL1
0aを切り離すようスイッチ制御回路5に指示を出す。
【0013】上位制御部2の指示により、周波数設定回
路3は、I2C制御部4の動作周波数を高速スレーブデ
バイス9の動作周波数に設定し(ステップ103)、ス
イッチ制御回路5は、I2C制御部4と高速スレーブ側
のSCL10bとを接続して、低速スレーブ側のSCL
10aを切り離すようスイッチ6を制御する(ステップ
104)。切り離された低速スレーブ側のSCL10a
は、フローティング防止のため、プルアップ抵抗7を通
じてプルアップされる。
【0014】ステップ102において、上位制御部2
は、制御対象のスレーブデバイスが低速スレーブデバイ
ス8である場合、SCL周波数を低速スレーブデバイス
8の動作周波数に設定するよう周波数設定回路3に指示
を出すと共に、低速スレーブ側のSCL10aを選択し
て高速スレーブ側のSCL10bを切り離すようスイッ
チ制御回路5に指示を出す。
【0015】上位制御部2の指示により、周波数設定回
路3は、I2C制御部4の動作周波数を低速スレーブデ
バイス8の動作周波数に設定し(ステップ105)、ス
イッチ制御回路5は、I2C制御部4と低速スレーブ側
のSCL10aとを接続して、高速スレーブ側のSCL
10bを切り離すようスイッチ6を制御する(ステップ
106)。切り離された高速スレーブ側のSCL10b
は、フローティング防止のため、プルアップ抵抗7を通
じてプルアップされる。
【0016】ステップ103又はステップ105によ
り、I2C制御部4は、設定されたSCL周波数のクロ
ック信号をスイッチ6を介して接続先のSCL10a又
は10bに出力する。そして、I2C制御部4は、図示
しないデーララインを通じて制御対象のスレーブデバイ
スにデータを送信する(ステップ107)。以上で制御
が終了する(ステップ108)。
【0017】以上のように、本実施の形態によれば、制
御対象のスレーブデバイスが高速スレーブデバイス9で
ある場合、SCL周波数を高速スレーブデバイス9の動
作周波数に設定して、I2C制御部4から低速スレーブ
側のSCL10aを切り離すので、システムの動作速度
を低速スレーブデバイス8の動作速度に合わせる必要が
なくなり、システムの高速動作が可能となる。
【0018】[第2の実施の形態]図3は本発明の第2
の実施の形態となるI2Cバスシステムを適用した電子
機器の構成を示すブロック図であり、図1と同一の構成
には同一の符合を付してある。本実施の形態の電子機器
1aは、上位制御部2と、周波数設定回路3と、I2C
制御部4と、スイッチ制御回路5aと、スイッチ6a,
6bと、プルアップ抵抗7と、低速スレーブデバイス8
(8−1〜8−n)と、高速スレーブデバイス9(9−
1〜9−n)と、SCL10a,10bと、動作停止手
段となるLow出力回路11とを有している。
【0019】以下、本実施の形態の電子機器1aのI2
Cバス制御方法を図4を用いて説明する。図4は本実施
の形態のI2Cバス制御方法を示すフローチャート図で
ある。ステップ101,102の処理は第1の実施の形
態と同じである。
【0020】ステップ102において、上位制御部2
は、制御対象のスレーブデバイスが高速スレーブデバイ
ス9である場合、SCL周波数を高速スレーブデバイス
9の動作周波数に設定するよう周波数設定回路3に指示
を出すと共に、高速スレーブ側のSCL10bを選択し
て低速スレーブ側のSCL10aをLow出力回路11
と接続するようスイッチ制御回路5aに指示を出す。
【0021】ステップ103の処理は第1の実施の形態
と同じである。上位制御部2の指示により、スイッチ制
御回路5aは、低速スレーブ側のSCL10aとLow
出力回路11とを接続するようスイッチ6aを制御する
と共に、I2C制御部4と高速スレーブ側のSCL10
bとを接続するようスイッチ6bを制御する(ステップ
104a)。
【0022】Low出力回路11は、ロー(Low )レベ
ルを出力している。低速スレーブ側のSCL10aとL
ow出力回路11とが接続されたことにより、低速スレ
ーブ側のSCL10aはローレベルに固定される(ステ
ップ109)。
【0023】ステップ102において、上位制御部2
は、制御対象のスレーブデバイスが低速スレーブデバイ
ス8である場合、SCL周波数を低速スレーブデバイス
8の動作周波数に設定するよう周波数設定回路3に指示
を出すと共に、低速スレーブ側のSCL10aを選択し
て高速スレーブ側のSCL10bをLow出力回路11
と接続するようスイッチ制御回路5aに指示を出す。
【0024】ステップ105の処理は第1の実施の形態
と同じである。上位制御部2の指示により、スイッチ制
御回路5aは、I2C制御部4と低速スレーブ側のSC
L10aとを接続するようスイッチ6aを制御すると共
に、高速スレーブ側のSCL10bとLow出力回路1
1とを接続するようスイッチ6bを制御する(ステップ
106a)。高速スレーブ側のSCL10bとLow出
力回路11とが接続されたことにより、高速スレーブ側
のSCL10bはローレベルに固定される(ステップ1
09)。
【0025】ステップ107,108の処理は第1の実
施の形態と同じである。以上のように、本実施の形態に
よれば、制御対象のスレーブデバイスが低速スレーブデ
バイス8の場合は、高速スレーブ側のSCL10bを動
作停止レベル、すなわちローレベルに固定し、制御対象
のスレーブデバイスが高速スレーブデバイス9の場合
は、低速スレーブ側のSCL10aをローレベルに固定
する。
【0026】SCLがローレベルになると、スレーブデ
バイスのアービトレーション(arbitration )機能が働
き、スレーブデバイスの動作が停止する。こうして、制
御対象のスレーブデバイスが低速スレーブデバイス8の
場合は、高速スレーブデバイス9を停止させ、制御対象
のスレーブデバイスが高速スレーブデバイス9の場合
は、低速スレーブデバイス8を停止させることができ、
システムの消費電力を低減することができる。
【0027】[第3の実施の形態]図5は本発明の第3
の実施の形態となるI2Cバスシステムを適用した電子
機器の構成を示すブロック図であり、図1と同一の構成
には同一の符合を付してある。本実施の形態の電子機器
1bは、上位制御部2と、周波数設定回路3と、I2C
制御部4と、スイッチ制御回路5bと、スイッチ6a
(6a−1〜6a−n),6b(6b−1〜6b−n)
と、プルアップ抵抗7と、低速スレーブデバイス8(8
−1〜8−n)と、高速スレーブデバイス9(9−1〜
9−n)と、SCL10a(10a−1〜10a−
n),10b(10b−1〜10b−n)と、Low出
力回路11bと、Low出力制御回路12とを有してい
る。
【0028】本実施の形態では、低速スレーブデバイス
8毎にスイッチ6aと低速スレーブ側のSCL10aと
が設けられ、高速スレーブデバイス9毎にスイッチ6b
と高速スレーブ側のSCL10bとが設けられている。
また、Low出力回路11bとLow出力制御回路12
とが動作停止手段を構成している。
【0029】以下、本実施の形態の電子機器1bのI2
Cバス制御方法を図6を用いて説明する。図6は本実施
の形態のI2Cバス制御方法を示すフローチャート図で
ある。ステップ101,102の処理は第1の実施の形
態と同じである。
【0030】ステップ102において、上位制御部2
は、制御対象のスレーブデバイスが高速スレーブデバイ
ス9である場合、SCL周波数を高速スレーブデバイス
9の動作周波数に設定するよう周波数設定回路3に指示
を出すと共に、高速スレーブ側のSCL10b−1〜1
0b−nを選択して低速スレーブ側のSCL10a−1
〜10a−nをLow出力回路11bと接続するようス
イッチ制御回路5bに指示を出し、さらにLow出力制
御回路12に対して動作を停止させるスレーブデバイス
を指定する。
【0031】ステップ103の処理は第1の実施の形態
と同じである。上位制御部2の指示により、スイッチ制
御回路5bは、低速スレーブ側のSCL10a−1〜1
0a−nとLow出力回路11bとを接続するようスイ
ッチ6a−1〜6a−nを制御すると共に、I2C制御
部4と高速スレーブ側のSCL10b−1〜10b−n
とを接続するようスイッチ6b−1〜6b−nを制御す
る(ステップ104b)。
【0032】Low出力制御回路12は、上位制御部2
から指定されたスレーブデバイスを停止させるようLo
w出力回路11bに指示を出す。この指示により、Lo
w出力回路11bは、動作を停止させるスレーブデバイ
スと接続されたSCLのみを「L」レベルに固定する
(ステップ109b)。
【0033】ステップ102において、上位制御部2
は、制御対象のスレーブデバイスが低速スレーブデバイ
ス8である場合、SCL周波数を低速スレーブデバイス
8の動作周波数に設定するよう周波数設定回路3に指示
を出すと共に、低速スレーブ側のSCL10a−1〜1
0a−nを選択して高速スレーブ側のSCL10b−1
〜10b−nをLow出力回路11bと接続するようス
イッチ制御回路5bに指示を出す。
【0034】ステップ105の処理は第1の実施の形態
と同じである。上位制御部2の指示により、スイッチ制
御回路5bは、I2C制御部4と低速スレーブ側のSC
L10a−1〜10a−nとを接続するようスイッチ6
a−1〜6a−nを制御すると共に、高速スレーブ側の
SCL10b−1〜10b−nとLow出力回路11b
とを接続するようスイッチ6b−1〜6b−nを制御す
る(ステップ106b)。ステップ109bの処理は前
述のとおりであり、ステップ107,108の処理は第
1の実施の形態と同じである。
【0035】第2の実施の形態では、動作を止めてはい
けないスレーブデバイスをも停止させてしまう可能性が
あるが、本実施の形態によれば、動作を停止させるスレ
ーブデバイスのSCLのみをローレベルに固定するの
で、動作を止めてはいけないスレーブデバイスと動作を
停止させるスレーブデバイスとをスレーブデバイス毎に
指定して制御することができる。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、制御対象のスレーブデ
バイスが低速スレーブデバイスか高速スレーブデバイス
かを判定し、マスタバスクロックラインのクロック信号
の周波数を制御対象のスレーブデバイスの動作周波数に
設定する周波数設定手順と、制御対象のスレーブデバイ
スが低速スレーブデバイスの場合は、低速スレーブデバ
イス側のマスタバスクロックラインのみにクロック信号
を供給し、制御対象のスレーブデバイスが高速スレーブ
デバイスの場合は、高速スレーブデバイス側のマスタバ
スクロックラインのみにクロック信号を供給するスイッ
チ制御手順とを実行することにより、動作周波数の異な
るスレーブデバイスが混在するI2Cバスシステムにお
いて、制御対象のスレーブデバイスが高速スレーブデバ
イスである場合、マスタバスクロックラインのクロック
周波数を高速スレーブデバイスの動作周波数に設定し
て、低速スレーブデバイス側のマスタバスクロックライ
ンを切り離すので、システムの動作速度を低速スレーブ
デバイスの動作速度に合わせる必要がなくなり、システ
ムの高速動作が可能となる。
【0037】また、制御対象のスレーブデバイスが低速
スレーブデバイスの場合は、高速スレーブデバイス側の
マスタバスクロックラインを動作停止レベルに固定し、
制御対象のスレーブデバイスが高速スレーブデバイスの
場合は、低速スレーブデバイス側のマスタバスクロック
ラインを動作停止レベルに固定するようにしたことによ
り、制御対象のスレーブデバイスが低速スレーブデバイ
スの場合は、高速スレーブデバイスを停止させ、制御対
象のスレーブデバイスが高速スレーブデバイスの場合
は、低速スレーブデバイスを停止させることができ、シ
ステムの消費電力を低減することができる。
【0038】また、制御対象を除くスレーブデバイスの
うち、動作を停止させるスレーブデバイスのマスタバス
クロックラインのみを動作停止レベルに固定するように
したことにより、動作を止めてはいけないスレーブデバ
イスと動作を停止させるスレーブデバイスとをスレーブ
デバイス毎に指定して制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態となるI2Cバス
システムを適用した電子機器の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】 本発明の第1の実施の形態におけるI2Cバ
ス制御方法を示すフローチャート図である。
【図3】 本発明の第2の実施の形態となるI2Cバス
システムを適用した電子機器の構成を示すブロック図で
ある。
【図4】 本発明の第2の実施の形態におけるI2Cバ
ス制御方法を示すフローチャート図である。
【図5】 本発明の第3の実施の形態となるI2Cバス
システムを適用した電子機器の構成を示すブロック図で
ある。
【図6】 本発明の第3の実施の形態におけるI2Cバ
ス制御方法を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1、1a、1b…電子機器、2…上位制御部、3…周波
数設定回路、4…I2C制御部、5、5a、5b…スイ
ッチ制御回路、6、6a、6b…スイッチ、7…プルア
ップ抵抗、8−1〜8−n…低速スレーブデバイス、9
−1〜9−n…高速スレーブデバイス、10a、10b
…マスタバスクロックライン、11、11b…Low出
力回路、12…Low出力制御回路。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御対象のスレーブデバイスが低速スレ
    ーブデバイスか高速スレーブデバイスかを判定し、マス
    タバスクロックラインのクロック信号の周波数を制御対
    象のスレーブデバイスの動作周波数に設定する周波数設
    定手順と、 前記制御対象のスレーブデバイスが低速スレーブデバイ
    スの場合は、低速スレーブデバイス側のマスタバスクロ
    ックラインのみに前記クロック信号を供給し、前記制御
    対象のスレーブデバイスが高速スレーブデバイスの場合
    は、高速スレーブデバイス側のマスタバスクロックライ
    ンのみに前記クロック信号を供給するスイッチ制御手順
    とを実行することを特徴とするI2Cバス制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のI2Cバス制御方法にお
    いて、 前記制御対象のスレーブデバイスが低速スレーブデバイ
    スの場合は、高速スレーブデバイス側のマスタバスクロ
    ックラインを動作停止レベルに固定し、前記制御対象の
    スレーブデバイスが高速スレーブデバイスの場合は、低
    速スレーブデバイス側のマスタバスクロックラインを動
    作停止レベルに固定する手順を実行することを特徴とす
    るI2Cバス制御方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のI2Cバス制御方法にお
    いて、 前記制御対象を除くスレーブデバイスのうち、動作を停
    止させるスレーブデバイスのマスタバスクロックライン
    のみを動作停止レベルに固定する手順を実行することを
    特徴とするI2Cバス制御方法。
  4. 【請求項4】 マスタバスクロックラインのクロック信
    号の周波数を制御対象のスレーブデバイスの動作周波数
    に設定する周波数設定手段と、 前記制御対象のスレーブデバイスが低速スレーブデバイ
    スの場合は、低速スレーブデバイス側のマスタバスクロ
    ックラインのみに前記クロック信号を供給し、前記制御
    対象のスレーブデバイスが高速スレーブデバイスの場合
    は、高速スレーブデバイス側のマスタバスクロックライ
    ンのみに前記クロック信号を供給するスイッチ手段とを
    有することを特徴とするI2Cバスシステム。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のI2Cバスシステムにお
    いて、 前記制御対象のスレーブデバイスが低速スレーブデバイ
    スの場合は、高速スレーブデバイス側のマスタバスクロ
    ックラインを動作停止レベルに固定し、前記制御対象の
    スレーブデバイスが高速スレーブデバイスの場合は、低
    速スレーブデバイス側のマスタバスクロックラインを動
    作停止レベルに固定する動作停止手段を有することを特
    徴とするI2Cバスシステム。
  6. 【請求項6】 請求項4記載のI2Cバスシステムにお
    いて、 前記制御対象を除くスレーブデバイスのうち、動作を停
    止させるスレーブデバイスのマスタバスクロックライン
    のみを動作停止レベルに固定する動作停止手段を有する
    ことを特徴とするI2Cバスシステム。
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