JPH11231597A - 両面画像形成装置 - Google Patents

両面画像形成装置

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JPH11231597A
JPH11231597A JP5152698A JP5152698A JPH11231597A JP H11231597 A JPH11231597 A JP H11231597A JP 5152698 A JP5152698 A JP 5152698A JP 5152698 A JP5152698 A JP 5152698A JP H11231597 A JPH11231597 A JP H11231597A
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JP
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image forming
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double
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Application number
JP5152698A
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English (en)
Inventor
Masaru Mitsumizo
賢 三溝
Yoshiya Mashita
佳也 眞下
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録材の表裏面画像間の画質差を小さく抑
え、かつ、高速で両面記録可能な両面画像形成装置を提
供する。 【解決手段】 夫々像担持搬送体1,2が配設される2
つの画像形成部A,Bを有し、各画像形成部A,Bの像
担持搬送体1,2上に夫々表裏一対の画像(第1画像,
第2画像)T1,T2を形成すると共に、一括転写手段3
にて各像担持搬送体1,2上の表裏一対の画像T1,T2
を記録材5の両面に同時に静電転写する両面画像形成装
置において、一括転写手段3による転写動作時には、像
担持搬送体1,2上の表裏一対の画像T1,T2の帯電量
の絶対値が略一致せしめられる帯電量調整手段4を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真複写機、
プリンタ等の画像形成装置に係り、特に、両面画像を形
成可能な両面画像形成装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の両面画像を形成可能な両面画像形
成装置としては、感光体などの潜像担持体上に形成され
た第1画像を用紙の第1面に転写、定着した後、用紙を
反転させて再給紙し、続いて、潜像担持体上に形成され
た第2画像を用紙の第2面に転写、定着する方式が一般
的である。しかし、この方式では画像形成部を2度通紙
させるために、用紙1枚当たりの生産性が片面記録時の
1/2以下と遅くなること、1度目の定着時に用紙がカ
ールを生じ、2度目の転写、定着時の転写不良や紙し
わ、搬送経路中でのジャムが発生しやすいこと、用紙を
反転させて再給紙する際の騒音などの諸問題がある。
【0003】このような問題を解決する両面画像形成装
置として、本件出願人は、感光体等の潜像担持体と中間
転写ベルトからなる第1、第2の画像形成部を用紙両面
に対応して夫々設け、中間転写ベルト間で用紙両面に転
写するもの(特開平9−274356号公報、特願平9
−169615号参照)や、中間転写ベルトと第1、第
2の潜像担持体体とを備え、第1潜像担持体から中間転
写ベルトへ第1画像を転写し、第2潜像担持体から第2
画像を用紙へ転写すると同時に第1画像を転写するもの
(特開平9−269616号公報参照)等を既に提案し
ている。この方式によれば、用紙が画像形成部を1度通
過するだけで両面記録を行うことができるため、上記問
題を解決しつつ生産性を上げることが可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た両面画像形成装置にあっては、2つの画像形成部で用
紙の表裏面に対する画像を夫々形成することになるが、
2つの画像形成部における画像形成条件がそもそもばら
つき易いため、用紙の表裏面画像間に画質差が生じ易い
という技術的課題がある。特に、用紙に両面画像を同時
転写する態様にあっては、転写時に第1画像と第2画像
とを互いに逆極性とし、一方を反発電界、他方を吸引電
界により同時転写を行うようにすることが必要であり、
第1画像、第2画像の用紙への転写時には共通の転写電
界を形成するために所定の電圧(若しくは電流)を印加
しなければならない。
【0005】ところが、一つの転写電界しか設定できな
いにも拘わらず、2つの画像形成部における画像形成条
件がそもそもばらついているのみからず、画像を形成す
るための材料であるトナー帯電量が環境や経時的変化に
依存し易いものであるため、極性反転側の画像のトナー
帯電量と極性非反転側の画像のトナー帯電量とが異なる
蓋然性が非常に高く、これに起因して、用紙の表裏面画
像間で画質差が顕著に生じているという技術的課題が見
い出された。
【0006】ここで、第1画像、第2画像を形成するた
めの材料であるトナー帯電量と転写効率との関係を図1
7に示す。この図から分かるように、トナー帯電量が変
われば、最大転写効率が得られる転写電流値も変わって
くる。すなわち、第1画像と第2画像のトナー帯電量の
絶対値の差が大きければ、用紙第1面と第2面間の転写
効率に差が生じ、ひいては両面間の画質差が発生してし
まうという技術的課題につながるのである。本発明は以
上の技術的課題を解決するためになされたものであっ
て、記録材の表裏面画像間の画質差を小さく抑え、か
つ、高速で両面記録可能な両面画像形成装置を提供する
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、図
1に示すように、夫々像担持搬送体1,2が配設される
2つの画像形成部A,Bを有し、各画像形成部A,Bの
像担持搬送体1,2上に夫々表裏一対の画像(第1画
像,第2画像)T1,T2を形成すると共に、一括転写手
段3にて各像担持搬送体1,2上の表裏一対の画像T
1,T2を記録材5の両面に同時に静電転写する両面画像
形成装置において、一括転写手段3による転写動作時に
は、像担持搬送体1,2上の表裏一対の画像T1,T2の
帯電量の絶対値が略一致せしめられる帯電量調整手段4
を備えたことを特徴とするものである。
【0008】このような技術的手段において、本願は、
通常2つの画像形成部A,Bを対向配置した態様に適用
されるが、この態様に限られるものではなく、2つの画
像形成部A,Bで形成された表裏面画像T1,T2を記録
材5に一括転写する態様であれば適宜選定して差し支え
ない。
【0009】また、像担持搬送体1,2については、夫
々の画像T1,T2を担持搬送するものであれば、適宜選
定して差し支えない。例えば各画像T1,T2が形成担持
される感光体や誘電体等の像形成用担持体だけの態様、
あるいは、この像形成用担持体と、この像形成用担持体
に対向配置され且つ像形成用担持体上の各画像T1,T2
が1次転写手段にて一時的に転写される中間転写体とを
備えた態様、あるいは、一方が像形成用担持体だけで、
他方が像形成用担持体と中間転写体との組合せ態様が挙
げられる。この種の各種態様のうち、両面画像の画質差
を有効に抑えるという観点からすれば、第1画像T1,
第2画像T2の形成部がいずれも像形成用担持体のみの
態様、あるいは、いずれも像形成用担持体及び中間転写
体の組合せの態様であることが好ましい。また、レイア
ウト上の自由度を確保するという観点からすれば、いず
れも像形成用担持体及び中間転写体の組合せの態様で、
中間転写体が共にベルト状のものが好ましいが、一方を
ドラム状とし、他方をベルト状にしてもよく、また、径
方向に対してある程度の弾性を有するものであれば、両
方の中間転写体をドラム状にしてもよい。
【0010】更に、一括転写手段3としては、例えばベ
ルト状の像担持搬送体1,2を一対の転写部材で挟持
し、少なくともいずれか一方に転写バイアスを印加する
と共に、他方を接地することで、所定の転写電界を与え
るようにしてもよいし、あるいは、一方の画像形成部A
又はBの像担持搬送体1又は2に対向し且つ他方の像担
持搬送体2又は1が挟持される転写部材を設け、この転
写部材とこれに対向する像担持搬送体1又は2との間で
所定の転写電界を与えるようにする等適宜設計変更して
差し支えない。
【0011】また、帯電量調整手段4による処理箇所に
ついては、一括転写手段3による転写動作時において像
担持搬送体1,2上の表裏一対の画像T1,T2の帯電量
の絶対値が略一致していればよいため、一括転写手段3
による転写部位に至るまでの像担持搬送体1,2上の各
画像T1,T2の搬送経路中の任意の箇所で差し支えな
い。この場合において、帯電量調整手段4による処理方
式としては、像担持搬送体1,2上の表裏一対の画像T
1,T2の帯電量の絶対値を同一基準値に合わせる方式で
あってもよいし、あるいは、像担持搬送体1,2上の表
裏一対の画像T1,T2の帯電量の絶対値をいずれか一方
の値に合わせる方式であってもよい。前者の方式は、帯
電量の絶対値が所定の基準値に合わせ込まれるため、極
めて正確な帯電量調整が可能になる点で好ましいのに対
し、後者の方式は、画像T1,T2の帯電量の絶対値を相
対的に合わせればよいため、帯電量調整のための演算処
理が簡略化される点で好ましい。
【0012】また、帯電量調整手段4の具体的態様とし
ては適宜選定して差し支えないが、例えば像担持搬送体
1,2上に形成された基準パッチの表面電位を検知し、
この検知結果を元に電荷付与手段の電荷付与量を制御す
る態様等が挙げられる。ここで、帯電量調整手段4の構
成要素である電荷付与手段としては、電荷を可変可能に
付与し得るものであれば適宜選定して差し支えないが、
像担持搬送体1,2上の画像T1,T2を極力乱さないと
いう観点からすれば、像担持搬送体1,2に対して非接
触タイプのものが好ましく、例えばコロトロン、スコロ
トロン等のコロナ放電デバイスが挙げられる。この場合
において、電荷を可変調整するには、コロナ放電デバイ
スのグリッド電圧、シールド電圧、ワイヤ電圧の少なく
ともいずれかを制御するようにすればよい。
【0013】次に、2つの画像形成部A,Bが中間転写
型である両面画像形成装置を例に挙げて具体的に説明す
る。中間転写型両面画像形成装置の一つの態様は、図2
に示すように、第1画像T1が担持される第1像担持体
1aと、この第1像担持体1aに対向配置される第1中
間転写ベルト1bと、第1像担持体1a上の第1画像T
1を第1中間転写ベルト1bに1次転写する第1中間1
次転写手段6と、第2画像T2が担持される第2像担持
体2aと、この第2像担持体2aに対向配置される第2
中間転写ベルト2bと、第2像担持体2a上の第2画像
T2を第2中間転写ベルト2bに1次転写する第2中間
1次転写手段7と、第1中間転写ベルト1b及び第2中
間転写ベルト2bとが接触若しくは近接する領域におい
て、記録材5の両面に対し各中間転写ベルト1b,2b
上の1次転写画像T1,T2を2次転写する2次転写手段
8とからなる基本的態様を備え、第1中間転写ベルト1
b上に作成した第1基準パッチの表面電位が検知される
第1検知手段15と、第2中間転写ベルト2b上に作成
した第2基準パッチの表面電位が検知される第2検知手
段16とを設け、第1、第2検知手段15,16の結果
を基準値と比較し、その差に応じて第1、第2制御手段
17,18により第1、第2転写前電荷付与手段13,
14を夫々制御するものである。尚、図2中、符号10
は記録材5上の未定着画像T1,T2を定着する定着手段
である。ここで、本態様においては、像担持体1a,2
a及び中間転写ベルト1b,2bが図1の像担持搬送体
1,2に相当し、また、2次転写手段8が図1の一括転
写手段3に相当し、更に、転写前電荷付与手段13,1
4、検知手段15,16、制御手段17,18が図1の
帯電量調整手段4に相当する。
【0014】また、中間転写型の両面画像形成装置の他
の態様は、図3に示すように、図2と同様な基本的態様
(像担持体1a,2a、中間転写ベルト1b,2b、1
次転写手段6,7,2次転写手段8,定着手段10)を
備え、第1、第2検知手段15,16の結果を元に第2
制御手段18により第2転写前電荷付与手段14のみを
制御し、第2基準パッチの表面電位を第1基準パッチの
値に合わせるものである。ここで、本態様においては、
像担持体1a,2a及び中間転写ベルト1b,2bが図
1の像担持搬送体1,2に相当し、また、2次転写手段
8が図1の一括転写手段3に相当し、更に、転写前電荷
付与手段14、検知手段15,16、制御手段18が図
1の帯電量調整手段4に相当する。
【0015】また、カラー画像を形成する態様として
は、例えば図2,図3で示す態様を例に挙げると、第1
中間転写ベルト1b及び第2中間転写ベルト2bは複数
色の画像成分を多重転写したカラー画像T1,T2が担持
される中間転写ベルトであるから、カラー画像T1,T2
を乱さずに形成するには、各中間転写ベルト1b,2b
上の像が記録材5上に転写されずに2次転写領域を通過
する際は両中間転写ベルト1b,2bが離間され、各中
間転写ベルト1b,2b上の像が記録材5上に転写され
る際は両中間転写ベルト1b,2bが接触又は近接配置
される接離手段を設けることが必要である。
【0016】更に、カラー画像の形成を短時間で行う態
様としては、例えば図2,図3で示す態様を例に挙げる
と、第1像担持体1a及び第2像担持体2aは複数色の
画像成分が夫々担持される複数の色成分像担持体群から
なり、第1中間転写ベルト1b及び第2中間転写ベルト
2bは第1像担持体1a及び第2像担持体2aの複数の
色成分像担持体群からの画像成分を転写保持するもので
ある態様が挙げられる。
【0017】次に、上述した技術的手段の作用を図2又
は図3を例に挙げて説明する。先ず、図2に示す態様に
おいては、第1像担持体1a及び第2像担持体2a上に
夫々第1、第2基準パッチを作成し、第1中間1次転写
手段6で第1基準パッチを第1中間転写ベルト1bに1
次転写し、第2中間1次転写手段7で第2基準パッチを
第2中間転写ベルト2bに1次転写する。この後、第
1、第2検知手段15,16で第1、第2基準パッチの
表面電位を夫々検知する。この検知結果を基準値と比較
し、その差に基づき第1、第2転写前電荷付与手段1
3,14を制御することで、第1画像T1、第2画像T2
それぞれの記録材5への転写効率を近づけることがで
き、その結果、記録材5表裏での画質差を小さくするこ
とができる。
【0018】また、図3に示す態様においては、図2に
示す態様と同様に、第1、第2検知手段15,16で第
1、第2基準パッチの表面電位を検知し、第2基準パッ
チの検知結果を第1基準パッチのものと同じとなるよう
に、第2転写前電荷付与手段14を制御することで、第
1画像T1、第2画像T2それぞれの記録材5への転写効
率を近づけることができ、その結果、記録材5表裏での
画質差を小さくすることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいてこの発明を詳細に説明する。 ◎実施の形態1 図4は本発明が適用された両面画像形成装置の実施の形
態1の概略構成を示す。同図において、この両面画像形
成装置は、用紙Pの第1面に第1画像を形成する第1画
像形成部20aと、用紙Pの第2面に第2画像を形成す
る第2画像形成部20bと、両画像形成部20a,20
bを通過した用紙P上の画像を定着する定着器50とを
備えている。
【0020】本実施の形態において、各画像形成部20
a,20bは、感光ドラム21a,21bと、この感光
ドラム21a,21bの表面を帯電する帯電ロール22
a,22bと、帯電された感光ドラム21a,21b上
に第1、第2画像用の静電潜像を書き込む露光装置23
a,23bと、感光ドラム21a,21b上に書き込ま
れた静電潜像をトナーにて顕像化する現像器24a,2
4bと、感光ドラム21a,21bに接触配置される中
間転写ベルト25a,25bと、感光ドラム21a,2
1b上のトナー像T1,T2(本実施の形態では例えば正
像)を中間転写ベルト25a,25bに1次転写する1
次転写ロール26a,26bと、感光ドラム21a,2
1b上の残留トナーを除去するクリーナ27a,27b
とを備えている。
【0021】また、本実施の形態において、各中間転写
ベルト25a,25bは駆動ロール32a,32bを含
む適宜数の保持ロールに掛け渡されており、感光ドラム
21a,21bに同期して回転するようになっている。
尚、符号30a,30bは中間転写ベルト25a,25
b上の残留トナーを除去するベルトクリーナである。そ
して、中間転写ベルト25a,25bは、ポリイミド、
アクリル、塩化ビニル、ポリエステル、ポリカーボネー
ト、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の樹脂又
は各種ゴムにカーボンブラック等の帯電防止剤を適当量
含有させて、その体積抵抗率が109〜1014Ω・cm
となるように形成され、その厚みは例えば0.08mm
に設定される。
【0022】更に、各中間転写ベルト25a,25bが
接触若しくは近接する領域に対応して配置された保持ロ
ールが2次転写ロール40a,40bとして構成されて
いる。2次転写ロール40a,40b共に導電性のもの
を用いても転写可能であるが、小サイズの用紙に転写す
る場合、第1、第2の中間転写ベルト25a,25bが
直接接触すると、2次転写ロール40a,40b間に過
大な電流が流れてしまい、十分な転写電界を形成できず
転写不良が発生したり、中間転写ベルト25a,25b
を損傷しやすいので、少なくともバイアスを印加するロ
ールは導電性ロールを半導電性あるいは絶縁性の材料で
被覆したものを用いるのが好ましい。
【0023】本実施の形態では、2次転写ロール40
a,40b共に、金属シャフトにEPDMゴムにカーボ
ンブラックを分散させ、体積抵抗率を106Ω・cmと
したものを被覆したものを使用し、2次転写ロール40
aのシャフトに転写バイアス41を印加し、2次転写ロ
ール40bのシャフトを接地した。2次転写ロール40
a,40bはゴム硬度70度(アスカC)とした。尚、
2次転写ロール40a,40bをテンションロールと兼
用し、中間転写ベルト25a,25bのすべりを防止す
るためには、2次転写ロール40aのゴム硬度(アスカ
C)を50度以上、好ましくは70度以上にするのが望
ましい。尚、被覆材料としては、他にポリウレタンゴム
やシリコンゴムに導電性粒子(カーボンブラックやアル
ミニウム等)やイオン導電化剤(LiClO4等)を分
散させたもの等が使用でき、その体積抵抗率が105
109Ω・cmにするのが好ましい。
【0024】本実施の形態では、トナーT1,T2は負帯
電トナーを用い、1次転写ロール26a,26bには夫
々直流電流+10μA,−10μAを印加した。また、
2次転写位置から定着器50までの距離は最小用紙長よ
り短くし、定着ロールの回転速度は中間転写ベルト25
a,25bの速度と同じかやや遅くした。定着器50は
定着ニップが直線状になるように上下の定着ロールの形
状を同一とし、その内部に夫々ヒータを配置した。尚、
図4中、符号55は用紙トレイ、29は用紙Pを搬送す
る搬送ロールである。
【0025】また、本実施の形態では、感光ドラム21
a,21bの現像位置下流側にはトナー帯電量調整用の
転写前スコロトロン28a,28bが配設されており、
一方の転写前スコロトロン28bはトナー極性を反転さ
せる機能をも兼ねている。そして、中間転写ベルト25
a,25bの1次転写ロール26a,26bの下流側、
例えば中間転写ベルト25a,25bが掛け渡される保
持ロールの一つであるテンションロール33a,33b
部位に表面電位センサ61a,61bが対向配置されて
おり、この表面電位センサ61a,61bからの検知結
果に基づいて制御部62a,62bがトナー帯電量調整
処理プログラムを実行し、転写前スコロトロン28a,
28bを制御するようになっている。これの詳細につい
ては後述する。
【0026】次に、本実施の形態に係る両面画像形成装
置の作像プロセスについて説明する。第1感光ドラム2
1a上に形成された第1のトナー像T1を1次転写ロー
ル26aにより第1感光ドラム21aと略同速度で移動
する第1中間転写ベルト25a上に転写する。同様に第
1感光ドラム21a上と同じタイミングで第2感光ドラ
ム21b上に形成された第2のトナー像T2の極性を転
写前スコロトロン28bに電圧を印加して、反転した
後、1次転写ロール26bにより第2中間転写ベルト2
5b上に転写する。そして、タイミングを合わせて用紙
トレイ55から用紙Pを2次転写ロール40a,40b
間に搬送し、中間転写ベルト25a,25b上のトナー
像T1,T2を用紙P上に同時に転写した後、定着器50
で両面同時に定着する。
【0027】尚、片面記録の場合には、例えば記録しな
い方の1次転写ロール26a又は26bに通常の転写バ
イアスと逆極性のバイアスを印加することで、裏面汚れ
を防止することができる。この他に現像バイアスを切り
替える方法や感光ドラム21a,21bと中間転写ベル
ト25a,25bとを離間させる方法等でもよい。
【0028】以上のように、感光ドラム21a,21b
から中間転写ベルト25a,25b上にトナー像T1,
T2を夫々転写し、2次転写ロール40a,40b間に
用紙Pを搬送し、中間転写ベルト25a,25b上の像
を用紙P両面に同時に転写し、そのまま定着器50に搬
送して両面同時定着することで、両面画像を用紙1枚当
たり片面時と同じ記録速度で得ることができる。
【0029】また、このような作像プロセスを行うに当
たって、本実施の形態では、トナー帯電量の調整処理が
以下のように行われる。これは、通常の作像プロセス以
外のタイミングで行われるものであり、本実施の形態で
は、感光ドラム21a,21b上に基準パッチを夫々作
成し、中間転写ベルト25a,25b上へ転写する。こ
の基準パッチの表面電位を、接地したテンションロール
33a,33bに対向配置した表面電位センサ61a,
61bにて検知する。この検知結果から制御部62a,
62bにて予め設定した基準値と比較し、その差に基づ
き転写前スコロトロン28a,28bのグリッド電圧を
調整する。
【0030】図5にトナー帯電量(絶対値)と表面電位
(絶対値)との関係(トナー重量=0.8mg/cm2
時)を、図6に第1転写前スコロトロン28aのグリッ
ド電圧とトナー帯電量との関係を、図7に第2転写前ス
コロトロン28b(極性反転側)のグリッド電圧とトナ
ー帯電量との関係を示す。この際、第1、第2転写前ス
コロトロン28a,28bのワイヤには夫々−500μ
A、+500μAを印加した。第1転写前スコロトロン
28aにおいて、トナー極性と同極性の電荷を付与した
場合(図6)には、現像直後のトナー層上表面電位が−
450V程度であったので、グリッド電圧が−400V
まではトナー帯電量はあまり上昇しないが、それを超え
ると直線的に上昇した。
【0031】一方、第2転写前スコロトロン28bにお
いて、トナー極性と逆極性の電荷を付与し、トナー極性
を反転した場合(図7)には、グリッド電圧に対し略直
線的にトナー帯電量は増加した。但し、グリッド電圧と
トナー帯電量との関係は環境や経時的により変化するの
で、上記結果よりグリッド電圧を固定することではトナ
ー帯電量を一定に保つことはできない。
【0032】以上の結果をもとにトナー帯電量を絶対値
で15μC/g程度となるようにグリッド電圧を調整す
ることで、用紙P両面に対する転写効率を表裏で略等し
くすることができ、用紙P両面に略同画質の記録を行う
ことができた。上述の制御は画像形成時毎に行う必要は
なく、一定の期間毎に実施したり、制御モードを設け、
このモードが選択された時に実施するようにしてもよ
い。制御モード時には2次転写部での画像乱れを防止す
るために2次転写部通過時に転写と逆極性のバイアスを
印加したり、2次転写ロール40a,40b間を離間さ
せてもよい。
【0033】本実施の形態では、帯電極性の同じトナー
を用い、トナー像T2の極性を感光ドラム21b上で反
転したが、第2中間転写ベルト25b上で反転してもよ
く、また、帯電極性の異なるトナーを用いてもよい。ま
た、表面電位センサ61a,61bは、例えば感光ドラ
ム21a,21bの転写前スコロトロン28a,28b
と転写位置間に配置し、感光ドラム21a,21b上で
基準パッチの表面電位を検知するようにしてもよい。更
にまた、本実施の形態では、一方の2次転写ロール40
aに転写バイアスを印加し、他方の2次転写ロール40
bを接地したが、両方の2次転写ロール40a,40b
に極性の異なる転写バイアスを印加してもよい。このよ
うな設計変形事項は以下の実施の形態においても適宜採
用することが可能である。
【0034】◎実施の形態2 図8は本発明が適用された両面画像形成装置の実施の形
態2の概略構成を示す。同図において、この両面画像形
成装置の基本構成は実施の形態1と略同様であるが、実
施の形態1と異なり、表面電位センサ61a,61bに
よる基準パッチの表面電位検知結果を基に、制御部62
bにより第2転写前コロトロン28b(本例ではコロト
ロンを使用)のみを制御するものである。尚、実施の形
態1と同様な構成要素については実施の形態1と同様な
符号を付してここではその詳細な説明を省略する。
【0035】次に、本実施の形態で用いられるトナー帯
電量の調整処理について説明する。このトナー帯電量の
調整処理は、先ず、感光ドラム21a,21b上に第
1、第2の基準パッチを夫々作成し、中間転写ベルト2
5a,25b上へ転写する。次いで、各基準パッチの表
面電位を表面電位センサ61a,61bにて検知する。
第1、第2の基準パッチの表面電位の検知結果を比較
し、その差に基づき第2転写前コロトロン28bのシー
ルド電圧を調整する。
【0036】本実施の形態では、第2転写前コロトロン
(極性反転)28bのワイヤにAC+DC重畳電圧を、
シールドにDC電圧を印加する方式を用いた。図9に第
2転写前コロトロン28bのシールド電圧とトナー帯電
量との関係を示す。この際、ワイヤには 0.8mAp-p
+3.0kVを印加した。図から分かるようにシールド
電圧に対し、略直線的にトナー帯電量は増加した。以上
の結果を元に第2トナー像T2の帯電量の絶対値を、第
1トナー像T1の帯電量の絶対値と略同じとなるように
シールド電圧を調整することで、用紙P両面に対する転
写効率を表裏で略等しくすることができ、用紙P両面に
略同画質の記録を行うことができた。
【0037】また、図10に示すように、ワイヤに印加
するDC電圧とトナー帯電量とにも直線的な関係があ
る。この際、ワイヤには0.8mAp-pを、シールドに
は+600Vを印加した。従って、本実施の形態では、
第2転写前コロトロン28bのシールド電圧を調整した
が、シールド電圧を一定にしておき、ワイヤのDC電圧
を調整するようにしてもよく、シールド電圧の調整と併
せて行ってもよい。言うまでもなく、実施の形態1で用
いたスコロトロン方式でグリッド電圧を調整する方法も
適応可能で、さらにはスコロトロン方式でワイヤにAC
+DCを印加し、グリッド電圧とワイヤDC電圧とを調
整する方法も適宜採用可能である。
【0038】◎実施の形態3 図11は本発明が適用された両面画像形成装置の実施の
形態3の概略構成を示す。同図において、両面画像形成
装置の基本構成は実施の形態1と略同様であるが、実施
の形態1と異なり、第2中間転写ベルト25b上の基準
パッチから直接的にトナー帯電量を検知し、その結果を
基に転写前スコロトロン28a,28bを制御するもの
である。本実施の形態で用いられるトナー帯電量調整装
置は、中間転写ベルト25a,25bの1次転写ロール
26a,26b下流側に対向配置される反射型濃度セン
サ71a,71bと、中間転写ベルト25a,25bの
反射型濃度センサ71a,71bの更に下流側に対向配
置されるトナー吸引ヘッド72a,72bと、トナー吸
引ヘッド72a,72bに連通接続されてトナー電荷量
を測定する電荷量測定センサ(本例ではクーロンメータ
を使用)73a,73bと、反射型濃度センサ71a,
71b及び電荷量測定センサ73a,73bからの検知
結果に基づいて転写前スコロトロン28a,28bを制
御する制御部62a,62bとを備えている。
【0039】次に、本実施の形態で用いられるトナー帯
電量の調整処理について説明する。このトナー帯電量の
調整処理は、先ず、実施の形態1、2と同様に、感光ド
ラム21a,21b上に基準パッチを夫々作成し、中間
転写ベルト25a,25b上へ転写する。次いで、この
基準パッチの濃度を反射型濃度センサ71a,71bに
て検知する。続いて、トナー吸引ヘッド72a,72b
により中間転写ベルト25a,25b上のトナー(基準
パッチ)を吸引し、トナー吸引ヘッド72a,72bに
接続した電荷量測定センサ(クーロンメータ)73a,
73bで吸引したトナーの電荷量を測定する。制御部6
2a,62bで反射型濃度センサ71a,71bで検知
した濃度から中間転写ベルト25a,25b上の基準パ
ッチ重量を、予め求めた濃度とトナー重量との関係(図
12参照)から換算し、このトナー重量と電荷量測定セ
ンサ73a,73bで検知したトナー電荷量とよりトナ
ー帯電量(本例では、単位重量当りのトナー電荷量)を
算出する。これを基準値(例えば15μC/g)と比較
し、その差に基づき転写前スコロトロン28a,28b
を実施の形態1と同様な方法で制御する。
【0040】以上のような制御を行うことで、用紙P両
面に対する転写効率を表裏で略等しくすることができ、
用紙P両面に略同画質の記録を行うことができた。本実
施の形態においては、基準パッチの濃度を測定し、トナ
ー重量を算出したが、基準パッチの平均トナー重量を予
め測定しておき、その値を基準トナー重量としてトナー
帯電量を算出するようにしてもよい。
【0041】◎実施の形態4 図13は本発明が適用されたカラー両面画像形成装置の
実施の形態4の概略構成を示す。同図において、この両
面画像形成装置の基本構成は実施の形態1と略同様であ
るが、実施の形態1と異なり、フルカラー(本実施の形
態では、イエロ(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)、ブラック(K))用のロータリー現像器34
a,34bを搭載し、また、2次転写ロール40aのバ
イアス印加方式としては、2次転写ロール40aに接触
するコンタクトロール48を設け、このコンタクトロー
ル48を介して2次転写ロール40aにバイアスを印加
するようにし、更に、2次転写ロール40a,40b間
には接離可能な接離機構80(2次転写ロール40bが
移動可能)を備えたものである。尚、図13において
は、帯電、露光、クリーニング等のデバイスの図示を省
略している。また、本実施の形態では、2次転写ロール
40aの両側にはテンションロール51a,51bが配
置されており、これらのテンションロール51a,51
b間に張設されている中間転写ベルト25aの略軌道上
に2次転写ロール40aの表面が位置するようになって
いる。このため、2次転写ロール40aを低硬度にして
転写ニップ域を広くしたとしても、中間転写ベルト25
aの張力の弛緩は有効に抑制される。更に、本実施の形
態では、表面電位センサ61a,61bは感光ドラム2
1a,21bの転写前コロトロン28a,28b下流側
に対向して夫々配置されており、制御部62a,62は
表面電位センサ61a,61bに基づいて転写前スコロ
トロン28a,28bを制御するようになっている。
【0042】本実施の形態において、2次転写ロール4
0aには金属シャフトに絶縁性EPDMゴムを、その表
面に導電性EPDMゴムの薄層を被覆し、その表面抵抗
が109Ω/cm2とし、コンタクトロール48は金属シ
ャフトとした。2次転写ロール40bには金属シャフト
にEPDMゴムにカーボンブラックを分散させ、体積抵
抗率を105Ω・cmとしたものを被覆したものを使用
した。絶縁性層には体積抵抗率が1011Ω・cm以上の
各種ゴムや樹脂等が使用でき、導電性薄層には他にPV
dF、ポリエステルやアクリル等にカーボンブラック等
の導電性粒子を分散させたもの等が使用でき、その表面
抵抗は108〜1010Ω/cm2にするのが好ましい。ま
た、2次転写ロール40a,40bに被覆するゴム硬度
(アスカC)を夫々30度、70度とし、テンションロ
ール51a,51bには金属ロールを用いた。
【0043】更に、2次転写部の接離機構80を図14
に基づいて説明する。本実施の形態では、接離機構80
としては、2次転写ロール40aが固定され、2次転写
ロール40bが移動する方式を用いた。具体的には、接
離機構80は、支点81を中心にレバー82で2次転写
ロール40bを保持し、スプリング83で加圧を行って
いる一方、支点84でレバー82と連結したレバー85
を移動させることで2次転写ロール40bを移動させ、
2次転写ロール40a,40b間の接離を行うものであ
る。
【0044】更にまた、本実施の形態においては、トナ
ーT1,T2は負帯電トナーを用い、1次転写ロール26
a,26bにはYMCKの転写毎に夫々直流電流+12
μA、−12μAを、2次転写ロール40aに接するコ
ンタクトロール48に直流電圧−3kVを印加した。2
次転写ロール40bは接地した。また、中間転写ベルト
25a,25bの周長は感光ドラム21a,21bの周
長の2倍としたが、色ずれの問題から感光ドラム21
a,21bの周長の整数倍とすることが好ましい。
【0045】次に、本実施の形態に係る両面画像形成装
置の作像プロセスについて説明する。2次転写ロール4
0a,40b間を離間させた状態で、第1、第2感光ド
ラム21a,21b上にYMCKの順序で形成された第
1のトナー像T1を1次転写ロール26aにより第1中
間転写ベルト25a上に1回転に1色ずつ順次転写す
る。同様に第2感光ドラム21b上に形成された第2の
トナー像T2(YMCK)を極性反転コロトロン28に
電圧を印加することで第2のトナー像T2の極性を反転
した後、1次転写ロール26bにより第2中間転写ベル
ト25b上に順次転写する。中間転写ベルト25a,2
5b上に転写された3色目のシアンが2次転写部を通過
した後、2次転写ロール40a,40b間を接触させ、
タイミングを合わせて用紙を搬送し、中間転写ベルト2
5a,25b上のトナー像T1,T2を用紙両面に同時に
転写した後、定着器50で両面同時に定着する。
【0046】以上のように、感光ドラム21a,21b
から中間転写ベルト25a,25b上にYMCKトナー
像T1,T2を夫々重ねて転写し、中間転写ベルト25
a,25b間に用紙Pを搬送し、中間転写ベルト25
a,25b上の像を2次転写ロール40a,40b間の
電界によりそれぞれに用紙両面に同時に転写し、そのま
ま定着器50に水平に搬送して両面同時定着すること
で、両面カラー画像を用紙1枚当たり片面時と同じ記録
速度で得ることができる。
【0047】このような作像プロセスを行うに当たっ
て、本実施の形態では、以下のようなトナー帯電量の調
整処理が行われる。すなわち、本実施の形態において、
トナー帯電量の調整処理は、先ず、YMCK各色毎に感
光ドラム21a,21b上に基準パッチを夫々作成し、
この基準パッチの表面電位を表面電位センサ61a,6
1bにて検知する。この検知結果から制御部62a,6
2bにて予め設定した基準値と比較し、その差に基づき
転写前コロトロン28a,28bのグリッド電圧を調整
することで、トナー帯電量を制御する。その結果、用紙
P両面に対する転写効率を表裏で略等しくすることがで
き、用紙P両面に略同画質の記録を行うことができた。
【0048】◎実施の形態5 図15は本発明が適用された両面画像形成装置の実施の
形態5の概略構成を示す。同図において、両面画像形成
装置の基本構成は実施の形態4と略同様であるが、実施
の形態4と異なり、夫々YMCKトナー像を形成する第
1の感光ドラム群21a(具体的には21aY,21a
M,21aC,21aK)、第2の感光ドラム群21b
(具体的には21bY,21bM,21bC,21b
K)と、それらに対応する1次転写ロール26a,26
b(具体的には26aY,26aM,26aC,26a
K,26bY,26bM,26bC,26bK)とを備
えたものである。また、本実施の形態では、第2の感光
ドラム群21b(具体的には21bY,21bM,21
bC,21bK)にのみ極性反転用の転写前コロトロン
28b(具体的には28bY,28bM,28bC,2
8bK)が対向配置されており、表面電位センサ61
a,61bは、中間転写ベルト25a,25bの最下流
位置にある第1転写ロール26aK,26bKの下流側
に対向して夫々配置され、制御部62bは、表面電位セ
ンサ61a,61bからの検知結果に基づいて、各転写
前スコロトロン28bを制御するようになっている。
尚、図15においては、各感光ドラム群21a,21b
の周囲に配置される帯電、露光、現像、クリーニング等
の各デバイスの図示を省略している。
【0049】本実施の形態において、トナーT1,T2は
負帯電トナーを用い、1次転写ロール26aY〜26a
K,26bY〜26bKにはYMCKの転写毎に夫々直
流電流+10μA、−10μAを、2次転写ロール40
aに接するコンタクトロール48に直流電圧−4kVを
印加し、2次転写ロール40bは接地した。
【0050】次に、本実施の形態に係る両面画像形成装
置の作像プロセスについて説明する。第1感光ドラム群
21aY,21aM,21aC,21aKから夫々1次
転写ロール26aY,26aM,26aC,26aKに
より第1中間転写ベルト25a上にYMCKの順序で連
続して第1のトナー像T1を転写する。同様に、第2感
光ドラム群21bY,21bM,21bC,21bK上
に形成された第2のトナー像T2(YMCK)を転写前
極性反転コロトロン28bY〜28bKに電圧を印加す
ることで第2のトナー像T2の極性を反転した後、1次
転写ロール26bY,26bM,26bC,26bKに
より第2中間転写ベルト25a上に順次転写する。タイ
ミングを合わせて用紙を搬送し、中間転写ベルト25
a,25b上のトナー像T1,T2を用紙P上に同時に転
写した後、定着器50で両面同時に定着する。
【0051】以上のように、感光ドラム21a(21a
Y〜21aK),21b(21bY〜21bK)群から
中間転写ベルト25a,25b上にYMCKトナー像T
1,T2を夫々重ねて転写し、中間転写ベルト25a,2
5b間に用紙Pを搬送し、中間転写ベルト25a,25
b上の像を2次転写ロール40a,40b間の電界によ
りそれぞれに用紙両面に同時に転写し、そのまま定着器
50に水平に搬送して両面同時定着することで、用紙1
枚当たり片面時と同じ記録速度で得ることができる。
【0052】このような作像プロセスを行うに当たっ
て、本実施の形態では、以下のようなトナー帯電量の転
写処理が行われる。これは、先ず、YMCK各色用の感
光ドラム21a,21b上に基準パッチを夫々作成し、
この基準パッチを中間転写ベルト25a,25bへ転写
する。この際、YMCK各色基準パッチが重ならないよ
うなタイミングで基準パッチを作成する。このYMCK
各色基準パッチの表面電位を表面電位センサ61a,6
1bにて夫々検知する。制御部62bにてこれらの検知
結果を比較し、第1中間転写ベルト25a上の基準パッ
チの表面電位の絶対値と略同じになるよう、極性反転用
の転写前コロトロン28bY〜28bKの例えばシール
ド電圧を調整することで、トナー帯電量を制御する。そ
の結果、用紙P両面に対する転写効率を表裏で略等しく
することができ、用紙P両面に略同画質の記録を行うこ
とができた。
【0053】◎実施の形態6 図16は本発明が適用される両面画像形成装置の実施の
形態6の概略構成を示す。同図において、両面画像形成
装置の基本構成は、2つの感光ドラム21a,21bを
並列配置し、この感光ドラム21a,21bに接触配置
される中間転写兼搬送ベルト91を配設する一方、第1
感光ドラム21aに対向する中間転写兼搬送ベルト91
の背面側には第1転写ロール92を設けると共に、第2
感光ドラム21bに対向する中間転写兼搬送ベルト91
の背面側には第2転写ロール93を設けたものである。
そして、中間転写兼搬送ベルト91のうち第1感光ドラ
ム21aと第2感光ドラム21bとの中間に位置する部
位には一対の吸着ロール94,95が設けられており、
図示外の給紙部から供給された用紙Pを中間転写兼搬送
ベルト91に静電吸着させるようになっている。また、
中間転写兼搬送ベルト91の第2転写ロール93の下流
側には中間転写兼搬送ベルト91から用紙Pを剥離する
ための剥離コロトロン96が設けられている。尚、本実
施の形態では、感光ドラム21a,21bの周囲に配置
される帯電、露光、現像、クリーニング等の各デバイス
の図示を省略している。
【0054】ここで、本実施の形態では、第1画像形成
部20a(用紙Pの第1面に第1トナー像T1を形成す
る機能部)は、感光ドラム21a、中間転写兼搬送ベル
ト91、第1転写ロール92、第2転写ロール93等を
含み、一方、第2画像形成部20b(用紙Pの第2面に
第2トナー像T2を形成する機能部)は、感光ドラム2
1b、第2転写ロール93等を含むものである。
【0055】更に、本実施の形態では、中間転写兼搬送
ベルト91の第1転写ロール92の下流側には極性反転
用の転写前コロトロン28aが設けられ、この中間転写
兼搬送ベルト91の転写前コロトロン28aの更に下流
側で用紙吸着部位の上流側には表面電位センサ61aが
対向配置されている。尚、符号97,98は夫々転写前
コロトロン28a,表面電位センサ61aに対応する中
間転写兼搬送ベルト91の背面側に設けられる対向ロー
ルである。一方、第2感光ドラム21bの一括転写部位
の上流側にも表面電位センサ61bが対向配置されてい
る。そして、制御部62aは、表面電位センサ61a,
61bからの検知結果を元に転写前コロトロン28aを
制御するものである。
【0056】更に、本実施の形態において、トナーT
1,T2は負帯電トナーを用い、第1転写ロール92,第
2転写ロール93に夫々直流電流+10μAを、吸着ロ
ール95には直流電流+10μAを印加した。また、吸
着ロール94、対向ロール97,98は接地した。
【0057】次に、本実施の形態に係る両面画像形成装
置の作像プロセスについて説明する。第1感光ドラム2
1a上に画像形成手段(図示せず)により第1トナー像
T1を形成し、これを第1転写ロール92で中間転写兼
搬送ベルト91上に転写した後、極性反転用の転写前コ
ロトロン28aによりトナーの帯電極性を反転する。次
いで、タイミングを合わせて用紙Pを搬送し、吸着ロー
ル94,95により第1トナー像T1の上から中間転写
兼搬送ベルト91上に吸着する。続いて、第2感光ドラ
ム21b上に第2トナー像T2を形成し、これを第2転
写ロール93で用紙P上に転写すると同時に、中間転写
兼搬送ベルト91上の第1トナー像T1を用紙P上に転
写する。中間転写兼搬送ベルト91の用紙排出端に配置
した剥離コロトロン96で用紙Pを中間転写兼搬送ベル
ト91から剥離し、定着器50で両面同時に定着する。
【0058】以上のように、第1感光ドラム21aから
中間転写兼搬送ベルト91上に転写した第1トナー像T
1の極性を反転した後、第1トナー像T1上に用紙Pを重
ね、第2感光ドラム21bから第2トナー像T2を転写
すると同時に第1トナー像T1を用紙Pに転写し、その
まま定着器50に水平に搬送して両面同時定着すること
で、両面画像を用紙1枚当たり片面時と同じ記録速度で
得ることができる。
【0059】このような作像プロセスを実行するに当た
って、本実施の形態では、以下のようなトナー帯電量の
調整処理が行われる。このトナー帯電量の調整処理は、
先ず、感光ドラム21a,21b上に基準パッチを夫々
作成する。次いで、第1の感光ドラム21a上の基準パ
ッチを中間転写兼搬送ベルト91に転写し、この基準パ
ッチの表面電位を表面電位センサ61aにて検知する。
また、第2の感光ドラム21b上の基準パッチの表面電
位を表面電位センサ61bにて検知する。制御部62a
にてこれらの検知結果を比較し、極性反転用の転写前コ
ロトロン28a通過後の第1トナー像T1の帯電量の絶
対値が、第2トナー像T2の帯電量の絶対値と同じにな
るように、転写前コロトロン28aの例えばグリッド電
圧を調整することで、トナー帯電量を制御する。その結
果、用紙P両面に対する転写効率を表裏で略等しくする
ことができ、用紙P両面に略同画質の記録を行うことが
できた。
【0060】本実施の形態では、中間転写兼搬送ベルト
91上でトナーの極性を反転させたが、感光ドラム21
a上で行ってもよく、その際、感光ドラム21a上で表
面電位を検知してもよいことは言うまでもない。更に、
本実施の形態では、感光ドラム21a,21bを2つ備
え、中間転写兼搬送ベルト91の1回転で用紙Pの両面
に画像を形成できるものの例を挙げたが、例えば感光ド
ラム21aが1つで、中間転写兼搬送ベルト91の1回
転目に第1のトナー像を中間転写兼搬送ベルト91へ転
写し、第1トナー像の極性を反転し、続いて中間転写兼
搬送ベルト91の2回転目に第2のトナー像を用紙へ転
写すると同時に第1のトナー像を転写する場合(本形態
では、感光ドラム21a及び中間転写兼搬送ベルト91
が第1画像形成部を構成し、感光ドラム21aが第2画
像形成部をも兼用する態様)にも本発明は適宜適用可能
である。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
2つの画像形成部の像担持搬送体上に夫々表裏一対の画
像を形成すると共に、一括転写手段にて各像担持搬送体
の表裏一対の画像を記録材の両面に同時に静電転写する
タイプにおいて、一括転写手段による転写動作時には、
像担持搬送体上の表裏一対の画像の帯電量の絶対値を略
一致させるようにしたので、記録材の両面記録を高速生
産性を維持しながら、記録材両面に対する転写効率を表
裏で略等しくすることができ、その結果、記録材両面に
略同画質の記録を高速で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る両面画像形成装置の概要を示す
説明図である。
【図2】 中間転写型の両面画像形成装置に本発明を適
用した一態様を示す概略構成図である。
【図3】 中間転写型の両面画像形成装置に本発明を適
用した他の態様を示す概略構成図である。
【図4】 実施の形態1に係る両面画像形成装置を示す
概略構成図である。
【図5】 実施の形態1におけるトナー帯電量と表面電
位との関係を示す説明図である。
【図6】 実施の形態1で用いられる第1転写前スコロ
トロンのグリッド電圧とトナー帯電量との関係を示す説
明図である。
【図7】 実施の形態1で用いられる第2転写前スコロ
トロンのグリッド電圧とトナー帯電量との関係を示す説
明図である。
【図8】 実施の形態2に係る両面画像形成装置を示す
概略構成図である。
【図9】 実施の形態2で用いられる第2転写前コロト
ロンのシールド電圧とトナー帯電量との関係を示す説明
図である。
【図10】 実施の形態2で用いられる第2転写前コロ
トロンのワイヤDC電圧とトナー帯電量との関係を示す
説明図である。
【図11】 実施の形態3に係る両面画像形成装置を示
す概略構成図である。
【図12】 実施の形態3で用いられるトナー重量と濃
度との関係を示す説明図である。
【図13】 実施の形態3に係る両面画像形成装置を示
す概略構成図である。
【図14】 実施の形態3で用いられる2次転写部の接
離機構を示す説明図である。
【図15】 実施の形態4に係る両面画像形成装置を示
す概略構成図である。
【図16】 実施の形態5に係る両面画像形成装置を示
す概略構成図である。
【図17】 トナー帯電量と転写効率との関係を示す説
明図である。
【符号の説明】
1…第1像担持搬送体,1a…第1像担持体,1b…第
1中間転写ベルト,2…第2像担持搬送体,2a…第2
像担持体,2b…第2中間転写ベルト,3…一括転写手
段,4…帯電量調整手段,5…記録材,6…第1中間1
次転写手段,7…第2中間1次転写手段,8…2次転写
手段,10…定着手段,13…第1転写前電荷付与手
段,14…第2転写前電荷付与手段,15…第1検知手
段,16…第2検知手段,17…第1制御手段,18…
第2制御手段,20a…第1画像形成部,20b…第2
画像形成部,21a…第1感光ドラム,21b…第2感
光ドラム,25a…第1中間転写ベルト,25b…第2
中間転写ベルト,26a…第1の1次転写ロール,26
b…第2の1次転写ロール,28a,28b…転写前コ
ロトロンあるいは転写前スコロトロン,40a,40b
…2次転写ロール,61a,61b…表面電位センサ,
62a,62b…制御部,71a,71b…反射型濃度
センサ,72a,72b…トナー吸引ヘッド,73a,
73b…電荷量測定センサ,91…中間転写兼搬送ベル
ト,92…第1転写ロール,93…第2転写ロール,P
…用紙

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 夫々像担持搬送体が配設される2つの画
    像形成部を有し、各画像形成部の像担持搬送体上に夫々
    表裏一対の画像を形成すると共に、一括転写手段にて各
    像担持搬送体上の表裏一対の画像を記録材の両面に同時
    に静電転写する両面画像形成装置において、 一括転写手段による転写動作時点で、像担持搬送体上の
    表裏一対の画像の帯電量の絶対値が略一致せしめられる
    帯電量調整手段を備えたことを両面画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の両面画像形成装置におい
    て、 帯電量調整手段は、像担持搬送体上の表裏一対の画像の
    帯電量の絶対値を同一基準値に合わせることを特徴とす
    る両面画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の両面画像形成装置におい
    て、 帯電量調整手段は、像担持搬送体上の表裏一対の画像の
    帯電量の絶対値をいずれか一方の値に合わせることを特
    徴とする両面画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の両面画像形成装置におい
    て、 帯電量調整手段は、像担持搬送体上に形成された基準パ
    ッチの表面電位を検知し、この検知結果を元に電荷付与
    手段の電荷付与量を制御することを特徴とする両面画像
    形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の両面画像形成装置におい
    て、 2つの画像形成部は、第1画像が担持される第1像担持
    体と、この第1像担持体に対向配置される第1中間転写
    ベルトと、第1像担持体上の第1画像を第1中間転写ベ
    ルトに1次転写する第1中間1次転写手段と、第2画像
    が担持される第2像担持体と、この第2像担持体に対向
    配置される第2中間転写ベルトと、第2像担持体上の第
    2画像を第2中間転写ベルトに1次転写する第2中間1
    次転写手段と、記録材の両面に対し各中間転写ベルト上
    の1次転写画像を2次転写する中間2次転写手段とを備
    えたことを特徴とする両面画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の両面画像形成装置におい
    て、 第1中間転写ベルト及び第2中間転写ベルトは複数色の
    画像成分を多重転写したカラー画像が担持される中間転
    写ベルトであり、各中間転写ベルト上の像が記録材上に
    転写されずに2次転写領域を通過する際は両中間転写ベ
    ルトが離間され、各中間転写ベルト上の像が記録材上に
    転写される際は両中間転写ベルトが接触又は近接配置さ
    れる接離手段を設けたことを特徴とする両面画像形成装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の両面画像形成装置におい
    て、 第1像担持体及び第2像担持体は複数色の画像成分が夫
    々担持される複数の色成分像担持体群からなり、第1中
    間転写ベルト及び第2中間転写ベルトは第1像担持体及
    び第2像担持体の複数の色成分像担持体群からの画像成
    分を転写保持するものであることを特徴とする両面画像
    形成装置。
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