JPH11144016A - 電子部品カードの製造装置 - Google Patents
電子部品カードの製造装置Info
- Publication number
- JPH11144016A JPH11144016A JP30263597A JP30263597A JPH11144016A JP H11144016 A JPH11144016 A JP H11144016A JP 30263597 A JP30263597 A JP 30263597A JP 30263597 A JP30263597 A JP 30263597A JP H11144016 A JPH11144016 A JP H11144016A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- module
- recess
- suction hole
- suction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Credit Cards Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、電子部品に熱を加えても、ICモジ
ュール収納用の凹部の薄肉の底部を変形させることのな
いようにした電子部品カードの製造装置を提供すること
を目的とする。 【解決手段】本発明はICモジュール7を収納する第1
及び第2の凹部13,15を有するプラスチックカード
3を載置する埋込ステージ2と、この埋込ステージ2に
設けられ、プラスチックカード3の第1及び第2の凹部
13,15に対向する吸引孔部8と、この吸引孔部8か
らエアーを吸引することにより、プラスチックカード3
の第2の凹部15の底面部を吸引孔部8に吸着させる吸
引ポンプ11と、ICモジュール7を加熱してプラスチ
ックカード3の第2の凹部15の内底部に接着させる加
熱ヘッド16とを具備する。
ュール収納用の凹部の薄肉の底部を変形させることのな
いようにした電子部品カードの製造装置を提供すること
を目的とする。 【解決手段】本発明はICモジュール7を収納する第1
及び第2の凹部13,15を有するプラスチックカード
3を載置する埋込ステージ2と、この埋込ステージ2に
設けられ、プラスチックカード3の第1及び第2の凹部
13,15に対向する吸引孔部8と、この吸引孔部8か
らエアーを吸引することにより、プラスチックカード3
の第2の凹部15の底面部を吸引孔部8に吸着させる吸
引ポンプ11と、ICモジュール7を加熱してプラスチ
ックカード3の第2の凹部15の内底部に接着させる加
熱ヘッド16とを具備する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、ICモ
ジュール等の電子部品をカードに取り付ける電子部品カ
ードの製造装置に関する。
ジュール等の電子部品をカードに取り付ける電子部品カ
ードの製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の製造装置はフラットな金属面を
有するステージを備え、このステージの上にプラスチッ
ク製のカードを置き、このカードを位置決めピンなどに
よって位置め固定したのち、電子部品としてのICモジ
ュールをカードの所定の位置に形成された凹部内に置
き、加熱ヘッドでICモジュールを押圧して凹部内に熱
圧着するようになっている。
有するステージを備え、このステージの上にプラスチッ
ク製のカードを置き、このカードを位置決めピンなどに
よって位置め固定したのち、電子部品としてのICモジ
ュールをカードの所定の位置に形成された凹部内に置
き、加熱ヘッドでICモジュールを押圧して凹部内に熱
圧着するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おいては、カードのICモジュール収納用凹部の薄肉の
底部を単にステージ上に接触させるだけであるため、I
Cモジュールに熱が加えられると、ICモジュール収納
用凹部の薄肉の底部が熱によって変形し、カードを良好
に成形できないという不都合があった。
おいては、カードのICモジュール収納用凹部の薄肉の
底部を単にステージ上に接触させるだけであるため、I
Cモジュールに熱が加えられると、ICモジュール収納
用凹部の薄肉の底部が熱によって変形し、カードを良好
に成形できないという不都合があった。
【0004】本発明は上記実情に鑑みなされたもので、
電子部品(ICモジュール)に熱を加えても、カード凹
部の薄肉の底部を変形させることのないようにした電子
部品の製造装置を提供することを目的とする。
電子部品(ICモジュール)に熱を加えても、カード凹
部の薄肉の底部を変形させることのないようにした電子
部品の製造装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、請求項1記載のものは、電子部品を収納する
凹部を有する合成樹脂製のカードを載置する載置部と、
この載置部に設けられ、前記カードの凹部に対向する吸
引孔部と、この吸引孔部からエアーを吸引することによ
り、前記カードの凹部の底面を前記吸引孔部に吸着させ
る吸引手段と、前記電子部品を加熱して前記カードの凹
部の内底部に接着させる加熱手段とを具備する。
するため、請求項1記載のものは、電子部品を収納する
凹部を有する合成樹脂製のカードを載置する載置部と、
この載置部に設けられ、前記カードの凹部に対向する吸
引孔部と、この吸引孔部からエアーを吸引することによ
り、前記カードの凹部の底面を前記吸引孔部に吸着させ
る吸引手段と、前記電子部品を加熱して前記カードの凹
部の内底部に接着させる加熱手段とを具備する。
【0006】請求項2記載のものは、ICモジュールを
収納する凹部を有する合成樹脂製のカードを載置する載
置部と、この載置部に設けられ、前記カードの凹部に対
向する吸引孔部と、この吸引孔部からエアーを吸引する
ことにより、前記カードの凹部の底面部を前記吸引孔部
に吸着させる吸引手段と、前記ICモジュールを加熱し
て前記カードの凹部の内底部に接着させる加熱手段とを
具備する。
収納する凹部を有する合成樹脂製のカードを載置する載
置部と、この載置部に設けられ、前記カードの凹部に対
向する吸引孔部と、この吸引孔部からエアーを吸引する
ことにより、前記カードの凹部の底面部を前記吸引孔部
に吸着させる吸引手段と、前記ICモジュールを加熱し
て前記カードの凹部の内底部に接着させる加熱手段とを
具備する。
【0007】請求項3記載のものは、ICモジュールを
収納する凹部を有する合成樹脂製のカードを載置する載
置部と、前記ICモジュールと前記凹部の内底部との間
に介在される接着剤と、前記載置部に設けられ、前記カ
ードの凹部に対向する吸引孔部と、この吸引孔部からエ
アーを吸引することにより、前記カードの凹部の底面部
を前記吸引孔部に吸着させる吸引手段と、前記ICモジ
ュールを加熱することにより、前記接着剤を硬化させて
前記カードの凹部の内底部に接着させる加熱手段とを具
備する。
収納する凹部を有する合成樹脂製のカードを載置する載
置部と、前記ICモジュールと前記凹部の内底部との間
に介在される接着剤と、前記載置部に設けられ、前記カ
ードの凹部に対向する吸引孔部と、この吸引孔部からエ
アーを吸引することにより、前記カードの凹部の底面部
を前記吸引孔部に吸着させる吸引手段と、前記ICモジ
ュールを加熱することにより、前記接着剤を硬化させて
前記カードの凹部の内底部に接着させる加熱手段とを具
備する。
【0008】請求項4記載のものは、ICモジュールを
収納する第1の凹部及びこの第1の凹部内に形成され前
記ICモジュールのICチップ封止部を収納する第2の
凹部を有する合成樹脂製のカードを載置する載置部と、
この載置部に設けられ、前記カードの前記第2の凹部に
対向する吸引孔部と、この吸引孔部からエアーを吸引す
ることにより、前記カードの第2の凹部の底面部を前記
吸引孔部に吸着させる吸引手段と、前記ICモジュール
を加熱して前記カードの第1の凹部の内底部に接着させ
る加熱手段とを具備する。
収納する第1の凹部及びこの第1の凹部内に形成され前
記ICモジュールのICチップ封止部を収納する第2の
凹部を有する合成樹脂製のカードを載置する載置部と、
この載置部に設けられ、前記カードの前記第2の凹部に
対向する吸引孔部と、この吸引孔部からエアーを吸引す
ることにより、前記カードの第2の凹部の底面部を前記
吸引孔部に吸着させる吸引手段と、前記ICモジュール
を加熱して前記カードの第1の凹部の内底部に接着させ
る加熱手段とを具備する。
【0009】請求項5記載のものは、ICモジュールを
収納する第1の凹部及びこの第1の凹部内に形成され前
記ICモジュールのICチップ封止部を収納する第2の
凹部を有する合成樹脂製のカードを載置する載置部と、
この載置部に設けられ、前記カードの前記第2の凹部に
対向する吸引孔部と、前記載置部に設けられ、前記カー
ドに対向する吸引用溝部と、前記吸引孔部及び吸引用溝
部からエアーを吸引することにより、前記カードを前記
載置部に吸着するとともに、前記第2の凹部の底面部を
前記吸引孔部に吸着させる吸引手段と、前記ICモジュ
ールを加熱して前記カードの第2の凹部の内底部に接着
させる加熱手段とを具備する。
収納する第1の凹部及びこの第1の凹部内に形成され前
記ICモジュールのICチップ封止部を収納する第2の
凹部を有する合成樹脂製のカードを載置する載置部と、
この載置部に設けられ、前記カードの前記第2の凹部に
対向する吸引孔部と、前記載置部に設けられ、前記カー
ドに対向する吸引用溝部と、前記吸引孔部及び吸引用溝
部からエアーを吸引することにより、前記カードを前記
載置部に吸着するとともに、前記第2の凹部の底面部を
前記吸引孔部に吸着させる吸引手段と、前記ICモジュ
ールを加熱して前記カードの第2の凹部の内底部に接着
させる加熱手段とを具備する。
【0010】請求項6記載のものは、ICモジュールを
収納する第1の凹部及びこの第1の凹部内に形成され前
記ICモジュールのICチップ封止部を収納する第2の
凹部を有する合成樹脂製のカードを載置する載置部と、
この載置部に載置されたカードを位置決めする位置決め
手段と、記載置部に設けられ、前記カードの前記第2の
凹部に対向する吸引孔部と、前記載置部に設けられ、前
記カードに対向する吸引用溝部と、前記吸引孔部及び吸
引用溝部からエアーを吸引することにより、前記カード
を前記載置部に吸着するとともに、前記第2の凹部の底
面部を前記吸引孔部に吸着させる吸引手段と、前記IC
モジュールを加熱して前記カードの第1の凹部の内底部
に接着させる加熱手段とを具備する。
収納する第1の凹部及びこの第1の凹部内に形成され前
記ICモジュールのICチップ封止部を収納する第2の
凹部を有する合成樹脂製のカードを載置する載置部と、
この載置部に載置されたカードを位置決めする位置決め
手段と、記載置部に設けられ、前記カードの前記第2の
凹部に対向する吸引孔部と、前記載置部に設けられ、前
記カードに対向する吸引用溝部と、前記吸引孔部及び吸
引用溝部からエアーを吸引することにより、前記カード
を前記載置部に吸着するとともに、前記第2の凹部の底
面部を前記吸引孔部に吸着させる吸引手段と、前記IC
モジュールを加熱して前記カードの第1の凹部の内底部
に接着させる加熱手段とを具備する。
【0011】請求項7記載のものは、ICモジュールを
収納する第1の凹部及びこの第1の凹部内に形成され前
記ICモジュールのICチップ封止部を収納する第2の
凹部を有する合成樹脂製のカードを載置する載置部と、
この載置部に載置されたカードを位置決めする位置決め
手段と、前記載置部に設けられ、前記カードの前記第2
の凹部に対向する多数個の通孔からなる吸引孔部と、前
記載置部に設けられ、前記カードに対向する吸引用溝部
と、前記吸引孔部及び吸引用溝部からエアーを吸引する
ことにより、前記カードを前記載置部に吸着するととも
に、前記第2の凹部の底面部を前記吸引孔部に吸着させ
る吸引手段と、前記ICモジュールを加熱して前記カー
ドの第1の凹部の内底部に接着させる加熱手段とを具備
する。
収納する第1の凹部及びこの第1の凹部内に形成され前
記ICモジュールのICチップ封止部を収納する第2の
凹部を有する合成樹脂製のカードを載置する載置部と、
この載置部に載置されたカードを位置決めする位置決め
手段と、前記載置部に設けられ、前記カードの前記第2
の凹部に対向する多数個の通孔からなる吸引孔部と、前
記載置部に設けられ、前記カードに対向する吸引用溝部
と、前記吸引孔部及び吸引用溝部からエアーを吸引する
ことにより、前記カードを前記載置部に吸着するととも
に、前記第2の凹部の底面部を前記吸引孔部に吸着させ
る吸引手段と、前記ICモジュールを加熱して前記カー
ドの第1の凹部の内底部に接着させる加熱手段とを具備
する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す一実施
の形態を参照して説明する。図1は、ICカード製造装
置を示す斜視図である。図中1は装置本体で、この装置
本体1の上面部には合成樹脂製のカードとしてのプラス
チックカード3を載置するためのを載置台としての埋込
ステージ2が設けられている。
の形態を参照して説明する。図1は、ICカード製造装
置を示す斜視図である。図中1は装置本体で、この装置
本体1の上面部には合成樹脂製のカードとしてのプラス
チックカード3を載置するためのを載置台としての埋込
ステージ2が設けられている。
【0013】また、装置本体1の上面部には、埋込ステ
ージ2を囲むように、プラスチックカード3を位置決め
するための固定位置決めピン4,4、及び可動位置決め
ピン5,5が配設されている。可動位置決めピン5,5
は図示しない駆動機構により、埋込ステージ2に対し接
離する方向に移動されるようになっている。
ージ2を囲むように、プラスチックカード3を位置決め
するための固定位置決めピン4,4、及び可動位置決め
ピン5,5が配設されている。可動位置決めピン5,5
は図示しない駆動機構により、埋込ステージ2に対し接
離する方向に移動されるようになっている。
【0014】埋込ステージ2の上面一端側には多数個の
小さな通孔8a…からなる吸引孔部8が設けられてい
る。また、埋込ステージ2の上面部には吸引用溝部14
が形成され、この吸引用溝部14は埋込ステージ2の上
面周縁部に沿う溝部14aと、吸引用孔部8の周囲部に
沿う溝部14bと、上面中央部に位置する溝部14cと
によって構成されている。埋込ステージ2の吸引孔部8
の上方部には、昇降自在に加熱手段としての加熱ヘッド
16が設けられている。
小さな通孔8a…からなる吸引孔部8が設けられてい
る。また、埋込ステージ2の上面部には吸引用溝部14
が形成され、この吸引用溝部14は埋込ステージ2の上
面周縁部に沿う溝部14aと、吸引用孔部8の周囲部に
沿う溝部14bと、上面中央部に位置する溝部14cと
によって構成されている。埋込ステージ2の吸引孔部8
の上方部には、昇降自在に加熱手段としての加熱ヘッド
16が設けられている。
【0015】図2はICカード製造装置を示す断面図で
ある。埋込ステージ2には吸引孔部8及び吸引用溝部1
4に連通する連通路10が形成され、この連通路10に
は吸引手段としての吸引ポンプ11が接続されている。
ある。埋込ステージ2には吸引孔部8及び吸引用溝部1
4に連通する連通路10が形成され、この連通路10に
は吸引手段としての吸引ポンプ11が接続されている。
【0016】埋込ステージ2上にはプラスチックカード
3が載置される。このプラスチックカード3の上面一端
側には第1の凹部13が形成され、さらに、この第1の
凹部13内には第2の凹部15が形成されている。第2
の凹部15の底部は薄肉部となっている。第1の凹部1
3内には電子部品としてのICモジュール7が収納され
ている。ICモジュール7は基板7aとこの基板7aに
取り付けられたICチップ封止部7bとからなり、IC
チップ封止部7bは第2の凹部15内に挿入されてい
る。また、ICモジュール7の基板7aと第1の凹部1
3の内底面との間には接着剤17が介在されている。
3が載置される。このプラスチックカード3の上面一端
側には第1の凹部13が形成され、さらに、この第1の
凹部13内には第2の凹部15が形成されている。第2
の凹部15の底部は薄肉部となっている。第1の凹部1
3内には電子部品としてのICモジュール7が収納され
ている。ICモジュール7は基板7aとこの基板7aに
取り付けられたICチップ封止部7bとからなり、IC
チップ封止部7bは第2の凹部15内に挿入されてい
る。また、ICモジュール7の基板7aと第1の凹部1
3の内底面との間には接着剤17が介在されている。
【0017】次に、ICモジュール7の埋め込み方法に
ついて説明する。まず、埋込ステージ2上にプラスチッ
クカード3を載置する。ついで、可動位置決めピン5、
5を駆動させて、プラスチックカード3を固定位置決め
ピン4,4に押し付けて位置決めする。この位置決め
後、吸引ポンプ11を駆動し吸引用溝部14及び吸引孔
部8からエアーを吸引しプラスチックカード3を埋込ス
テージ2上に吸着固定させるとともに、第2の凹部15
の薄肉の底部を吸引孔部8に吸着させる。このようにプ
ラスチックカード3を吸着したのち、プラスチックカー
ド3の第1の凹部13内にICモジュール7を収納し、
そのICチップ封止部7bを第2の凹部15内に位置さ
せる。しかるのち、加熱ヘッド16を発熱させて下降さ
せることにより、ICモジュール7を押圧するととも
に、加熱して接着剤17を硬化させる。この接着剤17
の硬化により、ICモジュール7はプラスチックカード
3に接着固定される。
ついて説明する。まず、埋込ステージ2上にプラスチッ
クカード3を載置する。ついで、可動位置決めピン5、
5を駆動させて、プラスチックカード3を固定位置決め
ピン4,4に押し付けて位置決めする。この位置決め
後、吸引ポンプ11を駆動し吸引用溝部14及び吸引孔
部8からエアーを吸引しプラスチックカード3を埋込ス
テージ2上に吸着固定させるとともに、第2の凹部15
の薄肉の底部を吸引孔部8に吸着させる。このようにプ
ラスチックカード3を吸着したのち、プラスチックカー
ド3の第1の凹部13内にICモジュール7を収納し、
そのICチップ封止部7bを第2の凹部15内に位置さ
せる。しかるのち、加熱ヘッド16を発熱させて下降さ
せることにより、ICモジュール7を押圧するととも
に、加熱して接着剤17を硬化させる。この接着剤17
の硬化により、ICモジュール7はプラスチックカード
3に接着固定される。
【0018】上記したように、加熱ヘッド16による押
圧加熱時には、吸引孔部8からエアーを吸引してプラス
チックカード3の薄肉部である第2の凹部15の底部を
埋込ステージ2上に吸着させておくため、加熱ヘッド1
6の熱によるカード薄肉部の変形を抑えることができ
る。
圧加熱時には、吸引孔部8からエアーを吸引してプラス
チックカード3の薄肉部である第2の凹部15の底部を
埋込ステージ2上に吸着させておくため、加熱ヘッド1
6の熱によるカード薄肉部の変形を抑えることができ
る。
【0019】特に、第2の凹部15の薄肉の底部は、構
造上、ICモジュール7とも密着しておらず、熱に対し
て変形し易やすい状態にあるが、その薄肉底部を吸引し
て埋込ステージ2に吸着することによって、変形を確実
に抑える効果がある。
造上、ICモジュール7とも密着しておらず、熱に対し
て変形し易やすい状態にあるが、その薄肉底部を吸引し
て埋込ステージ2に吸着することによって、変形を確実
に抑える効果がある。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
合成樹脂製のカードの薄肉部を吸引して載置部に吸着さ
せるから、加熱手段による電子部品(ICモジュール)
の加熱時に、カードの薄肉部を熱変形させることがな
く、良好に電子部品カードを製造することができるとい
う効果を奏する。
合成樹脂製のカードの薄肉部を吸引して載置部に吸着さ
せるから、加熱手段による電子部品(ICモジュール)
の加熱時に、カードの薄肉部を熱変形させることがな
く、良好に電子部品カードを製造することができるとい
う効果を奏する。
【図1】本発明の一実施の形態であるICカードの製造
装置を示す斜視図。
装置を示す斜視図。
【図2】ICカードの製造装置を示す断面図。
2…埋込ステージ(載置部) 3…プラスチックカード(合成樹脂製のカード) 4,4…固定位置決めピン 5,5…可動位置決めピン 7…ICモジュール(電子部品) 8…吸引孔部 8a…通孔 11…吸引ポンプ(吸引手段) 13…第1の凹部 14…吸引用溝部 15…第2の凹部 16…加熱ヘッド(加熱手段) 17…接着剤
Claims (7)
- 【請求項1】電子部品を収納する凹部を有する合成樹脂
製のカードを載置する載置部と、 この載置部に設けられ、前記カードの凹部に対向する吸
引孔部と、 この吸引孔部からエアーを吸引することにより、前記カ
ードの凹部の底面を前記吸引孔部に吸着させる吸引手段
と、 前記電子部品を加熱して前記カードの凹部の内底部に接
着させる加熱手段と、 を具備することを特徴とする電子部品カードの製造装
置。 - 【請求項2】ICモジュールを収納する凹部を有する合
成樹脂製のカードを載置する載置部と、 この載置部に設けられ、前記カードの凹部に対向する吸
引孔部と、 この吸引孔部からエアーを吸引することにより、前記カ
ードの凹部の底面部を前記吸引孔部に吸着させる吸引手
段と、 前記ICモジュールを加熱して前記カードの凹部の内底
部に接着させる加熱手段と、 を具備することを特徴とする電子部品カードの製造装
置。 - 【請求項3】ICモジュールを収納する凹部を有する合
成樹脂製のカードを載置する載置部と、 前記ICモジュールと前記凹部の内底部との間に介在さ
れる接着剤と、 前記載置部に設けられ、前記カードの凹部に対向する吸
引孔部と、 この吸引孔部からエアーを吸引することにより、前記カ
ードの凹部の底面部を前記吸引孔部に吸着させる吸引手
段と、 前記ICモジュールを加熱することにより、前記接着剤
を硬化させて前記カードの凹部の内底部に接着させる加
熱手段と、 を具備することを特徴とする電子部品カードの製造装
置。 - 【請求項4】ICモジュールを収納する第1の凹部及び
この第1の凹部内に形成され前記ICモジュールのIC
チップ封止部を収納する第2の凹部を有する合成樹脂製
のカードを載置する載置部と、 この載置部に設けられ、前記カードの前記第2の凹部に
対向する吸引孔部と、この吸引孔部からエアーを吸引す
ることにより、前記カードの第2の凹部の底面部を前記
吸引孔部に吸着させる吸引手段と、 前記ICモジュールを加熱して前記カードの第1の凹部
の内底部に接着させる加熱手段と、 を具備することを特徴とする電子部品カードの製造装
置。 - 【請求項5】ICモジュールを収納する第1の凹部及び
この第1の凹部内に形成され前記ICモジュールのIC
チップ封止部を収納する第2の凹部を有する合成樹脂製
のカードを載置する載置部と、 この載置部に設けられ、前記カードの前記第2の凹部に
対向する吸引孔部と、 前記載置部に設けられ、前記カードに対向する吸引用溝
部と、 前記吸引孔部及び吸引用溝部からエアーを吸引すること
により、前記カードを前記載置部に吸着するとともに、
前記第2の凹部の底面部を前記吸引孔部に吸着させる吸
引手段と、 前記ICモジュールを加熱して前記カードの第2の凹部
の内底部に接着させる加熱手段と、 を具備することを特徴とする電子部品カードの製造装
置。 - 【請求項6】ICモジュールを収納する第1の凹部及び
この第1の凹部内に形成され前記ICモジュールのIC
チップ封止部を収納する第2の凹部を有する合成樹脂製
のカードを載置する載置部と、 この載置部に載置されたカードを位置決めする位置決め
手段と、 前記載置部に設けられ、前記カードの前記第2の凹部に
対向する吸引孔部と、 前記載置部に設けられ、前記カードに対向する吸引用溝
部と、 前記吸引孔部及び吸引用溝部からエアーを吸引すること
により、前記カードを前記載置部に吸着するとともに、
前記第2の凹部の底面部を前記吸引孔部に吸着させる吸
引手段と、 前記ICモジュールを加熱して前記カードの第1の凹部
の内底部に接着させる加熱手段と、 を具備することを特徴とする電子部品カードの製造装
置。 - 【請求項7】ICモジュールを収納する第1の凹部及び
この第1の凹部内に形成され前記ICモジュールのIC
チップ封止部を収納する第2の凹部を有する合成樹脂製
のカードを載置する載置部と、 この載置部に載置されたカードを位置決めする位置決め
手段と、 前記載置部に設けられ、前記カードの前記第2の凹部に
対向する多数個の通孔からなる吸引孔部と、 前記載置部に設けられ、前記カードに対向する吸引用溝
部と、 前記吸引孔部及び吸引用溝部からエアーを吸引すること
により、前記カードを前記載置部に吸着するとともに、
前記第2の凹部の底面部を前記吸引孔部に吸着させる吸
引手段と、 前記ICモジュールを加熱して前記カードの第1の凹部
の内底部に接着させる加熱手段と、 を具備することを特徴とする電子部品カードの製造装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30263597A JPH11144016A (ja) | 1997-11-05 | 1997-11-05 | 電子部品カードの製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30263597A JPH11144016A (ja) | 1997-11-05 | 1997-11-05 | 電子部品カードの製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11144016A true JPH11144016A (ja) | 1999-05-28 |
Family
ID=17911367
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30263597A Pending JPH11144016A (ja) | 1997-11-05 | 1997-11-05 | 電子部品カードの製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11144016A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2794552A1 (fr) * | 1999-06-03 | 2000-12-08 | Gemplus Card Int | Procede de collage a chaud d'un module electronique dans une carte a puce |
-
1997
- 1997-11-05 JP JP30263597A patent/JPH11144016A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2794552A1 (fr) * | 1999-06-03 | 2000-12-08 | Gemplus Card Int | Procede de collage a chaud d'un module electronique dans une carte a puce |
WO2000075862A1 (fr) * | 1999-06-03 | 2000-12-14 | Gemplus | Procede de collage a chaud d'un module electronique dans une carte a puce |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101244482B1 (ko) | 반도체 장치의 제조 방법 | |
KR101703184B1 (ko) | 수지 밀봉 전자 부품의 제조 방법, 돌기 전극 구비 판상 부재, 수지 밀봉 전자 부품, 및 돌기 전극 구비 판상 부재의 제조 방법 | |
WO2014156035A1 (ja) | 半導体パッケージの製造方法、半導体チップ支持キャリア及びチップ搭載装置 | |
JP3757193B2 (ja) | 半導体チップのボンディング方法および装置 | |
JP4298640B2 (ja) | ダイボンダー用コレット | |
JPH11144016A (ja) | 電子部品カードの製造装置 | |
KR20080068524A (ko) | 전자 장치의 제조 방법 및 제조 장치 | |
JP3881447B2 (ja) | Tabテープ貼付け装置およびtabテープ貼付け方法 | |
KR20010098327A (ko) | 반도체 칩의 실장방법 | |
JP2001189553A (ja) | 基板の接合装置及びその装置を用いた基板の接合方法 | |
JP3022910B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
WO2006033498A1 (en) | Chuck table for semiconductor manufacturing process | |
JP6799125B1 (ja) | ボンディング装置およびボンディング方法 | |
JP4702820B2 (ja) | Icタグラベルの製造方法 | |
JP4074722B2 (ja) | 部品実装装置 | |
JP2004146637A (ja) | 半導体装置組立用の樹脂接着材 | |
JP3357301B2 (ja) | 半導体パッケージ、その製造方法及び搬送フレーム | |
JP2001298053A (ja) | 実装方法及び実装装置 | |
KR20110014066A (ko) | 흡착 장치 | |
JPS629728Y2 (ja) | ||
JP4052144B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JP2008244125A (ja) | 電子部品の実装ツール、実装装置及び実装方法 | |
JPH02258395A (ja) | Icカードの製造方法 | |
JP2002100652A (ja) | フレキシブル基板吸着装置 | |
JPH08186140A (ja) | 樹脂封止型半導体装置の製造方法および製造装置 |