JPH11148077A - 液晶組成物及びこれを用いた光学異方体 - Google Patents

液晶組成物及びこれを用いた光学異方体

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JPH11148077A
JPH11148077A JP9317046A JP31704697A JPH11148077A JP H11148077 A JPH11148077 A JP H11148077A JP 9317046 A JP9317046 A JP 9317046A JP 31704697 A JP31704697 A JP 31704697A JP H11148077 A JPH11148077 A JP H11148077A
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浩史 長谷部
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晴義 高津
Naoki Koo
直紀 小尾
Kiyobumi Takeuchi
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 一般式(I) 【化1】 (X1:H原子、CH3基、r:0、1、6員環A、B及
びC:F原子で置換可能な1,4−フェニレン基、1,
4−シクロへキシレン基等、Y1及びY2:一方が−CH
2CH2−、−CH2O−、、−OCH2CH2CH2−等、
他方は単結合、−CH2CH2−、−CH2O−、−OC
2−、−COO−、−OCO−、−C≡C−等、Y3
単結合、−O−、−COO−、−OCO−、Z1:H原
子、ハロゲン原子、CN基、C数1〜20のアルキル、
アルケニル。)の液晶性(メタ)アクリレート化合物を
含有する液晶組成物。 【効果】 本発明の液晶組成物は、液晶温度の下限が室
温以下にある重合性液晶組成物であり、室温以下の温度
における光重合を可能にしたものである。従って、透明
性に優れた光学補償板、偏光ビームスプリッター、光学
的ローパスフィルター及び偏光プリズム等の光学素子の
作製材料として非常に有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学、表示、記録
材料、また液晶ディスプレイの光学補償板や偏光プリズ
ム材料として利用される新規な液晶組成物及びこれを用
いた光学異方体に関する。
【0002】
【従来の技術】先に我々は、液晶ディスプレイ素子の表
示品位の向上と軽量化に応える光学補償板等の光学異方
体の作製を可能にする技術として、室温において液晶性
を示す重合性液晶組成物とその組成物を配向させた状態
において光重合して得られる内部の配向構造が制御され
た光学異方体を提案した(特開平8−3111号公報参
照)。該発明の重合性液晶組成物は低分子化合物であ
り、粘度が低く所望の配向状態を迅速に達成することが
できるという長所を有している。このような重合性液晶
組成物は光重合の際、温度を室温以下に低くすると、光
重合物の透明性が向上する。しかしながら、室温以下の
温度で液晶相が保たれる重合性液晶材料の種類は少な
く、透明性を向上させる目的で室温以下で光重合を行う
のは困難という問題があった。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】本発明が解決しよう
とする課題は、重合性低分子液晶組成物において、室温
以下でも液晶性が保たれる重合性液晶組成物を提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は上記課題を
解決するため、重合性液晶化合物の化学構造と結晶−液
晶相転移温度との相関について鋭意検討した結果、かか
る課題が、特定の化学構造を有する液晶性(メタ)アク
リレート化合物の利用により解決されることを見いだし
本発明を提供するに至った。
【0005】即ち、上記課題を解決するために、 1.一般式(I)
【0006】
【化5】
【0007】(式中、X1は水素原子又はメチル基を表
し、rは0または1の整数を表し、6員環A、B及びC
はそれぞれ独立的に
【0008】
【化6】
【0009】から選ばれる環を表し、pは1〜4の整数
を表し、Y1及びY2のうち一方が、−CH2CH2−、−
CH2O−、−OCH2−、−OCH2CH2CH2−、−
CH2CH2CH2O−、−(CH24−、−CH=CH
−CH2CH2−又は−CH2CH2−CH=CH−を表
し、他方は単結合、−CH2CH2−、−CH2O−、−
OCH2−、−COO−、−OCO−、−C≡C−、−
CH=CH−、−CF=CF−、−(CH24−、−C
2CH2CH2O−、−OCH2CH2CH2−、−CH=
CH−CH2CH2−又は−CH2CH2−CH=CH−を
表し、Y3は単結合、−O−、−COO−又は−OCO
−を表し、Z1は水素原子、ハロゲン原子、シアノ基又
は炭素原子数1〜20のアルキル基あるいはアルケニル
基を表す。)で表される液晶性(メタ)アクリレート化
合物を含有することを特徴とする液晶組成物。 2.一般式(I)において、X1は水素原子を表し、r
は0の整数を表し、6員環Aは1,4−フェニレン基を
表し、6員環Cはトランス−1,4−シクロヘキシレン
基を表し、Y1は−CH2CH2−を表し、Y3は単結合を
表し、Z1は炭素原子数1〜20のアルキル基を表すこ
とを特徴とする上記1記載の液晶組成物。 3.一般式(II)
【0010】
【化7】
【0011】(式中、X2は水素原子又はメチル基を表
し、tは0または1の整数を表し、6員環D、E及びF
はそれぞれ独立的に
【0012】
【化8】
【0013】から選ばれる環を表し、mは1〜4の整数
を表し、Y4及びY5はそれぞれ独立的に、単結合、−C
OO−、−OCO−、−C≡C−、−CH=CH−又は
−CF=CF−を表し、Y6は単結合、−O−、−CO
O−又は−OCO−を表し、Z2は水素原子、ハロゲン
原子、シアノ基又は炭素原子数1〜20のアルキル基あ
るいはアルケニル基を表す。)で表される液晶性(メ
タ)アクリレート化合物を含有することを特徴とする上
記1又は2記載の液晶組成物。 4.一般式(II)において、X2は水素原子を表し、
tは0の整数を表し、Y4は−C≡C−を表し、Y6は単
結合を表し、Z2は炭素原子数1〜20のアルキル基を
表すことを特徴とする上記3記載の液晶組成物。 5.液晶相の下限温度が少なくとも15℃以下であるこ
とを特徴とする上記1、2、3又は4記載の液晶組成
物。 6.上記1、2、3、4又は5記載の液晶組成物の重合
体からなることを特徴とする光学異方体。を前記課題の
解決手段とした。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の一例について説明する。
本発明の液晶組成物は、一般式(I)
【0015】
【化9】
【0016】(式中、X1は水素原子又はメチル基を表
し、rは0または1の整数を表し、6員環A、B及びC
はそれぞれ独立的に、
【0017】
【化10】
【0018】を表し、pは1〜4の整数を表し、Y1
びY2のうち一方が、−CH2CH2−、−CH2O−、−
OCH2−、−OCH2CH2CH2−、−CH2CH2CH
2O−、−(CH24−、−CH=CH−CH2CH
2−、−CH2CH2−CH=CH−を表し、他方は単結
合、−CH2CH2−、−CH2O−、−OCH2−、−C
OO−、−OCO−、−C≡C−、−CH=CH−、−
CF=CF−、−(CH24−、−CH2CH2CH2
−、−OCH2CH2CH2−、−CH=CH−CH2CH
2−、−CH2CH2−CH=CH−を表し、Y3は単結
合、−O−、−COO−、−OCO−を表し、Z1は水
素原子、ハロゲン原子、シアノ基、炭素原子数1〜20
のアルキル基、アルケニル基を表す。)で表される液晶
性(メタ)アクリレート化合物を含有することを特徴と
し、一般式(I)の液晶骨格中の連結基Y1及びY2の少
なくとも一方に、−CH2CH2−、−CH2O−、−O
CH2−、−OCH2CH2CH2−、−CH2CH2CH2
O−、−(CH24−、−CH=CH−CH2CH2−、
−CH2CH2−CH=CH−から選ばれる柔軟な基を導
入し、結晶−液晶相転移温度を低減させた化合物を必須
成分とすることにより、組成物全体の結晶−液晶相転移
温度をも低減させ、室温以下の温度でも液晶性の保持を
可能にしたものである。このような本発明の液晶組成物
に必須の化合物として好ましく使用できる化合物として
は、式(1)〜(34)の化合物が挙げられるが、本発
明の液晶組成物において使用することができる化合物は
これらに限定されるものではない。
【0019】
【化11】
【0020】
【化12】
【0021】
【化13】
【0022】
【化14】
【0023】(式中、シクロヘキサン環はトランスシク
ロヘキサン環を表し、Xは水素原子又はメチル基を表
し、Yはハロゲン原子、シアノ基、炭素原子数1〜20
のアルキル基、アルケニル基、又はエーテル結合を介し
たアルキル基、アルケニル基、又はエステル結合を介し
たアルキル基、アルケニル基を表し、sは2から12の
整数を表す)。室温以下でも液晶性を保持するため、本
発明の液晶組成物には一般式(I)で表される化合物は
少なくとも10%以上、好ましくは15%以上含有させ
るのが好ましい。また、一般式(I)で表される化合物
を複数組み合わせて、用いるのは、結晶−液晶相転移温
度を効果的に低減でき、室温以下でも液晶性を保つ観点
から好ましい。
【0024】特に、一般式(I)において、X1は水素
原子を表し、rは0の整数を表し、6員環Aは1,4−
フェニレン基を表し、6員環Cはトランス−1,4−シ
クロヘキシレン基を表し、Y1は−CH2CH2−を表
し、Y3は単結合を表し、Z1は炭素原子数1から20の
アルキル基を表される化合物は、迅速な光重合性と低い
結晶−液晶相転移温度及び良好な液晶性を兼ね備えた化
合物であるので、本発明の液晶組成物に好ましく使用す
ることができる。
【0025】本発明の液晶組成物の液晶相としては、通
常この技術分野で液晶相と認識される相であれば特に制
限なく用いることができるが、その中でもネマチック
相、スメクチックA相、(カイラル)スメクチックC
相、コレステリック相を発現するものが特に好ましい。
また、(カイラル)スメクチックC相を示す場合には、
該(カイラル)スメクチックC相の上の温度領域でスメ
クチックA相を、スメクチックA相を示す場合には、該
スメクチックA相の上の温度領域でネマチック相を発現
するようにすると、良好な一軸の配向特性が得られるた
め好ましい。
【0026】また、本発明の液晶組成物には、分子内に
通常この技術分野で液晶骨格と認められる骨格と重合性
官能基を同時に有する重合性の液晶化合物を、好ましく
は90重量%以下、さらに好ましくは85重量%以下の
濃度で、室温以下でも液晶相が保持される範囲内で特に
制限なく添加することができる。液晶骨格としては、少
なくとも2つ又は3つの6員環を有するものが特に好ま
しい。重合性官能基としては、(メタ)アクリロイルオ
キシ基、エポキシ基、ビニルエーテル基、シンナモイル
基、ビニル基等を挙げることができるが、良好な光重合
特性が得られることから、アクリロイルオキシ基が特に
好ましい。複数以上の重合性官能基を有する化合物の場
合には、重合性官能基の種類が異なっていても良い。例
えば、2つの重合性官能基を有する液晶化合物の場合、
一つがアクリロイルオキシ基、もう一つがメタアクリロ
イルオキシ基または、ビニルエーテル基であっても良
い。重合性官能基を2つ有する液晶化合物は多くの種類
が知られており、一般的にこれらを重合させた場合には
良好な耐熱性及び強度特性を得られることから、好適に
用いることができる。このような重合性官能基を2つ有
する液晶化合物の具体的な例としては、式(35)〜
(39)に挙げた化合物が好ましいが、本発明の液晶組
成物において使用することができる化合物はこれらに限
定されるものではない。
【0027】
【化15】
【0028】(式中、シクロヘキサン環はトランスシク
ロヘキサン環を表し、Xは水素原子、又はメチル基を表
し、Wはハロゲン原子、シアノ基、メチル基を表し、s
は2〜12の整数を表す)。さらに本発明の液晶組成物
には、分子内に一つの重合性官能基を有する液晶化合物
を添加しても良い。このような重合性官能基を一つ有す
る液晶化合物の具体的な例としては、式(40)〜(6
2)に挙げた化合物が好ましいが、本発明の液晶組成物
において使用することができる化合物はこれらに限定さ
れるものではない。
【0029】
【化16】
【0030】
【化17】
【0031】(式中、シクロヘキサン環はトランスシク
ロヘキサン環を表し、Xは水素原子又はメチル基を表
し、Yは水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、炭素原子
数1〜20のアルキル基、アルケニル基、又はエーテル
結合を介したアルキル基、アルケニル基、又はエステル
結合を介したアルキル基、アルケニル基を表し、sは2
から12の整数を表す)。さらに本発明の液晶組成物に
は、一般式(II)
【0032】
【化18】
【0033】(式中、X2は水素原子又はメチル基を表
し、tは0または1の整数を表し、6員環D、E及びF
はそれぞれ独立的に、
【0034】
【化19】
【0035】をを表し、mは1〜4の整数を表し、Y4
及びY5のはそれぞれ独立的に、単結合、−COO−、
−OCO−、−C≡C−、−CH=CH−、−CF=C
F−を表し、Y6は単結合、−O−、−COO−、−O
CO−を表し、Z2は水素原子、ハロゲン原子、シアノ
基、炭素原子数1〜20のアルキル基、アルケニル基を
表す。)で表される液晶性(メタ)アクリレートを含有
することを特徴とする化合物を含有させてもよい。これ
らの化合物は、一般式(I)で表される化合物と組み合
わせて使用することにより、結晶−液晶相転移温度を効
果的に低減させ、室温以下での液晶相を保持させるのに
非常に有用である。このような単官能(メタ)アクリレ
ートの具体的な例としては、式(63)〜(81)に挙
げた化合物が好ましいが、本発明の液晶組成物において
使用することができる単官能(メタ)アクリレートはこ
れらに限定されるものではない。
【0036】
【化20】
【0037】
【化21】
【0038】
【化22】
【0039】(上記中、シクロヘキサン環はトランスシ
クロヘキサン環を表し、またCは結晶相、Nはネマチッ
ク相、Sはスメクチック相、Iは等方性液体相を表し、
数字は相転移温度を表す。)このような化合物の中で
も、トラン骨格を有する単官能(メタ)アクリレート化
合物も大きな複屈折率を有しているため、大きな複屈折
率を有する液晶組成物を調製できるので有用である。従
って、式(66)、式(74)、(75)のような化合
物は本発明の液晶組成物に好適に添加することができ
る。
【0040】また、本発明の液晶組成物には、重合性官
能基を有していない液晶化合物を用途に応じて添加して
も良い。使用用途として本発明の液晶組成物の重合体
を、表示素子と用いる場合や、温度によって屈折率を変
化させたい場合には、重合性官能基を有していない液晶
化合物の総量は10〜90重量%の範囲に設定するのが
好ましい。また、温度によって屈折率が変化するのが好
ましくない場合や、耐熱性や機械的特性を重視する場合
には、重合性官能基を有していない液晶化合物の総量は
0〜10重量%の範囲に設定するのが好ましい。
【0041】また、本発明の液晶組成物には重合性官能
基を有しており、かつ液晶性を示さない化合物も添加す
ることができる。このような化合物としては、通常この
技術分野で高分子形成性モノマーあるいは高分子形成性
オリゴマーとして認識されるものであれば特に制限なく
使用することができるが、アクリレート化合物、メタク
リレート化合物、ビニルエーテル化合物が特に好まし
い。
【0042】以上のような重合性官能基を有する液晶化
合物、重合性官能基を有さない液晶化合物、液晶性を示
さない重合性化合物は適宜組み合わせて添加してもよい
が、少なくとも得られる液晶組成物が室温以下でも液晶
性を保持するよう各成分の添加量を調整することが必要
である。
【0043】本発明の液晶組成物は、室温以下での液晶
性の保持を目的としてものであるので、液晶相の下限温
度、つまり結晶−液晶相転移温度は少なくとも15℃以
下であるのが好ましく、さらに好ましくは−10℃以下
であり、特に好ましくは−30℃以下であり、最も好ま
しくは−70℃以下である。しかしながら、本発明の液
晶組成物は、一般式(I)であらわされるような柔軟性
にとむ連結基を有する化合物を必須としており、結晶性
が比較的低いため、結晶−液晶相転移温度より15〜2
0℃低い温度に過冷却しても一定時間は液晶相は保持で
きる。従って、0℃付近での使用を想定するならば、結
晶−液晶相転移温度が15℃以下であれば光学異方体材
料として十分使用に耐える。
【0044】また、本発明の液晶組成物には、その重合
反応性を向上させることを目的として、熱重合開始剤、
光重合開始剤の重合開始剤を添加しても良い。ここで使
用できる熱重合開始剤としては、過酸化ベンゾイル、ビ
スアゾブチロニトリル等から選択することができ、光重
合開始剤としてはベンゾインエーテル類、ベンゾフェノ
ン類、アセトフェノン類、ベンジルケタール類等から選
択して使用することができる。その添加量は、液晶組成
物に対して10重量%以下であることが好ましく、5重
量%以下であることがさらに好ましく、0.5〜1.5
重量%の範囲であることが特に好ましい。
【0045】また、本発明の液晶組成物には、その保存
安定性を向上させるために安定剤を添加しても良い。こ
こで使用することができる安定剤としては、例えばヒド
ロキノン、ヒドロキノンモノアルキルエーテル類、第三
ブチルカテコール等から選択して使用することができ
る。その添加量は、液晶組成物に対して1重量%以下が
好ましく、0.5重量%以下がさらに好ましい。
【0046】また、本発明の液晶組成物には、液晶骨格
の螺旋構造を内部に有する重合体を得ることを目的とし
てカイラル(光学活性)化合物を添加しても良い。ここ
で使用することができるカイラル化合物は、それ自体が
液晶性を示す必要は無く、また重合性官能基を有してい
ても、有していなくても良い。またその螺旋の向きは重
合体の使用用途によって適宜選択することができる。そ
のようなカイラル化合物としては光学活性基としてコレ
ステリル基を有するペラルゴン酸コレステロール、ステ
アリン酸コレステロール、光学活性基として2−メチル
ブチル基を有する「CB−15」、「C−15」(以上
BDH社製)、「S−1082」(メルク社製)、「C
M−19」、「CM−20」、「CM」(以上チッソ社
製)、光学活性基として1−メチルヘプチル基を有する
「S−811」(メルク社製)、「CM−21」、「C
M−22」(以上チッソ社製)を挙げることができる。
このカイラル化合物の好ましい添加量は液晶組成物の用
途によるが、重合して得られる重合体の厚み(d)を重
合体中での螺旋ピッチ(P)で除した値(d/P)が
0.1〜20の範囲になるよう調整するのが好ましい。
【0047】また、本発明の液晶組成物を偏光フィルム
や配向膜の原料、または印刷インキ及び塗料等として利
用する場合には、その目的に応じて金属、金属錯体、染
料、顔料、色素、界面活性剤、ゲル化剤、紫外線吸収
剤、抗酸化剤、イオン交換樹脂、酸化チタンの金属酸化
物等を添加することもできる。
【0048】本発明は更に、本発明の液晶組成物の重合
体であることを特徴とする光学異方体をも提供する。本
発明の光学異方体は、本発明の液晶組成物を配向させた
状態において、重合させることにより製造することがで
きる。例えば、基板表面を布等でラビング、もしくは有
機薄膜を形成した基板表面を布等でラビング、あるいは
SiO2を斜方蒸着した配向膜を有する基板上に担持さ
せるか、基板間に挟持させた後、本発明の液晶を重合さ
せる方法を挙げることができる。その他の配向処理方法
としては、液晶組成物の流動配向の利用や、電場又は磁
場の利用を挙げることができる。これらの配向手段は単
独で用いても、また組み合わせて用いても良い。その中
でも基板表面を布等でラビング処理した基板を用いる方
法は、その簡便性から特に好ましい。
【0049】この時使用することができる基板は、有機
材料、無機材料を問わずに用いることができる。具体的
な例を挙げると有機材料としては、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリカーボネート、ポリイミド、ポリアミ
ド、ポリメタクリル酸メチル、ポリスチレン、ポリ塩化
ビニル、ポリテトラフルオロエチレン、ポリクロロトリ
フルオロエチレン、ポリアリレート、ポリスルホン、ト
リアセチルセルロース、セルロース、ポリエーテルエー
テルケトン、無機材料としてはシリコン、ガラス、方解
石等を挙げることができる。
【0050】これらの基板を布等でラビングすることに
よって適当な配向性を得られないときには、公知の方法
に従ってポリイミド薄膜又はポリビニルアルコール薄膜
等の有機薄膜を基板表面に形成し、これを布等でラビン
グしても良い。また通常のTN又はSTN素子で使用さ
れているようなプレチルト角を与えるポリイミド薄膜を
利用すると、光学異方体内部の分子配向構造を更に精密
に制御できることから、特に好ましく利用することがで
きる。また、電場によって配向状態を制御する場合に
は、電極層を有する基板を使用することができ、この場
合には電極上に前述のポリイミド薄膜等の有機薄膜を形
成するのが好ましい。
【0051】また、ラビングに代わる配向処理方法とし
て、光配向法も用いることができる。これはポリビニル
シンナメート等の分子内に光二量化反応する官能基を有
する有機薄膜や光で異性化する官能基を有する有機薄膜
又はポリイミド等の有機薄膜に、偏光した光、このまし
くは偏光した紫外線を照射することによって、配向膜と
するものである。この光配向法に光マスクを適用するこ
とにより配向のパターン化が容易に達成できるので、光
学異方体内部の分子配向も精密に制御することが可能と
なる。
【0052】重合の方法としては、迅速な重合の進行が
望ましいので、紫外線又は電子線等のエネルギーを照射
することによって光重合させる方法が好ましい。この光
重合させる際の光源としては偏光光源を用いても良い
し、非偏光光源を用いても良い。また、液晶組成物を2
枚の基板間に挟持させた状態で光重合を行う場合には、
少なくとも照射面側の基板は適当な透明性が与えられて
いなければならない。また、照射時の温度は、本発明の
液晶組成物の液晶状態が保持される温度範囲内であるこ
とが好ましい。特に、光重合によって光学異方体を製造
しようとする場合には、意図しない熱重合の誘起を避
け、高い透明性を確保する目的から室温以下で、即ち2
5〜18℃以下で、さらに好ましくは15℃以下で、特
に好ましくは0℃以下で重合させることが好ましい。重
合によって得られた本発明の光学異方体は、初期の特性
変化を軽減し、安定的な特性発現を図ることを目的とし
て熱処理をしても良い。熱処理の温度としては50〜2
50℃の温度範囲で、また熱処理時間としては30秒〜
12時間の範囲にあるのが好ましい。
【0053】このような方法によって製造される本発明
の光学異方体は、基板から剥離して用いても、剥離せず
に用いても良い。
【0054】
【実施例】以下、本発明の実施例を示し、本発明を更に
詳細に説明する。しかしながら、本発明はこれらの実施
例に限定されるものではない。 (参考例1)液晶性アクリレート化合物の合成 式(a)で表される化合物4−(2−(4−プロピルシ
クロヘキシル)エチル)フェノール50.0g、
【0055】
【化23】
【0056】トリエチルアミン29.6g及びテトラヒ
ドロフラン200mlからなる混合物に、反応液の温度
を15℃以下に保ちながら、アクリル酸クロリド22.
0gを滴下した。滴下終了後、10℃にて30分撹拌し
た後、反応液に飽和食塩水1000mlを加えた。反応
液の水層が弱酸性となるまで希塩酸を加え、トルエン1
000mlを用いて抽出を行った。有機層を水洗した
後、トルエンを減圧留去して粗生成物61.9gを得
た。この粗生成物を、n−ヘキサン及び酢酸エチルから
成る混合溶媒(容量比でn−ヘキサン:酢酸エチル=1
0:1、Rf=0.4)を用いたシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーとエタノール80mlからの再結晶によ
り精製し、式(b)
【0057】
【化24】
【0058】で表される液晶性アクリレート化合物4−
(2−(4−プロピルシクロヘキシル)エチル)フェニ
ル 2−プロペノエート36.2gを得た。この化合物
の相転移温度は、結晶相−ネマチック液晶相転移が33
℃、ネマチック相−等方性液体相転移が41℃であっ
た。 (実施例1)液晶組成物の調製 式(b)の液晶性アクリレート化合物4−(2−(4−
プロピルシクロヘキシル)エチル)フェニル 2−プロ
ペノエート50重量部及び式(63)
【0059】
【化25】
【0060】で表される化合物50重量部から成る液晶
組成物(A)を調製した。この液晶組成物(A)の結晶
−ネマチック相転移温度は−10℃で、ネマチック相−
等方性液体相の相転移温度は35℃であった。また、常
光の屈折率noは1.494、異常光の屈折率neは1.
572、複屈折率は0.078であった。 (実施例2)液晶組成物の調製 式(b)の液晶性アクリレート化合物4−(2−(4−
プロピルシクロヘキシル)エチル)フェニル 2−プロ
ペノエート20重量部、式(63)で表される化合物2
0重量部及び式(75)
【0061】
【化26】
【0062】で表される化合物20重量部、式(74)
【0063】
【化27】
【0064】で表される化合物20重量部、式(66)
【0065】
【化28】
【0066】で表される化合物20重量部からなる組成
物(B)を調製した。この液晶組成物(B)の結晶−ネ
マチック相転移温度は13℃で、ネマチック相−等方性
液体相の相転移温度は45℃であった。また、常光の屈
折率noは1.510、異常光の屈折率neは1.66
7、複屈折率は0.157であった。 (実施例3)液晶組成物の調製 式(b)の液晶性アクリレート化合物4−(2−(4−
プロピルシクロヘキシル)エチル)フェニル 2−プロ
ペノエート20重量部、式(63)で表される化合物2
0重量部、式(65)
【0067】
【化29】
【0068】で表される化合物10重量部、式(75)
で表される化合物10重量部、式(74)で表される化
合物20重量部、式(66)で表される化合物20重量
部からなる組成物(C)を調製した。この液晶組成物
(C)の結晶−ネマチック相転移温度は−12℃で、ネ
マチック相−等方性液体相の相転移温度は45℃であっ
た。 (実施例4)液晶組成物の調製 式(b)の液晶性アクリレート化合物4−(2−(4−
プロピルシクロヘキシル)エチル)フェニル 2−プロ
ペノエート15重量部、式(63)で表される化合物1
0重量部、式(65)で表される化合物25重量部、式
(75)で表される化合物15重量部、式(74)で表
される化合物15重量部、式(66)で表される化合物
20重量部からなる組成物(D)を調製した。この液晶
組成物(D)の結晶−ネマチック相転移温度は15℃
で、ネマチック相−等方性液体相の相転移温度は51℃
であった。 (実施例5)液晶組成物の調製 式(b)の液晶性アクリレート化合物4−(2−(4−
プロピルシクロヘキシル)エチル)フェニル 2−プロ
ペノエート25重量部、式(63)で表される化合物1
0重量部、式(65)で表される化合物25重量部、式
(75)で表される化合物15重量部、式(74)で表
される化合物10重量部、式(66)で表される化合物
15重量部からなる組成物(E)を調製した。この液晶
組成物(E)の結晶−ネマチック相転移温度は9℃で、
ネマチック相−等方性液体相の相転移温度は50℃であ
った。 (比較例1)式(63)で表される化合物50重量部及
び式(66)で表される化合物50重量部からなる組成
物(F)を調製した。この液晶組成物(F)の結晶−ネ
マチック相転移温度は24℃で、ネマチック相−等方性
液体相の相転移温度は46℃であった。また、常光の屈
折率noは1.510、異常光の屈折率neは1.66
2、複屈折率は0.152であった。 (実施例6)光学異方体の作製 実施例3で調製した液晶組成物(C)99重量部に光重
合開始剤「IRG−651」(チバガイギー社製)1重
量部を溶解させた。次にこれを室温(20℃)において
セルギャップ10ミクロンの透明ガラス製TN(ツイス
テッドネマチック)セルに注入したところ、良好なTN
配向が得られていることが偏光顕微鏡観察により確認で
きた。このセルを−10℃まで冷却した後、高圧水銀ラ
ンプを用いて500mJ/cm2の紫外線を照射し、液
晶組成物を光重合させた。セルを偏光顕微鏡で観察した
ところ、TN配向が均一に固定化された光学異方体が得
られているのが確認できた。次にセルのガラスを取り外
すことにより、1枚のガラスの上に担持された厚さ10
ミクロンのTN配向構造を有する光学異方体を得た。こ
の光学異方体は150℃で100時間加熱しても、TN
配向構造が保持されることがわかった。また、この光学
異方体の波長633nmにおける透過率は88%であっ
た。 (比較例2)光学異方体の作製 比較例1で調製した液晶組成物(F)99重量部に光重
合開始剤「IRG−651」(チバガイギー社製)1重
量部を溶解させた。次にこれを室温(20℃)において
セルギャップ10ミクロンの透明ガラス製TN(ツイス
テッドネマチック)セルに注入したところ、良好なTN
配向が得られていることが偏光顕微鏡観察により確認で
きた。このセルを−10℃まで冷却した後、高圧水銀ラ
ンプを用いて500mJ/cm2の紫外線を照射し、液
晶組成物を光重合させた。このセルを偏光顕微鏡で観察
したところ、結晶が析出しておりTN配向が均一に固定
化された光学異方体は得られなかった。また、セルのガ
ラスを取り外した後の1枚のガラスの上に担持された光
学異方体の波長633nmにおける透過率は80%であ
った。
【0069】
【発明の効果】本発明の液晶組成物は、液晶温度の下限
が室温以下にある重合性液晶組成物であり、室温以下の
温度における光重合を可能にしたものである。従って、
透明性に優れた光学補償板、偏光ビームスプリッター、
光学的ローパスフィルター及び偏光プリズム等の光学素
子の作製材料として非常に有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C09K 19/30 C09K 19/30 19/34 19/34 19/38 19/38 G02F 1/13 500 G02F 1/13 500 // C07M 7:00

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 (式中、X1は水素原子又はメチル基を表し、rは0ま
    たは1の整数を表し、6員環A、B及びCはそれぞれ独
    立的に 【化2】 から選ばれる環を表し、pは1〜4の整数を表し、Y1
    及びY2のうち一方が、−CH2CH2−、−CH2O−、
    −OCH2−、−OCH2CH2CH2−、−CH2CH2
    2O−、−(CH24−、−CH=CH−CH2CH2
    −又は−CH2CH2−CH=CH−を表し、他方は単結
    合、−CH2CH2−、−CH2O−、−OCH2−、−C
    OO−、−OCO−、−C≡C−、−CH=CH−、−
    CF=CF−、−(CH24−、−CH2CH2CH2
    −、−OCH2CH2CH2−、−CH=CH−CH2CH
    2−又は−CH2CH2−CH=CH−を表し、Y3は単結
    合、−O−、−COO−又は−OCO−を表し、Z1
    水素原子、ハロゲン原子、シアノ基又は炭素原子数1〜
    20のアルキル基あるいはアルケニル基を表す。)で表
    される液晶性(メタ)アクリレート化合物を含有するこ
    とを特徴とする液晶組成物。
  2. 【請求項2】 一般式(I)において、X1は水素原子
    を表し、rは0の整数を表し、6員環Aは1,4−フェ
    ニレン基を表し、6員環Cはトランス−1,4−シクロ
    ヘキシレン基を表し、Y1は−CH2CH2−を表し、Y3
    は単結合を表し、Z1は炭素原子数1〜20のアルキル
    基を表すことを特徴とする請求項1記載の液晶組成物。
  3. 【請求項3】 一般式(II) 【化3】 (式中、X2は水素原子又はメチル基を表し、tは0ま
    たは1の整数を表し、6員環D、E及びFはそれぞれ独
    立的に 【化4】 から選ばれる環を表し、mは1〜4の整数を表し、Y4
    及びY5はそれぞれ独立的に、単結合、−COO−、−
    OCO−、−C≡C−、−CH=CH−又は−CF=C
    F−を表し、Y6は単結合、−O−、−COO−又は−
    OCO−を表し、Z2は水素原子、ハロゲン原子、シア
    ノ基又は炭素原子数1〜20のアルキル基あるいはアル
    ケニル基を表す。)で表される液晶性(メタ)アクリレ
    ート化合物を含有することを特徴とする請求項1又は2
    記載の液晶組成物。
  4. 【請求項4】 一般式(II)において、X2は水素原
    子を表し、tは0の整数を表し、Y4は−C≡C−を表
    し、Y6は単結合を表し、Z2は炭素原子数1〜20のア
    ルキル基を表すことを特徴とする請求項3記載の液晶組
    成物。
  5. 【請求項5】 液晶相の下限温度が少なくとも15℃以
    下であることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載
    の液晶組成物。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3、4又は5記載の液晶
    組成物の重合体からなることを特徴とする光学異方体。
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