JPH11143420A - 階調表示方法およびディスプレイ装置 - Google Patents

階調表示方法およびディスプレイ装置

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JPH11143420A
JPH11143420A JP9304122A JP30412297A JPH11143420A JP H11143420 A JPH11143420 A JP H11143420A JP 9304122 A JP9304122 A JP 9304122A JP 30412297 A JP30412297 A JP 30412297A JP H11143420 A JPH11143420 A JP H11143420A
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浩次 南
Mamoru Inamura
守 稲村
Sadahito Suzuki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1フィールドを複数のサブフィールドに分割
し、各サブフィールドの状態を、表示または非表示とす
ることで階調を表現するディスプレイ装置において、暗
部の階調の連続性を改善したディスプレイ装置を得る。 【解決手段】 維持放電期間制御部8によって規定され
るサブフィールドの輝度を、以下のように設定する。す
なわち、輝度が最も小さいサブフィールドと輝度が2番
目に小さいサブフィールドとの少なくとも一方につい
て、各々の輝度を、そのサブフィールドの次に輝度が大
きいサブフィールドの輝度の半分よりも小さくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ディスプレイ装
置の階調表示方法に関わるものであり、またより詳しく
はプラズマディスプレイ(PDP)装置やディジタルマ
イクロミラーデバイス(DMD)等、1フィールドを複
数のサブフィールドに分割して表示する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】文字のみならず様々な画像(絵)を表示
するためには、ディスプレイ装置には階調表示が必要で
ある。そのため、プラズマ・ディスプレイ装置やディジ
タルマイクロミラーデバイス(DMD)といったディス
プレイでは、階調表示を実現する方法が各種提案されて
いる。
【0003】このような階調表示方法の一つに、1フィ
ールドの期間を、表示(発光)期間の異なる複数のサブ
フィールドに分割しておき、各サブフィールドを発光さ
せるか否かの組み合わせを画素毎に映像信号に応じて決
定・選択することで階調表示を実現する方法がある。こ
の場合、各サブフィールドの発光期間は、その期間の長
さの相対比が、1:2:4:8....というように、2の
べき乗に沿って設定されているのが一般的である。
【0004】図7に、ある画素に着目した場合の、1フ
ィールドの表示シーケンスの例を示す。図は1つのフィ
ールドを8つのサブフィールドSF0からSF7に分割
した例である。各サブフィールドの発光時間の相対比
は、1:2:4:8:16:32:64:128にされ
ており、これらの発光、非発光の組み合わせにより25
6階調での表示が可能である。
【0005】例えば、127番目の階調を表示する場合
には、サブフィールドSF0からSF6を発光させ、サ
ブフィールドSF7は非発光にする。人間の目はその応
答速度との関係上1フィールド以内の発光の点滅には反
応しないため、時間方向の積分効果によって人間の目に
はサブフィールドSF0からSF6の発光が積分され、
あたかも127番目の階調が表示されたかのように知覚
される。
【0006】このディスプレイ装置に画像を表示する場
合には、まず、当該画像の映像信号を、各ビットの値
(1、0)がサブフィールドの発光状態(発光、非発
光)に割り当てられたデジタル信号に変換する。例え
ば、映像信号を8ビットのディジタル信号に変換してい
る場合には、最下位ビットb0がSF0に、その上のビ
ットがSF1に、さらにその上のビットb2がSF2
に、...最上位ビットb7をSF7にというように割
り当てる。そして、各ビットの値(1、0)に応じて、
当該ビットに対応するサブフィールドを発光状態あるい
は非発光状態とする。
【0007】次にこのような階調表示方法によって階調
表示を行う従来のディスプレイ装置の一例を図8を用い
て説明する。
【0008】図中、符号「1」を付したのは、映像信号
を入力する入力端子である。同様に符号「2」は同期信
号を入力する入力端子、「3」は入力端子1に入力され
た映像信号をディジタル信号に変換するA/D変換部、
「4」はディジタル化された映像信号を2フィールド分
記憶するフィールドメモリ部、「7」はプラズマディス
プレイパネル(以下、「PDP」と記す)を指してい
る。
【0009】符号「6」を付したのは、同期信号を基準
として、A/D変換部3、フィールドメモリ部4、駆動
部5を制御する制御部である。また、符号「5」はフィ
ールドメモリ部4及び制御部6の出力信号によりPDP
7を駆動する駆動部である。また「108」を付したの
は、各サブフィールドの発光時間が1:2:4:
8...というように、2のべき乗に従った表示シーケ
ンスを実現する維持放電期間制御部であり、これは制御
部6の内部に設けられている。
【0010】次にこのディスプレイ装置の表示動作につ
いて説明する。なお、以下の説明では、サブフィールド
SF0のことを単に「SF0」と記すことがある。サブ
フィールドSF1〜SFについても同様である。
【0011】入力端子1より入力された映像信号は、A
/D変換部3によって8ビットのディジタル信号に変換
される。変換後のディジタル信号は、フィールドメモリ
部4で2フィールド分が記憶される。フィールドメモリ
部4は、各々が1フィールド分の映像信号を記憶可能な
フィールドメモリを2つ備えている。A/D変換部3か
ら入力された信号は、1番目のフィールドメモリと2番
目のフィールドメモリとに、1フィールド毎に交互に書
込まれる。
【0012】次に、図7に示すSF0のアドレス期間
に、制御部6によってフィールドメモリ部4が制御さ
れ、ビットb0のデータがフィールドメモリ部4から読
み出される。この場合、データの読み出しは、そのとき
書込み動作が行われていない方のフィールドメモリから
読み出される。読み出されたデータは、全画面のデータ
が順次PDP7に書込まれる間保持される。つづくSF
0の維持放電期間に、制御部6が駆動部5を制御するこ
とで、PDP7はビットb0のデータが書込まれた画素
のみが発光する。
【0013】次のSF1のアドレス期間には、ビットb
1のデータがフィールドメモリ部4から読み出され、駆
動部5を経由してPDP7に供給される。そして、SF
1の維持放電期間には、同様に、駆動部5が制御部6の
内部の維持放電期間制御部108によって制御される。
但し、この場合の発光時間は、SF0における発光時間
の2倍の長さである。
【0014】これ以降のSF2〜SF7も同様に、対応
するビットb2からb7がフィールドメモリ部4から読
み出され、駆動部5を経由してPDP7に供給される。
そして、維持放電期間にSF0のそれぞれ4倍から12
8倍の時間だけ発光を行う。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】以上のような構成で階
調表示を行うディスプレイ装置では、8ビットでディジ
タル信号処理した映像信号をCRT(Cathode Ray Tub
e)にて表示する場合に比較して、暗部の階調の連続性
が悪いという問題があった。以下、この問題点について
詳細に説明する。
【0016】CRTは、入力電圧対光出力の関係(以
下、「ガンマ特性」と呼ぶ)が図9に示すようになって
いる。但し、図9では特性を示すにあたって、入出力の
それぞれの最大値を1として入出力の値を正規化してい
る。一般に映像信号をCRTに表示する場合は、このガ
ンマ特性を補正(以下、「ガンマ補正」と呼ぶ)して表
示するが、ガンマ補正回路が高価であることと、伝送路
にて混入するノイズの影響が目立ちにくいという理由に
より放送局などの送信側にてガンマ補正が行われる。受
信機側でもディジタル信号処理を行う場合は、ガンマ補
正された後の映像信号に対してA/D変換を行なう。そ
して、得られたディジタル信号に所望のディジタル信号
処理を施した上で、改めてD/A変換し、得られたアナ
ログ信号をCRTに入力する。図9に示すCRTのガン
マ特性を通して表示される。
【0017】従って、このような系においては、図10
に示すように、ガンマ特性の入力側(横軸)において、
均等量子化処理が行われていることになる。従って、デ
ィジタル処理された映像信号をCRTに表示させる場合
には、CRTに実際に入力される電圧とCRTの実際の
光出力(輝度)との関係は、図10中の黒点が示すよう
な離散的なものとなる。
【0018】なお、図10に示したのは、入力されたア
ナログの映像信号を8ビットのディジタル信号に変換す
ることで、最大の入力値の1/256を単位として均等
に量子化されている例であり、入力値のレベルと光出力
のレベル(階調)とが1対1に対応づけられている。但
し、煩雑を避けるために図10には暗部側の階調部分の
みを示した。また参考のため、CRT自体のガンマ特性
をプロット点を補完するように点線で示した。
【0019】光出力(縦軸)についてみた場合、図10
をみれば明らかなように、各階調間における輝度の差
は、暗部の方が小さく、明部の方に行くにしたがって大
きくなっている。人間の視覚特性は、ウェーバー・フェ
ヒナーの法則に示されるように暗部の階調識別能力の方
が、明部のそれよりも高いために、CRTを用いた系は
視覚特性に合っていると言える。
【0020】これに対し、従来のPDPでは、1フィー
ルド内での発光期間を変更することで階調を表現してい
る。発光期間の変更幅はいずれの階調間においても等し
く、これは、ガンマ特性における光出力を均等量子化し
ていることに相当する。つまり、従来のPDPでは、ガ
ンマ特性の入力側(横軸)のみならず光出力(縦軸)も
均等量子化されており、明部、暗部を問わず、各階調間
での輝度の差はいずれの階調間でも等しい。この系にお
けるガンマ特性を、図11に示した。
【0021】図11中に示した黒丸点がこの系のガンマ
特性のプロット点である。参考のため、図11には、C
RTのガンマ特性も破線で描いた。図中点線で描いたの
は、この図11の例では、PDPの特性をCRTのガン
マ特性に近づけるために、入力電圧のレベルと階調との
対応関係を1対1にはしていない。具体的には256レ
ベルの入力電圧のうちレベル1〜レベル20までが、最
も暗い階調である第1階調(光出力=0)に対応づけら
れている。また、レベル21〜レベル28までの入力電
圧が、2番目に暗い階調である第2階調(光出力=1/
256)に対応づけられている。レベル29〜33まで
の入力電圧が、3番目に暗い階調である第3階調(光出
力=2/256)に対応づけられている。同様に、レベ
ル34〜38までの入力電圧が、4番目に暗い階調であ
る第4階調(光出力=3/256)に対応づけられてい
る。
【0022】図10と図11とを比較すれば明らかなと
おり、PDPはCRTと比べて、暗部側では各階調間で
の輝度の差が大きく、また前述したように人間の視覚特
性は特に暗部側の方で階調識別能力が高い。従って、階
調が滑らかに変化する比較的暗い画像をPDPに表示さ
せた場合には、入力側ではほとんどないはずの階調の差
異が出力側では顕著に現れ、結果として階調の粗い不自
然な画像として知覚されるという問題があった。
【0023】本発明は、階調表示、特に暗部における階
調表示に優れた階調表示方法およびディスプレイ装置を
提供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたものであり、1フィールドの期間を
複数のサブフィールドに分割し、各サブフィールドの状
態を表示または非表示とすることで階調を表現する階調
表示方法において、輝度が最も小さいサブフィールドと
2番目に小さいサブフィールドとの少なくとも一方につ
いて、各々の輝度を、そのサブフィールドの次に輝度が
大きいサブフィールドの輝度の半分よりも小さくするこ
とを特徴とする階調表示方法が提供される。
【0025】本発明の第2の態様としては、1フィール
ドの期間を複数のサブフィールドに分割し、各サブフィ
ールドの状態を表示状態または非表示状態とすることで
階調を表現するディスプレイ装置において、複数の画素
を備え、該画素それぞれを表示状態または非表示状態と
することで画像を表示する表示部と、前記サブフィール
ドを前記フィールド内において定義した定義手段と、入
力された映像信号に応じて、前記画素のそれぞれを前記
サブフィールドの各々において表示状態または非表示状
態とさせることで、前記表示部に画像を表示させる駆動
手段と、を備え、前記定義手段は、輝度が最も小さいサ
ブフィールドと2番目に小さいサブフィールドとの少な
くとも一方の輝度を、そのサブフィールドの次に輝度が
大きいサブフィールドの輝度の半分よりも小さくしてい
ることを特徴とするディスプレイ装置が提供される。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。
【0027】実施の形態1.図1はこの発明の実施の形
態1に関わるディスプレイ装置の構成を示すブロック図
である。なお、実施の形態1であるディスプレイ装置の
説明にあたり、図8に示したディスプレイ装置と同一構
成部分には同一符号を付している。
【0028】このディスプレイ装置は、図1に示すとお
り、映像信号が入力される入力端子1、同期信号が入力
される入力端子2、A/D変換部3、フィールドメモリ
部4、駆動部5、制御部6およびプラズマディスプレイ
パネル(以下、「PDP」という)7を備えて構成され
ている。
【0029】A/D変換部3は、入力端子1に入力され
たアナログの映像信号をディジタル信号に変換するもの
である。本実施の形態のA/D変換部3は、この映像信
号を8ビットのディジタル信号に変換している。なお、
このA/D変換部3の変換の仕様に基づいて、各階調と
入力端子1に入力される映像信号の入力電圧レベルとの
対応関係が決定づけられる。後述する通り、PDPのガ
ンマ特性をCRTのそれに近づけるために、両者の対応
関係は必ずしも1対1にはされていない。
【0030】フィールドメモリ部4は、A/D変換部3
が出力するディジタル信号を記憶するものである。フィ
ールドメモリ部4は、1フィールド分のデータを記憶可
能な容量を備えたフィールドメモリを2つ備えている。
両フィールドメモリは、互いに独立的に読み出しおよび
書き込みが可能に構成されている。以下、両フィールド
メモリを特に区別する必要がある場合には、第1フィー
ルドメモリ4a、第2フィールドメモリ4bと呼んで区
別する。
【0031】駆動部5は、制御部6の出力信号に基づい
てPDP7を駆動することで、フィールドメモリ部4か
ら出力されるディジタル信号の映像を表示させるもので
ある。
【0032】制御部6は、入力端子2から入力される同
期信号を基準として、A/D変換部3、フィールドメモ
リ部4及び駆動部5を制御するものである。この制御部
6は、その内部に、維持放電期間制御部8を備えてい
る。
【0033】維持放電期間制御部8は、各サブフィール
ドにおける表示期間を制御するものである。本実施の形
態においては、1フィールドが8つのサブフィールドS
F0〜SF7に分割されている。また、各サブフィール
ドの発光時間の相対比は、SF0からSF7の順に、
1:3:8:16:32:64:128:256に設定
されている。従って、各サブフィールドSF0〜SF7
それぞれの発光、非発光を組み合わせることによって、
フィールドとしては256階調の表示が可能である。こ
の比から明らかなとおり、SF1の発光期間(相対比
3)はSF2の発光期間(相対比8)の半分よりも短
く、また、SF0の発光期間(相対比1)はSF1の発
光期間(相対比3)の半分よりも短い。つまり、発光期
間の相対比が比較的小さいサブフィールドの相対比は、
これよりも相対比が一段長いサブフィールドの相対比の
半分よりも小さくされている。発光期間の比較的長いサ
ブフィールドの間、ここではSF7からSF3の間で
は、発光期間の相対比、すなわち、輝度の相対比が2の
べき乗に従って設定されている。
【0034】PDP7は、プラズマディスプレイ方式の
ディスプレイである。既に述べたとおりこのPDP7
は、駆動部5によってその表示動作を駆動されること
で、画素毎に、かつサブフィールド毎に表示または非表
示にされることで、各フィールド毎に階調が表現でき
る。
【0035】特許請求の範囲において言う「表示部」と
はPDP7に相当する。「定義手段」とは、制御部6中
の特に維持放電期間制御部8に相当する。「駆動手段」
とは、A/D変換部3、フィールドメモリ4、駆動部5
および制御部6によって実現されている。
【0036】次にこのディスプレイ装置の動作を図1お
よび図2を用いて説明する。
【0037】図2は上記ディスプレイ装置の階調表示方
法における1フィールド期間の発光シーケンスを示す図
である。
【0038】入力端子1から入力された映像信号は、A
/D変換部3で8ビットのディジタル信号に変換され
る。このディジタル信号は、第1フィールドメモリ4a
と第2フィールドメモリ4bとに、1フィールド分ずつ
交互に書き込まれてゆく。
【0039】次に、図2に示すSF0のアドレス期間
に、制御部6によりフィールドメモリ部4が制御され、
ビットb0のデータがフィールドメモリ部4から読み出さ
れる。この読み出しは、2つのフィールドメモリのうち
の書込み動作が行われていない方から読み出される。こ
れ以降は、第1フィールドメモリ4aから読み出されて
いるものとして説明を行う。
【0040】第1フィールドメモリ4aから読み出され
たデータは、全画面のデータが順次PDP7に書込まれ
る間保持される。そして、この後の維持放電期間には、
制御部6が駆動部5を制御する。これにより、PDP7
はビットb0のデータが書込まれた画素のみが発光す
る。
【0041】次のSF1のアドレス期間には、ビットb
1のデータがフィールドメモリ部4から読み出され、駆
動部5を経由してPDP7に供給される。そして、その
後の維持放電期間には、同様に、SF0の3倍の時間発
光を行うように、駆動部5が維持放電期間制御部8によ
って制御される。
【0042】以下、SF2からSF7も同様に、対応す
るビットb2からb7がフィールドメモリ部4から読み
出され、駆動部5を経由してPDP7に供給され、維持
放電期間にSF0のそれぞれ8倍、16倍、32倍、6
4倍、128倍、256倍の時間発光を行う。
【0043】なお、第1フィールドメモリ4aからデー
タが読み出され表示されている間に、第2のフィールド
メモリ4bには、前述したのと同様にしてデータが書き
込まれている。
【0044】第1フィールドメモリ4aからのデータの
読み出しが完了した後は、つづいて第2フィールドメモ
リ4bからのデータの読み出し、および、第1のフィー
ルドメモリ4aへのデータの書き込みが開始される。そ
して、これ以降も同様の動作が繰り返される。
【0045】次に、本実施の形態1のディスプレイ装置
におけるガンマ特性を図3に示した。図中に示した黒丸
点がこの系のガンマ特性のプロット点である。参考のた
め、図3には、CRTのガンマ特性を破線で描いた。図
3から明らかなとおり、PDPの特性をCRTのガンマ
特性に近づけるために、入力電圧のレベルと階調との対
応関係は、1対1にはされていない。具体的には256
レベルの入力電圧のうちレベル1〜レベル20までが、
最も暗い階調である第1階調(光出力=0)に対応づけ
られている。なお、この第1階調は非表示状態に相当す
る。また、レベル21〜レベル28までの入力電圧が、
2番目に暗い階調である第2階調(光出力=1/50
8)に対応づけられている。レベル29〜33までの入
力電圧が、3番目に暗い階調である第3階調(光出力=
3/508)に対応づけられている。レベル34〜38
までの入力電圧が、4番目に暗い階調である第4階調
(光出力=4/508)に対応づけられている。レベル
39〜42までの入力電圧が、5番目に暗い階調である
第5階調(光出力=8/508)に対応づけられてい
る。
【0046】このように本実施の形態1では、表示状態
に相当する階調のうち光出力が最も小さい第2階調と2
番目に小さい第3階調との光出力が、光出力の最大値
(第256階調)のそれぞれ1/508、3/508と
なっており、従来例のように光出力を最大の光出力の1
/256を単位として均等に量子化した場合(図11)
の値に比べて小さい。従って、本実施の形態1では、従
来技術に較べて暗部での階調変化の不連続性を抑えるこ
とができ、人間の視覚特性に合ったCRTに近い階調表
現を得ることが可能になっている。
【0047】一方、第4階調の光出力が4/508であ
るのに対し、第5階調の光出力が8/508となってお
り、光出力を均等量子化した場合に比べてこの部分では
不連続性が大きくなっている。しかし、人間の視覚特性
においては特に暗部で識別能力が高いために、この程度
の差異はこれより暗い部分での不連続性に比べて目立ち
にくく、人間の目には全体的に階調の連続性が向上した
かのように見える。
【0048】本実施の形態1では、各サブフィールド間
での表示期間の相対比、すなわち、輝度の相対比が、
1:3:8:16:32:64:128:256に設定
されていた。しかし、各サブフィールド間の発光期間の
相対比はこれに限るものではない。
【0049】また、本実施の形態1では、A/D変換部
3の動作を従来例と同じとしていた。しかし、A/D変
換部の動作に補正を加えることで、すなわち、入力電圧
のレベルと階調との対応関係を本実施の形態とは異なっ
たものにすることで、よりPDPのガンマ特性をCRT
のガンマ特性に近づけることも可能である。A/D変換
部の動作に補正を加えた場合の一例を図4に示した。
【0050】この図4の例では、256レベルの入力電
圧のうちレベル1〜レベル16までが、最も暗い階調で
ある第1階調(光出力=0)に対応づけられている。レ
ベル16〜レベル24の入力電圧が、2番目に暗い階調
である第2階調(光出力=1/508)に対応づけられ
ている。レベル25〜28の入力電圧が、3番目に暗い
階調である第3階調(光出力=3/508)に対応づけ
られている。レベル29〜レベル38の入力電圧が、4
番目に暗い階調である第4階調(光出力=4/508)
に対応づけられている。レベル39〜レベル41の入力
電圧が、5番目に暗い階調である第5階調(光出力=8
/508)に対応づけられている。
【0051】実施の形態2.実施の形態2は、特に輝度
が1番小さいサブフィールドについてのみその輝度を、
輝度が2番目に小さいサブフィールドの輝度の半分より
も小さくすることによって、暗部の階調特性を改善した
ものである。
【0052】本実施の形態の装置構成は、維持放電期間
制御部8を除き実施の形態1と同様である。従って、こ
こでは、維持放電期間制御部8についてのみ説明する。
【0053】この実施の形態2における維持放電期間制
御部8は、各サブフィールドの発光時間の相対比が、S
F0からSF7の順に、2:7:14:28:56:1
12:224:448に設定されている。従って、各サ
ブフィールドSF0〜SF7それぞれの発光、非発光を
組み合わせることによって、フィールドとしては256
階調の表示が可能である。この比から明らかなとおり、
SF0の発光期間(相対比2)はSF1の発光期間(相
対比7)半分よりも短い。つまり、輝度が1番小さいサ
ブフィールドSF0の輝度は、輝度が2番目に小さいサ
ブフィールドSF1の輝度の半分よりも低くされてい
る。SF7からSF1の間では、発光期間の相対比、す
なわち輝度の相対値が2のべき乗に従って設定されてい
る。
【0054】次に、本実施の形態2のディスプレイ装置
におけるガンマ特性を図5に示した。図中に示した黒丸
点がこの系のガンマ特性のプロット点である。参考のた
め、図5には、CRTのガンマ特性を破線で描いた。図
5から明らかなとおり、この実施の形態2でも、PDP
の特性をCRTのガンマ特性に近づけるために、入力電
圧のレベルと階調との対応関係は1対1にはされていな
い。具体的には256レベルの入力電圧のうちレベル1
〜レベル20までが、最も暗い階調である第1階調(光
出力=0)に対応づけられている。なお、この第1階調
は非表示状態に相当する。また、レベル21〜レベル2
8の入力電圧が、2番目に暗い階調である第2階調(光
出力=2/891)に対応づけられている。レベル29
〜レベル33の入力電圧が、3番目に暗い階調である第
3階調(光出力=7/891)に対応づけられている。
レベル34〜レベル38の入力電圧が、4番目に暗い階
調である第4階調(光出力=9/891)に対応づけら
れている。レベル39〜レベル42の入力電圧が、5番
目に暗い階調である第5階調(光出力=14/891)
に対応づけられている。
【0055】このように本実施の形態2では、表示状態
に相当する階調のうち光出力が最も小さい第2階調の光
出力が、光出力の最大値(第256階調)の2/891
となっているために、特に暗い側で階調の連続性が改善
されている。つまり、暗い側で階調識別能力が高いとい
う人間の目の視覚特性に適合しており、滑らかに階調が
変化する比較的暗い画像を表現することができる。
【0056】ここで、表示シーケンス、ガンマ特性の入
出力の関係が図5や上記で示したものに限らないのは実
施の形態1と同様である。
【0057】実施の形態3.実施の形態3は、特に輝度
が2番目に小さいサブフィールドについてのみその輝度
を、輝度が3番目に小さいサブフィールドの輝度の半分
よりも小さくすることによって、暗部の階調特性を改善
したものである。
【0058】本実施の形態の装置構成は、維持放電期間
制御部8を除き第1の実施の形態と同様である。従っ
て、ここでは、維持放電期間制御部8についてのみ説明
する。
【0059】この実施の形態3における維持放電期間制
御部8は、各サブフィールドの発光時間の相対比が、S
F0からSF7の順に、1:2:6:12:24:4
8:96:192に設定されており、各サブフィールド
SF0〜SF7それぞれの発光、非発光を組み合わせる
ことによって、フィールドとしては256階調の表示が
可能である。この比から明らかなとおり、SF1の発光
期間(相対比2)はSF2の発光期間(相対比6)の半
分よりも短い。つまり、輝度が2番目に小さいサブフィ
ールドSF1の輝度は、輝度が3番目に小さいサブフィ
ールドSF2の輝度の半分よりも小さくされている。S
F7からSF2の間では、輝度の相対比、すなわち発光
期間の相対比が2のべき乗に従って設定されている。S
F0からSF1との間も同様に、発光期間の相対比が2
のべき乗に従って設定されている。
【0060】次に、本実施の形態3におけるガンマ特性
を図6に示した。図中に示した黒丸点がこの系のガンマ
特性のプロット点である。参考のため、図6には、CR
Tのガンマ特性を破線で描いた。図6から明らかなとお
り、この実施の形態3でも、PDPの特性をCRTのガ
ンマ特性に近づけるために、入力電圧のレベルと階調と
の対応関係は1対1にはされていない。具体的には25
6レベルの入力電圧のうちレベル1〜レベル20まで
が、最も暗い階調である第1階調(光出力=0)に対応
づけられている。なお、この第1階調は非表示状態に相
当する。また、レベル21〜レベル28の入力電圧が、
2番目に暗い階調である第2階調(光出力=1/48
1)に対応づけられている。レベル29〜レベル33の
入力電圧が、3番目に暗い階調である第3階調(光出力
=2/481)に対応づけられている。レベル34〜レ
ベル38の入力電圧が、4番目に暗い階調である第4階
調(光出力=3/481)に対応づけられている。レベ
ル39〜42までの入力電圧が、5番目に暗い階調であ
る第5階調(光出力=6/481)に対応づけられてい
る。
【0061】このように本実施の形態3では、表示状態
に相当する階調のうち光出力が最も小さい第2階調と2
番目に小さい第3階調と3番目に小さい第4階調との光
出力が、光出力の最大値(第256階調)のそれぞれ1
/481、2/481、3/481となっているため、
特に暗い側で階調の連続性が改善されている。つまり、
暗い側で階調識別能力が高いという人間の目の視覚特性
に適合しており、滑らかに階調が変化する比較的暗い画
像を表現することができる。
【0062】ここで、表示シーケンス、ガンマ特性の入
出力の関係が図6や上記で示したものに限らないのは実
施の形態1と同様である。
【0063】前述した実施の形態では、1フィールド内
におけるすべてのサブフィールドは互いの発光期間、す
なわち、輝度が異なっていた。しかし、1フィールド内
に輝度の等しいサブフィールドを複数設定するようにし
てもよい。例えば、サブフィールドの相対比を、1:
3:3:3:3:3:3:3とすることも考えられる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したとおり本発明のディスプレ
イ装置によれば、暗部の階調の連続性が改善され、人間
の視覚特性にあった、滑らかに階調が変化する比較的暗
い画像を表現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1であるディスプレイ装
置の構成を示す図である。
【図2】 本発明の実施の形態1における発光シーケン
スを示す図である。
【図3】 本発明の実施の形態1におけるガンマ特性を
示す図である。
【図4】 AD変換部による変換を補正した場合におけ
るガンマ特性の一例を示す図である。
【図5】 本発明の実施の形態2であるディスプレイ装
置のガンマ特性を示す図である。
【図6】 本発明の実施の形態3であるディスプレイ装
置のガンマ特性を示す図である。
【図7】 従来のディスプレイ装置での発光シーケンス
を示す図である。
【図8】 従来のディスプレイ装置の構成を示す図であ
る。
【図9】 CRTのガンマ特性を示す図である。
【図10】 入力信号が均等量子化された場合における
CRTのガンマ特性を示す図である。
【図11】 従来のPDPのガンマ特性を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 映像信号入力端子、 2 同期信号入力端子、 3
A/D変換部、 4フィールドメモリ部、 4a,4
b フィールドメモリ、 5 駆動部、 6制御部、
7 PDP、 8 維持放電期間制御部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1フィールドの期間を複数のサブフィー
    ルドに分割し、各サブフィールドの状態を表示または非
    表示とすることで階調を表現する階調表示方法におい
    て、 輝度が最も小さいサブフィールドと2番目に小さいサブ
    フィールドとの少なくとも一方について、各々の輝度
    を、そのサブフィールドの次に輝度が大きいサブフィー
    ルドの輝度の半分よりも小さくすることを特徴とする階
    調表示方法。
  2. 【請求項2】 1フィールドの期間を複数のサブフィー
    ルドに分割し、各サブフィールドの状態を表示状態また
    は非表示状態とすることで階調を表現するディスプレイ
    装置において、 複数の画素を備え、該画素それぞれを表示状態または非
    表示状態とすることで画像を表示する表示部と、 前記サブフィールドを前記フィールド内において定義し
    た定義手段と、 入力された映像信号に応じて、前記画素のそれぞれを前
    記サブフィールドの各々において表示状態または非表示
    状態とさせることで、前記表示部に画像を表示させる駆
    動手段と、を備え、 前記定義手段は、輝度が最も小さいサブフィールドと2
    番目に小さいサブフィールドとの少なくとも一方の輝度
    を、そのサブフィールドの次に輝度が大きいサブフィー
    ルドの輝度の半分よりも小さくしていることを特徴とす
    るディスプレイ装置。
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