JPH1195497A - 両面画像形成装置 - Google Patents

両面画像形成装置

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JPH1195497A
JPH1195497A JP27639997A JP27639997A JPH1195497A JP H1195497 A JPH1195497 A JP H1195497A JP 27639997 A JP27639997 A JP 27639997A JP 27639997 A JP27639997 A JP 27639997A JP H1195497 A JPH1195497 A JP H1195497A
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image forming
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JP27639997A
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Masaru Mitsumizo
賢 三溝
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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  • Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1、第2画像形成部の各パラメータ及び部
品の共用化による低廉化並びに維持性の向上を図り、更
に加えて、片面記録時の生産性を向上させる。 【解決手段】 第1像担持体1及び第2像担持体2の少
なくともいずれか一方が中間転写ベルト5に対向配置さ
れ、第1像担持体1上に担持された第1画像が中間転写
ベルト5及び記録材6のいずれか一方に転写される第1
転写手段7と、第2像担持体2上に担持された第2画像
が前記いずれか他方へ転写される第2転写手段8と、中
間転写ベルト5上に転写された第1画像又は第2画像が
記録材6の片面に転写される第3転写手段9とを備え、
記録材搬送経路10に沿う中間転写ベルト5面側で第1
像担持体1及び第2像担持体2を並設配置する。更に、
第1、第2画像形成部間に記録材6の搬送経路切り替え
手段15を配置し、片面記録時には第1、第2画像形成
部を独立して動作させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真複写機、
プリンタ等の画像形成装置に係り、特に、両面画像を形
成可能な両面画像形成装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の両面画像を形成可能な両面画像形
成装置としては、感光体などの潜像担持体上に形成され
た第1画像を用紙の第1面に転写、定着した後、用紙を
反転させて再給紙し、続いて、潜像担持体上に形成され
た第2画像を用紙の第2面に転写、定着する方式が一般
的である。しかし、この方式では画像形成部を2度通紙
させるために、用紙1枚当たりの生産性が片面記録時の
1/2未満と遅くなること、1度目の定着時に用紙がカ
ールを生じ、2度目の転写、定着時の転写不良や紙し
わ、搬送経路中でのジャムが発生しやすいこと、用紙を
反転させて再給紙する際の騒音などの諸問題がある。
【0003】このような問題を解決する両面画像形成装
置としては、例えば図9に示すように、中間転写ベルト
130に対向して第1、第2の感光ドラム120a,1
20bを設け、第1画像T1を第1の感光ドラム120
aから中間転写ベルト130を経て用紙Pの第1面へ、
第2画像T2を第2の感光ドラム120bから用紙Pへ
転写するもの(特願平8−103789号参照)等が既
に知られている。この方式によれば、用紙が画像形成部
を1度通過するだけで両面記録を行うことができるた
め、上記問題を解決しつつ生産性を上げることが可能と
なる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
式では、図9に示すように、中間転写ベルト130に対
して第1、第2の感光ドラム120a,120bを上下
逆向きに配設し、その周りに第1、第2の画像形成デバ
イス110a,110b(帯電デバイス113a,11
3b、露光デバイス114a,114b、現像デバイス
115a,115b、クリーニングデバイス116a,
116b)を設け、第1転写ロール117にて第1の感
光ドラム120a上の第1トナー像T1を中間転写ベル
ト130に転写させ、第2転写ロール118にて第2の
感光ドラム120b上の第2トナー像T2を用紙P上に
転写し、更に、第3の転写コロトロン119にて中間転
写ベルト130上のトナー像を用紙Pに転写するように
したものである。尚、符号131及び132は中間転写
ベルト130に用紙Pを吸着させるための吸着ロール及
び吸着コロトロン、150は定着器である。このような
配置関係にあっては、各画像形成デバイス110a,1
10bの位置で第1、第2の感光ドラム120a,12
0bの回転方向が互いに異なるため、特に、現像デバイ
ス115a,115bやクリーニングデバイス116
a,116bでは、現像ロールの回転方向やクリーニン
グブレードの角度設定等の各種パラメータを共通化する
ことができない。そのため、第1、第2画像形成デバイ
ス110a,110bに夫々別の部品を用意する必要が
生じてコスト高になったり、第1、第2画像形成デバイ
ス110a,110bの画質や部品ライフに差が生じた
り、部品交換時期がばらつく等、部品交換時の作業性が
悪いといった技術的課題がある。
【0005】また、上述した両面画像形成装置にあって
は、両面記録を行う場合には生産性を高めることは可能
であるが、片面記録を行う場合には感光ドラム120
a,120b当たりの生産性が低くなってしまうという
技術的課題もある。
【0006】この発明は、以上の技術的課題を解決する
ためになされたものであって、第1、第2画像形成部の
各パラメータ及び部品の共用化による低廉化並びに維持
性の向上を図り、更に加えて、片面記録時の生産性を向
上させることが可能な両面画像形成装置を提供するもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係る
両面画像形成装置は、図1(a)に示すように、第1画
像T1が担持される第1像担持体1と、第2画像T2が担
持される第2像担持体2と、第1像担持体1上に第1画
像T1を形成する第1像形成手段3と、前記第2像担持
体2上に第2画像T2を形成する第2像形成手段4と、
第1像担持体1及び第2像担持体2の少なくともいずれ
か一方に対向配置される中間転写ベルト5と、第1像担
持体1上に担持された第1画像T1を中間転写ベルト5
及び記録材6のいずれか一方に転写する第1転写手段7
と、第2像担持体2上に担持された第2画像T2を中間
転写ベルト5及び記録材6のいずれか他方に転写する第
2転写手段8と、中間転写ベルト5上に転写された第1
画像T1又は第2画像T2を記録材6の他の片面に転写す
る第3転写手段9とを備え、記録材6の両面に第1画像
T1及び第2画像T2を形成可能な両面画像形成装置であ
って、記録材搬送経路10に沿う中間転写ベルト5面側
で第1像担持体1及び第2像担持体2を並設配置したこ
とを特徴とするものである。
【0008】このような技術的手段において、第1像担
持体1,第2像担持体2については、第1画像T1、第
2画像T2が担持されるものであれば感光体、誘電体を
問わず、また、その形態についても、ドラム状、ベルト
状を問わない。また、第1像形成手段3,第2像形成手
段4についても、帯電、露光、現像による電子写真方式
にて第1画像T1、第2画像T2を形成するものに限られ
るものではなく、イオン流にて静電潜像を形成し、これ
を現像する静電記録方式を初め、適宜選定して差し支え
ない。
【0009】更に、第1像担持体1上に担持される第1
画像T1及び第2像担持体2上に担持される第2画像T2
が電子写真方式で形成されるタイプにおいては、同極性
のトナーを用い、一方のトナーの極性を像担持体1,2
上若しくは中間転写ベルト5上で反転させる、若しく
は、同極性のトナーを用いるときに必要な極性反転動作
を不要にするという観点からすれば、第1画像T1及び
第2画像T2形成用のトナー極性を異ならせることで、
第2転写手段8にて第3転写手段9を兼用し、記録材6
の両面に第1画像T1及び第2画像T2を同時に転写させ
ることもできる。
【0010】また、中間転写ベルト5としては、第1像
担持体1及び第2像担持体2の両者が対向配置される態
様であってもよいし、第1像担持体1又は第2像担持体
2のいずれかが対向配置される態様であってもよい。こ
の場合において、記録材搬送経路10中で記録材6のジ
ャムを防止するという観点からすれば、中間転写ベルト
5で記録材6の搬送手段を兼用することが好ましい。
【0011】ここで、第1像担持体1及び第2像担持体
2を共に中間転写ベルト5に対向配置するタイプにおい
ては、中間転写ベルト5上の第1像担持体1と第2像担
持体2との中間部位に対応した箇所から記録材6を中間
転写ベルト5上に導くようにすることが好ましい。この
態様にあっては、第1転写手段7にて第1像担持体1上
の第1画像を中間転写ベルト5に転写した後に、この第
1画像上に記録材6を配置し、しかる後に、第2転写手
段8にて記録材6上に第2画像を転写し、第3転写手段
9にて中間転写ベルト5上の第1画像を記録材6に転写
するという無駄のないプロセスが採用される点で好まし
い。
【0012】一方、第1像担持体1及び第2像担持体2
の少なくとも一方を中間転写ベルト5に対向配置するタ
イプにおいては、記録材6を安定搬送させるという観点
からすれば、中間転写ベルト5と第1転写手段7又は第
2転写手段8との間に記録材搬送手段(図示せず)を配
設し、第1転写手段7及び第2転写手段8の配設部位に
対し記録材6を順次通過させることが好ましい。
【0013】更に、中間転写ベルト5が記録材6の搬送
手段を兼用しているタイプにおいて、記録材6に画像を
直接転写させる側の像担持体1又は2を中間転写ベルト
5の駆動ロールに対向配置するようにすれば、像担持体
1又は2が中間転写ベルト5へ記録材6を吸着させる際
の押さえロールの役割をし、確実に記録材6を中間転写
ベルト5に吸着できる点で好ましい。更に、中間転写ベ
ルト5が記録材6の搬送手段を兼用しているタイプにお
いて、記録材6に画像を直接転写させる側の像担持体1
又は2を中間転写ベルト5と同速度で駆動するようにす
れば、中間転写ベルト5上の像と像担持体1又は2上の
像と記録材6の両面に転写する際の位置ずれを低減でき
る点で好ましい。
【0014】更にまた、像担持体1又は2がロール状で
ある態様において、ロール状像担持体1又は2と中間転
写ベルト5の駆動ロールとの外径を同一にするようにす
れば、ロール状部材の偏心誤差に伴う速度差を抑えるこ
とができる点で好ましい。また、前記態様において、ロ
ール状像担持体1又は2と駆動ロールとを同一駆動源で
駆動するようにすれば、像担持体1又は2と中間転写ベ
ルト5との間の速度変動を抑えることができる点で好ま
しい。更に、中間転写ベルト5の周長を像担持体1又は
2の周長の整数倍に設定するようにすれば、像担持体1
又は2と中間転写ベルト5との接触位置関係を常時一定
にすることができ、転写する際の位置ずれを低減できる
点で好ましい。
【0015】また、第1転写手段7、第2転写手段8、
第3転写手段9については、夫々転写作用を奏するデバ
イスであれば、転写ロール、コロトロン等適宜選定して
差し支えない。特に、第3転写手段9は、中間転写ベル
ト5上に転写された第1画像T1又は第2画像T2を記録
材6の片面に転写する機能を備えていればよいが、中間
転写ベルト5上の画像乱れを抑えるという観点からすれ
ば、第3転写手段9として、中間転写ベルト5に転写し
た像を記録材6の片面に転写すると同時に記録材6を中
間転写ベルト5に吸着保持させるものであることが好ま
しい。
【0016】更に、記録材搬送経路10に沿う中間転写
ベルト5面側で第1像担持体1及び第2像担持体2を並
設配置する場合には、レイアウトの簡略化という観点か
らすれば、第1転写手段7及び第2転写手段8を略直線
上に配置することが好ましい。特に、第1像担持体1又
は第2像担持体2のいずれかに対して中間転写ベルト5
を対向配置する態様にあっては、中間転写ベルト5と第
1転写手段7又は第2転写手段8との間に記録材搬送手
段を配設することで、第1転写手段7と第2転写手段8
とを略直線上に配設しない態様も可能になる。
【0017】更にまた、第2像担持体2の下流側の記録
材搬送経路10には通常定着手段11が配設される。こ
のとき、中間転写ベルト5で記録材6を定着手段11の
近傍まで搬送する態様にすれば、記録材6の姿勢を制御
できるため、定着手段11に正確に記録材6を突入させ
ることができ、突入時の像乱れを防止できる点で好まし
い。また、定着手段11である定着ロール等の定着部材
の回転速度を中間転写ベルト5の回転速度と同じかそれ
以下にするようにすれば、記録材6の先端が定着手段1
1に引っ張られることによる像乱れを防止することがで
きる点で好ましい。
【0018】また、定着手段11への記録材6の突入姿
勢を極めて安定にするという観点からすれば、前記中間
転写ベルト5の支持ロールの一つが一対の部材からなる
定着手段11の一方の定着部材であり、これに対向する
部位に他方の定着部材を配設するようにすることが好ま
しい。
【0019】更に、片面記録時の生産性を向上させると
いう観点からすれば、図1(b)に示すように、図1
(a)と同様な構成要素に加えて、記録材搬送経路10
の第2像担持体2の下流側に設けられ且つ少なくとも第
2画像T2を定着する第1定着手段12と、第1定着手
段12を通過した記録材6が第2転写手段8へ向かう記
録材搬送経路10から分岐して設けられる記録材分岐搬
送経路13と、この記録材分岐搬送経路13の下流側に
設けられ且つ第1画像T1を定着する第2定着手段14
と、記録材搬送経路10と記録材分岐搬送経路13との
境界部に設けられ、第1転写手段7を通過した記録材6
の搬送経路をいずれかの搬送経路10又は13に切り替
える搬送経路切り替え手段15とを具備させるようにす
ればよい。
【0020】この態様において、搬送経路切り替え手段
15の切り替えタイミングは、例えば片面高速モードを
選択した際に記録材分岐搬送経路13を選択する等適宜
選定して差し支えない。また、片面高速モードを実行さ
せるには、第1像担持体1、第2像担持体2に対する画
像形成を並列的に行い、第1転写手段7、第2転写手段
8に夫々記録材6を供給するようにすればよい。
【0021】次に、上述した技術的手段の作用について
説明する。今、図1(a)に示すように、第1像担持体
1及び第2像担持体2が共に中間転写ベルト5に対向配
置されている態様を例に挙げて説明する。先ず、第1転
写手段7は、第1像担持体1上に担持された第1画像T
1を中間転写ベルト5へ転写し、次いで、第2転写手段
8は中間転写ベルト5に転写されない側の第2像担持体
2上に担持された第2画像T2を記録材6の他の片面に
転写する。この後、第3転写手段9が中間転写ベルト5
上に転写された第1画像T1を記録材6の片面に転写す
る。このような装置において、第1像担持体1及び第2
像担持体2は、記録材搬送経路10に沿う中間転写ベル
ト5面側で並設配置されているため、第1像形成手段3
及び第2像形成手段4は夫々の像担持体1,2に対して
略同様なレイアウトに配置され得る。
【0022】次に、図1(b)に示す態様の両面画像形
成装置の作用について説明する。同図のタイプにおいて
は、図1(a)と同様な構成要素を備えているため、図
1(a)と同様な作用を奏するほか、片面記録時に、第
1像担持体1から第1画像T1が転写された記録材6を
搬送経路切り替え手段15で第2定着手段14へ搬送
し、第2像担持体2から第2画像T2が転写された記録
材6を第1定着手段12へ搬送するようにすれば、各像
担持体1,2で形成された画像を並列的に記録材6に形
成することが可能になり、その分、片面記録時の生産性
が向上する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいてこの発明を詳細に説明する。 ◎実施の形態1 図2は本発明が適用された両面画像形成装置の実施の形
態1の概略構成を示す。同図において、両面画像形成装
置は、第1画像T1が形成される第1画像形成部21a
(感光ドラム22a、第1転写ロール27、帯電デバイ
ス23a、露光デバイス24a、現像デバイス25a、
クリーニングデバイス26aを含む)と、第2画像形成
部21b(感光ドラム22b、第2転写ロール28、帯
電デバイス23b、露光デバイス24b、現像デバイス
25b、クリーニングデバイス26b等を含む)と、第
1画像形成部21a及び第2画像形成部21bの転写部
位が夫々対向配置される中間転写ベルト30を備え、第
1転写部と第2転写部を直線上に配置している。
【0024】本実施の形態において、第1画像形成部2
1aの第1転写ロール27は感光ドラム22a上の第1
のトナー像T1を中間転写ベルト30へ転写(一次転
写)させるデバイスである。また、この中間転写ベルト
30のうち第1画像形成部21aの転写部位から第2画
像形成部21bの転写部位へ至る途中の用紙吸着部位に
対向する部位には用紙吸着ロール40と用紙吸着コロト
ロン41が設けられており、図示外の給紙部から供給さ
れた用紙Pを中間転写ベルト30に静電吸着させるよう
になっている。更に、符号29は中間転写ベルト30上
に転写された第1のトナー像T1を用紙Pへ転写(二次
転写)するための第3転写コロトロン、50は用紙P上
の未定着トナー像を定着する定着器である。
【0025】本実施の形態において、中間転写ベルト3
0は、ポリイミド、アクリル、塩化ビニル、ポリエステ
ル、ポリカーボネート等の樹脂又は各種ゴムにカーボン
ブラック等の帯電防止剤を適当量含有させて、その体積
抵抗率が109〜1013Ω・cmとなるように形成さ
れ、その厚みは例えば0.08mmに設定される。ま
た、本実施の形態では、現像デバイス25a,25bの
トナーは負帯電トナーを用い、周知の電子写真プロセス
により感光ドラム22aの表面には正像のトナーT1
が、感光ドラム22bの表面には鏡像のトナー像T2が
形成されるようになっている。
【0026】更にまた、第1転写ロール27には直流電
流+10μA、第2転写ロール28には直流電流+15
μA、用紙吸着コロトロン41には直流電流+200μ
A、第3転写コロトロン29には交流電圧8kVp−p
/600Hzに直流電流+10μAを重畳して、印加し
た。尚、本実施の形態では、第1、第2転写デバイス2
7,28にバイアスロールを用いたが、コロトロンを用
いてもよい。一方、吸着デバイス41にコロトロンを用
いたが、バイアスロールを用いてもよい。
【0027】次に、本実施の形態に係る両面画像形成装
置の作像プロセスについて説明する。先ず、第1感光ド
ラム22a上に形成された第1のトナー像T1を第1転
写ロール27により感光ドラム22aと略同速度で移動
する中間転写ベルト30上に転写し、一方、用紙Pを中
間転写ベルト30の用紙吸着部位にタイミングを合わせ
て搬送し、用紙吸着コロトロン41により中間転写ベル
ト30上の第1のトナー像T1の上から用紙Pを中間転
写ベルト30上に吸着する。続いて、中間転写ベルト3
0の回転に同期させて第2のトナー像T2を第2感光ド
ラム22b上に形成し、第2転写ロール28により用紙
Pの第2面に転写する。更に、第3転写コロトロン29
により中間転写ベルト30上の第1のトナー像T1を用
紙Pに転写した後、定着器50で用紙Pの両面を同時に
定着する。
【0028】以上のように、第1、第2転写部を直線上
に配置することで、第1、第2感光ドラム22a,22
bが用紙搬送経路に沿う中間転写ベルト30面側に配置
され、各感光ドラム22a,22bに対して第1、第2
画像形成部21a,21bの各デバイス(現像、クリー
ニング等)が略同様なレイアウトで配置されている。こ
のため、第1、第2画像形成部21a,21bの各デバ
イスのパラメータ(例えば現像ロールの回転方向やクリ
ーニングブレードの傾斜角度等)を共通化することが可
能になり、その分、各デバイスの共用化を図ることが可
能になった。それゆえ、第1、第2画像形成部21a,
21bの各デバイスの共用化による低廉化が図られるほ
か、各画像形成部21a,21b間での画質差や部品の
寿命差を小さくすることができ、その分、各画像形成部
21a,21bの維持性の向上が図れた。
【0029】◎実施の形態2 図3は本発明が適用された両面画像形成装置の実施の形
態2の概略構成を示す。同図において、両面画像形成装
置の基本構成は実施の形態1と略同様であるが、実施の
形態1と異なり、第1感光ドラム22aの現像デバイス
25a下流側にトナー極性反転コロトロン(本実施の形
態ではスコロトロン)61を、定着器50近傍に、第3
転写コロトロン29に代えて剥離コロトロン62を配置
したものである。そして、第1、第2転写部については
実施の形態1と同様に直線上に配置する。尚、実施の形
態1と同様な構成要素については実施の形態1と同様の
符号を付してここではその詳細な説明を省略する。以下
の各実施の形態においても同様である。
【0030】本実施の形態において、現像デバイス25
a,25bのトナーは負帯電トナーを用い、第1転写ロ
ール27には直流電流−10μA、第2転写ロール28
には直流電流+15μA、極性反転コロトロン61には
ワイヤに直流電流+400μA、グリッドに直流電圧+
500V、剥離コロトロン62には交流電圧8kVp−
p/600Hzを印加した。
【0031】次に、本実施の形態に係る両面画像形成装
置の作像プロセスについて説明する。先ず、第1感光ド
ラム22a上に形成された第1のトナー像T1を極性反
転コロトロン61によりトナー帯電極性を反転した後、
第1転写ロール27により中間転写ベルト30へ転写す
る。続いて、第2感光ドラム22b上に形成された第2
のトナー像T2を第2転写ロール28により用紙Pへ転
写すると同時に、中間転写ベルト30から第1のトナー
像T1を用紙Pへ転写する。この後、定着器50近傍で
剥離コロトロン62により用紙Pを中間転写ベルト30
から剥離した後、定着器50で用紙Pの両面を同時に定
着する。
【0032】以上のように、第2転写部で用紙P両面に
同時に転写する装置(第2転写ロール28が実施の形態
1の第3転写コロトロン29の機能をも兼用)において
も、第1、第2転写部を直線上に配置することで、実施
の形態1と同様に、第1、第2画像形成部21a,21
bの各デバイス(現像、クリーニング等)を共用化する
ことが可能である。また、本実施の形態のように、第
1、第2転写部において、第1、第2画像のトナー極性
が互いに異なる場合においては、吸着コロトロン41に
て用紙Pを中間転写ベルト30に吸着すると同時に第1
のトナー像T1を用紙Pへ転写させてもよい。
【0033】◎実施の形態3 図4は本発明が適用された両面画像形成装置の実施の形
態3の概略構成を示す。同図において、両面画像形成装
置は、第1画像が形成される第1画像形成部21a(感
光ドラム22a、第1転写ロール27、帯電デバイス2
3a、露光デバイス24a、現像デバイス25a、クリ
ーニングデバイス26aを含む)と、第2画像形成部2
1b(感光ドラム22b、第2転写ロール28、帯電デ
バイス23b、露光デバイス24b、現像デバイス25
b、クリーニングデバイス26b等を含む)と、第2画
像形成部21bの転写部位が対向配置される中間転写ベ
ルト30と、第1転写ロール27と中間転写ベルト30
との間に配設される用紙搬送ベルト31とを備え、第1
転写部と第2転写部を直線上に配置している。本実施の
形態において、現像デバイス25a,25bのトナーは
負帯電トナーを用い、第1転写ロール27には直流電流
+12μA、第2転写ロール28には直流電流+10μ
A、第3転写コロトロン29には交流電圧8kVp−p
/600Hzに直流電流+10μAを重畳して、印加し
た。
【0034】次に、本実施の形態に係る両面画像形成装
置の作像プロセスについて説明する。先ず、第1感光ド
ラム22a上に形成された第1のトナー像T1を第1転
写ロール27により用紙Pへ転写する。続いて、第2感
光ドラム22b上に形成された第2のトナー像T2を第
2転写ロール28により中間転写ベルト30に転写し、
用紙Pの搬送タイミングに合わせて中間転写ベルト30
上の第2のトナー像T2を移動させている。この後、定
着器50近傍で第3転写コロトロン29により中間転写
ベルト30上のトナー像T2を用紙Pへ転写した後、定
着器50で用紙Pの両面を同時に定着する。
【0035】以上のように、本実施の形態においても、
第1、第2転写部を直線上に配置することで、第1、第
2画像形成部21a,21bの各デバイス(現像、クリ
ーニング等)を共用化することが可能である。また、本
実施の形態のように、第1画像形成部21aと第2画像
形成部21bを用紙搬送ベルト31で結ぶような態様に
おいては、各感光ドラム22a,22bとその周りの各
画像形成デバイスの位置関係が同じであれば、必ずしも
第1、第2転写部を直線上に配置する必要はない。
【0036】◎実施の形態4 図5は本発明が適用された両面画像形成装置の実施の形
態4の概略構成を示す。同図において、両面画像形成装
置の基本構成は実施の形態1と略同様であるが、実施の
形態1と異なり、中間転写ベルト30の用紙搬送方向を
垂直とし、中間転写ベルト30の図中左側に上から順に
第1画像形成部21a(第1感光ドラム22a、第1転
写ロール27、その他図示外の電子写真用デバイス)、
第2画像形成部21b(第2感光ドラム22b、第2転
写ロール28、その他図示外の電子写真用デバイス)を
設け、中間転写ベルト30の下流側に定着器(第1定着
器)50を配置したものである。更に、本実施の形態に
おいて、両面画像形成装置は、第1画像形成部21aの
上流側にも第1給紙部(給紙トレイ)71(第1画像形
成部21aと第2画像形成部21bとの間に設けられた
給紙部に相当)とは異なる第2給紙部(給紙トレイ)7
2を設け、第1、第2画像形成部21a,21b間に図
中左方へ分岐する用紙分岐搬送経路中に搬送ベルト73
を配設し、用紙分岐搬送経路の下流側に第2定着器74
を配設する一方、前記搬送ベルト73の手前側には搬送
経路切り替えゲート75を設けたものである。
【0037】また、本実施の形態において、図示外の現
像デバイスのトナーは負帯電トナーを用い、第1転写ロ
ール27には直流電流+10μA、第2転写ロール28
には直流電流+10μA、第3転写コロトロン29には
直流電流+10μAを印加した。
【0038】次に、本実施の形態に係る両面画像形成装
置の両面記録時の作像プロセスは実施の形態1と略同様
であるので、片面記録時の作像プロセスについて説明す
る。今、片面モードを選択操作すると、第1感光ドラム
22a上に形成された第1のトナー像T1を、第1転写
ロール27により第2給紙部72から搬送された用紙P
上に転写する。そして、搬送経路切り替えゲート75に
より用紙Pを搬送ベルト73方向に搬送し、第2定着器
74で定着する。一方、第2感光ドラム22b上に形成
された第2のトナー像T2を、第2転写ロール28によ
り第2給紙部72から搬送された用紙P上に転写し、第
1定着器50で定着する。
【0039】以上のように、片面記録時には第1、第2
画像形成部21a,21bを独立して動作させること
で、片面記録時の生産性を上げることができた。また、
中間転写ベルト30から第1定着器50への用紙搬送を
垂直に行うことで、この間の用紙搬送を安定化でき、定
着器50突入不良や紙しわ等を低減できた。尚、本実施
の形態では、片面モードを選択操作すると、自動的に生
産性を上げるようになっているが、例えば片面モードの
他に片面高速モードを用意し、片面記録時に通常モード
と高速モードとの両者のいずれかを選択できるようにし
てもよい。
【0040】◎実施の形態5 図6は本発明が適用された両面画像形成装置の実施の形
態5の概略構成を示す。同図において、両面画像形成装
置の基本構成は実施の形態3と略同様であるが、実施の
形態3と異なり、中間転写ベルト30の下方には定着器
(第1定着器)50とは別の第2定着器51を配設し、
この第2定着器51の入口側に用紙搬送ベルト32を固
定的に設け、更に、用紙搬送ベルト31が用紙Pを第2
画像形成部21bへと、第2定着器51へとの搬送経路
を切り替え可能に構成したものである。また、本実施の
形態において、図示外の現像デバイスのトナーは負帯電
トナーを用い、第1転写ロール27には直流電流+10
μA、第2転写ロール28には直流電流+10μA、第
3転写コロトロン29には直流電流+10μAを印加し
た。
【0041】次に、本実施の形態に係る両面画像形成装
置の両面記録時の作像プロセスは実施の形態1と同様で
あるので、片面記録時の作像プロセスについて説明す
る。今、例えば片面モードを選択操作すると、第1感光
ドラム22a上に形成された第1のトナー像T1を第1
転写ロール27により用紙Pに転写し、用紙搬送ベルト
31を用紙搬送ベルト32側に移動させ、用紙Pを第2
定着器51へ搬送し、定着する。一方、第2感光ドラム
22b上に形成された第2のトナー像T2を、第2転写
ロール28により第2画像形成部21bに直接搬送され
た用紙Pに転写し、第1定着器50で定着する。
【0042】以上のように、用紙搬送ベルト31に用紙
搬送路切り替え機能を持たせ、片面記録時には第1、第
2画像形成部21a,21bを独立して動作させること
で、片面記録時の生産性を上げることができた。
【0043】◎実施の形態6 図7は本発明が適用されたカラー画像形成用の両面画像
形成装置の実施の形態6の概要構成を示す。同図におい
ては、両面画像形成装置の第1画像形成部21aは上流
側からY(イエロ)、M(マゼンタ)、C(シアン)、
K(ブラック)の順に各色成分毎の4つの感光ドラム2
2a(具体的には22a(Y),22a(M),22a
(C),22a(K))を並列配置したものであり、一
方、第2画像形成部21bは中間転写ベルト30の上方
側に上流側からK,Y,M,Cの各色成分毎の4つの感
光ドラム22b(具体的には22b(K),22b
(Y),22b(M),22b(C))を並列配置した
ものであり、各感光ドラム22a,22bの周囲には各
色成分毎の静電潜像を形成すると共に、これを対応する
色トナーで現像する図示外のトナー像形成デバイス(例
えば帯電デバイス、露光デバイス、現像デバイス)と、
4つの感光ドラム22a,22bの転写部位に対応して
配置され4つの感光ドラム22a,22b上に形成され
た各色トナー像を中間転写ベルト30又は用紙Pに順次
転写させる第1、第2転写ロール群27,28と、各感
光ドラム22a,22b上の残留トナーを除去する図示
外のクリーニングデバイスとを備え、前記第1、第2転
写ロール群27(具体的には27a(Y),27a
(M),27a(C),27a(K))、28(具体的
には28b(K),28b(Y),28b(M),28
b(C))を直線上に配置したものである。また、本実
施の形態において、図示外の現像デバイスのトナーは負
帯電トナーを用い、第1転写ロール群27には直流電流
+10μA、第2転写ロール群28には直流電流+12
μA、第3転写コロトロン29には直流電流+15μA
を印加した。
【0044】次に、本実施の形態に係る両面画像形成装
置の両面記録時の作像プロセスを説明する。本実施の形
態においては、第1画像形成部21aの各感光ドラム2
2a群上に夫々形成されたトナー像T1を中間転写ベル
ト30上に多重転写した後、用紙Pを中間転写ベルト3
0上に吸着する。続いて、用紙P上に第2画像形成部2
1bの各感光ドラム22b群上に夫々形成されたトナー
像T2を多重転写した後、トナー像T1を中間転写ベルト
30から用紙Pに転写する。この後、中間転写ベルト3
0から用紙Pを剥離した後、定着器50で用紙Pの両面
を同時に定着する。
【0045】以上のように、カラー画像を形成可能な装
置においても、第1、第2転写部を直線上に配置するこ
とで、第1、第2画像形成部21a,21bの各デバイ
ス(現像、クリーニング等)を共用化することが可能で
あり、第1、第2画像形成部21a,21bの各デバイ
スの共用化による低廉化及び各画像形成部21a,21
bの維持性の向上が図れた。
【0046】◎実施の形態7 図8は本発明が適用される両面画像形成装置の実施の形
態7の概要構成を示す。同図において、両面画像形成装
置の基本構成は実施の形態1と略同様であるが、実施の
形態1と異なり、中間転写ベルト30の支持ロールの1
つ、例えば従動ロール52を定着器50の一方の定着ロ
ールとし、この従動ロール52に対向する部位に定着器
50の他方の定着ロール53としたものである。また、
実施の形態1と同様に第1、第2転写部は直線上に配置
した。
【0047】本実施の形態によれば、実施の形態1と同
様の動作により、用紙P両面にトナー像を転写した後、
従動ロール52が定着ロールとして兼用されている定着
器50で両面同時に定着する。以上のように、中間転写
ベルト30の支持ロールの1つ従動ロール52が定着ロ
ールとして兼用され、中間転写ベルト30上に定着ロー
ル53が配置されるので、中間転写ベルト30と定着器
50との間の用紙Pの姿勢制御が不要となり、定着器5
0へ突入する際の画像乱れはより確実に防止できた。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1像担持体及び第2像担持体の少なくともいずれか一
方が中間転写ベルトに対向配置され、第1像担持体上に
担持された第1画像が中間転写ベルト及び記録材のいず
れか一方に転写される第1転写手段と、第2像担持体上
に担持された第2画像が中間転写ベルト及び記録材のい
ずれか他方へ転写される第2転写手段と、中間転写ベル
ト上に転写された第1画像又は第2画像が記録材の片面
に転写される第3転写手段とを備えた装置において、記
録材搬送経路に沿う中間転写ベルト面側で第1像担持体
及び第2像担持体を並設配置するようにしたので、第1
像担持体、第2像担持体に対して第1、第2像形成手段
の各デバイス(現像、クリーニング等)を同様なレイア
ウトで配置することが可能になり、その分、第1、第2
像形成手段の各デバイスのパラメータを共通化すること
ができ、デバイスの共用化を図ることができる。このた
め、第1、第2像形成手段の各デバイスの共用化による
低廉化を図ることができるほか、第1、第2像形成手段
の共用化によって、各像形成手段間での画質差や部品の
寿命差を小さくすることができ、その分、各像形成手段
の維持性を向上させることができる。
【0049】また、本発明において、更に、第1、第2
画像形成部間に記録材の搬送経路切り替え手段を配置
し、片面記録時には第1、第2画像形成部を独立して動
作させるようにすれば、片面記録時の生産性を上げるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)(b)は本発明に係る両面画像形成装
置の概要を示す説明図である。
【図2】 実施の形態1に係る両面画像形成装置を示す
概略構成図である。
【図3】 実施の形態2に係る両面画像形成装置を示す
概略構成図である。
【図4】 実施の形態3に係る両面画像形成装置を示す
概略構成図である。
【図5】 実施の形態4に係る両面画像形成装置を示す
概略構成図である。
【図6】 実施の形態5に係る両面画像形成装置を示す
概略構成図である。
【図7】 実施の形態6に係る両面画像形成装置を示す
概略構成図である。
【図8】 実施の形態7に係る両面画像形成装置を示す
概略構成図である。
【図9】 従来における両面画像形成装置の構成を示す
説明図である。
【符号の説明】
1…第1像担持体,2…第2像担持体,3…第1像形成
手段,4…第2像形成手段,5…中間転写ベルト,6…
記録材,7…第1転写手段,8…第2転写手段,9…第
3転写手段,10…記録材搬送経路,11…定着手段,
12…第1定着手段,13…記録材分岐搬送経路,14
…第2定着手段,15…搬送経路切り替え手段,21
a,21b…第1、第2画像形成部,22a,22b…
第1、第2感光ドラム,23a,23b…第1、第2帯
電デバイス,24a,24b…第1、第2露光デバイ
ス,25a,25b…第1、第2現像デバイス,26
a,26b…第1、第2クリーニングデバイス,27…
第1転写ロール,28…第2転写ロール,29…第3転
写コロトロン,30…中間転写ベルト,31…用紙搬送
ベルト,40…用紙吸着ロール,41…用紙吸着コロト
ロン,50…定着器(第1定着器),51…第2定着
器,52…従動ロール(定着ロール),53…定着ロー
ル,61…極性反転コロトロン,62…剥離コロトロ
ン,71…第1給紙部,72…第2給紙部,T1…第1
画像,T2…第2画像,P…用紙

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1画像が担持される第1像担持体と、
    第2画像が担持される第2像担持体と、第1像担持体上
    に第1画像を形成する第1像形成手段と、前記第2像担
    持体上に第2画像を形成する第2像形成手段と、第1像
    担持体及び第2像担持体の少なくともいずれか一方に対
    向配置される中間転写ベルトと、第1像担持体上に担持
    された第1画像を中間転写ベルト及び記録材のいずれか
    一方に転写する第1転写手段と、第2像担持体上に担持
    された第2画像を中間転写ベルト及び記録材のいずれか
    他方に転写する第2転写手段と、中間転写ベルト上に転
    写された第1画像又は第2画像を記録材の他の片面に転
    写する第3転写手段とを備え、記録材の両面に第1画像
    及び第2画像を形成可能な両面画像形成装置であって、 記録材搬送経路に沿う中間転写ベルト面側で第1像担持
    体及び第2像担持体を並設配置したことを特徴とする両
    面画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の両面画像形成装置におい
    て、 第1転写手段及び第2転写手段とを略同一直線上に配置
    したことを特徴とする両面画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の両面画像形成装置のう
    ち、第1像担持体及び第2像担持体を共に中間転写ベル
    トに対向配置するタイプにおいて、 中間転写ベルト上の第1像担持体と第2像担持体との中
    間部位に対応した箇所から記録材を中間転写ベルト上に
    導くことを特徴とする両面画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の両面画像形成装置のう
    ち、第1像担持体及び第2像担持体の少なくとも一方を
    中間転写ベルトに対向配置するタイプにおいて、 中間転写ベルトと第1転写手段又は第2転写手段との間
    に記録材搬送手段を配設し、第1転写手段及び第2転写
    手段の配設部位に対し記録材を順次通過させることを特
    徴とする両面画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の両面画像形成装置のう
    ち、記録材搬送経路の第2像担持体の下流側に記録材上
    の画像定着用の定着手段を配設した両面画像形成装置に
    おいて、 中間転写ベルトの支持ロールの一つが一対の定着部材か
    らなる定着手段の一方の定着部材であり、これに対向す
    る部位に他方の定着部材を配設したことを特徴とする両
    面画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の両面画像形成装置におい
    て、 記録材搬送経路の第2像担持体の下流側に設けられ且つ
    少なくとも第2画像を定着する第1定着手段と、 第1転写手段を通過した記録材が第2転写手段へ向かう
    記録材搬送経路から分岐して設けられる記録材分岐搬送
    経路と、 この記録材分岐搬送経路の下流側に設けられ且つ第1画
    像を定着する第2定着手段と、 記録材搬送経路と記録材分岐搬送経路との境界部に設け
    られ、第1転写手段を通過した記録材の搬送経路をいず
    れかの搬送経路に切り替える搬送経路切り替え手段とを
    備えたことを特徴とする両面画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002062744A (ja) * 2000-06-09 2002-02-28 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2006215171A (ja) * 2005-02-02 2006-08-17 Canon Inc 画像形成装置

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