JPH11143560A - 直流安定化電源装置 - Google Patents

直流安定化電源装置

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JPH11143560A
JPH11143560A JP30898497A JP30898497A JPH11143560A JP H11143560 A JPH11143560 A JP H11143560A JP 30898497 A JP30898497 A JP 30898497A JP 30898497 A JP30898497 A JP 30898497A JP H11143560 A JPH11143560 A JP H11143560A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】トランジスタをスルー素子とする低損失型の直
流安定化電源装置において、入力電圧Vinが高い場合で
も、ON/OFF機能によるOFF時あるいは過熱・過
電圧等の保護機能動作時の出力電圧Voの上昇をなくす
ことができると共に、低消費電流化を行って行く場合に
トランジスタのチップサイズの縮小が可能になる直流安
定化電源装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 電源装置の入出力間電圧を検出する入出
力間電圧検出回路7と、検出された入出力間電圧に応じ
て出力電流を制限するベースドライブ制限回路4とを有
することにより、電力損失を抑制する直流安定化電源装
置において、過熱・過電圧等の保護機能回路5の動作時
に入出力間電圧検出回路7を遮断する機能を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源装置の入出力
間電圧を検出する入出力間電圧検出回路と、検出された
入出力間電圧に応じて出力電流を制限する回路とを有す
ることにより、電力損失を抑制する直流安定化電源装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、典型的な従来技術の直流安定化
電源装置のブロック図である。この電源装置は、スルー
素子としてのPNPトランジスタa、基準電圧回路b、
出力電圧Voを抵抗分圧する抵抗群R1,R2、その分
圧値と基準電圧Vrefを比較・増幅する誤差増幅器c、
およびトランジスタaのベース電流Idの制限によりト
ランジスタaの駆動を制御するベースドライブ制限回路
dより基本構成されている。
【0003】前記電源装置では、スルー素子としてのP
NPトランジスタaの電力制限のために、入出力間電圧
検出回路eにより入力電圧Vinと出力電圧Voの電位差
(入出力間電圧)を検出し、その電圧検出値に応じて前
記制限回路dによりトランジスタaのベースドライブ電
流Idを制御する方式がとられている。その他に、過熱
・過電圧保護回路fおよびON/OFF回路gを有し、
これらによりベースドライブ制限回路dを制御してトラ
ンジスタaを遮断するように構成されている。なお図3
においてベースドライブ制限回路dはトランジスタTr
1、Tr2、抵抗r1、r2で構成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
直流安定化電源装置では、PNPトランジスタの電力制
限のために入出力間電圧(Vin−Vo)を検出する回路
eが設けられている。しかしながら、それによる問題点
としては、当該回路eさらにはベースドライブ制限回路
dによりトランジスタaをOFF状態にしたとしても、
特に入力電圧Vinが高いときに、入出力間電圧検出回路
eを通して出力へ電流ILが流れるため、デバイスの接
合温度Tjの上昇による過熱保護時あるいは入力電圧Vi
nの上昇による過電圧保護時に、図4に示すように出力
電圧Voの上昇を招くことがある。また同様に、ON/
OFF回路gによるOFF時にも出力電圧Voが≒0V
にならず、出力電圧Voが出てしまうことになる。
【0005】これらの現象は、出力が軽負荷時に顕著に
生じるものであり、低消費電流化を行って行く場合に
は、図3に示す出力電圧設定抵抗R1,R2の値が大き
くなるため、より問題となる。
【0006】本発明は、前記従来の問題点を解消するた
めなされたものであって、トランジスタをスルー素子と
する低損失型の直流安定化電源装置において、入力電圧
Vinが高い場合でも、ON/OFF機能によるOFF
時あるいは過熱・過電圧等の保護機能動作時の出力電圧
Voの上昇をなくすことができると共に、低消費電流化
を行って行く場合にトランジスタのチップサイズの縮小
が可能になる直流安定化電源装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため次の構成を有する。請求項1の発明は、電源装
置の入出力間電圧を検出する入出力間電圧検出回路と、
検出された入出力間電圧に応じて出力電流を制限する回
路とを有することにより、電力損失を抑制する直流安定
化電源装置において、過熱・過電圧等の保護機能回路の
動作時に入出力間電圧検出回路を遮断する機能を備えた
ことを特徴とする直流安定化電源装置である。請求項2
の発明は、ON/OFF回路を持った請求項1の直流安
定化電源装置において、OFF時にも入出力間電圧検出
回路を遮断する機能を備えたことを特徴とする直流安定
化電源装置である。請求項3の発明は、請求項2におけ
る入出力間電圧検出回路の遮断を、ON/OFF回路を
過熱・過電圧保護回路と共通化して動作させることを特
徴とする直流安定化電源装置である。請求項4の発明
は、請求項1における入出力間電圧検出回路の遮断を、
出力ドライブ回路をオフすると同時あるいはオフした後
に行うことを特徴とする直流安定化電源装置である。
【0008】したがって、本発明によれば、過熱・過電
圧等の保護回路(保護機能回路)の動作時あるいはON
/OFF回路によるOFF時に入出力間電圧検出回路の
遮断を行うことにより、入力電圧Vinが高い場合でも、
ON/OFF機能によるOFF時あるいは過熱・過電圧
等の保護機能動作時の出力電圧Voの上昇をなくすこと
ができる。また、それに加えて低消費電流化を行ってい
く際にも、入出力間電圧検出回路とその入出力間電圧検
出値に応じてベースドライブ電流を制御する方式とする
ことにより、スルー素子である例えばPNPトランジス
タのチップサイズの縮小が可能である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態につ
いて、図1および図2に基づいて説明する。図1は、本
発明の一実施例の直流安定化電源装置のブロック図であ
る。この直流安定化電源装置の基本構成は、図1に示す
ように、入力電圧Vinがエミッタに入力されかつコレク
タから出力電圧Voが出力される、スルー素子としての
PNPトランジスタ1と、基準電圧Vrefを発生する基
準電圧回路2と、出力電圧VoをグランドGNDとの間
で抵抗分圧する抵抗群R1,R2と、その分圧値と基準
電圧Vrefを比較・増幅する誤差増幅器3と、該誤差増
幅器3の出力により前記トランジスタ1のベース電流を
制御するベースドライブ制限回路4とにより構成されて
いるものである。
【0010】また、前記電源装置では、スルー素子とし
てのPNPトランジスタ1の電力制限のために、入出力
間電圧を検出する入出力間電圧検出回路7と、その入出
力間電圧検出値に応じた制御信号をベースドライブ制限
回路4に出力することによりベースドライブ電流を制御
する方式がとられている。なお、ベースドライブ制限回
路4はトランジスタTr1、Tr2と抵抗r1、r2からな
る。
【0011】その他に、デバイスの接合温度Tj上昇な
どにより過熱保護あるいは入力電圧Vinの上昇による過
電圧保護などする過熱・過電圧保護回路5と、前記電源
装置のON/OFF制御をするON/OFF回路6とに
より構成されている。そして、過熱・過電圧保護回路5
の遮断信号が入出力電圧検出回路7に入力されるように
なっている。それと共に、ON/OFF回路6のOFF
信号も過熱・過電圧保護回路5を介してあるいは直接に
入出力電圧検出回路7に入力されるようになっている。
【0012】さらに、デバイスの接合温度Tjpの上昇に
よる過熱保護時あるいは入力電圧Vinの上昇による過電
圧保護時には、入出力間電圧検出回路7の遮断を出力ト
ランジスタ1を含む出力ドライブ回路をオフすると同時
あるいはオフした後に行う。
【0013】実施形態の直流安定化電源装置では、上述
のような構成をとることにより、特に入力電圧Vinが高
いとき、デバイスの接合温度Tjpの上昇による過熱保護
時あるいは入力電圧Vinの上昇による過電圧保護時に入
出力間電圧検出回路7の遮断を行うことにより入出力間
電圧検出回路7を通して出力へ電流が流れなくなるた
め、図2に示すように、前記図4で示したような出力電
圧Voの上昇がなくなる。また、ON/OFF機能(O
N/OFF回路6)によるOFF時にも出力電圧Voが
≒0Vになる。
【0014】また、入力電圧Vinが高いとき、デバイス
の接合温度Tjpの上昇による過熱保護時あるいは入力電
圧Vinの上昇による過電圧保護時に入出力間電圧検出回
路の遮断を出力トランジスタ1を含む出力ドライブ回路
をオフすると同時あるいはオフした後に行うことによ
り、図2の破線で示すような入出力間電圧検出回路7の
遮断時近傍での異常な出力上昇をなくすことができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、入
出力間電圧を検出して、その結果に応じて出力電流を制
限し、電力損失を抑制する例えばPNPトランジスタを
スルー素子とする低損失型の直流安定化電源装置におい
て、ON/OFF機能によるOFF時あるいは過熱・過
電圧等の保護機能の動作時に入出力間電圧検出回路の遮
断を行うことにより、入力電圧Vinが高い場合でも、O
N/OFF機能によるOFF時あるいは過熱・過電圧等
の保護機能動作時の出力電圧Voの上昇をなくすことが
できる。また、それに加えて低消費電流化を行っていく
際にも、入出力間電圧検出回路とその入出力間電圧検出
値に応じてベースドライブ電流を制御する方式とするこ
とにより、スルー素子であるPNPトランジスタのチッ
プサイズの縮小が可能としつつ、出力電圧Voの上昇を
なくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の直流安定化電源装置のブロ
ック図である。
【図2】本発明の一実施例の直流安定化電源装置の出力
電圧VoのVinあるいはTj依存特性図である。
【図3】従来の直流安定化電源装置のブロック図であ
る。
【図4】従来の直流安定化電源装置の出力電圧VoのVi
nあるいはTj依存特性図である。
【符号の説明】
1 PNPトランジスタ 2 基準電圧発生器 3 誤差増幅器 4 ベースドライブ制限回路 5 過熱・過電圧保護回路 6 ON/OFF回路 7 入出力間電圧検出回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源装置の入出力間電圧を検出する入出
    力間電圧検出回路と、検出された入出力間電圧に応じて
    出力電流を制限する回路とを有することにより、電力損
    失を抑制する直流安定化電源装置において、 過熱・過電圧等の保護機能回路の動作時に入出力間電圧
    検出回路を遮断する機能を備えたことを特徴とする直流
    安定化電源装置。
  2. 【請求項2】 ON/OFF回路を持った請求項1の直
    流安定化電源装置において、OFF時にも入出力間電圧
    検出回路を遮断する機能を備えたことを特徴とする直流
    安定化電源装置。
  3. 【請求項3】 請求項2における入出力間電圧検出回路
    の遮断を、ON/OFF回路を過熱・過電圧保護回路と
    共通化して動作させることを特徴とする直流安定化電源
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1における入出力間電圧検出回路
    の遮断を、出力ドライブ回路をオフすると同時あるいは
    オフした後に行うことを特徴とする直流安定化電源装
    置。
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