JPH11143333A - 両面画像形成装置 - Google Patents

両面画像形成装置

Info

Publication number
JPH11143333A
JPH11143333A JP9329582A JP32958297A JPH11143333A JP H11143333 A JPH11143333 A JP H11143333A JP 9329582 A JP9329582 A JP 9329582A JP 32958297 A JP32958297 A JP 32958297A JP H11143333 A JPH11143333 A JP H11143333A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image forming
intermediate transfer
double
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9329582A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Mitsumizo
賢 三溝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP9329582A priority Critical patent/JPH11143333A/ja
Priority to US09/177,109 priority patent/US5970295A/en
Publication of JPH11143333A publication Critical patent/JPH11143333A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/22Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20
    • G03G15/23Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20 specially adapted for copying both sides of an original or for copying on both sides of a recording or image-receiving material
    • G03G15/231Arrangements for copying on both sides of a recording or image-receiving material
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/01Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies
    • G03G2215/0103Plural electrographic recording members
    • G03G2215/0119Linear arrangement adjacent plural transfer points

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録材1枚当たりの両面記録の生産性が片面
記録時と同じで、記録材の表裏画像の位置ずれ(画像の
先端位置ずれや倍率差及びフルカラー画像記録時の色ず
れ等)を最小限に抑える両面画像形成装置を提供する。 【解決手段】 2つの画像形成部A,Bにより記録材3
の表裏面にそれぞれ画像形成する両面画像形成装置にお
いて、各々の画像形成部A,Bにより記録材3の表裏面
に形成される表裏画像T1,T2位置が相互に一致せしめ
られる画像位置調整手段4を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真複写機、
プリンタ等の画像形成装置に係り、特に、記録材の表裏
面に両面画像を形成可能な両面画像形成装置の改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の両面画像を形成可能な両面画像形
成装置としては、感光体などの潜像担持体上に形成され
た第1画像を用紙の第1面に転写、定着した後、用紙を
反転させて再給紙し、続いて、潜像担持体上に形成され
た第2画像を用紙の第2面に転写、定着する方式が一般
的である。しかし、この方式では画像形成部を2度通紙
させるために、用紙1枚当たりの生産性が片面記録時の
1/2以下と遅くなること、1度目の定着時に用紙がカ
ールを生じ、2度目の転写、定着時の転写不良や紙し
わ、搬送経路中でのジャムが発生しやすいこと、用紙を
反転させて再給紙する際の騒音などの諸問題がある。
【0003】このような問題を解決する両面画像形成装
置としては、例えば2つの感光体を対向配置し、各感光
体上に第1トナー像(第1画像)、第2トナー像(第2
画像)を夫々形成した後、用紙の両面に各感光体上の第
1画像、第2画像を同時に転写するものが既に知られて
いる(例えば特開昭63−63057号公報、特開平2
−259670号公報参照)。また、第1画像及び第2
画像が担持される1つの感光体(例えば感光ドラム)
と、第1画像を一旦保持する中間転写ベルトとを備え、
感光体上の各画像が中間転写ベルト又は用紙に転写され
る第1転写器を第1転写部位に配設すると共に、中間転
写ベルトの用紙排出端には、中間転写ベルト上の第1画
像が用紙に転写される第2転写器及び用紙剥離器を配設
したものが知られている(例えば特開平1−20947
0号公報)。更に、本件出願人は、先に、感光体と中間
転写ベルトとからなる第1、第2の画像形成部を用紙両
面に対応して夫々設け、感光体上の各画像を夫々中間転
写ベルトに1次転写した後に、中間転写ベルト間で用紙
両面に第1、第2画像を2次転写するものを提案した
(特願平8−108449号参照)。これらの方式によ
れば、用紙が画像形成部を1度通過するだけで両面記録
を行うことができるため、上記問題を解決しつつ生産性
を上げることが可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た両面画像形成装置にあっては、たとえ第1、第2の画
像形成部を対称構成としても、感光体や中間転写ベルト
の負荷変動等による微少な速度ムラがあるために、用紙
に対する第1、第2画像の先端位置や倍率に差が生じて
しまうという技術的課題が見い出された。このような技
術的課題は、ベルト状の感光体や中間転写ベルトを使用
する態様にあっては、感光体や中間転写ベルトの負荷変
動に加えて、ベルト状の感光体や中間転写ベルトの伸び
等も微少な速度ムラに影響してしまうため、特に顕著で
ある。そして、フルカラー画像記録の場合には、更に各
色成分(例えばイエロ(Y),マゼンタ(M),シアン
(C),ブラック(K))間の色ずれが発生してしま
い、画像品質を著しく損なうという技術的課題が見い出
された。
【0005】本発明は以上の技術的課題を解決するため
になされたものであって、記録材1枚当たりの両面記録
の生産性が片面記録時と同じで、記録材の表裏画像の位
置ずれ(画像の先端位置ずれや倍率差及びフルカラー画
像記録時の色ずれ等)を最小限に抑える両面画像形成装
置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、図
1(a)に示すように、2つの画像形成部A,Bにより
記録材3の表裏面にそれぞれ画像形成する両面画像形成
装置において、各々の画像形成部A,Bにより記録材3
の表裏面に形成される表裏画像T1,T2位置が相互に一
致せしめられる画像位置調整手段4を設けたことを特徴
とするものである。
【0007】このような技術的手段において、2つの画
像形成部A,Bは表裏画像T1,T2が夫々担持搬送され
る一対の像担持搬送体1,2を対向配置した態様であっ
てもよいし、あるいは、2つの画像形成部A,Bの一方
が像担持搬送体1を有し、他方が前記像担持搬送体1を
共用すると共にこれに対向配置される像担持搬送体2を
備えている態様であってもよい。
【0008】また、像担持搬送体1,2としては、夫々
の画像T1,T2を担持搬送するものであれば、適宜選定
して差し支えない。例えば各画像T1,T2が形成担持さ
れる感光体等の像形成用担持体だけの態様、あるいは、
この像形成用担持体と、この像形成用担持体に対向配置
され且つ像形成用担持体上の各画像T1,T2が1次転写
手段にて一時的に転写される中間転写体とを備えた態
様、あるいは、一方が像形成用担持体だけで、他方が像
形成用担持体と中間転写体との組合せ態様が挙げられ
る。この種の各種態様のうち、両面画像の画質差を有効
に抑えるという観点からすれば、第1画像T1,第2画
像T2の形成部がいずれも像形成用担持体のみの態様、
あるいは、いずれも像形成用担持体及び中間転写体の組
合せの態様であることが好ましい。また、レイアウト上
の自由度を確保するという観点からすれば、いずれも像
形成用担持体及び中間転写体の組合せの態様で、中間転
写体が共にベルト状のものが好ましいが、一方をドラム
状とし、他方をベルト状にしてもよく、また、径方向に
対してある程度の弾性を有するものであれば、両方の中
間転写体をドラム状にしてもよい。
【0009】更に、記録材3の両面への転写を同時に行
う態様として、例えば第1画像T1及び第2画像T2が電
子写真方式で形成されるタイプにおいては、像担持搬送
体1,2上に担持される第1及び第2画像T1,T2は転
写領域で互いに逆極性であることが必要である。このと
き、第1及び第2画像T1,T2をもともと逆極性材料を
用いても差し支えないし、あるいは、同極性材料を用
い、適当な箇所に極性反転手段を設け、一方の画像の極
性を反転させるようにしてもよい。
【0010】また、画像位置調整手段4としては、例え
ば図1(b)に示すように、各々の画像形成部A,Bに
より記録材3の表裏面に形成される表裏画像T1,T2の
記録材3先端からの位置(図中、d1,d2で示す)を少
なくとも一致させるものであってもよいし、あるいは、
図1(b)に示すように、各々の画像形成部A,Bによ
り記録材3の表裏面に形成される表裏画像T1,T2の倍
率を少なくとも一致させ、各画像T1,T2のサイズ長
(図中k1,k2)を合わせるものであってもよいが、両
画像の位置を正確に一致させるという観点からすれば、
各々の画像形成部A,Bにより記録材3の表裏面に形成
される表裏画像T1,T2の記録材3先端からの位置及び
倍率を一致させるものであることが好ましい。
【0011】更に、画像位置調整手段4による表裏画像
T1,T2の位置合わせ方式については、各々の画像形成
部A,Bにより画像形成するタイミングを同一基準値に
合わせるようにしてもよいし、あるいは、一方の画像形
成部Aにより画像形成するタイミングを他方の画像形成
部Bにより画像形成するタイミングに合わせるようにし
てもよい。
【0012】更にまた、画像位置調整手段4による表裏
画像T1,T2の位置合わせを行うに際し、表裏画像T
1,T2の実際の位置ずれを検知することが必要がある。
この位置ずれ検知システムとしては、各々の画像形成部
A,Bに設けられる像担持搬送体1,2上に基準パッチ
を作成し、検知手段による基準パッチの検知結果を元に
各々の画像形成部A,Bにより記録材3の表裏面に形成
される表裏画像T1,T2の位置ずれを把握したり、ある
いは、各々の画像形成部A,Bに設けられる像担持搬送
体1,2上に基準マークを設け、検知手段による基準マ
ークの検知結果を元に各々の画像形成部A,Bにより記
録材3の表裏面に形成される表裏画像T1,T2の位置ず
れを把握する等適宜選定して差し支えない。
【0013】次に、図2に示す態様の両面画像形成装置
を例に挙げてより具体的に本発明を説明する。同図にお
いて、両面画像形成装置は、第1画像が担持される第1
像担持体1aと、この第1像担持体1aに対向配置され
る第1中間転写体1bと、第1像担持体1a上の第1画
像T1を第1中間転写体1bに1次転写する第1中間1
次転写手段5と、第2画像T2が担持される第2像担持
体2aと、この第2像担持体2aに対向配置される第2
中間転写体2bと、第2像担持体2a上の第2画像T2
を第2中間転写体2bに1次転写する第2中間1次転写
手段6と、記録材3の両面に対し各中間転写体1b,2
b上の1次転写画像T1,T2を2次転写する中間2次転
写手段7とを備えたものである。ここで、第1像担持搬
送体1は第1像担持体1a及び第1中間転写体1bから
なり、一方、第2像担持搬送体2は第2像担持体2a及
び第2中間転写体2bからなる。そして、第1画像形成
部Aは第1像担持搬送体1,第1中間1次転写手段5及
び中間2次転写手段7からなり、第2画像形成部Bは第
2像担持搬送体2,第2中間1次転写手段6及び中間2
次転写手段7(第1画像形成部Aと共用)からなる。
尚、図2中、符号10は記録材3上の表裏画像T1,T2
を定着する定着手段である。
【0014】このような両面画像形成装置において、画
像位置調整手段4としては以下のような各種態様が挙げ
られる。ここで、代表的な第1の態様は、第1、第2像
担持体1a,2a上に夫々基準パッチを作成し、この基
準パッチを第1又は第2中間転写体1b,2b上へ転写
した後、検知手段による基準パッチの検知結果を元に各
々の画像形成部A,Bにより記録材3の表裏面に形成さ
れる表裏画像位置を一致させるものである。また、第2
の態様は、第1、第2中間転写体1b,2b上に夫々基
準マークを設け、検知手段による基準マークの検知結果
を元に各々の画像形成部A,Bにより記録材3の表裏面
に形成される表裏画像位置を一致させるものである。こ
れらの態様においては、第1中間転写体1b上に作成さ
れた基準パッチ若しくは基準マークを検知する第1検知
手段15と、第2中間転写体2b上に作成された基準パ
ッチ又は基準マークを検知する第2検知手段16と、第
1、第2検知手段15,16の結果を元に記録材3の表
裏面に形成される表裏画像位置を一致させる第1、第2
制御手段17,18とを具備させるようにすればよい。
【0015】このような態様において、第1、第2制御
手段17,18による制御対象としては、図2に実線で
示すように、例えば第1中間転写体1b,第2中間転写
体2bの駆動部材11,12(例えば各中間転写体がベ
ルト形態であればその駆動ロール等)を制御し、各中間
転写体1b,2bの駆動周期を合わせるようにしてもよ
いし、あるいは、図2に仮想線で示すように、像担持体
1a,2aへの画像書き込み手段13,14(例えば電
子写真方式の画像形成装置であれば静電潜像書き込み用
の露光手段等)を制御し、像担持体1a,2a上の画像
書き込みタイミングを調整するようにしてもよいし、あ
るいは、これら両者を組み合わせるようにしてもよい。
【0016】また、第1、第2制御手段17,18の制
御方式については、通常第1、第2検知手段15,16
からの検知結果を基準信号と比較し、この差に応じて夫
々の駆動部材11,12や夫々の画像書き込み手段1
3,14を別個に制御するようにしてもよいし、あるい
は、第1、第2検知手段15,16からの検知結果を比
較し、一方を他方に合わせ込むように、一方の駆動部材
11又は12や画像書き込み手段13又は14を制御す
るようにしてもよい。
【0017】更に、第1、第2の態様において、第1、
第2検知手段15,16を兼用する態様も可能である。
この場合の態様としては、図2において、第1中間転写
体1b上に第1基準パッチを、第2中間転写体2b上に
第2基準パッチを作成し、例えば第2基準パッチを第1
中間転写体1b上に転写し、第1検知手段15により第
1、第2基準パッチを検知し、この結果を元に第1、第
2制御手段17,18により第1、第2駆動部材11,
12や第1、第2画像書き込み手段13,14を夫々制
御するようにすればよい。このように、第1、第2基準
パッチを同じ検知手段で検知することで、2つの検知手
段を設けるのに対してコストダウンが図れると共に、検
知手段の取り付け誤差による検知結果の差をなくすこと
ができる点で好ましい。
【0018】更にまた、第1、第2の態様において、第
1、第2制御手段17,18を兼用する態様も可能であ
る。この場合の態様としては、図2において、第1、第
2検知手段15,16からの検知結果を比較し、一方を
他方に合わせ込むように、第1制御手段17により駆動
部材11や画像書き込み手段13を制御するようにする
か、あるいは、第2制御手段18により駆動部材12や
画像書き込み手段14を制御するようにすればよい。
【0019】また、図2において、カラー画像を形成す
る態様としては、第1中間転写体1b及び第2中間転写
体2bは複数色の画像成分を多重転写したカラー画像
(表裏画像)T1,T2が担持される中間転写体であるか
ら、カラー画像T1,T2を乱さずに形成するには、各中
間転写体1b,2b上の像が記録材3上に転写されずに
2次転写領域を通過する際は両中間転写体1b,2bが
離間され、各中間転写体1b,2b上の像が記録材3上
に転写される際は両中間転写体1b,2bが接触又は近
接配置される接離手段を設けることが好ましい。
【0020】更に、カラー画像の形成を短時間で行う態
様としては、第1像担持体1a及び第2像担持体2aが
複数色の画像成分が夫々担持される複数の色成分像担持
体群からなり、第1中間転写体1b及び第2中間転写体
2bは第1像担持体1a及び第2像担持体2aの複数の
色成分像担持体群からの画像成分を転写保持するもので
あるものことが好ましい。
【0021】次に、上述した技術的手段の作用について
説明する。図1(a)において、画像位置調整手段4
は、各々の画像形成部A,Bにより記録材3の表裏面に
形成される表裏画像T1,T2位置を相互に一致させる。
従って、図1(b)に示すように、例えば表裏画像T
1,T2の記録材3先端からの位置や、記録材3の表裏画
像T1,T2の倍率が等しいものになり、記録材3の表裏
画像T1,T2の位置ばらつきは少なく抑えられる。
【0022】このような作用は、例えば図2に示す技術
的手段のうち第1の態様を例に挙げると、以下のようで
ある。すなわち、第1像担持体1a及び第2像担持体2
a上に夫々第1、第2基準パッチを作成し、第1中間1
次転写手段5で第1基準パッチを第1中間転写体1bに
1次転写し、第2中間1次転写手段6で第2基準パッチ
を第2中間転写体2bに1次転写する。この後、第1、
第2検知手段15,16で第1、第2基準パッチを検知
すると、第1、第2制御手段17,18が前記検知結果
に基づき、例えば第1、第2中間転写体1b,2bの駆
動部材11,12の回転を制御し、各中間転写体1b,
2bの回転周期を合わせたり、あるいは、第1、第2画
像書き込み手段13,14を制御して画像の書き込みタ
イミングを調整する。この結果、記録材3の表裏画像T
1,T2の位置(画像先端位置や画像倍率)は相互に一致
する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいてこの発明を詳細に説明する。 ◎実施の形態1 図3は本発明が適用された両面画像形成装置の実施の形
態1の概略構成を示す。同図において、この両面画像形
成装置は、用紙Pの第1面に第1画像を形成する第1画
像形成部20aと、用紙Pの第2面に第2画像を形成す
る第2画像形成部20bと、両画像形成部20a,20
bを通過した用紙P上の画像を定着する定着器50とを
備えている。本実施の形態において、各画像形成部20
a,20bは、感光ドラム21a,21bと、この感光
ドラム21a,21bの表面を帯電する帯電ロール22
a,22bと、帯電された感光ドラム21a,21b上
に第1、第2画像用の静電潜像を書き込む露光装置23
a,23bと、感光ドラム21a,21b上に書き込ま
れた静電潜像をトナーにて顕像化する現像器24a,2
4bと、感光ドラム21a,21bに接触配置される中
間転写ベルト25a,25bと、感光ドラム21a,2
1b上のトナー像T1,T2(本実施の形態では例えば正
像)を中間転写ベルト25a,25bに1次転写する1
次転写ロール26a,26bと、感光ドラム21a,2
1b上の残留トナーを除去するクリーナ27a,27b
とを備えている。そして、第2画像形成部20bの感光
ドラム21bの現像位置下流側には極性反転コロトロン
28が配置されている。また、第1、第2画像形成部2
0a,20bのうち少なくとも感光ドラム21a,21
b、露光装置23a,23b、中間転写ベルト25a,
25b、1次転写ロール26a,26bは用紙搬送路に
対し対称構成とする。
【0024】また、本実施の形態において、各中間転写
ベルト25a,25bは駆動ロール32a,32bを含
む適宜数の保持ロールに掛け渡されており、感光ドラム
21a,21bに同期して回転するようになっている。
尚、符号30a,30bは中間転写ベルト25a,25
b上の残留トナーを除去するベルトクリーナである。そ
して、中間転写ベルト25a,25bは、ポリイミド、
アクリル、塩化ビニル、ポリエステル、ポリカーボネー
ト、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の樹脂又
は各種ゴムにカーボンブラック等の帯電防止剤を適当量
含有させて、その体積抵抗率が109〜1014Ω・cm
となるように形成され、その厚みは例えば0.08mm
に設定される。
【0025】更に、各中間転写ベルト25a,25bが
接触若しくは近接する領域に対応して配置された保持ロ
ールが2次転写ロール40a,40bとして構成されて
いる。2次転写ロール40a,40b共に導電性のもの
を用いても転写可能であるが、小サイズの用紙に転写す
る場合、第1、第2の中間転写ベルト25a,25bが
直接接触すると、2次転写ロール40a,40b間に過
大な電流が流れてしまい、十分な転写電界を形成できず
転写不良が発生したり、中間転写ベルト25a,25b
を損傷しやすいので、少なくともバイアスを印加するロ
ールは導電性ロールを半導電性あるいは絶縁性の材料で
被覆したものを用いるのが好ましい。
【0026】本実施の形態では、2次転写ロール40
a,40b共に、金属シャフトにEPDMゴムにカーボ
ンブラックを分散させ、体積抵抗率を106Ω・cmと
したものを被覆したものを使用し、2次転写ロール40
aのシャフトにバイアス電源41からの転写バイアスを
印加し、2次転写ロール40bのシャフトを接地した。
2次転写ロール40a,40bはゴム硬度70度(アス
カC)とした。尚、2次転写ロール40a,40bをテ
ンションロールと兼用し、中間転写ベルト25a,25
bのすべりを防止するためには、2次転写ロール40a
のゴム硬度(アスカC)を50度以上、好ましくは70
度以上にするのが望ましい。尚、被覆材料としては、他
にポリウレタンゴムやシリコンゴムに導電性粒子(カー
ボンブラックやアルミニウム等)やイオン導電化剤(L
iClO4等)を分散させたもの等が使用でき、その体
積抵抗率が105〜109Ω・cmにするのが好ましい。
【0027】本実施の形態では、トナーT1,T2は負帯
電トナーを用い、1次転写ロール26a,26bには夫
々直流電流+10μA,−10μAを、極性反転コロト
ロン28にはワイアに直流電流+400μA、グリッド
に直流電圧+500Vを印加した。また、2次転写位置
から定着器50までの距離は最小用紙長より短くし、定
着ロールの回転速度は中間転写ベルト25a,25bの
速度と同じかやや遅くした。定着器50は定着ニップが
直線状になるように上下の定着ロールの形状を同一と
し、その内部に夫々ヒータを配置した。尚、図3中、符
号55は用紙トレイ、29は用紙Pを搬送する搬送ロー
ルである。
【0028】特に、本実施の形態では、用紙の表裏画像
の位置を調整するための画像位置調整装置60が設けら
れている。この画像位置調整装置60は、夫々の画像形
成部20a,20bにより中間転写ベルト25a,25
b上に基準パッチを形成し、かつ、作成された基準パッ
チの位置情報に基づいて各中間転写ベルト25a,25
bの駆動ロール32a,32bを制御する制御部61
a,61bと、中間転写ベルト25a,25b上に作成
された基準パッチを検知する位置センサ62a,62b
とを備えている。ここで、位置センサ62a,62bは
各中間転写ベルト25a,25bの像担持面に対向し且
つ中間転写ベルト25a,25bの幅方向奥側と手前側
とに分かれて配置されている。また、制御部61a,6
1bは、CPU、ROM、RAM及び入出力インターフ
ェースからなるマイクロコンピュータシステムにて構成
されており、所定のタイミングで図4に示す制御モード
を実行するように構成されている。ここで、この制御モ
ードの実行タイミングは、画像形成時毎に行う必要は必
ずしもなく、一定の期間毎(電源オン時、所定枚数毎
等)に実施したり、あるいは、制御モードを選択可能と
し、制御モードが選択された時に実施するようにしても
よい。
【0029】次に、本実施の形態に係る両面画像形成装
置の作像プロセスについて説明する。第1感光ドラム2
1a上に形成された第1のトナー像T1を1次転写ロー
ル26aにより第1感光ドラム21aと略同速度で移動
する第1中間転写ベルト25a上に転写する。同様に第
1感光ドラム21a上と同じタイミングで第2感光ドラ
ム21b上に形成された第2のトナー像T2の極性を極
性反転コロトロン28に電圧を印加して、反転した後、
1次転写ロール26bにより第2中間転写ベルト25b
上に転写する。そして、タイミングを合わせて用紙トレ
ー55から用紙Pを2次転写ロール40a,40b間に
搬送し、中間転写ベルト25a,25b上のトナー像T
1,T2を用紙P上に同時に転写した後、定着器50で両
面同時に定着する。
【0030】尚、片面記録の場合には、例えば記録しな
い方の1次転写ロール26a又は26bに通常の転写バ
イアスと逆極性のバイアスを印加することで、裏面汚れ
を防止することができる。この他に現像バイアスを切り
替える方法や感光ドラム21a,21bと中間転写ベル
ト25a,25bとを離間させる方法等でもよい。
【0031】以上のように、感光ドラム21a,21b
から中間転写ベルト25a,25b上にトナー像T1,
T2を夫々転写し、2次転写ロール40a,40b間に
用紙Pを搬送し、中間転写ベルト25a,25b上の像
を用紙P両面に同時に転写し、そのまま定着器50に搬
送して両面同時定着することで、両面画像を用紙1枚当
たり片面時と同じ記録速度で得ることができる。
【0032】また、このような両面画像形成装置では、
画像位置調整装置60は図4に示すような制御モードを
実行し、用紙の表裏画像の位置合わせを行う。すなわ
ち、感光ドラム21a,21b上に基準パッチを夫々作
成し、中間転写ベルト25a,25b上へ転写する。次
いで、位置センサ62a,62bにて前記基準パッチを
検知し、中間転写ベルト25a,25bの回転周期S
1,S2を計測する。これを基準周期(基準値)S0と比
較し、その差に基づき駆動ロール32a,32bの回転
速度を夫々調整する。ここで、基準周期は理想的な中間
転写ベルト25a,25bの速度及び周長から決定す
る。例えば、ベルト速度=160mm/s、周長=60
0mmなら基準値は600/160=3.75sとな
る。尚、駆動ロール32a,32bの回転速度が基準周
期S0に対応した値に制御されると、各基準パッチはベ
ルトクリーナ30a,30bにてクリーニング除去され
る。
【0033】このように、本実施の形態では、第1、第
2画像形成部20a,20bを対称構成とし、感光ドラ
ム21a,21bへの書き込みタイミングを同時とする
ことに加え、上述の制御を行うことで、用紙Pの表裏で
の画像先端位置、及び、表裏の画像倍率を一致させるこ
とができた。
【0034】尚、露光部から2次転写部までの距離が等
しければ、第1、第2画像形成部20a,20bを必ず
しも対称とする必要はない。また、制御モード時には2
次転写部での画像乱れを防止するために2次転写部通過
時に転写と逆極性のバイアスを印加したり、2次転写ロ
ール40a,40b間を離間させてもよい。更に、本実
施の形態では、基準パッチを作成したが、中間転写ベル
ト25a,25b上に基準マークを設け、それを検知す
るようにしてもよい。また、位置センサ62a,62b
を2次転写部上流側に配置してもよいことは言うまでも
ない。本実施の形態では、帯電極性の同じトナーを用
い、トナー像T2の極性を感光ドラム21b上で反転し
たが、第2中間転写ベルト25b上で反転してもよく、
また、帯電極性の異なるトナーを用いてもよい。また、
本実施の形態では、一方の2次転写ロール40aに転写
バイアスを印加し、他方の2次転写ロール40bを接地
したが、両方の2次転写ロール40a,40bに極性の
異なる転写バイアスを印加してもよい。このような設計
変形事項は以下の実施の形態においても適宜採用するこ
とが可能である。
【0035】◎実施の形態2 図5は本発明が適用された両面画像形成装置の実施の形
態2の概略構成を示す。同図において、この両面画像形
成装置の基本構成は実施の形態1と略同様であるが、実
施の形態1と異なり、画像位置調整装置60は、図6に
示す制御モードを実行するもので、位置センサ62a,
62bによる基準パッチの検知結果を元に制御部61
a,61bにより露光装置23a,23bの書き込みタ
イミングを制御するものである。本実施の形態では露光
装置23a,23bとして走査光学系に半導体レーザを
用いた装置(ROS:Raster Output Scanner)を用い
た。尚、実施の形態1と同様な構成要素については実施
の形態1と同様な符号を付してここではその詳細な説明
を省略する。以後の実施の形態においても同様である。
【0036】本実施の形態において、画像位置調整装置
は以下のような制御モードを実行し、用紙の表裏画像の
位置合わせを行う。すなわち、感光ドラム21a,21
b上に基準パッチを夫々作成し、中間転写ベルト25
a,25b上へ転写する。次いで、位置センサ62a,
62bにて前記基準パッチを検知し、露光開始(書き込
み開始)から基準パッチ検知までの時間S1,S2を計測
する。これを基準時間(基準値)S0と比較し、その差
に基づき露光装置23a,23bの書き込み開始タイミ
ングを夫々調整する。また、基準パッチのプロセス方向
の長さ(位置センサ62a,62bの通過時間に相当)
L1,L2を計測し、これを基準時間(L0)と比較し、
その差に基づき露光装置23a,23bの書き込みタイ
ミングを夫々調整する。尚、露光装置23a,23bの
書き込みタイミングが適宜調整されると、各基準パッチ
はベルトクリーナ30a,30bにてクリーニング除去
される。
【0037】このように、本実施の形態では、上述の制
御を行うことで、用紙Pの表裏での画像先端位置、及
び、表裏の画像倍率を一致させることができた。尚、本
実施の形態では、基準パッチのプロセス方向の長さを計
測したが、複数のパッチを設けて、その間の距離を測定
し、この結果を元に制御を行ってもよい。
【0038】図7は実施の形態2の変形形態である。同
図において、この両面画像形成装置の基本構成は実施の
形態2と略同様であるが、図5と異なり、第1、第2中
間転写ベルト25a,25bの形状を非対称とし、バイ
アスが印加されたテンションロール34と接地された吸
着ロール35との間で用紙Pを第2中間転写ベルト25
bに吸着して、第2転写部へ搬送するものである。ま
た、位置センサ62a,62bは2次転写部下流に2次
転写部から等距離の位置に夫々配置した。
【0039】この装置においては、第1転写部から第2
転写部までの距離が第1、第2画像形成部20a,20
bで異なっているため、第1、第2露光装置23a,2
3bの書き込み開始タイミングを同じにする訳にはいか
ない。そのため、第2露光装置23bの書き込み開始を
基準とし、第1露光装置23aはその一定時間後に書き
込みを開始する。この後は、図5の場合と同様に、露光
開始(書き込み開始)から基準パッチ検知までの時間を
計測し、これを基準時間(基準値)と比較し、その差に
基づき露光装置23a,23bの書き込み開始タイミン
グを夫々調整する。また、基準パッチのプロセス方向の
長さを計測し、これを基準時間(基準値)と比較し、そ
の差に基づき露光装置23a,23bの書き込みタイミ
ングを夫々調整する。
【0040】このように、本変形形態にあっても、上述
の制御を行うことで、用紙Pの表裏での画像先端位置、
及び、表裏の画像倍率を一致させることができた。尚、
第1、第2中間転写ベルト25a,25bの形状が非対
称であっても、露光位置から2次転写位置までの距離が
第1、第2画像形成部20a,20bで等しければ、図
5と同様な制御も可能である。
【0041】◎実施の形態3 図8は本発明が適用された両面画像形成装置の実施の形
態3の概略構成を示す。同図において、この両面画像形
成装置の基本構成は実施の形態1と略同様であるが、実
施の形態1と異なり、画像位置調整装置60は、第2中
間転写ベルト25b上の基準パッチを第1中間転写ベル
ト25a上に転写し、1つの位置センサ62aだけで両
基準パッチの検知を行い、用紙Pの表裏画像の位置を調
整するものである。尚、本実施の形態では、2次転写ロ
ール40aには通常記録時の転写バイアスと、その逆極
性のバイアスとが切換可能なバイアス電源42が設けら
れている。
【0042】本実施の形態において、制御モード時に
は、第2中間転写ベルト25b上の基準パッチを第1中
間転写ベルト25a上に転写するために、第2感光ドラ
ム21b上でトナー像の極性は反転せずに、第2中間転
写ベルト25b上へ基準パッチを転写する。続いて、2
次転写部に通常記録時と逆極性のバイアスを印加し基準
パッチを第1中間転写ベルト25a上に転写し、これら
を位置センサ62aで検知する。また、1つの位置セン
サ62aだけで両基準パッチの検知を行うために、第2
感光ドラム21b上への基準パッチの作成タイミングを
第1感光ドラム21aより一定時間遅らせている。この
ような装置において、実施の形態1と同様にして、中間
転写ベルト25a,25bの回転周期を計測する。これ
を基準周期(基準値)と比較し、その差に基づき駆動ロ
ール32a,32bの回転速度を夫々調整する。
【0043】本実施の形態によれば、第1、第2画像形
成部20a,20bを対称構成とし、感光ドラム21
a,21bへの書き込みタイミングを同時とすることに
加え、上述の制御を行うことで、用紙Pの表裏での画像
先端位置、及び、表裏の画像倍率を一致させることがで
きた。また、位置センサ62aを1つにすることでコス
トダウンが図られると共に、第1、第2の位置センサ6
2a,62bの取り付け位置の誤差がないため、検知精
度の向上も図られる。尚、本実施の形態では、実施の形
態2で用いた露光装置23a,23bを制御する方式
(図8中仮想線で示す)も適用可能であり、上記駆動ロ
ール32a,32bの回転周期の制御と組み合わせて用
いれば尚好ましい。
【0044】◎実施の形態4 図9は本発明が適用された両面画像形成装置の実施の形
態4の概略構成を示す。同図において、この両面画像形
成装置の基本構成は実施の形態1と略同様であるが、実
施の形態1と異なり、画像位置調整装置60は、図10
に示す制御モードを実行し、位置センサ62a,62b
の検知結果を共に制御部61bへ取り込み、第2画像形
成部20bのみを制御するものである。
【0045】本実施の形態において、制御モードは以下
のように実行される。すなわち、感光ドラム21a,2
1b上に基準パッチを夫々作成し、中間転写ベルト25
a,25b上へ転写する。次いで、位置センサ62a,
62bにて前記基準パッチを検知し、第1中間転写ベル
ト25aの基準パッチの検出信号を基準値とし、第2中
間転写ベルト25bの基準パッチの検出信号の位相差
(基準パッチ検知時間差)Sを計測する。この位相差S
に基づき、第2中間転写ベルト25bの駆動ロール32
bの回転速度を調整する。尚、位相差Sが許容レベルに
なった時点で、ベルトクリーナ30a,30bにて各基
準パッチはクリーニング除去される。
【0046】このように、本実施の形態では、第1、第
2画像形成部20a,20bを対称構成とし、感光ドラ
ム21a,21bへの書き込みタイミングを同時とする
ことに加え、上述の制御を行うことで、用紙Pの表裏で
の画像先端位置、及び、表裏の画像倍率を一致させるこ
とができた。尚、本実施の形態においても、基準パッチ
に代えて、各中間転写ベルト25a,25b上に設けら
れた基準マークを用いるようにしてもよいことは勿論で
あり、また、図9に仮想線で示すように、前記位相差に
基づき露光装置23bの書き込みタイミングを調整して
もよく、駆動ロール32bの回転周期の制御と組み合わ
せて用いてもよいし、更に、本実施の形態では、2つの
検知信号を比較し、一方の画像形成部20bのみを制御
したが、両方の画像形成部20a,20bを制御しても
よい。
【0047】◎実施の形態5 図11は本発明が適用された両面画像形成装置の実施の
形態5の概略構成を示す。同図において、両面画像形成
装置の基本構成は実施の形態1と略同様であるが、実施
の形態1と異なり、フルカラー(本実施の形態では、イ
エロ(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック
(K))用のロータリー現像器36a,36bを搭載
し、また、2次転写ロール40aのバイアス印加方式と
しては、2次転写ロール40aに接触するコンタクトロ
ール48を設け、このコンタクトロール48を介して2
次転写ロール40aにバイアス電源41からの転写バイ
アスを印加するようにし、更に、2次転写ロール40
a,40b間には接離可能な機構(図示せず)を備えた
ものである。また、2次転写ロール40aの両側にはテ
ンションロール51a,51bを配置した。また、露光
位置から第1転写位置及び第1転写位置から第2転写位
置の距離を第1、第2画像形成部20a,20bで夫々
同じにする。尚、本実施の形態では感光ドラム21a,
21b周りのデバイスを省略する。以下の実施の形態に
おいても同様である。
【0048】本実施の形態において、2次転写ロール4
0aには金属シャフトに絶縁性EPDMゴムを、その表
面に導電性EPDMゴムの薄層を被覆し、その表面抵抗
が109Ω/cm2とし、コンタクトロール48は金属シ
ャフトとした。2次転写ロール40bには金属シャフト
にEPDMゴムにカーボンブラックを分散させ、体積抵
抗率を105Ω・cmとしたものを被覆したものを使用
した。絶縁性層には体積抵抗率が1011Ω・cm以上の
各種ゴムや樹脂等が使用でき、導電性薄層には他にPV
dF、ポリエステルやアクリル等にカーボンブラック等
の導電性粒子を分散させたもの等が使用でき、その表面
抵抗は108〜1010Ω/cm2にするのが好ましい。ま
た、2次転写ロール40a,40bに被覆するゴム硬度
(アスカC)を夫々30度、70度とし、テンションロ
ール51a,51bには金属ロールを用いた。
【0049】更に、本実施の形態においては、トナーT
1,T2は負帯電トナーを用い、1次転写ロール26a,
26bにはYMCKの転写毎に夫々直流電流+10μ
A、−10μAを、極性反転コロトロン28には直流電
流+300μA、グリッド電圧+500Vを、2次転写
ロール40aに接するコンタクトロール48に直流電圧
−3kVを印加した。2次転写ロール40bは接地し
た。また、中間転写ベルト25a,25bの周長は感光
ドラム21a,21bの周長の2倍としたが、色ずれの
問題から感光ドラム21a,21bの周長の整数倍とす
ることが好ましい。更には、露光装置23a,23bと
して走査光学系に半導体レーザを用いた装置(ROS)
を用いる場合、感光ドラム21a,21b及び中間転写
ベルト25a,25bの回転周期を露光ビームの走査周
期の整数倍に、また、感光ドラム21a,21b及び中
間転写ベルト25a,25bの駆動ギアの回転周期の整
数倍にすることが好ましい。
【0050】また、画像位置調整装置60は、中間転写
ベルト25a,25b上に設けられた基準パッチの位置
情報に基づいて各中間転写ベルト25a,25bの駆動
ロール32a,32bを制御する制御部61a,61b
と、中間転写ベルト25a,25b上に作成された基準
パッチを検知する位置センサ62a,62bとを備え、
図12に示す制御モードを実行するようになっている。
本実施の形態では、位置センサ62a,62bは1次転
写部下流の1次転写部から同じ距離の場所に、中間転写
ベルト25a,25bに対向して夫々配置した。
【0051】次に、本実施の形態に係る両面画像形成装
置の作像プロセスについて説明する。2次転写ロール4
0a,40b間を離間させた状態で、第1、第2感光ド
ラム21a,21b上にYMCKの順序で形成された第
1のトナー像T1を1次転写ロール26aにより第1中
間転写ベルト25a上に1回転に1色ずつ順次転写す
る。同様に第2感光ドラム21b上に形成された第2の
トナー像T2(YMCK)を極性反転コロトロン28に
電圧を印加することで第2のトナー像T2の極性を反転
した後、1次転写ロール26bにより第2中間転写ベル
ト25b上に順次転写する。中間転写ベルト25a,2
5b上に転写された3色目のシアンが2次転写部を通過
した後、2次転写ロール40a,40b間を接触させ、
タイミングを合わせて用紙Pを搬送し、中間転写ベルト
25a,25b上の各色トナー像T1,T2を用紙P両面
に同時に転写した後、定着器50で両面同時に定着す
る。
【0052】以上のように、感光ドラム21a,21b
から中間転写ベルト25a,25b上にYMCKトナー
像T1,T2を夫々重ねて転写し、中間転写ベルト25
a,25b間に用紙Pを搬送し、中間転写ベルト25
a,25b上の像を2次転写ロール40a,40b間の
電界によりそれぞれに用紙P両面に同時に転写し、その
まま定着器50に水平に搬送して両面同時定着すること
で、両面カラー画像を用紙1枚当たり片面時と同じ記録
速度で得ることができる。
【0053】また、本実施の形態において、画像位置調
整装置60による制御モードは以下のように行われる。
すなわち、図12に示すように、第1、第2中間転写ベ
ルト25a,25bには夫々基準マークを予め設けてお
き、この基準マークを位置センサ62a,62bにて検
知する。そして、中間転写ベルト25a,25bの回転
周期S1,S2を計測し、これを予め設定した基準周期
(基準値)S0と比較し、その差に基づき駆動ロール3
2a,32bの回転速度を夫々調整し、基準周期S0に
合わせる。
【0054】画像形成時には、図13に示すように、例
えば第1中間転写ベルト25a上の基準マークが位置セ
ンサ62aを通過するタイミングを基準信号として、第
1、第2の露光装置23a,23bの書き込みを行う。
上述の制御を行うことで、用紙Pの表裏での画像先端位
置、及び、表裏の画像倍率を一致させることができると
共に、色ずれの少ないカラー画像を得ることができた。
【0055】◎実施の形態6 図14は本発明が適用された両面画像形成装置の実施の
形態6の概略構成を示す。同図において、両面画像形成
装置の基本構成は実施の形態5と略同様であるが、実施
の形態5と異なり、夫々YMCKトナー像を形成する第
1の感光ドラム群21a(具体的には21aY,21a
M,21aC,21aK)、第2の感光ドラム群21b
(具体的には21bY,21bM,21bC,21b
K)と、それらに対応する1次転写ロール26a,26
b(具体的には26aY,26aM,26aC,26a
K,26bY,26bM,26bC,26bK)、露光
装置23a,23b(具体的には23aY,23aM,
23aC,23aK,23bY,23bM,23bC,
23bK)とを備えたものである。また、露光位置から
第1転写位置及び第1転写位置から第2転写位置の距離
を第1、第2画像形成部20a,20bで夫々同じにす
る。
【0056】本実施の形態において、トナーT1,T2は
負帯電トナーを用い、1次転写ロール26aY〜26a
K,26bY〜26bKにはYMCKの転写毎に夫々直
流電流+10μA、−10μAを、極性反転コロトロン
28(具体的には28Y,28M,28C,28K)に
は直流電流+300μA、グリッド電圧+500Vを、
2次転写ロール40aに接するコンタクトロール48に
直流電圧−4kVを印加した。2次転写ロール40bは
接地した。
【0057】特に、本実施の形態では、画像位置調整装
置60は、図15に示す制御モードを実行する制御部6
1a,61bと、感光ドラム群21a,21bの上流側
に配置された透過型の基準マーク検知用の位置センサ6
2a,62bと、感光ドラム群21a,21bの下流側
に配置された反射型の基準パッチ検知用の位置センサ6
2c,62dとを備えたものである。
【0058】次に、本実施の形態に係る両面画像形成装
置の作像プロセスについて説明する。第1感光ドラム群
21aY,21aM,21aC,21aKから夫々1次
転写ロール26aY,26aM,26aC,26aKに
より第1中間転写ベルト25a上にYMCKの順序で連
続して第1のトナー像T1を転写する。同様に、第2感
光ドラム群21bY,21bM,21bC,21bK上
に形成された第2のトナー像T2(YMCK)を極性反
転コロトロン28Y〜28Kに電圧を印加することで第
2のトナー像T2の極性を反転した後、1次転写ロール
26aY,26aM,26aC,26aKにより第2中
間転写ベルト25b上に順次転写する。一方、タイミン
グを合わせて用紙Pを搬送し、中間転写ベルト25a,
25b上のトナー像T1,T2を用紙P上に同時に転写し
た後、定着器50で両面同時に定着する。
【0059】以上のように、感光ドラム21a(21a
Y〜21aK),21b(21bY〜21bK)群から
中間転写ベルト25a,25b上にYMCKトナー像T
1,T2を夫々重ねて転写し、中間転写ベルト25a,2
5b間に用紙Pを搬送し、中間転写ベルト25a,25
b上の像を2次転写ロール40a,40b間の電界によ
りそれぞれに用紙P両面に同時に転写し、そのまま定着
器50に水平に搬送して両面同時定着することで、用紙
1枚当たり片面時と同じ記録速度で得ることができる。
【0060】また、本実施の形態において、画像位置調
整装置60による制御モードは図15に示すように行わ
れる。また、そのときのタイミングチャートを図16及
びその要部拡大図を図17に示す。すなわち、図15に
おいて、第1、第2中間転写ベルト25a,25bに夫
々基準マークを予め設けておき、この基準マークを基準
マーク検知用の位置センサ62a,62bにて検知す
る。次いで、中間転写ベルト25a,25bの回転周期
S1,S2を計測し、これを予め設定した基準周期(基準
値)S0と比較し、その差に基づき駆動ロール32a,
32bの回転速度を夫々調整し、基準周期S0に合わせ
る。続いて、第1中間転写ベルト25a上の基準マーク
が位置センサ62aを通過するタイミングを基準信号と
して感光ドラム21a,21b上に夫々YMCKの基準
パッチを作成し、それぞれの基準パッチの位置及びプロ
セス方向の長さを基準パッチ検知用の位置センサ62
c,62dで検知する。この検知結果を予め設定した基
準値と比較し、その時間差S3,S4に応じて露光装置2
3a,23bのレーザの発光タイミング(露光タイミン
グ)を制御する(図16,図17参照)。尚、露光装置
23a,23bの露光開始タイミングの変更処理が終了
した時点で、基準パッチは各ベルトクリーナ30a,3
0bにてクリーニング除去される。
【0061】従って、本実施の形態によれば、上述の制
御を行うことで、用紙Pの表裏での画像先端位置、及
び、表裏の画像倍率を一致させることができると共に、
色ずれの少ないカラー画像を得ることができた。
【0062】◎実施の形態7 図18は本発明が適用される両面画像形成装置の実施の
形態7の概略構成を示す。同図において、両面画像形成
装置の基本構成は、第1画像形成部20a(感光ドラム
21aの周囲に露光装置23a、第1転写ロール37a
を始め各電子写真用デバイスを配置した態様)と、第2
画像形成部20b(感光ドラム21bの周囲に露光装置
23b、第2転写ロール37bを始め各電子写真用デバ
イスを配置した態様)と、これらの第1画像形成部20
a及び第2画像形成部20bの転写部位が夫々対向配置
配置される中間転写兼搬送ベルト71とを備えている。
【0063】本実施の形態において、第1転写ロール3
7aは感光ドラム21a上の第1のトナー像T1を中間
転写兼搬送ベルト71へ転写(1次転写)させるもので
あり、一方、第2転写ロール37bは感光ドラム21b
上の第2のトナー像T2を中間転写兼搬送ベルト71上
の用紙Pへ転写させるものである。また、この中間転写
兼搬送ベルト71のうち第1画像形成部20aの転写部
位から第2画像形成部20bの転写部位へ至る途中の用
紙吸着部位に対向する部位には用紙吸着ロール72,7
3が設けられており、図示外の給紙部から供給された用
紙Pを中間転写兼搬送ベルト71に静電吸着させるよう
になっている。更に、符号37cは中間転写兼搬送ベル
ト71上に転写された第1のトナー像T1を用紙Pへ転
写(2次転写)するための第3転写コロトロン、50は
用紙P上の未定着トナー像を定着する定着器である。
【0064】本実施の形態において、トナーT1,T2は
負帯電トナーを用い、第1、第2転写ロール37a,3
7bには夫々直流電流+10μAを、第3転写コロトロ
ン37cには直流電流+400μAを、一方の用紙吸着
ロール72には直流電流+10μAを印加し、他方の用
紙吸着ロール73は接地した。
【0065】更に、本実施の形態において、画像位置調
整装置60は、図19に示す制御モードを実行する制御
部61と、中間転写兼搬送ベルト71の基準マークを検
知する位置センサ64aと、中間転写兼搬送ベルト71
上に作成した基準パッチを検知する位置センサ64bと
を備え、制御部61にて各位置センサ62a,62bか
らの検知結果を元に中間転写兼搬送ベルト71の回転速
度及び露光装置23a,23bの書き込みタイミングを
制御するようにしたものである。
【0066】次に、本実施の形態に係る両面画像形成装
置の作像プロセスについて説明する。第1感光ドラム2
1a上に第1トナー像T1を形成し、これを第1転写ロ
ール37aで中間転写兼搬送ベルト71上に転写する。
次いで、タイミングを合わせて用紙Pを搬送し、用紙吸
着ロール72,73により第1トナー像T1の上から中
間転写兼搬送ベルト71上に吸着する。続いて、第2感
光ドラム21b上に第2トナー像T2を作成し、これを
第2転写ロール37bで用紙P上に転写した後、中間転
写兼搬送ベルト71の用紙排出端に配置した第3転写コ
ロトロン37cで第1トナー像T1を中間転写兼搬送ベ
ルト71から用紙Pへ転写し、定着器50で両面同時に
定着する。
【0067】以上のように、第1感光ドラム21aから
中間転写兼搬送ベルト71上に転写した第1トナー像T
1上に用紙Pを重ね、第2感光ドラム21bから第2ト
ナー像T2を転写し、続いて、第1トナー像T1を用紙P
に転写し、そのまま定着器50に水平に搬送して両面同
時定着することで、両面画像を用紙1枚当たり片面時と
同じ記録速度で得ることができる。
【0068】また、本実施の形態において、画像位置調
整装置60による制御モードは図19に示すように行わ
れる。尚、制御モード実行時のタイミングチャートを図
20に示す。すなわち、制御モード時には、中間転写兼
搬送ベルト71上の基準マークが位置センサ64aを通
過するタイミングを基準信号として感光ドラム21a,
21b上に夫々基準パッチを作成し、夫々の基準パッチ
の位置及びプロセス方向の長さを基準パッチ検知用の位
置センサ64bで検知する。この際、用紙Pは搬送しな
い。この検知結果(基準マーク検知から第1、第2基準
パッチ検知までの時間S1,S2)を予め設定した基準値
(S01,S02)と比較し、その差(S1−S01,S2−S
02)に応じて露光装置23a,23bのレーザの発光タ
イミング(露光タイミング)を夫々制御する。尚、露光
装置23a,23bの露光開始タイミングを変更した時
点で、図示外のベルトクリーナにて基準パッチはクリー
ニング除去される。
【0069】本実施の形態では、上述の制御を行うこと
で、用紙Pの表裏での画像先端位置、及び、表裏の画像
倍率を一致させることができた。尚、本実施の形態にお
いては検知結果を予め設定した基準値と比較して露光装
置23a,23bのレーザの発光タイミングを夫々制御
したが、第1、第2の基準パッチの相対的な位置関係か
ら一方、若しくは、両方の露光装置23a,23bを制
御してもよい。また、本実施の形態においては、第3転
写コロトロン37cにより中間転写兼搬送ベルト71か
ら第1トナー像T1を用紙Pへ転写したが、これに限ら
れるものではなく、例えば第2転写位置より上流側で第
1トナー像T1の帯電極性を反転させる、若しくは、異
極性のトナーを用いることで、第2転写位置で第1、第
2トナー像T1,T2を互いに逆極性にしておけば、用紙
P両面に同時に転写することも可能である。
【0070】更に、本実施の形態の変形形態として、例
えば1つの感光ドラム21aと中間転写兼搬送ベルト7
1とからなる装置で、感光ドラム21aの1回転目に第
1トナー像T1を中間転写兼搬送ベルト71へ転写した
後、用紙Pを重ね、感光ドラム21aの2回転目に第2
トナー像T2を用紙Pへ転写し、しかる後、転写コロト
ロンで第1トナー像T1を用紙Pへ転写して両面画像を
得るものについても、同様な制御をすることで用紙Pの
表裏での画像先端位置、及び、表裏の画像倍率を一致さ
せることができる。
【0071】◎実施の形態8 図21は本発明が適用された両面画像形成装置の実施の
形態8の概略構成を示す。同図において、両面画像形成
装置は、第1画像形成部20a(感光ドラム21aの周
囲に露光装置23a、転写ロール39aその他の電子写
真用デバイスを配設した態様)と、第2画像形成部20
b(感光ドラム21bの周囲に露光装置23b、転写ロ
ール39bその他の電子写真用デバイスを配設した態
様)と、各画像形成部20a,20bの後方に夫々配設
される定着器50a,50bと、各定着器50a,50
bの下流側に用紙Pを吸着しながら搬送する搬送ベルト
75a,75bとを備えたものである。そして、本実施
の形態において、トナーT1,T2は負帯電トナーを用
い、転写ロール26a,26bには夫々直流電流+10
μAを印加した。
【0072】また、本実施の形態において、画像位置調
整装置60は、図21の制御モードを実行する制御部6
1と、用紙P上に作成した基準パッチを検知する位置セ
ンサ65a,65bとを備え、位置センサ65a,65
bの検知結果を元に露光装置23a,23bの書き込み
タイミングを制御するようにしたものである。
【0073】次に、本実施の形態に係る両面画像形成装
置の作像プロセスについて説明する。第1感光ドラム2
1a上に作成した第1のトナー像T1を転写ロール39
aにより用紙上へ転写し、定着器50aで定着する。こ
の後、搬送ベルト75aで用紙Pを第1画像形成部20
aから第2画像形成部20bへ搬送し、第1画像形成部
20aと同様に用紙Pの裏面側に第2のトナー像T2を
転写ロール39bで転写、定着器50bで定着すること
で、両面画像を用紙1枚当たり片面時と同じ記録速度で
得ることができる。
【0074】また、本実施の形態において、画像位置調
整装置60による制御モードは図22に示すように行わ
れる。すなわち、制御モード時には、第1、第2画像形
成部20a,20bで夫々基準パッチを作成し、これを
用紙上に転写する。この基準パッチの用紙先端からの位
置及びプロセス方向の長さを搬送ベルト75a,75b
上に配置した位置センサ65a,65bで夫々検知す
る。この検知結果を予め設定した基準値と比較し、その
差に応じて露光装置23a,23bのレーザの発光タイ
ミング(露光タイミング)を夫々制御する。
【0075】本実施の形態によれば、上述の制御を行う
ことで、用紙Pの表裏での画像先端位置、及び、表裏の
画像倍率を一致させることができた。尚、本実施の形態
においては、検知結果を予め設定した基準値と比較し、
その差に応じて露光装置23a,23bのレーザの発光
タイミングを夫々制御したが、両基準パッチの検知結果
を比較し、一方又は両方の露光装置を制御してもよい。
また、位置センサ65a,65bを配置する位置は用紙
姿勢が安定していれば、定着器50a,50bの前や、
第2定着器50bの下流側に用紙搬送路を挟んで両側に
設けてもよい。
【0076】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、2つの画像形成部により記録材の表裏面に形成され
る表裏画像位置を相互に一致せしめるようにしたので、
記録材表裏での画像先端位置や画像倍率のずれや、カラ
ー画像の色ずれを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は本発明に係る両面画像形成装置の概
要を示す説明図、(b)はその作用を示す説明図であ
る。
【図2】 本発明の具体的な一態様を示す説明図であ
る。
【図3】 実施の形態1に係る両面画像形成装置を示す
概略構成図である。
【図4】 実施の形態1に係る両面画像形成装置の具体
的な制御内容を示すフローチャートである。
【図5】 実施の形態2に係る両面画像形成装置を示す
概略構成図である。
【図6】 実施の形態2に係る両面画像形成装置の具体
的な制御内容を示すフローチャートである。
【図7】 実施の形態2の変形例に係る両面画像形成装
置を示す概略構成図である。
【図8】 実施の形態3に係る両面画像形成装置を示す
概略構成図である。
【図9】 実施の形態4に係る両面画像形成装置を示す
概略構成図である。
【図10】 実施の形態4に係る両面画像形成装置の具
体的な制御内容を示すフローチャートである。
【図11】 実施の形態5に係る2次転写部の接離機構
の詳細を示す説明図である。
【図12】 実施の形態5に係る両面画像形成装置の具
体的な制御内容を示すフローチャートである。
【図13】 実施の形態5に係る両面画像形成装置の動
作過程を示すタイミングチャートである。
【図14】 実施の形態6に係る両面画像形成装置を示
す概略構成図である。
【図15】 実施の形態6に係る両面画像形成装置の具
体的な制御内容を示すフローチャートである。
【図16】 実施の形態6に係る両面画像形成装置の動
作過程を示すタイミングチャートである。
【図17】 図16の一部拡大説明図である。
【図18】 実施の形態7に係る両面画像形成装置を示
す概略構成図である。
【図19】 実施の形態7に係る両面画像形成装置の具
体的な制御内容を示すフローチャートである。
【図20】 実施の形態7に係る両面画像形成装置の動
作過程を示すタイミングチャートである。
【図21】 実施の形態8に係る両面画像形成装置を示
す概略構成図である。
【図22】 実施の形態8に係る両面画像形成装置の具
体的な制御内容を示すフローチャートである。
【符号の説明】
A…第1画像形成部,B…第2画像形成部,1…第1像
担持搬送体,1a…第1像担持体,1b…第1中間転写
体,2…第2像担持搬送体,2a…第2像担持体,2b
…第2中間転写体,3…記録材,4…画像位置調整手
段,5…第1中間1次転写手段,6…第2中間1次転写
手段,7…中間2次転写手段,10…定着手段,11…
第1中間転写体駆動部材,12…第2中間転写体駆動部
材,13…第1画像書き込み手段,14…第2画像書き
込み手段,15…第1検知手段,16…第2検知手段,
17…第1制御手段,18…第2制御手段,20a…第
1画像形成部,20b…第2画像形成部,21a…第1
感光ドラム,21b…第2感光ドラム,25a…第1中
間転写ベルト,25b…第2中間転写ベルト,26a,
26b…1次転写ロール,27a,27b…クリーナ,
28…極性反転コロトロン,29…搬送ロール,30
a,30b…ベルトクリーナ,32a,32b…駆動ロ
ール,36a,36b…ロータリー現像器,37a,3
7b…転写ロール,37c…第3転写コロトロン,39
a,39b…転写ロール,40a,40b…2次転写ロ
ール,50,50a,50b…定着器,61,61a,
61b…制御部,62a〜62d,64a,64b,6
5a,65b…位置センサ,71…中間転写兼搬送ベル
ト,P…用紙
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年5月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの画像形成部により記録材の表裏面
    にそれぞれ画像形成する両面画像形成装置において、 各々の画像形成部により記録材の表裏面に形成される表
    裏画像位置が相互に一致せしめられる画像位置調整手段
    を設けたことを特徴とする両面画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の両面画像形成装置におい
    て、 画像位置調整手段は、各々の画像形成部により記録材の
    表裏面に形成される表裏画像の記録材先端からの位置を
    少なくとも一致させるものであることを特徴とする両面
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の両面画像形成装置におい
    て、 画像位置調整手段は、各々の画像形成部により記録材の
    表裏面に形成される表裏画像の倍率を少なくとも一致さ
    せるものであることを特徴とする両面画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の両面画像形成装置におい
    て、 画像位置調整手段は、各々の画像形成部により記録材の
    表裏面に形成される表裏画像の記録材先端からの位置及
    び倍率を一致させるものであることを特徴とする両面画
    像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の両面画像形成装置におい
    て、 画像位置調整手段は、各々の画像形成部により画像形成
    するタイミングを同一基準値に合わせることを特徴とす
    る両面画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の両面画像形成装置におい
    て、 画像位置調整手段は、一方の画像形成部により画像形成
    するタイミングを他方の画像形成部により画像形成する
    タイミングに合わせることを特徴とする両面画像形成装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の両面画像形成装置におい
    て、 画像位置調整手段は、各々の画像形成部に設けられる像
    担持搬送体上に基準パッチを作成し、検知手段による基
    準パッチの検知結果を元に各々の画像形成部により記録
    材の表裏面に形成される表裏画像位置を一致させるもの
    であることを特徴とする両面画像形成装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の両面画像形成装置におい
    て、 画像位置調整手段は、各々の画像形成部に設けられる像
    担持搬送体上に基準マークを設け、検知手段による基準
    マークの検知結果を元に各々の画像形成部により記録材
    の表裏面に形成される表裏画像位置を一致させるもので
    あることを特徴とする両面画像形成装置。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の両面画像形成装置におい
    て、 画像形成部は、第1画像が担持される第1像担持体と、
    この第1像担持体に対向配置される第1中間転写体と、
    第1像担持体上の第1画像を第1中間転写体に1次転写
    する第1中間1次転写手段と、第2画像が担持される第
    2像担持体と、この第2像担持体に対向配置される第2
    中間転写体と、第2像担持体上の第2画像を第2中間転
    写体に1次転写する第2中間1次転写手段と、記録材の
    両面に対し各中間転写体上の1次転写画像を2次転写す
    る中間2次転写手段とを備えたことを特徴とする両面画
    像形成装置。
  10. 【請求項10】 請求項10記載の両面画像形成装置に
    おいて、 画像位置調整手段は、第1、第2像担持体上に夫々基準
    パッチを作成し、この基準パッチを第1又は第2中間転
    写体上へ転写した後、検知手段による基準パッチの検知
    結果を元に各々の画像形成部により記録材の表裏面に形
    成される表裏画像位置を一致させるものであることを特
    徴とする両面画像形成装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の両面画像形成装置に
    おいて、 画像位置調整手段は、第1、第2中間転写体上に夫々基
    準マークを設け、検知手段による基準マークの検知結果
    を元に各々の画像形成部により記録材の表裏面に形成さ
    れる表裏画像位置を一致させるものであることを特徴と
    する両面画像形成装置。
  12. 【請求項12】 請求項10記載の両面画像形成装置に
    おいて、 画像位置調整手段は、第1、第2像担持体上に夫々第
    1、第2基準パッチを作成し、第1基準パッチを第1中
    間転写体上へ、第2基準パッチを第2中間転写体を経て
    第1中間転写体へ転写した後、検知手段による基準パッ
    チの検知結果を元に各々の画像形成部により記録材の表
    裏面に形成される表裏画像位置を一致させるものである
    ことを特徴とする両面画像形成装置。
  13. 【請求項13】 請求項10記載の両面画像形成装置に
    おいて、 画像位置調整手段は、両画像形成部の少なくとも一方の
    中間転写体の駆動周期を制御することを特徴とする両面
    画像形成装置。
  14. 【請求項14】 請求項10記載の画像形成装置におい
    て、 画像位置調整手段は、両画像形成部の少なくとも一方の
    像担持体に対する画像書き込みタイミングを制御するこ
    とを特徴とする両面画像形成装置。
  15. 【請求項15】 請求項10記載の両面画像形成装置に
    おいて、 第1中間転写体及び第2中間転写体は複数色の画像成分
    を多重転写したカラー画像が担持される中間転写体であ
    り、各中間転写体上の像が記録材上に転写されずに2次
    転写領域を通過する際は両中間転写体が離間され、各中
    間転写体上の像が記録材上に転写される際は両中間転写
    体が接触又は近接配置される接離手段を設けたことを特
    徴とする両面画像形成装置。
  16. 【請求項16】 請求項10記載の両面画像形成装置に
    おいて、 第1像担持体及び第2像担持体は複数色の画像成分が夫
    々担持される複数の色成分像担持体群からなり、第1中
    間転写体及び第2中間転写体は第1像担持体及び第2像
    担持体の複数の色成分像担持体群からの画像成分を転写
    保持するものであることを特徴とする両面画像形成装
    置。
JP9329582A 1997-11-13 1997-11-13 両面画像形成装置 Pending JPH11143333A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9329582A JPH11143333A (ja) 1997-11-13 1997-11-13 両面画像形成装置
US09/177,109 US5970295A (en) 1997-11-13 1998-10-22 Double-sided image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9329582A JPH11143333A (ja) 1997-11-13 1997-11-13 両面画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11143333A true JPH11143333A (ja) 1999-05-28

Family

ID=18222969

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9329582A Pending JPH11143333A (ja) 1997-11-13 1997-11-13 両面画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5970295A (ja)
JP (1) JPH11143333A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005148736A (ja) * 2003-11-12 2005-06-09 Oce Technol Bv 受像体への印刷方法、同印刷方法に適応する印刷装置、及び同印刷装置の調整方法
JP2008517335A (ja) * 2004-10-20 2008-05-22 イーストマン コダック カンパニー 縁位置揃え制御方法及び装置
JP2011008230A (ja) * 2009-05-26 2011-01-13 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成方法およびプログラム
JP2011197267A (ja) * 2010-03-18 2011-10-06 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2012234158A (ja) * 2011-04-27 2012-11-29 Xerox Corp 両面印刷システムの媒体レジストレーション

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11125936A (ja) * 1997-10-22 1999-05-11 Konica Corp 画像形成装置
JP2002169447A (ja) 2000-09-22 2002-06-14 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及び画像形成方法
US6466761B1 (en) * 2000-11-14 2002-10-15 Xerox Corporation Duplex transfer apparatus and processes
US6608988B2 (en) * 2001-10-18 2003-08-19 Xerox Corporation Constant inverter speed timing method and apparatus for duplex sheets in a tandem printer
US7224932B2 (en) * 2003-06-25 2007-05-29 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus including a conveyance unit for passing a recording medium
JP4520726B2 (ja) * 2003-11-18 2010-08-11 株式会社東芝 画像形成装置
US7274904B2 (en) * 2004-11-15 2007-09-25 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus
DE102005023462A1 (de) * 2005-05-20 2006-11-23 OCé PRINTING SYSTEMS GMBH Vorrichtung und Verfahren zum beidseitigen Bedrucken eines Aufzeichnungsträgers mit Umlade- und Nachladevorrichtung
NL1029189C2 (nl) * 2005-06-06 2006-12-14 Oce Tech Bv Printprocédé in combinatie met een toner geschikt voor toepassing in dit procédé.
US8174735B2 (en) * 2008-07-22 2012-05-08 Xerox Corporation System and method for printing system process magnification adjustment
US20100296823A1 (en) * 2009-05-19 2010-11-25 Dobbertin Michael T Dual engine synchronization
US8264516B2 (en) * 2009-12-23 2012-09-11 Xerox Corporation Method and apparatus for process magnification adjustment
US8570587B2 (en) * 2010-04-21 2013-10-29 Xerox Corporation Method and apparatus for accurate measurement of imaging surface speed in a printing apparatus
ES2574203T3 (es) 2011-01-12 2016-06-15 Oce-Technologies B.V. Tóner electrofotográfico que comprende una cera de alto punto de fusión, un sistema de impresión para aplicar dicho tóner sobre un medio receptor de imágenes, y un método para preparar dicho tóner
US8525857B2 (en) 2011-04-13 2013-09-03 Xerox Corporation System and method to improve side 1 to side 2 image on paper magnification difference and IQ performance
EP2592478B1 (en) 2011-11-08 2017-10-18 Océ-Technologies B.V. Electrophotographic toner, a printing system for applying said toner on an image receiving medium and a method for preparing said toner
JP6049373B2 (ja) * 2011-12-01 2016-12-21 キヤノン株式会社 画像形成装置

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3580670A (en) * 1968-08-12 1971-05-25 Xerox Corp Apparatus for duplexing
GB1413190A (en) * 1973-06-25 1975-11-12 Xerox Corp Electrostatographic methods and apparatus
US4162844A (en) * 1977-08-30 1979-07-31 Xerox Corporation Reproduction machine with duplex image shift
US4427285A (en) * 1981-02-27 1984-01-24 Xerox Corporation Direct duplex printing on pre-cut copy sheets
JPS6363057A (ja) * 1986-09-03 1988-03-19 Toray Ind Inc 両面印字方法
US4958187A (en) * 1987-02-13 1990-09-18 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus for scanning both sides of an original and producing a duplex copy
JPH01209470A (ja) * 1988-02-17 1989-08-23 Minolta Camera Co Ltd 電子写真式画像形成装置
JPH02259670A (ja) * 1989-03-30 1990-10-22 Nec Corp 電子写真プリンタ
DE59303381D1 (de) * 1992-04-10 1996-09-12 Siemens Nixdorf Inf Syst Elektrofotografische druckeinrichtung zum simultanen beidseitigen bedrucken eines aufzeichnungsträgers
JPH08108449A (ja) * 1994-10-11 1996-04-30 Eiichi Tsunoda 多色成形方法
US5848323A (en) * 1995-02-06 1998-12-08 Hitachi Koki Co., Ltd. Apparatus for printing images on both sides of an image printing medium by one process
US5740510A (en) * 1995-05-09 1998-04-14 Agfa-Gevaert Electrostatographic multicolour printing apparatus for single pass sequential duplex printing on a web-type toner receptor material
KR970028908A (ko) * 1995-11-24 1997-06-24 엘 드 샴펠라에레 싱글 패스 다색 정전 사진 프린터
US5797077A (en) * 1996-04-04 1998-08-18 Fuji Xerox Co., Ltd. Double-sided images forming apparatus and method using the same

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005148736A (ja) * 2003-11-12 2005-06-09 Oce Technol Bv 受像体への印刷方法、同印刷方法に適応する印刷装置、及び同印刷装置の調整方法
JP2008517335A (ja) * 2004-10-20 2008-05-22 イーストマン コダック カンパニー 縁位置揃え制御方法及び装置
JP2011008230A (ja) * 2009-05-26 2011-01-13 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成方法およびプログラム
JP2011197267A (ja) * 2010-03-18 2011-10-06 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2012234158A (ja) * 2011-04-27 2012-11-29 Xerox Corp 両面印刷システムの媒体レジストレーション

Also Published As

Publication number Publication date
US5970295A (en) 1999-10-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11143333A (ja) 両面画像形成装置
JP2002318482A (ja) 画像形成装置
JP2001194926A (ja) 画像形成装置
JP2000181183A (ja) 画像形成装置
JP3228190B2 (ja) 両面画像形成装置
JP4591233B2 (ja) 画像形成装置
JPH11231597A (ja) 両面画像形成装置
JP3575729B2 (ja) 画像形成装置
JP2913810B2 (ja) エンドレスベルト搬送装置
JPH09274356A (ja) 両面画像形成方法及びその装置
JP3198798B2 (ja) 画像形成装置
JP2004037950A (ja) 画像形成装置
JP3819410B2 (ja) 画像形成装置
JPH11212308A (ja) 両面画像形成装置
JP2007156173A (ja) 画像形成装置
JPH1165179A (ja) 両面画像形成装置
JPH1195497A (ja) 両面画像形成装置
JPH10104963A (ja) 転写装置及び方法
JPH112971A (ja) 両面画像形成装置
JP2004029565A (ja) 多色画像形成装置および多色画像形成方法
JP2004258106A (ja) カラー画像形成装置
JP2002072717A (ja) 画像形成装置
JP2000056521A (ja) 両面画像形成方法及び装置
JPH1010876A (ja) 画像形成装置
JP2023000635A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040120

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040322

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040518