JPH11150700A - 連続録画システム及び方法並びに長時間録画プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

連続録画システム及び方法並びに長時間録画プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JPH11150700A
JPH11150700A JP31301297A JP31301297A JPH11150700A JP H11150700 A JPH11150700 A JP H11150700A JP 31301297 A JP31301297 A JP 31301297A JP 31301297 A JP31301297 A JP 31301297A JP H11150700 A JPH11150700 A JP H11150700A
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ビデオカメラで撮影した映像信号をデジタル化
することにより、映像データの長時間録画と録画済みの
映像の検索を簡単且つ容易にする。 【解決手段】ビデオカメラ10から入力したアナログ映
像信号をリアルタイムエンコーダ12によりリアルタイ
ムでデジタル画像データに変換して送出する。ビデオサ
ーバ16は、複数の記憶装置18を備え、入力したデジ
タル映像データをリアルタイムで記憶装置18のいずれ
かに格納すると共に、記憶装置18のいずれかから読み
出したデジタル映像データをビデオ再生端末装置20に
送出する。長時間録画処理部36は、リアルタイムエン
コーダ10から送られるデジタル映像データを、ビデオ
サーバ16の複数の記憶装置18を順次切り替えながら
格納していくことにより連続録画させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラから
入力したアナログ映像信号をリアルタイムでMPEG2
等のデジタル映像データにエンコードしながらビデオサ
ーバに格納する連続録画システム及び方法並びに連続録
画プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
録媒体に関し、特に、長時間に亘り連続的にデジタル映
像データをビデオサーバに格納するようにした連続録画
システム及び方法並びに連続録画プログラムを記録した
コンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、砂防ダム等の自然災害を防止する
構造物の異常を無人監視するため、ビデオカメラを設置
して監視対象物を撮像し、ビデオカメラからの映像信号
を例えばVTR装置のビデオテープに録画し、ダム崩壊
等の異常が起きた場合には、録画済みのビデオテープを
再生し、録画した監視映像から異常の様子や原因を解析
するようにしている。
【0003】このようなビデオカメラで捕えた映像をビ
デオテープに録画する連続録画システムにあっては、1
ケ月、1年といった長時間に亘って映像を連続的に録画
することが要求され、しかも、長時間に亘って映像を取
りこぼすことなく連続的に記録しなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ビデオ
カメラで捕えた映像をビデオテープに録画する従来の連
続録画システムにあっては、ビデオテープを交換する際
に一時的に録画できないため、映像を取りこぼすことな
く連続的に記録することが困難である。このためテープ
交換の際に異常が起きたような場合には、貴重な映像が
失われてしまう問題がある。
【0005】またビデオテープ1本当りの録画時間は限
られていることから、当然に録画されたビデオテープが
多くなり、異常が起きた場合にはビデオテープを再生し
ながら該当する映像を探すため、非常な手間と時間がか
かる。本発明は、リアルタイムエンコーダでエンコード
したデータを、長時間に亘って取りこぼしなくビデオサ
ーバに格納するようにした連続録画システム及び装置並
びに連続録画プログラムを記録したコンピュータ読み取
り可能な記録媒体を提供することを目的とする。
【0006】本発明は、ビデオカメラで撮影した映像信
号をデジタル化することにより、映像データの長時間録
画と録画済みの映像の検索が簡単且つ容易にできるよう
にした連続録画システム及び装置並びに連続録画プログ
ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。本発明の連続録画システムは、図1(A)の
ように、ビデオカメラ10から入力したアナログ映像信
号をリアルタイムでデジタル画像データに変換して送出
するリアルタイムエンコーダ12と、複数の記憶装置
(ディスクグループ)18−1〜18−4を備え、入力
したデジタル映像データをリアルタイムで記憶装置18
−1〜18−4のいずれかに格納すると共に、記憶装置
18−1〜18−4いずれかから読み出したデジタル映
像データをビデオ再生端末装置20に送出するビデオサ
ーバ16と、リアルタイムエンコーダ12から送られる
デジタル映像データを、ビデオサーバ16の複数の記憶
装置18−1〜18−4を順次切り替えながら格納して
いくことにより連続録画させる長時間録画処理部36を
有する長時間録画端末装置14とを備えたことを特徴と
する。
【0008】長時間録画処理部36は、録画開始指示に
基づいて、図1(B)のように、ビデオサーバ16に対
し特定の記録装置への録画準備を要求し、ビデオサーバ
16から録画準備の完了通知に基づきリアルタイムエン
コーダ12のエンコードを開始させ、送出されたデジタ
ル映像データを受け取りながらビデオサーバ16の記憶
装置18−1に格納し、予め定めた切替間隔時間を監視
する。
【0009】長時間録画処理部36は、切替間隔時間が
近づいた段階でビデオサーバ16に対し次の記憶装置1
8−2への録画準備を要求して切替可能な録画準備完了
状態を確立し、切替間隔時間に対応した切替タイミング
に達した時点でデジタル映像データの格納先を現在格納
中の記憶装置18−1から録画準備完了状態にある他の
記憶装置18−2に切り替える。
【0010】このような本発明の連続録画システムによ
れば、記憶装置の容量を超えた長さの映像データを途切
れなく連続的に録画することができ、映像の取りこぼし
がない。また格納中の映像データを再生する機能と連携
することにより、録画中の映像も視聴することができる
し、データベースとして連携することにより、多くの映
像ファイルから任意の時刻の映像を簡単に視聴でき、更
に、複数の記憶装置の映像ファイルをまとめてひとつの
ファイルに見せることにより、再生時に映像を切り替え
る手間を削減できる。
【0011】長時間録画処理部36は、予め設定した切
替間隔時間に対応した記憶容量を空き容量にもつ記憶装
置を格納先として決定する。もし空き容量をもつ記憶装
置が確保できない場合は、最も古い格納内容をもつ記憶
装置を消去して次の格納先として決定することで、半永
久的な録画を可能とする。長時間録画処理部36は、所
定の切替間隔時間、格納する映像ファイル名、格納先の
記憶装置の数と名称を定義した長時間録画制御ブロック
42と、ビデオサーバ16の格納準備完了で起動して長
時間録画制御ブロック42の定義情報に基づきリアルタ
イムエンコーダ12に設けた転送用バッファ34の使用
権を獲得してエンコードを起動することによりデジタル
映像データを送出させてビデオサーバ16の記憶装置に
格納させていく格納スレッド38と、格納スレッド38
からの操作指示をリアルタイムエンコーダ12に伝えて
デジタル映像データの送信を制御させるエンコーダ操作
処理部40とを有する。
【0012】そして長時間録画処理部36は、ビデオサ
ーバ16の記憶装置18−1の切替間隔時間に近づいた
段階で、切替先の記憶装置18−2に対応した新格納ス
レッドを起動して録画準備完了状態を確立し、切替時点
で切替え前の旧格納スレッドにバッファ使用権を開放さ
せて新格納スレッドに獲得させ、デジタル映像データの
格納を次の記憶装置へ切り替える。
【0013】更に、ビデオサーバ16及び長時間録画処
理部36の動作とビデオサーバ16に格納した映像デー
タの資源を管理する管理サーバ22を設ける。管理サー
バ22は、ビデオサーバ16の記憶装置に格納された映
像ファイルのファイル名、録画開始時刻、録画終了時刻
及びファイルサイズ等を管理する映像データテーブル4
8と、ビデオサーバ16に設けた記憶装置の装置名、全
容量、空き容量等を管理する記憶装置情報テーブル(デ
ィスクグループ情報テーブル)50と、長時間録画処理
部36からの格納準備要求に対し映像データテーブル4
8及び記憶装置情報テーブル50を参照してビデオサー
バ16の格納先の記憶装置を決定して格納準備完了を応
答するコンテンツマネジャ46とを備える。
【0014】長時間録画処理部36の別の形態にあって
は、録画開始直後に次の格納先への切替準備を行う。即
ち、録画開始指示に基づいて、ビデオサーバ16に対し
特定の記憶装置18−1への録画の準備を要求し、ビデ
オサーバ16から録画準備の完了通知があったリアルタ
イムエンコーダ12のエンコードを開始させ、送出され
たデジタル映像データを受け取りながらビデオサーバ1
6の記憶装置18に格納する。
【0015】そしてビデオサーバ16の記憶装置18−
1への格納開始直後に、ビデオサーバ16に対し次の記
憶装置18−2への録画準備を要求して切替可能な録画
準備完了状態を確立する。このように録画開始直後に次
の格納先に対する録画準備完了を先取りしておくこと
で、録画中にエラーが発生したしたときの映像データの
欠落を最小限に抑える。そして、切替間隔時間を監視
し、切替間隔時間に達した時点でデジタル映像データの
格納先を現在格納中の記憶装置から録画準備完了状態に
ある他の記憶装置に切り替える。
【0016】長時間録画処理部36の別の形態では、リ
アルタイムエンコーダ12からのデジタル映像データの
ビデオサーバの2つの記憶装置18−1,18−2に並
行して格納することによって信頼性を高める。この場
合、次の記憶装置への格納に切り替えた際に、両方の記
憶装置の格納が正常終了した場合は片方の記憶装置の格
納内容だけを残して他方の記憶装置の格納内容を削除す
る。一方の記憶装置の格納が正常終了し、他方の記憶装
置の格納が異常終了した場合は、正常終了した記憶装置
の記憶内容を残す。
【0017】長時間録画処理部36の別の形態にあって
は、所定のイベントが発生した時に、イベント発生から
過去一定時間までの記憶装置の格納内容を読み出して他
の退避用の記憶装置にコピーさせる。これは長時間録画
を行っている映像が全て必要ではなく、何らかのイベン
トが発生したとき、それ以前の映像を保存することで、
必要最小限の容量で確実に必要とする映像を保存でき
る。
【0018】長時間録画処理部36の別の形態にあって
は、リアルタイムエンコーダ12から高画質データと低
画質データを送出させてビデオサーバ16の2つの記憶
装置18−1,18−2に並行して格納させ、所定のイ
ベントが発生したときは、イベント発生から過去一定時
間まで高画質の映像データを退避用の記憶装置にコピー
して残し、イベントが発生しなかったときは記憶装置の
切替時に低画質データを退避用記憶装置にコピーして残
す。
【0019】これは映像データの容量が画質に比例して
いることから、イベント発生がないときは低画質データ
を保存して記憶容量を低減し、イベント発生で一定時間
の高画質データを残すことで、鮮明な画像による異常の
解析等を可能とする。リアルタイムエンコーダ12から
高画質データはMPEG2のデータストリームであり、
低画質データはMPEG1のデータストリームである。
長時間録画処理部36で判断するイベント発生をセンサ
の検出信号から判断する。
【0020】また長時間録画処理部36は、リアルタイ
ムエンコーダ12から送られてくるデジタル映像データ
からイベント発生を判断する。例えばリアルタイムエン
コーダ12から送られてくるMPEG2のデータストリ
ームのパラメータから大きな画像変化を検出してイベン
ト発生を判断する。ここでビデオサーバ16に設けた記
憶装置18−1〜18−4は、ディスクアレイを用いた
大容量記憶装置である。
【0021】また本発明は、連続録画方法を提供するも
ので、次の過程を備える。 ビデオカメラ10から入力したアナログ映像信号をリ
アルタイムエンコーダ12でリアルタイムでデジタル映
像データに変換して送出する映像データ変換過程; リアルタイムエンコーダ12から送られるデジタル映
像データを、ビデオサーバ16の複数の記憶装置18を
順次切り替えながら格納していくことにより連続録画さ
せる長時間録画過程; ビデオサーバ16の記憶装置18にリアルタイムで格
納されたデジタル映像データを読み出してビデオ再生用
端末装置20に送信する録画再生過程;この連続録画方
法の詳細はシステムと基本的に同じになる。
【0022】更に、本発明は、連続録画プログラムを記
録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する
もので、この記録媒体は、ビデオカメラ10から入力し
たアナログ映像信号をリアルタイムで変換送出するリア
ルタイムエンコーダ12からのデジタル映像データを、
ビデオサーバ16の複数の記憶装置18に順次切り替え
ながら格納していくことにより連続録画させる長時間録
画処理モジュールを備える。この記録媒体の詳細もシス
テムと基本的に同じになる。
【0023】
【発明の実施の形態】
<目 次> 1.システム構成 2.連続録画処理 3.並列録画 4.必要な映像データの保存 1.システム構成 図2は本発明の連続録画システムのシステム構成のブロ
ック図である。図2において、本発明の連続録画システ
ムはビデオカメラ10、リアルタイムエンコーダ12、
長時間録画端末装置14、ビデオサーバ16、ビデオ再
生端末装置20及び管理サーバ22で構成される。ビデ
オカメラ10は砂防ダム等の監視対象の撮影場所に設置
されており、システム起動状態で、撮影したカラーのア
ナログ映像信号をリアルタイムエンコーダ12に入力し
ている。
【0024】ビデオカメラ10からの映像信号は、例え
ばNTSCのカラー映像信号を用いる。またビデオカメ
ラ10は固定設置であってもよいし、サーボモータ等に
より所定の監視範囲を水平または垂直方向に操作する方
式であってもよい。リアルタイムエンコーダ12は、ビ
デオカメラ10から入力したアナログのカラー映像信号
を所定のデジタル映像データにリアルタイムで変換して
出力する。例えばリアルタイムエンコーダ12は、入力
したNTSCのカラー映像信号をNPEG2および又は
MPEG1のデータストリームに変換して出力する。
【0025】長時間録画端末装置14は、システムの録
画開始指示に基づき、リアルタイムエンコーダ12のエ
ンコードを開始させ、これによりリアルタイムエンコー
ダ12から送出されてくるデジタル映像データを、ビデ
オサーバ16に設けている複数の記憶装置としてのディ
スクグループ18−1〜18−nのいずれか1つの格納
先にリアルタイムで記憶させる。
【0026】ここで長時間録画端末装置14は、ビデオ
サーバ16に設けている各ディスクグループ18−1〜
18−nのそれぞれに格納可能な容量に基づいた所定の
切替間隔時間を監視しており、最初に例えばディスクグ
ループ18−1を格納先に指定してデジタル映像データ
に格納中に切替間隔時間に近付くと、次の格納先となる
ディスクグループ18−2に対する格納準備要求を行
い、切替間隔時間に到達する前に次の格納先への切替準
備完了状態を作り出し、切替タイミングでデジタル映像
データの取りこぼしを起こすことなく次の格納先に切換
可能としている。
【0027】管理サーバ22は、長時間録画端末装置1
4及びビデオサーバ16の動作を管理すると共に、ビデ
オサーバ16に設けている記憶装置としてのディスクグ
ループ18−1〜18−nの格納状態や既に格納された
録画資産を管理している。ビデオサーバ16に格納され
た映像データは、ビデオ再生端末装置20からの読み出
し要求に基づき、ATMネットワーク28を通じてビデ
オ映像データが読み出し転送され、ビデオ再生端末装置
20側のモニタで録画画像を視聴することができる。も
ちろん、ビデオサーバ16に格納しながらリアルタイム
でビデオ再生端末装置20に映像データを送ってモニタ
で視聴することもできる。
【0028】図3は図2に示した本発明の連続録画シス
テムの機能ブロックである。リアルタイムエンコーダ1
2には、NTSC/MPEG変換部32とリアルタイム
エンコーダバッファ34が設けられている。NTSC/
MPEG変換部32は、ビデオカメラ10からのアナロ
グ映像信号であるNTSCカラー映像信号を入力して、
MPEG1またはMPEG2のデジタル映像データのス
トリームに変換し、リアルタイムエンコーダバッファ3
4を介して長時間録画端末装置14に転送する。
【0029】このようなリアルタイムエンコーダ12と
しては、例えば富士通株式会社製のFMM EP−20
2を使用することができる。通常の使用状態において、
リアルタイムエンコーダ12は、MPEG2のデータス
トリームを長時間録画端末装置14に送出する。長時間
録画端末装置14は、パーソナルコンピュータやワーク
ステーション等のコンピュータで実現され、長時間録画
処理部36の機能を本発明により提供される連続録画プ
ログラムにより実現している。長時間録画処理部36に
は格納スレッド38、リアルタイムエンコーダ操作処理
部40及び長時間録画制御ブロック42が設けられる。
【0030】格納スレッド38は長時間録画システムに
対する録画開始指示で起動し、リアルタイムエンコーダ
12のエンコード起動によるMPEG2ストリームの送
出とビデオサーバ側に対するMPEG2ストリームの格
納を、リアルタイムエンコーダ12に設けているリアル
タイムエンコーダデータバッファ34の使用権を獲得す
ることにより行う。
【0031】またビデオサーバ側のディスクグループを
切り替える際には、切替準備に伴って切替え先に対応し
た新な格納スレッドを起動し、切替タイミングで切替え
前の格納スレッドのバッファ使用権を開放して切替え後
の新スレッドにバッファ使用権を引き渡すことで、MP
EG2ストリームの格納先を切り替える。リアルタイム
エンコーダ操作処理部40は、格納スレッド38による
リアルタイムエンコーダ12のエンコードの起動と停
止、バッファ使用権の獲得と開放の操作処理を指示す
る。長時間録画制御ブロック42には、長時間録画処理
部36の処理動作に必要な各種の制御パラメータが格納
されている。
【0032】図3の機能ブロックにおいて、図2に示し
たビデオサーバ16は2台のビデオサーバ16−1,1
6−2に分けられている。ビデオサーバ16−1,16
−2は、ビデオ制御プロセス44−1,44−2と2台
ずつのディスクグループ18−1,18−2、及び18
−3,18−4を備えている。ディスクグループ18−
1〜18−4のそれぞれは、複数のデータディスクと1
台のパリティディスクを複数ランクに構成したディスク
アレイを使用している。
【0033】ビデオ制御プロセス44−1,44−2
は、管理サーバ22を経由した長時間録画処理部36か
らの指示により、リアルタイムエンコーダ12からのM
PEGストリームの格納先となるディスクグループ18
−1〜18−4のいずれかに対するリアルタイムでの書
き込みを行い、また図2に示したビデオ再生端末装置2
0からの再生要求に対し、リアルタイムまたはディスク
グループからの読み出しによるMPEGデータストリー
ムの転送を行う。
【0034】このようなビデオサーバ16−1,16−
2としては、例えば富士通株式会社製のF6407Aと
して知られたビデオサーバシステム(VSS)を使用す
ることができる。このビデオサーバシステムにあって
は、ディスクグループは2グループの最小構成から16
グループの最大構成を適宜に選択できる。また図3は、
最小構成となる2台のディスクグループの場合、リアル
タイムエンコーダ12からの6Mbpsで送られてくる
MPEG2のデータストリームについて、約7時間録画
可能な容量に相当する25.8ギガバイトを保証してい
る。
【0035】またビデオ制御プロセス44−1,44−
2に対する長時間録画端末装置14側とのATMネット
ワークの伝送速度は、例えばATM−LANを使用する
ことで、6Mbpsを保証する。図2に示したビデオ再
生端末装置20側に対する例えばATM−LANについ
ては、自動再生端末装置20の数即ちクライアント数に
依存しており、例えば44クライアントまでは伝送速度
6Mbps、64クライアントまでは伝送速度3Mbp
s、さらに104クライアントまでは伝送速度1.5M
bpsとなる。もちろん、ATMネットワーク28はA
TM公衆網であってもよいことは勿論である。
【0036】管理サーバ22は、コンテンツマネージャ
46、映像データテーブル48及びディスクグループ情
報テーブル50を備える。映像データテーブル48は、
ビデオサーバ16−1,16−2に設けているディスク
グループ16−1〜16−4に格納された映像ファイル
に関する情報を記憶して管理している。ディスクグルー
プ情報テーブル50には、ビデオサーバ16−1,16
−2に設けているディスクグループ18−1〜18−4
そのものに関する情報が記憶管理されている。
【0037】コンテンツマネージャ46は、長時間録画
処理部36からの要求に基づいて、ディスクグループ情
報テーブル50の参照により要求された空き容量を持つ
格納先となるディスクグループを決定し、これを長時間
録画端末装置14及びビデオサーバ16−1,16−2
側に提供する。また長時間録画処理部36によるビデオ
サーバ16−1,16−2に対する録画に応じて、映像
ファイルの情報を映像データテーブル48に記録更新す
る。
【0038】図4は図3の長時間録画処理部36に設け
ている長時間録画制御ブロック42の詳細である。この
長時間録画制御ブロック42には切替間隔時間52、映
像ファイル名の接頭辞54、映像ファイルシリアル番号
56、格納中映像ファイル名58、格納先ディスクグル
ープ数60及び格納先ディスクグループ62が記憶され
ている。
【0039】この実施形態で、切替間隔時間52はリア
ルタイムエンコーダ12から6Mbpsで送られてくる
MPEG2のデータストリームを1つのディスクグルー
プの容量で格納可能な時間を定義しており、例えば切替
間隔時間52として1時間が設定されている。映像ファ
イル名の接頭辞54は、この実施形態において映像ファ
イル名が「CAMERA1−5.MP2」として定義さ
れていることから、その接頭辞「CAMERA1−」を
登録している。
【0040】次の映像ファイルシリアル番号56は例え
ば「5」を登録する。格納中映像ファイル名58は「ビ
デオサーバ名,ディスクグループ名,映像ファイル名」
で定義され、例えば「/VSS1/DG1/CAMER
A1−5.MP2」を登録している。次の格納先ディス
クグループ数60は、図3のビデオサーバ16−1,1
6−2の4つのディスクグループ18−1〜18−4を
指定している。
【0041】最後の格納先ディスクグループ62は、デ
ィスクグループ18−1,18−2,18−3,18−
4の順番に、それぞれのビデオサーバ16−1,16−
2のサーバ名「VSS1,2」とグループ名「DG1,
2」の組み合わせで定義している。図5は図3の管理サ
ーバ22に設けた映像データテーブル48である。この
映像データテーブル48には、ビデオサーバ16−1,
16−2に設けているディスクグループ18−1〜18
−4に対する映像データの録画に関する情報が記憶され
ている。即ち映像データテーブル48には、録画データ
所在情報64、録画開始時刻66、録画終了時刻68、
キロバイトを単位とした画像ファイルのファイルサイズ
70が登録されている。
【0042】更に詳細に説明すると、録画データ所在情
報64には図4の長時間録画制御ブロック42の格納中
映像ファイル名58が格納順に登録されている。録画開
始時刻66は年月日及び時分秒である。録画終了時刻6
8も同様に、年月日及び時分秒である。ファイルサイズ
70はディスクグループ1つ当たりの録画ファイルのサ
イズであり、連続的に全領域に映像データを格納してい
ることから、同じファイルサイズ2,764,800,
000キロバイトとなっている。
【0043】図6は図3の管理サーバ22に設けたディ
スクグループ情報テーブル50である。ディスクグルー
プ情報テーブル50は、ビデオサーバ16−1,16−
2に設けているディスクグループ18−1〜18−4の
格納に関する情報を登録している。即ちディスクグルー
プ情報テーブル50には、ディスクグループ名72、全
容量74、空き容量76が登録されている。
【0044】図7は図3のリアルタイムエンコーダ12
に設けたエンコードデータバッファ34である。この実
施形態において、リアルタイムエンコーダ12と長時間
録画端末装置14は、メモリ上に確保されたエンコード
データバッファ34を介して映像データのやり取りを行
っている。このエンコードデータバッファ34をリング
バッファとして用いるため、図7のように、その先頭に
制御領域をとって読込ポインタ78と書込ポインタ80
を記録し、残りをバッファ領域82としている。
【0045】図8は図3のシステム構成において行われ
る本発明の連続録画処理のタイムチャートである。まず
長時間録画端末装置14に対し録画開始指示が行われる
と、管理サーバ22において格納先としてビデオサーバ
16−1のディスクグループ18−1が決定され、これ
に基づき長時間録画端末装置14から管理サーバ22を
経由してディスクグループ18−1、具体的にはビデオ
サーバ16−1のビデオ制御プロセス44−1に対し格
納準備要求100が行われる。
【0046】この格納準備要求100に対しディスクグ
ループ18−1の格納準備が完了すると、長時間録画端
末装置14に対し格納準備完了102が応答される。格
納準備完了102の応答を受けた長時間録画端末装置1
4は、リアルタイムエンコーダ12のエンコードを起動
し、これによりビデオカメラ10からの映像信号はリア
ルタイムでMPEG2のビデオデータ104に変換さ
れ、長時間録画端末装置14を経由して格納先となるデ
ィスクグループ18−1にリアルタイムで格納される。
【0047】一方、長時間録画端末装置14は録画開始
から次の格納先への切替タイミング110を決める切替
間隔時間として例えば1時間への到達を監視しており、
切替タイミング100に近付くと、次の格納先として例
えばディスクグループ18−2を決定し、格納準備要求
106をディスクグループ18−2、具体的には管理サ
ーバ22を経由してビデオサーバ16−1のビデオ制御
プロセス44−1に行う。この格納準備要求106のタ
イミングは、切替間隔時間から切替準備に必要な時間だ
け前の時間とればよく、例えば1〜数分前とすればよ
い。
【0048】この格納準備要求106を受けてディスク
グループ18−2の格納準備が完了すると、格納準備完
了101の応答が長時間録画端末装置14に返され、こ
の状態で長時間録画端末装置14は次のディスクグルー
プ18−2に対する格納準備完了状態を切替タイミング
110の前に確立する。そして格納準備完了101を確
立した後に、切替間隔時間となる1時間の経過による切
替タイミング110の到達を判断すると、長時間録画端
末装置14は格納先をそれまでのディスクグループ18
−1から格納準備完了状態にある次の格納先となるディ
スクグループ18−2に切り替え、リアルタイムエンコ
ーダ12からのビデオデータをディスクグループ18−
2にリアルタイムで格納する。
【0049】このときディスクグループ18−1からデ
ィスクグループ18−2へのビデオデータの切替えが行
われると、ディスクグループ18−1より格納完了11
2の応答が長時間録画端末装置14側に行われ、これを
受けて管理サーバ22側では、図5に示した映像データ
テーブル48に対する録画終了時刻68の登録とファイ
ルサイズ70の登録を行い、また図6に示すディスクグ
ループ情報テーブル50における空き容量76のディス
クグループ18−1に関する空き容量の更新を行う。
【0050】続いて、ディスクグループ18−2に格納
先を切り替えたタイミングで再度長時間録画端末装置1
4は、予め設定した切替間隔時間となる1時間の時間監
視を再度スタートし、次の切替タイミングに近付くと、
例えばディスクグループ18−1を格納先に決定して格
納準備要求114を発行し、ディスクグループ18−1
で格納準備が済むと、格納準備完了116を応答する。
【0051】ここでディスクグループ18−1には、既
に過去の映像データが格納されており、空き領域がない
ので、格納準備要求114に対しディスクグループ18
−1の古い録画データを消去して、次の録画に必要な空
き容量を確保した後に、格納準備完了116を応答する
ことになる。この結果、図8のタイムチャートの連続録
画処理にあっては、予め設定した切替間隔時間ごとにデ
ィスクグループ18−1とディスクグループ18−2を
交互に切り替えながら、連続的にデータエンコーダ12
からのビデオデータを録画することになる。
【0052】図9は図8のタイムチャートに示す本発明
による連続録画処理のビデオデータと制御信号の流れを
図3の機能ブロックについて表わしている。図9におい
て、長時間録画端末装置14の長時間録画処理部36
は、録画開始指示を受けると、管理サーバ22に対し格
納先の決定を要求する。これを受けて管理サーバ22の
コンテンツマネージャ46は、映像データテーブル48
及びディスクグループ情報テーブル56の参照により、
例えばビデオサーバ16−1のディスクグループ18−
1を最初の格納先として決定し、長時間録画処理部36
はディスクグループ18−1の接続を受け付けて準備完
了となる。
【0053】格納先の準備が完了すると、長時間録画処
理部36は格納スレッド38を起動し、リアルタイムエ
ンコーダ操作処理部40を経由してリアルタイムエンコ
ーダ12のNTSC/MPEG変換部32のエンコード
を起動すると共に、エンコードデータバッファ34の使
用権を獲得することで、MPEG2ビデオデータのスト
リームを送信させ、最初の格納先であるビデオサーバ1
6−1のディスクグループ18−1にビデオ制御プロセ
ス44−1による制御の元にビデオデータをリアルタイ
ムで書き込む。
【0054】ディスクグループ18−1に対するビデオ
データのリアルタイム格納中において、長時間録画処理
部36は、長時間録画制御ブロック42によって設定し
た切替間隔時間を監視しており、切替間隔時間による切
替タイミングが近付くと、長時間録画処理部36は次の
格納先の録画に使用する新な格納スレッドを起動し、更
に管理サーバ22に次の格納先の準備要求を行う。
【0055】この格納準備要求を受けて、管理サーバ2
2のコンテンツマネージャ46は、映像データ48及び
ディスクグループ情報テーブル50を参照して、次の格
納先として例えばビデオサーバ16−1のディスクグル
ープ18−2を決定し、空き容量が確保できれば、ディ
スクグループ18−2の接続を長時間録画処理部36に
対し行う。
【0056】この次の格納先となるディスクグループ1
8−2の格納準備完了状態で切替タイミングに達する
と、ディスクグループ18−1にビデオデータを格納し
ていた格納スレッド38によるリアルタイムエンコーダ
12のエンコードデータバッファ34の使用権を開放
し、次の格納先となるディスクグループ18−2に対応
して起動している新たな格納スレッドにバッファ使用権
を引き渡すことで、リアルタイムエンコーダ12からの
MPEG2のデータストリームはディスクグループ18
−1への格納を終了して、ディスクグループ18−2の
格納開始に切り替わる。
【0057】この切替タイミングにおけるディスクグル
ープ18−1の格納終了に伴い、管理サーバ22のコン
テンツマネージャ46は、映像データテーブル48及び
ディスクグループ情報テーブル50の必要な情報の更新
を行う。以下同様にして例えば、設定された切替間隔時
間を定まる切替タイミングごとにディスクグループ18
−1,18−2,18−3,18−4の順番となる格納
先の切替えによるビデオデータの連続録画が繰り返され
る。 2.連続録画処理 図10は本発明による連続録画処理の全体的なフローチ
ャートである。ステップS1で録画開始指示を受ける
と、ステップS2で録画開始処理を実行する。続いてス
テップS3で切替準備開始時刻か否かチェックし、切替
準備開始時刻に達すると、ステップS4で録画切替処理
を実行する。録画切替処理が済むと、ステップS5で録
画終了指示の有無をチェックしており、録画終了指示が
あるまで、ステップS3の切替準備開始時刻のチェック
とステップS4の録画切替処理を繰り返す。ステップS
4で録画終了指示があれば、ステップS6で録画終了処
理を実行する。
【0058】図11は図10のステップS2の録画開始
処理の詳細である。図9において、長時間録画端末装置
14の長時間録画処理部36に録画開始指示があると、
ステップS1で、まず長時間録画初期化処理を実行す
る。この長時間録画初期化処理は、図12のサブルーチ
ンのフローチャートのように、ステップS1でリアルタ
イムエンコーダ操作処理部40の初期化と、管理サーバ
22に設けているコンテンツマネージャ46の接続を行
う。
【0059】続いて図11のステップS2で格納先決定
処理を行う。この格納先決定処理は、図13のサブルー
チンのフローチャートのように、ステップS1で図4の
長時間録画制御ブロック42の格納先ディスクグループ
62の中から先頭要素として、例えば「/VSS1/D
G1」となるディスクグループ18−1を格納先ディス
クグループとして獲得し、次のステップS2で、獲得し
た格納先ディスクグループ18−1の映像ファイル名と
して図4の長時間録画制御ブロック42の映像ファイル
名の接頭辞54、映像ファイルシリアル番号56、及び
ステップS1で獲得した格納先ディスクグループ62の
組み合わせで、映像ファイル名「/VSS1/DG1/
CAMERA1−5.MP2」を作成する。
【0060】再び図11を参照するに、ステップS2で
格納先決定処理が済むと、続いてステップS3で、決定
した格納先に空き容量を確保するための空き容量確保処
理を実行する。ステップS4で空き容量が確保できれ
ば、ステップS5に進む。空き容量が確保できない場合
にはステップS2に戻り、再度格納先決定処理を行って
空き容量を確保する。
【0061】ステップS3の空き容量確保処理の詳細
は、図14にサブルーチンのフローチャートとして示さ
れている。この空き容量確保処理にあっては、まずステ
ップS1で切替間隔時間から映像ファイルのファイルサ
イズを算出する。このファイルサイズの算出は概算でよ
い。続いてステップS2で、管理サーバ22に設けてい
る図6のディスクグループ情報テーブル50から、決定
した格納先ディスクグループの空き容量を取得する。
【0062】取得した空き容量が十分であることがステ
ップS3で判定されると、図11の処理にリターンし、
ステップS4からステップS5の処理に進む。図14で
空き容量が不十分であった場合にはステップS4に進
み、図5の映像データテーブル48の中から格納先ディ
スクグループに含まれる映像ファイルを検索して、その
うち最も古い映像ファイルを取り出して削除することで
空き容量を確保し、ステップS3で再度空き容量をチェ
ックする。
【0063】この実施形態にあっては、映像ファイルは
ディスクグループ全体を使用して格納しており、したが
って空き容量が十分でない場合には格納先ディスクグル
ープに含まれる映像データを全て削除することで空き容
量を確保する。例えば図9において、ビデオサーバ16
−1,16−2のディスクグループ18−1〜18−4
を順番に格納先として切り替えて映像データを格納し、
最後のディスクグループ18−4の格納中に次の切り替
え先は最初のディスクグループ18−1となり、当然、
ディスクグループ18−1には空き容量がないことか
ら、この場合には次の格納先となるディスクグループ1
8−1の全映像データを削除して次の格納のための空き
容量を確保することになる。
【0064】再び図11を参照するに、ステップS3の
空き容量確保処理により、ステップS4で空き容量が確
保できると、ステップS5に進んで、図9の長時間録画
処理部36のように格納スレッド38を起動し、管理サ
ーバ22を経由して、決定した最初の格納先としてのデ
ィスクグループ18−1を持つビデオサーバ16−1の
ビデオ制御プロセス44−1に対し格納準備要求を行
う。
【0065】この格納準備要求を受けて、ビデオサーバ
16−1のビデオ制御プロセス44−1は、ディスクグ
ループ18−1に対するビデオデータの書込み準備動作
を行い、ステップS6でビデオサーバ16−1からの格
納準備完了の接続を受けて格納スレッド38に通知し、
これによって格納スレッド38から格納先となるディス
クグループ18−1に対するビデオデータの書込パスが
確立される。
【0066】続いてステップS7で、格納スレッド38
はリアルタイムエンコーダ操作処理部40にエンコード
開始を指示すると、リアルタイムエンコーダ操作処理部
40からリアルタイムエンコーダ12のNTSC/MP
EG変換部32にエンコード開始が指示され、同時にエ
ンコードデータバッファ34の使用権を獲得する。これ
によってリアルタイムエンコーダ12よりビデオカメラ
10で撮影した映像のMPEG2のビデオデータのスト
リームが送出され、格納スレッド38からリアルタイム
で格納先となるビデオサーバ16−1のディスクグルー
プ18−1に格納されるエンコードが開始される。
【0067】図15は図9の長時間録画処理部36に設
けた格納スレッド38の処理動作のフローチャートであ
る。長時間録画処理部36において、切替間隔時間で決
まる切替タイミングに近付くと格納スレッド38が起動
し、ステップS1でビデオサーバからの格納準備完了待
ち処理を行う。即ち、格納スレッドの起動と同時に、格
納先となるディスクグループを持つビデオサーバに対し
格納準備要求を行って接続を待っている。
【0068】この準備要求に対しビデオサーバ16の記
憶装置の接続による格納準備完了が済むと、ステップS
2に進み、リアルタイムエンコーダ操作処理部40を経
由して、リアルタイムエンコーダ12に設けているエン
コードデータバッファ34の利用権を要求し、獲得でき
るのを待つバッファ利用権の獲得処理を行う。バッファ
利用権が獲得できると、リアルタイムエンコーダ12の
エンコードにより送出されたビデオデータの格納先のデ
ィスクグループに対する格納が開始されることから、ス
テップS3で、管理サーバの映像データテーブル48、
即ち図5の内容を持つ映像データテーブル48の録画開
始時刻66の該当する映像データの所在情報に録画開始
時刻を記録する。
【0069】ビデオデータの録画を開始すると、ステッ
プS4で録画終了指示があるかまたは次の格納先に切り
替えるためのバッファ利用権の獲得要求があるかをチェ
ックしており、なければステップS5でエンコードデー
タバッファ34のデータ蓄積待ちを行い、所定量の蓄積
が得られると、ステップS6でバッファデータを送信し
て、格納スレッド38により格納先のディスクグループ
に記憶する。
【0070】切替間隔時間に基づく切替タイミングに近
付くと、図8のタイムチャートに示したように、次の格
納先に対応した新たな格納スレッドを起動して格納準備
要求106を行い、格納準備完了101を受けて新たに
起動した格納バッファに対し、次の格納先となるディス
クグループ18−2の接続による格納準備完了状態が得
られる。
【0071】この次の格納先に対する格納準備完了状態
で切替タイミングに達すると、次の格納先に対応した新
格納スレッドがバッファ利用権を要求する。この切替え
のための新格納スレッドによるバッファ利用権要求がス
テップS4で判別されると、ステップS7に進み、それ
までの格納スレッドが保有していたバッファ利用権を開
放して新たな格納先の新格納バッファに引き渡し、ステ
ップS8で格納先のディスクグループを持つビデオサー
バとのパスを切断する。
【0072】最終的にステップS9で、図5の映像デー
タテーブル48に録画終了時刻68とファイルサイズ7
0の記録を行って、一連の処理を終了する。格納先の切
替えに伴って新たに起動した格納スレッドについても、
図15の格納スレッドの処理と同様な処理が行われる。
図16は図11のステップS4の録画切替処理のフロー
チャートである。切替時間間隔により指定された切替時
期が近づいたとき、まずステップS1で映像ファイルの
次の格納先を決定する。続いてステップS5で空容量を
確保する。ステップS3で空容量の確保に失敗した場合
は、ステップS1に戻って再度処理する。この空容量確
保処理の詳細は図14のフローチャートと同じになる。
【0073】空き容量が確保できたらステップS4で新
格納スレッドを起動してビデオサーバ16に格納準備を
要求し、ステップS5でビデオサーバ16からの完納準
備完了に伴う接続を受け付け、新格納スレッドに通知す
る。ステップS6で切替タイミングを判別すると、旧格
納スレッドは、新格納スレッドにバッファ利用件を引き
渡してエンコードを引き継いで終了し、これにより格納
先を切替える。
【0074】図17は図10のステップS6の録画終了
処理の詳細をサブルーチンとして表したフローチャート
である。この録画終了処理にあっては、ステップS1で
現在動作中の格納スレッドに終了指示を出し、終了指示
を受けた格納スレッドはビデオサーバとの接続を切断す
る。続いてステップS2で管理サーバ22のコンテンツ
マネージャ46との接続を切断する。最後にステップS
3でリアルタイムエンコーダ操作処理部40の処理を終
了させ、リアルタイムエンコーダ12のエンコード動作
を停止させる。
【0075】図18は本発明による連続録画処理の他の
実施形態であり、この実施形態にあっては、次の格納先
に対する録画準備を格納先の切替え直後に行うことを特
徴とし、これによって録画中にエラーが発生したときの
映像データの欠落を最小限にすることができる。図18
のタイムチャートにおいて、長時間録画端末装置14に
対し録画開始指示が行われると、最初の格納先として決
定されたディスクグループ18−1に対し格納準備要求
100が行われ、格納準備完了102の応答を待ってリ
アルタイムエンコーダ12からのビデオデータ104の
録画が開始される。
【0076】ビデオデータ104の録画が開始される
と、この実施形態にあっては、直ちに次の格納先となる
ディスクグループ18−2を決定して格納準備要求10
6を行い、格納準備完了108の応答を受けることで、
録画開始直後に次の格納先となるディスクグループ18
−2に対する切替え可能状態が確立される。この切替可
能状態とは、次の格納先となるディスクグループ18−
2に対応した格納スレッドが起動し、切替え間隔時間に
基づく切替タイミング110への到達によるバッファ利
用権の獲得による切替え待ちの状態にあることを意味す
る。
【0077】このように格納先の切替え直後に次の格納
先に対する録画準備を完了しておくことで、万が一、切
替タイミングに達する前にエラーが起きた場合、エラー
が起きてから格納先を決めて準備する時間待ちを必要と
することなく、準備完了状態にある次のディスクグルー
プ18−2に直ちに切り替え、エラーが発生したときの
映像データの欠落を最小限に抑えることができる。
【0078】また切替タイミング110に達してディス
クグループ18−1からディスクグループ18−2に格
納先を切り替え、ディスクグループ18−1より格納完
了112の応答が得られた場合にも、その直後に次の格
納先となるディスクグループ18−1に対する格納準備
要求114を行って、その格納準備完了116の応答を
得て、ディスクグループ18−2に対する録画中にも常
にディスクグループ18−1に対する格納切替えの可能
状態を作り出している。
【0079】図19は図18の実施形態による連続録画
処理のフローチャートである。ステップS1,S2の録
画開始指示に基づく録画開始処理は図10のフローチャ
ートと同じであるが、録画開始に続いてステップS3で
直ちに次の格納先に対する録画切替準備処理を行い、そ
の後にステップS4で切替準備開始時刻か否か判定して
いる。切替準備開始時刻に達した後のステップS5の録
画切替処理、ステップS6の終了指示のチェック、及び
終了指示があったときのステップS7の録画終了処理
は、図10のステップS4,S5,S6と同じである。 3.並列録画 図20は本発明の他の実施形態であり、この実施形態に
あっては、同じ映像を常に2つの格納先に録画していく
ことによって信頼性を高めるようにしたことを特徴とす
る。
【0080】図20において、長時間録画端末装置14
に設けている長時間録画処理部36は、録画開始指示を
受けると、管理サーバ22に格納先となる2つのディス
クグループの獲得を要求し、例えばビデオサーバ16−
1に設けている2つのディスクグループ18−1,18
−2が格納先として決定され、且つ必要な空き容量が確
保される。
【0081】2つの格納先としてのディスクグループ1
8−1,18−2が決定できると、長時間録画処理部3
6は格納スレッド38を起動し、ビデオサーバ16−1
のビデオ制御プロセス40−1に対し格納準備要求を行
う。この格納準備要求に対し、ディスクグループ18−
1,18−2に対する格納準備が完了すると、格納準備
完了応答が長時間録画処理部36に応答してビデオサー
バ16−1が接続される。
【0082】続いて格納スレッド38は、リアルタイム
エンコーダ操作処理部40を介してリアルタイムエンコ
ーダ12のNTSC/MPEG変換部32を起動すると
共に、エンコードデータバッファ34の利用権を獲得す
ることでMPEG2のビデオデータのストリームを送出
させて、格納先となるビデオサーバ16−1の2つのデ
ィスクグループ18−1,18−2に対する並列的なビ
デオデータの格納を開始する。
【0083】ビデオデータの並列格納が開始されると、
長時間録画処理部36は予め設定された録画切替間隔時
間に近付いたときの切替準備開始時刻を監視しており、
切替準備開始時刻に達すると、次に格納する2つのディ
スクグループ例えばビデオサーバ16−2のディスクグ
ループ18−3,18−4を格納先に決定して空き容量
を確保し、切替え後のビデオデータの格納を行う新たな
格納スレッドの起動によりビデオサーバ16−2側に格
納準備要求を行い、格納準備完了の応答に基づくビデオ
サーバ16−2側の接続を受ける。
【0084】この状態で切替間隔時間に基づく切替タイ
ミングに達すると、切替え前の格納スレッドがバッファ
利用権を開放して、格納準備完了状態にある切替え後の
新たな格納スレッドにバッファ利用権を引き渡すこと
で、ビデオデータの格納先がビデオサーバ16−1のデ
ィスクグループ18−1,18−2に対する並列格納か
らビデオサーバ16−2の2つのディスクグループ18
−3,18−4に対する並列格納に切り替わる。
【0085】この切替えにより、同じ録画終了したビデ
オサーバ16−1の2つのディスクグループ18−1,
18−2については、両方の録画が成功していれば片方
の録画データ例えばディスクグループ18−1の録画デ
ータだけを残し、他方のディスクグループ18−2の録
画データは消去する。また録画終了でディスクグループ
18−1,18−2の内のいずれか一方が録画に失敗し
ていることが認識されると、録画に失敗していない正常
な方のディスクグループの録画データを残すことにな
る。
【0086】このように図20の並列録画にあっては、
2つの格納先に対する並列録画により、録画中に片方の
格納先での録画に失敗しても、もう一方の格納先での録
画が続いていれば映像が失われることはない。また両方
の格納先に対する録画が成功した場合には、片方の格納
先の録画データを削除するので録画データの二重保存に
よる無駄を省くことができる。
【0087】図21は図20の並列録画の処理動作のフ
ローチャートである。ステップS1で録画開始指示があ
ると、ステップS2でビデオサーバ側の2つの録画先に
並列的に録画開始処理を行う。録画中はステップS3で
切替準備開始時刻に達したか否かをチェックしており、
切替準備開始時刻に達するとステップS4に進み、次の
2つの格納先を準備し、切替タイミングで切り替える録
画切替処理を行う。録画切替えが済むと、ステップS5
で、録画終了となった2つの格納先の両方の録画が成功
か否かチェックする。
【0088】両方の録画が成功していれば、ステップS
6で一方の格納先の録画データを残す。またいずれか一
方の録画が失敗していれば、ステップS7で、成功した
格納先の録画データを残す。このようなステップS3〜
S7の処理を、ステップS8で録画終了指示があるまで
繰り返すことで、連続的に映像データを録画し、終了指
示があればステップS9で録画終了処理を実行して一連
の処理を終了する。 4.必要な映像データの保存 図22は本発明による連続録画システムの他の実施形態
であり、この実施形態にあっては、長時間録画を行った
映像が全て必要でない場合、センサを用いて必要な映像
データだけを退避して保存し、録画資源の有効な活用が
できるようにしたことを特徴とする。
【0089】図22において、長時間録画端末装置14
に対しては、ビデオカメラ10の監視対象の状態を監視
するセンサ84からの検出信号が入力されている。セン
サ84としては、例えばビデオカメラ10による監視対
象が砂防ダムのような構造物の監視映像であった場合に
は、監視対象となる構造物が崩壊したことを検知するセ
ンサを使用する。
【0090】またビデオカメラ10による監視対象が施
設の出入り口を通過する人を監視するセキュリティを目
的とした場合には、人の通過を検知するセンサを用い
る。長時間録画端末装置14の長時間録画処理部36
は、センサ84からの検出信号によってイベント発生の
通知を受けると、現在録画中の格納先のディスクグルー
プの映像データの中から、イベント発生の現時点からユ
ーザが指定した時間分溯った位置からの映像データのコ
ピーを退避用のディスクグループに対し行う。
【0091】例えば、ビデオサーバ16−1,16−2
には4つのディスクグループ18−1〜18−4が設け
られていることから、この内の3つのディスクグループ
18−1〜18−3を連続録画の切替えに使用する格納
先として定め、残りのディスクグループ18−4をセン
サ84の検出信号からイベント発生の通知を受けた際の
一定時間分の録画データの退避を行う退避用格納先に定
める。
【0092】このため、例えば長時間録画処理部36に
よりディスクグループ18−1を格納先に決定して映像
データの録画中に、センサ84からの検出信号によりイ
ベント発生の通知を受けると、長時間録画処理部36は
ビデオサーバ16−1のビデオ制御プロセス44−1に
対し、録画中のディスクグループ18−1の現時点から
ユーザの指定した時間分溯った位置からの映像データの
退避用ディスクグループ18−4に対するコピー処理を
行わせる。
【0093】この結果、退避用のディスクグループ18
−4には、センサ84の検出信号に基づくシベント発生
に対応した一定時間分の映像データが保存されることと
なり、構造物の崩壊を監視する監視システムや人の出入
りを監視するセキュリティシステムを構築した場合に、
必要な映像データのみを自動的に退避して保存すること
ができる。
【0094】図23は図22の必要な映像データを自動
的に退避して保存する実施形態の処理動作のフローチャ
ートである。ステップS1で録画開始指示があると、ス
テップS2で録画開始処理を行い、ステップS3で切替
準備開始時刻への到達を監視しており、切替準備開始時
刻に達すると、ステップS4で次の格納先を決定して格
納準備完了を切替え前に確立し、切替タイミングで格納
先を切り替える録画切替処理を行い、これによって格納
先を次々と切り替えながら連続録画を行っている。
【0095】一方、録画中にステップS5でセンサから
イベント発生通知があると、ステップS6に進み、現在
から一定時間溯った録画データを退避用のディスクグル
ープにコピーする。このようなセンサからのイベント発
生通知に伴う連続録画をステップS7で終了指示がある
まで繰り返し、終了指示があれば、ステップS8で録画
終了処理を実行して一連の処理を終了する。
【0096】図24はセンサの検出信号によるイベント
発生で必要な映像データを高画質データとして残すよう
にしたことを特徴とする本発明の他の実施形態である。
本発明の連続録画システムにおいて、映像をデジタル化
して保存する場合、画質とデータサイズは比例関係にあ
る。このため、監視しようとするイベント(事象)が起
こらないときの映像を残しておく必要があるが、画質は
低くなってもよいというようなケースにあっては、イベ
ントが起きたとき以外の映像データについては画質を下
げて保存することによって、格納先に要求される記憶容
量を節約することができる。
【0097】このようにセンサの検出信号によるイベン
ト発生通知で必要な映像の部分だけを高画質で残し他は
低画質で残す図24の実施形態にあっては、高画質デー
タをエンコードするNTSC/MPEG2変換部32−
1と低画質データをエンコードするNTSC/MPEG
1変換部32−2が設けられており、それぞれエンコー
ドバッファ34−1,34−2を経由して、長時間録画
端末装置14側にMPEG2高画質データとMPEG1
低画質データをリアルタイムで送出できるようにしてい
る。
【0098】長時間録画端末装置14には、高画質デー
タと低画質データの並列的な転送格納を可能とするた
め、高画質用の長時間録画処理部36−1と低画質用の
長時間録画処理部36−2が生成され、それぞれ格納ス
レッド38、リアルタイムエンコーダ操作処理部40及
び長時間録画制御ブロック42を備えている。長時間録
画処理部36−1,36−2は録画開始指示に基づき、
例えばビデオサーバ16−1のディスクグループ18−
1をMPEG2高画質データの格納先に決定し、またデ
ィスクグループ18−2をMPEG1低画質データの格
納先に決定して、エンコードされた高画質データと低画
質データの並列的な録画を行う。
【0099】このようなビデオサーバ16−1のディス
クグループ18−1,18−2に対する高画質データと
低画質データの録画中に、センサ84の検出信号により
構造物の崩壊や人の通過等の監視対象とするイベント発
生通知を受けると、高画質用の長時間録画処理部36−
1はビデオサーバ16−1のビデオ制御プロセス44−
1に対し、イベント発生からユーザが指定した一定時間
前の指定からの映像データを予め定めた退避用のディス
クグループにコピーして保存する処理を要求する。
【0100】ここで高画質データの退避用ディスクグル
ープとして、例えばビデオサーバ16−2に設けている
4つのディスクグループ18−3〜18−6の中のディ
スクグループ18−6を予め指定している。このため、
センサ84の検出信号によるイベント発生通知がある
と、ディスクグループ18−1のイベント発生から一定
時間前からの映像データが退避用ディスクグループ18
−6にコピーされて保存される。
【0101】ディスクグループ18−1,18−2に対
する高画質データと低画質データの並列録画中に所定の
切替間隔時間に達すると、次の格納先として決定された
ビデオサーバ16−2のディスクグループ18−3,1
8−4への切替えが行われる。この切替完了で録画が終
了したディスクグループ18−1,18−2について
は、ディスクグループ18−2に録画している低画質の
映像データの内、イベント発生で退避用ディスクグルー
プ18−4に退避された高画質データ以外の録画部分の
低画質データを抽出し、退避用ディスクグループ18−
4にコピーする。
【0102】この結果、退避用ディスクグループ18−
4には、イベントがなければ容量の少ない低画質データ
が切替間隔時間ごとに低画質映像ファイルとして格納さ
れ、録画中にイベント発生があれば、イベント発生まで
の一定時間分の高画質データがイベント発生に対応した
映像ファイルとして保存されている。これによって保存
するための記憶容量を増加することなく、イベント発生
に対応した必要な部分の映像を高画質映像データとして
残すことができる。
【0103】図25は図24の必要な部分を高画質な映
像データとして残す実施形態の処理動作のフローチャー
トである。ステップS1で録画開始指示があると、ステ
ップS2でビデオサーバ側の2つの格納先を指定して低
画質と高画質の映像データの並列録画開始処理を行う。
並列録画中にステップS3で切替準備開始時刻に達する
と、ステップS4に進み、次の2つの格納先を準備して
切替タイミングで切り替える録画切替処理を行う。
【0104】録画切替えが済むと、ステップS5で低画
質の録画データを退避用のディスクグループにコピーす
る。また録画中にステップS6でセンサからの検出信号
によりイベント発生通知があると、ステップS7で現在
から一定時間溯った高画質録画データを退避用ディスク
グループにコピーする。このような処理をステップS8
で録画終了指示があるまで繰り返す。
【0105】図26は図24と同じイベント発生を判断
して必要部分だけ高画質な映像データを保存し、他は低
画質データとして保存する本発明の他の実施形態であ
る。この実施形態にあっては、イベント発生をセンサか
らの検出信号によらず、リアルタイムエンコーダ12か
ら送られてくる高画質映像データとしてのMPEG2デ
ータストリームのヘッドアウトのパラメータを解析して
判定するようにしたことを特徴とする。
【0106】このMPEG2データストリームのパラメ
ータからイベント発生を判定するため、長時間録画端末
装置14に設けられた高画質データ用の長時間録画処理
部36−1にはイベント判定部86が設けられている。
イベント判定部86は、MPEG2のデータストリーム
にヘッダ情報として含まれるパラメータから画像の変化
を検出し、急激な画像の変化があった場合にイベント発
生と判定する。
【0107】この画像変化の検出に利用できるMPEG
2のパラメータとしては、例えば画像の差分情報を使う
ことができる。即ち、MPEG2のデータ構造の最も下
位のレベルにあっては、DCT係数が記述されている。
このDCT係数は小さいほど、基準となる画面との差が
小さい。したがって、画像変化の大きさを判定するDC
T係数の閾値を設定し、この閾値を越えるDCT係数が
得られたときに大きな画像変化によるイベント発生と判
定する。
【0108】このDCT係数に対応したパラメータとし
ては、 DDSL (DCT DC Size Luminance) DDSC (DCT DC Size Chr
ominance) 、 DDD (DCT DC Differential) FDC (First DCT Coefficients)、 SDC (Subsequent DCT Coefficients) があるので、いずれかを使用すればよい。
【0109】また、MPEG2のデータストリームのパ
ラメータからイベント発生を判定する他の方法として
は、動きベクトルの情報を使う方法がある。MPEG2
のデータには、基準となる画面からのマクロブロックの
移動についての情報が存在する。マクロブロックとは、
複数のDCT変換ブロックをまとめて画面を幾つかのブ
ロックに分けたものである。このマクロブロックの移動
情報としては、 MHC (Motion Horizontal Code) MVC (Motion Vertical Code) がある。このマクロブロック移動情報が大きければ画像
の変化が大きくなり、これによってイベント発生と判断
できる。
【0110】更にMPEG2のデータストリームから画
像の変化を検出してイベント発生を判定する方法とし
て、イントラマクロブロックの数を利用する方法があ
る。MPEG2にあっては、基準になる画面からの差分
を用いるが、差分が大きすぎる場合にはPピクチャやI
ピクチャであっても、差分ではなく画像の情報を直接記
述したブロックを使用する。このブロックをイントラマ
クロブロックと呼ぶ。
【0111】したがってイントラマクロブロックの存在
が検出されれば画像に大きな変化があったことが検出さ
れ、これによってイベント発生を判定することができ
る。これ以外にも、MPEGの適宜のパラメータを使用
して画像の変化を検出してイベント発生を判定すること
が可能である。イベント判定部86でMPEG2のデー
タストリームから画像変化が大きいことを検出してイベ
ント発生を判定すると、図24の実施形態と同様、例え
ば現在ディスクグループ18−1に高画質データを録画
中でディスクグループ18−2に低画質データを録画中
であれば、ディスクグループ18−1の高画質の映像デ
ータについて、イベント発生からユーザが指定した一定
時間前からの映像データを退避用として予め定めた例え
ばビデオサーバ16−2のディスクグループ18−2に
コピーして保存する。
【0112】また所定の切替間隔時間に達してディスク
グループ18−1,18−2の録画から次の格納先とな
るディスクグループ18−3,18−4の録画に切り替
えられた場合には、録画が完了したディスクグループ1
8−2の低画質録画データの中からイベント発生で退避
している高画質の録画データを除いた部分の低画質録画
データを退避用のディスクグループ18−6にコピーす
る。
【0113】図27は図26のMPEG2の高画質のデ
ータストリームからイベント発生を判定する場合の処理
動作のフローチャートである。この録画処理にあって
は、基本的には図25のセンサの検出信号からイベント
発生を判定する場合と同じであり、相違点はステップS
6で高画質データ即ちMPEG2のデータストリームか
らイベント発生の有無を判定している点だけである。
【0114】図28は本発明の連続録画処理を実行する
連続録画プログラムを記録したコンピュータ読取り可能
な記録媒体の実施形態である。この記録媒体には、CD
−ROMやフロッピディスク等のリムーバブルな記録媒
体、回線によりプログラムを提供するプログラム提供者
の記憶装置、更にはプログラムをインストールした処理
装置のRAMやハードディスク等のメモリ装置がある。
また記録媒体によって提供されたプログラムは処理装置
にローディングされ、その主記憶上で実行されることに
なる。
【0115】尚、上記の実施形態にあっては、図2のよ
うに長時間録画端末装置14、ビデオサーバ16、ビデ
オ再生端末装置20及び管理サーバ22を、ATMネッ
トワーク26,28,30を介して分散配置した形態を
とっているが、分散配置するか集合システムとするかは
必要に応じて適宜に定めることができる。また上記の実
施形態にあっては、管理サーバ22によって長時間録画
端末装置14及びビデオサーバ16の動作の管理とビデ
オサーバ16の録画資源の管理を行っているが、この管
理サーバ22の機能は、専用装置ではなく長時間録画端
末装置14あるいはビデオサーバ16側に持たせてもよ
い。
【0116】更に図2のシステム構成にあっては、ビデ
オカメラ10からのアナログ映像信号をリアルタイムで
デジタル映像信号にエンコードして連続録画している
が、ビデオカメラ10からの映像信号を一旦VTRに録
画した後に必要に応じて再生してリアルタイムエンコー
ダ12に供給することで、ビデオサーバ16に連続録画
してもよいことはもちろんである。
【0117】更に本発明は、上記の実施形態に示した数
値による限定は受けない。更に本発明は、その目的を逸
脱しない範囲で適宜の変形を含むものである。
【0118】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、デジタル化された映像データを格納先となる記憶装
置を切り替えながら録画することで、格納先となる一つ
の記憶装置の容量を超える長さの映像データを、映像デ
ータの途切れを起こすことなく連続録画できる。
【0119】また複数の格納先となる記憶装置をサイク
リックに切り替えながら録画を続行することで、半永久
的な連続録画が実現できる。更に、録画中に監視対象と
なるイベント発生を判定して必要な部分の映像データを
自動的に退避保存し、保存のための記憶容量を増やすこ
となく、イベント発生に対応した必要部分の映像データ
を保存して、イベント発生後の画像解析やイベント発生
の原因究明に効率的に役立てることができる。
【0120】また長時間録画の機能とビデオサーバの録
画機能との連携により、録画中の映像データをリアルタ
イムで再生して再生端末に送ることで、録画中の映像に
ついてもリアルタイムで視聴することができる。またビ
デオサーバの連続録画の資産をデータベースと連携する
ことにより、録画した多数の映像ファイルから任意の時
刻の映像を検索して簡単に視聴することができる。
【0121】更にビデオサーバに複数の映像ファイルに
分けて保存している録画データについて、一つの連続し
たファイルに見せる連携機能を利用して、映像ファイル
単位に映像切替えを必要とすることなく連続的な録画映
像の視聴が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明のシステム構成のブロック図
【図3】本発明の機能構成のブロック図
【図4】図3の長時間録画処理部に設けた長時間録画制
御ブロックの説明図
【図5】図3の管理サーバに設けた映像データテーブル
の説明図
【図6】図3の管理サーバに設けたディスクグループ情
報テーブルの説明図
【図7】図3のリアルタイムエンコーダに設けたエンコ
ードデータバッファの説明図
【図8】本発明による連続録画処理のタイムチャート
【図9】本発明の連続録画処理における映像データと制
御信号の流れのブロック図
【図10】本発明による連続録画処理のフローチャート
【図11】図10の録画開始処理のフローチャート
【図12】図11の長時間録画初期化処理のフローチャ
ート
【図13】図11の格納先決定処理のフローチャート
【図14】図11の空き容量確保処理のフローチャート
【図15】図3の連続録画処理部に設けた格納スレッド
の処理動作のフローチャート
【図16】図10の録画切替処理のフローチャート
【図17】図10の録画終了処理のフローチャート
【図18】録画開始直後に次の格納先の準備を完了する
本発明の他の実施形態のタイムチャート
【図19】図18の連続録画処理のフローチャート
【図20】デジタル映像データをビデオサーバに並列に
格納する本発明の他の実施形態のブロック図
【図21】図20の実施形態による連続録画処理のフロ
ーチャート
【図22】センサによるイベント発生で録画データを退
避させる本発明の他の実施形態のブロック図
【図23】図22の実施形態による連続録画処理のフロ
ーチャート
【図24】センサによるイベント発生で高画質データを
保存し、他の部分は低画質データを保存する本発明の他
の実施形態のブロック図
【図25】図24の実施形態による連続録画処理のフロ
ーチャート
【図26】映像データからイベントを判定して高画質デ
ータを保存し、他の部分は低画質データを保存する本発
明の他の実施形態のブロック図
【図27】図26の実施形態による連続録画処理のフロ
ーチャート
【図28】本発明の連続録画プログラムを記録したコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体の実施形態の説明図
【符号の説明】
10:ビデオカメラ 12:リアルタイムエンコーダ 14:長時間録画端末装置 16:ビデオサーバ 18,18−1〜18−6:ディスクグループ(記憶装
置) 20:ビデオ再生端末装置 22:管理サーバ 24:SCSIバス 26,28,30:ATMネットワーク 32:NTSC/MPEG変換部 34:エンコードデータバッファ 36:長時間録画処理部 38:格納スレッド 40:リアルタイムエンコーダ操作処理部 42:長時間録画制御ブロック 44−1,44−2:ビデオ制御プロセス 46:コンテンツマネジャ 48:映像データテーブル 50:ディスクグループテーブル 52:切替間隔時間 54:映像ファイル名の接頭辞 56:映像ファイルシリアル番号 58:格納中映像ファイル名 60:格納先ディスクグループ数 62:格納先ディスクグループ 64:映像データ所在情報 66:録画開始時刻 68:録画終了時刻 70:ファイルサイズ 72:ディスクグループ名 74:全容量 76:空き容量 78:読込ポインタ 80:書込ポインタ 82:バッファ領域 84:センサ 86:イベント判定部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年3月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項11
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項29
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】ビデオカメラ10からの映像信号は、例え
ばNTSCのカラー映像信号を用いる。またビデオカメ
ラ10は固定設置であってもよいし、サーボモータ等に
より所定の監視範囲を水平または垂直方向に操作する方
式であってもよい。リアルタイムエンコーダ12は、ビ
デオカメラ10から入力したアナログのカラー映像信号
を所定のデジタル映像データにリアルタイムで変換して
出力する。例えばリアルタイムエンコーダ12は、入力
したNTSCのカラー映像信号をPEG2および又は
MPEG1のデータストリームに変換して出力する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】格納スレッド38は長時間録画システムに
対する録画開始指示で起動し、リアルタイムエンコーダ
12のエンコード起動によるMPEG2ストリームの送
出とビデオサーバ側に対するMPEG2ストリームの格
納を、リアルタイムエンコーダ12に設けているリアル
タイムエンコーダバッファ34の使用権を獲得すること
により行う。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】またビデオ制御プロセス44−1,44−
2に対する長時間録画端末装置14側とのATMネット
ワークの伝送速度は、例えばATM−LANを使用する
ことで、6Mbpsを保証する。図2に示したビデオ再
生端末装置20側に対する例えばATM−LANについ
ては、ビデオ再生端末装置20の数即ちクライアント数
に依存しており、例えば44クライアントまでは伝送速
度6Mbps、64クライアントまでは伝送速度3Mb
ps、さらに104クライアントまでは伝送速度1.5
Mbpsとなる。もちろん、ATMネットワーク28は
ATM公衆網であってもよいことは勿論である。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0047
【補正方法】変更
【補正内容】
【0047】一方、長時間録画端末装置14は録画開始
から次の格納先への切替タイミング110を決める切替
間隔時間として例えば1時間への到達を監視しており、
切替タイミング110に近付くと、次の格納先として例
えばディスクグループ18−2を決定し、格納準備要求
106をディスクグループ18−2、具体的には管理サ
ーバ22を経由してビデオサーバ16−1のビデオ制御
プロセス44−1に行う。この格納準備要求106のタ
イミングは、切替間隔時間から切替準備に必要な時間だ
け前の時間とればよく、例えば1〜数分前とすればよ
い。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0048
【補正方法】変更
【補正内容】
【0048】この格納準備要求106を受けてディスク
グループ18−2の格納準備が完了すると、格納準備完
108の応答が長時間録画端末装置14に返され、こ
の状態で長時間録画端末装置14は次のディスクグルー
プ18−2に対する格納準備完了状態を切替タイミング
110の前に確立する。そして格納準備完了108を確
立した後に、切替間隔時間となる1時間の経過による切
替タイミング110の到達を判断すると、長時間録画端
末装置14は格納先をそれまでのディスクグループ18
−1から格納準備完了状態にある次の格納先となるディ
スクグループ18−2に切り替え、リアルタイムエンコ
ーダ12からのビデオデータをディスクグループ18−
2にリアルタイムで格納する。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0051
【補正方法】変更
【補正内容】
【0051】ここでディスクグループ18−1には、既
に過去の映像データが格納されており、空き領域がない
ので、格納準備要求114に対しディスクグループ18
−1の古い録画データを消去して、次の録画に必要な空
き容量を確保した後に、格納準備完了116を応答する
ことになる。この結果、図8のタイムチャートの連続録
画処理にあっては、予め設定した切替間隔時間ごとにデ
ィスクグループ18−1とディスクグループ18−2を
交互に切り替えながら、連続的にリアルタイムエンコー
ダ12からのビデオデータを録画することになる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0055
【補正方法】変更
【補正内容】
【0055】この格納準備要求を受けて、管理サーバ2
2のコンテンツマネージャ46は、映像データテーブル
8及びディスクグループ情報テーブル50を参照し
て、次の格納先として例えばビデオサーバ16−1のデ
ィスクグループ18−2を決定し、空き容量が確保でき
れば、ディスクグループ18−2の接続を長時間録画処
理部36に対し行う。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0070
【補正方法】変更
【補正内容】
【0070】切替間隔時間に基づく切替タイミングに近
付くと、図8のタイムチャートに示したように、次の格
納先に対応した新たな格納スレッドを起動して格納準備
要求106を行い、格納準備完了108を受けて新たに
起動した格納バッファに対し、次の格納先となるディス
クグループ18−2の接続による格納準備完了状態が得
られる。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0072
【補正方法】変更
【補正内容】
【0072】最終的にステップS9で、図5の映像デー
タテーブル48に録画終了時刻68とファイルサイズ7
0の記録を行って、一連の処理を終了する。格納先の切
替えに伴って新たに起動した格納スレッドについても、
図15の格納スレッドの処理と同様な処理が行われる。
図16は図11のステップS2の録画切替処理のフロー
チャートである。切替時間間隔により指定された切替時
期が近づいたとき、まずステップS1で映像ファイルの
次の格納先を決定する。続いてステップS5で空容量を
確保する。ステップS3で空容量の確保に失敗した場合
は、ステップS1に戻って再度処理する。この空容量確
保処理の詳細は図14のフローチャートと同じになる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0073
【補正方法】変更
【補正内容】
【0073】空き容量が確保できたらステップS4で新
格納スレッドを起動してビデオサーバ16に格納準備を
要求し、ステップS5でビデオサーバ16からの納準
備完了に伴う接続を受け付け、新格納スレッドに通知す
る。ステップS6で切替タイミングを判別すると、旧格
納スレッドは、新格納スレッドにバッファ利用を引き
渡してエンコードを引き継いで終了し、これにより格納
先を切替える。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0093
【補正方法】変更
【補正内容】
【0093】この結果、退避用のディスクグループ18
−4には、センサ84の検出信号に基づくベント発生
に対応した一定時間分の映像データが保存されることと
なり、構造物の崩壊を監視する監視システムや人の出入
りを監視するセキュリティシステムを構築した場合に、
必要な映像データのみを自動的に退避して保存すること
ができる。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0098
【補正方法】変更
【補正内容】
【0098】長時間録画端末装置14には、高画質デー
タと低画質データの並列的な転送格納を可能とするた
め、高画質用の長時間録画処理部36−1と低画質用の
長時間録画処理部36−2が設けられ、それぞれ格納ス
レッド38、リアルタイムエンコーダ操作処理部40及
び長時間録画制御ブロック42を備えている。長時間録
画処理部36−1,36−2は録画開始指示に基づき、
例えばビデオサーバ16−1のディスクグループ18−
1をMPEG2高画質データの格納先に決定し、またデ
ィスクグループ18−2をMPEG1低画質データの格
納先に決定して、エンコードされた高画質データと低画
質データの並列的な録画を行う。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0099
【補正方法】変更
【補正内容】
【0099】このようなビデオサーバ16−1のディス
クグループ18−1,18−2に対する高画質データと
低画質データの録画中に、センサ84の検出信号により
構造物の崩壊や人の通過等の監視対象とするイベント発
生通知を受けると、高画質用の長時間録画処理部36−
1はビデオサーバ16−1のビデオ制御プロセス44−
1に対し、イベント発生からユーザが指定した一定時間
前からの映像データを予め定めた退避用のディスクグル
ープにコピーして保存する処理を要求する。

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビデオカメラから入力したアナログ映像信
    号をリアルタイムでデジタル画像データに変換して送出
    するリアルタイムエンコーダと、 複数の記憶装置を備え、入力したデジタル映像データを
    リアルタイムで前記記憶装置に格納すると共に、前記記
    憶装置から読み出したデジタル映像データを画像再生用
    端末装置に送出するビデオサーバと、 前記リアルタイムエンコーダから送られるデジタル映像
    データを、前記ビデオサーバの複数の記憶装置を順次切
    り替えながら格納していくことにより連続録画させる長
    時間録画処理部を有する時間録画端末装置と、を備えた
    ことを特徴とする連続録画システム。
  2. 【請求項2】請求項1記載の連続録画システムに於い
    て、前記長時間録画処理部は、 録画開始指示に基づいて、前記ビデオサーバに対し特定
    の記録装置への録画準備を要求し、 前記ビデオサーバから録画準備の完了通知に基づき前記
    リアルタイムエンコーダのエンコードを開始させ、送出
    されたデジタル映像データを受け取りながら前記ビデオ
    サーバの記憶装置に格納し、 予め定めた記録装置の切替間隔時間を監視し、該切替間
    隔時間が近づいた段階で前記ビデオサーバに対し次の記
    録装置への録画準備を要求して切替可能な録画準備完了
    状態を確立し、 前記切替間隔時間に達した時点で前記デジタル映像デー
    タの格納先を現在格納中の記憶装置から録画準備完了状
    態にある他の記憶装置に切り替えることを特徴とする連
    続録画システム。
  3. 【請求項3】請求項1記載の連続録画システムに於い
    て、前記長時間録画処理部は、 前記切替間隔時間に対応した記憶容量を空き容量に持つ
    記憶装置を格納先として決定し、 空き容量をもつ記憶装置が存在しない場合、最も古い格
    納内容をもつ記憶装置を消去して次の格納先に決定する
    ことを特徴とする連続録画システム。
  4. 【請求項4】請求項1記載の連続録画システムに於い
    て、前記長時間録画処理部は、 所定の切替間隔時間、格納する映像ファイル名、格納先
    の記憶装置の数と名称を定義した長時間録画制御ブロッ
    クと、 前記ビデオサーバの格納準備完了で起動し、前記長時間
    録画制御ブロックの定義情報に基づき、前記リアルタイ
    ムエンコーダに設けた転送用バッファの使用権を獲得し
    てエンコードを起動することによりデジタル映像データ
    を送出させて前記ビデオサーバの記憶装置に格納させて
    いく格納スレッドと、 前記格納スレッドからの操作指示を前記リアルタイムエ
    ンコーダに伝えてデジタル映像データの送信を制御させ
    るエンコーダ操作処理部と、を有し、 前記ビデサーバの記憶装置の切替間隔時間が近づいた段
    階で、切替先の記憶装置に対応した新格納スレッドを起
    動して録画準備完了状態を確立し、切替時点で切替え前
    の旧格納スレッドにバッファ使用権を開放させて前記新
    格納スレッドに獲得させることによりデジタル映像デー
    タの格納を次の記憶装置へ切り替えることを特徴とする
    連続録画システム。
  5. 【請求項5】請求項1記載の連続録画システムに於い
    て、更に、前記ビデオサーバ及び長時間録画処理部の動
    作と前記ビデオサーバに格納した映像データの資源を管
    理する管理サーバを設けたことを特徴とする連続録画シ
    ステム。
  6. 【請求項6】請求項1記載の連続録画システムに於い
    て、前記管理サーバは、 前記ビデオサーバの記憶装置に格納された映像ファイル
    のファイル名、録画開始時刻、録画終了時刻及びファイ
    ルサイズ等を管理する映像データテーブルと、 前記ビデオサーバに設けた記憶装置の装置名、全容量、
    空き容量等を管理する記憶装置情報テーブルと、 前記長時間録画処理部からの格納準備要求に対し前記映
    像データテーブル及び記憶装置情報テーブルを参照して
    前記ビデオサーバの格納先の記憶装置を決定しての格納
    準備完了を応答するコンテンツマネジャと、を備えたこ
    とを特徴とする連続録画システム。
  7. 【請求項7】請求項1記載の連続録画システムに於い
    て、前記長時間録画処理部は、 録画開始指示に基づいて、前記ビデオサーバに対し特定
    の記録装置への録画の準備を要求し、 前記ビデオサーバから録画準備の完了通知に基づき前記
    リアルタイムエンコーダのエンコードを開始させ、送出
    されたデジタル映像データを受け取りながら前記ビデオ
    サーバの記憶装置に格納し、 前記ビデオサーバの記憶装置への格納開始直後に前記ビ
    デオサーバに対し次の記録装置への録画準備を要求して
    切替可能な録画準備完了状態を確立し、 前記切替間隔時間を監視し、前記切替間隔時間に達した
    時点で前記デジタル映像データの格納先を現在格納中の
    記憶装置から録画準備完了状態にある他の記憶装置に切
    り替えることを特徴とする連続録画システム。
  8. 【請求項8】請求項1記載の連続録画システムに於い
    て、前記長時間録画処理部は、 前記リアルタイムエンコーダからのデジタル映像データ
    を前記ビデオサーバの2つの記憶装置に同時に格納し、
    次の記憶装置への格納に切替えた際に、両方の記憶装置
    の格納が正常終了した場合は片方の記憶装置の格納内容
    だけを残して他方の記憶装置の格納内容を削除し、一方
    の記憶装置の格納が正常終了し他方の記憶装置の格納が
    異常終了した場合は、正常終了した記憶装置の記憶内容
    を残すことを特徴とする連続録画システム。
  9. 【請求項9】請求項1記載の連続録画システムに於い
    て、前記長時間録画処理部は、所定のイベントが発生し
    た時に、イベント発生から過去一定時間までの記憶装置
    の格納内容を読み出して他の退避用の記憶装置にコピー
    させることを特徴とする連続録画システム。
  10. 【請求項10】請求項1記載の連続録画システムに於い
    て、前記長時間録画処理部は、 前記リアルタイムエンコーダから高画質データと低画質
    データを送出させて前記ビデオサーバの2つの記憶装置
    に並行して格納させ、所定のイベントが発生したとき
    は、イベント発生から過去一定時間まで高画質の映像デ
    ータを退避用の記憶装置にコピーして残し、イベントが
    発生しなかったときは前記記憶装置の切替時に低画質デ
    ータを前記退避用記憶装置にコピーして残すことを特徴
    とする連続録画システム。
  11. 【請求項11】請求項7記載の連続録画システムに於い
    て、前記リアルタイムエンコーダから高画質データはM
    PEG2のデータストリームであり、低画質データはM
    PEG1のデータストリームであることを特徴とする連
    続録画システム。
  12. 【請求項12】請求項9又は10記載の連続録画システ
    ムに於いて、前記長時間録画処理部は、センサの検出信
    号からイベント発生を判断することを特徴とする連続録
    画システム。
  13. 【請求項13】請求項9又は10記載の連続録画システ
    ムに於いて、前記長時間録画処理部は、前記リアルタイ
    ムエンコーダから送られてくるデジタル映像データから
    イベント発生を判断することを特徴とする連続録画シス
    テム。
  14. 【請求項14】請求項13記載の連続録画システムに於
    いて、前記長時間録画処理部は、前記リアルタイムエン
    コーダから送られてくるMPEG2のデータストリーム
    のパラメータから大きな画像変化を検出してイベント発
    生を判断することを特徴とする連続録画システム。
  15. 【請求項15】請求項1の連続録画システムに於いて、
    前記ビデオサーバに設けた記憶装置は、ディスクアレイ
    を用いた大容量記憶装置であることを特徴とする連続録
    画システム。
  16. 【請求項16】ビデオカメラから入力したアナログ映像
    信号をリアルタイムエンコーダでリアルタイムでデジタ
    ル映像データに変換して送出する映像データ変換過程
    と、 前記リアルタイムエンコーダから送られるデジタル映像
    データを、ビデオサーバの複数の記憶装置を順次切り替
    えながら格納していくことにより連続録画させる長時間
    録画過程と、 前記ビデオサーバの記憶装置にリアルタイムで格納され
    たデジタル映像データを読み出して画像再生用端末装置
    に送信する録画再生過程と、を備えたことを特徴とする
    連続録画方法。
  17. 【請求項17】請求項16記載の連続録画方法に於い
    て、前記長時間録画過程は、 録画開始指示に基づいて、前記ビデオサーバに対し特定
    の記録装置への録画準備を要求し、 前記ビデオサーバから録画準備の完了通知に基づき前記
    リアルタイムエンコーダのエンコードを開始させ、送出
    されたデジタル映像データを受け取りながら前記ビデオ
    サーバの記憶装置に格納し、 予め定めた記録装置の切替間隔時間を監視し、該切替間
    隔時間が近づいた段階で前記ビデオサーバに対し次の記
    録装置への録画準備を要求して切替可能な録画準備完了
    状態を確立し、 前記切替間隔時間に達した時点で前記デジタル映像デー
    タの格納先を現在格納中の記憶装置から録画準備完了状
    態にある他の記憶装置に切り替えることを特徴とする連
    続録画方法。
  18. 【請求項18】請求項16記載の連続録画方法に於い
    て、前記長時間録画過程は、 所定の切替間隔時間に対応した記憶容量を空き容量にも
    つ記憶装置を格納先として決定し、 空き容量をもつ記憶装置が存在しない場合、最も古い格
    納内容をもつ記憶装置を消去して次の格納先に決定する
    ことを特徴とする連続録画方法。
  19. 【請求項19】請求項16記載の連続録画方法に於い
    て、前記長時間録画過程は、 所定の切替間隔時間、格納する映像ファイル名、格納先
    の記憶装置の数と名称を定義した長時間録画制御ブロッ
    クを生成し、 前記ビデオサーバの格納準備完了で格納スレッドを起動
    し、前記長時間録画制御ブロックの定義情報に基づき、
    前記リアルタイムエンコーダに設けた転送用バッファの
    使用権を獲得してエンコードを起動することによりデジ
    タル映像データを送出させて前記ビデオサーバの記憶装
    置に格納させ、 前記格納スレッドからの操作指示をエンコーダ操作処理
    部により前記リアルタイムエンコーダに伝えてデジタル
    映像データの送信を制御させ、 前記ビデサーバの記憶装置の切替間隔時間が近づいた段
    階では、切替先の記憶装置に対応した新格納スレッドを
    起動して録画準備完了状態を確立し、切替時点で切替え
    前の旧格納スレッドにバッファ使用権を開放させて前記
    新格納スレッドに獲得させてデジタル映像データの格納
    を次の記憶装置へ切り替えることを特徴とする連続録画
    方法。
  20. 【請求項20】請求項16記載の連続録画方法に於い
    て、更に、管理サーバにより、前記ビデオサーバ及び長
    時間録画処理部の動作と前記ビデオサーバに格納した映
    像データの資源を管理することを特徴とする連続録画方
    法。
  21. 【請求項21】請求項20記載の連続録画方法に於い
    て、前記管理サーバは、 前記ビデオサーバの記憶装置に格納された映像ファイル
    のファイル名、録画開始時刻、録画終了時刻及びファイ
    ルサイズ等を映像データテーブルで管理し、 前記ビデオサーバに設けた記憶装置の装置名、全容量、
    空き容量等を記憶装置情報テーブルで管理し、 記憶装置を切り替えるための格納準備要求に対しコンテ
    ンツマネジャにより前記映像データテーブル及び記憶装
    置情報テーブルを参照して前記ビデオサーバの格納先の
    記憶装置を決定しての格納準備完了を応答することを特
    徴とする連続録画方法。
  22. 【請求項22】請求項16記載の連続録画方法に於い
    て、前記長時間録画過程は、 録画開始指示に基づいて、前記ビデオサーバに対し特定
    の記録装置への録画の準備を要求し、 前記ビデオサーバから録画準備の完了通知に基づき前記
    リアルタイムエンコーダのエンコードを開始させ、送出
    されたデジタル映像データを受け取りながら前記ビデオ
    サーバの記憶装置に格納し、 前記ビデオサーバの記憶装置への格納開始直後に前記ビ
    デオサーバに対し次の記録装置への録画準備を要求して
    切替可能な録画準備完了状態を確立し、 前記切替間隔時間を監視し、前記切替間隔時間に達した
    時点で前記デジタル映像データの格納先を現在格納中の
    記憶装置から録画準備完了状態にある他の記憶装置に切
    り替えることを特徴とする連続録画方法。
  23. 【請求項23】請求項16記載の連続録画方法に於い
    て、前記長時間録画過程は、 前記リアルタイムエンコーダからのデジタル映像データ
    を前記ビデオサーバの2つの記憶装置に同時に格納し、
    次の記憶装置への格納に切り替えた際に、両方の記憶装
    置の格納が正常終了した場合は片方の記憶装置の格納内
    容だけを残して他方の記憶装置の格納内容を削除し、一
    方の記憶装置の格納が正常終了し他方の記憶装置の格納
    が異常終了した場合は、正常終了した記憶装置の記憶内
    容を残すことを特徴とする連続録画方法。
  24. 【請求項24】請求項16記載の連続録画方法に於い
    て、前記長時間録画過程は、所定のイベントが発生した
    ときに、イベント発生から過去一定時間までの記憶装置
    の格納内容を読み出して他の退避用の記憶装置にコピー
    させることを特徴とする連続録画方法。
  25. 【請求項25】請求項16記載の連続録画方法に於い
    て、前記長時間録画過程は、 前記リアルタイムエンコーダから高画質データと低画質
    データを送出させて前記ビデオサーバの2つの記憶装置
    に並行して格納させ、所定のイベントが発生したとき
    は、イベント発生から過去一定時間まで高画質の映像デ
    ータを退避用の記憶装置にコピーして残し、イベントが
    発生しなかったときは前記記憶装置の切替時に低画質デ
    ータを前記退避用記憶装置にコピーして残すことを特徴
    とする連続録画方法。
  26. 【請求項26】請求項25記載の連続録画方法に於い
    て、前記リアルタイムエンコーダから高画質データはM
    PEG2のデータストリームであり、低画質データはM
    PEG1のデータストリームであることを特徴とする連
    続録画方法。
  27. 【請求項27】請求項24又は25記載の連続録画方法
    に於いて、前記長時間録画過程は、センサの検出信号か
    らイベント発生を判断することを特徴とする連続録画方
    法。
  28. 【請求項28】請求項24又は25記載の連続録画方法
    に於いて、前記長時間録画過程は、前記リアルタイムエ
    ンコーダから送られてくるデジタル映像データからイベ
    ント発生を判断することを特徴とする連続録画方法。
  29. 【請求項29】請求項28記載の連続録画システムに於
    いて、前記長時間録画過程は、前記リアルタイムエンコ
    ーダから送られてくるMPEG2のデータストリームの
    パラメータから大きな画像変化を検出してイベント発生
    を判断することを特徴とする連続録画方法。
  30. 【請求項30】請求項16の連続録画方法に於いて、前
    記ビデオサーバに設けた記憶装置は、ディスクアレイを
    用いた大容量記憶装置であることを特徴とする連続録画
    方法。
  31. 【請求項31】ビデオカメラから入力したアナログ映像
    信号をリアルタイムで変換送出するリアルタイムエンコ
    ーダからのデジタル映像データを、ビデオサーバの複数
    の記憶装置に順次切り替えながら格納していくことによ
    り連続録画させる長時間録画処理モジュールを備えた連
    続録画プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体。
  32. 【請求項32】請求項31記載の連続録画プログラムを
    記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に於い
    て、前記長時間録画処理モジュールは、 録画開始指示に基づいて、前記ビデオサーバに対し特定
    の記録装置への録画準備を要求し、 前記ビデオサーバから録画準備の完了通知に基づき前記
    リアルタイムエンコーダのエンコードを開始させ、送出
    されたデジタル映像データを受け取りながら前記ビデオ
    サーバの記憶装置に格納し、 予め定めた記録装置の切替間隔時間を監視し、該切替間
    隔時間が近づいた段階で前記ビデオサーバに対し次の記
    録装置への録画準備を要求して切替可能な録画準備完了
    状態を確立し、 前記切替間隔時間に達した時点で前記デジタル映像デー
    タの格納先を現在格納中の記憶装置から録画準備完了状
    態にある他の記憶装置に切り替えることを特徴とする連
    続録画プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体。
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