JP2003348161A - メールサーバ,メールシステムおよび迷惑メール削除方法ならびにプログラム - Google Patents

メールサーバ,メールシステムおよび迷惑メール削除方法ならびにプログラム

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JP2003348161A
JP2003348161A JP2002149420A JP2002149420A JP2003348161A JP 2003348161 A JP2003348161 A JP 2003348161A JP 2002149420 A JP2002149420 A JP 2002149420A JP 2002149420 A JP2002149420 A JP 2002149420A JP 2003348161 A JP2003348161 A JP 2003348161A
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JP2002149420A
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Toshihiko Hirai
敏彦 平井
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NEC Corp
MX Mobiling Ltd
Original Assignee
NEC Corp
MX Mobiling Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】メールの利用者が必要なメールのみ送受信で
き、より円滑快適なメール環境を構築することを可能に
する。 【解決手段】電子メールサーバ1の登録制御部25は、
スパムメールデータベース13にスパムメールをデータ
ベース化して登録する。電子メールサーバ1の類似判定
部23は到着メールとスパムメールデータベース13の
内容とを比較し、スパムメールと類似した到着メールが
あり、予め定めた割合で類似していた場合には、削除実
行制御部24はその到着メールを電子メールサーバ1か
ら削除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はメールサーバに関
し、特にメールサーバにおける迷惑メール(スパムメー
ル)を削除する機能に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、発信者から送られてきたスパムメ
ールの削除は、例えば特開2000−163341号公
報でも示されているように、メールの発信元を調べて同
一発信元から大量のメールが送られている場合に、スパ
ムメールであると判断して同メールを削除したり、発信
元が不明瞭なメールについてもスパムメールと判断して
削除している。
【0003】また、メール内容を自動的に検索し、スパ
ムメールに良く用いられる言葉を検出することでスパム
メールを特定する方法もあり、あるいは特定のメール発
信元を事前に登録しておき、登録済みのメール発信元以
外から届いたメールに関しては受信を行わないよう設定
するなどして、スパムメールを受信しないようにしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のスパム
メールの削除では、第1に、電子メールのシステムは受
信者の意図にかかわらず、送信者が送信したメールアド
レスに電子メールを配信するので、メール送信者が不特
定多数のメールアドレスに対してメール送信を行うと、
メールサーバは多量のメール送信を自動的に行ってしま
うため、広告などを目的としたユーザから見て不必要な
メールが多量に自分宛のメールアドレスに送られるの
で、それらのメールを受信するのに不必要な時間と通信
費がかかるという問題がある。
【0005】第2に、最近のスパムメールの内容はあた
かも友人同士のメールを装っており、そのようなメール
が間違って配送された様に取り繕われているので、人間
の目で判断しなければスパムメールと特定できないた
め、メール受信者がメールを受信してメール内容を確認
するまでそれが一般的に不必要な広告メールであること
がわからないという問題がある。
【0006】第3に、登録済みの特定メールアドレス以
外から必要なメールを受け取る必要がある場合、その都
度発信元のメールアドレスを登録しなければならないた
め、登録済みの特定メールアドレスからしかメール受信
できないように設定すると、メールを使用するユーザに
不必要な作業が発生するという問題がある。
【0007】第4に、最近のスパムメールはメールの発
信元を隠したり、意図的に存在しない発信元メールアド
レスを使用することで、メール発信元を特定できないよ
うにしているため、スパムメールの発信元を特定し、そ
の発信元から発信されるメールは受信しないよう設定す
ることが可能だが、それだけでは防げないという問題が
ある。
【0008】本発明の目的は、メールの利用者が必要な
メールのみ送受信でき、より円滑快適なメール環境を構
築することが可能なメールサーバ,メールシステムおよ
び迷惑メール削除方法ならびにプログラムを提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のメールサーバ
は、予めデータベースに登録した迷惑メールに相当する
スパムメールと受信したメールとを比較照合しその類似
の割合を示す類似度を判定する手段と、判定の結果所定
の類似度が検出された場合には当該受信メールを迷惑メ
ールとして削除する手段とを備え、予め定めた特定アド
レスにユーザから転送されてきたメールをスパムメール
として前記データベースに登録すると共にユーザごとに
スパムメールとの類似度による判定基準およびスパムメ
ールを受信したときの対処方法を登録する手段を備え
る。
【0010】本発明のメールサーバは、受信したメール
の内容,クライアントに係わるユーザ情報およびスパム
メールの内容を記憶しておく記憶部と、前記記憶部を参
照しスパムメールへの対応処理を行う中央制御部とを有
するメールサーバであって、前記記憶部は、各ユーザ宛
に届いたメールを一時的に保存しておくためのスプール
エリアと、ユーザごとにスパムメールとの類似の割合を
示す類似度による判定基準およびスパムメールであった
ときのユーザごとの対応処理方法を記憶しておくための
ユーザ情報格納部と、ユーザから転送されるスパムメー
ルの内容を登録しておくスパムメールデータベースとを
備え、前記中央制御部は、メールの送受信制御を行う送
受信制御部と、前記送受信制御部が受信したメールを前
記スプールエリアに書込む書込制御部と、受信したメー
ルと前記スパムメールデータベースに登録されている情
報とを比較照合しその類似度を判定する類似判定部と、
前記類似判定部の判定結果がスパムメールであった場合
には当該の受信メールの削除処理を実行する削除実行制
御部と、ユーザによってスパムメールと判断されたメー
ルの内容を前記スパムメールデータベースに登録すると
共にスパムメールを受信したときユーザごとに対処方法
を登録する登録制御部とを備え、前記削除実行制御部
は、受信したメールがスパムメールであった場合にはス
パムメールの発信元に対し着信ユーザが存在しない旨の
エラーメールを送信する構成であり、前記類似判定部
は、受信したメールと前記スパムメールデータベースの
情報とを百分率で規定された類似度により判定する構成
である。
【0011】本発明のメールシステムは、予めデータベ
ースに登録した迷惑メールに相当するスパムメールと受
信したメールとを比較照合しその類似の割合を示す類似
度を判定する手段と、判定の結果所定の類似度が検出さ
れた場合には当該受信メールを迷惑メールとして削除す
る手段とを備え、予め定めた特定アドレスにユーザから
転送されてきたメールをスパムメールとして前記データ
ベースに登録すると共にユーザごとにスパムメールとの
類似度による判定基準およびスパムメールを受信したと
きの対処方法を登録する手段を備えるメールサーバを有
する。あるいは、本発明のメールシステムは、受信した
メールの内容,クライアントに係わるユーザ情報および
スパムメールの内容を記憶しておく記憶部と、前記記憶
部を参照しスパムメールへの対応処理を行う中央制御部
とを有するメールサーバで、前記記憶部は、各ユーザ宛
に届いたメールを一時的に保存しておくためのスプール
エリアと、ユーザごとにスパムメールとの類似の割合を
示す類似度による判定基準およびスパムメールであった
ときのユーザごとの対応処理方法を記憶しておくための
ユーザ情報格納部と、ユーザから転送されるスパムメー
ルの内容を登録しておくスパムメールデータベースとを
備え、前記中央制御部は、メールの送受信制御を行う送
受信制御部と、前記送受信制御部が受信したメールを前
記スプールエリアに書込む書込制御部と、受信したメー
ルと前記スパムメールデータベースに登録されている情
報とを比較照合しその類似度を判定する類似判定部と、
前記類似判定部の判定結果がスパムメールであった場合
には当該の受信メールの削除処理を実行する削除実行制
御部と、ユーザによってスパムメールと判断されたメー
ルの内容を前記スパムメールデータベースに登録すると
共にスパムメールを受信したときユーザごとに対処方法
を登録する登録制御部とを備えるメールサーバを有し、
このメールサーバは、受信したメールがスパムメールで
あった場合にはスパムメールの発信元に対し着信ユーザ
が存在しない旨のエラーメールを送信する削除実行制御
部と、受信したメールと前記スパムメールデータベース
の情報とを百分率で規定された類似度により判定する類
似判定部とを備える構成としてもよい。
【0012】本発明の迷惑メール削除方法は、メールサ
ーバにおける迷惑メールの削除方法であって、受信した
メールと予めこのメールサーバのデータベースに登録し
た迷惑メールに相当するスパムメールとを比較照合する
ステップと、この照合結果、受信したメールが登録済み
のスパムメールに所定の割合で類似する場合には、その
対処方法登録したテーブルから該当する対処方法を読み
出すステップと、読み出した対処方法に基づき受信した
スパムメールを削除するステップとを有し、スパムメー
ルの発信元に対し着信ユーザが存在しない旨のエラーメ
ールを送信するステップを有する。また、本発明の迷惑
メール削除方法は、ユーザからスパムメール登録用のア
ドレスに転送されてきたメールを受信するステップと、
この受信したメールにおける発信元メールアドレス,サ
ブジェクト,メール宛先,転送経路を含むヘッダ情報お
よびメール本文をスパムメールとしデータベースに登録
すると共に、ユーザごとにスパムメールとの類似の割合
を示す類似度による判定基準およびスパムメールを受信
したときのメールの対処方法を登録するステップとを有
する。
【0013】本発明のプログラムは、メールサーバにお
ける迷惑メールの削除処理を行うためのプログラムであ
って、受信したメールと予めこのメールサーバのデータ
ベースに登録した迷惑メールに相当するスパムメールと
を比較照合する処理と、この照合結果、受信したメール
が登録済みのスパムメールに所定の割合で類似する場合
には、その対処方法登録したテーブルから該当する対処
方法を読み出す処理と、読み出した対処方法に基づき受
信したスパムメールを削除する処理とをコンピュータに
実行させ、スパムメールの発信元に対し着信ユーザが存
在しない旨のエラーメールを送信する処理をコンピュー
タに実行させる。
【0014】また、本発明のプログラムは、ユーザから
スパムメール登録用のアドレスに転送されてきたメール
を受信する処理と、この受信したメールにおける発信元
メールアドレス,サブジェクト,メール宛先,転送経路
を含むヘッダ情報およびメール本文をスパムメールとし
データベースに登録すると共に、ユーザごとにスパムメ
ールとの類似の割合を示す類似度による判定基準および
スパムメールを受信したときのメールの対処方法を登録
する処理とをコンピュータに実行させる。
【0015】本発明によれば、メールの着信者が必要と
しない一般的にスパムメールと呼ばれる広告を目的とし
た迷惑メールが、各個人のメールアドレスに送られてき
た場合、そのメールの受信に通信料や時間を費やさない
よう、それらのメールをメールサーバでチェックし削除
することができる。
【0016】このため本発明では、メールを受信したと
きにメールの内容をスパムメールのデータベースと比較
し、同データベースに登録されているスパムメールとの
類似性を調査する。ユーザが予めスパムメールを受信し
た場合の処理方法をユーザ情報に登録しておくことで、
メールサーバはスパムメールとの類似性があるメールを
受信した場合、ユーザ情報からスパムメールを受信した
場合の処理方法を検索し、この処理方法に従ってスパム
メールを削除するか、そのまま受信するか判断する。
【0017】スパムメールデータベースへの登録はメー
ルを受信したユーザがスパムメールであると判断した場
合、そのスパムメールをメールサーバのスパムメール登
録用メールアドレスへ転送することで登録する。スパム
メールをデータベースへ登録することにより、他のユー
ザのメールからスパムメールを削除することができるの
で、一般的に複数のユーザ宛に同一メールを送付するス
パムメールをメールサーバ内で削除することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0019】図1を参照すると、本発明のメールサーバ
およびそれを用いたメールシステムの実施の形態が例示
されている。電子メールサーバ1はLocal Are
aNetwork(LAN)2を介してユーザであるク
ライアントC、クライアントDと接続している。また、
LAN2上のリモートアクセスサーバ3および公衆網4
を介して、持ち運びできるクライアントBや、メールを
受信できる携帯電話機などのクライアントAと接続して
いる。これらのクライアントは電子メールサーバ1にア
クセスし、各ユーザ宛の電子メールを受信する。また、
このLAN2はインターネット5と接続しており、各ユ
ーザ宛のメールはスパムメールも含めてこのインターネ
ット5から電子メールサーバ1宛に配信される。
【0020】電子メールサーバ1は、受信したメールの
内容,クライアントに係わるユーザ情報およびスパムメ
ールの内容を記憶しておく記憶部10と、記憶部10を
参照しスパムメールへの対応処理を行うコンピュータ相
当の中央制御部20とを有する。記憶部10は、各ユー
ザ宛に届いたメールを一時的に保存しておくためのスプ
ールエリア11と、ユーザごとにスパムメールとの類似
の割合を示す類似度による判定基準およびスパムメール
であったときのユーザごとの対応処理方法を記憶してお
くためのユーザ情報格納部12と、ユーザから転送され
るスパムメールの内容を登録しておくスパムメールデー
タベース13とを備える。
【0021】中央制御部20は、送受信制御部21と、
書込制御部22と、類似判定部23と、削除実行制御部
24と、登録制御部25とを備える。送受信制御部21
はメールの送受信制御を行い、書込制御部22は送受信
制御部21が受信したメールをスプールエリア11に書
込む。類似判定部23は、受信したメールとスパムメー
ルデータベース13に登録されている情報とを比較照合
しその類似度を判定する。この類似判定部23は、受信
したメールとスパムメールデータベース13の情報とを
百分率で規定された類似度により判定する。
【0022】削除実行制御部24は、類似判定部23の
判定結果がスパムメールであった場合には当該の受信メ
ールの削除処理を実行する。この削除実行制御部24
は、受信したメールがスパムメールであった場合にはス
パムメールの発信元に対し着信ユーザが存在しない旨の
エラーメールを送信する。登録制御部25は、ユーザに
よってスパムメールと判断されたメールの内容をスパム
メールデータベース13に登録すると共にスパムメール
を受信したときユーザごとに対処方法を登録する。
【0023】スパムメールデータベース13は、図3に
示すように、一般的にメール送信に用いられるメールの
ヘッダ情報(発信元メールアドレス、サブジェクト、メ
ールの宛先、メールの転送経路情報等)と、メール本文
の内容を記録しており、これらの情報と新たに受信した
メールとを比較することで、受信したメールが既にデー
タベースに登録されているスパムメールと類似している
か判断するために用いる。
【0024】ユーザ情報格納部12に記憶されるユーザ
情報の内容は、図2に示すように、ユーザ名とスパムメ
ールの判定基準とスパムメールを受信したときの処理方
法をユーザごとに登録している。スパムメールの判定基
準とは、スパムメールデータベース13に登録されたメ
ールと100%同一のメールだけスパムメールとして処
理していては、ほんの少し違いがあるだけのメールをス
パムメールとして検出できない。そこで検出の範囲を広
げられるようある程度類似(例えば80%以上類似)し
ていればスパムメールとして検出するよう判断の基準を
ユーザごとに登録する。
【0025】また、スパムメールを受信した場合の処理
とは、スパムメールを受信した場合、削除した旨連絡を
受けたいユーザと全く連絡など必要ないユーザ、またた
とえスパムメールでも受信したメールは全て参照したい
ユーザ等ユーザの好みがあるので、スパムメールを受信
した場合の処理をユーザごとに登録することにより、よ
り柔軟に対応することが可能となる。
【0026】次に、本発明の動作について図4を参照し
て詳細に説明する。
【0027】メールを受信したときに(図4のステップ
401:S401と略称、以後同様)、受信したメール
をスパムメールデータベースと比較し類似性を調査する
(S402)。このとき類似性がなければそのメールを
スプールエリアに格納する(S406)。ある程度類似
性があれば、ユーザ情報からスパムメールを受信したと
きの処理方法を調べる(S403)。処理方法を調べた
結果、全て受信であれば同メールをスプールエリアに格
納し(S406)、スパムメールの削除処理を行わな
い。
【0028】処理方法が、メールがあったことを通知し
て削除であり、かつ、スパムメールとの類似性が予めユ
ーザ情報に設定しているスパムメールの判定基準より上
回っている場合は、ユーザ宛のメールを削除し、かわり
にスパムメールが到着したがメールサーバ側で削除した
旨のメールを該当ユーザのスプールエリアに格納する
(S404)。また、メール発信元にユーザが存在しな
い旨のエラーメールを返信する(S407)。
【0029】また、処理方法が、該当メールを削除であ
り、かつ、スパムメールとの類似性が予めユーザ情報に
設定しているスパムメールの判定基準より上回っている
場合は、ユーザ宛のメールを削除し(S405)、メー
ル発信元にユーザが存在しない旨のエラーメールを返信
する(S408)。
【0030】次に、図5を参照してスパムメールをデー
タベースに登録する動作を詳細に説明する。
【0031】クライアントにおいてメールを受信した場
合、そのメールを電子メールサーバのスパムメール登録
用のメールアドレスにメールにて転送する(図5のS5
01)。電子メールサーバでスパムメール登録用メール
アドレスにメールを受信した場合(S502)、そのメ
ールのヘッダ情報から発信元メールアドレス、サブジェ
クト、メールの宛先、転送経路等のメール送信用の情報
およびメールの本文内容をスパムメールデータベースに
登録する(S503)。
【0032】その後、スプールエリアを検索し、類似し
たスパムメールが既に別のユーザに送信されていないか
調査を行う(S504)。S504の処理で、類似した
スパムメールが無ければ、スプールエリアのデータは修
正しない(S508)。一方、類似したメールがあれ
ば、ユーザ情報からスパムメールを受信したときの処理
方法を調べる(S505)。処理方法を調べた結果、全
て受信であれば同メールをスプールエリアに格納し、ス
パムメールの削除処理を行わない。
【0033】処理方法が、メールがあったことを通知し
て削除であり、かつ、スパムメールとの類似性が予めユ
ーザ情報に設定しているスパムメールの判定基準より上
回っている場合は、ユーザ宛のメールを削除し、かわり
にスパムメールが到着したがメールサーバ側で削除した
旨のメールを該当ユーザのスプールエリアに格納する
(S506)。また、メール発信元にユーザが存在しな
い旨のエラーメールを返信する(S509)。処理方法
が、該当メールを削除であり、かつ、スパムメールとの
類似性が予めユーザ情報に設定しているスパムメールの
判定基準より上回っている場合は、ユーザ宛のメールを
削除し、メール発信元にユーザが存在しない旨のエラー
メールを返信する(S510)。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、メ
ールサーバでスパムメールと判断したメールを自動的に
削除するか、一般的なスパムメールよりメールサイズが
小さいスパムメールがあった旨連絡するメールに置き換
えることにより、ユーザがスパムメールを受信する時間
と通信費を削減することができる。
【0035】また、発信元メールアドレスの他に転送経
路やメール本文の類似性をチェックしてスパムメールと
認識することにより、発信元のメールアドレスが不特定
で異なっていてもチェックすることができる。さらに、
人間の目でスパムメールかどうか判断した上でスパムメ
ールデータベースに登録するので、スパムメールの中に
広告に良く用いられる言葉が無くてもスパムメールと判
断できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のメールサーバおよびそれを用いたメー
ルシステムの実施の形態を示す図である。
【図2】ユーザ情報格納部に格納される内容の一例を示
す図である。
【図3】スパムメールデータベースの管理情報を示す図
である。
【図4】本発明の迷惑メール削除方法の実施の形態での
メール受信時における手順を示すフローチャートであ
る。
【図5】本発明の迷惑メール削除方法の実施の形態での
スパムメールデータベースへスパムメールの登録を行う
ときの手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 電子メールサーバ 2 LAN 3 リモートアクセスサーバ 4 公衆網 5 インターネット 10 記憶部 11 スプールエリア 12 ユーザ情報格納部 13 スパムメールデータベース 20 中央制御部 21 送受信制御部 22 書込制御部 23 類似判定部 24 削除実行制御部 25 登録制御部 A〜D クライアント

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予めデータベースに登録した迷惑メール
    に相当するスパムメールと受信したメールとを比較照合
    しその類似の割合を示す類似度を判定する手段と、判定
    の結果所定の類似度が検出された場合には当該受信メー
    ルを迷惑メールとして削除する手段とを備えることを特
    徴とするメールサーバ。
  2. 【請求項2】 予め定めた特定アドレスにユーザから転
    送されてきたメールをスパムメールとして前記データベ
    ースに登録すると共にユーザごとにスパムメールとの類
    似度による判定基準およびスパムメールを受信したとき
    の対処方法を登録する手段を備えることを特徴とする請
    求項1記載のメールサーバ。
  3. 【請求項3】 受信したメールの内容,クライアントに
    係わるユーザ情報およびスパムメールの内容を記憶して
    おく記憶部と、前記記憶部を参照しスパムメールへの対
    応処理を行う中央制御部とを有するメールサーバであっ
    て、 前記記憶部は、各ユーザ宛に届いたメールを一時的に保
    存しておくためのスプールエリアと、ユーザごとにスパ
    ムメールとの類似の割合を示す類似度による判定基準お
    よびスパムメールであったときのユーザごとの対応処理
    方法を記憶しておくためのユーザ情報格納部と、ユーザ
    から転送されるスパムメールの内容を登録しておくスパ
    ムメールデータベースとを備え、 前記中央制御部は、メールの送受信制御を行う送受信制
    御部と、前記送受信制御部が受信したメールを前記スプ
    ールエリアに書込む書込制御部と、受信したメールと前
    記スパムメールデータベースに登録されている情報とを
    比較照合しその類似度を判定する類似判定部と、前記類
    似判定部の判定結果がスパムメールであった場合には当
    該の受信メールの削除処理を実行する削除実行制御部
    と、ユーザによってスパムメールと判断されたメールの
    内容を前記スパムメールデータベースに登録すると共に
    スパムメールを受信したときユーザごとに対処方法を登
    録する登録制御部とを備えることを特徴とするメールサ
    ーバ。
  4. 【請求項4】 前記削除実行制御部は、受信したメール
    がスパムメールであった場合にはスパムメールの発信元
    に対し着信ユーザが存在しない旨のエラーメールを送信
    することを特徴とする請求項3記載のメールサーバ。
  5. 【請求項5】 前記類似判定部は、受信したメールと前
    記スパムメールデータベースの情報とを百分率で規定さ
    れた類似度により判定することを特徴とする請求項3記
    載のメールサーバ。
  6. 【請求項6】 請求項1,2,3,4および5のいずれ
    かに記載のメールサーバを備えることを特徴とするメー
    ルシステム。
  7. 【請求項7】 メールサーバにおける迷惑メールの削除
    方法であって、受信したメールと予めこのメールサーバ
    のデータベースに登録した迷惑メールに相当するスパム
    メールとを比較照合するステップと、この照合結果、受
    信したメールが登録済みのスパムメールに所定の割合で
    類似する場合には、その対処方法登録したテーブルから
    該当する対処方法を読み出すステップと、読み出した対
    処方法に基づき受信したスパムメールを削除するステッ
    プとを有することを特徴とする迷惑メール削除方法。
  8. 【請求項8】 スパムメールの発信元に対し着信ユーザ
    が存在しない旨のエラーメールを送信するステップを有
    することを特徴とする請求項7記載の迷惑メール削除方
    法。
  9. 【請求項9】 ユーザからスパムメール登録用のアドレ
    スに転送されてきたメールを受信するステップと、この
    受信したメールにおける発信元メールアドレス,サブジ
    ェクト,メール宛先,転送経路を含むヘッダ情報および
    メール本文をスパムメールとしデータベースに登録する
    と共に、ユーザごとにスパムメールとの類似の割合を示
    す類似度による判定基準およびスパムメールを受信した
    ときのメールの対処方法を登録するステップとを有する
    ことを特徴とする請求項7記載の迷惑メール削除方法。
  10. 【請求項10】 メールサーバにおける迷惑メールの削
    除処理を行うためのプログラムであって、受信したメー
    ルと予めこのメールサーバのデータベースに登録した迷
    惑メールに相当するスパムメールとを比較照合する処理
    と、この照合結果、受信したメールが登録済みのスパム
    メールに所定の割合で類似する場合には、その対処方法
    登録したテーブルから該当する対処方法を読み出す処理
    と、読み出した対処方法に基づき受信したスパムメール
    を削除する処理とをコンピュータに実行させることを特
    徴とするプログラム。
  11. 【請求項11】 スパムメールの発信元に対し着信ユー
    ザが存在しない旨のエラーメールを送信する処理をコン
    ピュータに実行させることを特徴とする請求項10記載
    のプログラム。
  12. 【請求項12】 ユーザからスパムメール登録用のアド
    レスに転送されてきたメールを受信する処理と、この受
    信したメールにおける発信元メールアドレス,サブジェ
    クト,メール宛先,転送経路を含むヘッダ情報およびメ
    ール本文をスパムメールとしデータベースに登録すると
    共に、ユーザごとにスパムメールとの類似の割合を示す
    類似度による判定基準およびスパムメールを受信したと
    きのメールの対処方法を登録する処理とをコンピュータ
    に実行させることを特徴とする請求項10記載のプログ
    ラム。
JP2002149420A 2002-05-23 2002-05-23 メールサーバ,メールシステムおよび迷惑メール削除方法ならびにプログラム Pending JP2003348161A (ja)

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