JPH11148654A - 加熱調理装置 - Google Patents

加熱調理装置

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JPH11148654A
JPH11148654A JP31713697A JP31713697A JPH11148654A JP H11148654 A JPH11148654 A JP H11148654A JP 31713697 A JP31713697 A JP 31713697A JP 31713697 A JP31713697 A JP 31713697A JP H11148654 A JPH11148654 A JP H11148654A
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oil
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Hitoshi Tamura
仁志 田村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 材質の異なる複数の調理鍋について温度制御
ができる加熱調理装置を提供する。 【解決手段】 S501で鍋内の食用油について入力さ
れた設定温度を記憶し、また、S505でΔT0 を測定
し、S509でΔT1 を測定する。ΔT0 とは、鍋の測
定温度が90℃になった時点から1200Wで70秒間
加熱した場合の、鍋の測定温度の上昇量である。また、
ΔT1 とは、鍋の測定温度が120℃になった時点で加
熱を停止したときの、加熱停止5秒後から加熱停止40
秒後までの鍋の測定温度の低下量である。また、S51
0,S514,S517で、ΔT0とΔT1 を用いて、
鍋の材質を決定する。そして、設定温度と鍋の材質か
ら、鍋の制御温度を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁調理器等の加
熱調理装置に関し、特に、調理鍋を所定の制御温度に制
御することにより、該調理鍋が収納する食品を調理する
加熱調理装置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】本
来、加熱調理装置における調理鍋内の食品の温度制御
は、調理鍋内に温度計を挿入し、直接食品の温度を測定
しながら行なわれることが好ましいが、一般的に温度計
を調理鍋内に挿入することは、衛生上好ましくないとさ
れている。したがって、加熱調理装置では、調理鍋の温
度制御により、調理鍋内の食品の温度制御が行なわれて
いる。つまり、調理鍋内の食品の温度制御は、調理鍋外
部近傍の温度を測定し、調理鍋内の食品の温度を推測し
ながら行なわれている。
【0003】調理鍋内に食用油を入れて行なうあげもの
調理では、加熱調理装置は、調理鍋内の食用油を、所定
の温度に保つとともに、該食用油の発火温度以下に保つ
必要がある。したがって、あげもの調理を行なう加熱調
理装置では、特に、調理鍋内の食品の温度制御は重要で
ある。
【0004】従来の加熱調理装置では、一種類の調理鍋
については、調理鍋の温度制御により、調理鍋内の食品
の温度制御を行なうことができた。
【0005】しかしながら、加熱調理装置において使用
できる調理鍋の材質は一種類に限定されないため、従来
の加熱調理装置では、使用される調理鍋の材質が変化す
ると、調理鍋の温度制御をしても調理鍋内の食品の温度
制御を行なえない場合があった。
【0006】本発明は、かかる実情に鑑み考え出された
ものであり、その目的は、材質の異なる複数の調理鍋に
ついて調理鍋内の食品の温度制御ができる加熱調理装置
を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係る加熱調理装置は、調理鍋の単位時間当たりの上昇温
度を測定する上昇温度測定部と、前記調理鍋の単位時間
当たりの低下温度を測定する低下温度測定部と、前記単
位時間当たりの上昇温度と低下温度とを用いて、前記調
理鍋の材質を決定する鍋種決定部と、前記決定された調
理鍋の材質に基づいて前記調理鍋の制御温度を決定する
制御温度決定部とを含むことを特徴とする。
【0008】請求項1に記載の発明によると、鍋種決定
部により調理鍋の材質が決定され、該決定された調理鍋
の材質に基づいて、調理鍋の制御温度が決定される。
【0009】これにより、加熱調理装置において用いら
れる調理鍋の材質に応じて調理鍋の温度制御ができるこ
とにより、材質の異なる複数の調理鍋について調理鍋内
の食品の温度制御ができる。
【0010】請求項2に記載の発明に係る加熱調理装置
は、請求項1に記載の発明に係る加熱調理装置の構成に
加えて、前記調理鍋内の食品に対する設定温度を入力す
る温度入力部をさらに含み、前記制御温度決定部は、前
記入力された設定温度に基づいて前記制御温度を決定す
ることを特徴とする。
【0011】請求項2に記載の発明によると、請求項1
に記載の発明による作用に加えて、調理鍋の制御温度
は、調理鍋の材質と入力された設定温度とに基づいて、
決定される。
【0012】これにより、請求項1に記載の発明の効果
に加えて、入力された設定温度に基づいて、調理鍋内の
食品の温度制御ができる。
【0013】請求項3に記載の発明に係る加熱調理装置
は、請求項2に記載の発明に係る加熱調理装置の構成に
加えて、前記制御温度決定部は、前記単位時間当たりの
上昇温度が第1の基準値以上である場合には、前記制御
温度を、前記調理鍋の材質および設定温度に基づいて決
定した温度よりも低い温度に決定することを特徴とす
る。
【0014】請求項3に記載の発明によると、請求項2
に記載の発明による作用に加えて、単位時間当たりの上
昇温度が第1の基準値以上である場合、そうでない場合
よりも、調理鍋の制御温度が低くなる。
【0015】これにより、請求項2に記載の発明の効果
に加えて、調理鍋内の食品の量が少ない場合に、調理鍋
内の食品の温度を異常な高温にするまで調理鍋を加熱す
ることがないように、調理鍋の温度制御ができる。
【0016】請求項4に記載の発明に係る加熱調理装置
は、請求項2または請求項3に記載の発明に係る加熱調
理装置の構成に加えて、前記制御温度決定部は、前記単
位時間当たりの低下温度が第2の基準値以上である場合
には、前記制御温度を、前記調理鍋の材質および設定温
度に基づいて決定した温度よりも低い温度に決定するこ
とを特徴とする。
【0017】請求項4に記載の発明によると、請求項2
または請求項3に記載の発明による作用に加えて、単位
時間当たりの低下温度が第2の基準値以上である場合、
そうでない場合よりも、調理鍋の制御温度が低くなる。
【0018】これにより、請求項2または請求項3に記
載の発明の効果に加えて、調理鍋内の食品の量が少ない
場合に、調理鍋内の食品の温度を異常な高温にするまで
調理鍋を加熱することがないように、調理鍋の温度制御
ができる。
【0019】請求項5に記載の発明に係る加熱調理装置
は、請求項3または請求項4に記載の発明に係る加熱調
理装置の構成に加えて、前記第1の基準値または前記第
2の基準値は、前記決定された調理鍋の材質によって定
められることを特徴とする。
【0020】請求項5に記載の発明によると、請求項3
または請求項4に記載の発明による作用に加えて、第1
の基準値または第2の基準値が調理鍋の材質毎に定めら
れる。
【0021】これにより、請求項3または請求項4に記
載の発明の効果に加えて、調理鍋の材質に応じた調理鍋
の温度制御ができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明の実
施の形態の一例を説明する。なお、本実施の形態では、
調理鍋内の食品の温度制御として、特に、食用油の温度
制御について説明する。
【0023】1.加熱調理装置の構成の概要 図1は、加熱調理装置の一例の電磁調理器の外観を示す
図である。電磁調理器1は、ユーザが操作する情報を入
力するための操作パネル2と、鍋5を載置するための天
板3と、家庭用電源から電磁調理器1に電力を導く電源
コード4とを含む。
【0024】図2は、操作パネル2の構成を示す図であ
る。操作パネル2は、煮物調理等の通常の加熱を行なう
際に操作される火かげんキー16と、あげもの調理等に
おいて鍋5内の食品油(以下、単に「油」という)等の
食品を一定の高温に維持する際に操作されるあげものキ
ー18を備えている。また、操作パネル2は、さらに、
タイマの設定を行なうタイマキー13と、タイマキー1
3によって設定された時間等を表示する表示部14と、
火かげんキー16またはあげものキー18による加熱の
状態を表示する火力・温度ランプ15と、火かげんキー
16が押されたことを示す火かげん状態指示ランプ17
と、あげものキー18が押されたことを示すあげもの状
態指示ランプ19と、加熱を終了させるための切キー2
0と、加熱動作を行なっていることを示す加熱ランプ2
1とを備えている。
【0025】図3は、電磁調理器1の電気回路を模式的
に示す図である。図3を参照して、電磁調理器1を構成
する回路には、外部の交流電源に接続される電源コード
(電源プラグ)4と、外部の交流電源から電磁調理器1
に過電圧が投入されることを防ぐヒューズ41と、回路
全体を開閉するリレー42と、トランス43と、電源コ
ード4から投入される交流を直流に変換する整流回路4
4と、平滑コイル45と、平滑コンデンサ46と、整流
回路44に接続され鍋5等の被加熱物の加熱に用いられ
る加熱コイル47と、加熱コイル47に並列接続される
共振コンデンサ48と、トランジスタ49と、トランジ
スタ49のオン/オフを制御する駆動回路50と、駆動
回路50に接続されるマイクロコンピュータ51とが主
に含まれる。
【0026】トランジスタ49には、ダンパーダイオー
ド49aが並列接続されている。天板3の下面には、天
板3上の鍋5の温度を検知するサーミスタ3aが備えら
れている。サーミスタ3aは、温度検出回路52と接続
されている。温度検出回路52は、マイクロコンピュー
タ51に接続され、マイクロコンピュータ51からサー
ミスタ3aの温度を検出するよう指示を受けると、A/
D変換回路53を介して、サーミスタ3aの温度情報を
マイクロコンピュータ51に送る。
【0027】また、マイクロコンピュータ51には、駆
動回路50と、操作パネル2と、マイクロコンピュータ
51に一定電圧の電力を供給するための電源回路54
と、操作パネル2の各種ランプの点灯の制御を行なう表
示制御部56とが接続されている。また、マイクロコン
ピュータ51は、図示せぬタイマ回路および音声回路を
含んでいる。タイマ回路は、所定の時間の計時を行な
い、音声回路は、タイマ回路による計時が完了した場合
やサーミスタ3aの検知温度が後述する鍋5の設定温度
に達した場合等に、音声による報知を行なう。なお、5
5は、電流値を検知するカレントトランスであり、駆動
回路50に接続されている。
【0028】電磁調理器1では、火かげんキー16また
はあげものキー18を押圧されると、まず、マイクロコ
ンピュータ51が、リレー42をオンし、また、駆動回
路50を介してトランジスタ49を断続的にオンして、
加熱コイル47に断続的に通電する。このとき、マイク
ロコンピュータ51は、表示制御部56を介して、加熱
ランプ21と、火かげん状態指示ランプ17またはあげ
もの状態指示ランプ19を点灯させる。
【0029】電磁調理器1では、加熱コイル47に通電
することにより、磁力線が生じる。そして、生じた磁力
線が天板3上の鉄等からなる鍋5を通るときの、渦電流
による被加熱物の金属抵抗により生じるジュール熱によ
り、鍋5が加熱される。なお、この場合、鍋5は、特に
内側が加熱される。
【0030】なお、マイクロコンピュータ51は、天板
3上に鍋5等の適切な被加熱物が載置されているか否か
を判断し、載置されていると判断したときにのみ、上記
のように加熱コイル47に通電する。天板3上に鉄製の
鍋5等の適切な被加熱物が載置されているか否かは、以
下のように判断する。
【0031】マイクロコンピュータ51は、電磁調理器
1によって加熱するのに適した鍋が天板3上に載置され
た際にカレントトランス55が検知すると期待される電
流値を、適正値として記憶している。そして、カレント
トランス55の検知した電流値がその適正値以上か否か
を判断する。判断した結果、カレントトランス55の検
知結果が、その適正値よりも小さいと判断した場合に
は、天板3上に鉄製の鍋等の適切な被加熱物が載置され
ていないと判断する。そして、当該検知結果が、その適
正値以上であると判断した場合には、天板3上に適切な
被加熱物が載置されていると判断する。
【0032】2.加熱調理装置の一般動作 次に、図4を参照して、電磁調理器1の動作について説
明する。図4は、マイクロコンピュータ51のメインル
ーチンのフローチャートである。
【0033】まず、マイクロコンピュータ51は、S1
で、操作パネル2上のキーのいずれかが押圧されたか否
かを判断する。キーのいずれかが押圧されたと判断する
と、S2で、押圧されたのが火かげんキー16であるか
否かを判断する。火かげんキー16である場合は、S3
に進み、火かげん制御処理を行なう。電磁調理器1で
は、火かげんキー16の押圧回数により、電磁調理器1
での「強」、「中」または「弱」という加熱の程度を設
定することができる。なお、設定された加熱の程度によ
って鍋5の維持される温度が異なる。
【0034】S2で、押圧されたのが火かげんキー16
でないと判断した場合、マイクロコンピュータ51は、
S4に進み、あげものキー18が押圧されたか否かを判
断する。あげものキー18が押圧されたと判断した場合
には、S5に進み、あげもの調理処理を行なう。電磁調
理器1では、あげものキー18の押圧回数により、電磁
調理器1で鍋5内の油が維持されるべき温度を「160
℃」、「170℃」、「180℃」、「190℃」、ま
たは「200℃」に設定することができる。なお、鍋5
内の油が維持されるべき温度であって、あげものキー1
8の押圧によって入力され、押圧回数によって決定され
る温度を、以下、「設定温度」という。あげもの調理処
理では、この設定温度に応じて、鍋5を維持すべき温度
を決定している。以下に、このあげもの調理処理につい
て説明する。なお、上述の鍋5を維持すべき温度を、以
下、「鍋5の制御温度」という。
【0035】3.あげもの調理処理における鍋の温度制
御次に、電磁調理器1でのあげもの調理処理における鍋
5の温度制御について説明する。
【0036】(1)「鍋の材質」と「鍋の測定温度と油
の温度の差」との関係 電磁調理器1では、加熱コイル47に通電することによ
り、主に、鍋5の内部が加熱され、これにより、鍋5内
の食品が加熱される。そして、本実施の形態では、鍋5
のサーミスタ3aによる測定温度(以下、単に「鍋5の
測定温度」という。)と鍋5内の油の温度差は、鍋5の
材質が変化することによって変化することに着目してい
る。つまり、鍋5の材質が変化することによる鍋5の熱
伝導率の変化によって、油と接触する鍋5の内側の温度
と、天板3を介してサーミスタ3aが測定する鍋5の外
部近傍についての測定温度との差が変化するという点に
着目している。実際に、電磁調理器1において、材質の
異なる鍋を用い、あげもの調理の際に鍋5が加熱される
温度範囲(約130℃〜190℃)での、鍋5の測定温
度と鍋5内の油の温度の差を測定すると、図5に示すよ
うな結果が得られた。なお、図5では、横軸はサーミス
タ3aによる鍋5の測定温度(以下「Ta」という)を
示し、縦軸は鍋5内に温度計を挿入して測定した油の温
度(以下「Tb」という)からTaを差し引いた温度を
示す。ここで、Tbは、油の温度が安定してから測定さ
れるように、Taの値が安定してから約10分経過後に
測定されている。また、図5では、○は三層鍋(アルミ
−ステンレス−アルミ)についての測定値を、◇は鋳物
の鍋についての測定値を、△はホーロー鍋についての測
定値をそれぞれ示している。なお、この三種類の材質
は、一般の電磁調理器において用いられる鍋の材質であ
る。
【0037】図5から、あげもの調理において鍋5が加
熱されることが予想される温度範囲では、鍋5の材質毎
に、「Tb−Ta」で表される、鍋5の測定温度と鍋5
内の油の温度との差がほぼ一定であることがわかる。つ
まり、鍋5内の油の温度は、鍋5の測定温度よりも、三
層鍋では約12℃、鋳物の鍋では約22℃、ホーロー鍋
では約28℃高くなっている。そして、本実施の形態で
は、あげもの調理における温度制御において鍋5内の油
を適切に加熱するために、鍋5の材質を決定し、設定温
度と、図5から求められる材質毎の鍋5の測定温度と鍋
5内の油の温度の差とにより、鍋5の制御温度を決定し
ている。
【0038】(2)鍋の制御温度決定時の鍋の材質決定
のための条件設定 鍋の材質が変化すると、鍋自体の熱伝導率が変化する。
つまり、鍋5内の油の量が同量であれば、鍋5が熱伝導
率の高い材質からなる場合と、熱伝導率の低い材質から
なる場合とでは、加熱コイル47の一定出力に基づく鍋
5の測定温度の上昇量は、前者の方が多くなると考えら
れる。したがって、加熱コイル47の一定出力に基づく
鍋5の測定温度の上昇量を求めれば、電磁調理器1にお
いて使用されている鍋5の材質を決定することができる
と考えられる。
【0039】なお、上記の測定温度の上昇量は、鍋5の
熱伝導率によってのみ変化するものではなく、鍋5内の
油の量によっても変化するものと考えられる。
【0040】一方、加熱コイル47への通電を停止した
後の鍋5の温度の低下は、鍋5内の油の量が多くなる
と、油による保温効果が高くなるため遅くなると考えら
れる。
【0041】したがって、電磁調理器1において、種々
の鍋と油量について、単位時間あたりの、測定温度の上
昇量と測定温度の低下量とを予め測定することにより、
これらの測定値から、鍋5の材質と鍋5内の油の量を特
定できるのではないかと考えられる。
【0042】そこで、鍋5の材質と鍋5内の油の量とを
変化させて、上記の測定温度の上昇量(ΔT0 )と測定
温度の低下量(ΔT1 )とを測定すると、図6に示すよ
うな結果が得られた。なお、ΔT0 とは、鍋5の測定温
度が90℃になった時点から70秒間加熱コイル47の
出力を1200Wにした場合の鍋5の測定温度の上昇量
である。また、ΔT1 とは、鍋5の測定温度が120℃
になった時点から加熱コイル47への通電を停止させた
ときの、通電停止5秒後から通電停止40秒後までの、
鍋5の測定温度の低下量である。図6においても、図5
と同様に、○は三層鍋、◇は鋳物の鍋、△はホーロー鍋
についての測定値をそれぞれ示している。また、一部の
測定点は、引出し線により数字と関係づけられている
が、この数字は、その側定点における鍋5内の油のグラ
ム数を示している。つまり、引出し線により「900」
という数字と関係づけられている場合には、その測定点
が、鍋5内に900グラムの油を入れた場合の、上記の
ΔT0 およびΔT1 についてのものであることを意味す
る。
【0043】いずれの材質についても、鍋5内の油の量
が少なくなるほど、測定点は、図6の右上に位置するよ
うに、つまり、ΔT0 およびΔT1 の値が大きくなっ
た。また、これに加えて、図6を参照すると、測定点
は、鍋の材質毎に、概ね、傾きの等しい直線上に並んで
いる。この結果に従うと、図6のΔT0 −ΔT1 平面
を、図7に示すように領域1(鋳物の鍋)、領域2(ホ
ーロー鍋)、領域3(三層鍋)のそれぞれの領域に分け
て考えることができる。
【0044】以上のことから、本実施の形態では、未知
量の油の入った未知の材質の鍋が天板3上に載置された
場合、ΔT0 とΔT1 とを測定し、2つ測定値から決定
される測定点が図7の領域1〜領域3のいずれの領域に
属するかということから、鍋5の材質を決定する。
【0045】ここで、図6または図7を参照すると、Δ
1 が等しい場合、鍋の材質が鋳物、ホーロー、三層の
順にΔT0 の値が高くなるため、一見、ΔT0 のみによ
って鍋5の材質が決定できるようにも思われる。しか
し、たとえばΔT0 が25℃〜29℃の場合には、天板
3上にあるのが三層鍋なのかホーロー鍋なのかを決定す
ることができない。そこで、本実施の形態では、ΔT0
だけでなくΔT1 も測定することにより、より確実に鍋
の材質を決定している。
【0046】(3)鍋の制御温度決定時の鍋の材質決定
のための条件設定の補足 電磁調理器1では、鍋5内の油の量が少量である場合、
鍋5の制御温度を、そうでない場合(つまり適量である
場合)より低く設定する必要がある。以下に、この理由
を説明する。
【0047】まず、一般の電磁調理器での、時間の経過
に対する鍋内の油の温度変化および加熱コイルへの通電
のON−OFFの状態変化を、図8(a)に示す。図8
(a)を参照して、油の温度が設定温度に達するまで
は、加熱コイルはONの状態で維持される。そして、油
の温度が一旦設定温度に達すると、加熱コイルへの通電
は一次的にOFFされ、油の温度が再度設定温度を下回
るとONされる。つまり、油の温度が一旦設定温度に達
すると、加熱コイルへの通電は、ON−OFFを繰り返
され、これにより、油の温度は設定温度付近で維持され
る。
【0048】図8(b)に、図8(a)において一旦設
定温度に達した後の油の温度の時間変化のグラフを拡大
して示す。なお、図8(b)では、実線と破線の2つの
曲線が記載されているが、実線は、鍋内の油が適量であ
る場合の油の温度(油温A)を示し、破線は、鍋内の油
が少量である場合の油の温度(油温B)を示す。図8
(b)において油温Aと油温Bを比較すると、油の量が
少なくなった場合、平均温度が同じ設定温度で同じで
も、温度のふれが大きくなって最高到達温度が高くなる
ことがわかる。これにより、設定温度によっては、鍋内
の油が適量であれば油が発煙温度(発煙する温度)に達
することがなくても、少量であると油が発煙温度に達す
るという場合がある。したがって、油が少量である場合
には、同一の設定温度に対して、鍋の制御温度を低く設
定することが必要になる。
【0049】前述のように、鍋5内の油の量が少なくな
るほど、ΔT0 およびΔT1 の値は大きくなる。そこ
で、本実施の形態では、ΔT0 とΔT1 とを測定し、Δ
0 が第1の基準値以上の場合またはΔT1 が第2の基
準値以上の場合に、そうでない場合よりも鍋5の制御温
度を低くしている。なお、本実施の形態では、第1の基
準値を37℃、第2の基準値を8.5℃としている。
【0050】また、本実施の形態では、ΔT0 が37℃
(第1の基準値)未満でありかつΔT1 が8.5℃(第
2の基準値)未満である場合でも、領域1〜領域3のい
ずれにも該当しない場合は、そうでない場合よりも、鍋
5の制御温度を低くしている。この場合も、鍋5内の油
が少量であると考えられるからである。
【0051】以上説明したように、鍋5の制御温度は、
鍋5の材質だけでなく、鍋5内の油の量によっても影響
を受ける。したがって、図7に示したΔT0 −ΔT1
プロット図に、鍋5の材質とともに油の量を考慮した修
正を加えると、図7は図9のように変更することができ
る。つまり、図7と図9を参照して、ΔT0 が37℃以
上の部分(図9の領域4)と、ΔT0 が37℃未満であ
ってもΔT1 が8.5℃以上である部分(図9の領域
5)は、鍋5の制御温度を領域1〜領域3についての温
度より低く設定される部分となる。また、ΔT0 が37
℃未満でありかつΔT1 が8.5℃未満である部分であ
って領域1〜領域3のいずれにも該当しない部分(領域
6)も、同様に、鍋5の制御温度を領域1〜領域3につ
いての温度より低く設定される部分となる。
【0052】(4)あげもの調理処理 次に、図4のS5のあげもの調理処理について説明す
る。図10および図11に、図4のS5のあげもの調理
処理のサブルーチンのフローチャートを示す。
【0053】マイクロコンピュータ51は、S500で
天板3上の鍋5が適切な被加熱物であると判断すれば、
S501で、あげものキー18の押圧回数に応じた油の
設定温度を特定し記憶する。次に、S502で、あげも
の状態指示ランプ19と設定温度に対応した火力・温度
ランプ15を点滅させる。次に、S503で加熱コイル
47の出力を1200Wとし、鍋5の加熱を開始する。
そして、S504でサーミスタ3aの検知温度(Ta)
が90℃に達したと判断すると、S505で、前述のΔ
0 を測定しその測定値を記憶する。
【0054】次に、S506に進み、ΔT0 が37℃未
満であるか否かを判断する。37℃未満である場合に
は、そのまま加熱を続ける。そして、S507でTaが
120℃に達したと判断すると、加熱コイル47への通
電を停止することにより鍋5の加熱を停止し、S509
で前述のΔT1 を測定する。
【0055】次に、S510で、前述のS505,S5
09で測定したΔT0 とΔT1 から、図7のプロット図
を用いて、鍋5の材質が鋳物であるか否かを判断する。
鋳物である場合には、S511で、鍋5内の油が適量で
あって少量でないか、つまり、ΔT1 が8.5℃未満で
あるか否かを判断し、ΔT1 が8.5℃未満である場合
には、S512に進む。S512では、鍋5の制御温度
を、S501で記憶した設定温度から22℃差し引いた
温度に設定し、S513に進む。この22℃とは、鋳物
の鍋について、図5から求められる、鍋5の測定温度と
油の温度の差である。
【0056】S510で、鍋5の材質が鋳物でないと判
断した場合は、S514で、図7とΔT0 とΔT1 とを
用いて、鍋5が三層鍋であるか否かを判断する。三層鍋
である場合には、S515で、S511と同様に、ΔT
1 が8.5℃未満であるか否かを判断し、ΔT1 が8.
5℃未満である場合には、S516に進む。S516で
は、鍋5の制御温度を、S501で記憶した設定温度か
ら12℃差し引いた温度に設定し、S513に進む。こ
の12℃とは、三層鍋について、図5から求められる、
鍋5の測定温度と油の温度の差である。
【0057】S514で、鍋5が三層鍋でないと判断し
た場合は、S517で、図7とΔT 0 とΔT1 を用い
て、鍋5がホーロー鍋であるか否かを判断する。ホーロ
ー鍋である場合には、S518で、S511と同様に、
ΔT1 が8.5℃未満であるか否かを判断し、ΔT1
8.5℃未満である場合には、S519に進む。S51
9では、鍋5の制御温度を、S501で記憶した設定温
度から28℃差し引いた温度に設定し、S513に進
む。この28℃とは、ホーロー鍋について、図5から求
められる、鍋5の測定温度と油の温度の差である。そし
て、S513では、マイクロコンピュータ51は、加熱
コイル47の出力を900Wとして、S522に進む。
【0058】S506で、マイクロコンピュータ51が
ΔT0 を37℃以上であると判断した場合には、S52
0に進む。なお、S506での判断は、現在のΔT0
ΔT 1 で定められる点が図9の領域4にあるか否かの判
断に相当する。S520では、鍋5の制御温度を、S5
01で記憶した設定温度から42℃差し引いた温度に設
定し、S521に進む。
【0059】なお、S510,S514およびS517
で、鍋5が鋳物鍋,三層鍋およびホーロー鍋のいずれで
もないと判断された場合は、現在のΔT0 とΔT1 で定
められる点が図9の領域6にあると判断された場合に相
当する。また、S511,S515およびS518で、
ΔT1 が8.5℃以上であると判断された場合は、現在
のΔT0 とΔT1 で定められる点が図9の領域5にある
と判断された場合に相当する。そして、これらの場合に
も、S520の処理がなされる。
【0060】S521では、マイクロコンピュータ51
は、加熱コイル47の出力を700Wとし、S522に
進む。
【0061】そして、S522では、Taが鍋5の制御
温度に達しているか否かを判断し、達していると判断す
ると、S523で、その旨を報知して、S524に進
む。この報知は、たとえば、「ピピッピピッ」というブ
ザー音または音声を発し、さらに、S502で点滅させ
ていたあげもの状態指示ランプ19と設定温度に対応し
た火力・温度ランプ15とを点灯させることにより行な
う。
【0062】S524〜S528の各処理は、鍋5内の
油を、設定温度で維持する処理である。つまり、S52
4では、Taが制御温度に達しているか否かを判断す
る。達している場合にはS525に進み、加熱コイル4
7への通電を停止することにより、鍋5内の油の加熱を
停止し、S529に進む。一方、S524で、Taが制
御温度に達していないと判断した場合には、S526
で、Taが制御温度よりも2℃以上低いか否かを判断す
る。2℃以上低いと判断した場合には、S527で、加
熱コイル47の出力を1200Wとし、S529に進
む。また、S526で、Taと制御温度の差が2℃未満
であると判断した場合には、S528で、それまでの処
理を継続する処理を行ない、S529に進む。つまり、
S528では、現在の調理鍋5が、その時点で1200
W、900Wまたは700Wで加熱されていた場合には
そのままその通りの加熱を続け、その時点で加熱が停止
されていればそのまま加熱を停止し続ける処理を行な
う。
【0063】そして、マイクロコンピュータ51は、S
529で、切キー20が押圧されたと判断するまで、S
524〜S528の処理を行なう。そして、切キー20
が押圧されたと判断すると、S530で加熱を停止し
て、あげもの調理処理を終了し、メインルーチンにリタ
ーンする。
【0064】以上説明した本実施の形態においては、第
1の基準値を37℃、第2の基準値を8.5℃として、
鍋5の材質に関係なく用いたが、第1の基準値または第
2の基準値となる温度は、鍋5の材質毎に設定すること
ができる。
【0065】第1の基準値または第2の基準値となる温
度を設定するには、たとえば、まず、各材質からなる鍋
5について、鍋5内の油についての設定温度を電磁調理
器1において設定できる最高温度として、鍋5を加熱す
る。そして、鍋5内の油を該設定温度で維持するような
加熱を、鍋5内の油の量を減らしながら行なう。図8
(b)を用いて説明したように、鍋5内の油の量を減ら
していくと、設定温度に達してからの鍋5内の油の温度
のふれが大きくなる。そして、最高到達温度が発煙温度
と等しくなる油の量を検出する。ここで検出した油の量
よりも鍋5内の油の量が少なくなると、鍋5内の油を該
設定温度で維持する場合、油の温度が発煙温度を越える
ことになる。したがって、前述の第1の基準値または第
2の基準値となる温度は、ここで検出した量の油を入れ
た鍋についてのΔT0 またはΔT1とすることができ
る。図12に、図9のΔT0 −ΔT1 のプロット図の一
変形例として、領域5を、鍋の材質毎に設定した第2の
基準値を用いて領域5a〜領域5cに分割させたΔT0
−ΔT1 のプロット図を示す。本実施の形態の鍋5の制
御温度の決定において、図9のプロット図の代わりに図
12のプロット図を用いると、より鍋5の材質の特性に
応じた、鍋5の制御温度の決定ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】加熱調理装置の一例の電磁調理器の外観を示す
図である。
【図2】図1の電磁調理器の操作パネルの構成を示す図
である。
【図3】図1の電磁調理器の電気回路を模式的に示す図
である。
【図4】図1の電磁調理器のマイクロコンピュータのメ
インルーチンのフローチャートである。
【図5】図1の電磁調理器において、鍋の測定温度に対
する、鍋内の油の温度と鍋の測定温度の差のプロット図
である。
【図6】図1の電磁調理器の単位時間当たりの上昇温度
に対する、単位時間当たりの低下温度のプロット図であ
る。
【図7】図1の電磁調理器の単位時間当たりの上昇温度
に対する、単位時間当たりの低下温度のプロット図であ
る。
【図8】一般の電磁調理器で鍋を加熱した場合の、鍋内
の油の温度変化を説明するための図である。
【図9】図1の電磁調理器の単位時間当たりの上昇温度
に対する、単位時間当たりの低下温度のプロット図であ
る。
【図10】図4のあげもの調理処理のサブルーチンのフ
ローチャートである。
【図11】図4のあげもの調理処理のサブルーチンのフ
ローチャートである。
【図12】図9のプロット図における領域の設定の一変
形例を示す図である。
【符号の説明】
1 電磁調理器 2 操作パネル 3 天板 3a サーミスタ 5 鍋 51 マイクロコンピュータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調理鍋の単位時間当たりの上昇温度を測
    定する上昇温度測定部と、 前記調理鍋の単位時間当たりの低下温度を測定する低下
    温度測定部と、 前記単位時間当たりの上昇温度と低下温度とを用いて、
    前記調理鍋の材質を決定する鍋種決定部と、 前記決定された調理鍋の材質に基づいて前記調理鍋の制
    御温度を決定する制御温度決定部とを含む、加熱調理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記調理鍋内の食品に対する設定温度を
    入力する温度入力部をさらに含み、 前記制御温度決定部は、前記入力された設定温度に基づ
    いて前記制御温度を決定する、請求項1に記載の加熱調
    理装置。
  3. 【請求項3】 前記制御温度決定部は、前記単位時間当
    たりの上昇温度が第1の基準値以上である場合には、前
    記制御温度を、前記調理鍋の材質および設定温度に基づ
    いて決定した温度よりも低い温度に決定する、請求項2
    に記載の加熱調理装置。
  4. 【請求項4】 前記制御温度決定部は、前記単位時間当
    たりの低下温度が第2の基準値以上である場合には、前
    記制御温度を、前記調理鍋の材質および設定温度に基づ
    いて決定した温度よりも低い温度に決定する、請求項2
    または請求項3に記載の加熱調理装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の基準値または前記第2の基準
    値は、前記決定された調理鍋の材質によって定められ
    る、請求項3または請求項4に記載の加熱調理装置。
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