JPH04106409A - 検出回路 - Google Patents

検出回路

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JPH04106409A
JPH04106409A JP2225845A JP22584590A JPH04106409A JP H04106409 A JPH04106409 A JP H04106409A JP 2225845 A JP2225845 A JP 2225845A JP 22584590 A JP22584590 A JP 22584590A JP H04106409 A JPH04106409 A JP H04106409A
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Takeshi Nakamura
武 中村
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は検出回路に関し、特にたとえば3角柱状の振
動ジャイロの出力を測定するための検出回路に関する。
(従来技術) 第5図はこの発明の背景となる従来の検出回路の一例を
示すブロック図である。この検出回路1は、たとえば3
角柱状の振動ジャイロ2の出力を測定するために用いら
れる。
振動ジャイロ2の2つの圧電素子3と他の圧電素子4と
の間には、励振信号発生回路5が接続される。この場合
、振動ジャイロ2の2つの圧電素子3には、それぞれ抵
抗6を介して、信号発生回路5が接続される。さらに、
これらの圧電素子3の出力は、差動回路7に入力される
。差動回路7の出力は、同期検波回路8で励振信号の周
波数に同期して検波される。そして、検波された信号が
直流増幅回路9で増幅される。
振動ジャイロ2は、励振信号発生回路5によって、他の
圧電素子4の主面に直交する方向に屈曲振動させられる
。このとき、2つの圧電素子3間の静電容量の差から発
生する信号が互いに同じになるように調整することによ
り、差動回路7からの出力はOとなる。
振動ジャイロ2がその軸を中心として回転した場合、振
動ジャイロ2の振動方向と直交する方向にコリオリカが
働く。そのため、振動ジャイロ2の振動方向は、無回転
時の振動方向からずれる。
そのため、2つの圧電素子3間に出力の差が生じ、差動
回路7から出力が得られる。この出力は、回転角速度の
大きさに応じた値となる。したがって、この出力を同期
検波して、直流増幅した出力を測定することによって、
振動ジャイロ2に加わった回転角速度を測定することが
できる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、圧電素子の静電容量は雰囲気温度や経時
変化などによってそれぞれの値自体が初期値から変化す
ることおよびその変化度合が異なることによる差値の変
化により、無回転時Sこおいても差動回路から出力がで
るようになる。この出力が測定誤差となり、正確な回転
角速度を測定することができなくなる。
このような静電容量の変動による誤差を取り除くために
検出回路にフィルタなどを取り付けることが考えられる
が、フィルタなどを取り付けると回路が複雑になってし
まう。
それゆえに、この発明の主たる目的は、簡単な回路で、
雰囲気温度の変化や経時変化によって、測定誤差が発生
しにくい検出回路を提供することである。
(課題を解決するための手段) この発明は、多角柱状の振動体と、振動体の少なくとも
2つの側面に形成される圧電素子とを含む振動ジャイロ
の出力を測定するための検出回路であって、振動体を励
振するための励振周波数を有する主信号を圧電素子に印
加するための励振信号発生回路と、主信号のn倍または
1/n倍の周波数を有する副信号を圧電素子に印加する
ための副信号送出回路と、2つの圧電素子からの出力の
差を検出するための差動回路と、主信号に同期して前記
差動回路からの出力を検波するための第1の検波回路と
、副信号に同期して差動回路からの出力を検波するため
の第2の検波回路と、第1の同期検波回路からの出力と
第2の同期検波回路からの出力とを合成するための合成
回路とを含む、検出回路である。
(作用) 主信号で振動体が屈曲振動させられ、振動体に回転角速
度が加わったときに、回転角速度に応じた出力と圧電素
子の静電容量の差から発生する誤差とを含む出力が、主
信号の周波数で差動回路から出力される。さらに、圧電
素子の静電容量の差から発生する誤差に相当する出力が
、副信号の周波数で差動回路から出力される。
これらの混合された出力が、主信号の周波数に同期して
検波されることにより、副信号成分が相殺される。また
、混合された出力が、副信号の周波数に同期して検波さ
れることにより、主信号成分が相殺される。そして、検
出された主信号成分と副信号成分とが合成される。
(発明の効果) この発明によれば、検波された主信号成分と検波された
副信号成分とを合成することによって、圧電素子の静電
容量の差から発生する誤差が取り除かれる。そのため、
回転角速度に応じた出力だけを得ることができ、正確に
回転角速度を測定することができる。
また、この発明によれば、圧電素子の静電容量の差から
生じる誤差を取り除くために、フィルタなどを取り付け
る必要がなく、回路を簡単にすることができる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
(実施例) 第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図である。
この検出回路IOは、たとえば振動ジャイロ12の出力
を検出するために用いられる。振動ジャイロ12は、第
2A図および第2B図に示すように、たとえば正3角柱
状の振動体14を含む。この振動体14は、たとえばエ
リンバ、鉄ニッケル合金1右英、ガラス、水晶、セラミ
・ツクなど、−船釣に機械的な振動を生しる材料で形成
される。
この振動体14には、その3つの側面の中央部にそれぞ
れ圧電素子16a、16bおよび16cが形成される。
圧電素子16aは、たとえば磁器からなる圧電層18a
を含み、圧電層18aの両主面にはそれぞれ電極20a
および22aが形成される。なお、これらの電極20a
および22aは、たとえば金、銀、アルミニウム、ニッ
ケル銅−ニッケル合金(モネルメタル)などの電極材料
で、たとえばスパッタリング、蒸着などの薄膜技術であ
るいはその材料によっては印刷技術で形成される。同様
に、他の圧電素子16b、16cも、それぞれ、たとえ
ば磁器からなる圧電層18b、18cを含み、それらの
圧電層18b、18Cの両主面にも、電極20b、22
bおよび電極20c、22cが形成される。そして、こ
れらの圧電素子163〜16cの一方の電極20a〜2
0cは、たとえば導電接着剤で振動体14に接着される
さらに、振動体14のノード点近傍は、たとえば金属線
からなる支持部材24および26で支持される。この支
持部材24および26は、たとえば溶接することによっ
て、振動体14のノード点近傍に固着される。
圧電素子16aには抵抗28が接続され、圧電素子16
bには抵抗30が接続される。これらの抵抗28.30
には、位相補正回路32を介して発振回路出力源34が
接続される。これらの位相補正回路32と発振回路出力
源34とで励振信号発生回路36が形成される。さらに
、別の圧電素子16cに、発振回路出力源34が接続さ
れる。
したがって、圧電素子16a、16bと圧電素子16c
との間に振動体14の共振周波数を有する主信号を印加
すれば、振動体14は圧電素子16Cの主面に直交する
方向に屈曲振動する。
さらに、圧電素子16aおよび16bには、副信号送出
回路38が接続される。この実施例では、副信号送出回
路38は発振回路出力源34に接続され、分周すること
によって主信号の1/2の周波数を有する副信号が送出
される。この副信号が、圧電素子16a、16bに印加
される。
また、2つの圧電素子16a、16bは、差動回路40
の入力側に接続される。差動回路40の出力側は、第1
の同期検波回路42の入力側に接続され、その出力側は
直流増幅回路44に接続される。この第1の同期検波回
路42は、発振回路出力源34からの信号によって、主
信号に同期して差動回路40の出力を検波する。
さらに、差動回路40の出力側は、第2の同期検波回路
46の入力側に接続され、その出力側は直流増幅回路4
4に接続される。この第2の同期検波回路46は、副信
号送出口FIRr38からの信号によって、副信号に同
期して差動回路40の出力を検波する。
振動ジャイロ12の圧電素子16a、16bには、主信
号と副信号とが印加される。このとき、振動体14は、
共振周波数を有する主信号によって屈曲振動させられる
。ここで、振動ジャイロ12に回転角速度が加わると、
コリオリカが働いて振動方向が変わり、圧電素子16a
に発生する電圧と圧電素子16bに発生する電圧との間
に差が生じる。そのため、差動回路40からは、主信号
と同じ周波数で回転角速度に応じた出力が得られる。こ
のとき、圧電素子16aと圧電素子16bとの間に静電
容量の差がある場合、差動回路40からの出力には、こ
れらの静電容量の差から生じる出力も含まれる。
また、副信号は振動体14の共振周波数を有しないため
、差動回路40からはコリオリカに応じた出力が得られ
ず、副信号と同じ周波数で圧電素子16aと圧電素子1
6bの静電容量の差から生じる出力が得られる。つまり
、差動回路40からは、主信号と同じ周波数の出力と、
副信号と同じ周波数の出力とが、混合された形で得られ
る。
差動回路40からの出力は、第1の同期検波回路42で
、主信号に同期して検波される。この場合、第3図に示
すように、たとえば主信号が正の部分に同期して検波さ
れる。このとき、副信号は相殺されて、主信号だけが検
波される。この主信号には、回転角速度に応じた出力と
圧電素子16a、16bの静電容量の差から生じる出力
とが含まれる。
さらに、第2の同期検波回路46では、差動回路40か
らの出力が、副信号に同期して検波される。この場合、
第4図に示すように、たとえば副信号が正の部分に同期
して検波される。このとき、主信号は相殺されて、副信
号だけが検波される。
この副信号には、圧電素子16a、16bの静電容量の
差から生じる出力のみが含まれる。
第1の同期検波回路42からの出力と第2の同期検波回
路46からの出力とは、合成回路を含む直流増幅回路4
4で合成されて、直流増幅される。
このとき、2つの出力は、圧電素子16aと圧電素子1
6bの静電容量の差から生じる出力を打ち消すように合
成される。このようにすることによって、直流増幅回路
44からは、回転角速度に応じた出力だけが得られる。
したがって、この直流増幅回路44からの出力を測定す
れば、正確に振動ジャイロ12に加わった回転角速度を
測定することができる。
つまり、この検出回路IOを用いれば、温度変化や経時
変化などによって圧電素子16a、16bの静電容量が
変動しても、測定誤差が大きくならない。したがって、
振動ジャイロ12の精度を良くし、分解能を向上させる
ことができる。また、圧電素子16a、16bの静電容
量の差による誤差を無視するとかできるため、調整作業
を少なくすることができる。さらに、この検出回路10
では、誤差をなくすためにフィルタなどを取り付ける必
要がなく、回路が簡単である。
なお、上述の実施例では、副信号として主信号の周波数
の1/2の周波数を有する信号を用いたが、副信号の周
波数としては、主信号のn倍または1/n倍の周波数を
有する信号を用いてもよい。
この場合でも、差動回路40からの出力を主信号および
副信号に同期させて検波することにより、回転角速度に
応じた出力だけを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図である。 第2A図は第1図に示す検出回路で検出される振動ジャ
イロを示す斜視図であり、第2B図は第2A図の線nB
−nBにおける断面図である。 第3図は第1の同期検波回路で同期検波を行った状態を
示す波形図である。 第4図は第2の同期検波回路で同期検波を行った状態を
示す波形図である。 第5図はこの発明の背景となる従来の検出回路の一例を
示すブロック図である。 図において、10は検出回路、12は振動ジャイロ、1
4は振動体、16a、16bおよび16Cは圧電素子、
36は励振信号発生回路、38は副信号送出回路、40
は差動回路、42は第1の同期検波回路、44は直流増
幅回路、46は第2の同期検波回路を示す。 特許出願人 株式会社 村田製作所 代理人 弁理士 岡 1) 全 啓 第 図 第 図 第2A図 第2B図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 多角柱状の振動体と、前記振動体の少なくとも2つの側
    面に形成される圧電素子とを含む振動ジャイロの出力を
    測定するための検出回路であって、前記振動体を励振す
    るための励振周波数を有する主信号を前記圧電素子に印
    加するための励振信号発生回路、 前記主信号のn倍または1/n倍の周波数を有する副信
    号を前記圧電素子に印加するための副信号送出回路、 前記2つの圧電素子からの出力の差を検出するための差
    動回路、 前記主信号に同期して前記差動回路からの出力を検波す
    るための第1の検波回路、 前記副信号に同期して前記差動回路からの出力を検波す
    るための第2の検波回路、および 前記第1の同期検波回路からの出力と前記第2の同期検
    波回路からの出力とを合成するための合成回路を含む、
    検出回路。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995014212A1 (fr) * 1993-11-17 1995-05-26 Sony Corporation Gyroscope a vibrations
US5574221A (en) * 1993-10-29 1996-11-12 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Angular acceleration sensor
US6116087A (en) * 1997-12-11 2000-09-12 Nippon Soken, Inc. Angular velocity sensor

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