JPH1114411A - 計器装置 - Google Patents

計器装置

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JPH1114411A
JPH1114411A JP17083297A JP17083297A JPH1114411A JP H1114411 A JPH1114411 A JP H1114411A JP 17083297 A JP17083297 A JP 17083297A JP 17083297 A JP17083297 A JP 17083297A JP H1114411 A JPH1114411 A JP H1114411A
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Keiji Tsurumaki
桂司 鶴巻
Koichi Sato
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 計器本体の回路基板に対する電気的な接続作
業を容易として生産性を高めると共に組み付け費の上昇
に伴うコスト上昇を抑え得る計器装置を提供する。 【解決手段】 計測量に応じて回転駆動される回転軸1
を前方に突出してなる計器本体2と、回転軸1の前方端
に固定される透光性の指針本体31(指針3)と、指針
本体31の指示対象となる指標部が施されてなる計器文
字板4と、回転軸1を挿通した状態で計器本体2の前方
側に配置され前面に指針本体31と計器文字板4を照明
するLED63が装着されると共に計器本体2に対して
電源供給を行う回路基板6とを備え、回路基板6の背面
に回転軸1の軸方向に沿って延びる棒状の給電端子8を
導通固定し、この給電端子8に対応する計器本体2箇所
に給電端子8との挿入接続により計器本体2と回路基板
6とを電気接続する通電端子7を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等車両のイ
ンストパネルに搭載される計器装置に関するもので、特
にLED(発光ダイオード)等の発光素子にて指針や計
器文字板を照明するタイプの計器装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種計器装置として、例えば
特開平6−221879号公報に示されているものが知
られている。このものは、交差コイル式計器からなる計
器本体の前方に回路基板からなる光源基板を配置し、こ
の光源基板上にLEDを導通装着して計器本体の回転軸
に固定された透光性の指針を照明するように構成され、
計器本体は別途設けられたメイン基板上に配置され、こ
のメイン基板より電源供給を受けて駆動されるようにな
っている。
【0003】このように指針の背後に近接してLEDを
配置することにより、通電構造の複雑化を伴うことなく
高輝度な照明を行うことがきるが、LED導通用のサブ
基板としての光源基板と、計器本体への給電用のメイン
基板との2つの基板を必要とし、材料費並びに組み付け
コストが嵩むため、特開平9−21655号公報に開示
されているように、一枚の回路基板にしてその表面にL
EDを配置し、その背面に計器本体を装着して回転軸が
回路基板を貫通するようにし、一枚の回路基板にてLE
D導通と計器本体への給電を行う構造が有利である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一枚の
回路基板にてLED導通と計器本体への給電を行う特開
平9−21655号公報開示のものは、計器本体の回路
基板に対する通電及び取付を、回路基板の前面側に貫通
する計器本体の端子を回路基板の前面側にて半田付けす
ることにより行っており、回転軸が貫通する回路基板の
前面側が半田付け面となるため、可動部材たる回転軸や
軸受部位への半田付着、計器本体内への半田流入による
弊害を考慮すると、自動半田付け装置にて半田付けする
ことができず、従って計器本体の半田付けは手作業によ
るものとなり、生産性を著しく低下させると共に組み付
け費の上昇を招くという問題がある。また回路基板に対
し計器本体を半田付けしてしまうと、例えば計器本体が
故障した場合、その故障した計器本体を回路基板から取
り外すことが困難であり、計器本体のみの交換で済む場
合であっても作業性を考慮すると回路基板ごとの交換と
なり不経済である。
【0005】本発明はこの点に鑑みてなされたもので、
その主な目的は、計器本体の回路基板に対する電気的な
接続作業を容易として生産性を高めると共に組み付け費
の上昇に伴うコスト上昇を抑え得る計器装置を提供せん
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、計測量に応じて回転駆動される回転軸を前方
に突出してなる計器本体と、前記回転軸の前方端に固定
される透光性の指針と、少なくとも前記指針の指示対象
となる指標部が施されてなる計器文字板と、前記回転軸
を挿通した状態で前記計器本体の前方側に配置され前面
に前記指針もしくは前記計器文字板の少なくとも一方を
照明する発光素子が装着されると共に前記計器本体に対
して電源供給を行う回路基板とを備え、前記回路基板の
背面に前記回転軸の軸方向に沿って延びる給電端子を導
通固定し、この通電端子に対応する前記計器本体箇所に
前記給電端子との挿入接続により前記計器本体と前記回
路基板とを電気接続する通電端子を設けたことを特徴と
する。
【0007】また前記給電端子が棒状であり、前記通電
端子が前記給電端子を挿入する枠体状であることを特徴
とする。
【0008】また前記通電端子もしくは給電端子のう
ち、何れか一方側は少なくとも他方側に開口する中空箱
型枠体状に形成され、その中空内に前記他方側端子と接
触する接触片が形成されていることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、回転軸を前方に突出し
てなる計器本体と、回転軸の前方端に固定される透光性
の指針と、指針の指示対象となる指標部が施された計器
文字板と、回転軸を挿通した状態で計器本体の前方側に
配置される回路基板とを備える。回路基板の前面には、
指針と計器文字板の指標部を照明する発光素子が導通装
着され、その背面には回転軸の軸方向に沿って延びる給
電端子が導通固定されている。この給電端子に対応する
計器本体箇所には、給電端子との挿入接続により計器本
体と回路基板とを電気接続して計器本体への電源供給を
可能とする通電端子が設けられている。このように計器
本体と回路基板に導通接続が、回路基板側の給電端子と
計器本体側の通電端子との挿入により達成されることに
より、半田付けが不要となって、接続作業が容易とな
り、自動組付機による計器本体と回路基板との導通作業
も可能となる。また、半田付けが不要となることに伴っ
て部品交換が容易となり、経済性を高めることができ
る。また回路基板の背面側にて計器本体と回路基板との
導通が行われることにより、照明側となる回路基板の前
面側への接続部材たる給電端子や通電端子の突出が抑制
され、照明に有利な構造となると共に、薄型化にも有利
となる。
【0010】また給電端子が棒状であり、通電端子が給
電端子を挿入し得る枠体状であるこにより、回路基板の
前面側への接続部材たる給電端子や通電端子の突出を防
ぐ上で有利な構造となる。
【0011】また前記通電端子もしくは給電端子のう
ち、何れか一方側は少なくとも他方側に開口する中空箱
状に形成され、その中空内に他方側端子と接触する接触
片を有する構造としたことにより、通電端子との接続信
頼性が高まる。
【0012】
【実施例】添付図面は何れも本発明の実施例を示すもの
で、以下、これらに基づいて本発明の実施例を説明す
る。
【0013】図1は、本発明の第1実施例による計器装
置の断面図、図2は図1の計器本体の前面側を示す正面
図である。
【0014】図1において、計器装置は、回転軸1を前
方に突出してなる計器本体2と、この計器本体2の先端
に固着される指針3と、計器文字板4と、この計器文字
板4の背後に配置された導光体5と、この導光体5の背
後で計器本体2の回転軸1を挿通した状態で計器本体2
の前方に配置される回路基板6とで構成されている。
【0015】計器本体2は、中空のボビンケース21
と、このボビンケース21内に収納される永久磁石から
なるロータ22と、ボビンケース21の外周に交差して
巻回されたコイル23と、コイル23を含むボビンケー
ス21の外周をその前方を除いて覆う金属製で円筒カッ
プ型の磁気シールドケース24とを備え、ロータ22の
中心に回転軸1を固定してその前方端をボビンケース2
1の前面側より突出させた、いわゆる交差コイル式計器
からなる。
【0016】ボビンケース21は、合成樹脂材料にて2
分割形成され、図1中、上側となるボビンケース21の
所定箇所には、磁気シールドケース24の開口を跨いで
磁気シールドケース24の外部に延びる略フランジ状の
延長部25が形成され、この延長部25には、前方端部
に位置して回路基板6の背面側に当接すると共にビス孔
26(図2参照)を有する取付部27が形成され、また
そのやや内側には回転軸1の軸方向に沿って背後に伸長
する端子取付部28が形成され、この端子取付部28に
は前方に向けて開口すると共に、回転軸1の軸方向に沿
って伸長する複数(4つ)の端子挿入孔29が形成され
ている。
【0017】この端子挿入孔29には、後述する給電端
子位置に対応して端子挿入孔29内に挿入される4つの
通電端子7が配置されており、この通電端子7は導電性
金属薄板を前方が開口する略中空箱形状に折曲形成して
なり、その開口側にはコイル23の末端部と導通接続さ
れ、接続後に折り曲げられてコイル23の末端部に断線
防止用の緩みを与える接続片71が連続形成されると共
に、その中空内には通電端子に接触する「く」形状の弾
性を有した接触片72を備えている。
【0018】指針3は透光性材料からなる指針本体31
と、この指針本体31の所定部を覆う遮光性キャップ3
2とで構成され、指針本体31は回転軸1の先端に固定
されるボス部33と、後述するLEDの照明光を先端側
に反射導光する反射部34とを備え、この反射部34と
ボス部33とを含む回転中心部が遮光性キャップ32に
て覆われると共に遮光キャップ32に覆われない指針本
体31の前方がLEDの発光によって明るく光輝するよ
うになっている。
【0019】計器文字板4は、指針3の指示対象となる
図示しない目盛,文字,指標等からなる指標部やマー
ク,記号が光透過性に、これら指標部やマーク,記号以
外が遮光性に形成された、いわゆる透過文字板からな
り、後述するLEDが発光するとその照明光が指標部や
マーク,記号を透過して発光表示される。
【0020】導光体5は、外周から中心にかけて序々に
肉薄となるドーナツ型の透明板からなり、その外周端部
上側面には、後述するLEDの照明光を中心側に反射導
光して板面部に照明光を導く反射部51が形成され、計
器文字板4の指標部やマーク,記号を光輝させるために
計器文字板4の背後に配置されている。
【0021】回路基板6は、駆動軸1に対応する位置に
貫通孔61を有し、この貫通孔61に回転軸61を含む
計器本体2の(上側)ボビンケース21の前方側に突出
する部分(軸受け部分)を挿通してこの部分を安定的に
保持するように計器本体2の前面側に配置されていると
共に、回路基板6には計器本体2駆動用の電子部品62
と、複数のLED(発光ダイオード)63と、計器本体
2の通電端子7に対応した4つの給電端子8がそれぞれ
導通固定されている。
【0022】LED63は、指針3における反射部34
(回動軌跡)と導光体5の反射部51に対応する回路基
板6の前面側に半田付けされ、また給電端子8は回転軸
1の軸方向に沿って延びる棒状を呈し、回路基板6の背
面側にして計器本体2の通電端子7の開口に対応する位
置に半田付けされ、計器本体2の図示しない駆動用電源
に導通している。
【0023】そして計器本体2と回路基板6との電気接
続は、回路基板6側となる給電端子8を回転軸1の軸方
向に沿って計器本体2の通電端子7内に挿入することに
より行われ、給電端子8が通電端子7の接触片72に接
触し、これにより計器本体2に電源供給可能となる。ま
た回路基板6に対する計器本体2の機械的固定は、回路
基板6の前面側より計器本体2のビス孔26にネジ9を
回し締め固定することにより行われる。
【0024】以上詳述したように、計測量に応じて回転
駆動される回転軸1を前方に突出してなる計器本体2
と、回転軸1の前方端に固定される透光性の指針本体3
1(指針3)と、指針本体31の指示対象となる指標部
が施されてなる計器文字板4と、回転軸1を挿通した状
態で計器本体2の前方側に配置され前面に指針本体31
と計器文字板4を照明するLED63が装着されると共
に計器本体2に対して電源供給を行う回路基板6とを備
え、回路基板6の背面に回転軸1の軸方向に沿って延び
る棒状の給電端子8を導通固定し、この給電端子8に対
応する計器本体2箇所に給電端子8との挿入接続により
計器本体2と回路基板6とを電気接続する通電端子7を
設けたことにより、これにより計器本体2を回路基板6
に導通接続する際、回路基板6側の給電端子8を計器本
体2側の通電端子7に挿入することで、計器本体2と回
路基板6との導通が達成されるので、半田付け、特に手
動による半田付けが不要となって、接続作業を容易に行
うことができ、自動組付機による計器本体と回路基板と
の導通作業も可能となる。また、半田付けが不要となる
ことに伴って部品交換を容易に行え、計器本体2の故障
時、計器本体2のみの交換作業を容易に行うことがで
き、経済性を高めることができる。
【0025】また本実施例では、回路基板6の背面側に
て回路基板6と計器本体2との導通をはかる構造である
ため、LED63が配置されると共に導光体5が対向配
置され照明側となる回路基板6の前方側に、接続部材た
る給電端子8や通電端子7が突出もしくは存在し、これ
らが指針3や計器文字板4の照明を行う際の障害物とな
って照明品質に悪影響を与えることがなく、また指針3
や計器文字板4の照明に際して、LED63とその直接
的な照明光照射対象となる指針3(指針本体31)や導
光体5との間隔は、照明光率を考慮した場合、ある程度
近接させる必要があるが、前述のように、回路基板6の
背面側にて導通をはかる構造であるため、接続部材たる
給電端子8や通電端子7が照明側となる回路基板6の前
方側に突出もしくは存在してLED63と指針3(指針
本体31)や導光体5とを近接する際の障害物となるこ
とがなく、しかもLED63と指針3(指針本体31)
や導光体5との近接配置が可能となることから、計器装
置の薄型化にも有利となる。
【0026】また本実施例のように、回路基板6側を棒
状の給電端子8(オス側)とし、計器本体2側を通電端
子7が挿入される通電端子7(メス側)とする構造は、
接続部材たる給電端子8や通電端子7が回路基板6の前
方側に突出もしくは存在するのを防ぐ上で有効である。
すなわち、特に交差コイル式計器からなる計器本体2を
使用し、取付部27を通じて計器本体2の前方側に回路
基板6を載置する構造の場合、コイル23と通電端子7
との接続を考慮すると、通電端子7の少なくとも一部を
磁気シールドケース24の開口側に位置させる必要があ
るが、例えば回路基板6側の通電端子7をメス側とし、
計器本体2側の給電端子8をオス側とした場合、オス側
となる通電端子7のコイル23と接続する部分を磁気シ
ールドケース24の開口側に位置させると、通電端子7
と回路基板6の背面側との距離が極めて近くなり、回路
基板6の背面側にメス側となる給電端子8を配置しても
通電端子7にあっては給電端子8への挿入長さを確保す
るのが難しくなるため、回路基板6の前面側に給電端子
8を配置し、通電端子7を回路基板6の前面側に貫通さ
せて給電端子8内に挿入せざるを得ず、給電端子8と通
電端子7が回路基板6の前面側に位置(突出)する結果
となる。しかしながら、回路基板6側を棒状の給電端子
8(オス側)とし、計器本体2側を通電端子7が挿入さ
れる通電端子7(メス側)とすれば、回路基板6の背面
側にメス側となる給電端子8を配置しても、通電端子7
は、給電端子8に対する十分な挿入長さを確保すること
が可能となるので、給電端子8や通電端子7が回路基板
6の前方側に突出もしくは存在するのを防ぐ上で有効と
なる。
【0027】また本実施例では、通電端子7もしくは給
電端子8のうち、通電端子7を給電端子8側に開口する
中空箱型形状に形成し、その中空内に給電端子8と接触
する接触片72を有する構造としたことにより、接続信
頼性を高めることができる。
【0028】図3(a),(b)は、共に本発明の第2
実施例を示すもので、本実施例では、通電端子7が前記
第1実施例と同様、内部に接触片72を有する中空箱形
で、回転軸1の軸方向に沿って前方,背後に双方向に開
口する場合を示し、図3(a)の場合、回路基板6は計
器本体2の前方に配置され、回路基板6側の給電端子8
は、計器本体3側の通電端子7の前方開口を通じて通電
端子7内に挿入接続され、図3(b)の場合、回路基板
6は計器本体2の背後に配置され、回路基板6側の給電
端子8は、計器本体3側の通電端子7及び端子取付部2
8の背後開口を通じて通電端子7内に挿入接続されてい
る。なお前記第1実施例と共通部分は同一符号を付して
詳しい説明は省略する。
【0029】かかる構造によれば、前記第1実施例と同
様な効果が得られると共に、計器本体2に対する回路基
板6の選択的な配置位置に応じて計器本体2の構造が変
化することがなく、計器本体2に対し回路基板6が前方
に配置される場合と、背後に配置される場合とで同一の
計器本体2を使用することができる。
【0030】図4は本発明の第3実施例を示すもので、
回路基板6側の給電端子8が棒状にして回転軸1の軸方
向に延び、計器本体2側の通電端子7が内部に接触片7
2を有する中空箱形である点では、前記第1,第2実施
例と同様であるが、本実施例の場合、通電端子7は、計
器本体2の背後にして計器本体2と導通固定されたサブ
回路基板10に導通固定されている。なお前記第1,第
2実施例と共通部分は同一符号を付して詳しい説明は省
略するが、図4中、符号11はコイル23と導通接続さ
れたピン端子であり、この場合、磁気シールドケース2
4の内部に位置するボビンケース21部分に固定され、
その一端が磁気シールドケース24の底部に露出してサ
ブ回路基板10に半田付けされ、これにより通電端子7
と導通するようになっている。
【0031】かかる構造によっても、前記第1実施例と
同様な効果が得られると共に、計器本体2に対する(メ
イン)回路基板6の選択的な配置位置に応じて計器本体
2の構造が変化することがなく、計器本体2に対し回路
基板6が前方に配置される場合と、背後に配置される場
合とで同一の計器本体2を使用することができる。
【0032】なお前記第1〜第3実施例では、計器本体
2として交差コイル式計器を用いたが他の計器本体、例
えばステッピングモータを用いてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、計測量
に応じて回転駆動される回転軸を前方に突出してなる計
器本体と、前記回転軸の前方端に固定される透光性の指
針と、少なくとも前記指針の指示対象となる指標部が施
されてなる計器文字板と、前記回転軸を挿通した状態で
前記計器本体の前方側に配置され前面に前記指針もしく
は前記計器文字板の少なくとも一方を照明する発光素子
が装着されると共に前記計器本体に対して電源供給を行
う回路基板とを備え、前記回路基板の背面に前記回転軸
の軸方向に沿って延びる給電端子を導通固定し、この通
電端子に対応する前記計器本体箇所に前記給電端子との
挿入接続により前記計器本体と前記回路基板とを電気接
続する通電端子を設けたことにより、計器本体の回路基
板に対する電気的な接続作業を容易として生産性を高め
ると共に組み付け費の上昇に伴うコスト上昇を抑え得る
計器装置を提供することができる。
【0034】また前記給電端子が棒状であり、前記通電
端子が前記給電端子を挿入する枠体状であることによ
り、回路基板の前面側への接続部材たる給電端子や通電
端子の突出を防ぐ上で有利な構造となすことができる。
【0035】また前記通電端子もしくは給電端子のう
ち、何れか一方側は少なくとも他方側に開口する中空箱
型枠体状に形成され、その中空内に前記他方側端子と接
触する接触片が形成されていることにより、通電端子と
の接続信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る計器装置の断面図で
ある。
【図2】図1に示した計器本体正面図である。
【図3】(a),(b)とも本発明の第2実施例を示す
断面図である。
【図4】本発明の第2実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 回転軸 2 計器本体 3 指針 4 計器文字板 6 回路基板 7 通電端子 8 給電端子 63 LED 72 接触片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G01R 5/16 G01R 5/16 A G12B 11/02 G12B 11/02 B 11/04 11/04 R

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計測量に応じて回転駆動される回転軸を
    前方に突出してなる計器本体と、前記回転軸の前方端に
    固定される透光性の指針と、少なくとも前記指針の指示
    対象となる指標部が施されてなる計器文字板と、前記回
    転軸を挿通した状態で前記計器本体の前方側に配置され
    前面に前記指針もしくは前記計器文字板の少なくとも一
    方を照明する発光素子が装着されると共に前記計器本体
    に対して電源供給を行う回路基板とを備え、前記回路基
    板の背面に前記回転軸の軸方向に沿って延びる給電端子
    を導通固定し、この通電端子に対応する前記計器本体箇
    所に前記給電端子との挿入接続により前記計器本体と前
    記回路基板とを電気接続する通電端子を設けたことを特
    徴とする計器装置。
  2. 【請求項2】 前記給電端子が棒状であり、前記通電端
    子が前記給電端子を挿入する枠体状であることを特徴と
    する請求項1記載の計器装置。
  3. 【請求項3】 前記通電端子もしくは給電端子のうち、
    何れか一方側は少なくとも他方側に開口する中空箱型枠
    体状に形成され、その中空内に前記他方側端子と接触す
    る接触片が形成されていることを特徴とする請求項1も
    しくは請求項2記載の計器装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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FR2794525A1 (fr) * 1999-06-07 2000-12-08 Denso Corp Instrument indicateur du type a bobinages croises

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US6400132B1 (en) 1999-06-07 2002-06-04 Denso Corporation Cross-coil type indicating instrument

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