JPH11146847A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JPH11146847A
JPH11146847A JP26464598A JP26464598A JPH11146847A JP H11146847 A JPH11146847 A JP H11146847A JP 26464598 A JP26464598 A JP 26464598A JP 26464598 A JP26464598 A JP 26464598A JP H11146847 A JPH11146847 A JP H11146847A
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main body
handle
hose
hose unit
vacuum cleaner
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Shusuke Kitamura
秀典 北村
Yoshitaka Hayashi
義孝 林
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 床移動型の電気掃除機でのスタンド状態での
運搬を容易にすることを目的とする。 【解決手段】 本体21と、この本体21に着脱自在に
接続されるホースユニットと、このホースユニットに着
脱自在に接続される延長管26と、この延長管26に着
脱自在に接続される吸込具27とを備え、ホースユニッ
トの本体接続部25上部または下部には把手44を形成
し、前記ホースユニットを接続した本体21を床面上に
立てた時、前記把手44の持ち手部44aが床面に対し
てほぼ平行となるように形成することにより、スタンド
状態のままの本体21を、持ち手部44aを持って容易
に運搬できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、床移動型の電気掃
除機で特にそのホースユニットの構成に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気掃除機は特公平3−
63893号公報開示の構成が一般的であった。すなわ
ち図1に示すように、電気掃除機の本体1の前方よりホ
ースユニット2が着脱自在に接続され、またホースユニ
ット2の先には延長管3、床ノズル4が順次接続されて
いた。ホースユニット2の本体1接続部5は、断面略円
筒形の接続管6とバネ付勢された尾錠つまみ7と尾錠つ
まみ7を接続管6とで挟持するつまみ押さえ8、及び接
続管5に包着されたホース9を上下から挟持する一対の
ホースカバー10から構成されていた。また、本体1の
上面中央部には把手11、また本体1の最前部には第2
の把手12がそれぞれ設けられ、この電気掃除機の使用
中や使用前後の移動の際に把手11、12のいずれかを
持って本体1を持ち運ぶことができるように構成されて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年電気掃
除機を使用する際には掃除機の組立などの準備を簡素化
して直ちに使用でき、また使用後は後かたずけを短時間
に済ませて所定の場所に保管することができる結果、手
間をかけずに効率的に掃除機を使用できるようにするこ
とを目的として、実開昭63−5954号公報開示の収
納方法(以下、スタンド収納と呼ぶ)が考案されてい
る。
【0004】しかしながら前述の特公平3−63893
号公報開示の本体1にあっては、このスタンド収納を利
用した場合、そのままの状態で第2の把手12を持って
電気掃除機全体を運搬することはできるが、第2の把手
12を本体1の前面に形成することによって本体1の前
後長がこの第2の把手12の前方への出代分だけ大きく
なり、本体1の大型化や重量増、或は製品の輸送途上で
の包装才数を大きくして製品価格を高める原因となって
いた。
【0005】これを解消すべく第2の把手12をなく
し、把手11だけで運搬させる製品もあるが、この場合
はスタンド収納状態のまま掃除機を利用場所すなわち掃
除する場所まで運ぼうとしても手で持つ部分がないため
運搬できず、保管場所の周囲でスタンド収納状態から使
用状態にして、すなわちホースユニット2を本体1から
抜き外したのち把手11を持つか、或は本体1を引っ張
って行かねばならず、使い勝手が良好とは言えなかっ
た。使用後についても同様であり、保管場所まで本体1
やその他の接続部品を運搬した後で本体1を立て、延長
管3のフック部を上方から本体1の前面に挿入してスタ
ンド状態にしなくてはならない。すなわちスタンド収納
状態のまま運搬できないために、掃除機の移動に手間が
掛かるものである。
【0006】本発明はこれらの課題を解消し、安価で使
用性の高い床移動型の電気掃除機を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解消するため
に本発明は、電動送風機等を内蔵する本体と、この本体
に着脱自在に接続されるホースユニットと、このホース
ユニットに着脱自在に接続される延長管と、この延長管
に着脱自在に接続される吸込具とを備え、前記ホースユ
ニットの本体接続部上部または下部には把手を形成し、
前記ホースユニットを接続した本体を床面上に立てた
時、前記把手の持ち手部が床面に対してほぼ平行となる
ように形成することにより、立てた状態の本体を、ホー
スユニットの把手の持ち手部を握り感触良く持って、持
ち運び運搬できるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
電動送風機等を内蔵する本体と、この本体に着脱自在に
接続されるホースユニットと、該ホースユニットに着脱
自在に接続される延長管と、該延長管に着脱自在に接続
される吸込具とを備え、前記ホースユニットの本体接続
部上部または下部には把手を形成し、前記ホースユニッ
トを接続した本体を立てた時、前記把手の持ち手部が床
面に対してほぼ平行方向となるように形成することによ
り、立てた状態の本体を、ホースユニットの把手の持ち
手部を感触良く握り持って、持ち運び運搬ができる。
【0009】
【実施例】(実施例1)以下本発明の第1の実施例を、
図2〜図3を用いて説明する。
【0010】21は電気掃除機の本体で、前部には紙袋
22を収容する集塵室が形成され、後部には電動送風機
23やコードリールが内蔵されている。ホースユニット
24は接続部25を本体21の前部に前方から挿入して
本体21に着脱自在に接続され、他端には延長管26が
接続されている。延長管26の先には床ノズル27が接
続されており、電動送風機23の回転によって生じた吸
気流により、掃除面より吸引された塵埃が、床ノズル2
7、延長管26、ホースユニット24、紙袋22の経路
で本体21内に移送されて蓄積される。
【0011】接続部25は、本体21内に挿入される接
続管28と、尾錠バネ29でバネ付勢されて本体21に
係止する尾錠つまみ30と、接続管28に回転自在に保
持された回転管31と、回転管31に包着したホース3
2と、尾錠つまみ30を接続管28とで挟持する左右2
分割のホースカバー33と、回転管31の外周に固定さ
れ、一対のレール34を巻き付けたレール管A35、レ
ール管B36とで構成されている。
【0012】ホースカバー33には一体に把手37が形
成され、また接続端子が固定されてレール34に導通
し、ホースユニット24の持ち手部38に配置したコン
トロールスイッチと電動送風機23とを電気的に接続し
ている。
【0013】39は本体21の上面に設けたハンドル
で、使用中の本体21の運搬移動を可能にしている。4
0は延長管に取り付けたフックで、本体21の前面に設
けた凹部41に嵌入して図2のようにスタンド収納をさ
せることができる。
【0014】次に上記構成における動作・作用について
説明する。電気掃除機を使用するときには、図2のよう
にスタンド収納状態にある電気掃除機のホースユニット
24の把手37を片手で持ち、もう一方の手で延長管2
6を支えて使用場所まで運搬し、運搬後延長管26のフ
ック40を本体21から抜き外し、コードをコンセント
に差して使用し、使用後はその場でスタンド収納状態に
して把手37を持って保管場所まで運搬し、保管する。
【0015】すなわち把手37を持つことでスタンド収
納状態での製品の運搬を可能にでき、保管場所と掃除場
所間の移動に要する時間を短縮することで掃除に要する
時間短縮ができると同時に移動を容易にできることとな
る。
【0016】また、スタンド収納を行わないときにも、
把手37を壁に設けたフックなどに架けることで、ホー
ス32を傷めることなくホースユニット24の保管がで
きる。
【0017】ところで把手37は、左右2分割のホース
カバー33に一体に形成しているため強固であり、また
安価に形成することができる。
【0018】なお上記実施例では接続管28と回転管3
2を別部品としたが、一体でも同じ効果を得ることがで
きる。
【0019】(実施例2)次に本発明の第2の実施例を
図4を用いて説明する。なお、上記第1の実施例と同一
構成部品については同一符号を付して、その説明を省略
する。
【0020】尾錠つまみ30の操作部42は、左右2分
割のホースカバー33の把手37の本体21側に配置さ
れ、操作部42を接続管28側(使用状態では床側)に
押すと、本体21内に掛かっている爪部43が本体21
から外れ、ホースユニット24の接続部25を本体21
から抜き外せる。
【0021】この構成により、ホースユニット24を本
体21から外すときには、握り良い把手37を握りなが
ら尾錠つまみ30の解錠操作をでき、ホースユニット2
4の本体21からの離脱を感触良く行える。太い接続管
を握って尾錠つまみを押さなければならなかった従来と
比較すると、操作性は格段に向上する。
【0022】なお、スタンド収納状態で把手37を持つ
ときは、操作部42が本体21側にあるため把手37を
持つ手の小指側に位置し、操作部42を押すことができ
ず、したがってホースユニット24が本体21から抜け
外れることはない。
【0023】(実施例3)次に本発明の第3の実施例を
図5〜図6を用いて説明する。なお、上記第1、第2の
実施例と同一構成部品については同一符号を付してその
説明を省略する。
【0024】接続部25は、掃除機の使用状態でホース
32側が略45度上方に折曲し、折曲部の下側に把手4
4を一体に有する接続管45と、接続管45の下方から
結合され、把手44の本体21側に塵埃検知装置の発光
部46と制御部47を挟持する接続管カバー48と、尾
錠バネ29で付勢された尾錠つまみ30と塵埃検知装置
の受光部49を接続管45とで挟持するつまみ押さえ5
0と、接続管45に包着したホース32の外れを防止す
る一対のホースカバーA51、ホースカバーB52から
構成される。発光部46と受光部49間に塵埃が通過す
ると発光部46から受光部49に照射されている赤外線
が遮られ、塵埃が通過したことを検知できる。この検知
信号を受けて制御部47が電動送風機23への印加電圧
を位相制御し、回転数を制御する。
【0025】ところで上記の構成では、スタンド収納状
態では、把手44の持ち手部44aが床面に対してほぼ
平行となり、本体21を床面に対して傾かせないで楽に
持つことができることとなる。
【0026】また、接続管45が使用状態で前方が略4
5度上方に折曲しているため、ホース32がホースユニ
ット24の持ち手部38方向にスムースに向き、ホース
32の接続部25での破れが発生しなくなり、前後にせ
まい場所でホースユニット24の持ち手部38を高く持
ち上げなければならないときに、ホース32が本体21
を引き上げるチャンスが減少し、ホースユニット24を
操作する動作が楽になる。
【0027】また、塵埃検知手段と制御部47を接続部
25に配置したことにより、ホースユニット24の持ち
手部38が軽くでき、電気掃除機の使用中にホースユニ
ット24を前後移動させる動作を楽にできる。一方、ホ
ースユニット24内への上記塵埃検知手段と制御部25
の搭載の有無で、本体21は同一で製品バリエーション
を広げられる効果を損なうことはない。
【0028】加えて、接続部25に対しては電気掃除機
使用中に発生する種々の衝撃が加わる頻度がホースユニ
ット24の持ち手部38に比べて少ないため、塵埃検知
手段や制御部47の保持に対する保護設計を緩和でき、
製造原価を低減することができる。
【0029】さらに塵埃検知手段と制御部47を折曲し
て形成した接続管45の把手44に対して本体21側に
配置することで、塵埃検知手段と制御部47の搭載によ
る接続部25の大型化を最小にできる。また把手44の
持ち手部44aが本体21の前方への移動中に大きな段
差などに当たっても、塵埃検知手段や制御部47の破損
を防止できるものである。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、電動送風
機等を内蔵する本体と、この本体に着脱自在に接続され
るホースユニットと、該ホースユニットに着脱自在に接
続される延長管と、該延長管に着脱自在に接続される吸
込具とを備え、前記ホースユニットの本体接続部上部ま
たは下部には把手が形成され、該ホースユニットを接続
した本体を床面上に立てた時、前記把手の持ち手部が床
面に対してほぼ平行になるよう形成することにより、以
下の効果を得る。
【0031】1.把手を持つことで、ホースユニットを
接続した本体、あるいはスタンド収納状態での製品の運
搬を可能にでき、掃除場所から掃除場所、あるいは保管
場所から掃除場所まで運搬して直ちに使用できるととも
に、使用後はスタンド収納状態のまま保管場所まで運搬
して保管位置に置くだけで後かたずけが終了し、使用前
後の時間短縮が行えて使い勝手が向上する。
【0032】この際、把手の持ち手部が床面に対してほ
ぼ平行であるため、本体を床面に対して左右方向に大き
く傾かせないで持つことができるため運搬移動が一層楽
になり、また本体が傾かない結果、把手の持ち手部を感
触良く握れるものである。
【0033】2.把手の持ち手部を本体接続部の上方に
形成した時には、運搬時、本体重心が持ち手部の下方に
位置するように傾いて、製品の車輪が本体の最下方に位
置するようになり、運搬後の設置の時に車輪から接地し
て本体あるいは床面を損傷させることが無い。
【0034】また、掃除している状態での本体運搬時に
は、把手を直ちに持てる利便性を発揮する。
【0035】3.把手の持ち手部を本体接続部の下方に
形成した時には、持ち手部位置がスタンド収納状態の電
気掃除機のほぼ重心上方となる結果、スタンド収納状態
で持ち上げた時に製品が床面に対してほぼ鉛直となり、
安定した形態で運搬移動ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例を示す電気掃除機の斜視図
【図2】本発明の第1の実施例を示す電気掃除機のスタ
ンド収納状態の斜視図
【図3】同ホースユニットの接続部の中央断面図
【図4】本発明の第2の実施例を示すホースユニットの
接続部の中央断面図
【図5】本発明の第3の実施例を示す電気掃除機の側面
【図6】同ホースユニットの接続部の要部中央断面図
【符号の説明】
21 本体 22 紙袋 23 電動送風機 24 ホースユニット 25 接続部 26 延長管 27 床ノズル 28 接続管 33 ホースカバー 37 把手 44 把手 45 接続管 46 発光部 47 制御部 49 受光部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動送風機等を内蔵する本体と、この本
    体に着脱自在に接続されるホースユニットと、該ホース
    ユニットに着脱自在に接続される延長管と、該延長管に
    着脱自在に接続される吸込具とを備え、前記ホースユニ
    ットの本体接続部上部または下部には把手が形成され、
    該ホースユニットを接続した本体を床面上に立てた時、
    前記把手の持ち手部が床面に対してほぼ平行になるよう
    形成してなる電気掃除機。
JP10-264645A 1993-07-29 電気掃除機 Expired - Lifetime JP3006599B2 (ja)

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