JP2016161715A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像形成を行わない色のステーションにおける当接状態や離間状態の切り替えの影響によって、他の色のステーションによって形成される画像の品質が低下してしまう。
【解決手段】 複数の現像手段は少なくとも第1の現像手段及び第2の現像手段を含み、複数の感光体は少なくとも第1の現像手段に対応した第1の感光体と第2の現像手段に対応した第2の感光体とを含み、制御手段は、第1の現像手段と第1の感光体を当接状態にさせ、且つ第2の現像手段と第2の感光体を当接状態にさせた後、第2の現像手段と第2の感光体が当接状態となった当接タイミングに基づき、第1の現像手段により静電潜像を現像させるタイミングを制御する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、電子写真方式を用いた画像形成装置に関する。
電子写真方式を用いた画像形成装置としては、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色に対応した画像形成部(以下、ステーションとも呼ぶ)を複数並置して、順次画像を形成する所謂インライン方式が知られている。このようなインライン方式の画像形成装置においては、現像手段としての現像ローラを感光ドラムに対して接触させた状態で現像を行う接触現像方式が広く採用されている。
接触現像方式の画像形成装置は、例えば特許文献1で記載されているように、画像形成を行う場合は感光ドラムと現像ローラを当接させ、画像形成を行わない場合は感光ドラムと現像ローラとを離間させる当接離間機構を備えている。当接離間機構によって、以下の3つの状態が切り替えられる。全色のステーションの現像ローラと感光ドラムが当接するフルカラー当接状態と、例えばブラックのステーションの現像ローラと感光ドラムが当接するモノクロ当接状態と、全色のステーションの現像ローラと感光ドラムが離間する全離間状態。
3つの状態を切り替える方法としては、以下の様な方法がある。(1)全離間状態からフルカラー当接状態に遷移させる。(2)フルカラー当接状態からモノクロ当接状態に遷移させる。(3)モノクロ当接状態から全離間状態に遷移させる。前記(1)〜(3)の状態を順次切り替える方法(以下、全状態遷移型とも呼ぶ)。また、(4)全離間状態からフルカラー当接状態に遷移し、フルカラー当接状態から全離間状態に遷移させる。(5)全離間状態からモノクロ当接状態に遷移し、モノクロ当接状態から全離間状態に遷移させる。前記(4)、(5)の状態を選択して切り替える方法(以下、独立遷移型とも呼ぶ)。このような、接触現像方式の画像形成装置においては、フルカラー画像を形成する際は、当接離間機構によりフルカラー当接状態とした後に画像形成を開始する。また、モノクロ画像を形成する際は、当接離間機構によりフルカラー当接状態、又はモノクロ当接状態とした後に画像形成を開始する。
特開2007−213024
接触現像方式の画像形成装置では、各色のステーションの現像ローラと感光ドラムを当接状態や離間状態に切り替えて画像形成を行う。このような方式において、従来技術でも述べたように各色のすべての色ではなく一部の色のステーションによって画像形成を行う場合がある。このような場合に、画像形成を行わない色のステーションにおける当接状態や離間状態の切り替えの影響によって、他の色のステーションによって形成される画像の品質が低下してしまうという課題があった。
本出願にかかる発明は、以上のような状況を鑑みてなされたものであり、画像形成を行わない色のステーションにおける当接状態や離間状態の切り替えの影響による、他の色のステーションによって形成される画像の品質の低下を抑制することを目的とする。
上記目的を達成するために、複数の感光体と、前記複数の感光体のそれぞれに対応し、前記複数の感光体に形成された静電潜像をトナー像として現像する複数の現像手段と、前記複数の現像手段により現像された複数のトナー像が転写される像担持体と、前記複数の感光体と前記複数の現像手段は、当接している当接状態又は離間している離間状態を遷移することが可能であり、前記複数の感光体と前記複数の現像手段を当接状態とするか離間状態とするかを制御する制御手段と、を備え、前記複数の現像手段は少なくとも第1の現像手段及び第2の現像手段を含み、前記複数の感光体は少なくとも前記第1の現像手段に対応した第1の感光体と前記第2の現像手段に対応した第2の感光体とを含み、前記制御手段は、前記第1の現像手段と前記第1の感光体を当接状態にさせ、且つ前記第2の現像手段と前記第2の感光体を当接状態にさせた後、前記第2の現像手段と前記第2の感光体が当接状態となった当接タイミングに基づき、前記第1の現像手段により静電潜像を現像させるタイミングを制御することを特徴とする。
本発明の構成によれば、画像形成を行わない色のステーションにおける当接状態や離間状態の切り替えの影響による、他の色のステーションによって形成される画像の品質の低下を抑制することができる。
画像形成装置の概略構成図 プロセスカートリッジの断面図 感光ドラム1と現像ローラ4との当接離間状態を示した図 画像形成装置のシステム構成を示したブロック図 /TOP信号を基準とした画像形成タイミングを示したタイミングチャート KTOPモードにおいて画像形成を行っている際の状態変化を示した図 第1の実施形態における画像形成開始タイミングの制御について示したタイミングチャート 第1の実施形態における画像形成開始タイミングの制御について示したフローチャート /TOP信号を基準とした画像形成タイミングを示したタイミングチャート KTOPモードにおいて画像形成を行っている際の状態変化を示した図 第2の実施形態における画像形成開始タイミングの制御について示したタイミングチャート 第2の実施形態における画像形成開始タイミングの制御について示したフローチャート
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
(第1の実施形態)
[画像形成装置の説明]
図1は、画像形成装置の概略構成図である。なお、以下の説明では、参照符号の末尾の英文字a、b、c及びdは、それぞれ当該部材がイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)のトナー像の形成に関する部材であることを示している。以下の説明において色を区別する必要が無い場合には、末尾の英文字a、b、c及びdを除いた参照符号を使用することもある。
(画像形成部)
まず、イエロー(Y)色のトナー画像形成用の画像形成部(以下、ステーションとも呼ぶ)について説明する。感光体としての感光ドラム1aは、金属円筒上に感光して電荷を生成するキャリア生成層、発生した電荷を輸送する電荷輸送層などからなる機能性有機材料が複数層積層されたものであり、最外層は電気的導電性が低くほぼ絶縁である。帯電手段としての帯電ローラ2aは、感光ドラム1aに当接され、感光ドラム1aの回転に伴い従動回転しなから感光ドラム1aの表面を均一に帯電する。帯電ローラ2aには、直流電圧、又は交流電圧を重畳した電圧が印加され、帯電ローラ2aと感光ドラム1aの表面の当接ニップ部から上下流側の微小な空気ギャップで放電が発生することにより感光ドラム1aは帯電される。
光照射手段としてのスキャナユニット11aは、レーザー光を多面鏡によって走査させる、又はLEDアレイによって光照射するように構成されている。スキャナユニット11aは、画像信号に基づいて変調されたビーム12aを感光ドラム1a上(感光体上)に照射することで、静電潜像を形成する。現像手段としての現像ユニット8aは、現像ローラ4a、非磁性一成分現像剤5a、現像剤塗布ブレード7aで構成される。現像ローラ4aは、感光ドラム1aに当接される。感光ドラム1a上に形成された静電潜像は、現像ローラ4aによりトナー像(現像剤像)として現像される。現像されたトナー像は、一次転写ローラ81aに一次転写バイアスが印加されることによって、像担持体としての中間転写ベルト80上(像担持体上)に一次転写される。一次転写後に、感光ドラム1a上に残った転写残留トナーは、クリーニングユニット3aによってクリーニングされる。
また、帯電ローラ2aは、帯電ローラ2aへの電圧供給手段である帯電バイアス電源20aに接続されており、電力が供給される。現像ローラ4aは、現像ローラ4aへの電圧供給手段である現像バイアス電源21aに接続されており、電力が供給される。一次転写ローラ81aは、一次転写ローラ81aへの電圧供給手段である一次転写バイアス電源84aに接続されており、電力が供給される。なお、上述した感光ドラム1a、帯電ローラ2a、クリーニングユニット3a、現像ローラ4a、非磁性一成分現像剤5a、現像剤塗布ブレード7a、現像ユニット8aは、画像形成装置に着脱自在な一体型のプロセスカートリッジ9aとすることができる。しかし、カートリッジの構成はこれに限られるものではなく、感光ドラム1a等をひとつのカートリッジ、別体として現像ユニット8a等を現像カートリッジとすることもできる。
以上がイエロー色に対応するステーションの構成であり、マゼンタ、シアン、ブラックに対応するステーションも同様の構成となる。各部には同一の参照符号の後ろにb、c、dの英文字が付されており、ここでの詳しい説明は省略する。なお、以下では、イエロー(Y)色のトナー画像形成用のステーションを第1ステーションとも呼ぶ。同様に、マゼンタ(M)色のトナー画像形成用のステーションを第2ステーション、シアン(C)色のトナー画像形成用のステーションを第3ステーション、ブラック(K)色のトナー画像形成用のステーションを第4ステーションとも呼ぶ。中間転写ベルト80の移動方向において、第1ステーションが最上流に配置されており、最上流から以下第2ステーション、第3ステーション、第4ステーションの順に配置されている。
中間転写ベルト80は、張架部材としての二次転写対向ローラ86、駆動ローラ14、テンションローラ15の3本のローラにより支持されており、適当なテンションが維持されるようになっている。駆動ローラ14を駆動させることにより中間転写ベルト80は感光ドラム1a〜1dに対して順方向に略同速度で回転移動する。また、中間転写ベルト80の内側には、感光ドラム1a〜1dに対向して、中間転写ベルト80に当接する一次転写ローラ81a〜81dが夫々配置されている。一次転写ローラ81a〜81dは一次転写バイアス電源84a〜84dで接続されている。一次転写ローラ81a〜81dによって、感光ドラム1a〜1dに形成された各色トナー像が順次中間転写ベルト80上に転写されることで、カラー画像が形成される。また、一次転写ローラ81a〜81dの中間転写ベルト80の回転方向下流側には除電部材23a〜23dが配置されている。駆動ローラ14、テンションローラ15及び除電部材23a〜23d、二次転写対向ローラ86は電気的に接地されている。
給紙カセット16から例えば紙である記録材Pを給紙する際には、図示しないステッピングモータ(以下、給紙モータとも呼ぶ)によりピックアップローラ17を駆動させる。これに伴い底板29が上昇し、給紙カセット16内に積載された記録材Pを押し上げる。押し上げられた記録材Pの最上の一枚が、ピックアップローラ17と当接し、ピックアップローラ17の回転により、記録材Pが給紙される。給紙された記録材Pがレジストローラ18まで搬送され、レジセンサ35により記録材Pの先端が検知されると、給紙モータの駆動を停止させ、記録材Pの搬送を一旦停止させる。レジストローラ18で一旦停止している記録材Pは、中間転写ベルト80上に転写されたトナー像の移動に合わせて、所定タイミングで再搬送され、二次転写部に搬送される。
各感光ドラム1a〜1dに形成されたトナー像が夫々転写され、中間転写ベルト80上に形成されたカラー画像は、二次転写位置である二次転写ローラ82と中間転写ベルト80からなる二次転写部まで移動される。二次転写ローラ82に二次転写バイアスを印加することで、中間転写ベルト80上のカラー画像が記録材P上に二次転写される。
例えば定着フィルムである加熱部材と、例えば加圧ローラである加圧部材からなる定着部19は、記録材P上に二次転写されたカラー画像に熱及び圧力を加えて、トナー像を記録材Pに定着させる。定着部19でトナー像が定着された記録材Pは、排紙トレイ36に排紙され、一連の画像形成動作は終了する。
[現像当接離間動作の説明]
図2は、プロセスカートリッジ9aの断面図である。なお、プロセスカートリッジは各色で同様の構成となるため、ここではイエローに対応したプロセスカートリッジ9aについて説明する。
不図示のモータからの駆動力により、感光ドラム1aは反時計方向(矢印N方向)に、現像ローラ4aは時計方向(矢印L方向)に、夫々所定の速度で回転駆動される。現像ユニット8aは、弾性部材である加圧バネ100により付勢されており、感光ドラム1aの回動中心を回転軸として、現像ローラ4aが感光ドラム1aに当接する当接状態となる。また、現像ローラ4aの軸線方向(長手方向)における現像ユニット8aの端部には軸受部材101が配置されており、軸受部材101に所定の力を付与することによって、現像ローラ4aと感光ドラム1aの離間する離間状態となる。
図3は、感光ドラム1と現像ローラ4との当接離間状態を示した図である。なお、ここでは一例として不図示のカム等のメカ機構や、各アクチュエータの構成により、以下の様に状態を遷移させる。(1)全離間状態からフルカラー当接状態に遷移させる。(2)フルカラー当接状態からモノクロ当接状態に遷移させる。(3)モノクロ当接状態から全離間状態に遷移させる。前記(1)〜(3)の状態を順次切り替える方法(全状態遷移型)について説明する。
図3(a)は、全離間状態を示している図である。画像形成を行わない場合は、各色のステーションの軸受部材101に不図示のカム等により力を付与し、各色の感光ドラム1と現像ローラ4を離間させる全離間状態としている。感光ドラム1と現像ローラ4を不要に当接させてしまうと寿命の低下に繋がったり、当接したままで長時間駆動が停止されていると感光ドラム1上に当接スジが形成されてしまったりする可能性があるため、これを防ぐために全離間状態としている。
図3(b)は、フルカラー当接状態を示している図である。図3(a)の全離間状態から、各色のステーションの軸受部材101に付与されていた力を解除することで、各色のステーションの感光ドラム1と現像ローラ4が当接するフルカラー当接状態となる。この図3(a)から図3(b)への状態の切り替えが、(1)全離間状態からフルカラー当接状態の遷移にあたる切り替え動作になる。
図3(c)は、モノクロ当接状態を示している図である。図3(b)のフルカラー当接状態から、イエロー、マゼンタ、シアンのステーションの軸受部材101に不図示のカム等により力を付与し、イエロー、マゼンタ、シアンのステーションの感光ドラム1と現像ローラ4を離間させることでモノクロ当接状態となる。この図3(b)から図3(c)への状態の切り替えが、(2)フルカラー当接状態からモノクロ当接状態の遷移にあたる切り替え動作になる。また、この図3(c)から図3(a)への状態の切り替えが、(3)モノクロ当接状態から全離間状態の遷移にあたる切り替え動作になる。このように、図3(a)〜図3(c)の状態を順次遷移させることで、全状態遷移型の当接離間の切り替え動作となる。
なお、ここでは一例として全状態遷移型の当接離間の切り替え動作を説明する。しかし、切り替え動作としては、以下の方法でも良い。(4)全離間状態からフルカラー当接状態に遷移し、フルカラー当接状態から全離間状態に遷移させる。(5)全離間状態からモノクロ当接状態に遷移し、モノクロ当接状態から全離間状態に遷移させる。前記(4)、(5)の状態を選択して切り替える方法(以下、独立遷移型とも呼ぶ)。
[画像形成装置のシステム構成]
図4は、画像形成装置のシステム構成を説明するためのブロック図である。コントローラ部401は、ホストコンピュータ400、及びエンジン制御部402と相互に通信が可能となっている。コントローラ部401は、ホストコンピュータ400から画像情報と印字命令を受け取り、受け取った画像情報を解析して画像データとしてのビットデータに変換する。そして、ビデオインターフェイス部403を介して、記録材毎に印字カラーモード指定コマンド、垂直同期信号基準色指定コマンド、印字予約コマンド、印字開始コマンド、及びビデオ信号をCPU404や画像処理GA405に送信する。垂直同期信号基準色指定コマンドは、/TOP信号基準色指定コマンドということもできる。より、具体的なタイミングとして、コントローラ部401は、ホストコンピュータ400からの印字命令を受信したことに応じて印字カラーモード指定コマンド、/TOP信号基準色指定コマンド、印字予約コマンドをCPU404に送信する。そして、画像形成装置の準備動作に応じて、印字可能な状態となったタイミングで、CPU404へ印字開始コマンドを送信する。
CPU404は、コントローラ部401からの印字カラーモード指定コマンド、/TOP信号基準色指定コマンド、印字予約コマンドの内容に応じて印字を実行するための準備動作を行う。そして、コントローラ部401から送信される印字開始コマンドを受信するまで待機する。CPU404は、印字開始コマンドを受信すると、各制御部(画像制御部406、定着制御部407、用紙搬送部408)に印字動作開始を指示する。
画像制御部406は、印字動作開始の指示を受信すると、準備動作としてコントローラ部401から受信した印字カラーモード指定コマンドの内容からカラーモードを判断する。そして、現像当接制御部409に、指定されたカラーモードに応じて各色のステーションの現像当接状態を切り替えるように指示を出す。画像制御部406は、現像当接状態に応じて、画像形成タイミング決定部410で画像形成を開始するタイミングである画像形成タイミングを決定する。なお、この画像形成タイミングを決定するための具体的な算出方法等については、後述する。
画像制御部406は、決定した画像形成タイミングになったか否かを判断する。そして、CPU404は、画像制御部406から画像形成タイミングとなったことを受信すると、コントローラ部401に画像データとしてのビデオ信号の出力の基準タイミングとなる/TOP信号を送信する。つまり、/TOP信号は、エンジン制御部402がコントローラ部401に画像データを要求する要求信号ともいえる。
コントローラ部401は、CPU404から/TOP信号を受信すると、/TOP信号を基準に/TOP信号基準色指定コマンドで指定した色のビデオ信号を出力する。画像処理GA405は、コントローラ部401からビデオ信号を受信すると、画像制御部406に画像形成データを送信する。画像制御部406は、画像処理GA405から受信した、画像形成データに基づき、画像形成を行う。用紙搬送部408は、印字動作開始の指示を受信すると給紙、搬送動作を開始する。定着制御部407は、印字動作開始の指示を受信すると定着準備を開始する。定着制御部407は、二次転写が行われた記録材Pが定着部19に搬送されてくるタイミングに合わせて、印字予約コマンドの情報に従って定着部19の温調を開始し、記録材Pにトナー像を定着させる。
[/TOPモードの説明]
次に、図5を用いて/TOP信号を基準とした画像形成タイミングについて説明する。図5(a)は、コントローラ部401から印字カラーモード指定コマンドによってフルカラーモードが指定され、且つ/TOP信号基準色指定コマンドによる指定がイエローである場合(以下、YTOPモードとも呼ぶ)である。この場合にモノクロ画像を形成する際のタイミングチャートを示している。また、図5(b)は、コントローラ部401から印字カラーモード指定コマンドによってフルカラーモードが指定され、且つ/TOP信号基準色指定コマンドによる指定がブラックである場合(以下、KTOPモードとも呼ぶ)である。この場合にモノクロ画像を形成する際のタイミングチャートを示している。
まず、図5(a)を用いて、YTOPモードについて説明する。エンジン制御部402は、コントローラ部401からプリント開始コマンドを受信すると(501)、フルカラーモードでモノクロ画像を形成するために、現像当接状態を全離間状態からフルカラー当接状態(511)に遷移させる。エンジン制御部402は、現像当接状態が全離間状態からフルカラー当接状態へと遷移すると(512)、コントローラ部401へ/TOP信号を送信する(502)。
コントローラ部401は、エンジン制御部402から/TOP信号を受信すると(502)、/TOP信号の受信を基準としてイエローのステーションによる画像形成を開始させる(521)。コントローラ部401は、さらにイエローのステーションによる画像形成開始タイミングを基準に、各色のステーション間距離(525)に相当する時間が経過するまで待機する。そして、各色のステーション間距離(525)に相当する時間が経過すると、マゼンタの画像形成(522)、シアンの画像形成(523)、ブラックの画像形成(524)を順次開始させる。その後、ブラックの画像形成が終了すると、エンジン制御部402は、現像当接状態をフルカラー当接状態(512)からモノクロ当接状態(513)を経由し、全離間状態(514)とし、一連の画像形成動作を終了する。
なお、図5(a)ではモノクロ画像の形成を行うため、ブラック以外の画像データは送信されていない(いわゆる余白)状態であるため、イエロー、マゼンタ、シアンの画像形成は行われない。よって、YTOPモードにおけるモノクロ画像の形成は、/TOP信号を受信してからブラックの画像形成が開始されるまでは、画像形成が行われない期間となる。
次に、図5(b)を用いて、KTOPモードについて説明する。エンジン制御部402は、コントローラ部401からプリント開始コマンドを受信すると(501)、フルカラーモードでモノクロ画像を形成するために、現像当接状態を全離間状態からフルカラー当接状態(531)に遷移させる。エンジン制御部402は、ブラックのステーションの現像ローラ4が感光ドラム1に当接していれば画像形成を行うことができるため、全離間状態からフルカラー当接状態へと遷移すると(532)、コントローラ部401へ/TOP信号を送信する(502)。
コントローラ部401は、エンジン制御部402から/TOP信号を受信すると(502)、/TOP信号の受信を基準としてブラックのステーションによる画像形成を開始させる(541)。ブラックの画像形成が終了すると、エンジン制御部402は、現像当接状態をフルカラー当接状態(532)からモノクロ当接状態(533)を経由し、全離間状態(534)とし、一連の画像形成動作を終了する。
先の図5(a)のYTOPモードと比較すると、KTOPモードはブラックの画像形成が開始されるまでの時間が短くなっている。YTOPモードにおいては、/TOP信号を受信してからブラックの画像形成が開始されるまでにY,M,Cのステーション間の距離に相当する待機時間があった。一方、KTOPモードでは/TOP信号を受信してからすぐにブラックの画像形成を開始することができるからである。画像形成装置のファーストプリントアウトタイムを短縮するために、KTOPモードを導入してモノクロ画像を形成することは非常に有効となる。
このKTOPモードでモノクロの画像形成を行う場合、現像当接状態により、ブラックの画像の品質を低下させてしまう可能性がある。図6を用いて、この当接状態により発生する可能性のある課題について説明する。
図6は、KTOPモードにおいて、画像形成を行っている際の状態変化を示した図である。なお、図6において、/TOP信号基準色(ここでは、最下流のブラックステーション)のステーションと最上流のステーションの一次転写部間距離をA(mm)、各ステーションの現像当接位置と一次転写部までの距離をB(mm)とする。
図6(a)は、全離間状態を示している図である。エンジン制御部402は、コントローラ部401からプリント開始コマンドを受信すると、現像当接状態を図6(b)に示すフルカラー当接状態とする。このフルカラー当接状態への遷移の際に、現像ローラ4を感光ドラム1に当接すると、現像ローラ4と感光ドラム1との回転速度の周速差により、当接位置に当接スジが発生してしまう(600(a)〜600(d)で示す点線部分)。その後、エンジン制御部402は、/TOP信号を送信し、コントローラ部401から受信した画像データに従って、ブラックのステーションにおいて感光ドラムを露光し(601)、静電潜像を形成する(602)。
図6(c)は、ブラックのステーションにおいて、静電潜像をトナー像として現像し、中間転写ベルト80に一次転写している状態を示した図である。先の図6(b)で説明したように、ブラックのステーションより上流側に設置されている各色のステーションは、現像ローラ4と感光ドラム1の当接により、現像当接スジ(600(a)〜600(c))が発生している。よって、中間転写ベルト80上に転写されたブラックのトナー像(603)に、各色のステーションで発生した現像当接スジが重なって、本来のブラックのトナー像にはない色の画像が重畳されることによって、画像の品質が低下するという現象が発生している。本実施形態においては、このようなモノクロで形成された画像に現像当接スジが重畳されることによって発生する画像の品質の低下を抑制すべく、画像形成タイミングを制御する方法について、以下で詳しく説明する。
[画像形成開始タイミングの制御についての説明]
図7は、本実施形態における、画像形成開始タイミングの制御について示したタイミングチャートである。エンジン制御部402は、コントローラ部401からプリント開始コマンドを受信すると(701)、フルカラーモードでモノクロ画像を形成するために、現像当接状態を全離間状態からフルカラー当接状態(711)に遷移させる。エンジン制御部402は、最上流に配置されているイエローのステーションで発生する当接スジが、ブラックのステーションの一次転写部を通過するまでの時間である当接スジ通過時間T_passを算出する(721)。なお、この当接スジ通過時間T_passの具体的な算出方法については、後述する。
エンジン制御部402は、現像当接状態が全離間状態からフルカラー当接状態への遷移が完了したタイミングである当接タイミング(702)から、当接スジ通過時間T_passが経過すると、コントローラ部401へ/TOP信号を送信する(703)。つまり、当接スジが一次転写部を通過したタイミング以降に画像が形成されるように/TOP信号を送信するように制御する。コントローラ部401は、エンジン制御部402から/TOP信号を受信すると(703)、/TOP信号の受信を基準としてブラックのステーションにおける画像形成を開始させる(722)。ブラックの画像形成が終了すると、エンジン制御部402は、現像当接状態をフルカラー当接状態(712)からモノクロ当接状態(713)を経由し、全離間状態(714)とし、一連の画像形成動作を終了する。
このように、エンジン制御部402からコントローラ部401へ/TOP信号の送信を制御することは、言い換えるならば/TOP信号に基づき感光ドラム1上に静電潜像を形成するタイミングを制御するともいえる。さらには、感光ドラム1上に形成された静電潜像を現像ローラ4により現像するタイミングを制御するともいえる。このようなタイミングの制御を行うことで、当接スジと画像とが重畳することを防ぐことができる。
図8は、本実施形態における、画像形成開始タイミングの制御について示したフローチャートである。S800において、エンジン制御部402はコントローラ部401から印字命令を受信する。すると、エンジン制御部402は、コントローラ部401から送信された/TOP信号基準色指定コマンドで指定された色の画像を形成するステーションが、最上流に配置されているステーションであるか否かを判断する。本実施形態においては、最上流のステーションはイエローであるため、言い換えるとYTOPモードで画像形成を行うか否かを判断するともいえる。S800において、最上流のステーションであると判断すると、S805において、エンジン制御部402は/TOP信号送信延長時間を0とする。一方、S800において、最上流のステーションではないと判断すると、S801に移行する。なお、本実施形態においては、一例として最上流のステーションはイエロー、/TOP信号の基準色はブラックであるとして、S801以降の説明を行う。
S801において、エンジン制御部402は/TOP信号の基準色のステーションと最上流ステーションの一次転写部間距離A(mm)を算出する。各色のステーション間の一次転写部間距離は、画像形成装置の構成によって決まるものであり、予めエンジン制御部402内のメモリに保持しておくことができるものである。隣り合うステーション間の一次転写部間距離を一律D(mm)、最上流のステーションと/TOP信号の基準色のステーションの間にあるステーション数をn(個)とする。すると、/TOP信号の基準色のステーションと最上流のステーションの一次転写部間距離A(mm)は、A=(n+1)×D(mm)と算出できる。
S802において、エンジン制御部402は現像ローラ4と感光ドラム1の当接位置から一次転写部までの距離B(mm)を算出する。各色のステーションの現像ローラ4と感光ドラム1の当接位置から一次転写部までの距離は、画像形成装置の構成によって決まるものであり、予めエンジン制御部402内のメモリに保持しておくことができるものである。なお、当接スジにある程度幅がある場合は、当接スジの後端位置を当接位置として距離B(mm)を求めることもできる。
S803において、エンジン制御部402は当接スジ通過時間T_passを算出する。当接スジ通過時間T_passは、以下の手順で求めることができる。S801で算出した/TOP信号の基準色のステーションと最上流のステーションの一次転写部間距離A(mm)と、S802で算出した現像当接位置から一次転写部までの距離B(mm)との和をプロセススピードS(mm/s)で除算する。S804において、エンジン制御部402はS803で算出した当接スジ通過時間T_passを/TOP信号送信延長時間とする。
例えば、各パラメータを以下のように設定する。/TOP信号の基準色のステーションと最上流のステーションの一次転写部間距離A:210mm、現像当接位置から一次転写部までの距離B:15mm、
プロセススピードS:100mm/s。このような場合においては、当接スジ通過時間T_passは、
T_pass=(210+15)/100=2.25(s)と求めることができる。
S806において、エンジン制御部402は全離間状態からフルカラー当接状態へ遷移させる。S807において、エンジン制御部402はフルカラー当接状態への遷移が完了したか否かを判断する。フルカラー当接状態への遷移が完了すると、S808において、エンジン制御部402はS804で算出した/TOP信号送信延長時間が経過したかを計測するためのカウントを開始する。S809において、エンジン制御部402は/TOP信号送信延長時間が経過したか否かを判断する。
なお、S800において、コントローラ部401から送信された/TOP信号基準色指定コマンドで指定された色の画像を形成するステーションが、最上流に配置されているステーションであると判断される。すると、S805において、/TOP信号送信延長時間は0となる。つまり、形成するトナー像に各色の当接スジが重畳しない配置関係となっているため、延長時間はなく/TOP信号を出力可能である。よって、S809で延長時間の経過待ちをすることなく、S810に移行する。
S809において、エンジン制御部402は/TOP信号送信延長時間が経過したと判断すると、/TOP信号をコントローラ部401に送信する。以降は、上述したように、/TOP信号に応じて画像形成を開始する。
このように、/TOP信号の送信タイミングを制御することで、フルカラー当接状態に遷移させた際に、画像形成を行わないステーションで発生した当接スジが画像形成を行うステーションで形成したトナー像に重畳することを抑制できる。また、最上流のステーションの色以外の色を/TOP信号を送信する基準色とした場合においても、/TOP信号の送信タイミングを制御することで、画像の品質の低下を抑制できる。つまり、/TOP信号の送信タイミングを制御することで、画像形成を行わない色のステーションにおける当接状態や離間状態の切り替えの影響による、他の色のステーションによって形成される画像の品質の低下を抑制することができる。
なお、本実施形態においては、一例として当接状態の切り替えを全状態遷移型で遷移させる構成で説明したが、これに限られるものではない。当接状態の切り替えを独立遷移型で遷移させる構成であっても、同様の課題が発生し、また本実施形態のように/TOP信号を送信するタイミングを制御すれば、同様の効果を奏することができることは明らかである。
また、本実施形態においては、最上流のステーションの当接位置を基準に/TOP信号の送信タイミングを決定しているが、これに限られるものではない。例えば、最上流のステーションがイエローであった場合に、イエローで発生する当接スジが形成する画像に重畳することを許容するような仕様であれば、最上流の次のステーションの当接位置を基準に/TOP信号の送信タイミングを決定することも可能である。形成したい画像に最上流のステーションの当接スジが重畳してしまうものの、1つのステーション間距離に対応した時間分だけ、/TOP信号の送信タイミングを早くすることができる。
また、基準色のステーションより上流のステーションで発生した当接スジが基準色のステーションの一次転写部を通過した以降に、画像形成を行う制御について説明したが、これに限られるものではない。当接スジが基準色のステーションの一次転写部を通過する前に画像形成を開始したとしても、基準色の画像の先端が一次転写部に到達する前に当接スジが一次転写部を通過していれば、重畳することを抑制することができる。また、一例として基準色をブラックとして説明したが、これに限られるものではない。最上流のステーションでなければ、いずれの色を基準色としてもよい。そして、基準色よりも上流側のステーションで発生する当接スジと基準色の画像とが重畳しないように/TOP信号を送信するタイミングを制御すればよい。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、/TOP信号の送信タイミングを制御することで、フルカラー当接状態に遷移させた際に、画像形成を行わないステーションで発生した当接スジが画像形成を行うステーションで形成した画像に重畳することを抑制することを説明した。本実施形態においては、現像当接状態をモノクロ当接状態に遷移させて画像形成を行う際に、画像形成を行わないステーションで発生した離間ショックブレが画像形成を行うステーションで形成した画像に影響することを抑制することを説明する。なお、画像形成装置の構成等は、先の第1の実施形態と同様であるため、本実施形態においては詳細な説明は省略する。
[/TOPモードの説明]
図9を用いて、/TOP信号を基準とした画像形成タイミングについて説明する。図9(a)は、コントローラ部401から印字カラーモード指定コマンドによってモノクロモードが指定され、且つ/TOP信号基準色指定コマンドによる指定がイエローの場合(以下、YTOPモードとも呼ぶ)である。この場合にモノクロ画像を形成する際のタイミングチャートを示している。また、図9(b)は、コントローラ部401から印字カラーモード指定コマンドによってモノクロモードが指定され、且つ/TOP信号基準色指定コマンドによる指定がブラックである場合(以下、KTOPモードとも呼ぶ)である。この場合にモノクロ画像を形成する際のタイミングチャートを示している。
まず、図9(a)を用いて、YTOPモードについて説明する。エンジン制御部402は、コントローラ部401からプリント開始コマンドを受信する(901)。すると、エンジン制御部402はモノクロモードでモノクロ画像を形成するために、現像当接状態を全離間状態からフルカラー当接状態を経由して(911)モノクロ当接状態(912)に遷移させる。エンジン制御部402は、現像当接状態が全離間状態からフルカラー当接状態と遷移すると(911)、コントローラ部401へ/TOP信号を送信する(902)。モノクロ画像は、ブラックのステーションの現像ローラ4が感光ドラム1に当接していることが画像形成を開始するための条件となる。エンジン制御部402はファーストプリントアウトタイムの短縮のため、現像状態がフルカラー当接へ遷移したタイミングで/TOP信号をコントローラ部401に送信する。
コントローラ部401は、エンジン制御部402から/TOP信号を受信する(902)。すると、コントローラ部401は/TOP信号の受信を基準としてイエローのステーションによる画像形成を開始させる(921)。コントローラ部401は、さらにイエローのステーションの画像形成開始タイミングを基準に、各色のステーション間距離(925)に相当する時間が経過するまで待機する。各色のステーション間距離(925)に相当する時間が経過すると、マゼンタの画像形成(922)、シアンの画像形成(923)、ブラックの画像形成(924)を順次開始させる。その後、ブラックの画像形成が終了すると、エンジン制御部402は、現像当接状態をモノクロ当接状態(913)から全離間状態(914)とし、一連の画像形成動作を終了する。
なお、図9(a)ではモノクロ画像の形成を行うため、ブラック以外の画像データは送信されていない(いわゆる余白)状態であるため、イエロー、マゼンタ、シアンの画像形成は行われない。よって、YTOPモードにおけるモノクロ画像の形成は、/TOP信号を受信してから、ブラックの画像形成が開始されるまでは、画像形成が行われない期間となる。
次に、図9(b)を用いて、KTOPモードについて説明する。エンジン制御部402は、コントローラ部401からプリント開始コマンドを受信する(901)。すると、エンジン制御部402はモノクロモードでモノクロ画像を形成するために、現像当接状態を全離間状態からフルカラー当接状態を経由して(931)モノクロ当接状態(932)に遷移させる。エンジン制御部402は、ブラックのステーションの現像ローラ4が感光ドラム1に当接していれば画像形成を行うことができるため、全離間状態からフルカラー当接状態へと遷移すると(931)、コントローラ部401へ/TOP信号を送信する(902)。
コントローラ部401は、エンジン制御部402から/TOP信号を受信すると(902)、/TOP信号の受信を基準としてブラックのステーションによる画像形成を開始させる(941)。ブラックの画像形成が終了すると、エンジン制御部402は、現像当接状態をモノクロ当接状態(932)から全離間状態(934)とし、一連の画像形成動作を終了する。
先の図9(a)のYTOPモードと比較すると、KTOPモードはブラックの画像形成が開始されるまでの時間が短くなっている。YTOPモードにおいては、/TOP信号を受信してからブラックの画像形成が開始されるまでにY,M,Cのステーション間の距離に相当する待機時間があった。一方、KTOPモードでは/TOP信号を受信してからすぐにブラックの画像形成を開始することができるからである。画像形成装置のファーストプリントアウトタイムを短縮するために、KTOPモードを導入してモノクロ画像を形成することは非常に有効となる。
このKTOPモードでモノクロの画像形成を行う場合、現像当接状態により、ブラックの画像の品質を低下させてしまう可能性がある。図10を用いて、この当接状態により発生する可能性のある課題について説明する。なお、以下の説明においては、説明の便宜上、先の第1の実施形態で発生していた当接スジは発生しない、又は画像の品質に影響を与える程度が小さいとして、当接スジに対する制御は省略する。
図10は、KTOPモードにおいて、画像形成を行っている際の状態変化を示した図である。図10(a)は、全離間状態を示している図である。エンジン制御部402は、コントローラ部401からプリント開始コマンドを受信すると、現像当接状態を図10(b)に示すフルカラー当接状態とする。エンジン制御部402は、現像状態がフルカラー当接状態になったタイミングでコントローラ部401へ/TOP信号を送信する。そして、コントローラ部401から受信した画像データに従って、ブラックのステーションにおいて感光ドラム1を露光し(1000)、静電潜像を形成する。
エンジン制御部402は、/TOP信号を送信すると共に、現像当接状態をフルカラー当接状態から図10(c)に示すモノクロ当接状態とする。このモノクロ当接状態への遷移の際に、イエロー、マゼンタ、シアンの各ステーションの現像ローラ4を感光ドラム1から離間させると、不図示のモータのトルク変動等の影響により、ブラックのステーションの現像ローラ4に振動が伝わってしまう。この振動は、以下、離間ショックとも呼ぶ。ブラックのステーションにおいて、現像ローラ4によって静電潜像を現像している際に、モノクロ当接状態への遷移による振動が現像ローラ4に伝わると、現像しているトナー像(1001)に現像ブレが発生し(1002)、不均一なトナー像となってしまう。本実施形態においては、このような画像形成が行われている際に、現像ローラ4に振動が伝わることによる画像の品質の低下を抑制すべく、画像形成タイミングを制御する方法について、以下で詳しく説明する。なお、画像形成タイミングは、なるべく1枚目の画像が形成されるまでの時間であるファーストプリントアウトタイム(FPOT)が低下しないようなタイミングとすることが好ましい。
[画像形成開始タイミングの制御についての説明]
図11は、本実施形態における、画像形成開始タイミングの制御について示したタイミングチャートである。エンジン制御部402は、コントローラ部401からプリント開始コマンドを受信する(1101)。すると、エンジン制御部402はモノクロモードでモノクロ画像を形成するために、現像当接状態を全離間状態からフルカラー当接状態を経由して(1111)モノクロ当接状態(1113)に遷移させる。エンジン制御部402は、フルカラー当接状態からモノクロ当接状態へ遷移させるタイミングである離間タイミングから離間ショックが収まるタイミングまでの時間である離間ショック発生期間(1121)を算出する。
エンジン制御部402は、フルカラー当接状態からモノクロ当接状態へと遷移させるタイミングから、さらに離間ショック発生期間(1121)が経過すると、コントローラ部401へ/TOP信号を送信する(1103)。コントローラ部401は、エンジン制御部402から/TOP信号を受信すると(1103)、/TOP信号の受信を基準としてブラックのステーションにおける画像形成を開始させる(1122)。ブラックの画像形成が終了すると、エンジン制御部402は、現像当接状態をモノクロ当接状態(1112)から全離間状態(1113)とし、一連の画像形成動作を終了する。
このように、エンジン制御部402からコントローラ部401へ/TOP信号の送信を制御することは、言い換えるならば/TOP信号に基づき感光ドラム1上に静電潜像を形成するタイミングを制御するともいえる。さらには、感光ドラム1上に形成された静電潜像を現像ローラ4により現像するタイミングを制御するともいえる。このようなタイミングの制御を行うことで、形成中の画像に離間ショックの影響が発生することを防ぐことができる。
図12は、本実施形態における、画像形成開始タイミングの制御について示したフローチャートである。S1200において、エンジン制御部402はコントローラ部401から印字命令を受信する。すると、コントローラ部401から送信された/TOP信号基準色指定コマンドで指定された色の画像を形成するステーションが、最上流に配置されているステーションであるか否かを判断する。本実施形態においては、最上流のステーションはイエローであるため、言い換えるとYTOPモードで画像形成を行うか否かを判断するともいえる。S1200において、最上流のステーションであると判断すると、S1202において、エンジン制御部402は/TOP信号送信延長時間を0とする。一方、S1200において、最上流のステーションではないと判断すると、S1201に移行する。なお、本実施形態においては、一例として最上流のステーションはイエロー、/TOP信号の基準色はブラックであるとして、S1201以降の説明を行う。
S1201において、エンジン制御部402はフルカラー当接状態からモノクロ当接状態へ遷移する際に発生する離間ショックが発生してから収まるまでの時間である離間ショック発生期間を算出し、その値を/TOP信号送信延長時間とする。なお、離間ショックが収まるまでの時間は、必ずしも振動がなくなるまでの時間である必要はなく、画像形成に影響を与えない程度に小さな振動となるまでの時間、とすることもできる。フルカラー当接状態からモノクロ当接状態へ遷移する際に発生する離間ショック発生期間は、夫々の画像形成装置の構成によって決まる値であり、あらかじめエンジン制御部402が保持するものとする。例えば、離間ショック発生期間を0.4sとすると、エンジン制御部402は、現像当接状態がフルカラー当接状態からモノクロ当接状態へ遷移開始してから、0.4s経過後に/TOP信号を出力する。
S1203において、エンジン制御部402は現像当接状態をフルカラー当接状態へ遷移させる。S1204において、エンジン制御部402はフルカラー当接状態への遷移が完了したか否かを判断する。フルカラー当接状態への遷移が完了すると、S1205において、エンジン制御部402はフルカラー当接状態からモノクロ当接状態へ遷移させる。
S1206において、エンジン制御部402はS1201で算出した/TOP信号送信延長時間が経過したかを計測するためのカウントを開始する。S1207において、エンジン制御部402は/TOP信号送信延長時間が経過したか否かを判断する。S1208において、エンジン制御部402は/TOP信号送信延長時間が経過したと判断すると、/TOP信号をコントローラ部401に送信する。以降は、先の第1の実施形態でも述べたように、/TOP信号に応じて画像形成を開始する。
このように、/TOP信号の送信タイミングを制御することで、フルカラー当接状態からモノクロ当接状態に遷移させた際に、トナー像を形成している現像ローラ4に振動の影響を与えてしまうことを抑制できる。また、最上流のステーション以外のステーションを/TOP信号の基準色とした場合、基準色のステーションより上流のステーションにおける現像ローラ4が離間時に離間ショックによる現像ショックブレが発生する。/TOP信号の送信タイミングを制御することで、この現像ショックブレが、基準色のステーションで形成される画像に与える影響を抑制することができる。
なお、本実施形態においては、一例として当接状態の切り替えを全状態遷移型で遷移させる構成で説明したが、これに限られるものではない。当接状態の切り替えを独立遷移型で遷移させる構成であっても、同様の課題が発生し、また本実施形態のように/TOP信号を送信するタイミングを制御すれば、同様の効果を奏することができることは明らかである。また、一例として基準色をブラックとして説明したが、これに限られるものではない。最上流のステーションでなければ、いずれの色を基準色としてもよい。
また、本実施形態においては、離間ショックによる画像の品質の低下を抑制する方法について説明した。さらに、先の第1の実施形態のように当接時に当接スジが発生してしまう場合は、当接スジを回避するまでの時間と離間ショックが収まるまでに時間を比較して、長い方の時間に応じて/TOP信号の送信タイミングを制御することも可能である。
また、先の第1の実施形態のように現像離間時にも、現像ローラ4と感光ドラム1の周速差によって離間スジが発生する場合は、先の第1の実施形態と同様な方法で離間スジが可能に重畳しないタイミングを算出する。そして、離間スジを回避するまでの時間と離間ショックが収まるまでの時間を比較して、長い方の時間に応じて/TOP信号の送信タイミングを制御することも可能である。
1 感光ドラム
4 現像ローラ
80 中間転写ベルト
402 エンジン制御部
上記目的を達成するために、複数の感光体と、前記複数の感光体のそれぞれに対応し、前記複数の感光体に形成された静電潜像をトナー像として現像する複数の現像手段と、前記複数の現像手段により現像された複数のトナー像が転写される像担持体と、前記複数の感光体と前記複数の現像手段当接している当接状態と、前記複数の感光体と前記複数の現像手段が離間している離間状態と、切り替える切り替え手段と、前記複数の感光体と前記複数の現像手段を前記当接状態とするか前記離間状態とするかを制御する制御手段と、を備え、前記複数の現像手段は少なくとも第1の現像手段及び第2の現像手段を含み、前記複数の感光体は少なくとも前記第1の現像手段に対応した第1の感光体と前記第2の現像手段に対応した第2の感光体とを含み、前記制御手段は、前記第1の現像手段と前記第1の感光体を当接状態にさせ、且つ前記第2の現像手段と前記第2の感光体を当接状態にさせた後、前記第2の現像手段と前記第2の感光体が当接状態となった当接タイミングに基づき、前記第1の現像手段により静電潜像を現像させるタイミングを制御することを特徴とする。
まず、図9(a)を用いて、YTOPモードについて説明する。エンジン制御部402は、コントローラ部401からプリント開始コマンドを受信する(901)。すると、エンジン制御部402はモノクロモードでモノクロ画像を形成するために、現像当接状態を全離間状態からフルカラー当接状態を経由して(911)モノクロ当接状態(912)に遷移させる。エンジン制御部402は、現像当接状態が全離間状態からフルカラー当接状態と遷移すると(911)、コントローラ部401へ/TOP信号を送信する(902)。モノクロ画像は、ブラックのステーションの現像ローラ4が感光ドラム1に当接していることが画像形成を開始するための条件となる。エンジン制御部402はファーストプリントアウトタイムの短縮のため、現像当接状態がフルカラー当接へ遷移したタイミングで/TOP信号をコントローラ部401に送信する。
[画像形成開始タイミングの制御についての説明]
図11は、本実施形態における、画像形成開始タイミングの制御について示したタイミングチャートである。エンジン制御部402は、コントローラ部401からプリント開始コマンドを受信する(1101)。すると、エンジン制御部402はモノクロモードでモノクロ画像を形成するために、現像当接状態を全離間状態からフルカラー当接状態を経由して(1111)モノクロ当接状態(111)に遷移させる。エンジン制御部402は、フルカラー当接状態からモノクロ当接状態へ遷移させるタイミングである離間タイミングから離間ショックが収まるタイミングまでの時間である離間ショック発生期間(1121)を算出する。
エンジン制御部402は、フルカラー当接状態からモノクロ当接状態へと遷移させるタイミングから、さらに離間ショック発生期間(1121)が経過すると、コントローラ部401へ/TOP信号を送信する(1103)。コントローラ部401は、エンジン制御部402から/TOP信号を受信すると(1103)、/TOP信号の受信を基準としてブラックのステーションにおける画像形成を開始させる(1122)。ブラックの画像形成が終了すると、エンジン制御部402は、現像当接状態をモノクロ当接状態(111)から全離間状態(111)とし、一連の画像形成動作を終了する。
S1206において、エンジン制御部402はS1201で算出した/TOP信号送信延長時間が経過したかを計測するためのカウントを開始する。S1207において、エンジン制御部402は/TOP信号送信延長時間が経過したか否かを判断する。S120において、エンジン制御部402は/TOP信号送信延長時間が経過したと判断すると、S1208において、/TOP信号をコントローラ部401に送信する。以降は、先の第1の実施形態でも述べたように、/TOP信号に応じて画像形成を開始する。
また、先の第1の実施形態のように現像離間時にも、現像ローラ4と感光ドラム1の周速差によって離間スジが発生する場合は、先の第1の実施形態と同様な方法で離間スジが画像に重畳しないタイミングを算出する。そして、離間スジを回避するまでの時間と離間ショックが収まるまでの時間を比較して、長い方の時間に応じて/TOP信号の送信タイミングを制御することも可能である。

Claims (11)

  1. 複数の感光体と、
    前記複数の感光体のそれぞれに対応し、前記複数の感光体に形成された静電潜像をトナー像として現像する複数の現像手段と、
    前記複数の現像手段により現像された複数のトナー像が転写される像担持体と、
    前記複数の感光体と前記複数の現像手段は、当接している当接状態又は離間している離間状態を遷移することが可能であり、前記複数の感光体と前記複数の現像手段を当接状態とするか離間状態とするかを制御する制御手段と、を備え、
    前記複数の現像手段は少なくとも第1の現像手段及び第2の現像手段を含み、前記複数の感光体は少なくとも前記第1の現像手段に対応した第1の感光体と前記第2の現像手段に対応した第2の感光体とを含み、
    前記制御手段は、前記第1の現像手段と前記第1の感光体を当接状態にさせ、且つ前記第2の現像手段と前記第2の感光体を当接状態にさせた後、前記第2の現像手段と前記第2の感光体が当接状態となった当接タイミングに基づき、前記第1の現像手段により静電潜像を現像させるタイミングを制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記2の感光体及び前記第2の現像手段は、前記第1の感光体及び前記第1の現像手段より、前記像担持体の移動方向において上流側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記第2の現像手段には静電潜像の現像をさせず、前記第1の現像手段により静電潜像の現像させるように制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記第1の現像手段により静電潜像を現像させるタイミングを、前記第1の現像手段により静電潜像を現像して前記像担持体に転写されたトナー像に、前記第2の感光体と前記第2の現像手段が当接状態となったことにより前記像担持体上に供給されるトナーが重畳しないタイミング以降となるように制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 画像データを生成する画像制御手段を備え、
    前記制御手段は、前記第1の現像手段により静電潜像をトナー像として現像させるタイミングを制御するために、前記画像制御手段に前記画像データを要求するための要求信号を送信するタイミングを制御することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記要求信号は、前記第2の感光体上にトナー像を形成させるためではなく、前記第1の感光体上にトナー像を形成させるために、前記画像制御手段に前記画像データを要求する信号であることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 感光体に光を照射し、静電潜像を形成する光照射手段を備え、
    前記制御手段は、前記画像制御手段に前記画像データを要求するための要求信号を送信するタイミングを制御することにより、前記光照射手段による静電潜像の形成タイミングを制御することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  8. 前記第1の現像手段はブラックの現像剤を有し、前記第2の現像手段はイエローの現像剤を有していることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御手段は、前記当接タイミングと、
    前記第1の現像手段と前記第1の感光体を当接状態させ、且つ前記第2の現像手段と前記第2の感光体を当接状態にさせた後、前記第2の現像手段と前記第2の感光体が離間状態となった離間タイミングと、に基づき、前記第1の現像手段により静電潜像を現像させるタイミングを制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  10. 前記制御手段は、前記第1の現像手段により静電潜像を現像させるタイミングを、前記第2の感光体と前記第2の現像手段が離間したことによる振動の影響が収まったタイミング以降となるように制御することを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記制御手段は、前記第1の現像手段により静電潜像を現像させるタイミングを、前記第1の現像手段により静電潜像を現像して前記像担持体に転写されたトナー像に、前記第2の感光体と前記第2の現像手段が離間することにより前記像担持体上に供給されるトナーが重畳しないタイミング以降となるように制御することを特徴とする請求項9又は10に記載の画像形成装置。
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