JP2022170117A - 分析支援プログラム、分析支援方法および分析支援システム - Google Patents

分析支援プログラム、分析支援方法および分析支援システム Download PDF

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Abstract

【課題】高齢者等を検査する検査者の知識や経験によるばらつきを生じさせることなく、被検者の状態を客観的かつ体系的に顕在化させることができる分析支援プログラム等を提供する。【解決手段】分析支援プログラムは、生活機能に関する設問に対する被検者の回答を取得する取得ステップと、回答をICF(International Classification of Functioning, Disability and Health)で分類される健康状態、心身機能、活動、参加、環境因子、個人因子の6つのカテゴリーに分類する分類ステップと、カテゴリーごとに分類された回答をカテゴリーごとに表示器に表示する表示ステップとをコンピュータに実行させる。【選択図】図10

Description

本発明は、分析支援プログラム、分析支援方法および分析支援システムの名称に関する。
高齢者等の対象者が自立して日常生活を営むことができるように、介護支援者が対象者と面談し、生活状況を分析して、生活行為に関する課題を抽出したり、当該課題を克服するためのアドバイスをしたりすることが行われている。また、特許文献1に開示された介護サービス支援装置は、支援を必要とする要支援者に関する情報の入力に基づいて、要支援者のニーズを満たすサービス提供者の情報を提供する。
特開平11-53455号公報
アセスメントにおいて、ヒアリング等を通じて収集された回答から対象者の状態を客観的かつ体系的に顕在化させる手法として、ICF(International Classification of Functioning, Disability and Health)の生活機能モデルによる分類が知られている。ICFは2001年にWHO(World Health Organization)によって採択された人の健康状態、健康に影響する因子を理解するための概念であり、具体的には人の生活機能の状態を6つカテゴリー(健康状態、心身機能、活動、参加、環境因子、個人因子)に分類している。
これまでのアセスメントにおいて、収集された回答をICFの各カテゴリーへ分類する作業は、アセスメントを行う検査者に委ねられていたことから、検査者の知識や経験によってその分類結果にばらつきが生じることがあった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、検査者の知識や経験によるばらつきを生じさせることなく、被検者の状態を客観的かつ体系的に顕在化させることができる分析支援プログラム等を提供するものである。
本発明の第1の態様における分析支援プログラムは、生活機能に関する設問に対する被検者の回答を取得する取得ステップと、回答をICF(International Classification of Functioning, Disability and Health)で分類される健康状態、心身機能、活動、参加、環境因子、個人因子の6つのカテゴリーに分類する分類ステップと、カテゴリーごとに分類された回答をカテゴリーごとに表示器に表示する表示ステップとをコンピュータに実行させる。
このようなステップを経ることにより、使用者である検査者は、自らの知識や経験に依らず安定的に被検者の状態を俯瞰することができる。その結果、検査者の知識や経験によらずアセスメントによる被検者の状態を分析、評価ができるため、アセスメントの質を向上させることができる。付随的な効果として、検査者は、分類された結果を認識することにより、ヒアリング等を通じて得られたそれぞれの回答が、ICF分類のどのカテゴリーと相互に関係するものであるかを学ぶことができる。
上記の分析支援プログラムにおいて、表示ステップは、カテゴリーごとに分類されたそれぞれの回答が、分類されたカテゴリーにおいて肯定的評価、否定的評価、参考情報のいずれに属するかを明示して表示してもよい。このような表示により、表示結果の一覧性をより高めることができる。
また、上記の分析支援プログラムは、表示ステップにおいて、カテゴリーごとに被検者に関する特徴事項の記入を受け付ける受付ステップをコンピュータに実行させ、表示ステップは、受付ステップで受け付けた特徴事項を追加して一覧表示してもよい。このように自動で分類される回答には該当しない項目であっても、ヒアリング等を通じて得られた情報を追記できるようにすれば、被検者の状態をより体系的に顕在化させることができる。
また、上記の分析支援プログラムにおいて、表示ステップは、取得ステップによるすべての回答の取得が完了する前であっても、使用者からの指示を受け付けた場合には、それまでに分類ステップによってカテゴリーごとに分類された回答をカテゴリーごとに表示器に表示してもよい。このように中途段階でもICF分類による一覧表示を行うようにすれば、検査者は、アセスメント中であっても、例えば今入力した回答がどのように分類されるかを確認することができるので、その後のヒアリングの方針を修正したり、その設問の意義を理解したりすることができる。
また、上記の分析支援プログラムにおいて、表示ステップは、設問に付された属性情報と共に回答をカテゴリーごとに表示してもよい。このように表示されることにより、検査者は、カテゴリーごとの表示を確認した後に詳細を振り返るべく設問のUI画面を呼び出す場合に、いずれのUI画面を呼び出せばよいのか、容易に判断することができる。
本発明の第2の態様における分析支援方法は、分析支援システムを利用した分析支援方法であって、取得部が、生活機能に関する設問に対する被検者の回答を取得する取得ステップと、分類部が、回答をICF(International Classification of Functioning, Disability and Health)で分類される健康状態、心身機能、活動、参加、環境因子、個人因子の6つのカテゴリーに分類する分類ステップと、表示制御部が、カテゴリーごとに分類された回答をカテゴリーごとに表示器に表示する表示ステップとを有する。
また、本発明の第3の態様における分析支援システムは、生活機能に関する設問に対する被検者の回答を取得する取得部と、回答をICF(International Classification of Functioning, Disability and Health)で分類される健康状態、心身機能、活動、参加、環境因子、個人因子の6つのカテゴリーに分類する分類部と、カテゴリーごとに分類された回答をカテゴリーごとに表示器に表示する表示制御部とを備える。
このような第2の態様、第3の態様であっても、検査者は、自らのスキルに依らず安定的に被検者の状態を俯瞰することができる。
本発明により、検査者の知識や経験によるばらつきを生じさせることなく、被検者の状態を客観的かつ体系的に顕在化させることができる分析支援プログラム等を提供することができる。
本実施形態に係る分析支援システムが利用される様子を示す図である。 分析支援サーバの主なハードウェア構成図である。 分析支援端末の主なハードウェア構成図である。 分類部が被検者の回答をICF分類に従って分類する処理の概念を示す図である。 日常生活に関する基本的な設問に対する回答を受け付ける様子を示すUI画面の例である。 健康情報に関する設問に対する回答を受け付ける様子を示すUI画面の例である。 身体の基本動作の設問に対する回答を受け付ける様子を示すUI画面の例である。 生活行為アセスメントにおいて回答を受け付ける様子を示すUI画面の例である。 対象となる生活行為における課題候補の指定を受け付ける様子を示すUI画面の例である。 ICFのカテゴリーごとに分類された回答の一覧表示の例である。 特徴事項の追記を受け付ける様子を示すUI画面の例である。 ICF分類に関するアセスメントの処理の流れを示すフロー図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、特許請求の範囲に係る発明を以下の実施形態に限定するものではない。また、実施形態で説明する構成の全てが課題を解決するための手段として必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態に係る分析支援システムが利用される様子を示す図である。本実施形態に係る分析支援システムは、分析支援サーバ100、または分析支援端末300、あるいは分析支援サーバ100と分析支援端末300の両方によって実現され得る。分析支援サーバ100は、インターネット等のネットワーク900に接続されており、ネットワーク900および無線ユニット910を介して、分析支援システムの使用者たる検査者のタブレット端末である分析支援端末300と情報や指示コマンドの授受を行う。無線ユニット910は、分析支援端末300が利用される環境に設置された無線通信設備であり、例えば無線LAN(Local Area Network)装置である。
以下においては、検査者に呈示する情報の表示制御や被検者の回答を取得する取得制御等を、分析支援端末300が主体的に実行する実施例を説明する。分析支援端末300において実行される分析支援プログラムは、必要に応じて分析支援サーバ100から処理に必要な情報を取得したり、分析支援サーバ100からの指示コマンドを受け付けたりする。なお、以下に説明する表示制御や取得制御等は、分析支援サーバ100が遠隔制御により分析支援端末300を稼働させる態様であってもよいし、処理に応じて分析支援サーバ100と分析支援端末300とが協働して実行する態様であってもよい。
本実施形態に係る分析支援システムは、被検者が自立して日常生活を営むことができるように、検査者が被検者と面談し、生活状況を分析して、被検者の状態を客観的かつ体系的に顕在化させるアセスメントを支援するものである。ここで、検査者は、一般的には介護支援者、理学療法士、ケアマネジャー、看護師等の専門知識を有する者である。被検者は、高齢者や障碍者など、日常生活を自立的に営むことに対して不安を有する者が想定され得る。検査者は、分析支援端末300に示された設問に従って被検者にヒアリングを行い、分析・評価結果を得て、被検者が必要とするアドバイスを行ったり支援計画を立案したりすることができる。本実施形態においては、分析・評価結果の一例としてヒアリングを通じて得られた回答のうち対象となる回答を、ICFのカテゴリーごとの分類して分析支援端末300表示器に表示する。このような表示を実現する分析支援サーバ100および分析支援端末300の構成、ユーザインタフェース(UI)画面の例、処理手順について、順次説明する。
図2は、分析支援サーバ100の主なハードウェア構成図である。分析支援サーバ100は、主に、システム制御部110、通信ユニット140、および記憶装置150によって構成される。本実施形態においては、ユーザが分析支援サーバ100に対して情報入力やプログラムのアップデート等の作業を直接行えるように、表示モニタ120と入力デバイス130も備える。
システム制御部110は、分析支援サーバ100の制御とプログラムの実行処理を行うプロセッサ(CPU:Central Processing Unit)である。プロセッサは、ASICやGPU等の演算処理チップと連携する構成であってもよい。表示モニタ120は、例えば液晶パネルを備えるモニタであり、例えば、被検者の個人情報や分析支援端末300から送られてきた分析・評価結果を視認可能に表示する。入力デバイス130は、例えばキーボードやマウスであり、複数の被検者の個人情報を統括的に管理するための入力等を受け付ける。
通信ユニット140は、ネットワーク900への接続および分析支援端末300とのデータ授受を担い、例えばLANによって構成されている。通信ユニット140は、システム制御部110の制御に従って、ネットワーク900との間で指示コマンドや情報の授受を行う。
記憶装置150は、不揮発性の記憶媒体であり、例えばHDD(Hard Disk Drive)によって構成されている。記憶装置150は、分析支援サーバ100の制御や処理を実行するプログラムの他にも、制御や演算に用いられる種々のパラメータや、利用者として登録された被検者の個人情報等も蓄積する。記憶装置150は、特に、アセスメント情報データベース151(以下、「アセスメント情報DB151」と称する)、分類テーブルデータベース152(以下、「分類テーブルDB152」と称する)を含む。
アセスメント情報DB151は、過去のアセスメント情報や収集・分析したアセスメント情報を格納するデータベースである。また、生活機能に関する設問とその選択肢等も格納されている。また、具体的には後述するが、ADLおよびIADLに規定された生活行為ごとに、要素工程やそれぞれの要素工程に関連付けられた課題候補を定義するツリー構造と、課題候補の課題を生じさせる阻害要因の候補を纏めた関連テーブルも、設問とその選択肢の一部として格納されている。
分類テーブルDB152は、想定される被検者の回答のそれぞれがICFで分類される健康状態、心身機能、活動、参加、環境因子、個人因子の6つのカテゴリーのいずれに分類されるかを規定してテーブル構造に纏めたデータベースである。テーブル構造は様々な形式を採用し得るが、本実施形態においては、生活機能に関して予め用意されている設問のそれぞれに対し、その回答が6つのカテゴリーのいずれに分類されるかが定義されている。具体的には、設問ごとにその回答がいずれのカテゴリーに分類されるかが定義されていてもよいし、特定の設問のグループについては、それらの回答がいずれも同一のカテゴリーに分類されることが定義されていてもよい。特定の設問のグループとしては、例えば、グループを成す設問に同一の属性情報を与えておくことが考えられる。本実施形態においては、具体的には後述するが、生活機能に関するアセスメントにおける区分や、生活行為に関する要素工程のそれぞれを「属性」として採用し得る。このように設問に対して属性情報が付与されていれば、ある属性情報が付与された設問の回答は、いずれも同一のカテゴリーに分類する旨を定義し得る。
また、その回答が被検者の状態の維持・向上を促進させる、もしくは阻害させる等の判断の対象となるものである場合には、予定される回答に応じて肯定的と評価される条件、否定的と評価される条件と共に、その回答をどのように表示するかについての内容が規定されている。一方で、その回答が被検者の状態を検討する上での参考情報となる場合には、参考情報として扱う条件と共に、その回答をどのように表示するかについての内容が規定されている。なお、記憶装置150は、単体のハードウェアで構成されていなくても良く、例えば、プログラムを格納する記憶媒体とそれぞれのデータベースを蓄積する記憶媒体が別々のハードウェアで構成されてもよい。
図3は、分析支援端末300の主なハードウェア構成図である。分析支援端末300は、主に、端末制御部310、表示パネル320、タッチパネル330、通信ユニット340、記憶部350によって構成される。端末制御部310は、分析支援端末300の制御とプログラムの実行処理を行うプロセッサ(CPU)である。プロセッサは、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やGPU(Graphics Processing Unit)等の演算処理チップとする構成であってもよい。端末制御部310は、分析支援プログラムの指示に従って様々な処理を実行する。具体的には、以下に説明する処理の他にも、分析支援サーバ100から送られてくる情報や指示コマンドに応じて、被検者の分析・評価に関する処理を実行する。
表示パネル320は、表示器の一例であり、例えば液晶の表示パネルを含み、端末制御部310で生成されたユーザインタフェース画面や、使用方法を説明する動画像等を視認可能に表示する。タッチパネル330は、表示パネル320に重畳された入力デバイスであり、接触する指先の位置と動作に応じた入力信号を生成する。例えば、タップ、スワイプ、ピンチ等の操作を受け付ける。
通信ユニット340は、ネットワーク900への接続および分析支援サーバ100とのデータ授受を担い、例えば無線LANによって構成されている。通信ユニット340は、端末制御部310の制御に従って、ネットワーク900に接続された無線ユニット910との間で指示コマンドや情報の授受を行う。
記憶部350は、不揮発性の記憶媒体であり、例えばソリッドステートドライブが用いられる。記憶部350は、分析支援端末300の制御や処理を実行するプログラムの他にも、制御や演算に用いられる様々なパラメータ値等を記憶している。特に、分析支援サーバ100の分類テーブルDB152から、検査対象となる被検者に応じて部分的にダウンロードして生成した分類テーブル351を一時的に記憶する。例えば、分類テーブルDB152が高齢者用の分類テーブルと若年者用の分類テーブルを含む場合に、被検者が高齢者であれば、端末制御部310は、分類テーブルDB152から高齢者用の分類テーブルをダウンロードして分類テーブル351を構築する。なお、分類テーブルDB152が被検者の性質に応じた複数の分類テーブルを包含しないような場合には、端末制御部310は、分類テーブルDB152の全体をダウンロードして、そのまま分類テーブル351としてもよい。また、本実施形態においては、分類テーブル351を構築して分類処理を実行する例を説明するが、分類対象となる回答を分析支援サーバ100へ送信し、当該回答がいずれのカテゴリーに分類されるか等の処理を分析支援サーバ100が実行してもよい。この場合、分析支援端末300は、分析支援サーバ100による処理結果を受信して表示パネル320に表示すればよい。
端末制御部310は、分析支援プログラムが指示する処理に応じて様々な演算を実行する機能演算部としての役割も担う。端末制御部310は、特に、取得部311、受付部312、分類部313、表示制御部314として機能し得る。これらの機能演算部の具体的な演算処理について、被検者の回答をICF分類に従って分類する処理の概念を説明した後に、分析支援端末300の表示パネル320に表示されるUI画面の例を通じて、順を追って説明する。
図4は、分類部313が被検者の回答をICF分類に従って分類する処理の概念を示す図である。本実施形態においては、生活機能に関するアセスメントは、主に「基本チェック」「健康」「基本動作」「ADL」「IADL」「栄養」「口腔」に区分されている。例えば、ADL(Activities of Daily Living:日常生活動作)は、人が生活を営む上で最低限必要な生活動作であり、歩行、排泄、食事、入浴、更衣などの生活行為を含む概念である。IADL(Instrumental Activities of Daily Living:手段的日常生活動作)は、ADLも複雑で高度な生活動作である掃除、洗濯、買い物、調理などの生活行為を含む概念である。検査者は、それぞれの区分に関連して用意された設問を呼び出し、その設問に沿って、被検者に対してヒアリングを実施する。
検査者は、ヒアリングを通じて得た被検者の回答を、分析支援端末300へ入力する。回答の入力は、原則として、設問に隣接して表示された選択肢の選択や入力ボックスへのテキスト入力によって実現される。取得部311は、入力された回答を受け入れ、当該回答をその設問に関連付けて記憶する。
アセスメントにおいて、収集された回答から被検者の状態を客観的かつ体系的に顕在化させる手法として、ICF(International Classification of Functioning, Disability and Health)の生活機能モデルによる分類が知られている。ICFは、人の健康状態、健康に影響する因子を理解するための概念であり、具体的には人の生活機能の状態を6つカテゴリー(健康状態、心身機能、活動、参加、環境因子、個人因子)に分類している。検査者は、収集された回答のうち対象となる回答がICFのカテゴリーごとに配列されて表示されると、被検者の状態を客観的かつ体系的に把握しやすい。
そこで、分類部313は、取得部311が設問と関連付けて記憶部350に記憶させた各回答のうち対象となる回答を読み出し、分類テーブル351を参照して、6つのカテゴリーの少なくとも1つに分類する。上述のように、分類テーブル351は、想定される被検者の回答のそれぞれがICFで分類される健康状態、心身機能、活動、参加、環境因子、個人因子のいずれのカテゴリーに分類されるかを規定している。「健康状態」は、疾患、外傷、妊娠、加齢、ストレス等を引き起こしたりこれらに影響を与えたりする健康上の諸問題をいう。「心身機能」は、生命の維持に直接関係する身体や精神の機能をいう。「活動」は、生活を送る上で必要な全ての行為であり、生活行為に関連する。「参加」は、家庭や社会における役割・関わり方や関与状況をいう。「環境因子」は、生活上の物的環境や人的環境、社会的環境による因子をいう。「個人因子」は、被検者個人に帰属する、その人固有の特徴をいう。
表示制御部314は、分類されたそれぞれの回答を、ICFのカテゴリーごとに配列して表示パネル320に表示する。これらの一連の処理の具体例を、いくつかのUI画面を示して説明する。
図5は、日常生活に関する基本的な設問に対する回答を受け付ける様子を示すUI画面の例である。より具体的には、検査対象者である被検者に関する情報の入力操作を終え、「基本チェック」に関するアセスメントが開始されて間もないUI画面の様子である。
表示制御部314は、主に、入力された被検者の氏名である被検者氏名501、アセスメントボタン511、ICFボタン512、コマンドボタン513、「基本チェック」に関する設問521、それぞれの設問に対応する選択肢522を表示パネル320に表示する。アセスメントボタン511は、上述のように区分された生活機能に関するアセスメントのそれぞれ(「基本チェック」「健康」「基本動作」「ADL」「IADL」「栄養」「口腔」)に応じて設けられた、選択可能なボタンである。検査者は、いずれかのアセスメントボタン511をタップすることにより、そのアセスメントを開始することができる。図においては、「基本チェック」が選択されている様子を表す。
ICFボタン512は、入力された回答をICFのカテゴリーごとに分類した表示(以下、「ICF分類表示」と称する)へ切替えるボタンである。検査者は、すべてのアセスメントが完了した後に限らず、いずれかの生活機能に関するアセスメントを実行している途中であってもICFボタン512をタップすれば、ICF分類表示へ切り替えることができる。コマンドボタン513は、「戻る」「一時保存」「完了」が用意されており、検査者は、それぞれのコマンドを実行させることができる。具体的には、「戻る」をタップすれば、被検者情報を入力する入力画面へ戻し、「一時保存」をタップすれば、その時点までの作業履歴を記憶部へ記憶させ、「完了」をタップすれば、アセスメントの処理を終了させることができる。
横方向に配列されたアセスメントボタン511およびICFボタン512の下部領域には、選択された生活機能に関する複数の設問521と、それぞれの設問521に対応する選択肢522とが配列されて表示される。図の例では、「基本チェック」うち、1番目の項目として用意されている「基本生活機能」の5つの設問と、2番目の項目として用意されている「運動機能」の3つの設問が、それぞれに対応する選択肢「はい」と「いいえ」と共に表示されている。例えば、設問521としての「06.階段を手すりや壁をつたわらずに昇っていますか」は、その選択肢522としての「0.はい」および「1.いいえ」と、横一列に並べて表示されている。「基本チェック」の設問は、厚労省が自治体や事業者に対して推奨している、被検者の日常生活を把握したりチェックしたりするための帳票である基本チェックリストに準拠する。ただし、本実施形態において採用する設問は、当該帳票に記載された基本チェックの項目に限らない。
検査者は、表示された設問を確認し、被検者にその設問を被検者が答えやすいように問いかけ、聞き取りを行う。すなわち、検査者は、被検者の特性に応じて、設問を言い換えたり、語調を整えたりする。検査者は、聞き取った内容に応じて選択肢522のいずれかをタップする。取得部311は、タッチパネル330からタップされた位置信号を受信し、当該位置に対応する選択肢を取得して記憶部350に記憶する。表示制御部314は、選択された選択肢に回答指標531を重ねて表示する。回答指標531は、例えば図示するような選択肢を取り囲む矩形であるが、検査者が他の選択肢と区別して当該選択肢を選択したことを視認できる態様であれば、他の指標やマーカ、あるいは選択肢の文字列を拡大して強調する態様などであってもよい。なお、図においては、設問「04.友人の家を訪ねていますか」の選択肢「1.いいえ」を検査者がタップしている様子を示している。
画面下部には、設問が更に続くことを示し画面の更新を促す送り指標591が表示される。検査者は、送り指標591をタップすると、次の設問群へ画面を遷移させることができる。もちろん、送り指標591は、設問群が続いていることを認識させるものであれば、上下方向のスクロールバーなど他の表示指標であってもよい。
図6は、健康情報に関する設問に対する回答を受け付ける様子を示すUI画面の例である。検査者は、アセスメントボタン511のうち「健康」をタップすると、「健康」に関するアセスメントを開始することができる。図は、被検者の「疾病情報」が設問として表示されており、被検者から聞き出した内容を元に検査者が設定された入力事項を入力する様子を示している。
具体的には、検査者が追加ボタン532をタップすると、新たな入力ウィンドウ540が開き、入力事項の入力が可能な状態になる。入力ウィンドウ540は、当該疾病が発症した「年月」、当該疾病の「病名」、受診した「医療機関・医師名」、現在の状態である「経過」、具体的な「内容」、現在継続している「服薬」のそれぞれの項目に対して入力ボックス541を有する。検査者は、不図示のソフトウェアキーボードや分析支援端末300に接続されたキーボード等を用いて、入力ボックス541へテキスト入力を行う。なお、入力する内容は、被検者から聞き出した内容に限らず、例えば、分析支援サーバ100の記憶装置150に記憶された被検者の個人情報を参照して入力してもよい。検査者は、OKボタン595をタップすれば、入力を確定させることができる。取得部311は、確定されたテキストを疾病情報の回答として取得し、記憶部350に記憶する。一方、検査者は、キャンセルボタン596をタップすれば、それまでの入力を破棄することができる。
図7は、身体の基本動作の設問に対する回答を受け付ける様子を示すUI画面の例である。検査者は、アセスメントボタン511のうち「基本動作」をタップすると、「基本動作」に関するアセスメントを開始することができる。「基本動作」のUI画面は、「基本チェック」のUI画面と同様に、横方向に配列されたアセスメントボタン511およびICFボタン512の下部領域に、複数の設問521と、それぞれの設問521に対応する選択肢522とが配列されて表示される。
ここでは、選択肢522が「はい」と「いいえ」ではなく、設問に応じた選択肢が用意されている。例えば、「片足立ち」に関する設問である「01.持続時間」に対しては、選択肢522として、「5秒以下」「5~10秒」「10秒以上」の3つが用意されている。取得部311は、タッチパネル330から「5秒以下」が検査者にタップされた旨の位置信号を受信すると、その内容を「片足立ち-持続時間」の設問に対応する回答として取得し、記憶部350に記憶する。
図8は、生活行為アセスメントにおいて回答を受け付ける様子を示すUI画面の例である。生活行為アセスメントは、「ADL」と「IADL」に区分されるアセスメントであり、両者は同様のUI画面によって回答が収集されるので、ここでは「IADL」を例に説明する。検査者は、アセスメントボタン511のうち「IADL」をタップすると、「IADL」に関するアセスメントを開始することができる。「IADL」のUI画面は、横方向に配列されたアセスメントボタン511およびICFボタン512の下部領域に、生活行為群550、要素工程群560、課題群570、阻害要因群580が配列されて表示される。
アセスメント情報DB151は、上述のように、ADLおよびIADLに規定された生活行為ごとに、要素工程やそれぞれの要素工程に関連付けられた課題候補を定義するツリー構造を格納している。また、それらの課題候補の課題を生じさせている要因として想定され得る阻害要因の候補が、ツリー構造に関連付けられた関連テーブルとして規定されている。端末制御部310は、これらのアセスメントを開始するにあたり、アセスメント情報DB151から当該ツリー構造および関連テーブルを取得する。
要素工程は、ADLおよびIADLに規定された生活行為ごとに規定された、当該生活行為を完遂するために順に実行されるべき段階的要素である。例えば、生活行為である「掃除」に対しては、「道具を取りに行く」「道具を準備する」「目的の場所まで移動」「姿勢を変える」「掃除をする」「姿勢を戻す」「道具を片付ける」の要素工程が関連付けられている。課題候補は、それぞれの要素工程を実行する場合にその実行を妨げることが予想される候補である。例えば、要素工程である「掃除をする」には、「汚れている場所の認識ができない」「道具の使い方がわからない」「安定した立位をとることができない」などの課題候補が関連付けられている。これらの課題候補の課題を生じさせている要因の候補は比較的共通しており、例えば「体幹筋力の低下」「筋力や伸張性の低下」「関節可動域制限」「手指の巧緻性低下」「認知機能低下」「活力・やる気の低下」「持久力の低下」が阻害要因の候補として規定されている。
図8において、生活行為群550には、テキストとアイコンを組み合わせたCGによって表現された複数の生活行為551が、縦方向に沿って一列に配列されている。図8においては、「掃除」の生活行為551がタップされて選択されている様子を示す。要素工程群560には、選択された「掃除」の要素工程561が、それぞれボックスに囲まれて縦方向に配列されている。要素工程群560の上端に表示された戻り指標592は、「1-02 道具を準備する」よりも前に順序付けられた要素工程が存在することを示している。検査者は、要素工程群560を下方向にフリックしたり、戻り指標592をタップすると、表示されていない「1-01 道具を取りに行く」を表示させることができる。ここで、要素工程561の一つである「1-05 掃除をする」が検査者によってタップされると、表示制御部314は、当該要素工程に対応する課題候補群を示すUI画面に切り替える。
図9は、切り替えられたUI画面の例であり、具体的には、課題候補の指定を受け付ける様子を示すUI画面の例である。表示制御部314は、取得したツリー構造を参照して、「掃除をする」から分岐する課題候補である「汚れている場所の認識ができない」「道具の使い方がわからない」「安定した立位をとることができない」「四つ這いになることができない」「床に座ることができない」「上肢をうまく使うことができない」「手指をうまく使うことができない」「遠くに手を伸ばせない」を表示する。具体的には、図8の表示をグレーアウトし、そこに課題チェックウィンドウ573を重畳して、当該ウィンドウ内にこれらの課題候補を配列して表示する。各課題候補の先頭にはチェックボックス542を配し、検査者に選択可能であることを認識させる。
そのうちの、例えば「道具の使い方がわからない」が検査者によってタップされると、表示制御部314は、当該候補のチェックボックス542を選択指標543に変更する。選択指標543は、当該課題候補が指定された旨を示す指標である。
課題候補の一つが検査者によってタップされると、表示制御部314は、指定された課題候補の課題を生じさせている要因を指定させる要因チェックウィンドウを、課題チェックウィンドウ573と同様に、重畳して表示する(不図示)。要因チェックウィンドウにおいては、上述の「体幹筋力の低下」「筋力や伸張性の低下」等の阻害要因が選択可能に表示される。要因チェックウィンドウで阻害要因の指定を受け付けると、表示制御部314は、図9に示す課題チェックウィンドウ573の表示に戻す。このようにして、課題候補の指定とその課題を生じさせている阻害要因の指定をセットで受け付ける。
課題チェックウィンドウ573の表示に戻ると、検査者は、さらに別の課題候補を指定することができる。その場合は、更に要因チェックウィンドウを開いて、新たに指定された課題候補に対する阻害要因の指定を受け付ける。課題チェックウィンドウ573において、OKボタン595がタップされると、図8のUI画面に戻る。
図8の説明に戻る。このようにして指定された課題候補、阻害要因が確定すると、課題群570には確定された課題候補である指定課題571が、阻害要因群580には確定された阻害要因である指定阻害要因581が、それぞれ対応する要素工程に関連付けられて表示される。
なお、図8のUI画面は、上述のように「掃除」→「掃除をする」に対するアセスメントが終了した状態を示している。検査者は、「掃除」に連なる他の要素工程561に対するアセスメント、さらには「掃除」以降の他の生活行為551に対するアセスメントも同様にして実行することができる。終了しているアセスメントについては、検査者は、生活行為群550や要素工程群560をタップしたりフリックしたりすることにより、閲覧したい生活行為551、要素工程561、指定課題571および指定阻害要因581を配列して一覧表示させることができる。
検査者がヒアリングを通じて被験者から収集し、確定したこれらの生活行為-要素工程-指定課題-指定阻害要因の一連の組み合わせは、生活行為に関するアセスメントの回答である。取得部311は、これらの一連の組み合わせを被検者の回答として取得し、記憶部350へ記憶する。
図10は、ICFのカテゴリーごとに分類された回答の一覧表示の例である。具体的には、取得部311が上述のように生活機能に関する設問に対する被検者の回答を取得し、その後に検査者によってICFボタン512がタップされ、それまでに取得された回答を分類部313が分類した結果を、表示制御部314が表示したUI画面である。
表示制御部314は、横方向に配列されたアセスメントボタン511およびICFボタン512の下部領域に、ICFの各カテゴリー(健康状態、心身機能、活動、参加、環境因子、個人因子)に対応する6つのカテゴリーウィンドウ610を配列して表示する。カテゴリーウィンドウ610はタブ611を有し、タブ611にはICFのカテゴリーが明示されている。
アセスメントを通じて取得部311が取得した回答のうち、分類の対象となる回答は、分類部313によって分類され、少なくともいずれかのカテゴリーウィンドウ610内に記述される。取得された回答がどのように記述されるかについては、分類テーブル351に予め規定されており、例えば、図6のUI画面を通じて取得された疾病情報は、「健康状態」のウィンドウ領域に、年月、病名、経過、服薬が簡潔に記述される。他のカテゴリーのウィンドウについては、原則として、いずれの生活機能に関する回答かを示す文字列とその回答内容が簡潔に記述される。いずれの生活機能に関するかの属性については、例えば設問で収集する情報の区分を示すタイトルを基準に定められており、「基本チェック」であれば「基本」、「基本動作」であれば「動作」、IADLのうち生活行為「掃除」であれば「掃除」のように定められている。そして、例えば、「栄養」の属性を持つ水分摂取量の設問に対し「500ml以下」の回答を取得した場合には、分類テーブル351は、当該回答を「個人因子」に分類すると共に、その記述内容を「接種水分不足」と規定する。すなわち、水分摂取に関する「500ml以下」の回答は、「個人因子」のカテゴリーウィンドウ610内に、設問の属性と共に「栄養-接種水分不足」のように記述される。表示制御部314は、このように分類テーブル351によるカテゴリー分類および記述規定に従って、各回答をカテゴリーウィンドウ610へ記述して表示する。このように設問に付された属性情報と共に回答が表示されることにより、検査者は、図10の表示を確認した後に詳細を振り返るべく設問のUI画面を呼び出す場合に、いずれのUI画面を呼び出せばよいのか、容易に判断することができる。
本実施形態においては、心身機能、活動、参加、環境因子、個人因子に記述する回答については、その内容がそれぞれのカテゴリーにおいて肯定的評価、否定的評価、参考情報のいずれに属するかを明示して表示する。具体的には、肯定的と評価される場合には、回答のテキストの先頭にポジティブアイコン(Pアイコン)621を、否定的と評価される場合には、同様にネガティブアイコン(Nアイコン)622を、単なる参考情報である場合には、同様に、インフォメーションアイコン(Iアイコン)623を表示する。例えば、上述の例において「500ml以下」の水分摂取は接種水分不足と評価し得るので、否定的評価となり、その先頭にはNアイコン622が付されている。また、生活行為「掃除」において「床に着座困難」の課題を抱えている場合には、良好に「掃除」の作業を行えないものとして否定的評価となる。したがって、「活動」のカテゴリーに分類された「掃除-床に着座困難」の先頭には、Nアイコンが付されている。
また、「基本チェック」の回答である「住宅:持ち家(一戸建て)」は、良否判断の対象とはならないので単なる参考情報に留まる。したがって、「環境因子」のカテゴリーに分類された「基本-住宅:持ち家(一戸建て)」の先頭には、Iアイコン623が付されている。一方、生活行為「洗濯」については、いずれの要素工程についても課題候補の指定が無いので、被検者は問題なく「洗濯」の作業が行えるものとして肯定的評価となっている。したがって、「活動」のカテゴリーに分類された「洗濯」は、課題に関する記述が併記されることなく、その先頭にPアイコン621が付されている。このような評価を示すアイコンの表示により、表示結果の一覧性をより高めることができる。
このように心身機能、活動、参加、環境因子、個人因子に記述する回答に良否の評価の属性を併せて表示すれば、検査者は、被検者の生活機能の状態の維持・向上を促進させる情報なのか、あるいは阻害させる情報なのかを即座に把握できる。すなわち、このような表示は、被検者の状態をより体系的に顕在化させることができる。また、付随的効果として、強みとして機能維持させる内容と課題と捉えて機能改善を検討しなければならない内容とを分けて分析できるため、分析の効率化を実現できる。
表示制御部314は、検査者が展開指標593をタップすると、カテゴリーウィンドウ610を上下方向に拡張し、それまで隠れていた回答を表示する。展開指標593は、各段組みの左端に表示されており、例えば、「環境因子」と「個人因子」の段組みの左端に表示されている展開指標593を検査者がタップすると、それぞれのカテゴリーウィンドウ610は上方へ伸張されて拡張される。そして、それまでに表示されていた回答に加え、「口腔-道具(歯ブラシ)」「栄養-食事は自分で作る」のそれぞれに続く回答が表示される。
また、各カテゴリーウィンドウ610の左下には追加指標594が表示されている。検査者は、いずれかの追加指標594をタップすると、特徴事項の追記を受け付けるUI画面へ表示を遷移させることができる。
図11は、特徴事項の追記を受け付ける様子を示すUI画面の例である。表示制御部314は、追加指標594がタップされると、図10の表示をグレーアウトし、そこに入力ウィンドウ630を重畳して表示する。入力ウィンドウ630には、ラジオボタン631、入力ボックス632、OKボタン595、キャンセルボタン596が配列されている。ラジオボタン631は、これから追記する特徴事項が肯定的評価、否定的評価、参考情報のいずれに属するかを選択するボタンである。受付部312は、ラジオボタン631で選択された属性と共に、不図示のソフトウェアキーボードや分析支援端末300に接続されたキーボード等を用いて検査者が入力ボックス632へ入力するテキストを受け付ける。OKボタン595がタップされると、入力された特徴事項が確定され、受付部312が受け付けた属性とテキストは、表示制御部314へ引き渡される。表示制御部314は、引き渡された属性に対応するアイコンとテキストを、図10の対応するカテゴリーウィンドウ610に追記して表示する。図の例では、「自治会の役員をしている」が「参加」のカテゴリーウィンドウ610に、Pアイコン621と共に追記される。キャンセルボタン596がタップされると、入力された特徴事項は破棄される。
このように自動で分類される回答には該当しない項目であっても、ヒアリング等を通じて得られた情報を追記できるようにすれば、被検者の状態をより体系的に顕在化させることができる。例えば、事前に設問を設定することが難しい高齢者の個別性の高い情報(趣味・趣向など)や高齢者が住む地域固有の情報(地域の天候や標高、起伏の多さなど)などの被検者固有の情報を記入できるため、被検者の個別性も踏まえて、被検者の状態をより体系的に顕在化させることができる。
このように、アセスメントを通じて得られた回答を図10の例に示すようにICFで分類される6つのカテゴリーに分類して表示すれば、使用者である検査者は、自らのスキルに依らず安定的に被検者の状態を俯瞰することができる。さらには、得られたそれぞれの回答とICF分類のカテゴリーの相互関係性を学習することができる。また、ICFボタン512をタップすれば、任意のタイミングで図10の例に示す一覧表示に遷移させることができるので、検査者は、アセスメント中であっても、例えば今入力した回答がどのように分類されるかを確認することができ、その後のヒアリングの方針を修正したり、その設問の意義を理解したりすることができる。
次に、分析支援端末300を利用したアセスメントの処理の流れを説明する。図12は、特にICF分類に関する処理の流れに着目したフロー図である。フローは、分析支援端末300が一連の検査の開始指示を受け付けた時点から開始する。
取得部311は、ステップS101で、被検者情報の入力を受け付ける。端末制御部310は、入力された被検者に関するアセスメントを開始するにあたり、諸々の初期準備を実行する。例えば、上述のように、分析支援サーバ100のアセスメント情報DB151から設問群や生活行為に関するツリー構造等を取得して記憶部350へ格納する。また、分類テーブルDB152から、検査対象となる被検者に応じて部分的にダウンロードして生成した分類テーブル351を記憶部350へ格納する。
表示制御部314は、ステップS102で、検査者の指示に対応する設問を表示パネル320に表示する。取得部311は、ステップS103で、検査者の入力を検知し、設問に対する回答を取得する。表示制御部314は、ステップS104で、例えば回答指標531を重畳して表示することにより、取得した回答を表示に反映させる。
取得部311は、ステップS105で、ICFボタン512がタップされたか否かを確認する。タップされていればステップS106へ進み、タップされていなければステップS110へ進む。
ステップS106へ進むと、分類部313は、取得部311がそれまでに取得した回答のうち対象となる回答を、分類テーブル351を参照してICFカテゴリーに分類する。また、心身機能、活動、参加、環境因子、個人因子へ分類する回答については、分類テーブル351を参照してそれぞれの属性(肯定的評価、否定的評価、参考情報)についても付与する。
表示制御部314は、ステップS107で、図10の例のように、カテゴリーごとに分類された回答をカテゴリーごとに表示する。受付部312は、ステップS108で、追加指標594がタップされたか否かを確認する。タップされていれば、ステップS109へ進み、表示制御部314は、入力ウィンドウ630を重畳表示し、受付部312は、入力された特徴事項を受け付ける。特徴事項の受付けが完了したらステップS107へ戻り、表示制御部314は、受け付けた特徴事項を対応するカテゴリーウィンドウ610へ追記して表示する。
ステップS110へ進むと、取得部311は、コマンドボタン513のうちの「完了」がタップされたか否かを確認する。タップされていなければステップS102(あるいはステップS107)へ戻る。タップされていれば、一連の処理を終了する。
以上、具体的なUI画面の例を示して本実施形態を説明したが、表示のレイアウトやデザインはこれらの具体例に限られるものではない。アニメーションや写真、動画映像を採用してもよいし、複数の表示器を連携させる表示態様を採用してもよい。また、以上に説明した具体的な要素項目は、それらが必須あるいはそれらに限定されるものとは限らず、分析支援システムとして求められる仕様に応じて適宜変更され得るものである。
ここで、以上説明した分析支援プログラム、分析支援方法および分析支援システムの主要な構成について纏めておく。
[付記1]
生活機能に関する設問に対する被検者の回答を取得する取得ステップと、
前記回答をICF(International Classification of Functioning, Disability and Health)で分類される健康状態、心身機能、活動、参加、環境因子、個人因子の6つのカテゴリーに分類する分類ステップと、
前記カテゴリーごとに分類された前記回答を前記カテゴリーごとに表示器(320)に表示する表示ステップと
をコンピュータ(310)に実行させる分析支援プログラム。
[付記2]
前記表示ステップは、前記カテゴリーごとに分類されたそれぞれの前記回答が、分類された前記カテゴリーにおいて肯定的評価、否定的評価、参考情報のいずれに属するかを明示して表示する付記1に記載の分析支援プログラム。
[付記3]
前記表示ステップにおいて、前記カテゴリーごとに前記被検者に関する特徴事項の記入を受け付ける受付ステップをコンピュータ(310)に実行させ、
前記表示ステップは、前記受付ステップで受け付けた前記特徴事項を追加して一覧表示する付記1または2に記載の分析支援プログラム。
[付記4]
前記表示ステップは、前記取得ステップによるすべての前記回答の取得が完了する前であっても、使用者からの指示を受け付けた場合には、それまでに前記分類ステップによって前記カテゴリーごとに分類された前記回答を前記カテゴリーごとに表示器(320)に表示する付記1から3のいずれか1項に記載の分析支援プログラム。
[付記5]
前記表示ステップは、設問に付された属性情報と共に前記回答を前記カテゴリーごとに表示する付記1から4のいずれか1項に記載の分析支援プログラム。
[付記6]
分析支援システム(300)を利用した分析支援方法であって、
取得部(311)が、生活機能に関する設問に対する被検者の回答を取得する取得ステップと、
分類部(313)が、前記回答をICF(International Classification of Functioning, Disability and Health)で分類される健康状態、心身機能、活動、参加、環境因子、個人因子の6つのカテゴリーに分類する分類ステップと、
表示制御部(314)が、前記カテゴリーごとに分類された前記回答を前記カテゴリーごとに表示器(320)に表示する表示ステップと
を有する分析支援方法。
[付記7]
生活機能に関する設問に対する被検者の回答を取得する取得部(311)と、
前記回答をICF(International Classification of Functioning, Disability and Health)で分類される健康状態、心身機能、活動、参加、環境因子、個人因子の6つのカテゴリーに分類する分類部(313)と、
前記カテゴリーごとに分類された前記回答を前記カテゴリーごとに表示器(320)に表示する表示制御部(314)と
を備える分析支援システム(300)。
100…分析支援サーバ、110…システム制御部、120…表示モニタ、130…入力デバイス、140…通信ユニット、150…記憶装置、151…アセスメント情報データベース、152…分類テーブルデータベース、300…分析支援端末、310…端末制御部、311…取得部、312…受付部、313…分類部、314…表示制御部、320…表示パネル、330…タッチパネル、340…通信ユニット、350…記憶部、351…分類テーブル、501…被検者氏名、511…アセスメントボタン、512…ICFボタン、513…コマンドボタン、521…設問、522…選択肢、531…回答指標、532…追加ボタン、540…入力ウィンドウ、541…入力ボックス、542…チェックボックス、543…選択指標、550…生活行為群、551…生活行為、560…要素工程群、561…要素工程、570…課題群、571…指定課題、573…課題チェックウィンドウ、580…阻害要因群、581…指定阻害要因、591…送り指標、592…戻り指標、593…展開指標、594…追加指標、595…OKボタン、596…キャンセルボタン、610…カテゴリーウィンドウ、611…タブ、621…ポジティブアイコン(Pアイコン)、622…ネガティブアイコン(Nアイコン)、623…インフォメーションアイコン(Iアイコン)、630…入力ウィンドウ、631…ラジオボタン、632…入力ボックス、900…ネットワーク、910…無線ユニット

Claims (7)

  1. 生活機能に関する設問に対する被検者の回答を取得する取得ステップと、
    前記回答をICF(International Classification of Functioning, Disability and Health)で分類される健康状態、心身機能、活動、参加、環境因子、個人因子の6つのカテゴリーに分類する分類ステップと、
    前記カテゴリーごとに分類された前記回答を前記カテゴリーごとに表示器に表示する表示ステップと
    をコンピュータに実行させる分析支援プログラム。
  2. 前記表示ステップは、前記カテゴリーごとに分類されたそれぞれの前記回答が、分類された前記カテゴリーにおいて肯定的評価、否定的評価、参考情報のいずれに属するかを明示して表示する請求項1に記載の分析支援プログラム。
  3. 前記表示ステップにおいて、前記カテゴリーごとに前記被検者に関する特徴事項の記入を受け付ける受付ステップをコンピュータに実行させ、
    前記表示ステップは、前記受付ステップで受け付けた前記特徴事項を追加して一覧表示する請求項1または2に記載の分析支援プログラム。
  4. 前記表示ステップは、前記取得ステップによるすべての前記回答の取得が完了する前であっても、使用者からの指示を受け付けた場合には、それまでに前記分類ステップによって前記カテゴリーごとに分類された前記回答を前記カテゴリーごとに表示器に表示する請求項1から3のいずれか1項に記載の分析支援プログラム。
  5. 前記表示ステップは、設問に付された属性情報と共に前記回答を前記カテゴリーごとに表示する請求項1から4のいずれか1項に記載の分析支援プログラム。
  6. 分析支援システムを利用した分析支援方法であって、
    取得部が、生活機能に関する設問に対する被検者の回答を取得する取得ステップと、
    分類部が、前記回答をICF(International Classification of Functioning, Disability and Health)で分類される健康状態、心身機能、活動、参加、環境因子、個人因子の6つのカテゴリーに分類する分類ステップと、
    表示制御部が、前記カテゴリーごとに分類された前記回答を前記カテゴリーごとに表示器に表示する表示ステップと
    を有する分析支援方法。
  7. 生活機能に関する設問に対する被検者の回答を取得する取得部と、
    前記回答をICF(International Classification of Functioning, Disability and Health)で分類される健康状態、心身機能、活動、参加、環境因子、個人因子の6つのカテゴリーに分類する分類部と、
    前記カテゴリーごとに分類された前記回答を前記カテゴリーごとに表示器に表示する表示制御部と
    を備える分析支援システム。
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