JP2002132858A - 宅内生活設備の選定システム - Google Patents

宅内生活設備の選定システム

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JP2002132858A
JP2002132858A JP2000319524A JP2000319524A JP2002132858A JP 2002132858 A JP2002132858 A JP 2002132858A JP 2000319524 A JP2000319524 A JP 2000319524A JP 2000319524 A JP2000319524 A JP 2000319524A JP 2002132858 A JP2002132858 A JP 2002132858A
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Shuichiro Matsumoto
修一郎 松本
Atsushi Uetake
篤志 植竹
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Sekisui Chemical Co Ltd
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A90/00Technologies having an indirect contribution to adaptation to climate change
    • Y02A90/10Information and communication technologies [ICT] supporting adaptation to climate change, e.g. for weather forecasting or climate simulation

Abstract

(57)【要約】 【課題】 個々の要介助者により適合した宅内設備を選
定することができるシステムを提供する。 【解決手段】 選定システム30のメモリ34(記憶装
置)には、要介助者の身体能力に関する複数項目の評価
値の組合せに応じて宅内の生活行為をサポートする設備
情報が記憶されている。入力部32(受入装置)によっ
て、サポートの対象となる特定の要介助者Aの上記複数
の身体能力評価値が入力されると、制御部31(選定装
置)は、その入力された身体能力評価値の組合せに基づ
いて上記メモリ34の設備情報を選定し、選定された設
備情報をCRT33(表示装置)に表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、高齢者等の要介
助者の宅内での生活行為をサポートする設備を選定する
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、入浴や排泄等の生活行為をサポー
トする設備を備えた高齢者向けの住宅が増えている。し
かし、高齢者各人にどのような設備が適しているかの判
断は、専門的な知識を要し、住宅の設計業者や建築業者
には難しい場合がある。そこで、例えば特開平11−2
59539号公報には、コンピュータによる設備選定シ
ステムが記載されている。このシステムでは、対象とな
る高齢者について例えば歩行という1項目の身体能力に
関する評価値をコンピュータに入力する。これによっ
て、メモリに予め記憶させておいた設備情報のうち上記
入力された評価値に対応するものが選定され、CRT表
示されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上掲公報に記載の従来
システムでは、1項目の身体能力について数個の評価値
が設定され、各評価値に1つの設備情報が対応してい
る。しかし、日常の生活行為には、種々の身体能力が関
わっており、1つの能力は十分であるが他の能力が劣る
ために、生活行為に支障を来たすことがある。(例え
ば、歩行はできても立ったり座ったりするのが困難な場
合には、居室から浴室やトイレに行くという行為に支障
を来たす。)したがって、上記1項目の身体能力評価値
だけでは、選定された設備内容がミスマッチになる可能
性がある。本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、個々の要介助者により
適合した設備を選定することができるシステムを提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の特徴は、
要介助者の身体能力に関する複数項目の評価値の組合せ
に応じて宅内の生活行為をサポートする設備情報を記憶
した記憶装置と、サポートの対象となる特定の要介助者
の上記複数の身体能力評価値を受け入れる受入装置と、
受け入れた身体能力評価値の組合せに基づいて上記記憶
手段の設備情報を選定する選定装置と、選定された設備
情報を表示する表示装置とを備えたことにある。
【0005】本発明の第2の特徴は、上記第1の特徴に
おいて、上記記憶装置が、上記生活行為をサポートすべ
き度合いを示すレベルコードを上記組合せごとに記憶し
た第1記憶部と、各レベルコードに対応する設備情報を
記憶した第2記憶部とを有し、上記選定装置が、上記受
け入れた身体能力評価値の組合せに対応するレベルコー
ドひいては設備情報を上記第1、第2記憶部を用いて選
定することにある。
【0006】本発明の第3の特徴は、上記第2の特徴に
おいて、上記第1記憶部が、各組合せに対して第1候補
のレベルコードと第2候補のレベルコードを記憶してお
り、上記選定装置が、上記第1、第2候補にそれぞれ対
応する第1、第2候補の設備情報を選定し、上記表示装
置が、これら第1、第2候補の設備情報を表示すること
にある。
【0007】本発明の第4の特徴は、上記第1の特徴に
おいて、上記記憶装置が、上記生活行為をサポートすべ
き度合いを示すレベルコードを上記組合せごとに記憶し
た第1記憶部と、各レベルコードに対応する設備情報を
記憶した第2記憶部と、上記以外の身体能力若しくは身
体機能又は心身機能等の特記項目の評価値に対応するレ
ベルコードを記憶した第3記憶部を有し、上記受入装置
が、上記特定要介助者の上記特記項目の評価値をさらに
受け入れ、上記選定装置が、上記受け入れた身体能力評
価値の組合せに対応するレベルコードと上記受け入れた
特記項目評価値に対応するレベルコードのうち上記生活
行為のサポート度合いが大きい方の設備情報を上記第1
〜第3記憶部を用いて選定することにある。
【0008】本発明の第5の特徴は、(a)要介助者の
身体能力に関する複数項目の評価値と、介助者の介助能
力に関する評価値との組合せに応じて宅内の生活行為を
サポートする設備情報を記憶した記憶装置と、(b)サ
ポートの対象となる特定の要介助者の上記複数の身体能
力評価値と、上記特定要介助者を介助する特定介助者の
上記介助能力評価値とを受け入れる受入装置と、(c)
受け入れた身体能力評価値及び介助能力評価値の組合せ
に基づいて上記記憶手段の設備情報を選定する選定装置
と、(d)選定された設備情報を表示する表示装置とを
備えたことにある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、図
面を参照して説明する。図1は、特定の要介助者Aの住
宅90を建築するのに際して、この要介助者Aの宅内の
生活行為をサポートするのに必要な設備を選定する様子
を示したものである。先ず、要介助者A本人や、この要
介助者Aを介助する特定の介助者Bに質問票20を出
し、選定に必要な情報を得る。介助者Bは、1人の場合
もあり、2人(複数)の場合もある。得られた情報に基
づいて、コンピュータにて構成された選定システム30
が選定を行う。
【0010】上記質問票20について説明しておく。図
2に示すように、質問票20には、要介助者Aについて
の複数の質問項目「1〜13」と、介助者Bについての
質問項目「14,15」とが設けられている。項目
「1」には、要介助者Aの身長や体重等を直接書き込む
ようになっており、それ以下の項目「2〜15」には、
それぞれ複数の評価値「a,b,c,…」が設けられ、
該当するものを選ぶようになっている。
【0011】要介助者Aについての項目「1〜13」
は、要介助者Aの身体能力(項目「3〜11」)や心身
機能(項目「1,2,12,13」)に関する内容が含
まれている。身体能力に関する一部の項目「3〜7」
は、後述する一次判定用の項目であり、上記以外の身体
能力に関する項目「8〜11」や心身機能に関する項目
「1,2,12,13」は、後述する追加判定用の特記
項目である。心身機能については、身体機能に関する項
目「1,2,13」や内面的な事項に関する項目「1
2」がある。
【0012】介助者Bについての2つの質問項目「1
4,15」は、介助能力に関する同一の内容になってい
る。介助者Bが1人の場合は、第1介助者の項目「1
4」についてだけ回答し、2人の場合は、1人が第1介
助者の項目「14」について回答し、他の1人が第2介
助者の項目「15」について回答する。
【0013】選定システム30について説明する。図1
に示すように、選定システム30は、システム全体を統
括する制御部31(選定装置)と、この制御部31にそ
れぞれ接続されたキーボード等の入力部32(受入装
置)、CRT33(表示装置)、及びメモリ34(記憶
装置)を有している。
【0014】メモリ34には、レベル判定用テーブル3
4aと、設備選定用テーブル34b(第2記憶部)とが
設けられている。レベル判定用テーブル34aには、生
活行為ごとに一次判定用データファイル(第1記憶部)
と、追加判定用データファイル(第3記憶部)とが格納
されている。生活行為は、入浴や排泄を実行する際の個
々の工程単位で設定されている。例えば入浴に関して
は、居室と浴室間の移動、脱衣及び着衣、洗体、移乗す
なわち洗い場と浴槽間の移動、湯につかる行為等の各工
程が、それぞれ1つの生活行為を構成している。(図面
では、居室と浴室間の移動と、移乗についてのデータフ
ァイルだけ明示してある。)なお、生活行為によって
は、追加判定用データファイルが設けられていない場合
もある。
【0015】図3及び図4に例示するように、一次判定
用データファイルには、上記質問票20の身体能力に関
する一次判定用項目「3〜7」の中の2つ(複数)の項
目について身体能力評価値「a,b,c,…」の組合せ
が作られ、各組み合わせに対してレベルコードが設定さ
れている。項目は、そのファイルに対応する生活行為に
関連するものが選ばれている。例えば、図3に示すよう
に、居室と浴室間の移動についての一次判定用データフ
ァイルの場合には、歩行能力(項目「3」)と椅子立ち
座り能力(項目「4」)の2つの項目が選ばれている。
図4に示すように、移乗についての一次判定用データフ
ァイルの場合には、椅子立ち座り能力(項目「4」)と
床立ち座り能力(項目「5」)の2つの項目が選ばれて
いる。
【0016】レベルコードは、「1〜6」までの6つが
ある。コードが繰り下がるにしたがって生活行為をサポ
ートすべき度合い(要介助度)が大きいことを示してい
る。レベルコードは、上記組合せに対して1つだけ(第
1候補のみ)選ばれている場合と、複数(第1候補と第
2候補)選ばれている場合とがある。
【0017】追加判定用データファイルは、一次判定で
はカバーしきれない情報によって一次判定を修正するた
めのものである。すなわち、図5及び図6に示すよう
に、追加判定用データファイルには、質問票20の追加
判定用特記項目「1〜2」,「8〜13」の中からその
ファイルに対応する生活行為に関連する項目が選ばれ、
その項目について上記一次判定を修正する必要が生じる
評価値と、修正の結果選択されるべきレベルコードとが
設定されている。なお、図6に示すように、項目「1」
については、体重が50kg未満か以上かをもって評価
値としている。また、項目「2」との組合せでレベルコ
ードを設定している。
【0018】図1に示すように、設備選定用テーブル3
4bには、設備・介助データファイルが生活行為ごとに
設けられている。図7及び図8に例示するように、設備
・介助データファイルには、各レベルコードに対応する
設備内容(設備情報)が記憶されている。一部のレベル
コード(例えば、図7の居室と浴室間の移動についての
レベルコード「3〜5」)には、設備内容だけでなく、
介助者に要求される介助能力の評価値も記憶されてい
る。これら必要介助能力評価値付きのレベルコードの中
には、設備内容及び必要介助能力評価値が複数欄設けら
れているものもある(例えば、上記居室と浴室間の移動
についてのレベルコード「3」)。
【0019】なお、図7及び図8において、必要介助能
力評価値に人数が付記されていないものは、介助者が1
人いればよいことを示し、「2人」と付記されているも
のは、介助者が2人必要であることを示す。しかも、介
助者が「2人」の場合には、その2人共、介助能力がそ
の欄の評価値を満たすべきことを示している。
【0020】上記システムによる設備内容の選定方法を
説明する。システム30のオペレータは、入力部32を
用いて上記特定要介助者A及び特定介助者Bに対する質
問票20の回答結果を入力する。これを受けた制御部3
1は、特定要介助者Aに相応しい設備内容を生活行為ご
とに選定する。すなわち、レベル判定用テーブル34a
を用いて、特定要介助者Aに対応するレベルコードを判
定する。そして、原則として、このレベルコードに対応
する設備内容を、設備選定テーブル34bを用いて選定
する。この設備内容に対して必要介助能力評価値が定め
られている場合において、その評価値を介助者Bがクリ
アしていないときは、介助者Bの介助能力で対応可能な
ものに設備内容を変更する。
【0021】居室と浴室間の移動行為に対する設備内容
についての選定を例にとって、さらに詳述する。ここ
で、特定要介助者Aの一次判定用項目「3」の評価値が
「c」であり、同判定用項目「4」の評価値が「a」で
あり、追加判定用特記項目「8〜10」の評価値が
「a」であるものとする。また、特定介助者Bは、1人
であり、その介助能力評価値は「a」であるものとす
る。
【0022】制御部31は、先ず、レベル判定用テーブ
ル34aの居室と浴室間の移動に係る一次判定用データ
ファイル(図3)を用いて、項目「3」,「4」の評価
値「c」,「a」の組合わせに対応するレベルコードを
求める(一次判定)。図3に示すように、ここでは、第
1候補と第2候補の2つが求められ、第1候補のレベル
コードが「3」となり、第2候補のレベルコードが
「4」となる。
【0023】次に、制御部31は、居室と浴室間の移動
に係る追加判定用データファイル(図5)を用いて、レ
ベルコードを追加判定する必要があるかを判断する。す
なわち、特定要介助者Aの項目「8」〜「10」の評価
値が、上記追加判定用データファイルの評価値に該当す
るか否かを判断する。ここでは、該当しないので、追加
判定不要とされ、レベルコードは上記一次判定のまま確
定する。(なお、追加判定用データファイルが設けられ
ていない生活行為については、当然に、追加判定要否の
判断を行うことなく、一次判定のまま確定する。)
【0024】次に、制御部31は、設備選定用テーブル
34bの居室と浴室間の移動に係る設備・介助データフ
ァイル(図7)にアクセスし、上記第1候補のレベルコ
ード「3」に介助能力評価値が付されているか否かを確
認する。図7に示すように、レベルコード「3」には、
3つの欄(1)〜(3)があり、うち2つの欄(2),
(3)の欄に介助能力評価値が付されている。そこで、
制御部31は、上記特定介助者B(介助能力評価値
「a」)が対応可能な欄を選ぶ。すなわち、介助能力評
価値のデータ(介助能力の指定)が無い欄(1)と、評
価値が「a」である欄(2)とを選び、評価値「b」の
欄(3)は、対応不能として排除する。そして、これら
欄(1),(2)の設備内容(「全周手摺り」と「歩行
器」)を読み取り、これを第1候補としてCRT33に
表示する。これによって、「全周手摺り」と「歩行器」
を第1候補の設備として提示し、その何れか1つを要介
助者A本人や介助者Bに選択させることができる。な
お、設備内容と共に、必要介助能力評価値(「全周手摺
り」に対しては「指定無し」、「歩行器」に対しては
「評価値a」)の表示を行ってもよい。
【0025】同様にして、上記第2候補のレベルコード
「4」に対応する設備内容(「車椅子」)を読み取り、
CRT33に第2候補として表示する。これによって、
「車椅子」を第2候補の設備として提示することができ
る。(なお、一次判定での組合せに対応するレベルコー
ドが1つ(第1候補)だけの場合は、当然にそのレベル
コードに対応する1つの設備内容だけが選定され、表示
される。)
【0026】次に、上記追加判定を行う場合について説
明する。例えば、特定要介助者Aの一次判定用項目
「3」,「4」の評価値は、上記と同じく、それぞれ
「c」,「a」であるが、追加判定用特記項目「8」〜
「10」の評価値が「b」である場合には、図5の追加
判定データファイルの評価値に該当するので、追加判定
要と判断される。この場合、一次判定の第1候補のレベ
ルコード「3」と、特記項目「8」及び「9」の評価値
「b」に対応するレベルコード「4」と、特記項目「1
0」の評価値「b」に対応するレベルコード「5」のう
ち要介助度が大きい方が選択される(追加判定)。すな
わち、レベルコード「5」が選択される。その後、介助
能力評価値が考慮されたうえで設備内容が決定されるの
は、上記と同様である。
【0027】次に、特定介助者Bが、上記一次判定又は
追加判定で得られたレベルコードに対応する介助能力評
価値をクリアしていない場合の処理を説明する。この場
合、要介助度が、判定で得られたレベルコードより大き
く、しかもそれにできるだけ近いレベルコードであっ
て、必要介助能力評価値が、介助者Bの対応可能なもの
を選ぶ。例えば、図8に示すように、移乗について、判
定で得られたレベルコードが「3」であり、特定介助者
Bの介助能力評価値が「a」であったとすると、レベル
コード「5」が選ばれる。すなわち、設備内容「リフ
ト」が選ばれる。
【0028】この選定システム30によれば、複数の身
体能力評価値を組合せることによって、特定要介助者A
の身体能力により適合した設備内容を選定することがで
きる。また、第1候補と第2候補のレベルコードひいて
は設備内容を設定することによって、選定に幅を持たせ
ることができる。さらに、特記項目による追加判定を行
うことによって、特定要介助者Aの実情により一層適合
した設備内容を選定することができる。しかも、介助能
力評価値をも選定の判断材料に加えることによって、特
定介助者Bの介助能力に応じた設備を選定することがで
き、特定要介助者の生活行為をより適切にサポートする
ことができる。
【0029】本発明は、上記実施形態に限定されるもの
ではなく、種々の改変が可能である。例えば、質問票、
一次判定用データファイル、追加判定用データファイ
ル、設備・介助データファイルの内容は、図2〜図8に
例示のものに限定されない。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の特
徴にれば、複数の身体能力評価値を組合せることによっ
て、特定要介助者の身体能力により適合した設備情報を
選定することができる。本発明の第2の特徴によれば、
上記組合せや設備情報を、レベルコードによってランク
付けすることができる。本発明の第3の特徴によれば、
第1候補と第2候補の設備情報を提示でき、選定に幅を
持たせることができる。本発明の第4の特徴によれば、
特記項目によるレベルコードの修正を行うことによっ
て、特定要介助者の実情により一層適合した設備情報を
選定することができる。本発明の第5の特徴によれば、
介助能力評価値をも選定の判断材料に加えることによっ
て、特定介助者の介助能力に応じた設備を選定すること
ができ、特定要介助者の生活行為をより適切にサポート
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る選定システムの解説
図である。
【図2】上記システムで用いる質問票の一例を示す平面
図である。
【図3】上記システムの居室と浴室間の移動に係る一次
判定用データファイルのデータ構造の一例を示す表であ
る。
【図4】上記システムの移乗に係る一次判定用データフ
ァイルのデータ構造の一例を示す表である。
【図5】上記システムの居室と浴室間の移動に係る追加
判定用データファイルのデータ構造の一例を示す表であ
る。
【図6】上記システムの移乗に係る追加判定用データフ
ァイルのデータ構造の一例を示す表である。
【図7】上記システムの居室と浴室間の移動に係る設備
・介助データファイルのデータ構造の一例を示す表であ
る。
【図8】上記システムの移乗に係る設備・介助データフ
ァイルのデータ構造の一例を示す表である。
【符号の説明】
30 選定システム 31 制御部(選定装置) 32 入力部(受入装置) 33 CRT(表示装置) 34 メモリ(記憶装置) A 特定要介助者 B 特定介助者

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 要介助者の身体能力に関する複数項目の
    評価値の組合せに応じて宅内の生活行為をサポートする
    設備情報を記憶した記憶装置と、 サポートの対象となる特定の要介助者の上記複数の身体
    能力評価値を受け入れる受入装置と、 受け入れた身体能力評価値の組合せに基づいて上記記憶
    手段の設備情報を選定する選定装置と、 選定された設備情報を表示する表示装置とを備えたこと
    を特徴とする宅内生活設備の選定システム。
  2. 【請求項2】 上記記憶装置が、上記生活行為をサポー
    トすべき度合いを示すレベルコードを上記組合せごとに
    記憶した第1記憶部と、各レベルコードに対応する設備
    情報を記憶した第2記憶部とを有し、 上記選定装置が、上記受け入れた身体能力評価値の組合
    せに対応するレベルコードひいては設備情報を上記第
    1、第2記憶部を用いて選定することを特徴とする請求
    項1に記載の宅内生活設備の選定システム。
  3. 【請求項3】 上記第1記憶部が、各組合せに対して第
    1候補のレベルコードと第2候補のレベルコードを記憶
    しており、 上記選定装置が、上記第1、第2候補にそれぞれ対応す
    る第1、第2候補の設備情報を選定し、 上記表示装置が、これら第1、第2候補の設備情報を表
    示することを特徴とする請求項2に記載の宅内生活設備
    の選定システム。
  4. 【請求項4】 上記記憶装置が、上記生活行為をサポー
    トすべき度合いを示すレベルコードを上記組合せごとに
    記憶した第1記憶部と、各レベルコードに対応する設備
    情報を記憶した第2記憶部と、上記以外の身体能力若し
    くは身体機能又は心身機能等の特記項目の評価値に対応
    するレベルコードを記憶した第3記憶部を有し、 上記受入装置が、上記特定要介助者の上記特記項目の評
    価値をさらに受け入れ、 上記選定装置が、上記受け入れた身体能力評価値の組合
    せに対応するレベルコードと上記受け入れた特記項目評
    価値に対応するレベルコードのうち上記生活行為のサポ
    ート度合いが大きい方の設備情報を上記第1〜第3記憶
    部を用いて選定することを特徴とする請求項1に記載の
    宅内生活設備の選定システム。
  5. 【請求項5】(a)要介助者の身体能力に関する複数項
    目の評価値と、介助者の介助能力に関する評価値との組
    合せに応じて宅内の生活行為をサポートする設備情報を
    記憶した記憶装置と、(b)サポートの対象となる特定
    の要介助者の上記複数の身体能力評価値と、上記特定要
    介助者を介助する特定介助者の上記介助能力評価値とを
    受け入れる受入装置と、(c)受け入れた身体能力評価
    値及び介助能力評価値の組合せに基づいて上記記憶手段
    の設備情報を選定する選定装置と、(d)選定された設
    備情報を表示する表示装置とを備えたことを特徴とする
    宅内生活設備の選定システム。
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