JP2007156173A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】移動可能な表面を有する像担持体1と、像担持体に当接されて像担持体との間に転写ニップ部T1を形成する、移動可能な表面を有する被転写体5とを備え、像担持体の表面に形成されたトナー像を転写ニップ部にて被転写体に転写する画像形成装置において、像担持体上のトナー像を中間転写体に転写する際に、像担持体と中間転写体の回転方向に周速差を設けた場合に発生する色ずれや画像スジを防止する。同時に、転写抜け防止と高い転写効率を得る。
【解決手段】転写ニップ部T1において、像担持体1の移動方向R1と被転写体5の移動方向R5とに交差角Θ(deg)を設けてあり、かつ像担持体1の移動速度V1と、像担持体の移動方向に対する被転写体5の移動速度V5の投影成分V5cosΘとを同一または略同一に設定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、プリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像形成装置に関し、詳しくは、像担持体上に形成されたトナー像を転写ニップ部において被転写体に転写する方式の画像形成装置に係る。
従来より、カラー画像を形成しうる画像形成装置として、画像形成部を複数個有する構成の装置が使用されている。画像形成部は、例えば、感光体ドラム等の像担持体上に、画像情報に応じて光変調されたレーザービーム光やLED等の発光素子による光を照射して静電潜像を形成する。その静電潜像を現像剤を収容した現像手段によって現像してトナー像とする。そして、複数の画像形成部がそれぞれ色の違ったトナー像を形成し、転写材搬送体によって転写材を各画像形成部の位置に順次搬送しながら各色のトナー像を転写材上に多重転写してカラー画像を形成するものである。あるいは、中間転写体上に各色のトナー像を多重転写した後に、転写材に一括転写(中間転写方式)してカラー画像を形成するものである。
中間転写体としては、駆動を伝達する駆動ローラ及び少なくとも1つの従動ローラによって張架されて表面が移動する無端ベルトが使用されることが多い。以下において、中間転写体としての無端ベルトを総称して「中間転写ベルト」と表記する。又、像担持体としては、回転ドラム型の電子写真感光体が使用されることが多いので、以下において、これを「感光ドラム」と表記する。
感光ドラムから中間転写ベルトへの一次転写系を例として説明する。この種の画像形成装置において、特に一次転写効率向上のため、一次転写電流を最適に設定することが考えられる。しかし、一次転写電流が低い際には、転写不足となった。また、一次転写電流が高い際には、再転写、つまり、一度中間転写体に転写したトナーが次色の転写時に感光体ドラムに戻る現象を引き起こすこととなった。
その為、一次転写効率の向上をはかるためには、感光ドラムと中間転写ベルトに周速差をつける方法が実施されている。これは、特許文献1や2等に開示されている。すなわち、感光ドラムから中間転写ベルトにトナー像を転写する際に、感光ドラムの周速度よりも中間転写ベルトの周速度が速い設定にしている。これにより、中間転写ベルト上に転写されるトナー像は、中間転写ベルトの回転方向に沿って拡大された状態になる。そして、トナーの厚さもその分薄くなって直接、中間転写ベルトの表面に接触するトナーの量が増し、付着力が増加するため転写効率は向上する。これを図3の(a)により説明すると、R1とV1は転写ニップ部における感光ドラムの回転方向と周速度、R5とV5は転写ニップ部における中間転写ベルトの回転方向と周速度である。感光ドラムと中間転写ベルトの転写ニップ部における交差角Θは0°、従って、方向R1とR5が並行の設定である。V1<V5にして、中間転写ベルトの回転方向だけに感光ドラムとの周速差を設けている。この周速差により、転写ニップ部において、トナー像tに方向R1・R5と並行の応力[V5−V1]を作用させて、感光ドラムから中間転写ベルトへのトナー像tの転写効率を確保している。すなわち、上記の周速差により、特に二次色の細線の中央部が抜けることが無く、転写効率の向上がはかれる。
特許文献3には、画像形成手段によって画像が形成される記録媒体と、該記録媒体上の画像が表面に転写される中間転写体と、該中間転写体に圧接する加圧体とを備えた画像形成装置が記載されている。この画像形成装置は、中間転写体と加圧体との圧接ニップ部をシート状の転写材を通過させて、このとき受ける圧力によって、記録材に画像を圧力転写するものである。そして、中間転写体と加圧体とを交互に交差させて配置するとともに、中間転写体と加圧体とのニップ中心線と中間転写体の母線とのなす角度が、中間転写体と記録媒体の母線となす角度とに略等しくなるように構成している。この構成により、記録媒体上にはその母線方向に対して傾斜しない画像を形成し、中間転写体上に画像を斜めに形成し、この画像を転写材に転写する際には再度画像方向を修正して、最終的には、正確に方向付けられた画像を得るものである。
特許文献4には、像担持体と転写ローラとを両者の軸線をはさむ角度θが0.5〜3°の範囲にあるように圧接している画像形成装置が記載されている。この構成により、転写材が挟持された場合、像担持体の軸線方向にわたって、像担持体の転写ローラに対する接触圧が略均一になる。そして、一様なニップ巾(転写材走行方向にみた長さ)が得られて転写機能が向上し転写ムラなどない良質な画像を得ることができ、その作用は、転写材の巾が広くなるほど顕著である、と記載されている。
特許文献5には、中間転写ベルトを備えた画像形成装置において、中間転写ベルトのテンションローラに交差角を設ける構成が記載されている。この構成により、中間転写ベルトに対して一方向への寄り力を付勢させて突き当てて位置ズレを防止している。
特開平11−249459号公報 特開平6−317992号公報 特開昭62−119565号公報 特開平4−21883号公報 特開2001−194922号公報
しかし、特許文献1や2の構成においては、上記の周速差により、感光ドラムと中間転写ベルト間で常に摩擦力が生じている。この摩擦力のため、感光ドラムと中間転写ベルトとの間に現像剤(トナー)がある場合と無い場合で摩擦係数が変化し、感光ドラムの回転速度が変動する。そのため感光ドラムへの画像露光位置がずれてしまい色ずれや画像スジが発生することとなる。
また、特許文献3〜5には中抜け防止に対して交差角を設ける技術開示はない。
従って、本発明の目的は、周速差による色ずれや画像スジを防止しつつ、中抜け防止、転写効率の向上をはかり、より安定した画像形成を行い高品質な画像を形成する画像形成装置を提供することである。
上記の目的を達成するための本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、移動する像担持体と、移動しながら前記像担持体に接触して前記像担持体との間に接触領域を形成する中間転写体とを備え、前記接触領域にて、前記像担持体の表面に形成されたトナー像が前記中間転写体に転写される画像形成装置において、前記接触領域において、中間転写体移動方向が像担持体移動方向に対して傾いていると共に、前記中間転写体の速度の前記像担持体移動方向における成分が、前記像担持体の速度と略等しいことを特徴とする。
上記の目的を達成するための本発明に係る画像形成装置の他の代表的な構成は、移動する像担持体と、移動しながら前記像担持体に接触して前記像担持体との間に接触領域を形成する記録材搬送体とを備え、前記接触領域にて、前記像担持体の表面に形成されたトナー像が前記記録材搬送体で搬送される記録材に転写される画像形成装置において、前記接触領域において、記録材搬送体移動方向が像担持体移動方向に対して傾いていると共に、前記記録材搬送体の速度の前記像担持体移動方向における成分が、前記像担持体の速度と略等しいことを特徴とする画像形成装置。
上記の装置構成により、周速差による色ずれや画像スジを防止しつつ、中抜け防止、転写効率の向上をはかり、より安定した画像形成を行い高品質な画像を形成する画像形成装置を提供することができる。
以下、図面に沿って、本発明の実施の形態について説明する。
図1は本実施例に係る画像形成装置の概略構成図である。この画像形成装置は、電子写真方式の4色フルカラーの画像形成装置(プリンタ、複写機、ファクシミリ等)であり、回転可能な像担持体(移動する象担持体)としての、1つのドラム型の電子写真感光体(以下、ドラムと略記する)1を備えている。ドラム1は、例えば、アルムニウム製のシリンダの外周面に感光層としてOPC(有機光半導体)を塗布して構成したものである。
ドラム1は矢印R1の反時計方向に所定の速度で回転駆動される。そして、ドラム1の回転により移動しているドラム表面が帯電装置としての帯電ローラ2によって所定の極性・電位に一様に帯電される。次いで、その帯電面に対して露光装置3によって画像情報の露光がなされて、露光パターンに対応した静電潜像が形成される(潜像書き込み工程)。本実施例の画像形成装置において、上記の露光装置3はレーザー走査露光装置(レーザースキャナーユニット)である。この露光装置3は、コンピュータ・イメージリーダ・相手方ファクシミリ等の不図示のホスト装置から画像形成装置へ入力する画像情報に対応して変調したレーザー光を出力して、ドラム1の一様帯電面を走査露光(レーザー光照射)する。これにより、ドラム1の表面に走査露光パターンに対応した静電潜像が形成される。そして、その静電潜像が現像装置4によって現像される。すなわち、静電潜像に対して電荷を有するトナー(帯電トナー)が静電的に付着することで、潜像がトナー像として現像(顕像化)される。
現像装置4は、回転可能に支持されたロータリ4aと、このロータリに搭載した、異なる色のトナーを現像剤として収容させた4つの現像器4Y・4M・4C・4Kを有する。現像器4Yには現像剤としてイエロー色のトナーを、現像器4Mにはマゼンタ色のトナーを、現像器4Cにはシアン色のトナーを、現像器4Kにはブラック色のトナーを、収容してある。上記の4つの現像器はロータリ4aが回転制御されることにより、ドラム1に対向した現像位置に選択的に移動される。ドラム表面の静電潜像は現像位置に移動された現像器により現像される。
5は回転可能な被転写体としての中間転写ベルト(中間転写体:以下、ベルトと略記する)である。中間転写ベルト5が移動しながらドラム(像担持体)1と接触してドラム1との間に接触領域を形成する。このベルト5は誘電体製のフレキシブルなエンドレスベルトであり、駆動ローラ(第1の接触部材)21と、テンションローラ(張架ローラ)22と、二次転写内ローラ23との間に緊張させて掛け渡してある。中間転写ベルト
6は転写部材としての一次転写ローラであり、ベルト5の内側に配設して、ベルト5を挟んでドラム1に圧接させてある。ドラム1とベルト5との接触領域(当接部)が一次転写ニップ部(一次転写部)T1である。
ベルト5は駆動ローラ21により矢印R5の時計方向に所定の速度で回転駆動(移動)される。そして、ドラム1に形成されたトナー像が一次転写ニップ部T1においてベルト5の表面に転写される。この転写過程において、ドラム1・転写ローラ6間には不図示の電源部から所定の一次転写バイアスが印加される。ベルト5に対するトナー像の一次転写後のドラム表面はドラムクリーニング装置7により転写残トナーが除去されて清掃され、繰り返して画像形成に供される。
フルカラー画像形成モードの場合は、ドラム1に対するトナー像形成工程と、ベルト5に対するトナー像の一次転写工程が、フルカラー画像の成分色である、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色について順次に実行される。これにより、ベルト5の表面には、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のトナー像が多重転写されて、フルカラーの未定着トナー像が合成形成される。なお、色トナー像の形成順序は上記に限られるものではない。
24は二次転写外ローラであり、二次転写内ローラ23のベルト懸け回し部分に対して接離制御される。ローラ24がベルト5に当接されることで、両者間に二次転写ニップ部(二次転写部)T2が形成される。
10はベルトクリーニング装置であり、テンションローラ22のベルト懸け回し部分に対して接離制御される。
ドラム1からベルト5へのトナー像の繰り返しの一次転写実行過程時においては、上記の二次転写外ローラ24とベルトクリーニング装置10は、ベルト5に一次転写されたトナー像を乱さないようにベルト5から離間している状態に保持されている。
フルカラー画像形成モードにおいて、最後の色トナー像の一次転写が実行されて、ベルト5上に4色フルカラーの未定着トナー像が合成形成されるのと同期して、二次転写外ローラ24がベルト5に対して接触した状態に制御される。これにより、二次転写ニップ部T2が形成される。そして、このニップ部T2に対して、不図示の給紙機構部から、例えば、紙、透明フィルム等の記録材(転写材)Pが所定の制御タイミングで導入される。記録材Pはニップ部T2で挟持されて搬送され、ベルト5上の4色フルカラーの未定着トナー像が一括して記録材P上に二次転写される。この転写過程時において、ローラ23・24間には不図示の電源部から所定の二次転写バイアスが印加される。
二次転写ニップ部T2を出た記録材Pはベルト5の表面から分離されて、定着装置9へ導入され、定着ローラ9aと加圧ローラ9bによって加熱・加圧される。これにより、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色の多重トナー像が溶融混色してフルカラープリント画像として記録材Pの表面に定着される。その画像定着済みの記録材Pが機外に排出される。
記録材分離後のベルト5の表面は、ベルト5に接触した状態に制御されたベルトクリーニング装置10により転写残トナーが除去されて清掃され、繰り返して画像形成に供される。
モノクロ画像形成モードは、ドラム1にブラックのトナー像だけが形成され、それがベルト5に一次転写され、さらに記録材Pに二次転写され、その記録材が定着装置9へ導入されることで実行される。
上述のような中間転写方式の画像形成装置において、本実施例では、像担持体であるドラム1と、被転写体であるベルト5とを交差角Θ(deg)を設けて配置する。
この交差角Θとは、ドラム1とベルト5との接触領域である一次転写ニップ部T1において、図2に示すように、ドラム1の回転方向R1とベルト5の回転方向R5とのなす角度である。1aはドラム1の回転軸線である。5aはベルト5の回転軸線(仮想線)である。21aはベルト駆動ローラ21の回転軸線、22aはテンションローラ22の回転軸線である。RPは記録材Pの搬送方向であり、ベルト5の搬送方向に平行である。
図3の(a)は、交差角Θ=0(従って、方向R1とR5が並行)の設定で、ドラム1の周速度をV1、ベルト5の周速度をV5とすると、V1<V5にして、ベルト5の回転方向だけにドラム1との周速差[V5−V1]を設けている。これにより、ドラム1からベルト5へのトナー像tの転写効率を確保している例である。しかし、この系においては、前述のように色ずれや画像スジが発生しやすかった。
本実施例では、色ずれや画像スジの問題を防止しつつ、中抜け防止と、高い転写効率を得るために、ベルト5の周速度V5の絶対値|V5|と、上記の交差角Θ(0°<Θ<90°)を
0.36mm/sec≦|V5|×SinΘ≦6.5mm/sec
の関係を満たすように、に設定する。
ここで、|V5|×SinΘは、ベルト5の接触部における周速度V5の、ドラム5の接触部における移動方向に直交する方向の成分の大きさを示す。
また、ドラム1の周速度をV1、ベルト5の周速度をV5とすると、図3の(b)に示すように、ドラム1の回転方向R1に対する、ベルト5の周速度V5の投影成分V5cosΘがドラム1の周速度V1に等しく、または略等しく設定した。
なお、本実施例では、V1として130mm/sec、V5として136.2mm/secとした。
すなわち、像担持体であるドラム1と中間転写体であるベルト5との接触領域である一次転写部T1において、ベルト移動方向がドラム移動方向に対して傾いていると共に、ベルト5の速度のドラム移動方向における成分がドラム1の速度と略等しい。
ここで、本発明において「略」とは実質的に等しいまたは実質的に同一と見做し得る範囲もしくは許容され得る誤差範囲(たとえば、±0.5%以内の誤差)を意味している。
この系においては、一次転写ニップ部T1におけるドラム回転方向R1関して、ドラム1とベルト5との周速差が実質的になくなるため、ドラム1の回転速度V1は、ベルト5との周速差に起因して変化しない。従って、ドラム1の回転速度の変化、それによる露光ブレに起因する画像スジや色ずれは防止できる。
その一方で、新たに、一次転写ニップ部T1におけるドラム回転方向R1に対して垂直成分の応力V5sinΘがトナー像tにかかることになる。即ち、ドラム1の回転方向に垂直な方向に周速差をつける。この周速差(応力)により、トナー像tとベルト5の付着力が増加するため、ドラム1からベルト5へ転写されるトナー像の中抜けが防止され、転写効率が向上する。
図4に、|V5|×SinΘと転写効率の関係を示す。
図4において、目標の転写効率を94%以上とした場合、転写効率94%以上であるためには、0.36mm/sec≦V5×SinΘが必要である。
一方で、V5×SinΘが大き過ぎると、垂直方向の応力が大きくなり過ぎてベルト5の波打ちが発生した。
このことから、
0.36mm/sec≦|V5|×SinΘ≦6.5mm/sec
|V5|×SinΘ=2.6mm/sec
がよい。このとき、交差角Θ=1.14°である。
記録材Pの搬送方向RPは、図2に示すように、ベルト5の回転方向R5に平行である。これは、二次転写ニップ部T2において記録材Pの搬送方向を安定に保つためである。
なお、潜像形成工程において、潜像の書き込みは、図5に示すように、ドラム1に主走査方向の書き込み開始点aから距離x離れた点bの書き込みはx×sinΘ分だけ書き込み時間を早く設定する。3aはレーザー走査露光装置3における露光用レーザー、3bは回転駆動されるポリゴンミラーである。
また、潜像書き込み、感光体ドラム回転、中間転写ベルト回転、記録材搬送の速さ(絶対値)をそれぞれV3、V1、V5、VPとして、それらの速さの関係を例1と定2のように設定した。
例1:V3=V1=V5=VP
例2:V3=V5=VP>V1
例1の設定の場合、ドラム1はベルト5に対して交差角Θを持ち、V1=V5であるので、ドラム1上の画像は拡大される。しかし、ドラム1上からベルト5上へ転写する時は、全く正反対に、拡大されたところが同じだけ縮小される。つまり、最終的な画像が伸縮することがないので、例1のような設定で実施できる。
例2の設定の場合も、ドラム速度成分V1よりもV3、V5、VPを変えてもドラム1上の画像が変わるだけで、V3=V5=VPであるので最終的な画像は伸縮することはない。このように、例2のようにV3=V5=VPならば、V1と異なっても実施可能である。
また、例1、例2では、ベルト速度V5と記録材搬送速度VPが同じでかつ、平行に搬送されるため、二次転写位置において記録材搬送は安定する。
図6は本実施例に係る画像形成装置の概略構成図である。この画像形成装置も、電子写真方式の4色フルカラーの画像形成装置であるが、像担持体として、複数のドラム(電子写真感光体)1Y・1M・1C・1Kを用いたタンデム構成の画像形成装置である。
この画像形成装置は、図面上左から右に順次に配列した4個(4色)の画像形成ステーション、すなわち、それぞれイエロー・マゼンダ・シアン・ブラックのトナー像を形成する画像形成ステーションY・M・C・Kを備えている。
そして、これら画像形成ステーションY・M・C・Kで形成された各色のトナー像を順次に、被転写体としてのベルト(中間転写ベルト)5上に一次転写して重ねあわせて、フルカラーの未定着トナー像を合成形成する。その後、その多重トナー像を一括で記録材Pに二次転写し、二次転写された4色のトナー像を定着することで4色フルカラー画像を得るようにしている。
各画像形成ステーションY・M・C・Kは、それぞれドラムすなわち像担持体としてドラム型の電子写真感光体1Y・1M・1C・1Kを備えている。各ドラム1Y・1M・1C・1Kは、矢印R1の反時計方向に所定の周速度で回転駆動される。そして、ドラム表面が帯電ローラ2Y・2M・2C・2Kによって一様に帯電された後、レーザー走査露光装置3Y・3M・3C・3Kによるレーザー走査露光を受け、それぞれの色に対応する静電潜像が形成される。
各ドラム1Y・1M・1C・1K上に形成された静電潜像は、それぞれイエロー・マゼンタ・シアン・ブラックのトナーを収容した現像装置4Y・4M・4C・4Kによってそれぞれの色のトナーが付着され、トナー像として現像される。
上述の4個の画像形成ステーションY・M・C・Kの下方には、被転写体としてのベルト(中間転写ベルト)5が配設されている。ベルト5は、駆動ローラ21と、テンションローラ22と、二次転写内ローラ23とに掛け渡されており、駆動ローラ21により、矢印R5の時計方向に所定の速度で回転駆動(移動)される。
また、ベルト5の内側における、各ドラム1Y・1M・1C・1Kに対応する位置には、転写部材としての一次転写ローラ6Y・6M・6C・6Kが配設されている。ベルト5は、これら一次転写ローラ6Y・6M・6C・6Kによってドラム1Y・1M・1C・1Kの表面に押圧されている。これにより、ドラム1Y・1M・1C・1Kとベルト5との間には一次転写ニップ部T1が形成されている。
また、ベルト5の外側における二次転写内ローラ23に対応する位置には、二次転写外ローラ24が配設されている。ベルト5は、ローラ23によってローラ24に押圧されることにより、ローラ24との間に二次転写ニップ部T2を形成している。
上述の各ドラム1Y・1M・1C・1K上に形成された各色のトナー像は、一次転写ローラ6Y・6M・6C・6Kに転写バイアスが印加されることで、ベルト5上にそれぞれの一次転写ニップ部T1において順次に一次転写されていく。これにより、ベルト5上で4色のトナー像が重ね合わされる。ベルト5に対するトナー像の一次転写後の各ドラム1Y・1M・1C・1Kは、表面に残った転写残トナーがドラムクリーニング装置7Y・7M・7C・7Kによって除去され、次のトナー像の形成に供される。
上述のようにベルト5上で重ねられた4色のトナー像は、ベルト5の回転に伴って二次転写ニップ部T2に搬送される。
一方、給紙カセット11又は12に収納されていた記録材Pは、給紙ローラ13又は14によって1枚分離給紙され、搬送ローラを有する搬送路15を搬送されてレジストローラ16に至る。この記録材Pは、上記のようにベルト5上に4色のトナー像が形成されるのとタイミングを合わせるようにして、レジストローラ16により二次転写ニップ部T2に供給される。記録材Pが二次転写ニップ部T2を通過する際に、二次転写内ローラ23と二次転写外ローラ24との間に転写バイアスが印加され、これによりベルト5上の4色のトナー像は、一括で記録材Pに二次転写される。
二次転写ニップ部T2を出た記録材Pはベルト5の表面から分離されて、定着装置9へ導入され、定着ローラ9aと加圧ローラ9bによって加熱・加圧される。これにより、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色の多重トナー像が溶融混色してフルカラープリント画像として記録材Pの表面に定着される。その画像定着済みの記録材Pが機外に排出される。
一方、記録材分離後のベルト5の表面は、ベルトクリーニング装置10により転写残トナーが除去されて清掃され、繰り返して画像形成に供される。
なお、8Y・8M・8C・8Kは各色の現像装置4Y・4M・4C・4Kに補給するためのトナーが収納されたトナー補給容器である。
各色の現像装置4Y・4M・4C・4Kは、現像容器41内のトナー搬送機構(不図示)によってトナーを攪拌しながら現像スリーブ42にトナーを搬送する。そして、現像スリーブ42の外周に圧接された規制ブレード(不図示)によって現像スリーブ42の外周にトナーを薄層塗布する。この攪拌、搬送、規制によってトナーに電荷が付与される。電荷が付与されたトナーは、現像スリーブ42に対して、DCバイアスにACバイアスを重畳した現像バイアスを印加することによりドラム上の静電潜像に付着されて静電潜像を現像する。上述の現像スリーブ42は、ドラムに対向した位置に微小間隔(約300μm)を隔てて配置される。
本実施例では、図7に示すように、上記の4つのドラム1Y・1M・1C・1Kとベルト5が
0.36mm/sec≦|V5|×SinΘ≦6.5mm/sec
の関係を満たすように配置する。
本実施例は、前記実施例1の1個の画像形成ステーションの画像形成装置を、4個の画像形成ステーションを持つ画像形成装置に拡張したもので、その他の設定は実施例1で示した通りである。
また、図7の形態の場合は、ベルト5は、複数のドラム1Y・1M・1C・1Kから同一方向に応力V5sinΘを受けるため、ベルト5の波打ちが起こりやすい。
そこで、図8に示すよに、各色のドラム1Y・1M・1C・1Kとベルト5が
0.36mm/sec≦|V5|×SinΘ≦6.5mm/sec
の関係を満たすように設けて、ハの字状に配置することによりベルトの波打ちを緩和することが可能となった。
すなわち、図9の例は、請求項3に記載の画像形成装置に対応している。ベルト5が中間転写体に対応している。例えばドラム1Yが第1像担持体に対応していて、ベルト5と接し第1接触領域である一次転写ニップ部T1を形成する。例えばドラム11Mが第2像担持体に対応していて、ベルト5と接し第2接触領域である一次転写ニップ部T1を形成する。そして、第1接触領域における、ベルトの速度の、ドラム1Yの移動方向に直交する方向の成分の方向と、第2接触領域における、ベルト5の速度の、ドラム11Mの移動方向に直交する方向の成分の方向は異なることを特徴とする。
なお、記録材Pの搬送方向RPは、図8・図9に示すように、ベルト5の回転方向に平行である。これは、二次転写ニップ部T2において記録材Pの搬送方向を安定に保つためである。
図9は本実施例に係る画像形成装置の概略構成図である。この画像形成装置は、実施例2のタンデム構成の画像形成装置において、4個の画像形成ステーションY・M・C・Kの下方に配設してある中間転写ベルト5を、記録材Pを担持して搬送する記録材搬送体としての転写ベルト17に変更した構成の装置である。
転写ベルト17は誘電体製のフレキシブルなエンドレスベルトであり、駆動ローラ18とターンローラ19との間に緊張させて掛け渡してあり、駆動ローラ18により、矢印R17の時計方向に所定の速度で回転駆動(移動)される。
4個の画像形成ステーションY・M・C・Kの構成は実施例2の画像形成装置と同様であるから再度の説明は省略する。
転写ベルト17の内側における、各ドラム1Y・1M・1C・1Kに対応する位置には、転写部材としての一次転写ローラ6Y・6M・6C・6Kが配設されている。転写ベルト17は、これら一次転写ローラ6Y・6M・6C・6Kによってドラム1Y・1M・1C・1Kの表面に押圧されている。これにより、ドラム1Y・1M・1C・1Kと転写ベルト17との間には転写ニップ部T1が形成されている。
不図示の給紙機構部から一枚分離給紙されたシート状の記録材(転写材、用紙)Pを、転写ベルト17の第1の画像形成ステーションY側の端部に給送する。転写ベルト17は給送された記録材Pを静電的に吸着保持して、あるいはチャックで把持して各画像形成ステーションY・M・C・Kの転写ニップ部T1へ順次に搬送する。これにより、同一の記録材Pの面にイエロートナー像、マゼンタトナー像、シアントナー像、およびブラックトナー像が順次に位置合わせ状態で重畳転写されて、未定着のフルカラートナー画像が合成形成される。
第4のステーションKの転写ニップ部T1を搬送されて通過した記録材Pは転写ベルト17から分離され、定着装置9に導入されて未定着トナー画像の加熱定着処理を受けて排出搬送される。
本実施例の画像形成装置では、図10に示すように、4つのドラム1Y・1M・1C・1Kと転写ベルト17が
0.36mm/sec≦|V5|×SinΘ≦6.5mm/sec
の関係を満たすように配置する。
ここで、|V5|×SinΘは、転写ベルト17の接触部における周速度V5の、ドラム1Y・1M・1C・1Kの接触部における移動方向に直交する方向の成分の大きさを示す。
その他の設定は実施例1・2で示した通りである。尚、V17は転写ベルト17の周速度である。
本実施例の画像形成装置は、請求項4に記載の画像形成装置構成である。すなわち、移動する像担持体と、移動しながら前記像担持体に接触して前記像担持体との間に接触領域を形成する記録材搬送体とを備えている。前記接触領域にて、前記像担持体の表面に形成されたトナー像が前記記録材搬送体で搬送される記録材に転写される画像形成装置である。そして、前記接触領域において、記録材搬送体移動方向が像担持体移動方向に対して傾いていると共に、前記記録材搬送体の速度の前記像担持体移動方向における成分が、前記像担持体の速度と略等しいことを特徴とする画像形成装置である。
また、図11に示すように、各色のドラム1Y・1M・1C・1Kと転写ベルト17が
0.36mm/sec≦|V5|×SinΘ≦6.5mm/sec
の関係を満たすように設けて、ハの字状に配置することにより転写ベルト17の波打ちを緩和することが可能となった。図11では、ベルト5の速度V5の感光ドラム1Yの移動方向に直交する方向の成分をR1Yとする。同様に、ベルト5の速度V5の感光ドラム1Mの移動方向に直交する方向の成分をR1Mとする。また、ベルト5の速度V5の感光ドラム1Cの移動方向に直交する方向の成分をR1Cとする。更に、ベルト5の速度V5の感光ドラム1Kの移動方向に直交する方向の成分をR1Kとする。
ここで、R1Yと、R1Cは略等しい。また、R1MとR1Kは略等しい。略等しいとは、一方に対する他方の値が±5%以内の状態をいう。つまり、R1Y、R1M、R1C、R1Kの合計は略ゼロ(mm/sec)である。略ゼロ(mm/sec)とは、±0.2mm/sec以内を示す。
図11の画像形成装置は、請求項6に記載の画像形成装置に対応している。すなわち、転写材搬送体と接し第1接触領域を形成する第1像担持体と、前記転写材搬送体と接し第2接触領域を形成する第2像担持体を備えている。前記第1接触領域における、前記転写材搬送体の速度の、前記第1像担持体の移動方向に直交する方向の成分の方向と、前記第2接触領域における、前記転写材搬送体の速度の、前記第2像担持体の移動方向に直交する方向の成分の方向は異なる。
本発明は、上記の各実施例や図面に示した実施形態に限られるものではないことは勿論である。例えば、像担持体は電子写真感光体に限られず、静電記録誘電体や磁気記録磁性体等であってもよい。また、像担持体はドラム型に限られず、フレキシブルなエンドレスベルトの形態にすることも出来る。また被転写体としての中間転写体や記録材担持体も、フレキシブルなエンドレスベルトに限られず、ドラム型やローラ型にすることものできる。画像形成装置はフルカラー画像を形成しうる画像形成装置に限られず、単色画像形成装置であってもよい。
又、本発明の効果を得るためには、感光ドラムの周速度は60mm/sec〜600mm/secが適している。また、交差各Θは、0.29°≦Θ≦2.86°が適している。
実施例1の画像形成装置の概略構成図である。 中間転写ベルトと感光ドラムに交差角Θを設けた配置図である。 (a)は従来の方法で感光ドラムと中間転写体に周速差をつけた際にトナー像にかかる応力の模式図である。(b)は本発明においてトナー像にかかる応力の模式図である。 交差角Θ(周速差)と転写効率の関係を示した図である。 潜像書き込み工程において、感光ドラム上に潜像を書き込むタイミングを示したものである。 実施例2の画像形成装置の概略構成図である。 4つの画像形成ステーションを設けた画像形成装置において、中間転写ベルトと感光ドラムに交差角Θを設けた配置図(その1)である。 4つの画像形成ステーションを設けた画像形成装置において、中間転写ベルトと感光ドラムに交差角Θを設けた配置図(その2)である。 実施例3の画像形成装置の概略構成図である。 4つの画像形成ステーションを設けた画像形成装置において、転写ベルトと感光ドラムに交差角Θを設けた配置図(その1)である。 4つの画像形成ステーションを設けた画像形成装置において、間転写ベルトと感光ドラムに交差角Θを設けた配置図(その2)である。
符号の説明
1・・像担持体(感光ドラム)、3・・露光部、5・・中間転写体(中間転写ベルト)、6・・転写部材(転写ローラ)、P・・記録材、R5・・中間転写体(中間転写ベルト)の移動方向(回転方向)、T1・・一次転写部(一次転写ニップ部)、t・・トナー像、V1・・感光体(感光ドラム)の周速度、V5・・被転写体(中間転写ベルト)の周速度

Claims (6)

  1. 移動する像担持体と、移動しながら前記像担持体に接触して前記像担持体との間に接触領域を形成する中間転写体とを備え、前記接触領域にて、前記像担持体の表面に形成されたトナー像が前記中間転写体に転写される画像形成装置において、
    前記接触領域において、中間転写体移動方向が像担持体移動方向に対して傾いていると共に、前記中間転写体の速度の前記像担持体移動方向における成分が、前記像担持体の速度と略等しいことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記接触領域において、前記中間転写体の速度の、前記像担持体の移動方向に直交する方向の成分の大きさは、0.36(mm/sec)から6.9(mm/sec)であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記中間転写体と接し第1接触領域を形成する第1像担持体と、前記中間転写体と接し第2接触領域を形成する第2像担持体を備え、前記第1接触領域における、前記中間転写体の速度の、前記第1像担持体の移動方向に直交する方向の成分の方向と、前記第2接触領域における、前記中間転写体の速度の、前記第2像担持体の移動方向に直交する方向の成分の方向は異なることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 移動する像担持体と、移動しながら前記像担持体に接触して前記像担持体との間に接触領域を形成する記録材搬送体とを備え、前記接触領域にて、前記像担持体の表面に形成されたトナー像が前記記録材搬送体で搬送される記録材に転写される画像形成装置において、
    前記接触領域において、記録材搬送体移動方向が像担持体移動方向に対して傾いていると共に、前記記録材搬送体の速度の前記像担持体移動方向における成分が、前記像担持体の速度と略等しいことを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記接触領域において、前記記録材搬送体の速度の、前記像担持体の移動方向に直交する方向の成分の大きさは、0.36(mm/sec)から6.9(mm/sec)であることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記転写材搬送体と接し第1接触領域を形成する第1像担持体と、前記転写材搬送体と接し第2接触領域を形成する第2像担持体を備え、前記第1接触領域における、前記転写材搬送体の速度の、前記第1像担持体の移動方向に直交する方向の成分の方向と、前記第2接触領域における、前記転写材搬送体の速度の、前記第2像担持体の移動方向に直交する方向の成分の方向は異なることを特徴とする請求項4または5に記載の画像形成装置。
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