JPH11149499A - ケア・マネジメントシステム、ケアプラン作成方法、およびケアプラン作成プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

ケア・マネジメントシステム、ケアプラン作成方法、およびケアプラン作成プログラムを記録した記録媒体

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JPH11149499A
JPH11149499A JP13274798A JP13274798A JPH11149499A JP H11149499 A JPH11149499 A JP H11149499A JP 13274798 A JP13274798 A JP 13274798A JP 13274798 A JP13274798 A JP 13274798A JP H11149499 A JPH11149499 A JP H11149499A
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care
plan
nursing
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Shigeo Okamoto
本 茂 雄 岡
Yasushi Takahashi
橋 泰 高
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各介護対象者に最適なケアプランを簡易な手
順で作成でき、修正も容易なケア・マネジメントシステ
ムを提供する。 【解決手段】 ケア・マネジメントシステムは、制御装
置1と、表示装置2と、入力装置3と、記憶装置4と、
プリンタ5と、ICカード記録装置6とを備える。制御装
置1は、介護対象者を複数の介護タイプに分類した後、
分類された介護タイプに基づいて、推奨ケアプランを選
定し、介護タイプに応じたメインメニューを表示する。
メインメニューの中から所望の介護関連サービスおよび
商品が選択されると、その介護関連サービスおよび商品
に対応する詳細選択メニューを表示する。詳細選択メニ
ューには、介護関連サービスおよび商品を受ける前の介
護状況を示すイラストと、受けた後の介護状況を示すイ
ラストとが表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、介護対象者(例え
ば、介護の必要な高齢者)のための最適なケアプランを
提供するケア・マネジメントシステムに関し、特に、コ
ンピュータの画面上でケアプランを試行錯誤的に作成す
る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】介護における手のかかり具合や老化の進
行具合に応じて介護対象者を区分するTAI(Typology of
the Aged with Illustrations:イラストを用いた介護対
象者区分法)と呼ばれる手法が提案されている。例え
ば、「介護対象者ケアプラン・ビジュアル作成」(日経B
P社刊)には、TAIの手法を用いて介護対象者のケアプラ
ンを作成する手順が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】TAIでは、介護対象者
について、精神、活動、食事、排泄、医療のそれぞれの
項目ごとにレベル判定を行い、そのレベル判定結果に基
づいて介護対象者を複数のタイプに分類する作業を行
う。しかしながら、従来は、このようなタイプ分けをす
べて手作業で行っていたため、各介護対象者に最適なケ
アプランが出来上がるまでにかなりの時間を要してい
た。
【0004】また、介護対象者の状態によっては、家屋
のリフォームやホームヘルパーが必要なこともあるが、
金銭的にリフォームやホームヘルパーの利用を断念せざ
るを得ない場合や、部分的にリフォームを行いたい場合
など、顧客によって要求は様々であり、最適なケアプラ
ンを作成するのは容易ではない。
【0005】さらに、従来は、介護関連サービスおよび
商品の提供を受けた場合の介護状況を、専門家が口頭で
説明するのが一般的であり、顧客が専門家によらずに自
分の判断で最適なサービスや商品を選択するのは容易で
はなかった。
【0006】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、各介護対象者に最適なケアプ
ランを簡易な手順で作成でき、修正も簡易に行うことが
できるケア・マネジメントシステム、ケアプラン作成方
法、およびケアプラン作成プログラムを記録した記録媒
体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明は、介護対象者に関するケア情
報を入力して、このケア情報に応じて、個々の介護対象
者に適したケアプランを作成するケア・マネジメントシ
ステムにおいて、介護対象者の活動状態を、複数のレベ
ルに分類する活動レベル分類手段と、介護対象者の精神
状態を、複数のレベルに分類する精神レベル分類手段
と、介護対象者の食事摂取能力を、複数のレベルに分類
する食事レベル分類手段と、介護対象者の排泄状態を、
複数のレベルに分類する排泄レベル分類手段と、前記活
動レベル分類手段、前記精神レベル分類手段、前記食事
レベル分類手段、および前記排泄レベル分類手段による
分類結果に基づいて、介護対象者を介護の難易度に応じ
た複数の介護タイプに分類する介護タイプ分類手段と、
介護対象者に対応する前記介護タイプに適した介護関連
サービスおよび商品の選択メニューを表示させる選択メ
ニュー表示制御手段と、前記介護関連サービスおよび商
品の提供を受けない場合の介護状況を示すイラストを表
示装置に表示させる第1のイラスト表示制御手段と、前
記選択メニューに基づいて選択された介護関連サービス
および商品の提供を受けた場合の介護状況を示すイラス
トを前記表示装置に表示させる第2のイラスト表示制御
手段と、前記選択メニューに基づいて選択された介護関
連サービスおよび商品のサービス提供料金を前記表示装
置に表示させる料金表示制御手段と、を備える。
【0008】請求項1の発明を、例えば図4,5に対応
づけて説明すると、「活動レベル分類手段」は図4のステ
ップS51に、「精神レベル分類手段」は図4のステップS
52,S53に、「食事レベル分類手段」は図4のステップS
53,S55と図5のステップS58,S60,S63,S65に、
「排泄レベル分類手段」は図4のステップS53,S55に、
「介護タイプ分類手段」は図2のステップS4に、「選択
メニュー表示制御手段」は図2のステップS6〜S10
に、「第1および第2のイラスト表示制御手段」は図2の
ステップS7〜S10に、「料金表示制御手段」は図2の
ステップS10に、それぞれ対応する。
【0009】請求項3の発明を、例えば図2,図12に
対応づけて説明すると、「ケアプラン」は図12のケアプ
ランシートに、「ケアプラン作成手段」は図2のステップ
S10に、それぞれ対応する。
【0010】請求項4の発明を、例えば図2に対応づけ
て説明すると、「移動タイプ分類手段」および「排泄コン
トロール分類手段」はステップS3に、「推奨ケアプラン
作成手段」はステップS5に、それぞれ対応する。
【0011】請求項5の発明を、例えば図1,図2に対
応づけて説明すると、「問題行動判別手段」、「住宅改造
設定手段」、および「介護時間帯設定手段」はステップS
3に、「推奨プラン記憶装置」は記憶装置4に、それぞれ
対応する。
【0012】請求項6の発明を、例えば図7〜図12に
対応づけて説明すると、「メイン選択メニュー画面」は図
7に、「詳細選択メニュー画面」は図8〜図12に、それ
ぞれ対応する。
【0013】請求項7の発明を、例えば図7,図8に対
応づけて説明すると、「ホームヘルパー用アイコン」は図
7のR8に、「第1の表示領域」は図8のR21に、「第
2の表示領域」は図8のR22に、「第3の表示領域」は
図8のR23に、「第4の表示領域」は図8のR24に、
「第5の表示領域」は図8のR27に、「ホームヘルパー
メニュー画面」は図8に、それぞれ対応する。
【0014】請求項9の発明を、例えば図8,図9に対
応づけて説明すると、「アイコン」は図8のR28に、
「メニュー画面」は図9に、それぞれ対応する。
【0015】請求項10の発明を、例えば図7,図10
に対応づけて説明すると、「住環境整備用アイコン」は図
7のR9に、「第1の表示領域」は図10のR41に、
「第2の表示領域」は図10のR48に、「第3の表示領
域」は図10のR49に、「第4の表示領域」は図10の
R42,R43に、「第5の表示領域」は図10のR44
〜R46に、「住環境整備メニュー画面」は図10に、そ
れぞれ対応する。
【0016】請求項13の発明を、例えば図7,図11
に対応づけて説明すると、「福祉用具用アイコン」は図7
のR10に、「第1の表示領域」は図11のR61に、
「第2および第3の表示領域」は図11のR66に、「第
4の表示領域」は図11のR62に、「第5および第6の
表示領域」は図11のR67に、「第7の表示領域」は図
11のR63に、「第8および第9の表示領域」は図11
のR68に、「第10の表示領域」は図11のR64に、
「第11および第12の表示領域」は図11のR69に、
それぞれ対応する。
【0017】請求項18に記載の発明は、介護対象者に
関するケア情報を入力して、このケア情報に応じて、個
々の介護対象者に適したケアプランを作成するケア・マ
ネジメントシステムにおいて、介護対象者の活動状態
を、複数のレベルに分類する活動レベル分類手段と、介
護対象者の精神状態を、複数のレベルに分類する精神レ
ベル分類手段と、介護対象者の食事摂取能力を、複数の
レベルに分類する食事レベル分類手段と、介護対象者の
排泄状態を、複数のレベルに分類する排泄レベル分類手
段と、介護対象者の家事能力および入浴能力の少なくと
も一方を含むサブカテゴリーに属する各項目を、複数の
レベルに分類するサブカテゴリー分類手段と、前記活動
レベル分類手段、前記精神レベル分類手段、前記食事レ
ベル分類手段、前記排泄レベル分類手段および前記サブ
カテゴリー分類手段による分類結果に基づいて、介護対
象者を介護の難易度に応じた複数の介護タイプに分類す
る介護タイプ分類手段と、を備えるものである。
【0018】請求項19の「介護タイプ概要説明書」
は、図33,図34のTAIサマリー(1),(2)に対応し、
「TAIサマリー作成手段」は、図13のステップS106の
処理に対応する。
【0019】請求項20の「要介護度分類手段」は、図
13のステップS109,S110に対応する。
【0020】請求項21の「要介護度認定質問回答手
段」は図13のS107に対応し、「調査票作成手段」は
図13のステップS108に対応する。
【0021】請求項24の「サービスプラン選択手段」
は図14のステップS111に対応し、「推奨ケアプラン
作成手段」はステップS114に対応する。
【0022】請求項25の「ニーズ選択手段」は図14
のステップS112に対応し、「介護サービス計画書作成
手段」は図14のステップS113に対応する。
【0023】請求項26の「プラン修正手段」は図14
のステップS115〜S117に対応する。
【0024】請求項27の「第1の表示制御手段」は図
14のステップS115に対応し、「第1の表示領域」は
図47のW40に対応し、「第2の表示領域」は図47の
W41に対応する。
【0025】請求項28の「第2の表示制御手段」は図
14のステップS117に対応する。
【0026】請求項29の「第3の表示制御手段」は図
14のステップS116に対応し、「第1のイラスト表示
領域」は図48のW43に対応し、「第2のイラスト表示領
域」は図48のW46に対応し、「第3のイラスト表示領
域」は図48のW47に対応する。
【0027】請求項30の「ホームセキュリティ設定領
域」は図49のW48に対応する。
【0028】請求項31の「個人基本情報入力手段」は
図13のステップS102に対応する。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用したケア・マ
ネジメントシステムについて、図面を参照しながら具体
的に説明する。本発明は、介護サービスや住宅改造や福
祉用具など、介護対象者に必要な介護関連サービスおよ
び商品の提供を受けた場合と受けない場合の介護状況
を、イラストを用いてわかりやすく表示するようにした
ものである。
【0030】(第1の実施形態)図1は本発明に係るケ
ア・マネジメントシステムの第1の実施形態のブロック
図である。図1のシステムは、制御装置1と、表示装置
2と、入力装置3と、記憶装置4と、プリンタ5と、IC
カード記録装置6とを備える。制御装置1は、介護タイ
プ判定やケアプランの作成を行うとともに、表示装置2
に対する表示制御を行う。入力装置3は、より詳細には
マウスやキーボード等で構成され、主に、表示装置2に
表示されたアイコンの選択を行う。入力装置3により選
択されたアイコンの情報は制御装置13に伝送され、こ
の情報に基づいて制御装置13は表示装置2の画面の書
き換え等を行う。ICカード記録装置6は、制御装置1が
作成した最終的なケアプランに関する各種情報を不図示
のICカードに記録する。
【0031】図2は制御装置1の処理動作を示すフロー
チャートである。まず、図2のステップS1において、
制御装置1は、表示装置2にTAIタイプ判定用の設問を
表示する。TAIタイプ判定用の設問は、精神、活動、食
事、および排泄に関する4種類の設問からなる。これら
の設問は、6段階のレベル(レベル5〜レベル0)のう
ち、いずれか一つのレベルを選択するものである。
【0032】これら各設問ごとにメニュー画面が設けら
れる。図3は食事に関する設問のメニュー画面の表示例
を示す図である。このメニュー画面内には、各レベルの
説明が文字とイラストで表示され、レベルの選択を簡易
かつ的確に行えるようにしている。また、メニュー画面
内の左側表示領域R1には、レベル数を表すアイコンが
表示され、これらアイコンのいずれかを入力装置3で選
択することにより、そのアイコンに対応するレベルが選
択される。また、メニュー画面内の左下隅表示領域R2
に設けられたアイコンを入力装置3で選択すると、次の
設問が表示される。
【0033】上述した4種類の設問のうち、精神に関す
る設問では、例えば、日常生活を行う上で支障をきたす
ような判断力や記憶力の低下がなく、オリエンテーショ
ンが保たれている場合をレベル5とする。また、介護対
象者に対して、自分のいる場所、今日の日時、自分の摂
った食事の内容などに関するオリエンテーションテスト
が全問正解で、かつ、問題行動がない場合をレベル4と
する。また、オリエンテーションテストが全問正解で
も、問題行動がある場合をレベル3とする。さらに、オ
リエンテーションテストに不正解があり、かつ問題行動
がない場合をレベル2とし、オリエンテーションテスト
に不正解があり、かつ問題行動がある場合をレベル1と
する。介護対象者に氏名を尋ね、答えられない場合をレ
ベル0とする。
【0034】一方、活動に関する設問では、外出を含
め、余裕を持って普通の生活ができる場合をレベル5と
する。また、入浴や階段昇降が頑張ればできる場合をレ
ベル4とする。また、何とか自力で歩いているが、周囲
の人はかなりの危険を感じる場合をレベル3とする。ま
た、自力での移動はできないが、自力でベッド上に起き
上がることができる場合をレベル2とする。また、自力
でベッド上で起き上がることはできるが、寝返りができ
ない場合をレベル1とする。また、自力でベッド上で寝
返りすることができない場合をレベル0とする。
【0035】一方、食事に関する設問では、ほとんど食
事をこぼすことなく、自分で食事できる場合をレベル5
とする。また、セッティングすれば、どうにか自分で食
事できる場合をレベル4とする。また、何らかの食事の
介助が必要だが、介護者が口元まで食事を運べば比較的
簡単に食べてくれる場合をレベル3とする。また、介護
者が口元まで食事を運んでも反応・飲み込みが悪い場合
をレベル2とする。また、経鼻経管栄養等の経管栄養を
使用する場合をレベル1とする。また、経静脈栄養を摂
る場合をレベル0とする。
【0036】上述した4種類の設問のすべてに対して回
答がなされると、制御装置1は、図2のステップS2に
進んで、TAIタイプ判定処理を行う。この処理では、ス
テップS1における各設問に対する回答を入力パラメー
タとして、9つのTAIタイプのいずれか一つを選択す
る。
【0037】図4,5は図2のステップS2のTAIタイ
プ判定処理の詳細フローチャートである。まず、ステッ
プS51において、制御装置1は、活動に関する設問に対
応するレベル(活動レベルと呼ぶ)が3以上か否かを判
定する。活動レベルが3以上であればステップS52に進
み、制御装置1は、精神に関する設問に対する回答レベ
ル(以下、精神レベルと呼ぶ)が4以上か否かを判定す
る。4以上であればステップS53に進み、制御装置1
は、精神レベル、活動レベル、食事レベル、および排泄
レベルのすべてが5であるか否かを判定する。これらレ
ベルがすべて5であればステップS54に進み、制御装置
1は、B5タイプを選択する。このB5タイプは、介助
を必要としない状態である。
【0038】ステップS53の判定が否定された場合には
ステップS55に進み、制御装置1は、食事レベルと排泄
レベルが4以上か否かを判定する。食事レベルと排泄レ
ベルが4以上であればステップS56に進み、制御装置1
は、B4タイプを選択する。このB4タイプは、食事・
排泄は介助を必要としないが、完全自立ではない状態で
ある。
【0039】ステップS55の判定が否定された場合、す
なわち、食事レベルと排泄レベルの少なくとも一方が3
以下の場合にはステップS57に進み、制御装置1は、B
3タイプを選択する。このB3タイプは、食事か排泄の
どちらかに介助が必要な境界群の状態である。
【0040】一方、ステップS52において、精神レベル
が4未満と判定された場合には図5のステップS58に進
み、制御装置1は、食事レベルと排泄レベルがともに4
以上か否かを判定する。食事レベルと排泄レベルがとも
に4以上であればステップS59に進み、制御装置1は、
C4タイプを選択する。このC4タイプは、食事と排泄
のどちらも介助が不要な痴呆群の状態である。
【0041】ステップS58の判定が否定されるとステッ
プS60に進み、制御装置1は、食事レベルと排泄レベル
の一方が4以上で、他方が3以下か否かを判定する。こ
の判定が肯定されるとステップS61に進み、制御装置1
は、C3タイプを選択する。このC3タイプは、食事と
排泄のどちらかが介助が必要な痴呆群の状態である。
【0042】ステップS60の判定が否定された場合、す
なわち、食事レベルと排泄レベルがともに3以下の場合
には、ステップS62に進み、制御装置1は、C2タイプ
を選択する。このC2タイプは、食事と排泄のどちらも
介助が必要な痴呆群の状態である。
【0043】一方、図4のステップS51の判定が否定さ
れた場合、すなわち、活動レベルが2以下の場合には図
5のステップS63に進み、制御装置1は、食事レベルが
4以上か否かを判定する。食事レベルが4以上の場合に
はステップS64に進み、制御装置1はI3タイプを設定
する。このI3タイプは、食事中に介助を要しない痴呆
群の状態である。
【0044】ステップS63の判定が否定された場合には
ステップS65に進み、食事レベルが3か否かを判定す
る。食事レベルが3であればステップS66に進み、制御
装置1はI2タイプを設定する。このI2タイプは、食
事介助が必要だが、比較的容易に食事ができる移動介助
群の状態である。
【0045】ステップS65の判定が否定された場合、す
なわち、食事レベルが2以下の場合にはステップS67に
進み、制御装置1は、I1タイプを設定する。このI1
タイプは、誤嚥の危険性が高い、または食事介助に時間
を要する移動介助群の状態である。
【0046】図2のステップS2のTAIタイプ判定処理
が終了すると、ステップS3に進んで、制御装置1は補
足設問を表示装置2に表示する。この補足設問は、医学
・生理学的な側面から、介護者の歩行能力と排泄能力と
を検査するものであり、介護対象者の移動タイプに関す
る設問と、排泄コントロールに関する設問とからなる。
移動タイプに関する設問は、自力で歩行できる、歩
行に杖が必要、車いすが必要、の3つの中からいずれ
かを選択するものであり、排泄コントロールに関する設
問は、自力で排泄できる、自力では排泄できない、
の2つの中からいずれかを選択するものである。
【0047】これら2つの設問に対して回答がなされる
と、次に、制御装置1は、ステップS4に進んで、介護
タイプの選定を行う。この介護タイプは、介護対象者の
活動レベルと、移動タイプと、TAIタイプと、問題行動
の有無と、排泄コントロールのレベルと、住宅改造のレ
ベルと、介護時間帯との各項目について、分類を行った
ものである。例えば、活動レベルはレベル0〜レベル5
に、移動タイプは、「無し」、「杖」、「歩行器」、「車椅子」
に、問題行動の有無は、「有」、「無」に、排泄コントロー
ルは、「できる」、「できない」に、住宅改造は、「スタン
ダード」、「デラックス」に、介護時間帯は、「日中」、「夜
間」、「終日」に、分類される。
【0048】制御装置1は、処理を簡略化するため、初
期値として、住宅改造のレベルについては「スタンダー
ド」を選択し、介護時間帯は「日中」を選択する。また、
活動レベルと問題行動の有無は、ステップS1の設問に
対する回答に応じて選択を行う。
【0049】ステップS4の介護タイプの選定が終了す
ると、制御装置1は、ステップS5に進んで、推奨ケア
プランの選定を行う。図1の記憶装置4には、種々の介
護タイプに対応する推奨ケアプランが格納されており、
制御装置1は、ステップS4の分類結果に基づいて、介
護対象者の介護タイプに対応する推奨ケアプランを記憶
装置4から読み出す。
【0050】図6は、記憶装置4に格納されている推奨
ケアプランの一例である。記憶装置4には、上述した7
種類の項目からなる介護タイプを入力パラメータとし
て、一意に定まる推奨ケアプランが複数種類格納されて
いる。図6に示した推奨ケアプランは、ごく一部にすぎ
ず、実際には、介護タイプの種類数だけの推奨ケアプラ
ンが記憶装置4に格納されている。
【0051】制御装置1は、介護対象者に対応する推奨
ケアプランを記憶装置4から読み出すと、次にステップ
S6に進んでメインメニューを表示する。本実施形態
は、9種類のメインメニューを備えており、各メインメ
ニューはステップS2のTAIタイプ判定処理により分類
されたTAIタイプに対応している。すなわち、制御装置
1は、ステップS2の処理により得られたTAIタイプに
対応するメインメニュー画面を表示する。
【0052】なお、ステップS4で分類された介護タイ
プに応じたメインメニュー画面を表示してもよい。
【0053】図7はC3タイプが選択された場合のメイ
ンメニュー画面の表示例を示す図である。図示のよう
に、メインメニューには、該当するTAIタイプの概要を
文字で説明する領域R3と、イラストで表示する領域R
4と、オプションで選択可能な介護関連サービスおよび
商品のアイコンを表示する領域R5とが設けられてい
る。また、領域R5の右側には、介護対象者の移動タイ
プに関する選択を行う領域R6と、介護対象者の排泄コ
ントロールに関する選択を行う領域R7とが設けられて
いる。領域R5〜R7内に表示された各アイコンは、入
力装置3により任意に選択可能であり、アイコンのいず
れかが選択されると、そのアイコンに対応する詳細メニ
ューが表示される。また、領域R5内の各アイコンR8
〜R11の下側には、各アイコンに対応する介護関連サ
ービスおよび商品の提供料金が表示される。
【0054】図7のメインメニュー画面の領域R5内に
は、ホームヘルパーを利用する場合に選択されるアイコ
ンR8と、住宅改造を行う場合に選択されるアイコンR
9と、福祉用具を利用する場合に選択されるアイコンR
10と、ケアプランシートを作成する場合に選択される
アイコンR11とが設けられる。また、領域R6,R7
内のアイコンは、図2のステップS3で選択した内容を
変更する場合に選択される。
【0055】図7のメインメニュー画面が表示されてい
る状態で、例えば、ホームヘルパーのアイコンR8が選
択されると、制御装置1は、図2のステップS7に進ん
で、図8に示すホームヘルパーメニュー画面を表示装置
2に表示させる。このメニュー画面には、現在介護をし
ている主婦の一日の生活像をタイムチャートで表示する
領域R21と、ホームヘルパーを利用した場合の生活像
をタイムチャートで表示する領域R22と、現在の介護
の様子をイラストで表示する領域R23と、ホームヘル
パーを利用した場合の介護の様子をイラストで表示する
領域R24と、ホームヘルパーを利用した場合の主婦の
生活像をイラストで表示する領域R25とが設けられて
いる。
【0056】初期状態では、領域R22には、図2のス
テップS4で選択した推奨ケアプランに対応するタイム
チャートが表示され、領域R24には、推奨ケアプラン
に対応するイラストが表示される。
【0057】また、図8のメニュー画面には、ホームヘ
ルパーの利用時間を説明する領域R26と、顧客に対す
るワンポイント・アドバイスを表示する領域R27も設
けられている。さらに、図8のメニュー画面には、入力
装置3により選択可能なボタンR28〜R30が設けら
れている。ボタンR28は、ホームヘルパーの1週間プ
ランの表示を指示するものであり、ボタンR29,R3
0は、他のメニュー表示への切り換えを指示するもので
ある。
【0058】図8のホームヘルパーメニュー画面では、
ホームヘルパーを利用する時間帯を任意に設定できるよ
うになっており、領域R22に表示されたタイムチャー
ト上のアイコンのいずれかを入力装置3で選択すること
により、ホームヘルパーの利用時間を任意に設定するこ
とができる。
【0059】また、ホームヘルパーを利用する曜日を設
定する場合には、図8のアイコンR28を選択する。こ
れにより、図9に示すような週間プラン設定画面が表示
される。この週間プラン設定画面では、土日のみ、
週3日、週5日、毎日、のいずれかの選択を行うこ
とができる。また、この画面内には、各プランに対応し
て、タイムチャート表示領域R31〜R34が設けられ
ており、これら領域内で、ホームヘルパーの利用時間帯
の設定・変更を行うことができる。
【0060】一方、図7のメインメニュー画面が表示さ
れているときに、住環境整備のアイコンR9が選択され
ると、制御装置1は、図2のステップS8に進んで、図
10のような住環境整備メニュー画面を表示させる。こ
のメニュー画面には、室内の様子をイラストで表示する
領域R41と、「ミニマム」と「フル」のいずれかの種別を
選択する領域R42と、「スタンダード」と「アメニティ
ー」のいずれかのタイプを選択する領域R43と、住宅
改造を行う箇所を選択する領域R44と、住宅改造の具
体的アイテムを選択する領域R45と、福祉用具の具体
的アイテムを選択する領域R46と、顧客に対するアド
バイスを表示する領域R47とが設けられている。
【0061】また、図10の住環境整備メニュー画面内
には、住宅改造の必要性を顧客にわかりやすく説明する
ため、住宅改造を行う前の介護の様子をイラストで表示
する領域R48と、住宅改造を行った後の介護の様子を
イラストで表示する領域R49とが設けられ、この領域
R49には、入力装置3により選択したアイテムを含む
イラストが表示される。また、メニュー画面の切り換え
を指示する領域R50も設けられている。
【0062】なお、初期状態では、推奨ケアプランに応
じたアイテムが自動的に選択されて、そのアイテムを含
むイラストが領域R41,R49に表示される。図10
のメニュー画面内で、アイテムの設定および変更を行う
と、それに応じて領域R41,R49の表示も切り替わ
る。例えば、図10の領域R41は、手すり、置き台、
ミニスロープ、およびすのこを選択した状態を示してい
る。
【0063】図10の住環境整備メニュー画面の領域R
46で選択可能な福祉用具は、住宅に関するものであ
り、その他の福祉用具(例えば、車いす等)の選択は、
図7のメインメニュー画面で福祉用具のアイコンR10
を選択することにより行う。アイコンR10が選択され
ると、制御装置1は、図2のステップS9に進んで、図
11のような福祉用具メニュー画面を表示させる。
【0064】福祉用具メニュー画面には、移動・移乗に
関するアイテムを選択する領域R61と、食事介助に関
するアイテムを選択する領域R62と、排泄に関するア
イテムを選択する領域R63と、更衣に関するアイテム
を選択する領域R64と、メニュー画面の切り換えを指
示する領域R65と、イラストを表示する領域R66〜
R69とが設けられている。
【0065】領域R66〜R69はそれぞれ領域R61
〜64に対応して設けられ、各領域R66〜R69に
は、対応する福祉用具のアイテムを選択しない状況を示
すイラストと、選択した状況を示すイラストとが表示さ
れる。なお、図11では、領域R66〜R69のイラス
トを省略している。
【0066】上述したホームヘルパーメニュー画面、住
環境整備メニュー画面、および福祉用具メニュー画面内
に表示された介護関連サービスおよび商品の詳細アイテ
ムは、入力装置3により任意に選択することができ、ま
た、いったん選択したアイテムを取り消すことも可能で
ある。このようなアイテムの変更が起こった場合には、
それに応じて、制御装置1は、メニュー画面内のイラス
トを変更し、かつ、サービス提供料金の計算をやり直
す。
【0067】一方、図7のメインメニューが表示されて
いるときに、ケアプランのアイコンR11が選択される
と、制御装置1は、図2のステップS10に進んで、図
12に示すケアプランシート画面を表示させる。この画
面内には、ホームヘルパーメニュー画面で選択を行った
内容の概略を表示する領域R81と、住環境整備メニュ
ー画面で選択を行った内容の概略を表示する領域R82
と、福祉用具メニュー画面で選択を行った内容の概略を
表示する領域R83と、選択された全項目の料金の総額
を表示する領域R84と、選択された各アイテムに対す
るコメントを表示する領域R85と、メニュー画面の切
り換えを指示する領域R86と、画面に表示されたケア
プランシートのプリントを指示するアイコンR87とが
設けられている。
【0068】このうち、領域R81には、ホームヘルパ
ーを利用する前後の介護の様子がそれぞれイラスト表示
され、その下側には、入力装置3により選択された詳細
項目の金額が表示される。また、領域R82には、住宅
改造を行う前後の室内の様子がそれぞれイラスト表示さ
れ、その下側には、入力装置3により選択された詳細ア
イテムの金額が表示される。また、領域R83には、福
祉用具を利用する前後の状況がそれぞれイラスト表示さ
れ、その下側には、入力装置3により選択された詳細ア
イテムの金額が表示される。
【0069】このように、第1の実施形態では、ホーム
ヘルパーや住宅改造などの介護関連サービスおよび商品
を利用しない場合と、利用した場合の介護の様子をイラ
ストで表示するため、顧客はケアプランの内容を視覚的
に把握でき、意図通りのケアプランを作成することがで
きる。また、住宅改造や福祉用具に関するアイテムの選
択を追加したり、取り消したりすると、それに応じて、
イラストを変更するようにしたため、顧客は各アイテム
を選択すべきか否かを的確に判断することができる。さ
らに、選択された各項目の金額と、その総額を画面上で
リアルタイムに確認できるようにしたため、各顧客の支
払い能力に応じた最適なケアプランを設定することがで
きる。また、複数のメニュー画面を、自由に切り換える
ことができるようにしたため、納得がいくまで何度で
も、簡易な手順でケアプランを作り直すことができる。
また、予め、多数の推奨ケアプランを記憶装置4に格納
しておくため、顧客の要求が種々異なっても、最適な推
奨ケアプランを迅速に提供できる。
【0070】図2のステップS10により作成されたケ
アプランは、図12に示すアイコンR87を選択するこ
とによりプリンタ5に印字される。また、作成されたケ
アプランは、電子情報に変換されてICカード記録装置6
を介してICカードに記憶される。このICカードは、通
常、顧客に手渡され、ケアプランに応じたサービス提供
料金の決済などに用いられる。より詳細には、例えば、
月々必要とされる各サービスおよび商品等別の提供料金
に対応する金銭情報を月単位でICカードに格納してお
き、料金決済が必要なときに、ICカードをICカードリー
ダに入れて、決済に必要な金額を差し引くようにすれ
ば、顧客は、現金を持ち歩かずに済み、利便性および保
守性が向上する。
【0071】(第2の実施形態)第2の実施形態は、TA
Iタイプ判定用のサブカテゴリーを設けて介護対象者の
タイプをさらに細かく分類分けするとともに、厚生省に
提出する介護サービス調査票や介護サービス計画書を自
動作成するものである。
【0072】第2の実施形態は、図1と同様のブロック
構成を有する。図13,14は第2の実施形態における
制御装置1の処理動作を示すフローチャートである。ま
ず、図13のステップS100において、制御装置1は、
図15に示すオープニング画面を表示する。この画面に
は、顧客の氏名等の個人情報を入力するための選択ボタ
ンSB1と、TAIタイプの判定を行うための選択ボタンSB
2と、要介護度認定を行うための選択ボタンSB3と、サ
ービスプランの作成を行うための選択ボタンSB4とが表
示される。また、画面内の表示領域W1には、本システ
ムの概要説明が表示される。
【0073】ここで、顧客が選択ボタンSB1を選択する
と、制御装置1は、図16に示す現在の介護上の問題点
を入力するメニュー画面を表示する。この画面内の表示
領域W2には本人(介護対象者)の動作が危険(たいへ
ん)になってきた項目の一覧が表示され、表示領域W3
には介護上困っている項目の一覧が表示される。また、
表示領域W4には介護負担が大きい項目の一覧が表示さ
れ、表示領域W5には介護者自身の問題に関する項目の
一覧が表示される。
【0074】顧客は、表示領域W2〜W5内に列挙され
た各項目のうち、該当する項目をマウス等で選択する。
顧客が表示領域W2〜W4内の任意の項目を選択する
と、選択した項目に対応するイラストがそれぞれ表示領
域W6〜W8に表示される。
【0075】図13のステップS101の処理が終了する
と、制御装置1は、ステップS102に示すように、介護
対象者や介護者の住所、氏名および家族構成等の個人基
本情報を入力するメニュー画面(以下、基本情報入力画
面)を表示装置2に表示する。図17は個人基本情報入
力画面の一例を示す図である。図17の表示領域W9に
は介護対象者と介護者の氏名や住所等を入力する入力領
域が表示され、表示領域W10には家族構成を入力する入
力領域が表示される。表示領域W9に入力された情報
は、後述する介護サービス調査票や介護サービス計画書
を作成するのに用いられ、表示領域W10に入力された情
報は、後述するセキュリティサービスの提供を受けるか
否かを判断する際に用いられる。
【0076】図13のステップS102の処理が終了する
と、制御装置1は、ステップS103に示すように、図2
のステップS2と同様のTAIタイプ判定処理を行う。TAI
タイプ判定処理では、介護対象者の活動状態、精神状
態、食事摂取能力および排泄状態をそれぞれレベル0〜
レベル5の6段階に分類し、これら分類結果に基づいて
図2のステップS2と同様の処理を行い、介護対象者の
TAIタイプを判定する。
【0077】図18は介護対象者の活動状態を選択する
画面の表示例を示す図である。この画面の表示領域W11
にはレベル0〜レベル5までの6種類の選択ボタンが表
示され、表示領域W12には各レベルの概要説明が表示さ
れる。これら選択ボタンのうちいずれかを顧客が選択す
ると、そのレベルが強調表示されるとともに、そのレベ
ルに対応するイラストが表示領域W13に表示される。
【0078】同様に、図19は介護対象者の精神状態を
選択する画面の表示例、図20は介護対象者の食事摂取
能力を選択する画面の表示例、図21は介護対象者の排
泄状態を選択する画面の表示例を示す図である。顧客
は、図18〜図21に示した各画面ごとに介護対象者の
該当レベルを選択する。
【0079】TAIタイプ判定処理が終了すると、制御装
置1は、図13のステップS104に示すように、TAIサブ
カテゴリー処理を行う。TAIサブカテゴリー処理は、TAI
タイプ判定を補足するためのものであり、具体的には、
介護対象者の入浴状況や家事状況等のサブカテゴリーに
属する各項目について、介護対象者のレベルを選択す
る。
【0080】図22は介護対象者の家事能力を選択する
メニュー画面の表示例を示す図であり、介護対象者の家
事能力をレベル0〜レベル5までの6段階に分類する例
を示している。図22の表示領域W14には、各レベルに
対応するイラストが表示される。この表示領域W14内の
6つのイラストのうちいずれかを顧客がマウス等で選択
すると、選択したレベルに対応するイラストが表示領域
W15に表示される。また、表示領域W16には、各レベル
の概要説明が表示される。この表示領域W16内の「解
説」と記されたボタンをマウス等で選択すると、詳細説
明が表示される。
【0081】なお、TAIサブカテゴリーとして、入浴状
況と家事状況の2つを必ずしも設ける必要はなく、いず
れか一方だけを設けてもよい。あるいは、他の項目をサ
ブカテゴリーとして設けてもよい。
【0082】図23〜31はTAIサブカテゴリー処理の
一例を示すフローチャートである。制御装置1は、図1
3のステップS104のTAIタイプ判定処理の結果に基づい
て、図23〜図31のいずれかの処理を行う。
【0083】例えば、TAIタイプ判定処理によりB5,
B4,B3タイプ(Border Group:境界群)と判定され
た場合にはそれぞれ図23,24,25の処理を行う。
また、C4,C3,C2タイプ(Confused Group:痴呆
群)と判定された場合にはそれぞれ図26,27,28
の処理を行う。また、I3,B2,B1タイプ(Immobi
le Group:移動介助群)と判定された場合にはそれぞれ
図29,30,31の処理を行う。
【0084】以下、図23〜図31の処理を順を追って
説明する。TAIタイプ判定処理によりB5タイプと判定
されると、制御装置1は、図23のステップS121に示
すように、介護対象者の家事能力がレベル4以上か否か
を判定する。レベル4以上であれば、ステップS122に
示すように、介護対象者はB5-1タイプであると判定す
る。また、レベル4未満であれば、ステップS123に示
すように、介護対象者はB5-2タイプであると判定する。
【0085】一方、TAIタイプ判定処理によりB4タイ
プと判定されると、制御装置1は、図24のステップS
131に示すように、介護対象者の活動状態がレベル3以
上で、かつ、家事能力がレベル4以上であるか否かを判
定する。ステップS131の判定が肯定されると、ステッ
プS132に示すように、介護対象者はB4-1タイプである
と判定する。また、ステップS132の判定が否定される
と、ステップS133に示すように、介護対象者の活動状
態がレベル3以上で、かつ、家事能力がレベル3以下で
あるか否かを判定する。ステップS133の判定が肯定さ
れると、ステップS134に示すように、介護対象者はB4-
2タイプであると判定する。ステップS133の判定が否定
されると、ステップS135に示すように、介護対象者の
活動状態がレベル2で、かつ、家事能力がレベル4以上
であるか否かを判定する。ステップS135の判定が肯定
されると、ステップS136に示すように、介護対象者はB
4-3タイプであると判定する。ステップS135の判定が否
定されると、ステップS137に示すように、介護対象者
はB4-4タイプであると判定する。
【0086】一方、TAIタイプ判定処理によりB3タイ
プと判定されると、制御装置1は、図25のステップS
141に示すように、介護対象者の活動状態がレベル3以
上か否かを判定する。介護対象者の活動状態がレベル3
以上であれば、ステップS142に示すように、介護対象
者はB4-1タイプであると判定し、レベル3未満であれ
ば、ステップS143に示すように、介護対象者はB4-2タ
イプであると判定する。
【0087】一方、TAIタイプ判定処理によりC4タイ
プと判定されると、制御装置1は、図26のステップS
151に示すように、介護対象者の精神状態がレベル0ま
たは2であるか否かを判定し、レベル0または2であれ
ば、ステップS152に示すように、介護対象者はC4-1タ
イプであると判定し、レベル1または3であれば、ステ
ップS153に示すように、介護対象者はC4-2タイプであ
ると判定する。
【0088】一方、TAIタイプ判定処理によりC3タイ
プと判定されると、制御装置1は、図27のステップS
161に示すように、介護対象者の精神状態がレベル0ま
たは2であるか否かを判定し、レベル0または2であれ
ば、ステップS162に示すように、介護対象者はC3-1タ
イプであると判定し、レベル1または3であれば、ステ
ップS163に示すように、介護対象者はC3-2タイプであ
ると判定する。
【0089】一方、TAIタイプ判定処理によりC2タイ
プと判定されると、制御装置1は、図28のステップS
171に示すように、介護対象者の精神状態がレベル0ま
たは2であるか否かを判定し、レベル0または2であれ
ば、ステップS172に示すように、介護対象者はC2-1タ
イプであると判定し、レベル1または3であれば、ステ
ップS173に示すように、介護対象者はC2-2タイプであ
ると判定する。
【0090】一方、TAIタイプ判定処理によりI3タイ
プと判定されると、制御装置1は、図29のステップS
181に示すように、介護対象者の活動状態がレベル2
で、かつ、精神状態がレベル4以上であるか否かを判定
し、判定が肯定されるとステップS182に示すように、
介護対象者はI3-1タイプであると判定する。
【0091】ステップS181の判定が否定されるとステ
ップS183に示すように、介護対象者の活動状態がレベ
ル1以下で、かつ、精神状態がレベル4以上であるか否
かを判定し、判定が肯定されると、ステップS184に示
すように、介護対象者はI3-2タイプであると判定する。
【0092】ステップS183の判定が否定されるとステ
ップS185に示すように、介護対象者の活動状態がレベ
ル2で、かつ、精神状態がレベル1または3であるか否
かを判定し、判定が肯定されると、ステップS186に示
すように、介護対象者はI3-3タイプであると判定する。
【0093】ステップS185の判定が否定されるとステ
ップS187に示すように、介護対象者の活動状態がレベ
ル1以下で、かつ、精神状態がレベル1または3である
か否かを判定し、判定が肯定されると、ステップS188
に示すように、介護対象者はI3-4タイプであると判定す
る。
【0094】ステップS187の判定が否定されるとステ
ップS189に示すように、介護対象者の活動状態がレベ
ル2で、かつ、精神状態がレベル0または2であるか否
かを判定し、判定が肯定されると、ステップS190に示
すように、介護対象者はI3-5であると判定する。ステッ
プS189の判定が否定されるとステップS191に示すよう
に、介護対象者はI3-6タイプであると判定する。
【0095】一方、TAIタイプ判定処理によりB2タイ
プと判定されると、制御装置1は、図30のステップS
201に示すように、介護対象者の精神状態がレベル0,
2,4,5のいずれかに該当するか否かを判定し、判定
が肯定されるとステップS202に示すように、介護対象
者はI2-1タイプであると判定する。ステップS201の判
定が否定されるとステップS203に示すように、介護対
象者はI2-2タイプであると判定する。
【0096】一方、TAIタイプ判定処理によりB1タイ
プと判定されると、制御装置1は、図30のステップS
211に示すように、介護対象者の精神状態がレベル0,
2,4,5のいずれかに該当するか否かを判定し、判定
が肯定されるとステップS212に示すように、介護対象
者はI1-1タイプであると判定する。ステップS201の判
定が否定されるとステップS213に示すように、介護対
象者はI1-2タイプであると判定する。
【0097】図13のステップS104の処理が終了する
と、ステップS105に示すように、制御装置1は、TAIタ
イプの判定結果を示す画面を表示装置2に表示する。図
32はTAIタイプの判定結果を示す画面の表示例を示す
図である。図32の表示領域W17には、TAIタイプの判
定結果を示す記号B3〜B5,C2〜C4,I0〜I3
がそれぞれイラスト表示される。また、図13のステッ
プS103の処理により得られたTAIタイプは強調表示され
る。図32は、判定結果である「C2」に対応するイラス
トの外枠を太線で強調表示した例を示している。また、
画面内の表示領域W18には、TAIの判定結果に応じたイ
ラストが表示され、表示領域W19には、TAI判定結果の
概要説明をプリントするためのTAIサマリープリント・
ボタンSB5が表示される。このボタンSB5がマウス等で
選択されると、制御装置1は、図2のステップS106に
示すように、図33,34に示すTAIサマリー(1)とTAI
サマリー(2)の計2枚をプリントする。
【0098】TAIサマリー(1)には、介護者の疑問に対す
る回答が記述される領域W20と、介護の現状と今後の予
測が記述される領域W21と、介護のポイントが記述され
る領域W22とが設けられる。また、TAIサマリー(2)に
は、介護対象者の排泄に関する提案例が記述される領域
W23と、入浴に関する提案例が記述される領域W24と、
食事に関する提案例が記述される領域W25と、移動介助
に関する提案例が記述される領域W26と、家事に関する
提案例が記述される領域W27とが設けられる。なお、TA
Iサマリー(1),(2)は、TAIタイプの判定結果に基づいて
作成される。
【0099】図32に示したTAIタイプの判定結果を示
す画面内の表示領域W19には、後述するサービスプラン
(選択プラン)の作成を指示するボタンSB6と、要介護
度認定書類の作成を指示するボタンSB7とが表示され
る。
【0100】ここで、ボタンSB7が選択されると、制御
装置1は、図13のステップS107に示すように、要介
護度設定のための概況調査画面と、要介護度認定のため
の質問画面とを表示する。図35,36は概況調査画面
の一例を示し、図37,38は要介護度認定のための質
問画面の一例を示す。図35,36の概況調査画面で
は、介護対象者が現在受けている介護サービスの内容や
介護対象者の生活状況等を入力する。また、図37,3
8の要介護度認定のための質問画面では、介護対象者の
活動状況や精神状況を入力する。図37は介護対象者の
活動状況に関する質問および解答の表示例を示し、図3
8は介護対象者の精神状況に関する質問および解答の表
示例を示している。
【0101】図37,38の質問画面で顧客が回答を行
うと、図示のように、回答結果に対応する心身状況およ
び介護状況を示すイラストが画面上に表示される。これ
により、顧客は自分の回答が意図するものか否かを視覚
的に把握することができる。
【0102】顧客が概況調査画面と要介護度設定質問画
面上での入力を終えると、制御装置1は、図13のステ
ップS108に示すように、図39に示す介護サービス調
査票を作成する。この介護サービス調査票は、厚生省に
そのまま提出できるような書式でプリントされる。制御
装置1は、図13のステップS102の個人基本情報、ス
テップS105のTAIタイプの判定結果、およびステップS
106の要介護度認定のための概況調査や要介護度認定質
問等に基づいて、介護サービス調査票の各入力項目に所
望の情報を記入した上でプリントを行う。なお、図39
は、介護サービス調査票の一部を示したものである。
【0103】また、介護サービス調査票に記入した内容
の概要である要介護度認定サマリーをプリントすること
も可能である。要介護度認定サマリーは、例えば図40
のような書式からなり、食事、排泄、入浴、清潔、衣
服、移動、家事、および管理/情報の各項目ごとに、介
護サービス調査票の解答とケアのポイントが記述され
る。
【0104】また、介護対象者の概況をプリントするこ
とも可能である。概況は例えば図41のような書式から
なり、介護対象者の家族図と、主訴および既往歴と、生
活上サービス供給上の問題点と、主介護者の状況と、住
居環境の問題点と、現在受けているサービスの状況と、
日常生活で使用している器具とに関する情報が記述され
る。
【0105】次に、制御装置1は、図13のステップS
109に示すように、介護サービス調査票の内容に基づい
て、介護対象者の要介護度の推定を行う。推定した結果
は、例えば図42に示すような形式で表示装置2に表示
される。図42の画面では、介護対象者の要介護度を7
段階のレベルに分け、そのうちのどのレベルに介護対象
者が該当するかを矢印Yで示している。
【0106】一方、図32に示すTAI判定結果を示す画
面が表示されたときに、顧客が表示領域W19中の要介護
度認定書類の作成を指示するボタンSB7を選択しなかっ
た場合には、制御装置1は、図13のステップS110に
示すように、TAIの判定結果を利用して介護対象者の要
介護度を推定し、その結果を、図42と同様の形式で表
示する。
【0107】次に、制御装置1は、図14のステップS
111に示すように、介護サービスのプラン選択を行うサ
ービスプラン選択画面を表示装置2に表示する。図43
はサービスプラン選択画面の一例を示す図である。この
画面内には、公的介護保険で給付されるサービス中心の
公的介護保険プランを選択する選択ボタンSB8と、介護
者の介護負担を軽減するための人的サービス中心の介護
支援プランを選択する選択ボタンSB9と、介護対象者の
機能維持と自立を補助する福祉用具中心の自立支援プラ
ンを選択する選択ボタンSB10と、住宅改造中心の環境整
備プランを選択する選択ボタンSB11とが設けられる。
【0108】顧客が選択ボタンSB8〜SB11のいずれかを
マウス等で選択すると、その選択ボタンに対応する推奨
プランが自動的に作成され、推奨プランを構成する週間
プラン、福祉用具プランおよび住宅改造プランそれぞれ
の料金情報が表示領域W29に表示される。週間プラン、
福祉用具プラン、および住宅改造プランは、サービスの
内容に応じて、「松コース」、「竹コース」、「梅コー
ス」の3種類ずつ設けられている。各コースの推奨プラ
ンは、図13のステップS103のTAIタイプ判定処理の結
果とステップS104のTAIサブカテゴリー処理の結果とを
考慮に入れて作成される。
【0109】さらに、サービスプラン選択画面内には、
介護サービス計画書作成のためのニーズ選択を行うニー
ズ選択ボタンSB12と、介護サービスの選択を行うための
選択プラン・ボタンSB13とが設けられる。
【0110】ここで、顧客がニーズ選択ボタンSB12をマ
ウス等で選択すると、制御装置1は、図14のステップ
S112に示すように、図44に示すニーズ選択画面を表
示装置2に表示する。このニーズ選択画面は、介護保険
の認定を受けるための介護サービス計画書を作成するの
に必要な各種の情報を設定するためのものである。この
画面の表示領域W29には、生活全般の解決すべき課題の
一覧が表示される。この欄に表示される内容は、TAIタ
イプの判定結果に応じて変化する。この欄に表示された
内容のいずれかを顧客がマウス等で選択すると、選択し
た内容が表示領域W30に表示されるとともに、その内容
に対応する長期目標が表示領域W31に、短期目標が表示
領域W32に、介護サービス内容が表示領域W33にそれぞ
れ表示される。
【0111】表示領域W30〜W33に表示された内容は、
マウスやキーボード等を利用して任意に変更、追加およ
び削除を行うことができる。また、表示領域W29に表示
される内容も、新規作成ボタンSB14や削除ボタンSB15を
選択することにより任意に追加や削除を行うことができ
る。
【0112】顧客がニーズ選択画面での選択を終える
と、制御装置1は、図14のステップS113に示すよう
に、ニーズ選択画面での設定内容に基づいて、図45に
示すような介護サービス計画書を作成する。この介護サ
ービス計画書は、厚生省が定める書式に沿ったものであ
り、作成された介護サービス計画書は、介護保険の認定
を受けるためにそのまま厚生省に提出することができ
る。
【0113】一方、図43のサービスプラン選択画面が
表示されているときに、顧客が選択プラン・ボタンSB13
を選択すると、制御装置1は、図14のステップS114
に示すように、図46に示す選択プラン画面を表示す
る。この選択プラン画面の表示領域W34には介護サービ
スの週間計画に関する情報が表示され、表示領域W35に
は福祉用具の選択内容が提供料金とともに表示され、表
示領域W36には住宅改造の詳細内容が提供料金とともに
表示される。また、表示領域W37には介護の様子を示す
イラストが表示され、表示領域W38には住宅の改造箇所
を示すイラストが表示される。さらに、表示領域W39に
は、週間計画を設定するための選択ボタンSB16と、住宅
改造の詳細内容を設定するための選択ボタンSB17と、福
祉用具の詳細内容を設定するための選択ボタンSB18と、
図43に示したサービスプラン選択画面を表示するため
の選択ボタンSB19とが表示される。
【0114】ここで、顧客が選択ボタンSB16をマウス等
で選択すると、制御装置1は、図14のステップS115
に示すように、図47に示す週間計画設定画面を表示装
置2に表示する。週間計画設定画面の表示領域W40に
は、提供を受ける介護サービスの内容が曜日および時間
帯に区分けされて表示される。また、表示領域W41に
は、顧客が任意に選択可能な介護サービスそれぞれに対
応するアイコンが表示される。
【0115】週間計画設定画面には、初期状態として、
図13のTAIタイプ判定処理、図14のTAIサブカテゴリ
ー処理、および顧客が選択したサービスプランに応じた
週間計画の推奨プランが表示される。顧客は、表示領域
W41内の任意のアイコンを選択して表示領域W40内のタ
イムチャート上にコピーすることができる。これによ
り、顧客独自の介護サービスの週間計画を作成すること
ができる。
【0116】図47の週間計画設定画面の表示領域W42
には、図46の選択プラン画面の表示領域W39と同様
に、週間計画を設定するための選択ボタンSB20と、住宅
改造の詳細内容を設定するための選択ボタンSB21と、福
祉用具の詳細内容を設定するための選択ボタンSB22と、
サービスプラン選択画面を表示するための選択ボタンSB
23とが表示される。
【0117】ここで、顧客が選択ボタンSB21をマウス等
で選択すると、制御装置1は、図14のステップS116
に示すように、図48に示す住宅改造設定画面を表示装
置2に表示する。住宅改造設定画面の表示領域W43には
具体的な改造箇所とその改造費用が表示され、表示領域
W44には住宅改造のグレードと介護対象者のタイプが表
示される。また、表示領域W45には改造箇所を表すイラ
ストが表示され、表示領域W46には改造前の介護の様子
を示すイラスト、改造後の介護の様子を示すイラストW
47が表示される。
【0118】住宅改造設定画面には、初期状態として、
図13のTAIタイプ判定処理、図14のTAIサブカテゴリ
ー処理、および顧客が選択したサービスプランに応じた
福祉用具の推奨プランが表示される。顧客は、推奨プラ
ンを基礎にして、住宅の改造箇所や住宅改造のグレード
等を任意に設定・変更でき、これにより、顧客に最適な
住宅改造プランを作成できる。
【0119】顧客によっては、セキュリティシステムの
提供を希望する場合がある。そこで、図49に示すよう
に、住宅改造設定画面中でセキュリティシステムの詳細
項目を設定できるようにしてもよい。また、住宅改造設
定画面中でセキュリティシステムの詳細項目を設定でき
るようにするか否かを、図13のステップS102で入力
した個人基本情報の内容に基づいて自動判別してもよ
い。
【0120】図49の画面表示例は、表示領域W48内
に、防犯システムを選択する選択ボタンSB20と、非常通
報システムを選択する選択ボタンSB21と、救急システム
を選択する選択ボタンSB22と、防火システムを選択する
選択ボタンSB23と、ガス漏れを検知する選択ボタンSB24
とを設けた例を示している。
【0121】図48,49の住宅改造設定画面の表示領
域W49には、図46の選択プラン画面の表示領域W39と
同様に、週間計画を設定するための選択ボタンSB25と、
住宅改造の詳細内容を設定するための選択ボタンSB26
と、福祉用具の詳細内容を設定するための選択ボタンSB
27と、サービスプラン選択画面を表示するための選択ボ
タンSB28とが表示される。
【0122】ここで、顧客が選択ボタンSB27をマウス等
でクリックすると、制御装置1は、図14のステップS
117に示すように、図50に示す福祉用具設定画面を表
示装置2に表示する。福祉用具設定画面は、福祉用具を
用途別に6種類に分類して表示し、表示された各福祉用
具を任意に選択できるようにしている。図50におい
て、チェックの付いている福祉用具が現在選択されてい
る福祉用具を表している。また、図50の表示領域W50
には、選択した福祉用具の1カ月あたりの提供料金と初
期費用の合計金額が表示される。
【0123】福祉用具設定画面には、初期状態として、
図13のTAIタイプ判定処理、図14のTAIサブカテゴリ
ー処理、および顧客が選択したサービスプランに応じた
福祉用具の推奨プランが表示される。顧客は、推奨プラ
ンを任意に設定変更でき、これにより、顧客の希望に沿
った福祉用具プランを作成できる。
【0124】このように、第2の実施形態では、介護対
象者の活動状態、精神状態、食事摂取能力、および排泄
状態だけでなく、介護対象者の家事能力や入浴能力等の
サブカテゴリーを考慮に入れてTAI判定を行うため、介
護対象者の介護タイプをよりきめ細かく設定することが
できる。したがって、設定された介護タイプに基づいて
作成される推奨プランの信頼性が向上する。また、メニ
ュー画面に表示された質問に答えるだけで介護サービス
調査票や介護サービス計画書を自動作成できるため、顧
客の手間が省けるとともに、介護サービス調査票等の記
入ミスも防げる。また、自動作成した推奨プランを簡易
な手順で任意に変更できるようにするとともに、各種の
介護サービスの提供を受けた場合の介護の様子をイラス
トで表示するようにしたため、介護サービスの内容に詳
しくない顧客でも、所望の介護サービスを誤りなく迅速
に設定することができる。
【0125】(第3の実施形態)第3の実施形態は、公
的介護保険を初めとして、顧客が加入している各種の保
険商品や介護ローンを組み合わせて資金計画を自動作成
するものである。
【0126】第3の実施形態は、基本的には、図13,
14に示した第2の実施形態の処理と同様の処理を行
う。
【0127】図51は第3の実施形態における選択プラ
ン画面の表示例を示す図である。図51の選択プラン画
面は、資金計画の設定を行う選択ボタンSB29が新たに設
けられている点で、第2の実施形態の図46に示す選択
プラン画面と異なる。
【0128】顧客が図51の選択ボタンSB29を選択する
と、制御装置1は、図52に示すような資金計画設定画
面を表示する。資金計画設定画面には、顧客が選択した
介護サービスの提供料金情報を表示する表示領域W51
と、公的介護保険に関する資金情報を表示する表示領域
W52と、民間の各種保険商品の資金情報を表示する表示
領域W53と、顧客の自己負担額を表示する表示領域W54
と、支払い総額情報を表示する表示領域W55とが設けら
れる。
【0129】このように、第3の実施形態では、公的介
護保険や民間の各種保険商品等を組み合わせて資金計画
を立てられるようにしたため、顧客に最も適した資金計
画を立てることができ、無理のない範囲内で最適な介護
サービスを顧客に対して提供することができる。
【0130】上述した実施形態では、図2、図4および
図5等に示した各フローチャートを制御装置1が行うも
のとして説明したが、例えば、これらフローチャートの
処理プログラムをフロッピーディスクやCD−ROM等
の記録媒体に格納しておき、この記録媒体をコンピュー
タに読み込ませて実行させてもよい。
【0131】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、介護対象者の介護タイプに適した介護関連サービ
スおよび商品の選択メニューを表示し、介護関連サービ
スおよび商品の選択を行わない場合のイラストと、介護
関連サービスおよび商品の選択を行った場合のイラスト
とを表示するようにしたため、介護関連サービスおよび
商品の提供を受けることによるメリットを視覚的に把握
できるようになる。また、選択メニューに基づいて一部
の介護関連サービスおよび商品を選択すると、そのサー
ビス提供料金を表示するようにしたため、顧客の支払い
能力に応じた最適なケアプランを簡易な手順で作成する
ことができる。
【0132】また、介護対象者の家事能力や入浴能力等
のサブカテゴリーを考慮に入れて介護タイプの判定を行
うため、介護対象者の介護タイプをよりきめ細かく設定
でき、推奨プランの信頼性が向上する。
【0133】さらに、メニュー画面に表示された質問に
答えるだけで介護サービス調査票や介護サービス計画書
を自動作成できるため、介護者の手間が省けるととも
に、介護サービス調査票等の記入ミスも防げる。
【0134】また、公的介護保険や民間の各種保険商品
等を組み合わせて資金計画を立てられるようにしたた
め、顧客に最も適した資金計画を立てることができ、無
理のない範囲内で最適な介護サービスを顧客に対して提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るケア・マネジメントシステムの一
実施形態のブロック図。
【図2】制御装置1の処理動作を示すフローチャート。
【図3】食事に関する設問のメニュー画面の表示例を示
す図。
【図4】図2のステップS2のTAIタイプ判定処理の詳
細フローチャート。
【図5】図4に続くフローチャート。
【図6】記憶装置4に格納されている推奨ケアプランの
一例を示す図。
【図7】C3タイプが選択された場合のメインメニュー
画面の表示例を示す図。
【図8】ホームヘルパーメニュー画面の表示例を示す
図。
【図9】週間プラン設定画面の表示例を示す図。
【図10】住環境整備メニュー画面の表示例を示す図。
【図11】福祉用具メニュー画面の表示例を示す図。
【図12】ケアプランシート画面の表示例を示す図。
【図13】第2の実施形態における制御装置の処理動作
を示すフローチャート。
【図14】図13に続くフローチャート。
【図15】オープニング画面の表示例を示す図。
【図16】現在の介護上の問題点を入力するメニュー画
面の表示例を示す図。
【図17】個人基本情報入力画面の表示例を示す図。
【図18】介護対象者の活動状態を選択する画面の表示
例を示す図。
【図19】介護対象者の精神状態を選択する画面の表示
例を示す図。
【図20】介護対象者の食事摂取能力を選択する画面の
表示例を示す図。
【図21】介護対象者の排泄状態を選択する画面の表示
例を示す図。
【図22】介護対象者の家事能力を選択する画面の表示
例を示す図。
【図23】B5タイプと判定された場合のTAIサブカテゴ
リー処理を示すフローチャート。
【図24】B4タイプと判定された場合のTAIサブカテゴ
リー処理を示すフローチャート。
【図25】B3タイプと判定された場合のTAIサブカテゴ
リー処理を示すフローチャート。
【図26】C4タイプと判定された場合のTAIサブカテゴ
リー処理を示すフローチャート。
【図27】C3タイプと判定された場合のTAIサブカテゴ
リー処理を示すフローチャート。
【図28】C2タイプと判定された場合のTAIサブカテゴ
リー処理を示すフローチャート。
【図29】I3タイプと判定された場合のTAIサブカテゴ
リー処理を示すフローチャート。
【図30】B2タイプと判定された場合のTAIサブカテゴ
リー処理を示すフローチャート。
【図31】B1タイプと判定された場合のTAIサブカテゴ
リー処理を示すフローチャート。
【図32】TAIタイプの判定結果を示す画面の表示例を
示す図。
【図33】TAIサマリー(1)のプリント例を示す図。
【図34】TAIサマリー(2)のプリント例を示す図。
【図35】概況調査画面の一例を示す図。
【図36】概況調査画面の一例を示す図。
【図37】要介護度認定のための質問画面の一例を示す
図。
【図38】要介護度認定のための質問画面の一例を示す
図。
【図39】介護サービス調査票の一例を示す図。
【図40】要介護度認定サマリーの一例を示す図。
【図41】概況の一例を示す図。
【図42】介護対象者の要介護度の推定結果を示す図。
【図43】サービスプラン選択画面の一例を示す図。
【図44】ニーズ選択画面の表示例を示す図。
【図45】介護サービス計画書の一例を示す図。
【図46】選択プラン画面の表示例を示す図。
【図47】週間計画設定画面の表示例を示す図。
【図48】住宅改造設定画面の表示例を示す図。
【図49】住宅改造設定画面内にセキュリティシステム
の設定項目を設けた例を示す図。
【図50】福祉用具設定画面の表示例を示す図。
【図51】第3の実施形態における選択プラン画面の表
示例を示す図。
【図52】資金計画設定画面の表示例を示す図。
【符号の説明】
1 制御装置1 2 表示装置2 3 入力装置 4 記憶装置 5 プリンタ 6 ICカード記録装置

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】介護対象者に関するケア情報を入力して、
    このケア情報に応じて、個々の介護対象者に適したケア
    プランを作成するケア・マネジメントシステムにおい
    て、 介護対象者の活動状態を、複数のレベルに分類する活動
    レベル分類手段と、 介護対象者の精神状態を、複数のレベルに分類する精神
    レベル分類手段と、 介護対象者の食事摂取能力を、複数のレベルに分類する
    食事レベル分類手段と、 介護対象者の排泄状態を、複数のレベルに分類する排泄
    レベル分類手段と、 前記活動レベル分類手段、前記精神レベル分類手段、前
    記食事レベル分類手段、および前記排泄レベル分類手段
    による分類結果に基づいて、介護対象者を介護の難易度
    に応じた複数の介護タイプに分類する介護タイプ分類手
    段と、 介護対象者に対応する前記介護タイプに適した介護関連
    サービスおよび商品の選択メニューを表示装置に表示さ
    せる選択メニュー表示制御手段と、 前記介護関連サービスおよび商品の提供を受けない場合
    の介護状況を示すイラストを前記表示装置に表示させる
    第1のイラスト表示制御手段と、 前記選択メニューに基づいて選択された介護関連サービ
    スおよび商品の提供を受けた場合の介護状況を示すイラ
    ストを前記表示装置に表示させる第2のイラスト表示制
    御手段と、 前記選択メニューに基づいて選択された介護関連サービ
    スおよび商品のサービス提供料金情報を前記表示装置に
    表示させる料金表示制御手段と、を備えることを特徴と
    するケア・マネジメントシステム。
  2. 【請求項2】前記第2のイラスト表示制御手段は、前記
    選択メニューに基づいて別種類の介護関連サービスおよ
    び商品が選択された場合には、前記表示装置に表示され
    るイラストを変更することを特徴とする請求項1に記載
    のケア・マネジメントシステム。
  3. 【請求項3】前記介護関連サービスおよび商品の提供を
    受けない場合の介護状況を示すイラストと、前記選択メ
    ニューに基づいて選択された介護関連サービスおよび商
    品の提供を受けた場合の介護状況を示すイラストと、前
    記選択メニューに基づいて選択された介護関連サービス
    および商品の詳細項目それぞれに対応するサービス提供
    料金情報と、サービス提供料金の総額情報とを含むケア
    プランを作成するケアプラン作成手段を備えることを特
    徴とする請求項1または2に記載のケア・マネジメント
    システム。
  4. 【請求項4】介護対象者に対応する前記介護タイプに基
    づいて、介護対象者の推奨ケアプランを作成する推奨ケ
    アプラン作成手段と、を備え、 前記第2のイラスト表示制御手段は、前記選択メニュー
    に基づいて介護関連サービスおよび商品の詳細項目の選
    択が行われる前は、前記推奨ケアプランに基づいて前記
    介護関連サービスおよび商品の提供を受けたと仮定した
    場合の介護状況を示すイラストを表示させることを特徴
    とする請求項1〜3のいずれかに記載のケア・マネジメ
    ントシステム。
  5. 【請求項5】介護対象者の歩行能力を、複数のレベルに
    分類する移動タイプ分類手段と、 介護対象者の排泄能力を、複数のレベルに分類する排泄
    コントロール分類手段と、 介護対象者の問題行動の有無を判別する問題行動判別手
    段と、 住宅改造の程度を設定する住宅改造設定手段と、 介護時間帯を設定する介護時間帯設定手段と、 前記活動レベル分類手段、前記移動タイプ分類手段、前
    記介護タイプ分類手段、および前記排泄コントロール分
    類手段による分類結果と、前記問題行動判別手段による
    判別結果と、前記住宅改造設定手段および前記介護時間
    帯設定手段による設定結果とを入力パラメータとして、
    一意に定まる前記推奨ケアプランを複数種類格納する推
    奨プラン記憶装置と、を備え、 前記推奨ケアプラン作成手段は、介護対象者に対応する
    前記入力パラメータに適合する前記推奨ケアプランを前
    記推奨プラン記憶装置から読み出すことを特徴とする請
    求項4に記載のケア・マネジメントシステム。
  6. 【請求項6】前記選択メニュー表示制御手段は、選択可
    能な介護関連サービスおよび商品のいずれかの選択を行
    うメイン選択メニュー画面の表示制御と、このメイン選
    択メニュー画面の中から選択された介護関連サービスお
    よび商品の詳細項目の選択を行う詳細選択メニュー画面
    の表示制御とを行い、 前記第1および第2のイラスト表示制御手段は、それぞ
    れ対応するイラストを前記詳細選択メニュー画面内に同
    時に表示させることを特徴とする請求項4または5に記
    載のケア・マネジメントシステム。
  7. 【請求項7】介護対象者に対応する前記介護タイプによ
    っては、前記メイン選択メニュー画面内に、ホームヘル
    パーに関する詳細項目を設定するホームヘルパー用アイ
    コンが設けられ、 前記選択メニュー表示制御手段は、前記ホームヘルパー
    用アイコンが選択されると、介護対象者の状況に応じて
    ホームヘルパーの必要な時間帯を表示する第1の表示領
    域と、ホームヘルパーの利用時間帯を設定する第2の表
    示領域と、ホームヘルパーを利用しない場合の介護状況
    を示すイラストを表示する第3の表示領域と、ホームヘ
    ルパーを利用した場合の介護状況を示すイラストを表示
    する第4の表示領域と、ホームヘルパーの利用時間帯の
    説明を表示する第5の表示領域とを含むホームヘルパー
    メニュー画面を前記表示装置に表示させることを特徴と
    する請求項6に記載のケア・マネジメントシステム。
  8. 【請求項8】前記選択メニュー表示制御手段は、前記表
    示装置に前記メイン選択メニュー画面が表示されている
    ときに、前記ホームヘルパー用アイコンが選択される
    と、初期状態では、前記推奨ケアプランに応じたイラス
    トを前記第1および第4の表示領域に表示させることを
    特徴とする請求項7に記載のケア・マネジメントシステ
    ム。
  9. 【請求項9】前記選択メニュー表示制御手段は、前記ホ
    ームヘルパーメニュー画面内に、ホームヘルパーの利用
    時間帯を週単位で設定するためのアイコンを表示させ、
    このアイコンが選択されると、ホームヘルパーを週単位
    で設定するメニュー画面を前記表示装置に表示させるこ
    とを特徴とする請求項7または8に記載のケア・マネジ
    メントシステム。
  10. 【請求項10】介護対象者に対応する前記介護タイプに
    よっては、前記メイン選択メニュー画面内に、住環境整
    備に関する詳細項目を設定する住環境整備用アイコンが
    設けられ、 前記選択メニュー表示制御手段は、前記住環境整備用ア
    イコンが選択されると、室内の様子を示すイラストを表
    示する第1の表示領域と、住宅改造を行わない場合の介
    護状況を示すイラストを表示する第2の表示領域と、住
    宅改造を行った場合の介護状況を示すイラストを表示す
    る第3の表示領域と、住環境整備のタイプおよび種別に
    関する詳細項目の設定を行う第4の表示領域と、住宅改
    造に関する詳細項目の設定を行う第5の表示領域とを含
    む住環境整備メニュー画面を前記表示装置に表示させる
    ことを特徴とする請求項6に記載のケア・マネジメント
    システム。
  11. 【請求項11】前記選択メニュー表示制御手段は、前記
    住環境整備メニュー画面内における各詳細項目の設定結
    果に応じて、前記第1および第3の表示領域内のイラス
    トを変更することを特徴とする請求項10に記載のケア
    ・マネジメントシステム。
  12. 【請求項12】前記選択メニュー表示制御手段は、前記
    表示装置に前記メイン選択メニューが表示されていると
    きに、前記住環境整備用アイコンが選択されると、初期
    状態では、前記推奨ケアプランに応じたイラストを前記
    第1および第3の表示領域に表示させることを特徴とす
    る請求項10または11に記載のケア・マネジメントシ
    ステム。
  13. 【請求項13】介護対象者に対応する前記介護タイプに
    よっては、前記メイン選択メニュー画面内に、福祉用具
    に関する詳細項目を設定する福祉用具用アイコンが設け
    られ、 前記選択メニュー表示制御手段は、前記福祉用具用アイ
    コンが選択されると、介護対象者の移動・移乗に関する
    詳細項目の設定を行う第1の表示領域と、移動・移乗に
    関する詳細項目の設定を行わない場合の介護状況を示す
    イラストを表示する第2の表示領域と、移動・移乗に関
    する詳細項目の設定を行った場合の介護状況を示すイラ
    ストを表示する第3の表示領域と、介護対象者の食事介
    助に関する詳細項目の設定を行う第4の表示領域と、食
    事介助に関する詳細項目の設定を行わない場合の介護状
    況を示すイラストを表示する第5の表示領域と、食事介
    助に関する詳細項目の設定を行った場合の介護状況を示
    すイラストを表示する第6の表示領域と、介護対象者の
    排泄介助に関する詳細項目の設定を行う第7の表示領域
    と、排泄介助に関する詳細項目の設定を行わない場合の
    介護状況を示すイラストを表示する第8の表示領域と、
    排泄介助に関する詳細項目の設定を行った場合の介護状
    況を示すイラストを表示する第9の表示領域と、介護対
    象者の更衣に関する詳細項目の設定を行う第10の表示
    領域と、更衣に関する詳細項目の設定を行わない場合の
    介護状況を示すイラストを表示する第11の表示領域
    と、更衣に関する詳細項目の設定を行った場合の介護状
    況を示すイラストを表示する第12の表示領域とを含む
    福祉用具メニュー画面を前記表示装置に表示させること
    を特徴とする請求項6に記載のケア・マネジメントシス
    テム。
  14. 【請求項14】前記選択メニュー表示制御手段は、前記
    福祉用具メニュー画面内における各詳細項目の設定結果
    に応じて、前記第3、第6、第9、および第12の表示
    領域のイラストを変更することを特徴とする請求項13
    に記載のケア・マネジメントシステム。
  15. 【請求項15】前記選択メニュー表示制御手段は、前記
    表示装置に前記メイン選択メニューが表示されていると
    きに、前記住環境整備用アイコンが選択されると、初期
    状態では、前記推奨ケアプランに応じたイラストを前記
    第3、第6、第9、および第12の表示領域に表示させ
    ることを特徴とする請求項13または14に記載のケア
    ・マネジメントシステム。
  16. 【請求項16】介護対象者に関するケア情報を入力し
    て、このケア情報に応じて、個々の介護対象者に適した
    ケアプランを作成するケアプラン作成方法において、 介護対象者の活動状態、精神状態、食事摂取能力、およ
    び排泄状態を、それぞれ複数のレベルに分類し、これら
    分類結果に基づいて、介護対象者を介護の難易度に応じ
    た複数の介護タイプに分類し、介護対象者の前記介護タ
    イプに適した介護関連サービスおよび商品の選択メニュ
    ーを表示させ、前記介護関連サービスおよび商品の提供
    を受けない場合の介護状況を示すイラストと、前記選択
    メニューに基づいて選択された介護関連サービスおよび
    商品の提供を受けた場合の介護状況を示すイラストと、
    前記選択メニューに基づいて選択された介護関連サービ
    スおよび商品のサービス提供料金情報と、サービス提供
    料金の総額情報とを含むケアプランを作成することを特
    徴とするケアプラン作成方法。
  17. 【請求項17】介護対象者に関するケア情報に応じて、
    個々の介護対象者に適したケアプランを作成するための
    プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
    媒体であって、 介護対象者の活動状態を、複数のレベルに分類する活動
    レベル分類手段と、 介護対象者の精神状態を、複数のレベルに分類する精神
    レベル分類手段と、 介護対象者の食事摂取能力を、複数のレベルに分類する
    食事レベル分類手段と、 介護対象者の排泄状態を、複数のレベルに分類する排泄
    レベル分類手段と、 前記活動レベル分類手段、前記精神レベル分類手段、前
    記食事レベル分類手段、および前記排泄レベル分類手段
    による分類結果に基づいて、介護対象者を介護の難易度
    に応じた複数の介護タイプに分類する介護タイプ分類手
    段と、 介護対象者に対応する前記介護タイプに適した介護関連
    サービスおよび商品の選択メニューを表示装置に表示さ
    せる選択メニュー表示制御手段と、 前記介護関連サービスおよび商品の提供を受けない場合
    の介護状況を示すイラストと、前記選択メニューに基づ
    いて選択された介護関連サービスおよび商品の提供を受
    けた場合の介護状況を示すイラストと、前記選択メニュ
    ーに基づいて選択された介護関連サービスおよび商品の
    詳細項目それぞれに対応するサービス提供料金情報と、
    サービス提供料金の総額情報とを含むケアプランを作成
    するケアプラン作成手段と、を実行させるためのプログ
    ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  18. 【請求項18】介護対象者に関するケア情報を入力し
    て、このケア情報に応じて、個々の介護対象者に適した
    ケアプランを作成するケア・マネジメントシステムにお
    いて、 介護対象者の活動状態を、複数のレベルに分類する活動
    レベル分類手段と、 介護対象者の精神状態を、複数のレベルに分類する精神
    レベル分類手段と、 介護対象者の食事摂取能力を、複数のレベルに分類する
    食事レベル分類手段と、 介護対象者の排泄状態を、複数のレベルに分類する排泄
    レベル分類手段と、 介護対象者の家事能力および入浴能力の少なくとも一方
    を含むサブカテゴリーに属する各項目を、複数のレベル
    に分類するサブカテゴリー分類手段と、 前記活動レベル分類手段、前記精神レベル分類手段、前
    記食事レベル分類手段、前記排泄レベル分類手段および
    前記サブカテゴリー分類手段による分類結果に基づい
    て、介護対象者を介護の難易度に応じた複数の介護タイ
    プに分類する介護タイプ分類手段と、を備えることを特
    徴とするケア・マネジメントシステム。
  19. 【請求項19】介護対象者に対応する前記介護タイプの
    概要説明を記述した介護タイプ概要説明書を作成するTA
    Iサマリー作成手段を備え、 前記介護タイプ概要説明書は、介護対象者を介護する際
    の疑問点に関するアドバイス、現在および今後の介護状
    況の予測、介護を行う際の注意点、介護対象者の排泄に
    関する提案例、入浴に関する提案例、食事に関する提案
    例、移動に関する提案例、および家事に関する提案例の
    うち、少なくとも一つの概要説明を含むことを特徴とす
    る請求項18に記載のケア・マネジメントシステム。
  20. 【請求項20】介護対象者に対応する前記介護タイプに
    基づいて、介護対象者の要介護度を複数のレベルに分類
    する要介護度分類手段を備えることを特徴とする請求項
    18または19に記載のケア・マネジメントシステム。
  21. 【請求項21】厚生省から要介護度認定を受けるのに必
    要な質問に対する回答を入力する要介護度認定質問回答
    手段と、 前記要介護度認定質問回答手段による回答結果に対応す
    る、心身状況および介護状況を示すイラストを表示する
    心身介護状況イラスト表示手段と、 前記要介護度認定質問回答手段による回答結果と、介護
    対象者に対応する前記介護タイプとに基づいて、厚生省
    が定めた書式の介護サービス調査票を作成する調査票作
    成手段と、を備えることを特徴とする請求項18〜20
    のいずれかに記載のケア・マネジメントシステム。
  22. 【請求項22】前記要介護度分類手段は、前記要介護度
    認定質問回答手段による回答があった場合には、その回
    答結果を考慮に入れて介護対象者の要介護度を複数のレ
    ベルに分類し、前記要介護度認定質問回答手段による回
    答がなかった場合には、介護対象者に対応する前記介護
    タイプに基づいて介護対象者の要介護度を複数のレベル
    に分類することを特徴とする請求項21に記載のケア・
    マネジメントシステム。
  23. 【請求項23】前記介護サービス調査票に記述された内
    容の概要を示す要介護度認定サマリーを作成する要介護
    度認定サマリー作成手段を備えることを特徴とする請求
    項21または22に記載のケア・マネジメントシステ
    ム。
  24. 【請求項24】公的介護保険で給付されるサービスを中
    心とした公的介護保険プラン、介護者の負担を軽減する
    ための人的なサービスを中心とした介護支援プラン、福
    祉用具の提供を中心とした自立支援プラン、および住宅
    改造を中心とした環境整備プラントのうち、少なくとも
    一つを含む複数の介護サービスプランの中からいずれか
    一つを選択するサービスプラン選択手段と、 前記サービスプラン選択手段により選択されたプラン
    と、介護対象者に対応する前記介護タイプとに基づい
    て、介護対象者の介護サービスに関する推奨ケアプラン
    を作成する推奨ケアプラン作成手段と、を備えることを
    特徴とする請求項18〜23のいずれかに記載のケア・
    マネジメントシステム。
  25. 【請求項25】公的介護保険の適用を申請する際に用い
    る介護サービス計画書の作成に必要な情報を選択するニ
    ーズ選択手段と、 前記ニーズ選択手段による選択結果に基づいて、前記介
    護サービス計画書を作成する介護サービス計画書作成手
    段と、を備え、 前記ニーズ選択手段は、介護対象者に対応する前記介護
    タイプと、前記サービスプラン選択手段により選択され
    た介護サービスプランとに基づいて、介護対象者に適し
    た各種情報を初期設定することを特徴とする請求項24
    に記載のケア・マネジメントシステム。
  26. 【請求項26】前記推奨ケアプランは、介護の週間計画
    プラン、介護に必要な福祉用具プラン、および介護のた
    めの住宅改造プランのうち、少なくとも一つを含み、 前記推奨ケアプランを構成する各プランの詳細項目を修
    正するプラン修正手段を備えることを特徴とする請求項
    24または25に記載のケア・マネジメントシステム。
  27. 【請求項27】前記週間計画プランを作成するための週
    間計画プラン作成画面を表示装置に表示させる第1の表
    示制御手段を備え、 前記週間計画プラン作成画面は、提供を受ける介護関連
    サービスおよび商品を、曜日および時間帯に区分けして
    一覧表示する第1の表示領域と、この第1の表示領域内
    に表示可能な介護関連サービスおよび商品を表すアイコ
    ンを一覧表示する第2の表示領域とを有し、 前記プラン修正手段は、前記第2の表示領域内に表示さ
    れるアイコンを、前記第1の表示領域内の区分けされた
    領域のいずれかにコピーし、または前記第1の表示領域
    内のアイコンを、区分けされた領域内で移動させ、また
    は前記第1の表示領域内のアイコンを削除することによ
    り、前記週間計画プランの修正を行うことを特徴とする
    請求項26に記載のケア・マネジメントシステム。
  28. 【請求項28】前記福祉用具プランを作成するための福
    祉用具プラン作成画面を表示装置に表示させる第2の表
    示制御手段を備え、 前記福祉用具プラン作成画面は、福祉用具の選択を行う
    用具選択領域と、選択した福祉用具をイラスト表示する
    イラスト表示領域と、選択した福祉用具の提供料金情報
    を表示する料金表示領域と、を有し、 前記プラン修正手段は、前記用具選択領域内で選択され
    た福祉用具に基づいて、前記福祉用具プランの修正を行
    うことを特徴とする請求項26または27に記載のケア
    ・マネジメントシステム。
  29. 【請求項29】前記住宅改造プランを作成するための住
    宅改造プラン作成画面を表示装置に表示させる第3の表
    示制御手段を備え、 前記住宅改造プラン作成画面は、住宅改造箇所の選択を
    行う改造箇所選択領域と、選択した住宅改造箇所をイラ
    スト表示する第1のイラスト表示領域と、住宅改造前の
    介護の様子をイラスト表示する第2のイラスト表示領域
    と、住宅改造後の介護の様子をイラスト表示する第3の
    イラスト表示領域とを有し、 前記プラン修正手段は、前記改造箇所選択領域内で選択
    された住宅改造箇所に基づいて、前記住宅改造プランの
    修正を行うことを特徴とする請求項26〜28のいずれ
    かに記載のケア・マネジメントシステム。
  30. 【請求項30】前記住宅改造プラン作成画面は、ホーム
    セキュリティ・サービスに関する詳細項目を設定するホ
    ームセキュリティ設定領域を有し、 前記ホームセキュリティ設定領域では、防犯システム、
    非常通報システム、救急システム、防火システム、およ
    びガス漏れ検知システムのうち、少なくとも一つのシス
    テムを設定することを特徴とする請求項29に記載のケ
    ア・マネジメントシステム。
  31. 【請求項31】介護対象者の氏名、住所、および家族情
    報を少なくとも含む個人情報を入力する個人基本情報入
    力手段を備え、 前記第3の表示制御手段は、前記個人基本情報入力手段
    により入力された家族情報に基づいて、前記住宅改造設
    定画面内に前記ホームセキュリティ設定領域を設けるか
    否かを決定することを特徴とする請求項30に記載のケ
    ア・マネジメントシステム。
  32. 【請求項32】公的介護保険と顧客が加入している各種
    の保険商品や介護ローンとを組み合わせることにより、
    前記推奨ケアプランまたは前記プラン修正手段により修
    正されたプランの提供を受けるのに必要な資金計画を立
    てる資金計画設定手段を備えることを特徴とする請求項
    26〜31のいずれかに記載のケア・マネジメントシス
    テム。
  33. 【請求項33】介護対象者に関するケア情報を入力し
    て、このケア情報に応じて、個々の介護対象者に適した
    ケアプランを作成するケアプラン作成方法において、 介護対象者の活動状態、精神状態、食事摂取能力、およ
    び排泄状態を複数のレベルに分類し、介護対象者の家事
    能力および入浴能力の少なくとも一方を含むサブカテゴ
    リーのそれぞれを複数のレベルに分類し、これら分類結
    果に基づいて、介護対象者を介護の難易度に応じた複数
    の介護タイプに分類し、分類された介護タイプに基づい
    て介護対象者に適したケアプランを作成することを特徴
    とするケアプラン作成方法。
  34. 【請求項34】介護対象者に関するケア情報に応じて、
    個々の介護対象者に適したケアプランを作成するための
    プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
    媒体であって、 介護対象者の活動状態を、複数のレベルに分類する活動
    レベル分類手段と、 介護対象者の精神状態を、複数のレベルに分類する精神
    レベル分類手段と、 介護対象者の食事摂取能力を、複数のレベルに分類する
    食事レベル分類手段と、 介護対象者の排泄状態を、複数のレベルに分類する排泄
    レベル分類手段と、 介護対象者の家事能力および入浴能力の少なくとも一方
    を含むサブカテゴリーに属する各項目を、複数のレベル
    に分類するサブカテゴリー分類手段と、 前記活動レベル分類手段、前記精神レベル分類手段、前
    記食事レベル分類手段、前記排泄レベル分類手段および
    前記サブカテゴリー分類手段による分類結果に基づい
    て、介護対象者を介護の難易度に応じた複数の介護タイ
    プに分類する介護タイプ分類手段と、を実行させるため
    のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体。
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