JP2006171359A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006171359A
JP2006171359A JP2004363738A JP2004363738A JP2006171359A JP 2006171359 A JP2006171359 A JP 2006171359A JP 2004363738 A JP2004363738 A JP 2004363738A JP 2004363738 A JP2004363738 A JP 2004363738A JP 2006171359 A JP2006171359 A JP 2006171359A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
contact
carrier
image forming
separation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004363738A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4669275B2 (ja
Inventor
Kazuhiro Okubo
和洋 大久保
Yasunari Watanabe
泰成 渡邉
Motonari Ito
元就 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2004363738A priority Critical patent/JP4669275B2/ja
Publication of JP2006171359A publication Critical patent/JP2006171359A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4669275B2 publication Critical patent/JP4669275B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】像担持体と現像剤担持体の当接時間を短くし、現像剤担持体の回転時間を短くすることで、現像剤の劣化、現像剤担持体の劣化、像担持体の削れを抑止し、プロセスカートリッジの寿命を延ばすことのできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】像担持体1と現像剤担持体40とを当接する当接シーケンスを複数有し、像担持体1と現像剤担持体40とを当接する際に複数の当接シーケンスよりいずれかの当接シーケンスを選択する。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像情報に基づき露光手段により像担持体上に静電潜像を形成し、この静電潜像を現像剤担持体が像担持体に接触して現像し、現像像(トナー像)とする画像形成装置に関するものである。
図5に、従来のプロセスカートリッジを備えたカラー画像形成装置100の一例を示す。
本例では、各プロセスカートリッジ7は、像担持体としてドラム状の電子写真感光体(以下、「感光体ドラム」という。)1(1a、1b、1c、1d)を備えている。感光体ドラム1は、例えばアルミニウム製の円筒基体の表面に感光材料層例えば有機感光材料層を形成したものであり、回転駆動される。感光体ドラム1の周囲には、帯電ローラ2(2a、2b、2c、2d)、露光手段としてのレーザビーム走査光学系3(3a、3b、3c、3d)、現像手段としての現像ローラ40(40a、40b、40c、40d)を備えた現像ユニット4(4a、4b、4c、4d)、転写ローラ12(12a、12b、12c、12d)、クリーナ6(6a、6b、6c、6d)が順次配置される。又、感光体ドラム1に対向して、ローラ13、14a、14b、15に張設された、記録媒体搬送ベルト11が配置される。
画像形成装置には、現像ローラ当接離間機構8が備えられ、非画像形成時には現像ローラ40と感光体ドラム1を離間している。
画像形成動作時にはまず、各4つの画像形成部、即ち、ステーションのP(Pa、Pb、Pc、Pd)の感光体ドラム1(1a、1b、1c、1d)が駆動され、全ステーションPの現像ローラ40(40a、40b、40c、40d)が駆動され、現像ローラ当接離間機構8が動作して、つまり、作動軸8xを移動させて作動片8y(8ya、8yb、8yc、8yd)にて現像ユニット4の突起5(5a、5b、5c、5d)を作動することによって、全ステーションPの現像ローラ40(40a、40b、40c、40d)を感光体ドラム1に回転しながら当接させる。そして、帯電ローラ2にて感光体ドラム1上を均一に帯電したのち、第一ステーションPaから第四ステーションPdまで、順次、露光手段3(3a、3b、3c、3d)によるレーザビーム走査光により静電潜像を感光体ドラム1上に形成し、静電潜像に応じて現像ローラ40上の現像剤により可視像化する。
カセット17から送給された記録媒体、即ち、転写紙Sは、搬送ベルト11により搬送され、感光体ドラム1と転写ローラ12との略当接部で可視像が転写され、転写紙S上の画像は定着器20で溶融定着される。
現像ユニット4は現像剤担持体としての現像ローラ40、現像ローラ40に現像剤として非磁性一成分トナー(負極性)を供給する供給ローラ43、現像ローラ40上のトナー量を規制する現像剤規制部材としての現像ブレード44が配設される。
現像ローラ40は感光体ドラム1と当接するため、弾性体で形成される。現像ローラ40にはトナーを現像ローラ40から感光体ドラム1側へ転移させるために、現像バイアス電源(不図示)により所定電位が供給される。
しかしながら、上記例にて示した画像形成動作を行ったところ、以下に示す不具合が見られた。
長期にわたり印字動作を行なって現像ローラ40を耐久使用し続けると、トナーが供給ローラ43や現像ブレード44との摩擦によって劣化し、かぶり等の画像欠陥が出ることがあった。これは、トナー表層に添加された帯電制御剤等の外添剤が現像ローラ40と供給ローラ43或いは現像ブレード44との摺擦により剥がされてしまい、トナーが電気的に制御できなくなってかぶりが発生すると考えられる。また、現像ローラ40が弾性体で構成されているため、長時間の摺擦により現像ローラ表層が磨耗劣化して、かぶり、濃度薄等の画像欠陥が出ることがあった。
また、耐久使用を続けると現像ローラが感光体ドラムと長時間当接することによって感光体ドラムが磨耗し、感光体層を削り取ってしまう感光体ドラム削れという問題が出ることがあった。これは特に現像ローラのトナーを搬送していない部分で顕著に発生する。
そこで、上記の問題を解決するために、特許文献1のようにステーション毎に独立した現像ローラ当接離間機構を持ち、感光体ドラム上の静電潜像を現像する期間のみ現像ローラを感光体に当接させる方法が考えられる。
この方法では、現像ローラは前のステーションが現像動作を始めていても感光体ドラムに当接する必要はなく、自ステーションの潜像を現像する時間のみ感光体ドラムに当接する。また自ステーションの現像期間が終われば次のステーションがまだ現像動作中であっても感光体ドラムから離間して回転を停止することができる。
この違いを図6及び図7のタイミングチャートで模式的に示す。横軸は時間であり、画像形成時の各動作のタイミングが示されている。
図6は、全ステーションで同時に現像ローラ当接離間動作を行なう時のタイミングチャートであり、図7は、各ステーション独立で現像ローラ当接離間動作を行なう時のタイミングチャートである。
図7に示す上記特許文献1の方法によれば、現像ローラの駆動時間及び感光体ドラムへの当接時間を短くすることが可能であることが分かる。
ただし、現像ローラと感光体ドラムの当接時間をさらに短くして、前のステーションが潜像形成を開始した後のタイミングで現像ローラ当接動作を行なうようにすると、現像ローラ当接動作による振動が伝播し前のステーションの潜像形成を乱して横スジ等の画像欠陥が発生することがある。これは写真画像等の高印字イメージの潜像形成中やプロセススピードが早い場合に顕著であった。
このため、この隣接ステーションでの現像ローラ当接のショックによる画像欠陥を防止するために、図7に示すように、前のステーションが潜像形成を開始するより早いタイミングで現像ローラの当接動作を行なう必要がある。また、現像ローラ離間動作を行なう際も同様に、離間動作の振動が伝播し、後のステーションの潜像形成を乱して横スジ等の画像欠陥が発生することが無いように離間動作を行なう必要がある。
特開2001−318506号公報
しかしながら、上記従来例の画像形成装置では次のような問題があった。
特許文献1に示されるように、各ステーション毎に独立の現像当接離間機構を用いていても、プロセスカートリッジを更に長期にわたって耐久使用し、印字動作を繰り返し行なって現像ローラを耐久使用し続けると、トナーが供給ローラや現像ブレードとの摩擦によって劣化し、かぶり等の画像欠陥が出ることがあった。
また、現像ローラが弾性体で構成されているため、長時間の摺擦により現像ローラ表層が磨耗劣化して、かぶり・濃度薄等の画像欠陥が出ることがあった。
また、耐久使用を続けると現像ローラが感光体と長時間当接することによって感光体ドラムが磨耗し、感光体層を削り取ってしまう感光体ドラム削れという問題が出ることがあった。これは特に現像ローラのトナーを搬送していない部分で顕著に発生する。
このとき、現像ローラと感光体ドラムとトナー容器が一体として構成されているプロセスカートリッジを用いると、低印字率で印字を続けるとトナーを使い切る前に現像ローラが磨耗して寿命となってしまったり、感光体ドラムが削れて寿命となってしまう。
そこで、本発明の目的は、像担持体が複数設けられ、像担持体に対する現像剤担持体の当接及び離間タイミングが複数存在する画像形成装置において、条件によって最適な当接及び離間タイミングを適宜選択することで像担持体と現像剤担持体の当接時間を短くし、現像剤担持体の回転時間を短くすることで、現像剤の劣化、現像剤担持体の劣化、像担持体の削れを抑止し、プロセスカートリッジの寿命を延ばすことのできる画像形成装置を提供することである。
本発明の他の目的は、像担持体を有する画像形成部が複数設けられ、像担持体に対する現像剤担持体の当接及び離間タイミングが複数存在する画像形成装置において、現像剤担持体の当接及び離間タイミングを切替えることで、隣接する画像形成部での現像剤担持体の当接及び離間のショックによる画像欠陥を防止しつつ像担持体及び現像剤担持体の寿命、延いては、プロセスカートリッジの寿命を延ばすことのできる画像形成装置を提供することである。
本発明の他の目的は、像担持体が複数設けられ、像担持体に対する現像剤担持体の当接及び離間タイミングが複数存在する画像形成装置において、現像剤担持体の当接及び離間タイミングを画像の印字率に基づいて切替えることで、最適の現像剤担持体の当接及び離間タイミングを選択し、像担持体及び現像剤担持体の寿命、延いては、プロセスカートリッジの寿命を延ばすことのできる画像形成装置を提供することである。
本発明の他の目的は、像担持体と現像剤担持体と現像剤収容器とが一体で構成されたプロセスカートリッジを用いる画像形成装置において、像担持体と現像剤担持体との複数の当接及び離間タイミングを有し、条件によって最適な当接及び離間タイミングを適宜選択することでプロセスカートリッジの寿命を延ばすことのできる画像形成装置を提供することである。
上記目的は本発明に係る画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、一態様によれば、複数の画像形成部を有し、前記各画像形成部は、像担持体と、画像情報に基づき前記像担持体に静電潜像を形成する露光手段と、現像剤を担持し前記像担持体と回転接触して前記静電潜像を現像像とする現像剤担持体を備えた現像手段と、前記像担持体と前記現像剤担持体を当接又は離間させる接離機構とを具備した画像形成装置において、
前記露光手段が前記像担持体上に潜像を形成する前に、前記接離機構が前記像担持体と前記現像剤担持体との当接動作を行なう際に、前記像担持体上の潜像形成開始位置より起算して距離が異なる位置で前記像担持体と前記現像剤担持体が当接する当接シーケンスを複数有し、
前記像担持体と前記現像剤担持体とを当接する際に前記複数の当接シーケンスの中のいずれかの当接シーケンスを選択することを特徴とする画像形成装置が提供される。
本発明の他の態様によれば、複数の画像形成部を有し、前記各画像形成部は、像担持体と、画像情報に基づき前記像担持体に静電潜像を形成する露光手段と、現像剤を担持し前記像担持体と回転接触して前記静電潜像を現像像とする現像剤担持体を備えた現像手段と、前記像担持体と前記現像剤担持体を当接又は離間させる接離機構とを具備した画像形成装置において、
前記露光手段が前記像担持体上に潜像形成を終了した後に、前記接離機構が前記像担持体と前記現像剤担持体との離間動作を行なう際に、前記像担持体上の潜像形成終了位置より起算して距離が異なる位置で前記像担持体と前記現像剤担持体が離間する離間シーケンスを複数有し、
前記像担持体と前記現像剤担持体とを離間する際に前記複数の離間シーケンスの中のいずれかの離間シーケンスを選択することを特徴とする画像形成装置が提供される。
本発明によれば、像担持体が複数設けられ、像担持体に対する現像剤担持体の当接及び離間タイミングが複数存在する画像形成装置において、条件によって最適な当接及び離間タイミングを適宜選択することで像担持体と現像剤担持体の当接時間を短くし、現像剤担持体の回転時間を短くすることで、現像剤の劣化、現像剤担持体の劣化、像担持体の削れを抑止し、プロセスカートリッジの寿命を延ばすことができる。
以下、本発明に係る画像形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。
実施例1
先ず、図1を参照して、本発明に係る画像形成装置の一実施例であるカラー電子写真画像形成装置について説明する。また、本実施例では、本発明の特徴を構成する、像担持体に対する現像剤担持体の当接及び離間するタイミングを印刷画像種によって選択する方法について説明する。
(画像形成装置の全体構成)
図1は、本実施例のカラー電子写真画像形成装置の全体構成を示す。
図1を参照すると、カラー電子写真画像形成装置100は、画像形成装置本体100Aに、本実施例では4つの画像形成部、即ち、画像形成ステーションP(Pa、Pb、Pc、Pd)が垂直方向に並設して設けられる。
各画像形成ステーションPには、プロセスカートリッジ装着部80(80a、80b、80c、80d)が配置され、前記装着部80(80a、80b、80c、80d)にカートリッジ7(7a、7b、7c、7d)が着脱自在に装着される。
プロセスカートリッジ7は、夫々1個の像担持体としてのドラム状の電子写真感光体、即ち、感光体ドラム1(1a、1b、1c、1d)を備えている。感光体ドラム1は、駆動手段(図示せず)によって、図1にて、矢印方向反時計回りに回転駆動される。
感光体ドラム1の周囲には、その回転方向に従って順に、感光体ドラム1表面を均一に帯電する帯電手段2(2a、2b、2c、2d)、画像情報に基づいてレーザービームを照射し感光体ドラム1に静電潜像を形成する露光手段としてのスキャナユニット3(3a、3b、3c、3d)、前記静電潜像を現像剤であるトナーを用いて現像し、現像像、即ち、トナー像を形成する現像手段としての現像ユニット4(4a、4b、4c、4d)、感光体ドラム1上のトナー像を記録媒体Sに転写させる静電転写手段12(12a、12b、12c、12d)、転写後の感光体ドラム1表面に残ったトナーを除去するクリーニング手段6(6a、6b、6c、6d)が配置されている。
ここで、本実施例では、図2をも参照するとより良く理解されるように、感光体ドラム1と帯電手段2、現像ユニット4、クリーニング手段6は一体的にカートリッジ化されプロセスカートリッジ7(7a、7b、7c、7d)を構成している。
感光体ドラム1は、例えば直径30mmのアルミシリンダの外周面に有機光導電体層(OPC感光体)を塗布したものである。感光体ドラム1は、その両端部を支持部材(図示せず)によって回転自在に支持されている。感光体ドラム1は、駆動モータ(図示せず)により、反時計方向(図2にて矢印X方向)に回転駆動される。
帯電手段2(2a、2b、2c、2d)は、本実施例では、図2に示すような接触帯電方式のものを使用する。帯電手段としての帯電部材2は、ローラ状に形成された導電性ローラであり、このローラ2を感光体ドラム1表面に当接させる。そして、このローラ2に帯電バイアス電圧を印加する。これにより、感光体ドラム1表面を一様に帯電させる。
図1にて、スキャナユニット3(3a、3b、3c、3d)は、感光体ドラム1の略水平方向に配置されている。そして、レーザーダイオード(不図示)によって画像信号に対応する画像光が、スキャナモーター(不図示)によって回転されるポリゴンミラー9(9a、9b、9c、9d)に照射される。ミラー9に反射した画像光は、結像レンズ10(10a、10b、10c、10d)を介して帯電済みの感光体ドラム1表面を選択的に露光する。これによって、画像信号に応じた静電潜像を形成する。
図2をも参照すると理解されるように、現像ユニット4(4a、4b、4c、4d)は、それぞれ、現像剤(トナー)を収納した現像剤収納部、即ち、トナー容器41(41a、41b、41c、41d)、及び、現像枠体、即ち、現像容器45(45a、45b、45c、45d)を有する。
つまり、トナー容器41に関して言えば、例えば、シアン現像ユニット4aはシアン色のトナーを収納したトナー容器41a、イエロー現像ユニット4bはイエロー色のトナーを収納したトナー容器41b、マゼンタ現像ユニット4cはマゼンタ色のトナーを収納したトナー容器41c、及び、ブラック現像ユニット4dはブラック色のトナーを収納したトナー容器41dを有する。各トナー容器41内には、感光体ドラム1と対向して、現像剤を担持搬送する現像剤担持体としての現像ローラ40が配置されている。
図2にて、トナー容器41内の現像剤、即ち、トナーは、トナー搬送攪拌機構42によってトナー供給ローラ43へ送り込まれる。次いで、トナーは、トナー供給ローラ43、及び、現像ローラ40の外周に圧接された現像ブレード44によって、現像ローラ40の外周に塗布され、且つ、トナーに電荷が付与される。そして、現像ローラ40に現像バイアスを印加することにより、感光体ドラム1に形成された潜像を現像し、トナー像とする。
一方、図1に示すように、画像形成装置100には、全ての感光体ドラム1(1a、1b、1c、1d)に対向し、接するように循環移動する静電転写ベルト11が配設されている。前記転写ベルト11は1011〜1014Ω・cmの体積固有抵抗を有する厚さ約150μmのフィルム状部材である。そして、記録媒体Sは、前記転写ベルト11により転写位置まで搬送され、感光体ドラム1上のトナー画像を転写される。
つまり、前記転写ベルト11は、駆動ローラ13、従動ローラ14a、14b、テンションローラ15の4本のローラにより掛け渡され、図1の矢印方向に回動する。これにより、前記転写ベルト11が循環移動して、記録媒体Sが従動ローラ14a側から駆動ローラ13側へ搬送される間にトナー画像を転写される。
尚、この転写ベルト11の内側に当接して、4個の感光体ドラム1(1a、1b、1c、1d)に対向した位置に転写手段としての転写ローラ12(12a、12b、12c、12d)が並設されている。これら転写ローラ12から正極性の電荷が転写ベルト11を介して記録媒体Sに印加される。これにより、記録媒体Sに感光体ドラム1上のトナー画像が転写される。
給送部16は、画像形成部に記録媒体Sを給送搬送するものである。複数枚の記録媒体Sが給送カセット17に収納されている。画像形成時には給送ローラ18、及び、レジストローラ対19が画像形成動作に応じて駆動回転する。これによって前記カセット17内の記録媒体Sを1枚毎分離給送する。そして、記録媒体Sの先端は、前記ローラ対19に突き当たり一旦停止する。記録媒体Sは、前記転写ベルト11の回転とトナー画像との同期をとって、レジストローラ対19によって転写ベルト11へ給送される。
定着部20は、記録媒体Sに転写された複数色のトナー画像を定着させるものである。回転する加熱ローラ21aと、これに圧接して記録媒体Sに熱及び圧力を与える加圧ローラ21bとを有する。即ち、感光体ドラム1上のトナー画像を転写された記録媒体Sは、定着部20を通過する際に、定着ローラ対21(21a、21b)で搬送される。そして、定着ローラ対21によって熱及び圧力を与えられる。これによって複数色のトナー画像が記録媒体S表面に定着される。
(画像形成動作)
先ず、プロセスカートリッジ7(7a、7b、7c、7d)が、画像形成のタイミングに合わせて順次駆動される。その駆動に応じて感光体ドラム1(1a、1b、1c、1d)が回転駆動され、そして、各々のカートリッジ7に対応するスキャナユニット3(3a、3b、3c、3d)が順次駆動される。この駆動により、帯電手段2(2a、2b、2c、2d)は、感光体ドラム1の周面に一様な電荷を付与する。スキャナユニット3は、その感光体ドラム1周面に画像信号に応じて露光を行って、感光体ドラム1上に静電潜像を形成する。現像ローラ40は、前記静電潜像を現像する。
前述した通り、記録媒体Sは、各感光体ドラム1と転写ローラ12との間に形成される電界によって、各感光体ドラム1のトナー画像を順次転写される。4色のトナー画像を転写された記録媒体Sは、駆動ローラ13の曲率により転写ベルト11から曲率分離される。そして、定着部20に搬入される。記録媒体Sは、定着部20で上記トナー画像を熱定着された後、排出ローラ対23によって、排出部24から本体外に排出される。
(プロセスカートリッジ)
次に、図2を参照して、本実施例にて使用するプロセスカートリッジ7(7a、7c、7d、7d)について説明する。図2は、トナーを収納したプロセスカートリッジ7の主断面である。
尚、本実施例にて、シアン色のトナーを収納したプロセスカートリッジ7a、イエロー色のトナーを収納したプロセスカートリッジ7b、マゼンタ色のトナーを収納したプロセスカートリッジ7c、ブラック色のトナーを収納したプロセスカートリッジ7dは、同一構成とされる。
プロセスカートリッジ7は、感光体ドラム1と、帯電手段2及びクリーニング手段6とを備えた第一枠体としての感光体ドラムユニット50、及び、現像手段を有する第二枠体としての現像ユニット4に分かれている。現像ユニット4は、支持軸(支点)Poにて揺動可能に感光体ドラムユニット50に取り付けられており、バネ55の押圧力により、現像ローラ40は感光体ドラム1に当接している。
感光体ドラムユニット50は、感光体ドラム1が軸受(図示せず)を介してクリーニング枠体51に回転自在に取り付けられている。感光体ドラム1の周上には、上述のように、感光体ドラム1の表面を一様に帯電させるための一次帯電手段2、及び感光体ドラム1上に残った現像剤(トナー)を除去するためのクリーニングブレード60が配置され、さらにクリーニングブレード60によって感光体ドラム1表面から除去された残留トナーは、トナー送り機構52によってクリーニング枠体後方に設けられた廃トナー室51aに順次送られる。そして、図示しない駆動モータの駆動力により、感光体ドラム1を画像形成動作に応じて図示X方向(反時計回り)に回転駆動させる。
現像ユニット4は、図2にて、感光体ドラム1と接触して矢印Y方向に回転する現像剤担持体としての現像ローラ40、現像ローラ40を配置した現像容器(現像枠体)45、及び、トナーが収容されたトナー容器41と、にて構成される。
現像ローラ40は、回転自在に現像容器45に支持され、また現像ローラ40の周上には、現像ローラ40と接触して矢印Z方向に回転する現像剤供給部材、即ち、トナー供給ローラ43と現像剤規制部材としての現像ブレード44がそれぞれ配置されている。さらに、トナー容器41内には、収容されたトナーを撹拌するとともにトナー供給ローラ43に搬送するためのトナー搬送攪拌機構42が設けられている。
現像時、トナー搬送攪拌機構42によって、収納されたトナーがトナー供給ローラ43へ搬送されると、図中矢印方向に回転するトナー供給ローラ43が、そのトナーを図中矢印方向に回転する現像ローラ40との摺擦によって現像ローラ40に供給し、現像ローラ40上に担持させる。現像ローラ40上に担持されたトナーは、現像ローラ40の回転に伴い現像ブレード44のところに至り、現像ブレード44がトナーを規制して所定のトナー薄層に形成する。規制されたトナーは、現像ローラ40の回転につれて、現像剤帯電手段としての帯電ローラ70へ至り、所望の帯電電荷量が付与される。
さらに、現像ローラ40上のトナー薄層は、感光体ドラム1と現像ローラ40とが接触した現像部に搬送され、現像部において、図示しない電源から現像ローラ40に印加した直流現像バイアスにより、感光体ドラム1の表面に形成されている静電潜像に付着して、潜像を現像する。現像に寄与せずに現像ローラ40の表面に残留したトナーは、現像ローラ40の回転に伴い現像容器45内に戻され、トナー供給ローラ43との摺擦部で現像ローラ40から剥離、回収される。回収されたトナーは、トナー搬送攪拌機構42により残りのトナーと撹拌混合される。
本実施例のように、感光体ドラム1と現像ローラ40が接触して現像を行なう接触現像方式においては、感光体ドラム1は剛体とし、現像ローラ40は弾性体を有するローラとすることが好ましい。この弾性体としては、ソリッドゴム単層やトナーへの帯電付与性を考慮してソリッドゴム層上に樹脂コーティングを施したもの等が用いられる。
図1及び図2に示すように、プロセスカートリッジ7の画像形成装置本体100Aへの装着は、プロセスカートリッジ7を矢印方向から、装置本体100Aに設けられたプロセスカートリッジガイド(図示せず)に沿って本体内部へとガイドして挿入して装着部80(80C、80Y、80M、80Bk)に装着し、所定位置に位置決めすることにより行われる。
一方、本実施例では、図1に示すように、画像形成装置本体100Aの装着部80(80C、80Y、80M、80Bk)に装着されたプロセスカートリッジ7に隣接して、現像ローラ当接離間機構、即ち、接離機構8(8A、8B、8C、8D)が配置される。
本実施例によると、この接離機構8(8A、8B、8C、8D)は、垂直方向に延在した作動軸8x(8xa、8xb、8xc、8xd)と、作動軸8xに一体に形成され、各プロセスカートリッジ7(7a、7b、7c、7d)に設けられた突起部材5(5a、5b、5c、5d)に係合する作動片8y(8ya、8yb、8yc、8yd)とを有する。従って、接離機構8を作動し、作動軸8xを上下に移動することにより、作動片8がプロセスカートリッジの突起部材5に係合して感光体ドラム1と現像ローラ40の当接又は離間動作を行う。
上述のように、本実施例の画像形成装置は、複数色のトナーをそれぞれ備えてタンデム式に配列した複数のプロセスカートリッジ7(7a、7b、7c、7d)を有し、それぞれのプロセスカートリッジ7には露光手段3(3a、3b、3c、3d)によって静電潜像を形成可能な感光体ドラム1と、感光体ドラム1上の静電潜像をトナーで現像する現像ローラ40(40a、40b、40c、40d)とを備えている。また、画像形成装置は、感光体ドラム1と現像ローラ40とを各色毎に、独立して当接離間動作を行なわせる接離8を備えている。
ここで、感光体ドラム1a、1b、1c、1dに形成された静電潜像を各色のトナーで現像するためには、現像ローラ40a、40b、40c、40dを感光体ドラム1a、1b、1c、1dに接触させてトナーを付着させる。このとき、現像ローラ4a、4b、4c、4dが感光体ドラム1a、1b、1c、1dに常に接触していると、先に述べたように摩耗の発生が大きく耐用性が低下する。又、トナー劣化の原因ともなる。
そこで、各色毎の現像ローラ当接離間機構8(8A、8B、8C、8D)が画像形成する期間の必要な時間のみ現像ローラ40a、40b、40c、40dを感光体ドラム1a、1b、1c、1dに接触させて回転駆動し、現像終了後には接触を外すとともに現像ローラ40a、40b、40c、40dの回転を停止させる。このとき、感光体ドラム1と現像ローラ40は、少なくとも現像ローラ40が当接後に安定して現像できるようになる時間を見込んだ、所定のタイミングで当接動作を行なう。また、当接動作を行なうステーションPで、潜像形成が当接動作による振動の影響を受けないように、潜像形成開始前に現像ローラ当接動作を行なう必要がある。
また、隣接ステーションPでの現像ローラ当接のショックによる画像欠陥を防止するためには、隣接するプロセスカートリッジ7が潜像形成を開始する前のタイミングで当接動作を行なう。
本実施例では、画像形成装置が現像ローラ40a、40b、40c、40dを感光体ドラム1a、1b、1c、1dに当接させ、離間させるタイミングを複数持ち、即ち、当接及び離間シーケンスを複数有し、画像欠陥を発生することなく当接時間を最も短くできるように当接或いは離間タイミングを選択することができる。
本実施例においては、当接及び離間シーケンスを2つ持ち、画像情報に応じて隣接ステーションPでの現像ローラ当接及び離間のショックによる画像欠陥を防ぎつつ当接時間を短縮するよう当接及び離間シーケンスを選択する方法を示す。
(第1の現像ローラ当接及び離間シーケンス)
図3を参照して、第1の現像ローラ当接及び離間シーケンスでの画像形成装置の動作を時系列に従って順に示す。
画像形成動作が始まると全色の感光体ドラム1(1a、1b、1c、1d)が回転駆動し、第一色目の現像ローラ40aが駆動し、感光体ドラム1aに接触する。続いて、第二色目の現像ローラ40bが駆動し、感光体ドラム1bに接触する。第一色のプロセスカートリッジ7aに露光手段3aにより感光体ドラム1a上に画像情報の第一色成分の潜像が形成される。この潜像は第一色目のトナーを有する現像ローラ40aにより可視像化される。
次に、第三色目の現像ローラ40cが回転駆動し、感光体ドラム1cに接触する。第二色目の画像形成ステーションで第二色成分の潜像が感光体ドラム1b上に形成され、続いて現像ローラ40bで二色目の潜像が顕像化される。以降、第三色目、第四色目の像についても同様に画像形成が行われる。
感光体ドラム1上に形成されたトナー像は、給送部16のカセット17からピックアップされた記録媒体Sが感光体ドラム1と転写ローラ12の間を通過するときに順次,用紙に転写される。そして、転写されたトナー像は定着器20で用紙に加熱定着されてフルカラー画像が形成される。
図3によれば、隣接するステーションで潜像形成が開始される前に現像ローラ当接動作が行なわれていることが分かる。また、隣接するステーションで潜像形成が終了した後に現像ローラ離間動作が行なわれていることが分かる。
しかし、プロセスカートリッジの耐久寿命を更に長くするためには、現像ローラ40a、40b、40c、40dと感光体ドラム1a、1b、1c、1dの接触時間を更に短くすることが望ましい。
(第2の現像ローラ当接及び離間シーケンス)
次に、図4を参照して、第2の現像ローラ当接及び離間シーケンスにおける各動作順序を説明する。
この第2の当接及び離間シーケンスに従った画像形成動作タイミングでは、画像形成動作が始まると、全色の感光体ドラムが回転駆動し、第一色目の現像ローラ40aが駆動し、感光体ドラム1aに接触する。
そして、第一色目のプロセスカートリッジに露光手段3aにより感光体ドラム1a上に画像情報の第一色成分の潜像が形成される。この潜像は第一色目のトナーを有する現像ローラ40aにより可視像化される。
一方、第一色目の潜像が形成される前に第二色目の現像ローラ40bが駆動し、前の第一色目の画像形成ステーションにて第一色目の潜像が形成されている間に感光体ドラム1bに接触する。
第二色目の画像形成ステーションで第二色成分の潜像が感光体ドラム1b上に形成され、続いて現像ローラ40bで二色目の潜像が顕像化される。
さらに、第二色目の潜像が形成される前に第三色目の現像ローラ40cが回転駆動し、前の第二色目の画像形成ステーションで第二色目の潜像が形成されている間に感光体ドラム1cに接触する。以降、第三色目、第四色目の像についても同様に画像形成が行われる。
感光体ドラム上に形成されたトナー像は、カセット17からピックアップされた記録媒体Sが感光体ドラム1と転写ローラ12の間を通過するときに順次、記録媒体Sに転写される。そして、転写されたトナー像は定着器20で用紙に加熱定着されてフルカラー画像が形成される。
なお、図4に示すように、第2の現像ローラ当接及び離間シーケンスでは、第一色目の潜像形成が終了すると現像ローラ40aの離間動作が行なわれ、現像ローラ40aが感光体ドラム1aから離間する。このとき、後の画像形成ステーションの第二色目はまだ潜像形成中である。
続いて第二色目の潜像形成が終了すると現像ローラ40bの離間動作が行なわれ、現像ローラ40bが感光体ドラム1bから離間する。このとき、後の画像形成ステーションの第三色目はまだ潜像形成中である。以下、第三色目、第四色目と離間動作が繰り返される。
この第2の現像ローラ当接及び離間シーケンスでは、隣接する前の画像形成ステーションにおけるプロセスカートリッジ7が潜像形成中に現像ローラの当接動作を行い、また、隣接する後の画像形成ステーションにおけるプロセスカートリッジ7が潜像形成中に現像ローラの離間動作を行なうため、画像種によっては隣接ステーションでの現像ローラ当接及び離間のショックによる画像欠陥が見える可能性がある。
また、現像ローラ40は弾性体であるため当接動作直後には振動で当接が不安定となるため、振動が収束して安定して現像動作ができるまでに最低限必要な時間があり、この時間以上には感光体ドラム1への当接タイミングを短くすることは好ましくない。この時間を必要最小当接時間t0とする。
本実施例の画像形成装置においては、各ステーションの間隔は70mm、プロセススピードは140mm/秒であり、本実施例においては必要最小当接時間t0は約0.3秒であったため現像開始時刻の約0.3秒前に現像ローラ当接動作を行なった。また、感光体ドラム上の潜像形成位置と現像位置との距離は20mm程度であり、潜像形成開始後に現像開始するまでの時間は約0.14秒となりt0より短いため、自ステーションの現像ローラ当接のショックによる画像欠陥が見えることはない。
さて、本実施例の画像形成装置は、画像形成モードとして、画像形成に供する画像信号の中に占める中間濃度部の割合を検知する検知手段により検知した中間濃度部の割合、即ち、印字率に基づいて、文字モードと写真モードを有する。
写真モードが選択された場合は、印刷画像の中に占める中間濃度部の広さ或いは比率、つまり、中間濃度部の割合は非常に大きいことが判断できる。このような画像の場合は、隣接ステーションでの現像ローラ当接及び離間のショックによる画像欠陥が見えやすいため、上記第1の現像ローラ当接及び離間のシーケンスを用いることで、隣接ステーションでの現像ローラ当接及び離間のショックによる画像欠陥を見えなくすることが可能である。
文字モードが選択された場合は、印刷画像の中に占める中間濃度部の広さ或いは比率、つまり、これらを一言で言って中間濃度部の割合は、非常に小さいことが判断できる。このような画像の場合は、隣接ステーションでの現像ローラ当接及び離間のショックによる画像欠陥はほとんど見えないため、上記第2の現像ローラ当接及び離間シーケンスを用いることで、現像ローラ駆動時間、当接時間を短くすることが可能である。
従って、トナーの劣化を防ぐと共に、感光体ドラム1及び現像ローラ40の接触摩擦傷などの発生や摩耗を抑えて、プロセスカートリッジ7の寿命を向上させることができる。
また、現像ローラ40と感光体ドラム1とトナー容器が一体として構成されているプロセスカートリッジ7を用いて低印字率で印字を続けた際にも、現像ローラ40や感光体ドラム1が寿命となることなくトナーを使い切ることが可能となる。
上記実施例によれば、上記実施例にて説明した当接シーケンス及び離間シーケンスが同時に実行されるものとして説明したが、上記実施例にて説明した当接シーケンスか離間シーケンスのどちらかだけを採用することも可能である。即ち、例えば、当接シーケンスだけを採用して、離間シーケンスは、各画像形成部で同時に行う構成としても良い。
つまり、本発明の他の実施例によれば、上記実施例にて説明した当接シーケンスと離間シーケンスのうちの一方は、各画像形成部で同時に行う構成とすることもできる。
本発明の一実施例に係るカラー電子写真画像形成装置の概略構成図である。 プロセスカートリッジの断面説明図である。 本発明に従った第1の現像ローラ当接及び離間シーケンスでの画像形成装置の動作を説明する図である。 本発明に従った第2の現像ローラ当接及び離間シーケンスでの画像形成装置の動作を説明する図である。 従来のカラー画像形成装置の概略構成図である。 従来の現像ローラ当接及び離間シーケンスでの画像形成装置の動作を説明する図である。 従来の現像ローラ当接及び離間シーケンスでの画像形成装置の動作を説明する図である。
符号の説明
P(Pa、Pb、Pc、Pd) 画像形成ステーション(画像形成部)
1(1a、1b、1c、1d) 感光体ドラム(像担持体)
2(2a、2b、2c、2d) 帯電ローラ(帯電手段)
3(3a、3b、3c、3d) スキャナ装置(露光手段)
4(4a、4b、4c、4d) 現像ユニット
8 現像ローラ当接離間機構(接離機構)
40(40a、40b、40c、40d) 現像ローラ(現像剤担持体)

Claims (11)

  1. 複数の画像形成部を有し、前記各画像形成部は、像担持体と、画像情報に基づき前記像担持体に静電潜像を形成する露光手段と、現像剤を担持し前記像担持体と回転接触して前記静電潜像を現像像とする現像剤担持体を備えた現像手段と、前記像担持体と前記現像剤担持体を当接又は離間させる接離機構とを具備した画像形成装置において、
    前記露光手段が前記像担持体上に潜像を形成する前に、前記接離機構が前記像担持体と前記現像剤担持体との当接動作を行なう際に、前記像担持体上の潜像形成開始位置より起算して距離が異なる位置で前記像担持体と前記現像剤担持体が当接する当接シーケンスを複数有し、
    前記像担持体と前記現像剤担持体とを当接する際に前記複数の当接シーケンスの中のいずれかの当接シーケンスを選択することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記複数の当接シーケンスは、
    隣接する画像形成部で潜像形成が行われる前に現像剤担持体の当接動作を行う第1の当接シーケンスと、
    隣接する前の画像形成部で潜像形成が行われている間に現像剤担持体の当接動作を行う第2の当接シーケンスと、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 画像形成に供する前記画像情報に基づき、前記像担持体と前記現像剤担持体とを当接する当接シーケンスを選択することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像情報は、印字率であることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記印字率から、画像情報が中間濃度部の割合が多い写真モードであると判断された場合には、前記第1の当接シーケンスを選択し、
    前記印字率から、画像情報が中間濃度部の割合が少ない文字モードであると判断された場合には、前記第2の当接シーケンスを選択する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 複数の画像形成部を有し、前記各画像形成部は、像担持体と、画像情報に基づき前記像担持体に静電潜像を形成する露光手段と、現像剤を担持し前記像担持体と回転接触して前記静電潜像を現像像とする現像剤担持体を備えた現像手段と、前記像担持体と前記現像剤担持体を当接又は離間させる接離機構とを具備した画像形成装置において、
    前記露光手段が前記像担持体上に潜像形成を終了した後に、前記接離機構が前記像担持体と前記現像剤担持体との離間動作を行なう際に、前記像担持体上の潜像形成終了位置より起算して距離が異なる位置で前記像担持体と前記現像剤担持体が離間する離間シーケンスを複数有し、
    前記像担持体と前記現像剤担持体とを離間する際に前記複数の離間シーケンスの中のいずれかの離間シーケンスを選択することを特徴とする画像形成装置。
  7. 前記複数の離間シーケンスは、
    隣接する画像形成部での潜像形成が終了した後に現像剤担持体の離間動作を行う第1の離間シーケンスと、
    隣接する後の画像形成部での潜像形成が行われている間に現像剤担持体の離間動作を行う第2の離間シーケンスと、
    を有することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 画像形成に供する前記画像情報に基づき、前記像担持体と前記現像剤担持体とを離間する離間シーケンスを選択することを特徴とする請求項6又は7に記載の画像形成装置。
  9. 前記画像情報は、印字率であることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記印字率から、画像情報が中間濃度部の割合が多い写真モードであると判断された場合には、前記第1の離間シーケンスを選択し、
    前記印字率から、画像情報が中間濃度部の割合が少ない文字モードであると判断された場合には、前記第2の離間シーケンスを選択する、
    ことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記像担持体と前記現像手段とが一体で構成されたプロセスカートリッジであることを特徴とする請求項1〜10のいずれかの項に記載の画像形成装置。
JP2004363738A 2004-12-15 2004-12-15 画像形成装置 Expired - Fee Related JP4669275B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004363738A JP4669275B2 (ja) 2004-12-15 2004-12-15 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004363738A JP4669275B2 (ja) 2004-12-15 2004-12-15 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006171359A true JP2006171359A (ja) 2006-06-29
JP4669275B2 JP4669275B2 (ja) 2011-04-13

Family

ID=36672195

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004363738A Expired - Fee Related JP4669275B2 (ja) 2004-12-15 2004-12-15 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4669275B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007187786A (ja) * 2006-01-12 2007-07-26 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2016148836A (ja) * 2015-02-10 2016-08-18 キヤノン株式会社 画像形成装置
US20160252843A1 (en) * 2015-02-27 2016-09-01 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
US10859940B2 (en) 2019-03-11 2020-12-08 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with developing cartridges having increased toner capacities and reducible of contact duration between developing rollers and photosensitive drums

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6163862A (ja) * 1984-09-04 1986-04-02 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 自動画像濃度調整装置
JPS61231572A (ja) * 1985-04-06 1986-10-15 Canon Inc 画像形成装置
JPH04274454A (ja) * 1991-03-01 1992-09-30 Ricoh Co Ltd カラー画像形成装置およびその画像形成方法
JPH05188725A (ja) * 1991-01-31 1993-07-30 Ricoh Co Ltd 電子写真装置
JP2001318506A (ja) * 2000-05-11 2001-11-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd カラー画像形成装置
JP2003076103A (ja) * 2001-09-04 2003-03-14 Canon Inc 画像形成装置及びプロセスカートリッジ
JP2003198846A (ja) * 2001-12-27 2003-07-11 Kyocera Mita Corp 画像読み取り装置及び画像形成装置
JP2003345101A (ja) * 2002-05-29 2003-12-03 Canon Inc 画像形成装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6163862A (ja) * 1984-09-04 1986-04-02 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 自動画像濃度調整装置
JPS61231572A (ja) * 1985-04-06 1986-10-15 Canon Inc 画像形成装置
JPH05188725A (ja) * 1991-01-31 1993-07-30 Ricoh Co Ltd 電子写真装置
JPH04274454A (ja) * 1991-03-01 1992-09-30 Ricoh Co Ltd カラー画像形成装置およびその画像形成方法
JP2001318506A (ja) * 2000-05-11 2001-11-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd カラー画像形成装置
JP2003076103A (ja) * 2001-09-04 2003-03-14 Canon Inc 画像形成装置及びプロセスカートリッジ
JP2003198846A (ja) * 2001-12-27 2003-07-11 Kyocera Mita Corp 画像読み取り装置及び画像形成装置
JP2003345101A (ja) * 2002-05-29 2003-12-03 Canon Inc 画像形成装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007187786A (ja) * 2006-01-12 2007-07-26 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2016148836A (ja) * 2015-02-10 2016-08-18 キヤノン株式会社 画像形成装置
US20160252843A1 (en) * 2015-02-27 2016-09-01 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP2016161715A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 キヤノン株式会社 画像形成装置
US9939757B2 (en) 2015-02-27 2018-04-10 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus including a contact-separation mechanism
US10859940B2 (en) 2019-03-11 2020-12-08 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with developing cartridges having increased toner capacities and reducible of contact duration between developing rollers and photosensitive drums
US11209744B2 (en) 2019-03-11 2021-12-28 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having cartridge and exposure device

Also Published As

Publication number Publication date
JP4669275B2 (ja) 2011-04-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007065631A (ja) 画像形成装置
JP2003195691A (ja) プロセスカートリッジおよび電子写真画像形成装置
JP2006349763A (ja) 画像形成装置
JP2003295717A (ja) プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JP2003215876A (ja) 画像形成装置
JP5518125B2 (ja) 電子写真画像形成装置
JP4885526B2 (ja) 画像形成装置
JP4756881B2 (ja) 画像形成装置
JP4669275B2 (ja) 画像形成装置
JP2009222842A (ja) 画像形成装置
JP2004341118A (ja) プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JP2014112266A (ja) 電子写真画像形成装置
JP6942011B2 (ja) 帯電ローラ軸受保持機構
JP2002132107A (ja) クリーニング装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2006171360A (ja) 画像形成装置
JP2789042B2 (ja) カラー画像形成装置
JP2005099231A (ja) プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP7157371B2 (ja) 帯電装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
JP7205762B2 (ja) 画像形成装置、及び、プロセスカートリッジ
JP5081547B2 (ja) 画像形成装置およびプロセスカートリッジ
JP2007057830A (ja) プロセスカートリッジ
JPH06194897A (ja) プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP4610995B2 (ja) 一成分現像剤を用いる現像装置、画像形成装置及びプロセスカートリッジ
JP2017090827A (ja) 画像形成装置
JP2002072636A (ja) 画像形成装置及びそこに装着される像担持体ユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100810

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101005

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101206

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110111

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110114

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140121

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees