JP2001125988A - 専門職による分散型チェックリスト入力により、グラフィカルなアセスメント表及びケアプランを策定するシステム - Google Patents

専門職による分散型チェックリスト入力により、グラフィカルなアセスメント表及びケアプランを策定するシステム

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JP2001125988A
JP2001125988A JP35061599A JP35061599A JP2001125988A JP 2001125988 A JP2001125988 A JP 2001125988A JP 35061599 A JP35061599 A JP 35061599A JP 35061599 A JP35061599 A JP 35061599A JP 2001125988 A JP2001125988 A JP 2001125988A
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care
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Yuko Tsuda
祐子 津田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】要介護者に必要なケアプランを策定するため
に、正しいアセスメントを得る方法と、それに基づくケ
アプランの策定方法を確立する。 【解決手段】各専門職の判断力によるチェックリストを
入力し、その結果として7種類のアセスメント表を自動
的に導く。さらには前回、前々回のデータも同時に表示
することにより、介護に必要なケアプランの策定を、正
確かつ効率的に処理できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、施設や在宅におけ
る、要介護高齢者のケアプラン=介護サービス計画を、
客観的、科学的、効率的に作成すめための方法、及びパ
ソコンシステムの開発である。
【0002】
【従来の技術】従来のケアプラン策定システムでは、チ
ェックリストが1冊で構成しており、各職種が合議又は
回覧で全項目のチェックを行うため作業効率が悪く、ア
セスメント表が記号やアルファベットで表されているた
め、全体の内容を把握できず、結果的に必要なケアプラ
ンを策定することが困難であった。(例えば、MDS−
RAPs、MDS−HC)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のケアプラン策定
システムに於いては、アセスメント表からアセスメント
の全体の内容を把握できない現在の状態と過去の状態と
の比較ができないばかりでなく、対象者の問題点を評価
検討するばかりであり、対象者の良い点についての評価
ができていない。ケアプランを立案するには、ADLや
IADLを正確に評価する必要があるが、評価査定が困
難である。また、提供したケアについて利用者や家族か
ら満足の有無を評価したり、実施したケアについてのま
とめ等のアセスメントが行われていない。従って、実施
したケアサービスについてのモニタリングが困難である
等の幾つかの問題点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明は、ケアに関わる各職種別にチェックリ
ストを作成し、チェックリストの各項目は各アセスメン
ト表の誘因項目として有効活用し、パソコンソフトを用
いて自動的な転記及びグラフ表示を行うこととした。ケ
アプラン策定のためには、対象者のADLやIADLを
評価しなくてはならない。そのためには、要援護高齢者
を自立の程度や問題の程度の両面で評価し、そのレベル
が過去と現在で比較できるアセスメント表が必要である
こと。また、提供したケアがどの程度充足しているか、
本人や家族の満足が得られたか効果の測定ができるこ
と。考案したアセスメント表は、活字で示しており該当
状況を豊富なグラフで表し視覚的に把握でき、かつ、過
去のデーターも同時に描写し、経時的な評価査定ができ
るのでケアの見直しや効果の測定が行えるので、各アセ
スメント表にモニタリングの機能を持たせることができ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】各チェックリストは、パソコンソ
フトによりディスプレイ上に表し、該当する項目のボタ
ンをクリックする。それぞれの項目は、a正常、bやや
問題、c問題となる内容に整理され、各職種別にチェッ
ク項目を設け、チェックの標準化を図り、対象者の個別
な問題のみワープロで入力する。
【0006】表1の本人のチェックリストは、表10,
11の必要なケアのアセスメント表、表12のニーズ・
満足度・充足度のアセスメント表、表15の在宅支援度
のアセスメント表、表16,17,18,19の在宅ケ
アサービスのアセスメント表にそれぞれ誘因項目として
活用する。
【0007】表2の家族のチェックリストは、表12の
ニーズ・満足度・充足度のアセスメント表、表15の在
宅支援度のアセスメント表、表16,17,18,19
の在宅ケアサービスのアセスメント表にそれぞれ誘因項
目として活用する。
【0008】表3の医師のチェックリストは、表9の自
立度アセスメント表、表10,11の必要なケアのアセ
スメント表、表21の実施・要介護度・負担額のアセス
メント表にそれぞれ誘因項目として活用する。
【0009】表4の看護のチェックリストは、表9の自
立度アセスメント表、表10,11の必要なケアのアセ
スメント表、表12のニーズ・満足度・充足度のアセス
メント表、表20の変化把握のアセスメント表、表21
の実施・要介護度・負担額のアセスメント表にそれぞれ
誘因項目として活用する。
【0010】表5の介護のチェックリストは、表9の自
立度アセスメント表、表10,11の必要なケアのアセ
スメント表、表12のニーズ・満足度・充足度のアセス
メント表、表20の変化把握のアセスメント表、表21
の実施・要介護度・負担額のアセスメント表にそれぞれ
誘因項目として活用する。
【0011】表6のリハビリのチェックリストは、表9
の自立度アセスメント表、表10,11の必要なケアの
アセスメント表、表12のニーズ・満足度・充足度のア
セスメント表、表20の変化把握のアセスメント表、表
21の実施・要介護度・負担額のアセスメント表にそれ
ぞれ誘因項目として活用する。
【0012】表7の厨房のチェックリストは、表9の自
立度アセスメント表、表10,11の必要なケアのアセ
スメント表、表12のニーズ・満足度・充足度のアセス
メント表、表21の実施・要介護度・負担額のアセスメ
ント表にそれぞれ誘因項目として活用する。
【0013】表8の相談指導員のチェックリストは、表
9の自立度アセスメント表、表10,11の必要なケア
のアセスメント表、表12のニーズ・満足度・充足度の
アセスメント表、表21の実施・要介護度・負担額のア
セスメント表にそれぞれ誘因項目として活用する。
【0014】上記のチェックリスト以外に、介護保険で
活用する要介護認定調査項目、特記事項、主治医意見書
も表15の在宅支援度のアセスメント表、表16の在宅
ケアサービスのアセスメント表、表20の変化把握のア
セスメント表にそれぞれ誘因項目として活用する。
【0015】[実施例]自立度アセスメント表の実施例
の全体像は、表9に示す。自立度アセスメントは、A身
体状況安定、B精神機能安定など7つの評価する領域を
設け、これらに関係ある誘因項目(各チェックリストの
a正常項目)を集めてグループ化する。次に、対象者が
該当する項目数を全項目数で除して比率を求め棒グラフ
に表す。この棒グラフの前に前回の比率を示し比較でき
るようにする。この作業は、パソコンですべて行う。
【0016】必要なケアのアセスメント表の実施例の全
体像は、表10,11に示す。施設入所中の要援護高齢
者に必要と考える23のケアの領域を設け、これらに関
係ある誘因項目(各チェックリストのbやや問題、c問
題)を集めてグループ化する。次に、対象者が該当する
項目には、パソコンにて自動的にチェックが入る仕組み
にして、必要なケアの領域やその問題項目を介護サービ
ス計画表に同時に転記する。
【0017】ニーズ・満足度・充足度のアセスメント表
の実施例の全体像は、表12に示す。満足度の評価は、
表13に詳しく示すと、本人と家族のチェックリストよ
り、a満足、bまずまず、c我慢、d改善希望、e不明
のレベルで聞き取ったケア評価をグラフを用いて表し、
前回と今回の差を見る。充足度の評価項目は、表14の
ように、ア体のケア、イ心のケア、ウ衣のケア、エ食の
ケア、オ環境のケア、カ行動のケアの6つの領域を設
け、これらに関係ある各チェックリストの誘因項目をを
集めてグループ化する。次に、対象者が該当する項目数
を全項目数で除して比率を求め棒グラフに表す。この棒
グラフの前に前回の比率を示し比較できるようにする。
これらの作業をすべてパソコンで行う。
【0018】在宅支援度のアセスメント表の実施例の全
体像は、表15に示す。在宅支援の領域は、I健康面、
II精神面、III監視・安全保護面、IVADL面、
VIADL面、VI転倒・骨折予防面、VII外出・Q
OL面の7つの領域を設け、各領域に関係する誘因項目
のグループを作る。誘因項目は、本人と家族のチェック
リスト及び要介護認定の基本調査項目を活用し、パソコ
ンで対象者の該当数を本人の自立項目数と家族の支援項
目数で各々除して比率を求め、円グラフで示す。
【0019】在宅ケアサービスアセスメント表の実施例
の全体像は、表16,17,18,19に示す。必要ケ
ア項目として25領域を設け、各領域に関係する誘因項
目のグループを作る。誘因項目は、本人と家族のチェッ
クリストより支援希望項目、要介護認定の基本調査項目
の要介護項目、主治医意見書の問題項目を抽出し並べ
る。次に、対象者が該当する項目には、パソコンにて自
動的にチェックが入る仕組みにして、必要な在宅ケアの
領域やその問題項目を介護サービス計画表に同時に転記
する。
【0020】変化把握のアセスメント表の実施例の全体
像は、表20に示す。介護保険で使用される要介護認定
基本調査項目を票の縦に並べ、調査員がチェックした項
目を右に整理し、づぎに右には、直接ケアを行っている
スタッフがチェックした場合の項目を明記する。さらに
その右に、調査員と直接ケアスタッフの評価を折れ線グ
ラフで表して、折れ線グラフの重なる項目や離れた項目
を明確にする。これらは、パソコンで自動的に表す。
【0021】実施・要介護度・負担額のアセスメント表
の実施例の全体像は、表21に示す。各職種が行った主
なケア項目の実日数を月単位で記録し、6か月〜1年間
でトータルし表す。表の下半分には、要介護度、支給限
度額、自己負担額を折れ線グラフで表す。これらは、パ
ソコンで自動的に表す。
【0022】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような方法で7
つのアセスメント表の作成が行え、以下に示すような効
果を奏でる。
【0023】各チェックリストは、a正常、bやや問
題、c問題又はa正常、b問題でレベル評価が行え、該
当する記号にチェックするだけで良く、チェックノ標準
化が図れ、経験の有無にかかわらず一定の情報を収集で
きる。
【0024】チェックリストの各項目は、7つのアセス
メント表に有効活用し無駄がない。
【0025】アセスメント表は、いろいろなグラフで表
しており、視覚的に状態を把握できるので、第三者が見
ても分かりやすい。
【0026】前回のデーターを示すことにより、ケアの
評価査定や効果の比較検討ができるので、介護保険下で
ケアを管理監督する立場にある介護支援専門員にとっ
て、このアセスメント表はモニタリングの機能があり有
益である。
【0027】アセスメントの標準化が図れ、誰が行って
も同じ結果を導くことができる。
【0028】自立度アセスメント表及び必要なケアのア
セスメント表は、対象者を良い点・問題点の両側面から
把握することが可能であり、ニーズ・満足度・充足度の
アセスメント表では、提供するケアが適切であったかど
うかを把握することができる。在宅支援度のアセスメン
ト表は、対象者本人の自立の程度と家族の支援の程度を
円グラフで示すので、2つの円グラフの比率が低い領域
に対して、在宅のケアサービスが必要だと判断できる。
【0029】変化把握のアセスメント表は、調査員と直
接ケアスタッフ間でチェックに差が生じた項目について
の調整や相談を容易にし、対象者の正確な状態を把握で
き、かつ、双方で評価判断の知識を深める効果がある。
実施・要介護度・負担額のアセスメント表は、対象者に
どの様なケアサービスが多く提供されたかを明らかに
し、要介護度の重度化や軽減と相関しているか等を把握
できる。
【図面の簡単な説明】
【表1】本人のチェックリスト=(本人が困ること・支
援の希望)の様式の一部である。
【表2】家族のチェックリスト=(家族が支援できるこ
とのアンケート)の様式の一部である。
【表3】医師のチェックリストの様式の一部である。
【表4】看護のチェックリストの様式の一部である。
【表5】介護のチェックリストの様式の一部である。
【表6】リハビリのチェックリストの様式の一部であ
る。
【表7】厨房のチェックリストの様式の一部である。
【表8】相談指導員のチェックリストの様式の一部であ
る。
【表9】自立度アセスメント表の全体像である。
【表10】必要なケアのアセスメント表2枚構成の内、
1枚目の前編部分である。
【表11】必要なケアのアセスメント表2枚構成の内、
2枚目の後編部分である。
【表12】ニーズ・満足度・充足度のアセスメント表の
全体像である。
【表13】ニーズ・満足度・充足度のアセスメント表の
内、満足度評価表の部分である。
【表14】ニーズ・満足度・充足度のアセスメント表の
内、充足度評価表の部分である。
【表15】在宅支援度のアセスメント表の全体像であ
る。
【表16】在宅ケアサービスアセスメント表4枚構成の
内、1枚目の部分である。
【表17】在宅ケアサービスアセスメント表4枚構成の
内、2枚目の部分である。
【表18】在宅ケアサービスアセスメント表4枚構成の
内、3枚目の部分である。
【表19】在宅ケアサービスアセスメント表4枚構成の
内、4枚目の部分である。
【表20】変化把握のアセスメント表の全体像である。
【表21】実施・要介護度・負担額のアセスメント表の
全体像である。
【手続補正書】
【提出日】平成12年2月2日(2000.2.2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、施設や在宅におけ
る要介護高齢者のケアプラン=介護サービス計画を、客
観的、科学的、効率的に作成するための方法、及びパソ
コンシステムの開発である。
【0002】
【従来の技術】従来のケアプラン策定システムでは、チ
ェックリストが1冊で構成しており、各職種が合議又は
回覧で全項目のチェックを行うため作業効率が悪く、ア
セスメント表が記号やアルファベットで表されているた
め、全体の内容を把握できず、効果的に必要なケアプラ
ンを策定することが困難であった。(例えば、MDS−
RAPs、MDS−HC)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のケアプラン策定
システムに於いては、アセスメント表からアセスメント
の全体の内容を把握できない現在の状態と過去の比較が
できないばかりでなく、対象者の問題点を評価検討する
ばかりであり、対象者の良い点についての評価ができて
いない。ケアプランを立案するには、ADLやIADL
を正確に評価する必要があるが、評価査定が困難であ
る。また、提供したケアについて利用者や家族から満足
の有無を評価したり、実施したケアについてのまとめ等
のアセスメントが行われていない。従って、実施したケ
アサービスについてのモニタリングが困難である等の幾
つかの問題点がある。
【0004】
【問題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明は、ケアに関わる各職種別にチェックリ
ストを作成し、チェックリストの各項目は各アセスメン
ト表の誘因項目として有効活用し、パソコンソフトを用
いて自動的な転記及びグラフ表示を行うこととした。ケ
アプラン策定のためには、対象者のADLやIADLを
評価しなくてはならない。そのためには、要援護高齢者
を自立の程度や問題の程度の両面で評価し、そのレベル
が過去と現在で比較できるアセスメント表が必要である
こと。また、提供したケアがどの程度充足しているか、
本人や家族の満足が得られたか効果の測定が出来るこ
と。考案したアセスメント表は、活字で示しており該当
状況を豊富なグラフで表し視覚的に把握でき、かつ、過
去のデーターも同時に描写し、経時的な評価査定ができ
るのでケアの見直しや効果の測定が行えるので、各アセ
スメント表にモニタリングの機能をもたせることができ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】各チェックリストは、パソコンソ
フトによりディスプレイ上に表し、該当する項目のボタ
ンをクリックする。それぞれの項目は、a正常、bやや
問題、c問題となる内容に整理され、各職種別にチェッ
ク項目を設け、チェックの標準化を図る。そこで、各チ
ェックリストの様式の一部を表1〜表8に提示する。 表1 本人のチェックリスト=(本人が困ること・支援の希
望)の様式の一部である。 表2 家族のチェックリスト=(家族が支援できることのアン
ケート)の様式の一部である。 表3 医師のチェックリストの様式の一部である。 表4 看護のチェックリストの様式の一部である。 表5 介護のチェックリストの様式の一部である。 表6 リハビリのチェックリストの様式の一部である。 表7 厨房のチェックリストの様式の一部である。 表8 相談指導員のチェックリストの様式の一部である。
【0006】各チェックリストの項目は、以下の7種類
のアセスメント表にそれぞれ分類し整理する。そこで、
考案した各アセスメント表を表9〜表21に提示する。 表9 自立度アセスメント表の全体像である。 表10 必要なケアのアセスメント表2枚構成の内、1枚目の前
編部分である。 表11 必要なケアのアセスメント表2枚構成の内、2枚目の後
編部分である。 表12 ニーズ・満足度・充足度のアセスメント表の全体像であ
る。 表13 ニーズ・満足度・充足度のアセスメント表の内、満足度
評価表の部分である。 表14 ニーズ・満足度・充足度のアセスメント表の内、充足度
評価表の部分である。 表15 在宅支援度のアセスメント表の全体像である。 表16 在宅ケアサービスアセスメント表4枚構成の内、1枚目
の部分である。 表17 在宅ケアサービスアセスメント表4枚構成の内、2枚目
の部分である。 表18 在宅ケアサービスアセスメント表4枚構成の内、3枚目
の部分である。 表19 在宅ケアサービスアセスメント表4枚構成の内、4枚目
の部分である。 表20 変化把握のアセスメント表の全体像である。 表21 実施・要介護度・負担額のアセスメント表の全体像であ
る。
【0007】表1の本人のチェックリストは、表10,
11の必要なケアのアセスメント表、表12のニーズ・
満足度・充足度のアセスメント表、表15の在宅支援度
のアセスメント表、表16,17,18,19の在宅ケ
アサービスのアセスメント表にそれぞれ誘因項目として
活用する。
【0008】表2の家族のチェックリストは、表12の
ニーズ・満足度・充足度のアセスメント表、表15の在
宅支援度のアセスメント表、表16,17,18,19
の在宅ケアサービスのアセスメント表にそれぞれ誘因項
目として活用する。
【0009】表3の医師のチェックリストは、表9の自
立度アセスメント表、表10,11の必要なケアのアセ
スメント表、表21の実施・要介護度・負担額のアセス
メント表にそれぞれ誘因項目として活用する。
【0010】表4の看護のチェックリストは、表9の自
立度アセスメント表、表10,11の必要なケアのアセ
スメント表、表12のニーズ・満足度・充足度のアセス
メント表、表20の変化把握のアセスメント表、表21
の実施・要介護度・負担額のアセスメント表にそれぞれ
誘因項目として活用する。
【0011】表5の介護のチェックリストは、表9の自
立度アセスメント表、表10,11の必要なケアのアセ
スメント表、表12のニーズ・満足度・充足度のアセス
メント表、表20の変化把握のアセスメント表、表21
の実施・要介護度・負担額のアセスメント表にそれぞれ
誘因項目として活用する。
【0012】表6のリハビリのチェックリストは、表9
の自立度アセスメント表、表10,11の必要なケアの
アセスメント表、表12のニーズ・満足度・充足度のア
セスメント表、表20の変化把握のアセスメント表、表
21の実施・要介護度・負担額のアセスメント表にそれ
ぞれ誘因項目として活用する。
【0013】表7の厨房のチェックリストは、表9の自
立度アセスメント表、表10,11の必要なケアのアセ
スメント表、表12のニーズ・満足度・充足度のアセス
メント表、表20の変化把握のアセスメント表、表21
の実施・要介護度・負担額のアセスメント表にそれぞれ
誘因項目として活用する。
【0014】表8の相談指導員のチェックリストは、表
9の自立度アセスメント表、表10,11の必要なケア
のアセスメント表、表12のニーズ・満足度・充足度の
アセスメント表、表20の変化把握のアセスメント表、
表21の実施・要介護度・負担額のアセスメント表にそ
れぞれ誘因項目として活用する。
【0015】上記のチェックリスト以外に、介護保険で
活用する要介護認定調査項目、特記事項、主治医意見書
も表15の在宅支援度のアセスメント表、表16,1
7,18,19の在宅ケアサービスのアセスメント表、
表20の変化把握のアセスメント表にそれぞれ誘因項目
として活用する。
【0016】
【実施例】自立度アセスメント表の実施例の全体像は、
表9に示す。自立度アセスメント表は、A身体状況安
定、B精神機能安定等7つの評価する領域を設け、これ
らに関係のある誘因項目(各チェックリストのa正常項
目)を集めてグループ化する。次に、対象者が該当する
項目を全項目数で除して比率を求め棒グラフに表す。こ
の棒グラフの前に前回の比率を示し比較できるようにす
る。この作業は、すべてパソコンで行う。
【0017】必要なケアのアセスメント表の実施例の全
体像は、表10,11に示す。施設入所中の要援護高齢
者に必要と考える23のケアの領域を設け、これらに関
係ある誘因項目(チェックリストのbやや問題、c問
題)を集めてグループ化する。次に、対象者が該当する
項目には、パソコンにて自動的にチェックが入る仕組み
にして、必要なケアの領域やその問題項目を介護サービ
ス計画表に同時に転記する。
【0018】ニーズ・満足度・充足度のアセスメント表
の実施例の全体像は、表12に示す。満足度の評価は、
表13に詳しく示すと、本人と家族のチェックリストよ
り、a満足、bまずまず、c我慢、d改善希望、e不明
のレベルで聞き取ったケア評価をグラフを用いて表し、
前回と今回の差を見る。充足度の評価項目は、表14の
ように、ア身体のケア、イ心のケア、ウ衣のケア、エ食
のケア、オ環境のケア、カ行動のケアの6つの領域を設
け、これらに関係ある各チェックリストの誘因項目を集
めてグループ化する。次に、対象者が該当する項目数を
全項目数で徐して比率を求め棒グラフに表す。この棒グ
ラフの前に前回の比率を示し比較できるようにする。こ
れらの作業をすべてパソコンで行う。
【0019】在宅支援度のアセスメント表の実施例の全
体像は、表15に示す。在宅支援の領域は、I健康面、
II精神面、III監視・安全保護面、IVADL面、
VIADL面、VI転倒・骨折予防面、VII外出・Q
OL面の7つの領域を設け、各領域に関係する誘因項目
のグループを作る。誘因項目は、本人と家族のチェック
リスト及び要介護認定の基本調査項目を活用し、パソコ
ンで対象者の該当数を本人の自立項目数と家族の支援項
目数で各々徐して比率を求め、円グラフで示す。
【0020】在宅ケアサービスアセスメント表の実施例
の全体像は、表16,17,18,19に示す。必要ケ
ア項目として25領域を設け、各領域に関係する誘因項
目のグループを作る。誘因項目は、本人と家族のチェッ
クリストより支援希望項目、要介護認定の基本調査項目
の要介護項目、主治医意見書の問題項目を抽出し並べ
る。次に、対象者が該当する項目には、パソコンにて自
動的にチェックが入る仕組みにして、必要な在宅ケアの
領域やその問題項目を介護サービス計画表に同時に転記
する。
【0021】変化把握のアセスメント表の実施例の全体
像は、表20に示す。介護保険で使用される要介護認定
基本調査項目を表の縦に並べ、調査員がチェックした項
目を右に整理し、次に右には、直接ケアを行っているス
タッフがチェックした項目を明記する。さらにその右
に、調査員と直接ケアスタッフ「の評価を折れ線グラフ
で表して、折れ線グラフの重なる項目や離れた項目を明
確にする。これらは、パソコンで自動的に表す。
【0022】実施・要介護度・負担額のアセスメント表
の実施例の全体像は、表21に示す。各職種が行った主
なケア項目の実日数を月単位で記録し、6ヶ月〜1年間
でトータルし表す。表の下半分には、要介護度、支給限
度額、自己負担額を折れ線グラフで表す。これらは、パ
ソコンで自動的に表す。
【0023】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような方法で7
つのアセスメント表の作成が行え、以下に示すような効
果を奏でる。
【0024】各チェックリストは、a正常、bやや問
題、c問題又はa正常、b問題でレベル評価が行え、該
当する記号にチェックするだけで良く、チェックの標準
化が図れ、経験の有無にかかわらず一定の情報を収集で
きる。
【0025】チェックリストの各項目は、7つのアセス
メント表に有効活用し無駄がない。
【0026】アセスメント表は、いろいろなグラフで表
しており、視覚的に状態を把握できるので、第三者が見
ても分かりやすい。
【0027】前回のデーターを示すことにより、ケアの
評価査定や効果の比較検討ができるので、介護保険下で
ケアを管理監督する立場にある介護支援専門員にとっ
て、このアセスメント表はモニタリングの機能があり有
益である。
【0028】アセスメントの標準化が図れ、誰が行って
も同じ結果を導くことができる。
【0029】自立度アセスメント表及び必要なケアのア
セスメント表は、対象者を良い点・問題点の両側面から
把握することが可能であり、ニーズ・満足度・充足度の
アセスメント表では、提供するケアが適切であったかど
うかを把握することができる。在宅支援度のアセスメン
ト表は対象者本人の自立の程度と家族の支援の程度を円
グラフで示すので、2つの円グラフの比率が低い領域に
対して、在宅のケアサービスが必要だと判断できる。
【0030】変化把握のアセスメント表は、調査員と直
接ケアスタッフ間でチェックに差が生じた項目について
の調整や相談を容易にし、対象者の正確な状態を把握で
き、かつ、双方で評価判断の知識を深める効果がある。
実施・要介護度・負担額のアセスメント表は、対象者に
どの様なケアサービスが多く提供されたかを明らかに
し、要介護度の重度化や軽減と相関しているか等を把握
できる。
【表1】
【表2】
【表3】
【表4】
【表5】
【表6】
【表7】
【表8】
【表9】
【表10】
【表11】
【表12】
【表13】
【表14】
【表15】
【表16】
【表17】
【表18】
【表19】
【表20】
【表21】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】削除
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】削除

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】要援護高齢者の施設生活上での自立度を示
    す自立度アセスメント表の計算方式及び様式
  2. 【請求項2】要援護高齢者の施設生活上での必要なケア
    を示す必要なケアのアセスメント表及び様式
  3. 【請求項3】要援護高齢者及び家族のニーズの整理と本
    人及び家族のケアへの満足度や提供するケアの充足度を
    計るためのニーズ・満足度・充足度のアセスメント表の
    計算方式及び様式
  4. 【請求項4】要援護高齢者が家庭復帰する場合におい
    て、本人の自立度や家族の介護支援の程度を計る在宅支
    援度のアセスメント表の計算方式及び様式
  5. 【請求項5】要援護高齢者が在宅で必要とするケアサー
    ビスを示す在宅ケアサービスアセスメント表及び様式
  6. 【請求項6】要介護認定調査結果と直接ケアスタッフの
    評価を比較する変化把握のアセスメント表及び様式
  7. 【請求項7】要援護高齢者に対して実施したケアを総合
    的にまとめ、要介護度や自己負担額、支給限度額と比較
    検討するための実施・要介護度・負担額のアセスメント
    表及び様式
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