JPH11143560A - 直流安定化電源装置 - Google Patents
直流安定化電源装置Info
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- JPH11143560A JPH11143560A JP30898497A JP30898497A JPH11143560A JP H11143560 A JPH11143560 A JP H11143560A JP 30898497 A JP30898497 A JP 30898497A JP 30898497 A JP30898497 A JP 30898497A JP H11143560 A JPH11143560 A JP H11143560A
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Abstract
流安定化電源装置において、入力電圧Vinが高い場合で
も、ON/OFF機能によるOFF時あるいは過熱・過
電圧等の保護機能動作時の出力電圧Voの上昇をなくす
ことができると共に、低消費電流化を行って行く場合に
トランジスタのチップサイズの縮小が可能になる直流安
定化電源装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 電源装置の入出力間電圧を検出する入出
力間電圧検出回路7と、検出された入出力間電圧に応じ
て出力電流を制限するベースドライブ制限回路4とを有
することにより、電力損失を抑制する直流安定化電源装
置において、過熱・過電圧等の保護機能回路5の動作時
に入出力間電圧検出回路7を遮断する機能を備えた。
Description
間電圧を検出する入出力間電圧検出回路と、検出された
入出力間電圧に応じて出力電流を制限する回路とを有す
ることにより、電力損失を抑制する直流安定化電源装置
に関する。
電源装置のブロック図である。この電源装置は、スルー
素子としてのPNPトランジスタa、基準電圧回路b、
出力電圧Voを抵抗分圧する抵抗群R1,R2、その分
圧値と基準電圧Vrefを比較・増幅する誤差増幅器c、
およびトランジスタaのベース電流Idの制限によりト
ランジスタaの駆動を制御するベースドライブ制限回路
dより基本構成されている。
NPトランジスタaの電力制限のために、入出力間電圧
検出回路eにより入力電圧Vinと出力電圧Voの電位差
(入出力間電圧)を検出し、その電圧検出値に応じて前
記制限回路dによりトランジスタaのベースドライブ電
流Idを制御する方式がとられている。その他に、過熱
・過電圧保護回路fおよびON/OFF回路gを有し、
これらによりベースドライブ制限回路dを制御してトラ
ンジスタaを遮断するように構成されている。なお図3
においてベースドライブ制限回路dはトランジスタTr
1、Tr2、抵抗r1、r2で構成される。
直流安定化電源装置では、PNPトランジスタの電力制
限のために入出力間電圧(Vin−Vo)を検出する回路
eが設けられている。しかしながら、それによる問題点
としては、当該回路eさらにはベースドライブ制限回路
dによりトランジスタaをOFF状態にしたとしても、
特に入力電圧Vinが高いときに、入出力間電圧検出回路
eを通して出力へ電流ILが流れるため、デバイスの接
合温度Tjの上昇による過熱保護時あるいは入力電圧Vi
nの上昇による過電圧保護時に、図4に示すように出力
電圧Voの上昇を招くことがある。また同様に、ON/
OFF回路gによるOFF時にも出力電圧Voが≒0V
にならず、出力電圧Voが出てしまうことになる。
生じるものであり、低消費電流化を行って行く場合に
は、図3に示す出力電圧設定抵抗R1,R2の値が大き
くなるため、より問題となる。
めなされたものであって、トランジスタをスルー素子と
する低損失型の直流安定化電源装置において、入力電圧
Vinが高い場合でも、ON/OFF機能によるOFF
時あるいは過熱・過電圧等の保護機能動作時の出力電圧
Voの上昇をなくすことができると共に、低消費電流化
を行って行く場合にトランジスタのチップサイズの縮小
が可能になる直流安定化電源装置を提供することを目的
とする。
するため次の構成を有する。請求項1の発明は、電源装
置の入出力間電圧を検出する入出力間電圧検出回路と、
検出された入出力間電圧に応じて出力電流を制限する回
路とを有することにより、電力損失を抑制する直流安定
化電源装置において、過熱・過電圧等の保護機能回路の
動作時に入出力間電圧検出回路を遮断する機能を備えた
ことを特徴とする直流安定化電源装置である。請求項2
の発明は、ON/OFF回路を持った請求項1の直流安
定化電源装置において、OFF時にも入出力間電圧検出
回路を遮断する機能を備えたことを特徴とする直流安定
化電源装置である。請求項3の発明は、請求項2におけ
る入出力間電圧検出回路の遮断を、ON/OFF回路を
過熱・過電圧保護回路と共通化して動作させることを特
徴とする直流安定化電源装置である。請求項4の発明
は、請求項1における入出力間電圧検出回路の遮断を、
出力ドライブ回路をオフすると同時あるいはオフした後
に行うことを特徴とする直流安定化電源装置である。
圧等の保護回路(保護機能回路)の動作時あるいはON
/OFF回路によるOFF時に入出力間電圧検出回路の
遮断を行うことにより、入力電圧Vinが高い場合でも、
ON/OFF機能によるOFF時あるいは過熱・過電圧
等の保護機能動作時の出力電圧Voの上昇をなくすこと
ができる。また、それに加えて低消費電流化を行ってい
く際にも、入出力間電圧検出回路とその入出力間電圧検
出値に応じてベースドライブ電流を制御する方式とする
ことにより、スルー素子である例えばPNPトランジス
タのチップサイズの縮小が可能である。
いて、図1および図2に基づいて説明する。図1は、本
発明の一実施例の直流安定化電源装置のブロック図であ
る。この直流安定化電源装置の基本構成は、図1に示す
ように、入力電圧Vinがエミッタに入力されかつコレク
タから出力電圧Voが出力される、スルー素子としての
PNPトランジスタ1と、基準電圧Vrefを発生する基
準電圧回路2と、出力電圧VoをグランドGNDとの間
で抵抗分圧する抵抗群R1,R2と、その分圧値と基準
電圧Vrefを比較・増幅する誤差増幅器3と、該誤差増
幅器3の出力により前記トランジスタ1のベース電流を
制御するベースドライブ制限回路4とにより構成されて
いるものである。
てのPNPトランジスタ1の電力制限のために、入出力
間電圧を検出する入出力間電圧検出回路7と、その入出
力間電圧検出値に応じた制御信号をベースドライブ制限
回路4に出力することによりベースドライブ電流を制御
する方式がとられている。なお、ベースドライブ制限回
路4はトランジスタTr1、Tr2と抵抗r1、r2からな
る。
どにより過熱保護あるいは入力電圧Vinの上昇による過
電圧保護などする過熱・過電圧保護回路5と、前記電源
装置のON/OFF制御をするON/OFF回路6とに
より構成されている。そして、過熱・過電圧保護回路5
の遮断信号が入出力電圧検出回路7に入力されるように
なっている。それと共に、ON/OFF回路6のOFF
信号も過熱・過電圧保護回路5を介してあるいは直接に
入出力電圧検出回路7に入力されるようになっている。
よる過熱保護時あるいは入力電圧Vinの上昇による過電
圧保護時には、入出力間電圧検出回路7の遮断を出力ト
ランジスタ1を含む出力ドライブ回路をオフすると同時
あるいはオフした後に行う。
のような構成をとることにより、特に入力電圧Vinが高
いとき、デバイスの接合温度Tjpの上昇による過熱保護
時あるいは入力電圧Vinの上昇による過電圧保護時に入
出力間電圧検出回路7の遮断を行うことにより入出力間
電圧検出回路7を通して出力へ電流が流れなくなるた
め、図2に示すように、前記図4で示したような出力電
圧Voの上昇がなくなる。また、ON/OFF機能(O
N/OFF回路6)によるOFF時にも出力電圧Voが
≒0Vになる。
の接合温度Tjpの上昇による過熱保護時あるいは入力電
圧Vinの上昇による過電圧保護時に入出力間電圧検出回
路の遮断を出力トランジスタ1を含む出力ドライブ回路
をオフすると同時あるいはオフした後に行うことによ
り、図2の破線で示すような入出力間電圧検出回路7の
遮断時近傍での異常な出力上昇をなくすことができる。
出力間電圧を検出して、その結果に応じて出力電流を制
限し、電力損失を抑制する例えばPNPトランジスタを
スルー素子とする低損失型の直流安定化電源装置におい
て、ON/OFF機能によるOFF時あるいは過熱・過
電圧等の保護機能の動作時に入出力間電圧検出回路の遮
断を行うことにより、入力電圧Vinが高い場合でも、O
N/OFF機能によるOFF時あるいは過熱・過電圧等
の保護機能動作時の出力電圧Voの上昇をなくすことが
できる。また、それに加えて低消費電流化を行っていく
際にも、入出力間電圧検出回路とその入出力間電圧検出
値に応じてベースドライブ電流を制御する方式とするこ
とにより、スルー素子であるPNPトランジスタのチッ
プサイズの縮小が可能としつつ、出力電圧Voの上昇を
なくすことができる。
ック図である。
電圧VoのVinあるいはTj依存特性図である。
る。
nあるいはTj依存特性図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 電源装置の入出力間電圧を検出する入出
力間電圧検出回路と、検出された入出力間電圧に応じて
出力電流を制限する回路とを有することにより、電力損
失を抑制する直流安定化電源装置において、 過熱・過電圧等の保護機能回路の動作時に入出力間電圧
検出回路を遮断する機能を備えたことを特徴とする直流
安定化電源装置。 - 【請求項2】 ON/OFF回路を持った請求項1の直
流安定化電源装置において、OFF時にも入出力間電圧
検出回路を遮断する機能を備えたことを特徴とする直流
安定化電源装置。 - 【請求項3】 請求項2における入出力間電圧検出回路
の遮断を、ON/OFF回路を過熱・過電圧保護回路と
共通化して動作させることを特徴とする直流安定化電源
装置。 - 【請求項4】 請求項1における入出力間電圧検出回路
の遮断を、出力ドライブ回路をオフすると同時あるいは
オフした後に行うことを特徴とする直流安定化電源装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30898497A JP3504478B2 (ja) | 1997-11-11 | 1997-11-11 | 直流安定化電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP30898497A JP3504478B2 (ja) | 1997-11-11 | 1997-11-11 | 直流安定化電源装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11143560A true JPH11143560A (ja) | 1999-05-28 |
JP3504478B2 JP3504478B2 (ja) | 2004-03-08 |
Family
ID=17987560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30898497A Expired - Fee Related JP3504478B2 (ja) | 1997-11-11 | 1997-11-11 | 直流安定化電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3504478B2 (ja) |
-
1997
- 1997-11-11 JP JP30898497A patent/JP3504478B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3504478B2 (ja) | 2004-03-08 |
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