JP2003215876A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003215876A
JP2003215876A JP2002010834A JP2002010834A JP2003215876A JP 2003215876 A JP2003215876 A JP 2003215876A JP 2002010834 A JP2002010834 A JP 2002010834A JP 2002010834 A JP2002010834 A JP 2002010834A JP 2003215876 A JP2003215876 A JP 2003215876A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成精度や転写材搬送精度を悪化させる
ことなく、感光体の表層の削れなどの劣化、現像手段の
変形、現像剤剤の浪費を軽減し、紙の汚れを回避するこ
とのできるインライン型の画像形成装置を提供する。 【解決手段】 複数の像形成手段Pa、Pb、Pc、P
dと、像搬送体11とを有する画像形成装置は、各々の
像担持体1は像搬送体11に常時当接し、現像手段40
と像担持体1との接触及び離間と、現像手段40の駆動
及び停止を各像形成手段Pa、Pb、Pc、Pd毎に切
換え可能とし、画像形成時には、全ての像担持体1と像
搬送体11とを駆動させると共に、所望の現像手段40
を選択的に駆動させた後に像担持体1に接触させて画像
形成を行い、画像形成終了後には、この現像手段40を
像担持体1から離間させた後に、この現像手段40、全
ての像担持体1及び像搬送体11の動作を停止させる構
成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式を用
いた、複写機、プリンタなどの画像形成装置に関し、特
に、複数の像担持体と、像担持体に形成された潜像を像
担持体に接触して現像する現像手段と、を備え、カラー
画像の形成が可能な画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真プロセスを用いた画像形
成装置においては、各々が電子写真感光体(感光体)と
して例えば感光体ドラムと、この感光体に作用する帯電
手段、現像手段、クリーニング手段などのプロセス手段
とを備えた画像形成部を複数並置して、これら複数の画
像形成部に対向配置された転写ベルト(中間転写ベル
ト)或いは転写ベルト(転写材搬送ベルト)上の転写材
などに順次画像を転写するインライン方式を採用したカ
ラー画像形成装置がある。
【0003】このようなインライン方式のカラー画像形
成装置において、各画像形成部における感光体及び現像
手段などのプロセス手段を一体的にカートリッジ化して
プロセスカートリッジとし、このプロセスカートリッジ
を装置本体に対して着脱可能に一列に並べたものがあ
る。これによれば、例えば現像剤が無くなった際に、サ
ービスマンによらずに使用者自身がプロセスカートリッ
ジを交換することで再び画像形成が可能となると共に、
感光体などのその他の消耗品をも同時に交換することが
できるので、格段にメンテナンス性が向上する。
【0004】こうしたインライン型のカラー画像形成装
置に使用されるプロセスカートリッジの現像手段として
は、一般的に現像ローラを感光体に対して接触させた状
態で現像を行う接触現像方式、及び現像ローラと感光体
との間に所定の間隙を設けた状態で現像を行う非接触現
像方式の2つの方式が知られているが、接触現像方式に
おいては、以下のような弊害を起こす虞がある。 (1)前回転や後回転など現像作動時以外のタイミング
で感光体が回転する際に、現像ローラとの摺擦により感
光体表層が削れて、寿命を低下させる要因となってしま
う。 (2)モノカラー現像時など、現像に関与しない他色の
カートリッジをも動作させると、感光体の寿命が大きく
低下してしまう。 (3)非作動時、前回転、後回転中にバイアスが印加さ
れていない場合、現像ローラ上の現像剤が感光体に付着
し、現像剤を浪費したり、その現像剤が紙などを汚す原
因となる。 (4)画像形成装置本体に装着された状態で長時間使用
しない場合に現像ローラのローラ層が永久変形してしま
い、現像時に画像上のムラが発生する原因となってしま
う。
【0005】上記課題を解決するために、画像形成に関
与しない色の感光体ドラムと現像ローラの両方を転写ベ
ルトから退避させ、その感光体及び現像ローラの駆動を
停止する構造や、転写ベルトの走行経路を変化させて必
要な色の感光体と接触させ、画像形成に関与しない感光
体及び現像ローラの駆動を停止する構造などが採用され
ていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術の場合、構造が複雑になる、或いは、画像形成
精度に対して重要な感光体ドラムの位置や転写ベルトの
走行経路を動かすことによる弊害を起こす虞がある。
【0007】従って、本発明の目的は、画像形成精度や
転写材搬送精度を悪化させることなく、感光体の表層の
削れなどの劣化、現像手段の変形、現像剤の浪費を軽減
し、紙の汚れを回避することのできるインライン型の画
像形成装置を提供することである。
【0008】本発明の他の目的は、簡単な構成で、低コ
ストにて上記目的を達成することのできるインライン型
の画像形成装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明の第
1の態様は、各々が像担持体と現像手段とを有し、各々
の像担持体上に現像剤像を形成する複数の像形成手段
と、前記複数の像形成手段の各々の像担持体から転写さ
れる現像剤像を搬送する像搬送体と、を有する画像形成
装置において、各々の像担持体は前記像搬送体に常時当
接し、前記現像手段と前記像担持体との接触及び離間
と、前記現像手段の駆動及び停止を各像形成手段毎に切
換え可能とし、画像形成時には、全ての像担持体と前記
像搬送体とを駆動させると共に、所望の現像手段を選択
的に駆動させた後に像担持体に接触させて画像形成を行
い、画像形成終了後には、該現像手段を像担持体から離
間させた後に、該現像手段、全ての像担持体及び前記像
搬送体の動作を停止させることを特徴とする画像形成装
置である。
【0010】上記本発明の第1の態様において、一実施
態様によると、前記複数の像形成手段として、ブラック
の現像剤像を形成するブラック画像形成部と、ブラック
以外の互いに異なる色の現像剤像を形成する複数のカラ
ー画像形成部と、を有し、全ての画像形成部の現像手段
が像担持体に当接するフルカラー画像形成状態、ブラッ
ク画像形成部の現像手段のみが像担持体に当接するモノ
カラー画像形成状態、全ての画像形成部の現像手段が像
担持体と離間する待機状態の、3つの状態を切換え可能
とする。又、他の実施態様によると、各像形成手段に対
して1つずつ設けたモータで各像形成手段の像担持体と
現像手段とを駆動し、これらのモータとは別個に設けた
1つのモータにより、全ての像形成手段の現像手段と像
担持体との接触及び離間の切換え動作と、現像手段の駆
動及び停止の切換え動作とを行う。
【0011】上記本発明の第1の態様において、各像形
成手段の像担持体と現像手段とは、一体的にカートリッ
ジ化されて装置本体に対して着脱可能とすることができ
る。
【0012】本発明の第2の態様によると、複数のプロ
セスカートリッジを着脱可能であり、転写材に画像を形
成する画像形成装置において、(a)電子写真感光体
と;前記電子写真感光体に対して離接可能な現像手段
と;装置本体が備える離接切換え手段と機能的に連結さ
れて、前記現像手段と前記電子写真感光体との接触及び
離間の切換え作用を受ける受け部と;装置本体からの駆
動力を前記電子写真感光体に伝達する感光体駆動伝達手
段と;装置本体からの駆動力を前記現像手段に伝達する
現像駆動伝達手段と;を有し、前記電子写真感光体上に
現像剤像を形成するプロセスカートリッジを、取り外し
可能に複数装着するための装着手段と、(b)前記複数
のプロセスカートリッジの各々の電子写真感光体から転
写される現像剤像を搬送する像搬送体と、(c)前記複
数のプロセスカートリッジの各々の電子写真感光体を駆
動する感光体駆動手段と、(d)前記複数のプロセスカ
ートリッジの各々の現像手段を駆動する現像駆動手段
と、(e)前記像搬送体を駆動する像搬送体駆動手段
と、(f)前記複数のプロセスカートリッジの各々の受
け部と機能的に連結し、各プロセスカートリッジの現像
手段と電子写真感光体との接触及び離間を切換える複数
の離接切換え手段と、(g)前記複数のプロセスカート
リッジの各々の現像手段の駆動及び停止を切換える複数
の駆動切換え手段と、を有し、前記複数のプロセスカー
トリッジが装置本体に装着された状態で、前記複数のプ
ロセスカートリッジの各々の電子写真感光体は前記像搬
送体に常時当接し、画像形成時には、全ての電子写真感
光体と前記像搬送体とを駆動させると共に、所望の現像
手段を選択的に駆動させた後に電子写真感光体に接触さ
せて画像形成を行い、画像形成終了後には、該現像手段
を電子写真感光体から離間させた後に、該現像手段、全
ての電子写真感光体及び前記像搬送体の動作を停止させ
ることを特徴とする画像形成装置が提供される。
【0013】上記本発明の第2の態様において、一実施
態様によると、前記切換え手段は、前記受け部に作用し
て前記現像手段を揺動軸を中心に揺動させ、前記現像手
段と前記電子写真感光体との接触及び離間を切換える。
【0014】上記本発明の第2の態様において、他の実
施態様によると、前記複数のプロセスカートリッジとし
て、ブラックの現像剤像を形成するブラック用プロセス
カートリッジと、ブラック以外の互いに異なる色の現像
剤像を形成する複数のカラー用プロセスカートリッジ
と、を装着可能であり、全てのプロセスカートリッジの
現像手段が電子写真感光体に当接するフルカラー画像形
成状態、ブラック用プロセスカートリッジの現像手段の
みが電子写真感光体体に当接するモノカラー画像形成状
態、全てのプロセスカートリッジの現像手段が電子写真
感光体と離間する待機状態の、3つの状態を切換え可能
とする。
【0015】上記本発明の第2の態様において、他の実
施態様によると、前記複数のカラー用プロセスカートリ
ッジの各々の受け部と機能的に連結する各離接切換え手
段は一体的に形成されて、前記複数のカラー用プロセス
カートリッジの現像手段と電子写真感光体との接触又は
離間を同時に切換えるカラー用離接切換え手段とされ、
ブラック用プロセスカートリッジの受け部と機能的に連
結する離接切換え手段は前記カラー用離接切換え手段と
は別個のブラック用離接切換え手段とされる。
【0016】上記本発明の第2の態様において、他の実
施態様によると、前記感光体駆動手段と前記現像駆動手
段とは、各プロセスカートリッジに対して1つずつ設け
た共通のモータであり、前記駆動切換え手段はこれらモ
ータと各現像駆動伝達手段との間に設けたクラッチであ
り、そして、これらモータと別に設けた1つのモータに
より、前記カラー用及びブラック用の離接切換え手段に
よる各現像手段と電子写真感光体との接触及び離間の切
換え動作と、各クラッチの接続及び断絶状態の切換え動
作とを行う。
【0017】上記各本発明において、前記像搬送体は、
転写材搬送手段であってよい。或いは、前記像搬送体
は、中間転写体であってよい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
を図面に則して更に詳しく説明する。
【0019】実施例1 [全体構成]先ず、図1を参照して本実施例の画像形成
装置の全体構成について説明する。本実施例において、
画像形成装置は、装置本体に通信可能に接続されたパー
ソナルコンピュータなどの外部ホスト装置からの画像情
報信号に応じて、電子写真方式により転写材、例えば、
記録用紙、OHPシートなどにフルカラー画像を形成す
ることのできるフルカラーレーザービームプリンタであ
る。但し、本発明はこれに限定されるものではなく、複
写機、ファクシミリ装置など任意の形態にて具現化する
ことができる。図1は、本実施例の画像形成装置100
の全体構成を示す縦断面図である。
【0020】図1に示す画像形成装置100は、像担持
体として、略垂直方向に並設された4個のドラム状の電
子写真感光体、即ち、感光体ドラム1(1a、1b、1
c、1d)を備えている。感光体ドラム1は、図10に
示す駆動手段(後述)によって、図1中反時計回りに回
転駆動される。感光体ドラム1の周囲には、その回転方
向に従って順に、感光体ドラム1の表面を均一に帯電す
る帯電装置2(2a、2b、2c、2d)、画像情報に
基づいてレーザービームを照射し感光体ドラム1上に静
電潜像を形成するスキャナユニット3(3a、3b、3
c、3d)、静電潜像に現像剤が備えるトナーを付着さ
せてトナー像として現像する現像装置4(4a、4b、
4c、4d)、感光体ドラム1上のトナー像を転写材S
に転写させる静電転写装置5、転写後の感光体ドラム1
の表面に残った転写残トナーを除去するクリーニング装
置6(6a、6b、6c、6d)などが配設されてい
る。
【0021】本実施例では、それぞれ感光体ドラム1、
帯電装置2、スキャナユニット3、現像装置4、クリー
ニング装置5などを備えた像形成手段たる4つの画像形
成部Pa、Pb、Pc、Pdにより、それぞれ異なる色
(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)の画像を形
成する。
【0022】感光体ドラム1と、感光体ドラム1に作用
するプロセス手段としての帯電装置2、現像装置4、ク
リーニング装置6とは一体的にカートリッジ化され、装
置本体110に対して着脱可能なプロセスカートリッジ
7(7a、7b、7c、7d)を形成している。図2
は、プロセスカートリッジ7の縦断面を示す。
【0023】ここで、以下の説明において、画像形成装
置100の前側とは、プロセスカートリッジ7を装置本
体110に挿入する側、即ち、図1中右側をいう。又、
画像形成装置100の左右をいう場合は、装置前側から
見た場合のものである。
【0024】以下、感光体ドラム1から順に各要素をよ
り詳しく説明する。
【0025】感光体ドラム1は、例えば直径30mmの
アルミシリンダの外周面に有機光導伝体層(OPC感光
体)を塗布して構成したものである。感光体ドラム1
は、その両端部を支持部材によって回転自在に支持され
ており、一方の端部に駆動モータ(後述)からの駆動力
が伝達されることにより、図1中反時計周りに回転駆動
される。
【0026】帯電装置2としては、接触帯電方式の帯電
部材を使用することができる。帯電部材は、ローラ状に
形成された導電性ローラであり、このローラを感光体ド
ラム1の表面に当接させると共に、このローラに帯電バ
イアス電圧を印加することにより、感光体ドラム1の表
面を一様に帯電させる。
【0027】スキャナユニット3は、感光ドラム1の略
水平方向に配置され、レーザーダイオード(不図示)に
よって画像信号に対応する画像光が、スキャナモーター
(不図示)によって高速回転されるポリゴンミラー9
(9a、9b、9c、9d)に照射される。ポリゴンミ
ラー9に反射した画像光は、結像レンズ10(10a、
10b、10c、10d)を介して帯電済みの感光体ド
ラム1の表面を選択的に露光して静電潜像を形成する。
又、スキャナユニット3は、図4、図5に示すように、
長手方向において左右側板32の間のピッチより長く形
成され、左右側板32の開口穴35(35a、35b、
35c、35d、35e、35f、35g、35h)か
ら突起部33が外側に飛び出すように取り付けられる。
その際、スキャナユニット3は、圧縮バネ36によっ
て、図5中矢印Gで示すように水平に対して約45°下
方に約1kgf(≒9.8N)の力で押圧されている。
これにより、スキャナユニット3を確実に突き当て35
A、35Bに押し付け、位置決めがされている。
【0028】現像装置4は、現像剤として、それぞれイ
エロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナーを
収納したトナー容器41(41a、41b、41c、4
1d)を有し、図2をも参照すると、トナー容器41内
のトナーをトナー搬送機構42によってトナー供給ロー
ラ42へ送り込む。図2中時計方向に回転するトナー供
給ローラ43及び現像ローラ40の外周に圧接された現
像ブレード44によって、図2中時計方向に回転する現
像ローラ40の外周にトナーを塗布し、且つ、トナーに
電荷を付与する。そして、潜像が形成された感光ドラム
1と対向した現像ローラ40に、通常AC電圧とDC電
圧とを重畳した現像バイアスを印加することにより、潜
像に応じて感光ドラム1上にトナーを供給する。
【0029】全ての感光体ドラム1に対向して接するよ
うに、転写材搬送手段としての循環移動する静電転写ベ
ルト(転写ベルト)11が配設される。転写ベルト11
は、1011〜1014Ω・cmの体積固有抵抗を持たせ
た、厚さ約150μmのフィルム状部材で構成される。
この転写ベルト11は、垂直方向に4軸でローラに支持
され、図1中左側の外周面に転写材Sを静電吸着して各
感光体ドラム1に転写材Sを接触させるべく循環移動す
る。これにより、転写材Sは転写ベルト11により転写
位置まで搬送され、感光体ドラム1上のトナー像が転写
される。
【0030】この転写ベルト11の内側に当接し、4個
の感光体ドラム1のそれぞれに対向した位置(転写位
置)に、転写ローラ12(12a、12b、12c、1
2d)が並設される。これら転写ローラ12から正極性
の電荷が転写ベルト11を介して転写材Sに印加され、
この電荷による電界により、感光体ドラム1に接触中の
転写材Sに、感光体ドラム1上の負極性のトナー像が転
写される。転写ベルト11は、各感光体ドラム1に形成
されたトナー像が転写される転写材Sを担持して搬送す
る像搬送体を構成する。
【0031】本実施例では、転写ベルト11は、周長約
700mm、厚み150μmのベルトであり、駆動ロー
ラ13、従動ローラ14a、14b、テンションローラ
15の4本のローラに掛け渡され、駆動ローラ13が像
搬送体駆動手段たる駆動モータ(図示せず)により回転
駆動されることで図1中矢印方向に回転する。転写ベル
ト11が循環移動して、転写材Sが従動ローラ14a側
から駆動ローラ13側へ搬送される間に、トナー像がこ
の転写材Sに転写される。
【0032】給紙部16は、画像形成部に転写材Sを給
紙搬送するものであり、複数枚の転写材Sが給紙カセッ
ト17に収納されている。画像形成時には、給紙ローラ
18(半月ローラ)、レジストローラ対19が画像形成
動作に応じて回転駆動され、給紙カセット17内の転写
材Sを1枚毎分離給送すると共に、転写材Sの先端はレ
ジストローラ対19に突き当たって一旦停止し、ループ
を形成した後転写ベルト11の回転と画像書出し位置と
の同期をとって、レジストローラ対19によって転写ベ
ルト11へと給紙されていく。
【0033】定着部20は、転写材Sに転写された複数
色のトナー画像を定着させるものであり、回転する加熱
ローラ21aと、これに圧接して転写材Sに熱及び圧力
を与える加圧ローラ21bとからなる。即ち、感光体ド
ラム1上のトナー像を転写した転写材Sは、定着部20
を通過する際に定着ローラ対21a、21bで搬送され
ると共に、定着ローラ対21a、21bによって熱及び
圧力を与えられる。これによって複数色のトナー像が転
写材Sの表面に定着される。
【0034】次に、上述の構成の画像形成装置100の
動作を説明する。
【0035】各プロセスカートリッジ7が、画像形成タ
イミングに合わせて順次駆動され、その駆動に応じて各
感光体ドラム1が、図1中反時計回り方向に回転駆動さ
れる。そして、各々のプロセスカートリッジ7に対応す
るスキャナユニット3が順次駆動される。この駆動によ
り、帯電ローラ2は感光体ドラム1の周面に一様な電荷
を付与し、スキャナユニット3は、その感光体ドラム1
周面に画像信号に応じて露光を行って感光体ドラム1の
周面上に静電潜像を形成する。現像装置4内の現像ロー
ラ40は、静電潜像の低電位部にトナーを転移させて感
光体ドラム1の周面上にトナー像を形成(現像)する。
【0036】最上流の感光体ドラム1の周面上に形成さ
れたトナー像の先端が、転写ベルト11との対向点(転
写位置)に回転搬送されてくるタイミングで、その対向
点に転写材Sの画像形成開始位置が一致するように、レ
ジローラ対19が回転を開始して転写材Sを転写ベルト
11へ給送する。
【0037】転写材Sは、静電吸着ローラ22と転写ベ
ルト11とによって挟み込むようにして転写ベルト11
の外周に圧接する。又、転写ベルト11と静電吸着ロー
ラ22との間に電圧を印加することにより、誘電体であ
る転写材Sと転写ベルト11の誘電体層とに電荷を誘起
して、転写材Sを転写ベルト11の外周に静電吸着す
る。これにより、転写材Sは転写ベルト11に安定して
吸着され、最下流の転写位置まで搬送される。
【0038】このように転写ベルト11上を搬送されな
がら、転写材Sには、各感光体ドラム1と転写ローラ1
2との間に形成される電界によって各感光体ドラム1の
トナー像が順次転写される。
【0039】4色のトナー像を転写された転写材Sは、
駆動ローラ13の曲率により転写ベルト11から曲率分
離され、定着部20に搬入される。転写材Sは、定着部
20でトナー像を熱定着された後、排紙ローラ対23に
よって、排紙部24から画像面を下にした状態で装置本
体110外に排出される。
【0040】[プロセスカートリッジ]次に、図2及び
図3を参照して、プロセスカートリッジについて更に詳
しく説明する。図2、図3は、それぞれプロセスカート
リッジ7の主断面図、斜視図である。尚、イエロー、マ
ゼンダ、シアン、ブラックの各プロセスカートリッジ7
(7a、7b、7c、7d)は同一構成である。
【0041】プロセスカートリッジ7は、像担持体であ
るドラム状の電子写真感光体、即ち、感光体ドラム1、
一次帯電手段(帯電装置)2及びクリーニング手段(ク
リーニング装置)6を備えた感光ドラムユニット50
と、感光ドラム1上の静電潜像を現像する現像手段(現
像装置)から構成される現像ユニット4とに分かれてい
る。
【0042】感光体ドラムユニット50において、感光
体ドラム1は、軸受31(31a、31b)(ベアリン
グ)を介してクリーニング枠体51に回転自在に取り付
けられている。感光体ドラム1の周上には、感光体ドラ
ム1の表面を一様に帯電させるための帯電装置2、及び
感光ドラム上に残ったトナーを除去するためのクリーニ
ング装置6のクリーニングブレード60が配置されてい
る。更に、クリーニングブレード60によって感光体ド
ラム1表面から除去された残留トナーは、トナー送り機
構52によってクリーニング枠体51の後方に設けられ
た廃トナー室53に順次送られる。そして、プロセスカ
ートリッジ7の、図2中紙面手前側の一方端側の装置本
体110内に配設された、駆動手段たる駆動モータ(後
述)の駆動力を伝達することにより、感光体ドラム1を
画像形成動作に応じて図2中矢印X方向(反時計回り)
に回転駆動する。
【0043】現像ユニット4は、感光体ドラム1と接触
して図2中矢印Y方向(時計回り)に回転する現像ロー
ラ40、及びトナーが収容されるトナー容器41と現像
枠体45とを有する。現像ローラ40は軸受部材47、
48を介して回転自在に現像枠体45に支持されてい
る。又、現像ローラ40の周上には、現像ローラ40と
接触して図2中矢印Z方向(時計回り)に回転するトナ
ー供給ローラ43と、現像ローラ40上の現像剤層厚規
制手段たる現像ブレード44とがそれぞれ配置されてい
る。更に、トナー容器41内には、収容されたトナーを
撹拌すると共にトナー供給ローラ43に搬送するための
トナー搬送機構(現像剤攪拌搬送羽根)42が設けられ
ている。
【0044】そして、現像ユニット4は、現像ユニット
4の両端に取り付けられた軸受部材47、48にそれぞ
れ設けられた支持軸49を中心にピン49aによって現
像ユニット4の全体が感光体体ドラムユニット50に対
して揺動自在に支持された、吊り構造となっている。プ
ロセスカートリッジ7の単体(装置本体110に装着し
ない)状態においては、支持軸49を中心に回転モーメ
ントにより現像ローラ40が感光ドラム1に接触するよ
う、加圧ばね53によって現像ユニット4が常に付勢さ
れている。更に、現像ユニット4のトナー容器41に
は、現像ローラ40を感光体ドラム1から離間させる際
に装置本体110の離接切換え手段8(後述)が当接し
て機能的に連結するための、作用受け部たるリブ46が
一体的に設けられている。
【0045】[駆動構成]次に、図4〜図10をも参照
して、プロセスカートリッジ7を装置本体110に装着
した際の動作機構について詳しく説明する。尚、図4に
おいては、本発明の構成を分かり易く説明するため、プ
ロセスカートリッジ7について感光体ドラム1と軸受3
1のみを示したが、実際には、プロセスカートリッジ7
は、上述して説明したように帯電装置2、現像装置4、
クリーニング装置6などが一体的に構成されている(図
2)。
【0046】前述したように、プロセスカートリッジ7
は単体の状態では、図2のように現像ローラ40が常に
感光体ドラム1に接触した状態になっている。プロセス
カートリッジ7は、図4に示すように、矢印方向(装置
手前側)から、左右側板32に設けられた装着手段たる
ガイド溝34(34a、34b、34c、34d、34
e、34f、34g、34h)に沿って、感光ドラム1
を支持する軸受31を挿入することによって、装置本体
110へ装着する。このとき、転写ベルト11は、例え
ば装置本体110の前側の扉と共に対比して、プロセス
カートリッジ7の挿入部を開放している。そして、図6
に示すように、軸受31がガイド溝34の突き当て面3
7、38に押しつけられることで、プロセスカートリッ
ジ7の位置が決まる。
【0047】装置本体110内でのプロセスカートリッ
ジ7の押圧方法は次のようにする。図5に示すように、
左右側板32には軸39が加締められており、この軸3
9にねじりコイルバネ30が支持され、その端部30a
が左右側板の穴32aにはまり込み、固定されている。
プロセスカートリッジ7がない状態においては、ねじり
コイルバネ30は左右側板32からの曲げ起こし32b
により回転方向に規制されている。そして、プロセスカ
ートリッジ7が挿入されると、ねじりコイルバネ30は
図5中半時計周り方向にその力に反しながら回転し、軸
受31を乗り越えたとき、図5に示すように位置し、矢
印F方向に約1kgf(≒9.8N)の力で軸受け31
をガイド溝34の突き当て面37、38に押圧する。
【0048】この際、装置本体110のプロセスカート
リッジ7の挿入方向奥側には、図1、図7及び図8に示
すように、加圧ばね53(図2)による現像ユニット4
の付勢力に抗して、現像ローラ40を感光ドラム1から
離間させるための離接切換え手段8が配置されている。
【0049】離接切換え手段8にはイエロー、マゼン
ダ、シアン、ブラックの各色の現像ユニット4(4a、
4b、4c、4d)に設けられたリブ46(46a、4
6b、46c、46d)を押し上げるための離間板80
(80a、80b、80c、80d)がそれぞれ設けら
れている。本実施例では、離間板80は、図9に示す駆
動手段、即ち、ステッピングモータ90(後述)により
カム93が回転し、このカム93によって離間板80が
押し上げられた状態であって現像ローラ40を感光体ド
ラム1から離間させる離間位置、及びカム93による離
間板80の押し上げを解除した状態であって現像ローラ
40を感光体ドラム1に接触させる現像位置に移動可能
に設けられている。これにより、現像作動時のみ離間板
80の押し上げを解除して、現像ユニット4を現像位
置、即ち、現像ローラ40が感光体ドラム1に当接する
位置に移動させる。
【0050】ここで、これに限定されるものではない
が、離間板80の押し上げ・解除の動作モードを限定す
ることにより、構造を比較的簡単にすることができる。
本実施例では、イエロー、マゼンダ、シアン、ブラック
の全色の離間板80(80a、80b、80c、80
d)が押し上げられ、全ての現像ローラ40と感光体ド
ラム1とが離間する待機状態(図1)、イエロー、マゼ
ンダ、シアン、ブラックの全色の離間板80(80a、
80b、80c、80d)の押し上げが解除され、全て
の現像ローラ40と感光体ドラム1とが当接するフルカ
ラー状態(図7)、及びイエロー、マゼンダ、シアンの
3色のみ離間板80(80a、80b、80c)が押し
上げられ、ブラックの現像ローラ40のみが感光体ドラ
ム1と当接するモノカラー状態(図8)の3つの状態を
選択できるようにする。
【0051】つまり、本実施例では、離接切換え手段8
は、図9に示すようにブラック用の離間板80dが形成
されたブラック用の離接切換え手段8yと、イエロー、
マゼンタ、シアン用の離間板80a、80b、80cを
一体化したカラー用の離接切換え手段8zの2種類とす
る。そして、これらブラック用、カラー用の離接切換え
手段8y、8zを動かすカム93に、各々の離接切換え
手段8y、8zに対応する2種類のプロフィールを持た
せることにより、前述のモード切換えが可能となる。
【0052】プロセスカートリッジ7を駆動するユニッ
トは、本実施例では、図10のように各色毎に1つずつ
設けた駆動手段たる駆動モータ70(70a、70b、
70c、70d)から、感光体ドラム1を駆動する系列
71(71a、71b、71c、71d)と現像ローラ
40を駆動する系列72(72a、72b、72c、7
2d)に分岐している。そして、現像ローラ40の駆動
側に駆動切換え手段たるクラッチ92(92a、92
b、92c、92d)を設け、感光体ドラム1が回転し
ている時に現像ローラ40の回転・停止を切換えられる
ようにしている。このように、本実施例では、各感光体
ドラム1を駆動する感光体駆動手段と、各現像ローラ4
0を駆動する現像駆動手段とは、各プロセスカートリッ
ジ毎に共通の1つのモータとされる。装置本体110側
からの駆動力は、プロセスカートリッジ7が装置本体1
10に装着された状態で装置本体110側の駆動ユニッ
トと機能的に連結される感光体駆動伝達手段、現像駆動
伝達手段によって、それぞれ感光体ドラム1、現像ロー
ラ40に伝達される。
【0053】このような駆動構成により、各色の感光体
ドラム1の駆動を独立に制御できるため、インライン型
フルカラー画像形成装置で常に問題となる色ずれを低減
する制御を講じることが可能となると共に、感光体ドラ
ム1を駆動させた状態で現像ローラ40の駆動を停止す
ることが可能となる。当然、現像ローラ40の駆動用に
別のモータを設けるより、上述のようにクラッチを設け
る方がはるかに低コストである。
【0054】本実施例においては、クラッチ92は、レ
バーを上下に動かすことにより回転の接続と断絶を行う
が、レバー位置が中央である待機状態では全てのクラッ
チ92が切れて現像ローラ40が回転せず、レバーを上
げると全色のクラッチ92がつながって全色の現像ロー
ラ40が回転し、レバーを下げるとブラックだけクラッ
チがつながって現像ローラが回転し、他のクラッチは切
れたままになるように、ブラック用とカラー用で動作が
異なるようにしている。
【0055】各離間板80を動かすカム93と、現像ロ
ーラ40の駆動系のクラッチ92は、切換え部材91を
1つのステッピングモータ90で上下動させることによ
り行い、待機状態では、全ての離間板80を持上げてい
ると共に、全てのクラッチ92が切れているように設定
されている。
【0056】[動作]プロセスカートリッジ7の装置本
体110への装着の際には、図1のようにイエロー、マ
ゼンダ、シアン、ブラック全色の離間板80が押し上げ
られた状態となっている。従って、プロセスカートリッ
ジ7の挿入動作に従って現像ユニット4に設けられたリ
ブ46が離間板80に乗り上げ、現像ローラ40は感光
体ドラム1と所定間隙だけ離間された状態となる。この
離間状態は電源オフ時及び現像が行なわれていない状態
で常に維持される。従って、プロセスカートリッジ7を
装着した状態で長時間使用しない場合であっても、現像
ローラ40は感光体ドラム1に対して常に離間された状
態になるので、現像ローラ40を長期間感光ドラム1に
接触させることにより発生するローラ層の永久変形を確
実に防止することができる。
【0057】画像形成動作は次のようになる。
【0058】フルカラープリントの場合、プリント信号
により画像形成動作が開始されると、全てのプロセスカ
ートリッジ7を駆動する全ての駆動モータ70と、転写
ベルト11の駆動モータ(図示せず)が回転する。この
とき、全てのクラッチ92が切れているため、現像ロー
ラ40は回転しない。
【0059】次に、ステッピングモータ90が図9中時
計回りに第1段階まで回転し、切換え部材91を上方向
の第1段階まで上げることにより、全ての現像ローラ4
0の駆動系のクラッチ92が接続され、全ての現像ロー
ラ40が回転する。ここで、ステッピングモータ90を
第1段階まで回してから、プロセスカートリッジ7の駆
動モータ70を回転させてもよい。
【0060】次に、ステッピングモータ90が図9中時
計回りに第2段階まで回転すると、切換え部材91は上
方向の第2段階まで上昇し、現像ローラ40は回転した
ままで、カム93が回転してカラー用とブラック用の離
接切換え手段8z、8yの押し上げが解除され、全ての
現像ローラ40は感光ドラム1に接触して画像形成可能
状態となる。
【0061】画像形成終了後は、ステッピングモータ9
0を第1段階まで戻すことにより現像ローラ40を感光
体ドラム1から離間させ、次にステッピングモータ90
を初期状態まで戻す回転を行うことにより現像ローラ4
0の回転を停止させ、又プロセスカートリッジ7の駆動
モータ70及び転写ベルト11の駆動ローラを停止す
る。ここで、ステッピングモータ90を第1段階から初
期状態まで戻す回転を、プロセスカートリッジ7の駆動
モータ70及び転写ベルト11の駆動ローラを停止させ
た後に行ってもよい。
【0062】次に、モノカラープリントの場合、プリン
ト信号により画像形成動作が開始されると、プロセスカ
ートリッジ7を駆動する全ての駆動モータ70と転写ベ
ルト11の駆動モータが回転する。このとき、全てのク
ラッチ92が切れているため、現像ローラ40は回転し
ない。
【0063】次に、ステッピングモータ90が図9中反
時計回りに第1段階まで回転し、切換え部材91を下方
向の第1段階まで下げることにより、ブラックの現像ロ
ーラ40の駆動系のクラッチ92dだけが接続され、ブ
ラックの現像ローラ40だけが回転する。ここで、ステ
ッピングモータ90を第1段階まで回してから、プロセ
スカートリッジ7の駆動モータ70を回転させてもよ
い。
【0064】次に、ステッピングモータ90が図9中反
時計回りに第2段階まで回転すると、ブラックの現像ロ
ーラ40は回転したままで、カム93が回転してブラッ
ク用の離接切換え手段8yだけ押し上げが解除され、ブ
ラックの現像ローラ40が感光ドラム1に接触して画像
形成可能状態となる。
【0065】画像形成終了後は、ステッピングモータ9
0を第1段階まで戻すことにより現像ローラ40を感光
体ドラム1から離間させ、次にステッピングモータ90
を初期状態まで戻す回転を行うことにより現像ローラ4
0の回転を停止させ、又プロセスカートリッジ7の駆動
モータ70及び転写ベルト11の駆動ローラを停止す
る。ここで、ステッピングモータ90を第1段階から初
期状態まで戻す回転を、プロセスカートリッジ7の駆動
モータ70及び転写ベルト11の駆動ローラを停止させ
た後に行ってもよい。
【0066】このようにして、画像形成を行う過程にお
いては、スキャナユニット3により静電潜像を形成する
前に感光体ドラム1の周面に一様な電荷を付与するため
の前回転、及び静電潜像をトナー像として現像した後に
感光体ドラム1の周面の電位を除電するための後回転な
どの工程が行なわれ、それら工程の際には感光体ドラム
1が回転する。
【0067】上述したように本発明においては、現像作
動タイミングに合わせて離間が解除される構成であるた
め、前回転時及び後回転時には現像ローラ40は離間さ
れている。従って、画像形成動作時においても、前回転
及び後回転の際の現像ローラ40との摺擦による感光体
ドラム1の表層の削れを軽減することができる。
【0068】又、感光体ドラム1と転写ベルト11は常
に定位置に固定されており、且つ、現像時には両者とも
回転駆動されていて、感光体ドラム1が搬送ローラの役
割を果たすため、画像形成精度や、転写ベルト11或い
は転写材Sの搬送精度を損なうことがない。
【0069】つまり、本実施例によれば、前述した接触
現像方式における従来の問題点、 (1)前回転や後回転など現像作動時以外のタイミング
で感光体ドラム1が回転する際に、現像ローラ40との
摺擦により感光体ドラム1の表層が削れて、寿命を低下
させる要因となってしまう。 (2)モノカラー現像時など、現像に関与しない他色の
プロセスカートリッジ7をも動作させると、感光体ドラ
ム1の寿命が大きく低下してしまう。 (3)非作動時、前回転、後回転中にバイアスが印加さ
れていない場合、現像ローラ40上の現像剤が感光体ド
ラム1に付着し、現像剤を浪費したり、その現像剤が紙
などを汚す原因となる。 (4)装置本体110に装着された状態で長時間使用し
ない場合に現像ローラ40のローラ層が永久変形してし
まい、現像時に画像上のムラが発生する原因となってし
まう。 といった問題を解決することができ、しかも、構造が簡
単で、画像形成精度に対して重要な感光体ドラム1の位
置や転写ベルト11の走行経路を動かすことがないの
で、画像形成精度や、転写ベルト11或いは転写材Sの
搬送精度を損なうことがない。
【0070】尚、上記各実施例では、画像形成装置10
0は、複数の感光体ドラム1から転写ベルト11によっ
て搬送される転写材Sにトナー像を順次転写して記録画
像を形成する画像形成装置であるとして説明したが、本
発明はこれに限定されるものではない。例えば、各々が
複数の感光体ドラムと、この感光体ドラムに作用するプ
ロセス手段としての帯電手段、現像手段、クリーニング
手段などを備えた複数の画像形成部から、各画像形成部
に対向して周回移動する中間転写体としての中間転写ベ
ルトにトナー像を順次重ねて転写して、その後このトナ
ー像を別途設けられた転写材搬送系によって搬送される
転写材に一括して2次転写して記録画像を得る画像形成
装置など、当業者には周知の、所謂、中間転写方式の画
像形成装置にも、本発明は等しく適用可能であり、上記
同様の効果を得ることができる。中間転写体は、各感光
体ドラムから転写されたトナー像を搬送する像搬送体を
構成する。
【0071】斯かる画像形成装置において、感光体ドラ
ム、現像ローラ、中間転写ベルトの駆動制御、及び現像
ローラの感光体ドラムに対する離接制御は、転写ベルト
が中間転写ベルトであることを除いて上述の実施例と同
様にし得る。ここでは、転写ベルトについての記載を中
間転写ベルトと読み替えることによって、上記実施例の
全説明を援用する。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
インライン型の画像形成装置において、画像形成精度や
転写材搬送精度を悪化させることなく、必要なときに現
像ローラを回転し、像担持体に接触させる機能を実現す
ることが可能となるため、感光体の表層の削れなどの劣
化、現像手段の変形、現像剤の浪費を軽減し、紙の汚れ
を回避することができる。又、本発明によれば、簡単な
構成で、低コストにて上記作用効果を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の一実施例の断面図
であり、装置本体に装着された全てのプロセスカートリ
ッジにおいて現像ローラが感光体ドラムから離間した状
態を示す図である。
【図2】図1の画像形成装置に装着されるプロセスカー
トリッジの断面図である。
【図3】図2のプロセスカートリッジの組み立て斜視図
である。
【図4】本発明に従うプロセスカートリッジの画像形成
装置への装着方法の一実施例を説明するための装置本体
内側板付近を示す斜視図である。
【図5】本発明に従うプロセスカートリッジの画像形成
装置への位置決め部を示す部分断面図である。
【図6】本発明に従うプロセスカートリッジの画像形成
装置への位置決め部を示す部分断面図である。
【図7】図1と同様の図であり、全てのプロセスカート
リッジにおいて現像ローラと感光体ドラムとの離間が解
除された状態を示す図である。
【図8】図1と同様の図であり、ブラックのプロセスカ
ートリッジにおいて現像ローラと感光体ドラムとの離間
が解除され、他色プロセスカートリッジにおいて現像ロ
ーラが感光体ドラムから離間した状態を示す図である。
【図9】本発明に従う動作切換え機構を示す斜視図であ
る。
【図10】本発明に従うプロセスカートリッジの駆動部
の斜視図である。
【符号の説明】 1(1a、1b、1c、1d) 感光体ドラム 2(2a、2b、2c、2d) 帯電装置 3(3a、3b、3c、3d) スキャナユニット 4(4a、4b、4c、4d) 現像装置、現像ユニ
ット 5 静電転写手段 6(6a、6b、6c、6d) クリーニング装置 7(7a、7b、7c、7d) プロセスカートリッ
ジ 8 離接切換え手段 8y ラック用離接切換え手段 8z カラー用離接切換え手段 11 静電転写ベルト(転写ベルト、像搬送体) 20 定着部 40(40a、40b、40c、40d) 現像ロー
ラ 46(46a、46b、46c、46d) リブ(受
け部) 50 感光ドラムユニット 53 加圧バネ 70(70a、70b、70c、70d) プロセスカ
ートリッジ駆動モータ 71(71a、71b、71c、71d) 感光体ドラ
ム駆動系列 72(72a、72b、72c、72d) 現像ローラ
駆動系列 80(80a、80b、80c、80d) 離間板、 90 ステッピングモータ 91 切換え部材 92(92a、92b、92c、92d) クラッチ
(駆動切換え手段) 93 カム
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/14 G03G 21/00 372 Fターム(参考) 2H027 DA33 DE07 DE09 ED01 ED08 EE04 EE05 EF12 EF13 2H030 AA05 AD16 BB02 BB23 BB33 BB63 2H071 BA03 BA15 BA20 BA34 DA08 DA15 DA26 DA31 EA04 EA06 EA18 2H077 AB03 AC03 AD02 AD06 AD13 AD36 BA04 BA09 EA15 GA13

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々が像担持体と現像手段とを有し、各
    々の像担持体上に現像剤像を形成する複数の像形成手段
    と、前記複数の像形成手段の各々の像担持体から転写さ
    れる現像剤像を搬送する像搬送体と、を有する画像形成
    装置において、各々の像担持体は前記像搬送体に常時当
    接し、前記現像手段と前記像担持体との接触及び離間
    と、前記現像手段の駆動及び停止を各像形成手段毎に切
    換え可能とし、画像形成時には、全ての像担持体と前記
    像搬送体とを駆動させると共に、所望の現像手段を選択
    的に駆動させた後に像担持体に接触させて画像形成を行
    い、画像形成終了後には、該現像手段を像担持体から離
    間させた後に、該現像手段、全ての像担持体及び前記像
    搬送体の動作を停止させることを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記複数の像形成手段として、ブラック
    の現像剤像を形成するブラック画像形成部と、ブラック
    以外の互いに異なる色の現像剤像を形成する複数のカラ
    ー画像形成部と、を有し、全ての画像形成部の現像手段
    が像担持体に当接するフルカラー画像形成状態、ブラッ
    ク画像形成部の現像手段のみが像担持体に当接するモノ
    カラー画像形成状態、全ての画像形成部の現像手段が像
    担持体と離間する待機状態の、3つの状態を切換え可能
    としたことを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 各像形成手段に対して1つずつ設けたモ
    ータで各像形成手段の像担持体と現像手段とを駆動し、
    これらのモータとは別個に設けた1つのモータにより、
    全ての像形成手段の現像手段と像担持体との接触及び離
    間の切換え動作と、現像手段の駆動及び停止の切換え動
    作とを行う請求項1又は2の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記像搬送体は、前記像担持体から現像
    剤が転写される転写材を担持して搬送する転写材搬送手
    段であることを特徴とする請求項1、2又は3の画像形
    成装置。
  5. 【請求項5】 前記像搬送体は、前記像担持体から現像
    剤像が転写され、その後この現像剤像を転写材に転写す
    るための中間転写体であることを特徴とする請求項1、
    2又は3の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 各像形成手段の像担持体と現像手段と
    は、一体的にカートリッジ化されて装置本体に対して着
    脱可能とされることを特徴とする請求項1〜5のいずれ
    かの項に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 複数のプロセスカートリッジを着脱可能
    であり、転写材に画像を形成する画像形成装置におい
    て、(a)電子写真感光体と、 前記電子写真感光体に対して離接可能な現像手段と、 装置本体が備える離接切換え手段と機能的に連結され
    て、前記現像手段と前記電子写真感光体との接触及び離
    間の切換え作用を受ける受け部と、 装置本体からの駆動力を前記電子写真感光体に伝達する
    感光体駆動伝達手段と、 装置本体からの駆動力を前記現像手段に伝達する現像駆
    動伝達手段と、を有し、前記電子写真感光体上に現像剤
    像を形成するプロセスカートリッジを、取り外し可能に
    複数装着するための装着手段と、(b)前記複数のプロ
    セスカートリッジの各々の電子写真感光体から転写され
    る現像剤像を搬送する像搬送体と、(c)前記複数のプ
    ロセスカートリッジの各々の電子写真感光体を駆動する
    感光体駆動手段と、(d)前記複数のプロセスカートリ
    ッジの各々の現像手段を駆動する現像駆動手段と、
    (e)前記像搬送体を駆動する像搬送体駆動手段と、
    (f)前記複数のプロセスカートリッジの各々の受け部
    と機能的に連結し、各プロセスカートリッジの現像手段
    と電子写真感光体との接触及び離間を切換える複数の離
    接切換え手段と、(g)前記複数のプロセスカートリッ
    ジの各々の現像手段の駆動及び停止を切換える複数の駆
    動切換え手段と、を有し、前記複数のプロセスカートリ
    ッジが装置本体に装着された状態で、前記複数のプロセ
    スカートリッジの各々の電子写真感光体は前記像搬送体
    に常時当接し、画像形成時には、全ての電子写真感光体
    と前記像搬送体とを駆動させると共に、所望の現像手段
    を選択的に駆動させた後に電子写真感光体に接触させて
    画像形成を行い、画像形成終了後には、該現像手段を電
    子写真感光体から離間させた後に、該現像手段、全ての
    電子写真感光体及び前記像搬送体の動作を停止させるこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記離接切換え手段は、前記受け部に作
    用して前記現像手段を揺動軸を中心に揺動させ、前記現
    像手段と前記電子写真感光体との接触及び離間を切換え
    ることを特徴とする請求項7の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記複数のプロセスカートリッジとし
    て、ブラックの現像剤像を形成するブラック用プロセス
    カートリッジと、ブラック以外の互いに異なる色の現像
    剤像を形成する複数のカラー用プロセスカートリッジ
    と、を装着可能であり、全てのプロセスカートリッジの
    現像手段が電子写真感光体に当接するフルカラー画像形
    成状態、ブラック用プロセスカートリッジの現像手段の
    みが電子写真感光体に当接するモノカラー画像形成状
    態、全てのプロセスカートリッジの現像手段が電子写真
    感光体と離間する待機状態の、3つの状態を切換え可能
    としたことを特徴とする請求項7又は8の画像形成装
    置。
  10. 【請求項10】 前記複数のカラー用プロセスカートリ
    ッジの各々の受け部と機能的に連結する各離接切換え手
    段は一体的に形成されて、前記複数のカラー用プロセス
    カートリッジの現像手段と電子写真感光体との接触又は
    離間を同時に切換えるカラー用離接切換え手段とされ、
    ブラック用プロセスカートリッジの受け部と機能的に連
    結する離接切換え手段は前記カラー用離接切換え手段と
    は別個のブラック用離接切換え手段とされることを特徴
    とする請求項9の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記感光体駆動手段と前記現像駆動手
    段とは、各プロセスカートリッジに対して1つずつ設け
    た共通のモータであり、前記駆動切換え手段はこれらモ
    ータと各現像駆動伝達手段との間に設けたクラッチであ
    り、そして、これらモータと別に設けた1つのモータに
    より、前記カラー用及びブラック用の離接切換え手段に
    よる各現像手段と電子写真感光体との接触及び離間の切
    換え動作と、各クラッチの接続及び断絶状態の切換え動
    作とを行うことを特徴とする請求項10の画像形成装
    置。
  12. 【請求項12】 前記像搬送体は、前記電子写真感光体
    から現像剤が転写される転写材を担持して搬送する転写
    材搬送手段であることを特徴とする請求項7〜11のい
    ずれかの項に記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記像搬送体は、前記電子写真感光体
    から現像剤像が転写され、その後この現像剤像を転写材
    に転写するための中間転写体であることを特徴とする請
    求項7〜11のいずれかの項に記載の画像形成装置。
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