JPH11146010A - 受信メール転送・返信方法およびメールサーバシステムおよび送信メール作成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents
受信メール転送・返信方法およびメールサーバシステムおよび送信メール作成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体Info
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- JPH11146010A JPH11146010A JP9327063A JP32706397A JPH11146010A JP H11146010 A JPH11146010 A JP H11146010A JP 9327063 A JP9327063 A JP 9327063A JP 32706397 A JP32706397 A JP 32706397A JP H11146010 A JPH11146010 A JP H11146010A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 受信したメールの内容が予め設定した条件を
満たすとき、予め設定した転送あるいは返信の仕方で転
送あるいは返信をできるようにする。 【解決手段】 入力部6から入力された条件データ（優
先度，タイトル，送信元等）と、アクションデータ（送
信種別，転送先，追加本文等）を条件／アクション登録
部7により記憶部8に登録する。メール新着監視部9はメ
ール受信部12の新着メールを検知すると、判定部10を起
動し、判定部10は新着メールの受信メールデータ（優先
度，タイトル，送信元，同報宛先，本文等）を記憶部13
から取得し、条件データを記憶部8から取得し、両デー
タの一致を判定し、一致した時、送信メールデータ作成
部11を起動し、アクションデータを記憶部8から、受信
メールデータを記憶部13から取得し、該両データに基づ
き送信データを作成し、メール送信部14により送信デー
タを転送あるいは返信する。
満たすとき、予め設定した転送あるいは返信の仕方で転
送あるいは返信をできるようにする。 【解決手段】 入力部6から入力された条件データ（優
先度，タイトル，送信元等）と、アクションデータ（送
信種別，転送先，追加本文等）を条件／アクション登録
部7により記憶部8に登録する。メール新着監視部9はメ
ール受信部12の新着メールを検知すると、判定部10を起
動し、判定部10は新着メールの受信メールデータ（優先
度，タイトル，送信元，同報宛先，本文等）を記憶部13
から取得し、条件データを記憶部8から取得し、両デー
タの一致を判定し、一致した時、送信メールデータ作成
部11を起動し、アクションデータを記憶部8から、受信
メールデータを記憶部13から取得し、該両データに基づ
き送信データを作成し、メール送信部14により送信デー
タを転送あるいは返信する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、メールサーバシス
テムに係り、特に、受信したメールを転送あるいは返信
する場合に多様な転送、返信を可能にするメール転送・
返信方法およびメールサーバシステムに関する。
テムに係り、特に、受信したメールを転送あるいは返信
する場合に多様な転送、返信を可能にするメール転送・
返信方法およびメールサーバシステムに関する。
【０００２】
【従来の技術】メールシステムでは、メールの受信者が
不在であるような場合、予めメールサーバに、この不在
受信者へのメールが受信された場合に、このメールを転
送する代理人を登録しておき、メールサーバは不在受信
者へのメールが受信された場合に自動的に上記代理人へ
転送するようにしたり、予めメールサーバに、上記不在
受信者へのメールが受信された場合に、メール送信者に
不在を通知するメールを登録しておき、メールサーバは
不在受信者へのメールが受信された場合に自動的に送信
者に上記不在を通知するメールを自動的に返信するよう
にしている。
不在であるような場合、予めメールサーバに、この不在
受信者へのメールが受信された場合に、このメールを転
送する代理人を登録しておき、メールサーバは不在受信
者へのメールが受信された場合に自動的に上記代理人へ
転送するようにしたり、予めメールサーバに、上記不在
受信者へのメールが受信された場合に、メール送信者に
不在を通知するメールを登録しておき、メールサーバは
不在受信者へのメールが受信された場合に自動的に送信
者に上記不在を通知するメールを自動的に返信するよう
にしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では受信
したメールの転送、返信はできるが、転送する場合には
代理人として登録した人にしか転送できず、代理人では
ない１人以上の人に転送することはできなかった。
したメールの転送、返信はできるが、転送する場合には
代理人として登録した人にしか転送できず、代理人では
ない１人以上の人に転送することはできなかった。
【０００４】また、受信したメールの内容（送信元、優
先度等）を元に、転送するか否かを決めることができな
かったため、無条件に代理人にメールを転送し、返信す
る場合にもただ無条件に返信をしていた。
先度等）を元に、転送するか否かを決めることができな
かったため、無条件に代理人にメールを転送し、返信す
る場合にもただ無条件に返信をしていた。
【０００５】本発明の目的は、受信したメールの内容が
予め設定した条件を満たすとき、予め設定した転送ある
いは返信の仕方で転送あるいは返信をできるようにする
ことにある。
予め設定した条件を満たすとき、予め設定した転送ある
いは返信の仕方で転送あるいは返信をできるようにする
ことにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、受信したメールの転送あるいは返信が可
能なメールサーバシステムにおける受信メール転送・返
信方法であって、メールが受信されたとき記憶装置に登
録されている条件データを読み出し、該条件データと受
信メールの受信メールデータとを比較し、比較結果が一
致したとき、記憶装置に登録されているアクションデー
タを読み出し、該アクションデータと前記受信メールデ
ータに基づき送信データを作成し、該アクションデータ
に設定された送信種別、転送先に従って該作成した送信
データを転送あるいは返信するようにしている。また、
利用者から入力された条件データおよびアクションデー
タを前記記憶装置に登録するようにしている。
め、本発明は、受信したメールの転送あるいは返信が可
能なメールサーバシステムにおける受信メール転送・返
信方法であって、メールが受信されたとき記憶装置に登
録されている条件データを読み出し、該条件データと受
信メールの受信メールデータとを比較し、比較結果が一
致したとき、記憶装置に登録されているアクションデー
タを読み出し、該アクションデータと前記受信メールデ
ータに基づき送信データを作成し、該アクションデータ
に設定された送信種別、転送先に従って該作成した送信
データを転送あるいは返信するようにしている。また、
利用者から入力された条件データおよびアクションデー
タを前記記憶装置に登録するようにしている。
【０００７】受信したメールの転送あるいは返信が可能
なメールサーバシステムであって、利用者からの条件／
アクションデータを入力する入力部と、該入力部で入力
された条件／アクションデータを条件／アクションデー
タ記憶部に登録する条件／アクション登録部と、メール
受信部と、該メール受信部により受信メールデータが登
録される受信メールデータ記憶部と、メール送信部と、
前記メール受信部におけるメールの新着を監視するメー
ル新着監視部と、新着メールが検知されたとき前記条件
／アクションデータ記憶部から該新着メールに対応する
条件データを取得し、前記受信メールデータ記憶部から
該新着メールの受信メールデータを取得し、該条件デー
タと該受信メールデータを比較し一致判定をする判定部
と、該判定部による判定結果が一致のとき、前記条件／
アクションデータ記憶部からアクションデータを取得
し、前記受信メールデータ記憶部から該新着メールの受
信メールデータを取得し、該アクションデータと受信メ
ールデータに基づき、該アクションデータ中の送信種別
に応じて、返信あるいは転送用の送信メールデータを作
成する送信メールデータ作成部を備え、前記メール送信
部は該アクションデータに設定された送信種別、転送先
に従って該作成した送信データを転送あるいは返信する
ようにしている。
なメールサーバシステムであって、利用者からの条件／
アクションデータを入力する入力部と、該入力部で入力
された条件／アクションデータを条件／アクションデー
タ記憶部に登録する条件／アクション登録部と、メール
受信部と、該メール受信部により受信メールデータが登
録される受信メールデータ記憶部と、メール送信部と、
前記メール受信部におけるメールの新着を監視するメー
ル新着監視部と、新着メールが検知されたとき前記条件
／アクションデータ記憶部から該新着メールに対応する
条件データを取得し、前記受信メールデータ記憶部から
該新着メールの受信メールデータを取得し、該条件デー
タと該受信メールデータを比較し一致判定をする判定部
と、該判定部による判定結果が一致のとき、前記条件／
アクションデータ記憶部からアクションデータを取得
し、前記受信メールデータ記憶部から該新着メールの受
信メールデータを取得し、該アクションデータと受信メ
ールデータに基づき、該アクションデータ中の送信種別
に応じて、返信あるいは転送用の送信メールデータを作
成する送信メールデータ作成部を備え、前記メール送信
部は該アクションデータに設定された送信種別、転送先
に従って該作成した送信データを転送あるいは返信する
ようにしている。
【０００８】それぞれ別々に独立したエージェントクラ
イアントマシンとエージェントサーバマシンとメールサ
ーバマシンからなるメールサーバシステムであって、該
エージェントクライアントマシンは、前記入力部を有す
るエージェントクライアントを備え、該エージェントサ
ーバマシンは、前記条件／アクション登録部と条件／ア
クションデータ記憶部を有するエージェントサーバを備
え、該メールサーバマシンは、前記メール新着監視部と
判定部と送信メールデータ作成部を有するメールエージ
ェントと、前記メール受信部と受信メールデータ記憶部
とメール送信部を有するメールサーバを備えるようにし
ている。
イアントマシンとエージェントサーバマシンとメールサ
ーバマシンからなるメールサーバシステムであって、該
エージェントクライアントマシンは、前記入力部を有す
るエージェントクライアントを備え、該エージェントサ
ーバマシンは、前記条件／アクション登録部と条件／ア
クションデータ記憶部を有するエージェントサーバを備
え、該メールサーバマシンは、前記メール新着監視部と
判定部と送信メールデータ作成部を有するメールエージ
ェントと、前記メール受信部と受信メールデータ記憶部
とメール送信部を有するメールサーバを備えるようにし
ている。
【０００９】エージェントクライアントマシンは、独立
したマシンであり、前記入力部を有するエージェントク
ライアントを備えるようにしている。エージェントサー
バマシンは、独立したマシンであり、前記条件／アクシ
ョン登録部と条件／アクションデータ記憶部を有するエ
ージェントサーバを備えるようにしている。メールサー
バマシンは、独立したマシンであり、前記メール新着監
視部と判定部と送信メールデータ作成部を有するメール
エージェントと、前記メール受信部と受信メールデータ
記憶部とメール送信部を有するメールサーバを備えるよ
うにしている。
したマシンであり、前記入力部を有するエージェントク
ライアントを備えるようにしている。エージェントサー
バマシンは、独立したマシンであり、前記条件／アクシ
ョン登録部と条件／アクションデータ記憶部を有するエ
ージェントサーバを備えるようにしている。メールサー
バマシンは、独立したマシンであり、前記メール新着監
視部と判定部と送信メールデータ作成部を有するメール
エージェントと、前記メール受信部と受信メールデータ
記憶部とメール送信部を有するメールサーバを備えるよ
うにしている。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
を参照して説明する。図１は、実施例のメールサーバシ
ステムの構成を示すブロック図である。メールサーバシ
ステム１は、条件／アクション入力部２と、条件／アク
ション情報管理部３と、自動返信／転送処理部４、メー
ルサーバ５を備える。条件／アクション入力部２は入力
部６を有し、該入力部６により利用者が後述する条件／
アクションデータを入力する。条件／アクション情報管
理部３は、条件／アクション登録部７と、条件／アクシ
ョン記憶部を有し、条件／アクション登録部７は入力部
６から送られた条件／アクションデータを条件／アクシ
ョン記憶部に登録する。自動返信／転送処理部４は、メ
ール新着監視部９と、判定部１０と、送信メールデータ
作成部１１を有する。メールサーバ５は、メール受信部
１１と、受信メールデータ記憶部（メールボックス）１
２と、メール送信部１３を有する。メールサーバ５には
メールクライアントが接続される。
を参照して説明する。図１は、実施例のメールサーバシ
ステムの構成を示すブロック図である。メールサーバシ
ステム１は、条件／アクション入力部２と、条件／アク
ション情報管理部３と、自動返信／転送処理部４、メー
ルサーバ５を備える。条件／アクション入力部２は入力
部６を有し、該入力部６により利用者が後述する条件／
アクションデータを入力する。条件／アクション情報管
理部３は、条件／アクション登録部７と、条件／アクシ
ョン記憶部を有し、条件／アクション登録部７は入力部
６から送られた条件／アクションデータを条件／アクシ
ョン記憶部に登録する。自動返信／転送処理部４は、メ
ール新着監視部９と、判定部１０と、送信メールデータ
作成部１１を有する。メールサーバ５は、メール受信部
１１と、受信メールデータ記憶部（メールボックス）１
２と、メール送信部１３を有する。メールサーバ５には
メールクライアントが接続される。
【００１１】図２は、条件／アクションデータ記憶部に
登録される条件／アクションデータの例を示す。図２の
（ａ）は条件データの例を示し、条件データの項目のう
ち、メールの優先度は、至急あるいは普通等の種別であ
る。タイトルは、メールに付されたタイトルであり、例
えば、「……ニュース」、「連絡事項」、「会議通知」
などの文字列からなる。送信元は、メールの送信元であ
り、例えば、「会計課給与係」などの文字列からなる。
これらの各項目は、後述する受信メールデータとの比較
に用いられるものである。
登録される条件／アクションデータの例を示す。図２の
（ａ）は条件データの例を示し、条件データの項目のう
ち、メールの優先度は、至急あるいは普通等の種別であ
る。タイトルは、メールに付されたタイトルであり、例
えば、「……ニュース」、「連絡事項」、「会議通知」
などの文字列からなる。送信元は、メールの送信元であ
り、例えば、「会計課給与係」などの文字列からなる。
これらの各項目は、後述する受信メールデータとの比較
に用いられるものである。
【００１２】図２の（ｂ）はアクションデータの例を示
し、アクションデータの項目のうち、送信種別は、転送
あるいは返信等の種別である。転送先は、メールの転送
先であり、例えば、「設計課庶務係」などの文字列から
なる。この転送先は複数指定が可能である。追加本文
は、受信したメール文に付加するメッセージであり、例
えば、「私は不在です。」、「転送致します。」などの
文字列である。これらの項目は、送信データが作成され
るときに参照されるものである。条件データは、これら
の項目の組合せからなり、項目は１つでも複数でもよ
く、また、項目が１つも無くてもよく、１つも無い場合
は無条件となる。
し、アクションデータの項目のうち、送信種別は、転送
あるいは返信等の種別である。転送先は、メールの転送
先であり、例えば、「設計課庶務係」などの文字列から
なる。この転送先は複数指定が可能である。追加本文
は、受信したメール文に付加するメッセージであり、例
えば、「私は不在です。」、「転送致します。」などの
文字列である。これらの項目は、送信データが作成され
るときに参照されるものである。条件データは、これら
の項目の組合せからなり、項目は１つでも複数でもよ
く、また、項目が１つも無くてもよく、１つも無い場合
は無条件となる。
【００１３】図３は受信して、受信メールデータ記憶部
に格納された受信メールデータの例を示し、受信メール
データの項目のうち、メールの優先度は、至急あるいは
普通等の種別である。タイトルは、メールに付されたタ
イトルであり、例えば、「……ニュース」、「連絡事
項」、「会議通知」などの文字列からなる。送信元は、
メールの送信元であり、例えば、「会計課給与係」など
の文字列からなる。同報宛先は、メールの宛先であり、
例えば、「設計課庶務係」、「総務課庶務係」などの文
字列であり、複数の宛先指定が可能である。本文は、受
信したメールの文であり、文字列等からなる。上記の項
目のうち、（ｃ）として括られた優先度、タイトル、送
信元は、図２の（ａ）の条件データとの比較に用いられ
るものであり、（ｄ）として括られた優先度、タイト
ル、送信元、同報宛先、本文は送信データが作成される
ときに参照されるものである。
に格納された受信メールデータの例を示し、受信メール
データの項目のうち、メールの優先度は、至急あるいは
普通等の種別である。タイトルは、メールに付されたタ
イトルであり、例えば、「……ニュース」、「連絡事
項」、「会議通知」などの文字列からなる。送信元は、
メールの送信元であり、例えば、「会計課給与係」など
の文字列からなる。同報宛先は、メールの宛先であり、
例えば、「設計課庶務係」、「総務課庶務係」などの文
字列であり、複数の宛先指定が可能である。本文は、受
信したメールの文であり、文字列等からなる。上記の項
目のうち、（ｃ）として括られた優先度、タイトル、送
信元は、図２の（ａ）の条件データとの比較に用いられ
るものであり、（ｄ）として括られた優先度、タイト
ル、送信元、同報宛先、本文は送信データが作成される
ときに参照されるものである。
【００１４】次に、図１のメールサーバシステムにおい
て行われる処理について、図４〜図８を参照して説明す
る。図４は、入力部６の処理のフローチャートを示す。
入力部６は、利用者の入力操作に応じて条件／アクショ
ンデータを入力し（ステップ４１）、入力したデータの
条件／アクション登録部７へ入力したデータのデータ登
録依頼をし（ステップ４２）、処理を終了する。
て行われる処理について、図４〜図８を参照して説明す
る。図４は、入力部６の処理のフローチャートを示す。
入力部６は、利用者の入力操作に応じて条件／アクショ
ンデータを入力し（ステップ４１）、入力したデータの
条件／アクション登録部７へ入力したデータのデータ登
録依頼をし（ステップ４２）、処理を終了する。
【００１５】図５は、条件／アクション登録部７の処理
のフローチャートを示す。入力部６からのデータ登録依
頼に応じて登録データの受付を行い（ステップ５１）、
条件データとアクションデータを条件／アクションデー
タ記憶部８に登録し（ステップ５２）、メール新着監視
部９へメール監視の要求依頼を出し（ステップ５３）、
処理を終了する。
のフローチャートを示す。入力部６からのデータ登録依
頼に応じて登録データの受付を行い（ステップ５１）、
条件データとアクションデータを条件／アクションデー
タ記憶部８に登録し（ステップ５２）、メール新着監視
部９へメール監視の要求依頼を出し（ステップ５３）、
処理を終了する。
【００１６】図６は、メール新着監視部９の処理のフロ
ーチャートを示す。条件／アクション登録部７からメー
ル監視要求依頼があると、メール新着監視部９はメール
受信部１１へのメールの新着情報を参照し（ステップ６
１）、新着メールがあるか定期的に判定し（ステップ６
２）、判定結果が‘真’で新着メールがある場合は判定
部１０の呼出しを行い（ステップ６３）、ステップ６１
に戻り、判定結果が‘偽’で新着メールがない場合はス
テップ６１に戻る。
ーチャートを示す。条件／アクション登録部７からメー
ル監視要求依頼があると、メール新着監視部９はメール
受信部１１へのメールの新着情報を参照し（ステップ６
１）、新着メールがあるか定期的に判定し（ステップ６
２）、判定結果が‘真’で新着メールがある場合は判定
部１０の呼出しを行い（ステップ６３）、ステップ６１
に戻り、判定結果が‘偽’で新着メールがない場合はス
テップ６１に戻る。
【００１７】図７は、判定部１０の処理のフローチャー
トを示す。メール新着監視部９から判定部１０の呼出し
がかかると、判定部１０は条件／アクション登録部７に
条件／アクション記憶部からの条件データの読み出しを
要求し、図３に示すような受信メールデータを受信メー
ルデータ記憶部（メールボックス）から取得する（ステ
ップ７１）。次に、メールボックスに登録された受信メ
ールデータに対応する、図２の（ａ）に示すような条件
データを取得する（ステップ７２）。次に、取得した条
件データと受信メールデータを比較し（ステップ７
３）、条件データとして指定された各項目の内容の全て
が受信メールデータ中の項目の内容と一致していれば
‘真’となり、一致してなければ‘偽’となる。なお、
条件データ中に項目が無い場合は無条件となり、比較結
果は‘真’となる。比較の結果が‘真’の場合には送信
メールデータ作成部へ送信依頼をし（ステップ７４）、
処理を終了し、‘偽’の場合には処理を終了する 図８は、送信メールデータ作成部の処理のフローチャー
トを示す。判定部１０から送信メールデータ作成部１１
への送信依頼があると、送信メールデータ作成部１１は
条件／アクション登録部７に条件／アクション記憶部か
らのアクションデータの読み出しを要求し、図２の
（ｂ）に示すようなアクションデータを取得する（ステ
ップ８１）。次に、受信メールデータ記憶部１２から受
信メールデータを取得する（ステップ８２）。次に、ア
クションデータにおける送信種別が転送であるか否か判
定し（ステップ８３）、転送でなければ‘偽’となり、
返信となり、返信のための送信データを作成し（ステッ
プ８７）、ステップ８８に進む。この返信のための送信
データは受信メールデータとアクションデータにおける
追加本文とにより作成される。転送であれば‘真’とな
り、アクションデータにおける送信先が受信メールデー
タにおける同報宛先の中に存在するか否か判定する（ス
テップ８４）。判定結果が‘偽’（存在しない）の場合
には、アクションデータにおける転送先に送る送信デー
タを受信メールデータとアクションデータにおける追加
本文とにより作成し（ステップ８６）、ステップ８８に
進む。判定結果が‘真’（存在する）の場合には、アク
ションデータにおける送信先と受信メールデータにおけ
る同報宛先の両方に存在する送信先をアクションデータ
における送信先から外し、アクションデータにおける転
送先に送る送信データを受信メールデータとアクション
データにおける追加本文とにより作成し（ステップ８
５）、ステップ８８に進む。なお、アクションデータに
おける転送先が１つで、この転送先が受信メールデータ
における同報宛先に存在する場合は、転送する宛先が無
くなるので、転送は行われない。ステップ８５、ステッ
プ８６、ステップ８７で作成された送信データを夫々の
宛先に送信するようにメール送信部に送信依頼する（ス
テップ８８）。
トを示す。メール新着監視部９から判定部１０の呼出し
がかかると、判定部１０は条件／アクション登録部７に
条件／アクション記憶部からの条件データの読み出しを
要求し、図３に示すような受信メールデータを受信メー
ルデータ記憶部（メールボックス）から取得する（ステ
ップ７１）。次に、メールボックスに登録された受信メ
ールデータに対応する、図２の（ａ）に示すような条件
データを取得する（ステップ７２）。次に、取得した条
件データと受信メールデータを比較し（ステップ７
３）、条件データとして指定された各項目の内容の全て
が受信メールデータ中の項目の内容と一致していれば
‘真’となり、一致してなければ‘偽’となる。なお、
条件データ中に項目が無い場合は無条件となり、比較結
果は‘真’となる。比較の結果が‘真’の場合には送信
メールデータ作成部へ送信依頼をし（ステップ７４）、
処理を終了し、‘偽’の場合には処理を終了する 図８は、送信メールデータ作成部の処理のフローチャー
トを示す。判定部１０から送信メールデータ作成部１１
への送信依頼があると、送信メールデータ作成部１１は
条件／アクション登録部７に条件／アクション記憶部か
らのアクションデータの読み出しを要求し、図２の
（ｂ）に示すようなアクションデータを取得する（ステ
ップ８１）。次に、受信メールデータ記憶部１２から受
信メールデータを取得する（ステップ８２）。次に、ア
クションデータにおける送信種別が転送であるか否か判
定し（ステップ８３）、転送でなければ‘偽’となり、
返信となり、返信のための送信データを作成し（ステッ
プ８７）、ステップ８８に進む。この返信のための送信
データは受信メールデータとアクションデータにおける
追加本文とにより作成される。転送であれば‘真’とな
り、アクションデータにおける送信先が受信メールデー
タにおける同報宛先の中に存在するか否か判定する（ス
テップ８４）。判定結果が‘偽’（存在しない）の場合
には、アクションデータにおける転送先に送る送信デー
タを受信メールデータとアクションデータにおける追加
本文とにより作成し（ステップ８６）、ステップ８８に
進む。判定結果が‘真’（存在する）の場合には、アク
ションデータにおける送信先と受信メールデータにおけ
る同報宛先の両方に存在する送信先をアクションデータ
における送信先から外し、アクションデータにおける転
送先に送る送信データを受信メールデータとアクション
データにおける追加本文とにより作成し（ステップ８
５）、ステップ８８に進む。なお、アクションデータに
おける転送先が１つで、この転送先が受信メールデータ
における同報宛先に存在する場合は、転送する宛先が無
くなるので、転送は行われない。ステップ８５、ステッ
プ８６、ステップ８７で作成された送信データを夫々の
宛先に送信するようにメール送信部に送信依頼する（ス
テップ８８）。
【００１８】以上説明したように、メールを受信したと
き、そのメールの受信メールデータと予め登録されてい
る条件データの間で一致が得られた場合に、予め登録さ
れているアクションデータにしたがって、メールを返信
したり、メールを指定された１以上の宛先にメッセージ
を付加して転送することが可能となる。
き、そのメールの受信メールデータと予め登録されてい
る条件データの間で一致が得られた場合に、予め登録さ
れているアクションデータにしたがって、メールを返信
したり、メールを指定された１以上の宛先にメッセージ
を付加して転送することが可能となる。
【００１９】図９は、メールサーバシステムの他の構造
例を示す。図９の構造は、図１の条件／アクション入力
部２をエージェントクライアント９０２とし、これを独
立した装置であるエージェントクライアントマシン９１
２とし、図１の条件／アクション情報管理部７をエージ
ェントサーバ９０３とし、これを独立した装置であるエ
ージェントサーバマシン９１３とし、図１の自動返信／
転送処理部４をメールエージェント９０４とし、該メー
ルエージェント９０４とメールサーバ９０５を一括して
独立した装置であるメールサーバマシン９１４とした構
造にしている。図９の構造では、エージェントクライア
ントマシン９１２、エージェントサーバマシン９１３、
メールサーバマシン９１４を別々の離間した場所に設置
することができ、別々の場所にいる利用者による利用を
より容易にすることが可能である。また、エージェント
サーバマシン９１３とメールサーバマシン９１４を統合
して、１つの独立したマシンとしてもよい。
例を示す。図９の構造は、図１の条件／アクション入力
部２をエージェントクライアント９０２とし、これを独
立した装置であるエージェントクライアントマシン９１
２とし、図１の条件／アクション情報管理部７をエージ
ェントサーバ９０３とし、これを独立した装置であるエ
ージェントサーバマシン９１３とし、図１の自動返信／
転送処理部４をメールエージェント９０４とし、該メー
ルエージェント９０４とメールサーバ９０５を一括して
独立した装置であるメールサーバマシン９１４とした構
造にしている。図９の構造では、エージェントクライア
ントマシン９１２、エージェントサーバマシン９１３、
メールサーバマシン９１４を別々の離間した場所に設置
することができ、別々の場所にいる利用者による利用を
より容易にすることが可能である。また、エージェント
サーバマシン９１３とメールサーバマシン９１４を統合
して、１つの独立したマシンとしてもよい。
【００２０】図１０、図１１は、メールサーバシステム
におけるエージェントクライアントマシン９１２、エー
ジェントサーバマシン９１３、メールサーバマシン９１
４の設置形態を示しており、図１０はエージェントサー
バマシンとメールサーバマシンが１対ｎの関係で設置さ
れた例を示し、図１１はエージェントサーバマシンとメ
ールサーバマシンがｎ対１の関係で設置された例を示し
ている。
におけるエージェントクライアントマシン９１２、エー
ジェントサーバマシン９１３、メールサーバマシン９１
４の設置形態を示しており、図１０はエージェントサー
バマシンとメールサーバマシンが１対ｎの関係で設置さ
れた例を示し、図１１はエージェントサーバマシンとメ
ールサーバマシンがｎ対１の関係で設置された例を示し
ている。
【００２１】
【発明の効果】本発明によれば、予め条件／アクション
データを登録しておくことにより、受信メールデータが
登録した条件と一致したとき、登録したアクションデー
タに従って受信メールを転送あるいは返信することが可
能となり、メールの転送、返信に大きな自由度を与える
ことが可能になる。
データを登録しておくことにより、受信メールデータが
登録した条件と一致したとき、登録したアクションデー
タに従って受信メールを転送あるいは返信することが可
能となり、メールの転送、返信に大きな自由度を与える
ことが可能になる。
【図１】実施例のメールサーバシステムの構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図２】条件／アクションデータ記憶部に登録される条
件／アクションデータの例を示す図である。
件／アクションデータの例を示す図である。
【図３】受信メールデータの例を示す図である。
【図４】入力部６の処理のフローチャートを示す図であ
る。
る。
【図５】条件／アクション登録部７の処理のフローチャ
ートを示す図である。
ートを示す図である。
【図６】メール新着監視部９の処理のフローチャートを
示す図である。
示す図である。
【図７】判定部１０の処理のフローチャートを示す図で
ある。
ある。
【図８】送信メールデータ作成部の処理のフローチャー
トを示す図である。
トを示す図である。
【図９】メールサーバシステムの他の構造例を示す図で
ある。
ある。
【図１０】図９における各マシンの設置形態例を示す図
である。
である。
【図１１】図９における各マシンの他の設置形態例を示
す図である。
す図である。
１ メールサーバシステム ２ 条件／アクション入力部 ３ 条件／アクション情報管理部 ４ 自動返信／転送処理部 ５ メールサーバ ６ 入力部 ７ 条件／アクション登録部 ８ 条件／アクション記憶部 ９ メール新着管理部 １０ 判定部 １１ 送信メールデータ作成部 １２ メール受信部 １３ 受信メールデータ記憶部 １４ メール送信部 ９０２ エージェントクライアント ９０３ エージェントサーバ ９０４ メールエージェント ９０５ メールサーバ ９１２ エージェントクライアントマシン ９１３ エージェントサーバマシン ９１４ メールサーバマシン
Claims (5)
- 【請求項１】 受信したメールの転送あるいは返信が可
能なメールサーバシステムにおける受信メール転送・返
信方法であって、 メールが受信されたとき記憶装置に登録されている条件
データを読み出し、該条件データと受信メールの受信メ
ールデータとを比較し、 比較結果が一致したとき、記憶装置に登録されているア
クションデータを読み出し、該アクションデータと前記
受信メールデータに基づき送信データを作成し、該アク
ションデータに設定された送信種別、転送先に従って該
作成した送信データを転送あるいは返信することを特徴
とする受信メール転送・返信方法。 - 【請求項２】 請求項１記載の受信メール転送・返信方
法において、 利用者から入力された条件データおよびアクションデー
タを前記記憶装置に登録することを特徴とする受信メー
ル転送・返信方法。 - 【請求項３】 受信したメールの転送あるいは返信が可
能なメールサーバシステムであって、 利用者からの条件／アクションデータを入力する入力部
と、 該入力部で入力された条件／アクションデータを条件／
アクションデータ記憶部に登録する条件／アクション登
録部と、 メール受信部と、該メール受信部により受信メールデー
タが登録される受信メールデータ記憶部と、メール送信
部と、 前記メール受信部におけるメールの新着を監視するメー
ル新着監視部と、 新着メールが検知されたとき前記条件／アクションデー
タ記憶部から該新着メールに対応する条件データを取得
し、前記受信メールデータ記憶部から該新着メールの受
信メールデータを取得し、該条件データと該受信メール
データを比較し一致判定をする判定部と、 該判定部による判定結果が一致のとき、前記条件／アク
ションデータ記憶部からアクションデータを取得し、前
記受信メールデータ記憶部から該新着メールの受信メー
ルデータを取得し、該アクションデータと受信メールデ
ータに基づき、該アクションデータ中の送信種別に応じ
て、返信あるいは転送用の送信メールデータを作成する
送信メールデータ作成部を備え、 前記メール送信部は該アクションデータに設定された送
信種別、転送先に従って該作成した送信データを転送あ
るいは返信することを特徴とするメールサーバシステ
ム。 - 【請求項４】 それぞれ別々に独立したエージェントク
ライアントマシンとエージェントサーバマシンとメール
サーバマシンからなるメールサーバシステムであって、 該エージェントクライアントマシンは、前記請求項３記
載の入力部を有するエージェントクライアントを備え、 該エージェントサーバマシンは、前記請求項３記載の条
件／アクション登録部と条件／アクションデータ記憶部
を有するエージェントサーバを備え、 メールサーバマシンは、前記請求項３記載のメール新着
監視部と判定部と送信メールデータ作成部を有するメー
ルエージェントと、前記請求項３記載のメール受信部と
受信メールデータ記憶部とメール送信部を有するメール
サーバを備えることを特徴とするメールサーバシステ
ム。 - 【請求項５】 メール受信部の新着情報を参照して新着
メールの有無を監視をする手順と、 該手順で新着メールが検知されたとき、記憶装置から条
件データを取得し、新着メールの受信メールデータを取
得し、該条件データと受信メールデータの一致判定をす
る手順と、 該手順で一致の判定が出力されたとき、記憶装置からア
クションデータを取得し、新着メールの受信メールデー
タを取得し、該アクションデータと受信メールデータに
基づき、該アクションデータ中の送信種別に応じて、返
信あるいは転送用の送信メールデータを作成する手順を
実行させる送信メール作成プログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9327063A JPH11146010A (ja) | 1997-11-12 | 1997-11-12 | 受信メール転送・返信方法およびメールサーバシステムおよび送信メール作成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9327063A JPH11146010A (ja) | 1997-11-12 | 1997-11-12 | 受信メール転送・返信方法およびメールサーバシステムおよび送信メール作成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11146010A true JPH11146010A (ja) | 1999-05-28 |
Family
ID=18194894
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9327063A Pending JPH11146010A (ja) | 1997-11-12 | 1997-11-12 | 受信メール転送・返信方法およびメールサーバシステムおよび送信メール作成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11146010A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002215543A (ja) * | 2001-01-23 | 2002-08-02 | Just Syst Corp | 電子メール送受信装置、電子メール送受信システム、電子メール送受信方法、電子メール送受信方法をコンピュータに実行させるプログラム、およびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
| JP2003248647A (ja) * | 2001-12-12 | 2003-09-05 | Microsoft Corp | 適応型通信優先度決定およびルーティングシステムの選好の獲得と挙動の点検と学習および決定ポリシーのガイドを行うための制御および表示 |
| JP2005062989A (ja) * | 2003-08-08 | 2005-03-10 | Sony Corp | 情報処理装置、メール転送方法、メール転送方法のプログラム及びメール転送方法のプログラムを記録した記録媒体 |
| JP2006092013A (ja) * | 2004-09-21 | 2006-04-06 | Konica Minolta Business Technologies Inc | メール管理プログラムおよび記録媒体 |
| WO2007129675A1 (ja) * | 2006-05-09 | 2007-11-15 | Chikara Miyake | 電子メール配信サーバ装置 |
| US7975015B2 (en) | 2001-03-16 | 2011-07-05 | Microsoft Corporation | Notification platform architecture |
| US8019834B2 (en) | 2000-03-16 | 2011-09-13 | Microsoft Corporation | Harnessing information about the timing of a user's client-server interactions to enhance messaging and collaboration services |
| US8024415B2 (en) | 2001-03-16 | 2011-09-20 | Microsoft Corporation | Priorities generation and management |
| JP2018185597A (ja) * | 2017-04-25 | 2018-11-22 | 株式会社サテライトオフィス | チャットシステム、プログラム |
-
1997
- 1997-11-12 JP JP9327063A patent/JPH11146010A/ja active Pending
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|---|---|---|---|---|
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| JP2018185597A (ja) * | 2017-04-25 | 2018-11-22 | 株式会社サテライトオフィス | チャットシステム、プログラム |
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