JPH1114375A - 角速度センサの駆動回路及び角速度センサ - Google Patents

角速度センサの駆動回路及び角速度センサ

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JPH1114375A
JPH1114375A JP9180687A JP18068797A JPH1114375A JP H1114375 A JPH1114375 A JP H1114375A JP 9180687 A JP9180687 A JP 9180687A JP 18068797 A JP18068797 A JP 18068797A JP H1114375 A JPH1114375 A JP H1114375A
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JP
Japan
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angular velocity
electrode
velocity sensor
excitation
piezoelectric element
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Application number
JP9180687A
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English (en)
Inventor
Tomoo Namiki
智雄 並木
Norihiko Shiratori
典彦 白鳥
Hiroaki Terao
博明 寺尾
Minoru Hatakeyama
稔 畠山
Kazutoyo Ichikawa
和豊 市川
Masato Handa
正人 半田
Yoshiya Okada
恵也 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Miyota KK
Miyota Co Ltd
Original Assignee
Miyota KK
Miyota Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 2軸の角速度の検出ができる小型軽量で検
出精度の高い角速度センサを得る。 【解決手段】少なくとも、板状の振動体1と、励振電
極、検出電極及び帰還電極が形成され該振動体の片面ま
たは両面に貼付される圧電素子2,3と、該圧電素子の
貼付された振動体の振動ノード部を支持する支持部材と
で構成される角速度センサ部を駆動する発振回路13を
有する角速度センサの駆動回路において、前記励振電極
は、前記圧電素子上で原点に対して対向して形成され、
該原点に対して対向する前記励振電極の各対に可変抵抗
器の固定端子を接続し、可変抵抗器の可動端子を発振回
路側に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は圧電振動型角速度セ
ンサの駆動回路及び角速度センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】姿勢制御、位置制御が可能な角速度セン
サは、ビデオカメラの手ぶれ防止や、自動車のナビゲー
ションに使うことを目的に小型化、高性能化の開発が行
われている。角速度センサにもいろいろあるが、サイズ
やコストの面では圧電振動型の角速度センサが有利であ
り、音叉型、音片型(四角柱)、円柱型、三角柱型等が
製品化されている。
【0003】図1は音片型圧電振動角速度センサを説明
するための構造図である。圧電振動型角速度センサの原
理は、振動している振動子の中心軸(Z軸)回りに、回
転角速度(Ω0)が加わると、もとの振動方向(X軸)
に対し、直角方向(Y軸)に回転角速度に比例したコリ
オリ力(Fc)が生じる力学現象を利用したもので、駆
動用圧電セラミックスを用いてX軸に振動を与え、Y軸
に設けた検出用圧電セラミックスによってコリオリ力を
電圧として検出するものである。コリオリ力は一般に次
式により求められる。 Fc=2m×v×Ω0 mは質
量、vは速度 、Ω0は角速度である。
【0004】振動周波数が同じであればX軸の振幅が大
きいほどY軸変位は大きく、検出電圧(感度)を高める
にはX軸の振幅が大きく、Y軸の検出効率を高めた共振
型振動角速度センサが有利である。音片型振動角速度セ
ンサは共振型であり、感度は高くできるが、駆動辺と検
出辺の振動姿勢を崩さず、共振周波数を正確に調整する
ことが難しく、しかも駆動辺と検出辺の共振特性の不一
致やズレによる顕著な特性変化や高機械的品質係数(Q
m)がゆえに応答速度が遅いなど問題も多い。
【0005】一つの角速度センサで2軸の角速度を検出
できるものが望まれていたが、この要望に応えるものと
して、振動体の表面に圧電素子を貼付して角速度により
圧電素子が変形することで変化する電荷の量を測定して
角速度を検出するセンサが開発された。図2はその角速
度センサを斜め上から見た分解斜視図である。図3は同
じ角速度センサを斜め下から見た分解斜視図である。振
動体1の上面には、下面に電極6を設け上面に4つの励
振電極を兼ねる検出電極5を設けた圧電素子2が貼付さ
れている。振動体1の下面には、上面に電極7を設け下
面に帰還電極8を設けた圧電素子3が貼付されている。
帰還電極8の下面には重錘体9が貼付され角速度センサ
部が構成されている。角速度センサ部は円筒状支持部材
10によりベンディング振動のノード部4を固定されて
いる。
【0006】電極6と振動体1は電気的に接続されて接
着されているので、振動体1と励振電極を兼ねる検出電
極5に交流をかけると、圧電素子2が振動し、振動体1
も一緒に振動する。円筒状支持部材10で支持しており
4つの励振電極を兼ねる検出電極5は円筒状支持部材1
0の内径より内側に設けてある。円筒状支持部材10は
図の如く2ヵ所をワイヤー11で固定し、ワイヤー11
の他端を基板に固定するものである。
【0007】角速度センサに角速度が作用するとコリオ
リ力により重錘体9が移動することで角速度センサ部が
変形し検出電極に電荷が発生する。4つの励振電極を兼
ねる検出電極5に発生する電荷の量により角速度の方向
と強さが検出できる。
【0008】振動体1を含む平面の中心に原点を定め、
同平面上にX軸、同平面上でX軸に直交するY軸、X軸
とY軸に直交するZ軸を設定する。振動モードは何種類
も存在するが、角速度センサとして用いる振動モード
は、図4、図5に示すように重錘体9が縦方向に振れる
Z軸方向(縦方向)の振動モードと、図6、図7に示す
ように重錘体9が横方向に振れるX、Y軸方向(横方
向)の振動モードを用いる。
【0009】図4はZ軸方向の振動モードを示した断面
図でZ軸プラス方向に振れている状態を示している。図
5はZ軸方向の振動モードを示した断面図でZ軸マイナ
ス方向に振れている状態を示している。Z軸方向の振動
モードにおける共振周波数をZ軸方向の共振周波数と言
う。Z軸方向の振動モードは駆動(励振)モードとして
用いられる。
【0010】図6はX軸方向の振動モードを示した断面
図でX軸プラス方向に振れている状態を示している。図
7はX軸方向の振動モードを示した断面図でX軸マイナ
ス方向に振れている状態を示している。Y軸に関しても
同様であるのでX軸方向のみを図示した。X、Y軸方向
の振動モードにおける共振周波数を重錘体の共振周波数
と言う。X、Y軸方向の振動モードは検出モードとして
用いられる。一般的に、共振型角速度センサでは駆動モ
ードと検出モードの共振周波数が近いと検出感度が高く
なる。
【0011】図8は従来例で角速度センサの駆動、検出
回路図である。ここで、励振電極を兼ねる検出電極5は
同方向に分極されている。振動体1に貼付された圧電素
子2に形成されている4つの励振電極を兼ねる検出電極
5a〜5dに抵抗12a〜12dがそれぞれ接続され
る。ここで励振電極を兼ねる検出電極5aと5c、励振
電極を兼ねる検出電極5bと5dは原点21に対して対
向してている。抵抗12a〜12dは、発振回路13に
接続されている。また、励振電極を兼ねる検出電極5a
〜5dは、それぞれインピーダンス変換回路14a〜1
4dに接続されている。インピーダンス変換回路14
a、14cは差動増幅回路15acの入力端子に、イン
ピーダンス変換回路14b、14dは差動増幅回路15
bdの入力端子に接続されている。差動増幅回路15a
c、15bdの出力信号を同期検波回路16ac、16
bdに与える。発振回路13より励振信号を抵抗12a
〜12dを介して励振電極を兼ねる検出電極5a〜5d
に印加する。これにより励振電圧の周期で重錘体9がZ
軸方向に振動する。この振動は帰還電極8の出力信号と
してモニタされ、発振回路13にフィードバックされ
る。発振回路13はこのフィードバック信号に基づいて
出力する励振電圧の周波数と位相を決定する。従来例で
はフィードバック信号の位相を90゜シフトした交流電
圧を励振電圧として出力している。また帰還電極8より
出力される信号はコンパレータ17にも与えられる。コ
ンパレータ17は入力した信号を所定のしきい値と比較
し、二値信号(矩形波信号)を生成し、この二値信号の
位相を90゜シフトした信号を出力する機能を有し、こ
のコンパレータ17が出力した二値信号は同期検波回路
16ac、16bdに与えられる。同期検波回路16a
c、16bdは、この二値信号を参照して差動増幅回路
15ac、15bdの出力信号を全波整流する。この全
波整流信号は、低周波成分を通過させる低域フィルタ回
路18ac、18bdを通して平滑化させ、直流信号に
変換される。この直流信号は直流増幅回路19ac、1
9bdによって増幅され、最終的に出力端子20ac、
20bdに出力される。X軸回りの角速度(Y軸方向の
コリオリ力)は、出力端子20bdより、Y軸回りの角
速度(X軸方向のコリオリ力)は、出力端子20acよ
り出力される。
【0012】Y軸回りに回転する場合(X軸方向のコリ
オリ力が加わった場合)、励振電極を兼ねる検出電極5
a、5cはそれぞれ同方向に分極されているので、出力
する励振信号は同位相のものである。この状態で回転が
加わると回転角速度に比例したコリオリ力によって発生
した電荷が発生電圧として励振信号に重畳する。そのと
きコリオリ力による相対する検出電圧が同位相となるた
め、出力電圧に差が生じる。差動増幅回路15acによ
って減算されると励振信号は相殺されてコリオリ力によ
って発生した電圧のみを取り出すことができる。X軸回
りに回転する場合(Y軸方向のコリオリ力が加わった場
合)、励振電極を兼ねる検出電極5b、5dはそれぞれ
同方向に分極されているので、出力する励振信号は同位
相のものである。この状態で回転が加わると回転角速度
に比例したコリオリ力によって発生した電荷が発生電圧
として励振信号に重畳する。そのときコリオリ力による
相対する検出電圧が同位相となるため、出力電圧に差が
生じる。差動増幅回路15bdによって減算されると励
振信号は相殺されてコリオリ力によって発生した電圧の
みを取り出すことができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】複数の励振電極を用い
て励振させる場合、各部材の加工誤差、組立誤差、また
は内部組織の不均一性、または各励振電極間の静電容量
値の差などにより、各励振電極間において、振動(励振
電極に発生する電圧)に位相差が生じる。位相差が生じ
た場合、原点に対して対向する励振電極を兼ねる検出電
極に発生する電荷を差動増幅した際に励振信号をキャン
セルすることができず、励振信号に重畳しているコリオ
リ力のみを取り出すことはむずかしい。従って、検出精
度を高くすることができず、角速度を正確に測定できな
い。本発明はこのような課題を解決するためのものであ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は従来の角速度セ
ンサの課題を解決するためのものであり、安価で検出精
度の高い角速度センサを提供する。
【0015】少なくとも、板状の振動体と、励振電極、
検出電極及び帰還電極が形成され該振動体の片面または
両面に貼付される圧電素子と、該圧電素子の貼付された
振動体の振動ノード部を支持する支持部材とで構成され
る角速度センサ部を駆動する発振回路を有する角速度セ
ンサの駆動回路において、前記励振電極は、前記圧電素
子上で原点に対して対向して形成され、該原点に対して
対向する前記励振電極の各対に可変抵抗器の固定端子を
接続し、可変抵抗器の可動端子を発振回路側に接続す
る。また、少なくとも、板状の振動体と、励振電極、検
出電極及び帰還電極が形成され該振動体の片面または両
面に貼付される圧電素子と、該圧電素子の貼付された振
動体の振動ノード部を支持する支持部材とで構成される
角速度センサ部を駆動する回路部を有する角速度センサ
において、前記励振電極は、前記圧電素子上で原点に対
して対向して形成され、該原点に対して対向する前記励
振電極の各対に可変抵抗器の固定端子が接続され、可変
抵抗器の可動端子が発振回路側に接続されるようにす
る。可変抵抗器の抵抗値を適切に調整することで各励振
電極の共振の位相差をなくすことができるため、検出精
度が上がり、角速度を正確に測定できる。
【0016】少なくとも、板状の振動体と、励振電極、
検出電極及び帰還電極が形成され該振動体の片面または
両面に貼付される圧電素子と、該圧電素子の貼付された
振動体の振動ノード部を支持する支持部材とで構成され
る角速度センサ部を駆動する発振回路を有する角速度セ
ンサの駆動回路において、前記励振電極は、前記圧電素
子上で原点に対して対向して形成され、該原点に対して
対向する前記励振電極の各対の一方に固定抵抗器の端子
を接続し、他方にトリマブル抵抗器の端子を接続し、前
記励振電極に接続されていない側の、該固定抵抗器と該
トリマブル抵抗器の端子を接続部においてお互いに接続
し、さらに接続部と発振回路とを接続する。また、少な
くとも、板状の振動体と、励振電極、検出電極及び帰還
電極が形成され該振動体の片面または両面に貼付される
圧電素子と、該圧電素子の貼付された振動体の振動ノー
ド部を支持する支持部材とで構成される角速度センサ部
を駆動する回路部を有する角速度センサにおいて、前記
励振電極は、前記圧電素子上で原点に対して対向して形
成され、該原点に対して対向する前記励振電極の各対の
一方に固定抵抗器の端子が接続され、他方にトリマブル
抵抗器の端子が接続され、前記励振電極に接続されてい
ない側の、該固定抵抗器と該トリマブル抵抗器の端子は
接続部においてお互いに接続され、さらに接続部と発振
回路とを接続されるようにする。トリマブル抵抗器は、
レーザトリミングにより抵抗値を調整できるものであ
る。可変抵抗器を用いなくても、同様の作用を得られ
る。さらに、可変抵抗器のように、人がドライバを回し
て調整するのではなく、レーザトリミングにより簡単に
調整ができるため工数を削減できる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
き詳細に説明する。図9は本発明の第一実施例で上面図
である。図10は本発明の第一実施例で正面断面図であ
る。図11は本発明の第一実施例で回路図である。図
9、図10の如くXYZ三次元直交座標系を設定する。
振動体31を含む平面の面上中心に原点32を定め、同
平面上にX軸、同平面上でX軸に直交するY軸、X軸と
Y軸に直交するZ軸を設定する。振動体31の上面に
は、円板状の圧電素子33が、その面上中心がZ軸を通
るように貼付されている。圧電素子33の上面には4つ
の扇型をした励振電極を兼ねる検出電極34と略十字型
をした帰還電極35がノード部36の付近から内側に設
けられている。4つの励振電極を兼ねる検出電極34は
X軸、Y軸上に配置され、かつ、X軸、Y軸に対して線
対称(原点32に対して点対称)に形成されている。略
十字型をした帰還電極35もX軸、Y軸に対して略対称
に形成されている。圧電素子33の下面には原点32を
中心とし4つの励振電極を兼ねる検出電極34の外径よ
りやや大きい円形をした電極37が設けられている。
【0018】振動体31の下面には重錘体38が貼付さ
れ、重錘体38の中心軸はZ軸と一致している。ここで
重錘体38は、2つの円柱を中心軸を一致させて重ね合
わせた形状に形成されている。振動体31と重錘体38
との固定方法は溶接等でもかまわない。振動体31と圧
電素子33と重錘体38とで角速度センサ部30が構成
される。円筒状支持部材39は、角速度センサ部30の
ベンディング振動のノード部36に接着固定されてい
る。
【0019】振動体31は恒弾性材料としてエリンバ材
を用い、圧電素子33はPZTを用いた。振動体31と
圧電素子33はエポキシ系の接着剤を用いて接着した。
圧電素子33の平面上に蒸着によりAg−Cr、あるい
はNi−Cr等の合金の薄膜にて電極を形成した。電極
形成は、スパッタ、スクリーン印刷などの方法を用いて
もかまわない。重錘体38と円筒状支持部材39はエリ
ンバ材を用いた。材質は所定の機能を満たすものであれ
ば、これに限定されるものではない。
【0020】電極37と振動体31は電気的に接続され
て接着されているので、振動体31と4つの励振電極を
兼ねる検出電極34に交流をかけると、圧電素子33
は、径方向に伸縮することにより振動体31と一緒にZ
軸方向に振動する。円筒状支持部材39で支持してお
り、4つの励振電極を兼ねる検出電極34は円筒状支持
部材39の内径付近から内側に設けてある。
【0021】角速度センサに角速度が作用するとコリオ
リ力により重錘体38が移動することで角速度センサ部
30が変形し4つの励振電極を兼ねる検出電極34に電
荷が発生する。4つの励振電極を兼ねる検出電極34に
発生する電荷の量により角速度の方向と大きさが検出で
きる。
【0022】図11をもとに駆動回路の説明をする。な
お図示していない部分の回路構成および信号処理方法は
従来例と同じであるため、図示していない部分について
の説明は省略する。原点32に対して対向している励振
電極を兼ねる検出電極34a、34cに可変抵抗器40
の固定端子が接続され、可変抵抗器40の可変端子は発
振回路41に接続されている。原点32に対して対向し
ている励振電極を兼ねる検出電極34b、34dに可変
抵抗器42の固定端子が接続され、可変抵抗器42の可
変端子は発振回路41に接続されている。帰還電極35
は発振回路41に接続される。発振回路41と可変抵抗
器40、42とで駆動回路が構成される。
【0023】図12は、励振電極を兼ねる検出電極の形
成されている領域の圧電素子の等価回路図である。圧電
素子は一般的に、抵抗とキャパシタンスとインダクタン
スを直列に接続した部分と、キャパシタンスの部分を並
列に接続した回路として表される。図12では励振電極
を兼ねる検出電極34a、34cの部分について説明を
する。励振電極を兼ねる検出電極34b、34dに関し
ては同様であるので説明を省略する。励振電極を兼ねる
検出電極34aは等価回路では抵抗43とキャパシタン
ス44とインダクタンス45を直列に接続した部分と、
キャパシタンス46の部分を並列に接続した回路として
表される。励振電極を兼ねる検出電極34cは等価回路
では抵抗47とキャパシタンス48とインダクタンス4
9を直列に接続した部分と、キャパシタンス50の部分
を並列に接続した回路として表される。励振電極を兼ね
る検出電極34a、34cに可変抵抗器40の固定端子
が接続されている。
【0024】インピーダンスZは、複素数を用いて一般
的に次のように表せる。 Z=X+jY ここでXは実数部で抵抗成分を表す。Yは虚数部で、イ
ンダクタンス成分、キャパシタンス成分を表す。jは虚
数を示す符号である。また、インピーダンスの位相θ
は、θ=tan-1(Y/X)で表される。励振電極を兼
ねる検出電極34aのインピーダンスZ34aの実数部を
X34a、虚数部をY34aとすると、励振電極を兼ねる検出
電極34aのインピーダンスZ34aとその位相θ34aは、 Z34a=X34a+jY34a θ34a=tan-1(Y34a/X34a) と表すことができる。励振電極を兼ねる検出電極34c
のインピーダンスZ34cの実数部をX34c、虚数部をY34
cとすると、励振電極を兼ねる検出電極34cのインピ
ーダンスZ34cとその位相θ34cは、 Z34c=X34c+jY34c θ34c=tan-1(Y34c/X34c) と表すことができる。
【0025】複数の励振電極を用いて励振させる場合
は、各部材の加工誤差、組立誤差、または内部組織の不
均一性、または各励振電極間の静電容量値の差などの理
由により θ34a≠θ34c となることが多い。励振電極を兼ねる検出電極34a、
34cのインピーダンスに位相差がある場合、励振電極
を兼ねる検出電極34a、34cに励振電圧を加える
と、励振電圧と、圧電素子が変形して発生する電圧とに
より合成された電圧に位相差が生じる。ここで、可変抵
抗器40が設けられていない場合、励振電極を兼ねる検
出電極34aの形成されている領域と、励振電極を兼ね
る検出電極34cの形成されている領域の時間経過に対
する変形に、ある位相差が生じることになる。この時、
励振電極を兼ねる検出電極34aと励振電極を兼ねる検
出電極34cに発生する電圧は、差動増幅回路15ac
を通過したのちも相殺されずにある大きさの電圧が出力
されることになる。従って、この電圧が測定誤差として
検出されるため、コリオリ力が加わったときに検出され
る出力に、位相差により発生した電圧が加わった出力が
検出されることになり、検出精度が落ち正確に測定でき
ない。さらに、位相差が大きい場合は、回路が飽和して
差動増幅回路より出力される電圧は振動周波数と同じ周
波数の略矩形波が出力されるようになり、コリオリ力を
検出することができない。
【0026】そこで、コリオリ力を精度良く、正確に検
出するため励振電極を兼ねる検出電極34a、34cと
インピーダンス変換回路14a、14cの間に可変抵抗
器40が設けられている。可変抵抗器の全体の抵抗をR
40とし、励振電極を兼ねる検出電極34a側の抵抗をR
40a、励振電極を兼ねる検出電極34c側の抵抗をR40c
と表すと、 R40=R40a+R40c である。この時、可変抵抗器の抵抗と、励振電極を兼ね
る検出電極のインピーダンスを合成した合成インピーダ
ンスは次のように表される。励振電極を兼ねる検出電極
34a側の合成インピーダンスZaは、 Za=R40a+Z34a =R40a+X34a+jY34a となる。合成インピーダンスZaの位相θaは、 θa=tan-1(Y34a/(R40a+X34a)) となる。励振電極を兼ねる検出電極34c側の合成イン
ピーダンスZcは Zc=R40c+Z34c =R40c+X34c+jY34c となる。合成インピーダンスZcの位相θcは、 θc=tan-1(Y34c/(R40c+X34c)) となる。可変抵抗器40の抵抗値R40a、R40cを適切に
調整することで、励振電極を兼ねる検出電極34a、3
4cの電極の共振の位相差をなくすことができ、検出精
度が上がり、正確に角速度を測定することができる。同
様にして、可変抵抗器42の抵抗値を適切に調整するこ
とで、励振電極を兼ねる検出電極34b、34dの電極
の共振の位相差をなくすことができ、検出精度が上が
り、正確に角速度を測定することができる。
【0027】図13は本発明の第二実施例で上面図であ
る。図14は本発明の第二実施例で正面断面図である。
図15は本発明の第二実施例で回路図である。第二実施
例は、圧電素子を2枚用いたものである。図13、図1
4の如くXYZ三次元直交座標系を設定する。振動体6
1を含む平面の面上中心に原点62を定め、同平面上に
X軸、同平面上でX軸に直交するY軸、X軸とY軸に直
交するZ軸を設定する。振動体61の上面には、円板状
の圧電素子63が、その面上中心がZ軸を通るように貼
付されている。圧電素子63の上面には4つの扇型をし
た励振電極を兼ねる検出電極64(64a〜64d)が
ノード部65の付近から内側に設けられている。4つの
励振電極を兼ねる検出電極64はX軸、Y軸上に配置さ
れ、かつ、X軸、Y軸に対して線対称(原点62に対し
て点対称)に形成されている。圧電素子63の下面には
原点62を中心とし4つの励振電極を兼ねる検出電極6
4の外形よりやや大きい円形をした電極66が設けられ
ている。
【0028】振動体61の下面には、円板状の圧電素子
67が、その面上中心がZ軸を通るように貼付されてい
る。圧電素子67の下面には円形をした帰還電極68が
設けられている。圧電素子67の上面には円形をした電
極69が設けられている。
【0029】圧電素子67の下面には重錘体70が貼付
され、重錘体70の中心軸はZ軸と一致している。ここ
で重錘体70は、2つの径の異なる円柱の中心軸を一致
させて重ね合わせた形状をしている。振動体61と圧電
素子63、67と重錘体70とで角速度センサ部60が
構成される。円筒状支持部材71は、角速度センサ部6
0のベンディング振動のノード部65に接着固定されて
いる。
【0030】振動体61は恒弾性材料であるエリンバ材
を用い、圧電素子63、67はPZTを用いた。振動体
61と圧電素子63、67はエポキシ系の接着剤を用い
て接着した。圧電素子63、67の平面上に蒸着により
Ag−Cr、あるいはNi−Cr等の合金の薄膜にて電
極を形成した。電極形成は、スパッタ、スクリーン印刷
などの方法を用いてもかまわない。重錘体70と円筒状
支持部材71はエリンバ材を用いた。材質は所定の機能
を満たすものであれば、これに限定されるものではな
い。
【0031】電極66と振動体61は電気的に接続され
て接着されているので、振動体61と4つの励振電極を
兼ねる検出電極64に交流をかけると、圧電素子63
は、径方向に伸縮することにより振動体61と一緒にZ
軸方向に振動する。円筒状支持部材71で支持してお
り、4つの励振電極を兼ねる検出電極64は円筒状支持
部材71の内径より内側に設けてある。
【0032】角速度センサに角速度が作用するとコリオ
リ力により重錘体70が移動することで角速度センサ部
60が変形し検出電極に電荷が発生する。4つの励振電
極を兼ねる検出電極64に発生する電荷の量により角速
度の方向と強さが検出できる。
【0033】図15をもとに駆動回路の説明をする。な
お図示していない部分の回路構成および信号処理方法は
従来例と同じであるため、図示していない部分について
の説明は省略する。原点62に対して対向している励振
電極を兼ねる検出電極64a、64cに可変抵抗器72
の固定端子が接続され、可変抵抗器72の可変端子は発
振回路73に接続されている。原点62に対して対向し
ている励振電極を兼ねる検出電極64b、64dに可変
抵抗器74の固定端子が接続され、可変抵抗器74の可
変端子は発振回路73に接続されている。帰還電極68
は発振回路73に接続される。発振回路73と可変抵抗
器72、74とで駆動回路が構成される。可変抵抗器7
2の抵抗値を適切に調整することで、励振電極を兼ねる
検出電極64a、64cの電極の共振の位相差をなくす
ことができ、検出精度が上がり、正確に角速度を測定す
ることができる。同様にして、可変抵抗器74の抵抗値
を適切に調整することで、励振電極を兼ねる検出電極6
4b、64dの電極の共振の位相差をなくすことがで
き、検出精度が上がり、正確に角速度を測定することが
できる。
【0034】第一実施例、第二実施例では可変抵抗器を
用いた例を示したが固定抵抗器とトリマブル抵抗器を用
いることも可能である。図16は本発明の第三実施例で
回路図である。第一実施例で用いた角速度センサ部30
をもとにして説明する。励振電極を兼ねる検出電極34
aに固定抵抗器81の一端子が接続され、励振電極を兼
ねる検出電極34cにトリマブル抵抗器82の一端子が
接続され、固定抵抗器81とトリマブル抵抗器82の他
端子はお互いに接続部83で接続され、接続部83と発
振回路84とが接続されている。励振電極を兼ねる検出
電極34bに固定抵抗器85の一端子が接続され、励振
電極を兼ねる検出電極34dにトリマブル抵抗器86の
一端子が接続され、固定抵抗器85とトリマブル抵抗器
86の他端子はお互いに接続部87で接続され、接続部
87と発振回路84とが接続されている。帰還電極35
は発振回路84に接続される。発振回路84と固定抵抗
器81、85とトリマブル抵抗器82、86と接続部8
3、87とで駆動回路が構成される。トリマブル抵抗器
82、86をレーザ光線により適当にトリミングするこ
とで可変抵抗器を用いた第一実施例、第二実施例の場合
と同じ理由で位相調整をすることができる。人がドライ
バ等を用いて手で調整をする必要がなく、短時間で調整
をすることができ工数が削減される。
【0035】第一実施例から第三実施例においては励振
電極が検出電極を兼ねた場合について説明してきた。励
振電極が検出電極を兼ねず、別々の位置に形成されてい
る場合においても、励振電極が圧電素子上で原点に対し
て対向して形成されていれば第一実施例から第三実施例
で説明してきた方法を用いることにより各励振電極の共
振の位相調整が可能である。
【0036】
【発明の効果】本発明は前記のような構成にすることで
次のような効果が生じる。 1 可変抵抗器、またはトリマブル抵抗器の抵抗値を適
切に調整することで、各励振電極における励振電圧と、
圧電素子が変形して発生する電圧とにより合成された電
圧の位相差をなくすことができるため、差動増幅回路を
通過した電圧のうち、コリオリ力以外の電圧成分を消す
ことができる。それにより検出精度が上がり、角速度を
正確に測定することができる。 2 トリマブル抵抗器を用いることで調整時間が短縮さ
れ安価に製造できる。 3 各部材の加工誤差、組立誤差、または内部組織の不
均一性、または各励振電極間の静電容量値の差の影響を
小さくできるため、各部材の精度の影響を受けにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】音片型圧電振動角速度センサを説明するための
構造図。
【図2】本発明に係る角速度センサの従来例を斜め上か
ら見た分解斜視図。
【図3】本発明に係る角速度センサを従来例を斜め下か
ら見た分解斜視図。
【図4】本発明に係る角速度センサの従来例のZ軸方向
の振動モードを示した断面図。
【図5】本発明に係る角速度センサの従来例のZ軸方向
の振動モードを示した断面図。
【図6】本発明に係る角速度センサの従来例のX軸方向
の振動モードを示した断面図。
【図7】本発明に係る角速度センサの従来例のX軸方向
の振動モードを示した断面図。
【図8】本発明に係る角速度センサの従来例で角速度セ
ンサの駆動、検出回路図。
【図9】本発明に係る角速度センサの第一実施例で上面
図。
【図10】本発明に係る角速度センサの第一実施例で正
面断面図。
【図11】本発明に係る角速度センサの第一実施例で回
路図。
【図12】本発明に係る角速度センサの第一実施例で励
振電極を兼ねる検出電極の形成されている領域の圧電素
子の等価回路図。
【図13】本発明に係る角速度センサの第二実施例で上
面図。
【図14】本発明に係る角速度センサの第二実施例で正
面断面図。
【図15】本発明に係る角速度センサの第二実施例で回
路図。
【図16】本発明に係る角速度センサの第三実施例で回
路図。
【符号の説明】
1 振動体 2 圧電素子 3 圧電素子 4 ノード部 5 励振電極を兼ねる検出電極 5a 励振電極を兼ねる検出電極 5b 励振電極を兼ねる検出電極 5c 励振電極を兼ねる検出電極 5d 励振電極を兼ねる検出電極 6 電極 7 電極 8 帰還電極 9 重錘体 10 円筒状支持部材 11 ワイヤー 12a 抵抗 12b 抵抗 12c 抵抗 12d 抵抗 13 発振回路 14a インピーダンス変換回路 14b インピーダンス変換回路 14c インピーダンス変換回路 14d インピーダンス変換回路 15ac 差動増幅回路 15bd 差動増幅回路 16ac 同期検波回路 16bd 同期検波回路 17 コンパレータ 18ac 低域フィルタ回路 18bd 低域フィルタ回路 19ac 直流増幅回路 19bd 直流増幅回路 20ac 出力端子 20bd 出力端子 21 原点 30 角速度センサ部 31 振動体 32 原点 33 圧電素子 34 励振電極を兼ねる検出電極 34a 励振電極を兼ねる検出電極 34b 励振電極を兼ねる検出電極 34c 励振電極を兼ねる検出電極 34d 励振電極を兼ねる検出電極 35 帰還電極 36 ノード部 37 電極 38 重錘体 39 円筒状支持部材 40 可変抵抗器 41 発振回路 42 可変抵抗器 43 抵抗 44 キャパシタンス 45 インダクタンス 46 キャパシタンス 47 抵抗 48 キャパシタンス 49 インダクタンス 50 キャパシタンス 60 角速度センサ部 61 振動体 62 原点 63 圧電素子 64 励振電極を兼ねる検出電極 a 励振電極を兼ねる検出電極 64b 励振電極を兼ねる検出電極 64c 励振電極を兼ねる検出電極 64d 励振電極を兼ねる検出電極 65 ノード部 66 電極 67 圧電素子 68 帰還電極 69 電極 70 重錘体 71 円筒状支持部材 72 可変抵抗器 73 発振回路 74 可変抵抗器 81 固定抵抗器 82 トリマブル抵抗器 83 接続部 84 発振回路 85 固定抵抗器 86 トリマブル抵抗器 87 接続部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 畠山 稔 長野県北佐久郡御代田町大字御代田4107番 地5 ミヨタ株式会社内 (72)発明者 市川 和豊 長野県北佐久郡御代田町大字御代田4107番 地5 ミヨタ株式会社内 (72)発明者 半田 正人 長野県北佐久郡御代田町大字御代田4107番 地5 ミヨタ株式会社内 (72)発明者 岡田 恵也 長野県北佐久郡御代田町大字御代田4107番 地5 ミヨタ株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも、板状の振動体と、励振電極、
    検出電極及び帰還電極が形成され該振動体の片面または
    両面に貼付される圧電素子と、該圧電素子の貼付された
    振動体の振動ノード部を支持する支持部材とで構成され
    る角速度センサ部を駆動する発振回路を有する角速度セ
    ンサの駆動回路において、前記励振電極は、前記圧電素
    子上で原点に対して対向して形成され、該原点に対して
    対向する前記励振電極の各対に可変抵抗器の固定端子を
    接続し、可変抵抗器の可動端子を発振回路側に接続した
    ことを特徴とする角速度センサの駆動回路。
  2. 【請求項2】少なくとも、板状の振動体と、励振電極、
    検出電極及び帰還電極が形成され該振動体の片面または
    両面に貼付される圧電素子と、該圧電素子の貼付された
    振動体の振動ノード部を支持する支持部材とで構成され
    る角速度センサ部を駆動する回路部を有する角速度セン
    サにおいて、前記励振電極は、前記圧電素子上で原点に
    対して対向して形成され、該原点に対して対向する前記
    励振電極の各対に可変抵抗器の固定端子が接続され、可
    変抵抗器の可動端子が発振回路側に接続されていること
    を特徴とする角速度センサ。
  3. 【請求項3】少なくとも、板状の振動体と、励振電極、
    検出電極及び帰還電極が形成され該振動体の片面または
    両面に貼付される圧電素子と、該圧電素子の貼付された
    振動体の振動ノード部を支持する支持部材とで構成され
    る角速度センサ部を駆動する発振回路を有する角速度セ
    ンサの駆動回路において、前記励振電極は、前記圧電素
    子上で原点に対して対向して形成され、該原点に対して
    対向する前記励振電極の各対の一方に固定抵抗器の端子
    を接続し、他方にトリマブル抵抗器の端子を接続し、前
    記励振電極に接続されていない側の、該固定抵抗器と該
    トリマブル抵抗器の端子を接続部においてお互いに接続
    し、さらに接続部と発振回路とを接続することを特徴と
    する角速度センサの駆動回路。
  4. 【請求項4】少なくとも、板状の振動体と、励振電極、
    検出電極及び帰還電極が形成され該振動体の片面または
    両面に貼付される圧電素子と、該圧電素子の貼付された
    振動体の振動ノード部を支持する支持部材とで構成され
    る角速度センサ部を駆動する回路部を有する角速度セン
    サにおいて、前記励振電極は、前記圧電素子上で原点に
    対して対向して形成され、該原点に対して対向する前記
    励振電極の各対の一方に固定抵抗器の端子が接続され、
    他方にトリマブル抵抗器の端子が接続され、前記励振電
    極に接続されていない側の、該固定抵抗器と該トリマブ
    ル抵抗器の端子は接続部においてお互いに接続され、さ
    らに接続部と発振回路とが接続されていることを特徴と
    する角速度センサ。
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