JP2006119220A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 プロセスカートリッジの着脱経路を効率よく配置でき、しかも、プロセスカートリッジを装着方向に向けて確実に押圧することのできる画像形成装置を提供すること。
【解決手段】 現像カートリッジ32を、本体ケーシング2に装着されたドラムカートリッジ31に着脱自在に装着可能なカラーレーザプリンタ1において、現像カートリッジ32の現像ボス部71の着脱経路であるボス挿通溝133に対して進退自在に設けられ、進出方向へ移動した状態で、現像ボス部71を現像カートリッジ32の装着方向に向けて押圧し、退避方向へ移動した状態で、現像ボス部71を離脱可能とする第1押圧部材116と、第1押圧部材116に対して現像カートリッジ32の装着方向下流側に配置され、現像ボス部71を離脱方向に向けて押圧する第2押圧部材118とを設ける。
【選択図】 図27

Description

本発明は、レーザプリンタなどの画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置として、感光体ドラムを備え、本体ケースに対して着脱自在に装着されるドラムカートリッジと、現像ローラを備え、ドラムカートリッジに対して着脱自在に装着される現像カートリッジとを備えるものが知られている。
このような画像形成装置では、ドラムカートリッジを本体ケースに装着した状態で、現像カートリッジのみを、本体ケースに装着されたドラムカートリッジに着脱することも、また、現像カートリッジをドラムカートリッジに装着した状態で、現像カートリッジとともにドラムカートリッジを、本体ケースに着脱させることもできる。
そして、このような画像形成装置では、本体ケースに装着されているドラムカートリッジに、現像カートリッジが装着されたときに、現像カートリッジに当接して、その現像カートリッジをドラムカートリッジに向けて押圧する押圧機構を備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
このような画像形成装置では、押圧機構によって、現像カートリッジをドラムカートリッジに向けて押圧することにより、現像ローラを感光体ドラムに押圧して、画像形成を達成するようにしている。
特開2003−84647号公報
しかるに、上記の押圧機構は、現像カートリッジに向かって突出するように設けられている。そのため、現像カートリッジの着脱経路は、その押圧機構を回避するように、屈曲して形成する必要がある。しかし、着脱経路を屈曲して形成すると、装置の大型化が不可避となる。
本発明の目的は、プロセスカートリッジの着脱経路を効率よく配置でき、しかも、プロセスカートリッジを装着方向に向けて確実に押圧することのできる、画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、画像形成プロセスのために用いられるプロセス部材が設けられたプロセスカートリッジを、着脱自在に備える画像形成装置において、前記プロセスカートリッジの着脱経路に対して進退自在に設けられ、進出方向へ移動した状態で、前記プロセスカートリッジを装着方向に向けて押圧し、退避方向へ移動した状態で、前記プロセスカートリッジを離脱可能とする第1押圧部材を備えていることを特徴としている。
このような構成によると、第1押圧部材を、プロセスカートリッジの着脱経路に対して退避方向へ移動させておくことにより、その第1押圧部材が着脱経路においてプロセスカートリッジと干渉することなく、プロセスカートリッジを着脱させることができる。また、第1押圧部材を、プロセスカートリッジの着脱経路に対して進出方向へ移動させておくことにより、その第1押圧部材によってプロセスカートリッジを装着方向に向けて押圧することができる。その結果、プロセスカートリッジの着脱経路を、第1押圧部材にかかわらず、効率よく配置することができる。また、その第1押圧部材によって、プロセスカートリッジを装着方向に向けて確実に押圧することができる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記第1押圧部材は、退避方向へ移動した状態において、前記プロセスカートリッジの着脱が許容される範囲で、前記着脱経路に対して進出していることを特徴としている。
このような構成によると、プロセスカートリッジの着脱時には、第1押圧部材がプロセスカートリッジの着脱を阻害しない範囲でプロセスカートリッジに接触される。この接触によって、プロセスカートリッジの着脱時に、クリック感覚を付与することができるので、プロセスカートリッジが着脱経路の中途半端な位置に、配置されることを防止することができる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記第1押圧部材は、進出方向へ移動した状態において、前記プロセスカートリッジから、前記プロセスカートリッジの離脱方向に向かう一定以上の押圧力を受けたときに、退避方向へ移動することを特徴としている。
このような構成によると、第1押圧部材は、進出方向へ移動した状態において、プロセスカートリッジから、プロセスカートリッジの離脱方向に向かう一定以上の押圧力を受けたときに、退避方向へ移動するので、プロセスカートリッジを、第1押圧部材を損傷させることなく、強制的に離脱させることができる。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の発明において、前記プロセスカートリッジを当接させて、前記プロセスカートリッジを位置決めするための基準面を備え、前記第1押圧部材は、前記プロセスカートリッジを押圧するための第1押圧面を備えており、前記第1押圧面は、前記プロセスカートリッジを装着方向に向けて押圧する押圧力と、前記プロセスカートリッジを前記基準面に向けて押圧する押圧力とが発生するように、前記プロセスカートリッジに対して接触されることを特徴としている。
このような構成によると、第1押圧部材の第1押圧面によってプロセスカートリッジが押圧されると、プロセスカートリッジは、装着方向のみならず、基準面に向かって押圧される。そのため、プロセスカートリッジを精度よく位置決めすることができる。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の発明において、前記プロセスカートリッジには、着脱方向と交差する方向に突出する被押圧部材が設けられており、前記第1押圧部材は、前記被押圧部材に接触されることを特徴としている。
このような構成によると、第1押圧部材が被押圧部材と接触して、プロセスカートリッジを装着方向へ押圧する。そのため、第1押圧部材のプロセスカートリッジに対する装着方向への確実な押圧を確保することができる。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載の発明において、前記プロセスカートリッジを離脱方向に向けて押圧する第2押圧部材を備えていることを特徴としている。
このような構成によると、第2押圧部材によって、プロセスカートリッジを離脱方向に向けて押圧することができるので、プロセスカートリッジを動作させないときに、プロセスカートリッジを装着方向上流側へ退避させることができる。
また、請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の発明において、前記第2押圧部材は、前記被押圧部材に接触されることを特徴としている。
このような構成によると、第2押圧部材が被押圧部材と接触して、プロセスカートリッジを離脱方向へ押圧する。そのため、第2押圧部材のプロセスカートリッジに対する離脱方向への確実な押圧を確保することができる。
また、請求項8に記載の発明は、請求項6または7に記載の発明において、前記第2押圧部材は、前記着脱経路の途中に配置され、プロセスカートリッジの装着途中に、前記プロセスカートリッジと当接することを特徴としている。
このような構成によると、プロセスカートリッジの装着途中に、第2押圧部材がプロセスカートリッジと当接する。そのため、プロセスカートリッジが勢いよく装着されても、第2押圧部材との当接により、その勢いを第2押圧部材によって緩和することができ、プロセスカートリッジを含む装置の損傷を防止することができる。
また、請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の発明において、前記第2押圧部材は、前記着脱経路において、前記第1押圧部材に対して、前記プロセスカートリッジの装着方向下流側に配置されていることを特徴としている。
このような構成によると、第1押圧部材と第2押圧部材との間において、プロセスカートリッジを、第1押圧部材によって装着方向へ押圧すると同時に、第2押圧部材によって離脱方向へと押圧して、プロセスカートリッジの装着方向への押圧力を調整することができる。そのため、プロセスカートリッジの適切な装着状態を確保することができる。
また、請求項10に記載の発明は、請求項6ないし9のいずれかに記載の発明において、支持軸を備え、前記第1押圧部材および前記第2押圧部材は、ともに前記支持軸に回動自在に支持されていることを特徴としている。
このような構成によると、第1押圧部材および第2押圧部材が、共通の支持軸に回動自在に支持されているので、構成の簡易化および部品点数の低減化を図ることができる。
また、請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の発明において、前記支持軸は、前記第1押圧部材が前記プロセスカートリッジを装着方向に向けて押圧する位置よりも、前記プロセスカートリッジの装着方向下流側に配置されていることを特徴としている。
このような構成によると、第1押圧部材の回動量を小さくすることができ、装置の小型化を図ることができる。
また、請求項12に記載の発明は、請求項6ないし11のいずれかに発明において、前記第1押圧部材は、前記プロセスカートリッジを押圧するための第1押圧面を備え、前記第2押圧部材は、前記プロセスカートリッジを押圧するための第2押圧面を備えており、前記第1押圧面と前記第2押圧面とは、前記プロセスカートリッジの着脱方向において、重なるように配置されていることを特徴としている。
このような構成によると、第1押圧部材および第2押圧部材のプロセスカートリッジに対する押圧位置が、プロセスカートリッジの着脱方向において重なるので、第1押圧部材および第2押圧部材によって、プロセスカートリッジを安定して押圧することができる。
また、請求項13に記載の発明は、請求項1ないし12のいずれかに記載の発明において、前記プロセスカートリッジを、前記プロセスカートリッジの装着方向に向けて付勢する第1付勢手段を備えていることを特徴としている。
このような構成によると、第1付勢手段によって、プロセスカートリッジを装着方向に向けて付勢することができる。これによって、プロセスカートリッジを装着方向に向けて簡易かつ確実に押圧することができる。
また、請求項14に記載の発明は、請求項13に記載の発明において、前記第1付勢手段は、前記第1押圧部材が前記プロセスカートリッジを装着方向に向けて押圧するように、前記第1押圧部材に設けられていることを特徴としている。
このような構成によると、第1押圧部材が第1付勢手段の付勢力によって、プロセスカートリッジを装着方向に向けて押圧する。そのため、プロセスカートリッジを第1押圧部材によって、装着方向に向けて簡易かつ確実に押圧することができる。
また、請求項15に記載の発明は、請求項14に記載の発明において、前記第1押圧部材を、前記第1付勢手段の付勢力によって、着脱経路に対して進出方向へ移動させるための第1面と、前記第1押圧部材を、前記第1付勢手段の付勢力に抗して、着脱経路に対して退避方向へ移動させるための第2面とを備え、前記第1押圧部材に対して、前記第1面および前記第2面が選択的に対向するように、回転自在に設けられるカム部材を備えていることを特徴としている。
このような構成によると、カム部材の第1面が第1押圧部材に対向すると、第1押圧部材が第1付勢手段の付勢力によって着脱経路に対して進出方向へ移動する。また、カム部材の第2面が第1押圧部材に対向すると、第1押圧部材が第1付勢手段の付勢力に抗して着脱経路に対して退避方向へ移動する。そのため、カム部材の回転によって、第1押圧部材に対して、第1面および第2面を選択的に対向させれば、第1押圧部材を、着脱経路に対して適切に進退させることができる。
また、請求項16に記載の発明は、請求項15に記載の発明において、前記カム部材の前記第1面が、前記第1押圧部材に対向したときには、前記第1面と前記第1押圧部材とは、非接触であることを特徴としている。
このような構成によると、第1面は、第1押圧部材と非接触で対向するので、第1付勢手段の付勢力のすべてを第1押圧部材に作用させることができ、第1押圧部材によって、安定した押圧力でプロセスカートリッジを押圧することができる。
また、請求項17に記載の発明は、請求項13ないし16のいずれかに記載の発明において、前記プロセスカートリッジの装着方向へ向かう押圧力を軽減するために、前記プロセスカートリッジを、離脱方向に向けて付勢する第2付勢手段を備えていることを特徴としている。
このような構成によると、第2付勢手段によって、プロセスカートリッジを離脱方向に向けて付勢することができるので、プロセスカートリッジの装着方向への押圧力を調整することができる。
また、請求項18に記載の発明は、請求項17に記載の発明において、前記第1付勢手段および前記第2付勢手段は、ばねであり、前記第2付勢手段のばね定数が、前記第1付勢手段のばね定数よりも小さく設定されていることを特徴としている。
このような構成によると、第2付勢手段のばね定数が、第1付勢手段のばね定数よりも小さく設定されているので、プロセスカートリッジの装着方向への押圧力を、確実に調整して安定させることができる。
また、請求項19に記載の発明は、請求項17または請求項18に記載の発明において、前記第2付勢手段は、前記第2押圧部材が前記プロセスカートリッジを離脱方向に向けて押圧するように、前記第2押圧部材に設けられていることを特徴としている。
このような構成によると、第2押圧部材が第2付勢手段の付勢力によって、プロセスカートリッジを離脱方向に向けて押圧する。そのため、プロセスカートリッジを第2押圧部材によって、離脱方向に向けて簡易かつ確実に押圧することができる。
また、請求項20に記載の発明は、請求項19に記載の発明において、前記カム部材の前記第1面および前記第2面は、前記第2押圧部材に対して選択的に対向し、前記第1面が前記第2押圧部材に対向したときには、前記第2付勢手段の付勢力によって、前記第2押圧部材を、前記プロセスカートリッジの離脱方向に向けて押圧し、前記第2面が前記第2押圧部材に対向したときには、前記第2面が、前記第2付勢手段の付勢力よりも大きい押圧力で、前記第2押圧部材を、前記プロセスカートリッジの離脱方向に向けて押圧することを特徴としている。
このような構成によると、カム部材の第1面が第2押圧部材に対向すると、第2付勢手段の付勢力によって第2押圧部材がプロセスカートリッジの離脱方向に向けて押圧される。また、カム部材の第2面が第2押圧部材に対向すると、第2面が第2付勢手段の付勢力よりも大きい押圧力で、第2押圧部材をプロセスカートリッジの離脱方向に向けて押圧する。そのため、カム部材の回転によって、第2押圧部材に対して、第1面を対向させれば、プロセスカートリッジの装着方向への押圧力を安定して調整することができる。また、第2面を対向させれば、プロセスカートリッジの離脱を容易とすることができる。
また、請求項21に記載の発明は、請求項20に記載の発明において、前記カム部材の前記第1面が、前記第2押圧部材に対向したときには、前記第1面と前記第2押圧部材とは、非接触であることを特徴としている。
このような構成によると、第1面は、第2押圧部材と非接触で対向するので、第2付勢手段の付勢力のすべてを第2押圧部材に作用させることができ、第2押圧部材によって、安定した押圧力でプロセスカートリッジを押圧することができる。
また、請求項22に記載の発明は、請求項1ないし21のいずれかに記載の発明において、前記プロセスカートリッジの着脱経路が、略ストレートであることを特徴としている。
このような構成によると、プロセスカートリッジの着脱経路が略ストレートであるので、装置の小型化を図ることができ、かつ、プロセスカートリッジの着脱の操作性の向上を図ることができる。
また、請求項23に記載の発明は、請求項15ないし22のいずれかに記載の発明において、前記プロセスカートリッジは、複数設けられ、前記被押圧部材が、前記プロセスカートリッジの着脱方向に直交する方向の両側からそれぞれ突出するように設けられており、前記第1押圧部材は、各前記被押圧部材に対応して、前記プロセスカートリッジの着脱方向に直交する方向の両側に、1対としてそれぞれ設けられており、前記カム部材は、1対の前記第1押圧部材に対応して、各前記プロセスカートリッジ毎に1対としてそれぞれ設けられ、前記プロセスカートリッジの着脱方向に直交する方向に延び、1対のカム部材が相対回転不能に連結され、回転自在に支持される回転軸と、前記プロセスカートリッジの着脱方向に直交する方向のいずれか一方側に設けられ、各前記回転軸に連結される歯車列とを備えていることを特徴としている。
このような構成によると、歯車列に駆動力が入力されると、その歯車列から各回転軸にその駆動力が伝達される。そして、各回転軸に駆動力が入力されると、1対のカム部材が同時に回転される。そのため、複数対の第1押圧部材に対応して設けられている複数対のカム部材を、簡易な構成によって、確実に回動させることができる。その結果、複数対の第1押圧部材の適切な動作によって、複数のプロセスカートリッジの着脱を確実に達成することができる。
また、請求項24に記載の発明は、請求項23に記載の発明において、前記第2押圧部材が、各前記被押圧部材に対応して、前記プロセスカートリッジの着脱方向に直交する方向の両側に、1対としてそれぞれ設けられていることを特徴としている。
このような構成によると、複数対の第2押圧部材の適切な動作によって、複数のプロセスカートリッジの着脱を、より確実に達成することができる。
また、請求項25に記載の発明は、請求項1ないし24のいずれかに記載の発明において、前記プロセスカートリッジが、現像剤担持体を備える現像カートリッジであり、感光体を備え、前記現像カートリッジが着脱自在に装着される感光カートリッジを備え、前記現像カートリッジは、前記感光カートリッジに対して、画像形成動作時には、前記現像剤担持体と前記感光体とが接触し、非画像形成動作時には、前記現像剤担持体と前記感光体とが離間するように、装着されていることを特徴としている。
このような構成によると、現像カートリッジが感光カートリッジに対して、画像形成動作時には、現像剤担持体と感光体とが接触し、非画像形成動作時には、現像剤担持体と感光体とが離間するように装着される。これによって、現像剤担持体と感光体とが必要なときにのみ接触するので、これらの寿命を延命することができる。
また、請求項26に記載の発明は、請求項25に記載の発明において、画像形成動作時には、前記カム部材の前記第1面が、前記第1押圧部材および前記第2押圧部材に対向し、非画像形成動作時には、前記カム部材の前記第2面が、前記第1押圧部材および前記第2押圧部材に対向することを特徴としている。
このような構成によると、画像形成動作時には、カム部材の第1面が第1押圧部材および第2押圧部材に対向するので、第1付勢手段の付勢力と第2付勢手段の付勢力とによって、設定された安定した押圧力で、現像剤担持体と感光体とを接触させることができる。また、非画像形成動作時には、カム部材の第2面が第1押圧部材および第2押圧部材に対向するので、プロセスカートリッジの離脱を容易とすることができる。
また、請求項27に記載の発明は、請求項25または26に記載の発明において、前記感光カートリッジと、前記現像カートリッジとは、それら前記感光カートリッジおよび前記現像カートリッジを1組として、各色毎に複数組設けられていることを特徴としている。
このような構成によると、感光カートリッジおよび現像カートリッジは、1組として、各色毎に複数組設けられているので、小型化を図りつつ、カラー画像を形成することができる。
また、請求項28に記載の発明は、請求項27に記載の発明において、記録媒体をピックアップして供給するための供給手段と、記録媒体を排出するための排出手段とを備え、複数組の前記感光カートリッジおよび前記現像カートリッジは、記録媒体の搬送経路において、前記供給手段と前記排出手段との間に配置され、前記供給手段によってピックアップされる記録媒体のピックアップ方向と、複数組の前記感光カートリッジおよび前記現像カートリッジによって、順次画像が形成される画像形成位置での記録媒体の搬送方向とが、反対方向となり、前記画像形成位置での記録媒体の搬送方向と、前記排出手段により排出される記録媒体の排出方向とが反対方向となるように、配置されていることを特徴としている。
このような構成によると、記録媒体のピックアップ方向と画像形成位置での記録媒体の搬送方向とが反対方向で、画像形成位置での記録媒体の搬送方向と記録媒体の排出方向とが反対方向となるように、配置されているので、記録媒体の搬送経路を確保しつつ、装置の小型化を図ることができる。
また、請求項29に記載の発明は、請求項28に記載の発明において、前記感光カートリッジおよび前記現像カートリッジは、前記画像形成位置での記録媒体の搬送方向およびこれに直交する記録媒体の厚さ方向に対して、傾斜する方向に沿って着脱されることを特徴としている。
このような構成によると、感光カートリッジおよび現像カートリッジが、画像形成位置での記録媒体の搬送方向およびこれに直交する記録媒体の厚さ方向に対して、傾斜する方向に沿って着脱されるので、感光カートリッジおよび現像カートリッジの着脱の操作性の向上を図ることができる。
また、請求項30に記載の発明は、請求項28または29に記載の発明において、複数組の前記感光カートリッジおよび前記現像カートリッジに対応して、露光装置が複数設けられており、前記画像形成位置での記録媒体の搬送方向において、複数組の前記感光カートリッジおよび前記現像カートリッジと、それに対応する複数の露光装置とが、交互に配置されていることを特徴としている。
このような構成によると、複数組の感光カートリッジおよび現像カートリッジと、それに対応する複数の露光装置とが交互に配置されている。そのため、これらの効率的な配置により、装置の小型化を図ることができる。
請求項1に記載の発明によれば、プロセスカートリッジの着脱経路を、第1押圧部材にかかわらず、効率よく配置することができる。また、その第1押圧部材によって、プロセスカートリッジを装着方向に向けて確実に押圧することができる。
請求項2に記載の発明によれば、プロセスカートリッジが着脱経路の中途半端な位置に、配置されることを防止することができる。
請求項3に記載の発明によれば、プロセスカートリッジを、第1押圧部材を損傷させることなく、強制的に離脱させることができる。
請求項4に記載の発明によれば、プロセスカートリッジを精度よく位置決めすることができる。
請求項5に記載の発明によれば、第1押圧部材のプロセスカートリッジに対する装着方向への確実な押圧を確保することができる。
請求項6に記載の発明によれば、プロセスカートリッジを動作させないときに、プロセスカートリッジを装着方向上流側へ退避させることができる。
請求項7に記載の発明によれば、第2押圧部材のプロセスカートリッジに対する離脱方向への確実な押圧を確保することができる。
請求項8に記載の発明によれば、プロセスカートリッジを含む装置の損傷を防止することができる。
請求項9に記載の発明によれば、プロセスカートリッジの適切な装着状態を確保することができる。
請求項10に記載の発明によれば、構成の簡易化および部品点数の低減化を図ることができる。
請求項11に記載の発明によれば、第1押圧部材の回動量を小さくすることができ、装置の小型化を図ることができる。
請求項12に記載の発明によれば、第1押圧部材および第2押圧部材によって、プロセスカートリッジを安定して押圧することができる。
請求項13に記載の発明によれば、プロセスカートリッジを装着方向に向けて簡易かつ確実に押圧することができる。
請求項14に記載の発明によれば、プロセスカートリッジを第1押圧部材によって、装着方向に向けて簡易かつ確実に押圧することができる。
請求項15に記載の発明によれば、カム部材の回転によって、第1押圧部材に対して、第1面および第2面を選択的に対向させれば、第1押圧部材を、着脱経路に対して適切に進退させることができる。
請求項16に記載の発明によれば、第1押圧部材によって、安定した押圧力でプロセスカートリッジを押圧することができる。
請求項17に記載の発明によれば、プロセスカートリッジの装着方向への押圧力を調整することができる。
請求項18に記載の発明によれば、プロセスカートリッジの装着方向への押圧力を、確実に調整して安定させることができる。
請求項19に記載の発明によれば、プロセスカートリッジを第2押圧部材によって、離脱方向に向けて簡易かつ確実に押圧することができる。
請求項20に記載の発明によれば、カム部材の回転によって、第2押圧部材に対して、第1面を対向させれば、プロセスカートリッジの装着方向への押圧力を安定して調整することができる。また、第2面を対向させれば、プロセスカートリッジの離脱を容易とすることができる。
請求項21に記載の発明によれば、第2押圧部材によって、安定した押圧力でプロセスカートリッジを押圧することができる。
請求項22に記載の発明によれば、装置の小型化を図ることができ、かつ、プロセスカートリッジの着脱の操作性の向上を図ることができる。
請求項23に記載の発明によれば、複数のプロセスカートリッジの着脱を確実に達成することができる。
請求項24に記載の発明によれば、複数対の第2押圧部材の適切な動作によって、複数のプロセスカートリッジの着脱を、より確実に達成することができる。
請求項25に記載の発明によれば、現像剤担持体と感光体とが必要なときにのみ接触するので、これらの寿命を延命することができる。
請求項26に記載の発明によれば、画像形成動作時には、設定された安定した押圧力で、現像剤担持体と感光体とを接触させることができる。また、非画像形成動作時には、プロセスカートリッジの離脱を容易とすることができる。
請求項27に記載の発明によれば、小型化を図りつつ、カラー画像を形成することができる。
請求項28に記載の発明によれば、記録媒体の搬送経路を確保しつつ、装置の小型化を図ることができる。
請求項29に記載の発明によれば、感光カートリッジおよび現像カートリッジの着脱の操作性の向上を図ることができる。
請求項30に記載の発明によれば、複数組の感光カートリッジおよび現像カートリッジと、それに対応する複数の露光装置との効率的な配置により、装置の小型化を図ることができる。
図1は、本発明の画像形成装置としてのカラーレーザプリンタの一実施形態を示す要部側断面図である。
図1において、このカラーレーザプリンタ1は、複数のプロセス部27が水平方向において並列的に配置される、横置きタイプのタンデム方式のカラーレーザプリンタであって、本体ケーシング2内に、用紙3を給紙するための給紙部4、給紙された用紙3に画像を形成するための画像形成部5、画像が形成された用紙3を排紙するための排紙部6を備えている。
本体ケーシング2は、上側が開口される側面視略矩形状のボックス形状をなし、その上側にはトップカバー7が設けられている。このトップカバー7は、本体ケーシング2の後側(以下の説明において、図1における左側を後側、右側を前側とする。)に設けられるヒンジ(図示せず。)を介して回動可能に支持されており、本体ケーシング2に対して開閉自在に設けられている。
また、本体ケーシング2は、図14に示すように、幅方向(前後方向および上下方向に直交する方向、以下同じ。)において、互いに間隔を隔てて対向配置される左側板8および右側板9と、それらの間に架設される複数(4つ)の第2位置決め部としての仕切板10および前板11とを備えている。各仕切板10および前板11は、左側板8および右側板9の間の前後空間を、後述するプロセス部27ごとに仕切るように、各仕切板10が、本体ケーシング2の前後方向途中において、互いに間隔を隔てて設けられ、前板11が、各仕切板10よりも前側に設けられている。
各仕切板10および前板11は、前後方向(後述する画像形成位置での用紙3の搬送方向と同じ。)および上下方向に対して、上端部が前側、下端部が後側に、傾斜するように配置されている。また、各仕切板10および前板11は、図1に示すように、その上端部がトップカバー7と上下方向に間隔が隔てられるように配置され、その下端部が後述する転写部28と上下方向に間隔が隔てられるように配置されている。
そして、この本体ケーシング2では、互いに隣接する各仕切板10および前板11と、左側板8および右側板9とで、各色ごとのプロセス部27が配置されるカートリッジ収容部としての複数(4つ)のプロセス収容部12が区画されている。
各プロセス収容部12は、後述するドラムカートリッジ31および後述する現像カートリッジ32を収容し、後述するドラムカートリッジ31のホルダ部43が装着される第1収容部としてのドラム収容部13と、後述する現像カートリッジ32が装着される第2収容部としての現像収容部14とを備えている。
ドラム収容部13は、各仕切板10よりも下方に設けられ、前後方向においては、各仕切板10および前板11を、そのまま傾斜方向下方に延長した仮想延長平面で区画され、幅方向においては、左側板8および右側板9で区画されている。そして、それらで区画された内部空間が、後述するドラムカートリッジ31のホルダ部43を収容するための第1収容領域としてのドラム収容空間15とされている。
また、現像収容部14は、ドラム収容部13に対して後述するドラムカートリッジ31の装着方向上流側、すなわち、ドラム収容部13の上方において、後述するドラムカートリッジ31および後述する現像カートリッジ32の装着方向に沿ってドラム収容部13と連続するように設けられ、前後方向においては、各仕切板10および前板11で区画され、幅方向においては、左側板8および右側板9で区画されている。そして、それらで区画された内部空間(ただし、後述する延出部収容空間18を除く。)が、後述する現像カートリッジ32を収容するための第2収容領域としての現像収容空間16とされている。
また、現像収容部14には、図14に示すように、仕切板10の幅方向両端部において、後述するドラムカートリッジ31の各ツノ部51が摺擦するレール部17が設けられている。各レール部17は、ドラムカートリッジ31の着脱方向に沿って、厚さのある帯状に形成されている。
給紙部4は、図1に示すように、本体ケーシング2内の底部において、本体ケーシング2に対して前側から水平方向に着脱自在に装着される給紙トレイ21と、その給紙トレイ21の前側上方に設けられる供給手段としてのピックアップローラ22および給紙ローラ23と、給紙ローラ23の前側上方に設けられる給紙側U字パス24と、給紙側U字パス24の途中に設けられる搬送ローラ25およびレジストローラ26とを備えている。
給紙トレイ21内には、用紙3がスタックされており、その最上位にある用紙3は、まず、ピックアップローラ22によってピックアップされて、前方に搬送され、次いで、給紙ローラ23によって給紙側U字パス24に給紙される。
給紙側U字パス24は、上流側端部が、下方において給紙ローラ23に隣接し、用紙3が前方に向かって給紙されるように、下流側端部が、上方において後述する搬送ベルト80に隣接し、用紙3が後方に向かって排紙されるような、略U字状の用紙3の搬送経路として形成されている。
そして、給紙ローラ23によって、給紙側U字パス24の上流側端部に、前方に向かって給紙された用紙3は、その給紙側U字パス24内において、搬送ローラ25により搬送され、搬送方向が反転され、レジスト後に、レジストローラ26により、後方に向かって排紙される。
画像形成部5は、プロセス部27、転写部28および定着部29を備えている。プロセス部27は、複数色のトナーの各色ごとに設けられている。すなわち、プロセス部27は、イエロープロセス部27Y、マゼンタプロセス部27M、シアンプロセス部27Cおよびブラックプロセス部27Kの4つからなる。これらプロセス部27は、本体ケーシング2の各プロセス収容部12に配置され、前方から後方に向かって互いに間隔を隔てて、水平方向において重なるように、順次並列して配置されている。
各プロセス部27は、スキャナユニット30と、第1カートリッジとしての感光カートリッジであるドラムカートリッジ31と、ドラムカートリッジ31に対して着脱自在に装着される第2カートリッジとしてのプロセスカートリッジに含まれる現像カートリッジ32とを備えている。なお、ドラムカートリッジ31と、そのドラムカートリッジ31に装着される現像カートリッジ32とで、プロセスカートリッジが構成される。
スキャナユニット30は、膨出部としてのスキャナケーシング35と、そのスキャナケーシング35内に、レーザ発光部(図示せず)、ポリゴンミラー36、2つのレンズ37および38、および反射鏡39とを備えている。
スキャナケーシング35は、図14に示すように、各仕切板10の幅方向中央部において、各レール部17がスキャナケーシング35を幅方向に挟んで対向するように配置され、かつ、スキャナケーシング35の後壁が仕切板10の前面に当接され、スキャナケーシング35の前壁34が、仕切板10から前方に向かって膨出するように、各仕切板10に設けられている。このようにスキャナケーシング35が、仕切板10から前方に向かって膨出するように配置されているので、スキャナユニット30と、ドラムカートリッジ31および現像カートリッジ32とを近接して配置することができる。そのため、装置の小型化を図ることができる。
また、このようにスキャナケーシング35が、仕切板10から前方に向かって膨出するように配置されているので、現像収容部14では、ドラムカートリッジ31に現像カートリッジ32が装着された状態では、現像収容部14でのドラムカートリッジ31の通過が規制され、ドラムカートリッジ31から現像カートリッジ32が分離された状態では、現像収容部14において、現像収容空間16でのドラムカートリッジ31の通過が許容されるようになる。
つまり、現像収容部14は、図15に示すように、スキャナケーシング35によって、ドラムカートリッジ31および現像カートリッジ32の装着方向および幅方向と直交する方向(装着されるドラムカートリッジ31および現像カートリッジ32の厚さ方向、以下、単に「厚さ方向」とする。)において、ドラム収容部13よりも、狭く形成される。
より具体的には、現像収容部14は、厚さ方向において、後述するドラムカートリッジ31のホルダ部43の厚さよりも広く、かつ、プロセス収容部12に収容され、互いに装着状態にあるドラムカートリッジ31および現像カートリッジ32の厚さよりも狭く形成される。
また、ドラム収容部13は、スキャナケーシング35よりドラムカートリッジ31の装着方向上流側において、現像収容部14よりも広くなっている拡大領域としての拡大空間19が確保されるので、厚さ方向において、プロセス収容部12に収容され、互いに装着状態にあるドラムカートリッジ31および現像カートリッジ32の厚さよりも広く形成される。
そのため、後述するように、ドラムカートリッジ31は、ホルダ部43が拡大空間19に配置された状態、つまり、ドラムカートリッジ31がドラム収容部13のドラム収容空間15に収容され、現像カートリッジ32が現像収容部14の現像収容空間16に収容された状態では、ドラムカートリッジ31を離脱させようとしても、ホルダ部43とスキャナケーシング35とが当接して、そのドラムカートリッジ31の離脱方向への移動が規制される。そして、現像カートリッジ32を現像収容部14から離脱させた後、その現像カートリッジ32の厚さに相当する距離だけ、ドラムカートリッジ31をスキャナケーシング35から離間する方向(前方)にずらせば、そのドラムカートリッジ31の離脱方向への移動が許容され、ドラムカートリッジ31をドラム収容部13から現像収容部14を通過させて離脱させることができる。
また、現像収容部14におけるスキャナケーシング35の幅方向両側および上側と、スキャナケーシング35の前壁34の近傍(スキャナケーシング35の前壁34と現像収容空間16との間であって、後述する中板54が配置される空間)とには、ドラムカートリッジ31の後述する延出部44が収容される延出部収容領域としての延出部収容空間18が形成されている。
また、スキャナケーシング35の前壁34には、図1に示すように、レーザ光を出射するための出射窓40が開口されている。
そして、スキャナユニット30では、レーザ発光部から発光される画像データに基づくレーザ光が、ポリゴンミラー36で反射され、レンズ37、反射鏡39、レンズ38を、順次通過または反射して、出射窓40から出射される。
ドラムカートリッジ31は、図2および図3に示すように、第1筐体としてのドラム筐体41と、そのドラム筐体41に設けられ、プロセス部材としての感光体である感光ドラム42および帯電器であるスコロトロン型帯電器62(図1参照)とを備えている。
ドラム筐体41は、本体部としての突出部であるホルダ部43と、ホルダ部43から延出される延出部44とを備え、樹脂材料から一体成形されている。
なお、図2ないし図7を参照するドラムカートリッジ31の説明では、紙面上側を「上側」(ドラムカートリッジ31の装着時における後側)、紙面下側を「下側」(ドラムカートリッジ31の装着時における前側)とし、ホルダ部43が配置される側を「前側」(ドラムカートリッジ31の装着時における下側)、延出部44が配置される側を「後側」(ドラムカートリッジ31の装着時における上側)とする。
ホルダ部43は、幅方向に間隔を隔てて対向配置される2つのホルダ側壁45と、各ホルダ側壁45の上端部に架設されるホルダ上壁46と、ホルダ上壁46の前端部から各ホルダ側壁45の上下方向途中まで設けられるホルダ前壁47とを備えている。
なお、ホルダ部43の厚さ(上下方向長さ)は、現像カートリッジ32の現像筐体64の厚さ(上下方向長さ)よりも厚く形成されている。
また、ホルダ部43の厚さ(上下方向長さ)は、延出部44の厚さ(上下方向長さ)よりも厚く形成されている。ホルダ部43を、延出部44よりも厚く形成することで、感光ドラム42およびスコロトロン型帯電器62を確実に収容することができる。
各ホルダ側壁45には、図6および図7に示すように、その下部に、後方に向かって開放される略U字状の現像位置決め溝48が形成されている。また、現像位置決め溝48の前方には、感光ドラム42のドラム軸60が挿通される挿通部49が形成されている。
ホルダ上壁46には、図2に示すように、幅方向にわたって、後述するクリーナ63がスライド自在に嵌合するクリーナ嵌合部50が形成されている。また、ホルダ上壁46の幅方向両端部には、図6および図7に示すように、前端部において、上方に突出する側面視略三角形状の突部としてのツノ部51がそれぞれ形成されている。
延出部44は、図2および図3に示すように、ホルダ部43がドラム収容部13に装着された状態で、現像収容部14において、スキャナケーシング35の上端部より上方に延出するように、ホルダ部43から後方に向かって延設されている。
延出部44は、幅方向に間隔を隔てて対向配置される2つの延出側部52と、各延出側部52の後端部に架設される延出端部としての延出後壁53と、ホルダ部43と各延出側部52と延出後壁53とで囲まれる部分に設けられる中板54とを備えている。
各延出側部52は、図2に示すように、下方が開放される断面略コ字状をなし、各外側面が各ホルダ側壁45の現像位置決め溝48の上部から、連続して後方に延びるように、ホルダ部43の幅方向両側から、後方に向かって延びるように形成されている。
また、各延出側部52には、図3に示すように、コ字状とされた内側に、底面視略X字状の補強部としての補強リブ55が前後方向に沿って2つ設けられている。
また、各延出側部52の外側面には、長手方向途中に、幅方向外方に向かって突出するドラムボス部56が設けられている。
延出後壁53は、各延出側部52の後端部を連結するように幅方向に沿って延び、その幅方向中央部には、ドラムカートリッジ31を把持して、ドラムカートリッジ31のドラム収容部13に対する着脱を操作するための把持部としてのドラム取っ手57が設けられている。
中板54は、平面視略矩形平板状をなし、図2に示すように、ホルダ部43と各延出側部52と延出後壁53とで囲まれる部分において、各延出側部52および延出後壁53の上面から、下方に窪む位置において、ホルダ部43、各延出側部52および延出後壁53と連結されるように設けられている。この中板54には、スキャナケーシング35の出射窓40から出射されるレーザ光を通過させるための開口部58が形成されている。この開口部58は、図4に示すように、前側が幅広く後側が幅狭い平面視台形状に形成されている。開口部58を、このように平面視台形状に形成すれば、中板54におけるレーザ光の透過部分のみが切り欠かれることとなり、平面視長方形状に形成するよりも、延出部44の強度を高くすることができる。
感光ドラム42は、図2に示すように、ホルダ部43内に幅方向に沿って収容されている。この感光ドラム42は、円筒形状をなし、最表層がポリカーボネートなどからなる正帯電性の感光層により形成されるドラム本体59と、このドラム本体59の軸心において、ドラム本体59の軸方向に沿って延びる回動支点部および支持軸としてのドラム軸60とを備えている。ドラム軸60は、軸方向両端部が、各ホルダ側壁45の挿通部49に挿通され、各ホルダ側壁45の幅方向外方に突出するように、各ホルダ側壁45において回転不能に支持されている。
ドラム本体59の軸方向両端部には、回動支持部材61が相対回転不能に嵌入されており、各回動支持部材61は、ドラム軸60の周りにおいて、相対回転可能に支持されている。これによって、ドラム本体59がドラム軸60に対して回転自在に支持される。この状態において、感光ドラム42は、図5に示すように、ホルダ部43において、ホルダ前壁47の下方からその前面が露出するように、配置される。
スコロトロン型帯電器62は、図1に示すように、ツノ部51よりも上方(図2における後方)において、ホルダ部43内に幅方向に沿って収容されている。このスコロトロン型帯電器62は、ワイヤおよびグリッドを備え、コロナ放電を発生させる正帯電型のスコロトロン型帯電器であり、感光ドラム42の後方(図2における上方)において、ホルダ上壁46に支持されており、感光ドラム62と接触しないように間隔を隔てて対向配置されている。また、このスコロトロン型帯電器93には、図2に示すように、ワイヤをクリーニングするためのクリーナ63が、ホルダ上壁46のクリーナ嵌合部50にスライド自在に嵌合するように、設けられている。
現像カートリッジ32は、図8および図9に示すように、第2筐体としての現像筐体64と、その現像筐体64に設けられるプロセス部材としての現像剤収容部であるトナー収容室65(図1参照)、供給ローラ66(図1参照)、現像剤担持体としての現像ローラ67および層厚規制ブレード68を備えている。
なお、図8ないし図13を参照する現像カートリッジ32の説明では、紙面上側を「上側」(現像カートリッジ32の装着時における後側)、紙面下側を「下側」(現像カートリッジ32の装着時における前側)とし、現像ローラ67が配置される側を「前側」(現像カートリッジ32の装着時における下側)、トナー収容部65が配置される側を「後側」(現像カートリッジ32の装着時における上側)とする。
現像筐体64は、図8に示すように、前側が開放されるボックス形状として形成されている。この現像筐体64の下側前端部には、圧接部としてのアゴ部69と、摺擦部としてのソリ部70が設けられている。
アゴ部69は、現像筐体64の下側前端部において、やや前方に突出するように、幅方向の全体にわたって設けられ、図11に示すように、トナーの漏れを防止するために、現像ローラ67の周面に下方から圧接するように対向配置されている。
ソリ部70は、現像筐体64の下側前端部において、アゴ部69を挟む幅方向両端部に設けられており、図12および図13に示すように、側面視において、アゴ部69よりも前方から下方にかけて突出するような、湾曲略L字板状に形成されている。
また、現像筐体64の両側壁の後端部上側には、図9に示すように、幅方向外方に向かって突出する被押圧部材としての現像ボス部71が設けられている。また、現像筐体64の後壁には、幅方向中央部において、現像カートリッジ32を把持して、現像カートリッジ32の現像収容部14に対する着脱を操作するための現像取っ手72が設けられている。また、現像筐体64の底壁には、後側両端部において、下方に向かって小さく突出する当接突起91が形成されている。
トナー収容室65は、図1に示すように、現像筐体64の上側部分(図8における後側部分)として形成されており、各色ごとの現像剤としてのトナーが収容されている。すなわち、トナー収容室65内には、トナーとして、各プロセス部27ごとに、イエロープロセス部27Yにはイエロー、マゼンタプロセス部27Mにはマゼンタ、シアンプロセス部27Cにはシアンおよびブラックプロセス部27Kにはブラックの色を有する正帯電性の非磁性1成分の重合トナーが、それぞれ収容されている。
より具体的には、各色ごとのトナーは、重合法により得られた略球形の重合トナーが用いられている。重合トナーは、スチレンなどのスチレン系単量体や、アクリル酸、アルキル(C1〜C4)アクリレート、アルキル(C1〜C4)メタアクリレートなどのアクリル系単量体を、懸濁重合などの公知の重合方法によって共重合させることにより得られる結着樹脂を主成分とし、これに、着色剤、荷電制御剤、ワックスなどが配合されることによりトナー母粒子が形成され、さらにこれに、流動性の向上を図るべく外添剤が添加されてなるものである。
着色剤としては、上記した、イエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックの各着色剤が配合されている。また、荷電制御剤としては、たとえば、アンモニウム塩などのイオン性官能基を有するイオン性単量体と、スチレン系単量体やアクリル系単量体などのイオン性単量体と共重合可能な単量体との共重合によって得られる荷電制御樹脂が配合されている。また、外添剤としては、たとえば、シリカ、酸化アルミニウム、酸化チタン、チタン酸ストロンチウム、酸化セリウム、酸化マグネシウムなどの金属酸化物の粉末や、炭化物の粉末、金属塩の粉末などの無機粉末が配合されている。
また、トナー収容室65内の下側(図8における前側)には、トナーを攪拌するためのアジテータ73が、現像筐体64の両側壁に回転自在に支持されている。
供給ローラ66は、トナー収容室65の下方前側(図8における前方下側)において、現像筐体64の両側壁に回転自在に支持されている。この供給ローラ66は、金属製のローラ軸に、導電性のスポンジ部材からなるローラ部分が被覆されている。
現像ローラ67は、供給ローラ66の下方(図8における前方)において供給ローラ66と対向配置され、供給ローラ66と圧縮されている。この現像ローラ67は、図8に示すように、現像筐体64の前端部において、前面が露出するように幅方向に沿って配置されており、その露出している下端部が、上記したように、アゴ部69と圧接されている。
この現像ローラ67は、金属製のローラ軸74に、導電性のゴム材料などの弾性部材からなるローラ部分75が被覆されている。より具体的には、ローラ部分75は、カーボン微粒子などを含む導電性のウレタンゴム、シリコーンゴムまたはEPDMゴムなどからなる弾性体のローラ部と、そのローラ部の表面に被覆され、ウレタンゴム、ウレタン樹脂、ポリイミド樹脂などが主成分とされるコート層との2層構造によって形成されている。また、ローラ軸75は、軸方向両端部が、現像筐体64の両側壁から幅方向外方に突出するように、両側壁において回転自在に支持されている。
層厚規制ブレード68は、現像筐体64の前端部上側において、幅方向の全体にわたって設けられている。この層厚規制ブレード68は、図1に示すように、金属の板ばね部材からなるブレードの遊端部に、絶縁性のシリコーンゴムからなる断面半円形状の押圧部が設けられてなり、ブレードの基端部が現像筐体64の上壁の前端部に支持され、遊端部に設けられる押圧部が、現像ローラ67の後面を押圧するように、配置されている。
また、本体ケーシング2において、各プロセス収容部12には、図14に示すように、ドラムカートリッジ31の着脱を案内するために、ドラムカートリッジ31のドラム軸60が挿通される案内溝101が形成されている。この案内溝101は、左側板8および右側板9において、互いに幅方向外側に窪むように対向して設けられ、上方から下方に向かって後側に傾斜するようなドラムカートリッジ31の着脱方向に沿って配置されている。
各案内溝101は、図19に示すように、上側において前後方向に幅広に形成され、ドラムカートリッジ31の現像収容部14に対する通過を案内するための上流側案内部140と、上流側案内部140から下側へ連続して形成され、上流側案内部140に対して斜め後方に屈曲され、下端部に向かって次第に幅狭に形成され、ドラムカートリッジ31が現像収容部14を通過した後にホルダ部43が拡大空間19に向かうように延び、ドラムカートリッジ31のドラム収容部13に対する装着を案内するための下流側案内部141とを備えている。
そして、各案内溝101の下流側案内部141の下端部(最深部)が、ドラム軸60を受ける受け部102とされている。受け部102は、前後方向においてドラム軸60が丁度嵌合する凹状に形成され、ドラム軸60が突き当たったときに、感光ドラム42と後述する搬送ベルト80とが接触するように、配置されている。
また、各案内溝101の上流側案内部140の長手方向途中には、後方に向かって側面視矩形状に窪む第1位置決め部としてのドラム位置決め溝103が形成されている。このドラム位置決め溝103は、ドラムボス部56を受けることができるように、左側板8および右側板9の幅方向対向位置に、それぞれ形成されている。
また、各案内溝101の上流側案内部140の上側には、図14に示すように、現像カートリッジ32の現像ボス部71が挿通されるボス挿通溝133が、左側板8および右側板9を切り欠くように形成されている。このボス挿通溝133は、図24に示すように、左側板8および右側板9の上端部から、現像カートリッジ32の着脱方向、より具体的には、現像カートリッジ32の着脱時に、現像ボス部71が装着方向および離脱方向に移動する移動経路に沿って、斜め後側下方に略U字状にストレートに切り欠くように形成されている。また、このボス挿通溝133は、その深さが、現像カートリッジ32がドラムカートリッジ31に装着されたときに、現像ボス部71が配置される位置よりも、深く(下方まで)形成され、また、その前後方向幅が、現像ボス部71を遊嵌できる程度に形成されている。なお、このボス挿通溝133の上端部は、現像ボス部71を受け入れやすくするために、上方に向かって幅広となる略三角形状に形成されている。
また、この案内溝101には、受け部20に受けられたドラム軸60の移動を規制するドラム軸ロック機構104(図22参照)と、ドラムカートリッジ31の回転を規制する回転規制手段としての規制ばね105(図19参照)と、ドラムカートリッジ31に対して現像カートリッジ32を接離させる接離機構106(図24参照)とが設けられている。
ドラム軸ロック機構104は、図22に示すように、ドラム収容部13の左側板8および右側板9の外側面において、受け部102の近傍にそれぞれ設けられ、押圧部材としての押圧カム107および付勢ばね108を備えている。
押圧カム107は、略矩形板状をなし、左側板8および右側板9の外側面から幅方向外側に突出するように設けられる支持軸109に、その後端部下側が回動自在に支持されている。この押圧カム107は、後端部上側の角部が、ドラム軸60と当接する当接部110とされ、前端部上側には、左側板8および右側板9に穿孔される楕円孔111を介して、ドラムカートリッジ31の着脱経路(ドラム軸60の移動経路)に向けて、幅方向内側に突出する当接軸112が設けられている。
付勢ばね108は、コイルばねからなり、コイル部が支持軸109に巻回され、その一端部が左側板8および右側板9に固定され、他端部が押圧カム107の下端部に係止されている。これによって、押圧カム107は、付勢ばね108の付勢力によって、常には、当接部110がドラム軸60を受け部102に突き当てる方向であって、かつ、当接軸112がドラムカートリッジ31の着脱経路に進出する方向(図22における反時計方向)に、回動するように付勢される。
規制ばね105は、図19に示すように、左側板8および右側板9の外側面において、ドラム位置決め溝113の近傍にそれぞれ設けられている。この規制ばね105は、コイルばねからなり、左側板8および右側板9の外側面から幅方向外側に突出するように設けられる固定軸115に、コイル部が巻回され、その一端部が左側板8および右側板9に固定されている。そして、規制ばね105の他端部が、ドラム位置決め溝113に臨み、弾性力によってドラム位置決め溝113に対して進退でき、かつ、常には、ドラム位置決め溝113に対して進出するように配置されている。
また、接離機構106は、図24に示すように、左側板8および右側板9の外側面において、ボス挿通溝133の近傍にそれぞれ設けられ、現像ボス部71を装着方向に向けて押圧する第1押圧部材116と、第1押圧部材116を付勢する第1付勢ばね117と、現像ボス部71を離脱方向に向けて押圧する第2押圧部材118と、第2押圧部材118を付勢する第2付勢ばね119と、第1押圧部材116および第2押圧部材118と対向するカム部材としてのカム120とを備えている。
第1押圧部材116は、一方片と他方片とが屈曲部を介して連続する略V字状をなし、後述する離間状態において、一方片がボス挿通溝133と並行して配置され、他方片が前後方向に沿って配置されている。一方片の一端部には、現像ボス部71と当接するボス当接部121が、離間状態において、一端部から前方に屈曲して延びるように形成されている。ボス当接部121の下面は、現像ボス部71を上側から押圧する第1押圧面としての上側押圧面134として形成されている。この上側押圧面134は、現像ボス部71との当接時には、現像ボス部71を装着方向に向けて押圧する押圧力と、現像ボス部71をボス挿通溝133の基準面としての前端縁に向けて押圧する押圧力とが同時に発生するように、現像ボス部71に対して斜めに当接するように、形成されている。また、他方片の他端部には、カム120と当接するカム当接部122が、離間状態において、他端部から上方に突出する突起として形成されている。
この第1押圧部材116は、屈曲部が、左側板8および右側板9の外側面においてボス挿通溝133の下端部(最深部)の後方から幅方向外側に突出するように設けられる支持軸123に、回転自在に支持されている。これによって、ボス当接部121が、ボス挿通溝133、すなわち、現像ボス部71の移動経路に対して前後方向から進退自在となり、カム当接部122が、支持軸123に対するボス挿通溝133の反対側において、カム120と下側から接離自在となるように、設けられる。
なお、このような配置において、支持軸123は、第1押圧部材116のボス当接部121よりも、現像ボス部71の装着方向下流側に配置される。
第1付勢ばね117は、引張りばねからなり、その一端が、左側板8および右側板9の外側面においてボス挿通溝133の下端部(最深部)の下方から突出するように設けられる第1固定軸124に固定されている。また、他端が、カム当接部122に係止されている。これによって、第1押圧部材116は、常には、第1付勢ばね118の付勢力によって、ボス当接部121が現像ボス部71の移動経路に対して進出する方向(前方)、かつ、カム当接部122がカム120と近接する方向(上方)に、付勢される。
第2押圧部材118は、略矩形板状をなし、離間状態において、上端部前側には、斜め前方上側に突出し、現像ボス部71と当接するボス当接爪部125が設けられている。また、離間状態において、下端部前側には、斜め前方下側に突出し、第1固定軸124と当接可能な回転規制爪部126が設けられている。また、離間状態において、上端部後側には、上方に突出し、カム120と当接するカム当接突起127が設けられている。また、離間状態において、下端部後側には、下方に突出し、第2付勢ばね118の他端を係止するばね係止突部128が設けられている。
この第2押圧部材118は、前後方向途中が、支持軸123に回転自在に支持されることにより、ボス当接爪部125が、第1押圧部材116のボス当接部121よりも、現像ボス部71の装着方向下流側において、ボス挿通溝133、すなわち、現像ボス部71の移動経路の途中に臨み、その移動経路において、現像ボス部71の装着方向および離脱方向に移動自在となり、回転規制爪部126が第1固定軸124と接離自在となり、カム当接突起127が、支持軸123に対するボス挿通溝133の反対側において、カム120と下側から接離自在となるように、設けられる。
第2付勢ばね119は、引張りばねからなり、その一端が、左側板8および右側板9の外側面において第1固定軸124の下方から幅方向外側に突出するように設けられる第2固定軸129に固定されている。また、他端が、ばね係止突部128に係止されている。これによって、第2押圧部材118は、常には、第2付勢ばね119の付勢力によって、ボス当接爪部125が現像ボス部71の移動経路において現像ボス部71を離脱方向に押圧する方向(上方)、回転規制爪部126が第1固定軸124に近接する方向(上方)、かつ、カム当接突起127がカム120と離間する方向(下方)に、付勢される。
なお、第2付勢ばね119のばね定数は、第1付勢ばね117ののばね定数よりも、小さくなるように、設定されている。
また、支持軸123には、図28に示すように、第1押圧部材116および第2押圧部材118がともに回動自在に支持されているが、第1押圧部材116は、第2押圧部材118に対して幅方向外側に配置されている。また、第1押圧部材116のボス当接部121は、幅方向内側に向かって膨出するように形成され、第2押圧部材118のボス当接爪部125は、幅方向外側に向かって膨出するように形成されている。そのため、ボス当接部121の上側押圧面134と、ボス当接爪部125の下側押圧面135とは、現像ボス部71の移動方向において重なるように配置されている。
カム120は、図24に示すように、略扇形状に形成され、左側板8および右側板9において、支持軸123の後方上側から幅方向外側に突出するように設けられ、回転自在に支持される回転軸としてのカム軸130に、相対回転不能に連結されている。このカム120は、外周面において、円弧状の第2面としての当接面131と、カム軸130に対して当接面131と反対側の、中心角を形成する略V字状の第1面としての離間面132とが連続して形成されている。
カム120では、カム軸130の回転により、第1押圧部材116のカム当接部122および第2押圧部材118のカム当接突起127に対して、当接面131と離間面132とが選択的に対向する。
そして、現像カートリッジ32が、現像収容部14に装着されてはいるが、非画像形成動作時には、感光ドラム42と現像ローラ67とが離間する離間状態となるように、カム120の当接面131が第1押圧部材116のカム当接部122および第2押圧部材118のカム当接突起127と当接し、これらを下方に向かって押し下げている。
これによって、第1押圧部材116は、離間状態において、第1付勢ばね117が引っ張られ、その第1付勢ばね117の付勢力に抗して、ボス当接部121が現像ボス部71の移動経路に対して退避する方向に、回動されている。また、この離間状態において、ボス当接部121は、退避方向へ移動した状態ではあるが、現像カートリッジ32の着脱が許容される範囲で、現像ボス部71の移動経路に対して、わずかに進出している。
また、第2押圧部材118は、離間状態において、第2付勢ばね119が圧縮され、その第2付勢ばね119の付勢力よりも大きい押圧力で、ボス当接爪部125が現像ボス部71を離脱方向に押圧する方向、回転規制爪部126が第1固定軸124と近接する方向に、回動されている。この離間状態において、ボス当接爪部125は、現像ボス部71の移動経路において、後述する接触状態に対して、現像ボス部71の装着方向上流側に配置される。
なお、接離機構106では、図32(a)に示すように、各プロセス収容部12ごとに、カム軸130が、左側板8および右側板9の間に架設され、左側板8および右側板9において回転自在に支持されており、そのカム軸130の両端部にカム120が1対として連結されている。また、図示しないが、各プロセス収容部12ごとに、1対のカム120に対応して、第1押圧部材116および第2押圧部材118が、それぞれ1対として設けられている。
そして、左側板8において、左側板8の外側に突出する各カム軸130の端部には、カム駆動ギヤ136が相対回転不能に連結されており、また、各カム駆動ギヤ136の間には、隣り合う各カム駆動ギヤ136に噛合する中間ギヤ137が設けられている。これによって、図32(b)に示すように、各カム駆動ギヤ136と各中間ギヤ137とで構成される歯車列に、モータ138からピニオンギヤ109を介して駆動力が入力されることで、歯車列を介して各カム軸130に駆動力を入力して、各カム軸130を回転させることにより、1対のカム120を同時に回転させて、1対の第1押圧部材116のカム当接部122および1対の第2押圧部材118のカム当接突起127に対して、1対のカム120の当接面131および離間面132を選択的に対向させるようにしている。
そして、このカラーレーザプリンタ1では、各プロセス収容部12において、まず、各色ごとのドラムカートリッジ31を、対応するドラム収容部13にそれぞれ装着することにより、本体ケーシング2に各ドラムカートリッジ31が装着され、次いで、各色ごとの現像カートリッジ32を、対応する現像収容部14にそれぞれ装着することにより、本体ケーシング2に装着された各ドラムカートリッジ31に、各現像カートリッジ32が装着される。
このような本体ケーシング2に対するドラムカートリッジ31および現像カートリッジ32の装着を、図15ないし図22を参照して説明する。
まず、ドラムカートリッジ31をプロセス収容部12のドラム収容部15に装着するには、図15に示すように、ドラム取っ手57を操作して、ドラムカートリッジ31の各ドラムボス部56を、各案内溝101に挿通させて、ドラムカートリッジ31を下方へ押し下げる。そうすると、各ドラムボス部56は、まず、上流側案内部140に挿通されて、ドラムカートリッジ31が現像収容部14を通過するように案内される。次いで、各ドラムボス部56は、下流側案内部141に挿通されて、ホルダ部43が拡大空間19に向かうように案内され、ドラムカートリッジ31がドラム収容部13に装着される。これによって、ドラムカートリッジ31の円滑な装着を確保することができる。
そして、ドラムカートリッジ31のホルダ部43が、現像収容部14の現像収容空間16を通過するときには、図20に示すように、ドラムカートリッジ31の各ツノ部51が、現像収容部14の各レール部17と対向して、装着途中において、度々互いに摺擦される。そして、このように、各ツノ部51と各レール部17とを摺擦させれば、スキャナケーシング35と対向するホルダ上壁56から、各ツノ部51が各レール部17に向かって突出しており、また、レール部17が厚さのある帯状に形成されていることから、各レール部17に各ツノ部51を当接させることで、スキャナケーシング35の前壁34とホルダ上壁56との間に隙間を形成して、これらが互いに摺擦されることを阻止することができる。
そのため、ドラムカートリッジ31の装着時には、各ツノ部51が各レール部17に摺擦されることにより、ホルダ上壁56のスキャナケーシング35の前壁34に対する摺擦を阻止するので、ドラムカートリッジ31の装着時におけるドラムカートリッジ31の損傷を防止することができる。とりわけ、各ツノ部51は、スキャナケーシング35を幅方向に挟んで互いに対向するように設けられる各レール部17に対して、摺擦されるので、ホルダ部43のスキャナケーシング35に対する摺擦を確実に防止することができる。
また、ドラムカートリッジ31のホルダ部43では、スコロトロン型帯電器62が、ツノ部51よりも図2における後方、つまり、ドラムカートリッジ31の装着時には、ツノ部51に対してドラムカートリッジ31の装着方向下流側において、ホルダ部43に配置されている。これによって、ドラムカートリッジ31の装着時には、ツノ部51が、常にスコロトロン型帯電器62の先方に位置するので、スコロトロン型帯電器62の損傷を確実に防止することができる。
そして、ドラムカートリッジ31のホルダ部43がドラム収容部13に到達すると、下流側案内部141が、上流側案内部140に対して斜め後方に屈曲されていることから、図16に示すように、その下流側案内部141に案内されるドラム軸60が斜め後方に移動して、ドラム軸60が受け部102に突き当たったときには、図17に示すように、ドラム筐体41は、ホルダ部43が後方に向き、延出部44が前方に向く傾斜状に配置される。この状態では、現像収容部14の現像収容空間16が、延出部44によって閉鎖される。
そのため、ドラム軸60が受け部102に突き当たった後には、ドラム取っ手57を操作して、そのドラム軸60を受け部102で支持させた状態で、ドラム軸60を回動支点として、延出部44を前方から後方に向けて回動させる。そうすると、図18に示すように、延出部44を現像収容空間16から延出部収容空間18へ退避させることができ、これによって、現像収容空間16に現像カートリッジ32を収容できるように、現像収容空間16を開放することができる。
そして、延出部44が、現像収容空間16から延出部収容空間18へ退避すると、図19(a)に示すように、各ドラムボス部56が各ドラム位置決め溝113と対向して、図19(b)に示すように、各ドラムボス部56が各ドラム位置決め溝103に受け入れられる。各ドラム位置決め溝103に受け入れられた各ドラムボス部56は、各規制ばね105の他端部と摺擦するように当接しつつ、図19(c)に示すように、各ドラム位置決め溝103の最深部に収容される。
一方、各規制ばね105の他端部は、各ドラムボス部56によって押圧されることにより、その弾性力によって各ドラム位置決め溝113から一旦退避し、各ドラムボス部56が通過した後に、その弾性力によって再び各ドラム位置決め溝113に対して進出する。
そのため、各ドラム位置決め溝113の最深部に収容された各ドラムボス部56は、各ドラム位置決め溝113に対して再び進出する各規制ばね105の他端部によって、各ドラム位置決め溝113から脱離することが規制される。これによって、延出部44が、後方から前方に向けて回動されることを規制することができ、一旦、現像収容空間16から延出部収容空間18へと退避した延出部44が、不用意に、延出部収容空間18から現像収容空間16へと進出することを、防止することができ、確実に位置決めされる。
なお、ドラムカートリッジ31の離脱時には、ドラム取っ手57を操作して、延出部44を後方から前方に向けて回動されば、各規制ばね105の他端部は、各ドラムボス部56によって押圧されることにより、その弾性力によって各ドラム位置決め溝113から一旦退避し、各ドラムボス部56が通過した後に、その弾性力によって再び各ドラム位置決め溝113に対して進出する。これによって、各ドラムボス部56を各ドラム位置決め溝113から離脱させることができる。
また、ドラム軸60が受け部102に突き当たり、ドラム筐体41が、ホルダ部43が後方に向き、延出部44が前方に向く傾斜状に配置された状態では、ドラム軸ロック機構104においては、図22(a)に示すように、各ホルダ側壁45の下端部が各当接軸112を押圧して、各押圧カム107を、各付勢ばね108の付勢力に抗して、各当接軸112がドラムカートリッジ31の着脱経路から退避する方向(図22における時計方向)に回動させる。
そして、上記したように、延出部44を前方から後方に向けて回動させると、図22(b)に示すように、各押圧カム107は、各付勢ばね108の付勢力によって、各当接軸112がドラムカートリッジ31の着脱経路に進出する方向(図22における反時計方向)に回動し、これによって、当接部110が、案内溝101に対して閉鎖するように進出し、ドラム軸60を受け部102に向けて押圧し、受け部102に受けられたドラム軸60の移動を規制する。
なお、ドラムカートリッジ31の離脱時には、ドラム取っ手57を操作して、延出部44を後方から前方に向けて回動されば、各ホルダ側壁45の下端部が各当接軸112を押圧して、各押圧カム107を、各付勢ばね108の付勢力に抗して、各当接軸112がドラムカートリッジ31の着脱経路から退避する方向(図22における時計方向)に回動させることができる。これによって、当接部110が、案内溝101に対して開放するように退避し、ドラム軸60から離間され、受け部102に受けられたドラム軸60の移動の規制が解除される。
このようにして、ドラムカートリッジ31は、ホルダ部43がドラム収容部13の拡大空間19を含むドラム収容空間15に収容され、延出部44が現像収容部14の延出部収容空間18に収容されることにより、本体ケーシング2に装着される。
そして、このカラーレーザプリンタ1では、各プロセス収容部12において、スキャナケーシング35の前壁34が、仕切板10から前側、すなわち、現像収容空間16に向かって膨出するように配置される。現像収容部14においては、ドラムカートリッジ31に現像カートリッジ32が装着された状態では、現像収容部14でのドラムカートリッジ31の通過が規制されている。しかし、現像収容部14においては、ドラムカートリッジ31から現像カートリッジ32が分離された状態では、現像収容空間16でのドラムカートリッジ31の通過が許容されている。
そのため、スキャナケーシング35の前壁34が、現像収容空間16に向かって膨出することにより、ドラムカートリッジ31および現像カートリッジ32の着脱経路を単純に加算したスペースが確保されていなくても、ドラムカートリッジ31を、現像カートリッジ32と分離した状態で、スキャナケーシング35の前壁34と干渉することなく現像収容空間16の現像収容空間16に通過させて、ドラム収容部13に装着してドラム収容空間15に収容することができる。そして、その後、後述するように、現像カートリッジ32を、現像収容部14に装着して現像収容領域16に収容すれば、ドラムカートリッジ31および現像カートリッジ32を装着することができる。
すなわち、このカラーレーザプリンタ1では、現像カートリッジ32と分離した状態のドラムカートリッジ31を、現像カートリッジ32が収容される現像収容部14の現像収容空間16を利用して、スキャナケーシング35の前壁34を避けながら、通過させることにより、ドラム収容部13に装着することができるので、ドラムカートリッジ31および現像カートリッジ32の着脱経路の省スペース化を図ることができ、装置の小型化を図ることができる。
言い換えると、このカラーレーザプリンタ1では、現像収容部14が、プロセス収容部12に収容された状態におけるドラムカートリッジ31および現像カートリッジ32の厚さよりも狭く形成されていても、まず、ドラムカートリッジ31のみを現像収容部14を通過させて、ドラム収容部13に装着した後、次いで、ドラムカートリッジ31のホルダ部43の厚さよりもその厚さが薄い現像カートリッジ32を、現像収容部14に装着すれば、ドラムカートリッジ31および現像カートリッジ32を装着することができる。そのため、ドラムカートリッジ31および現像カートリッジ32の着脱経路の省スペース化を図ることができ、装置の小型化を図ることができる。
さらに言い換えると、ドラムカートリッジ31および現像カートリッジ32が、プロセス収容部12において、ドラム収容部13および現像収容部14にそれぞれ装着された状態では、ホルダ部43がドラム収容部13の拡大空間19に配置されるが、ドラム収容部13の拡大空間19に配置された状態では、上記したように、ドラムカートリッジ31の着脱方向への移動が規制される一方、ホルダ部43を拡大空間19から現像カートリッジ32の厚さに相当する距離だけ厚さ方向ずらせば、ドラムカートリッジ31の着脱方向への移動が許容される。そのため、まず、ドラムカートリッジ31を、現像収容部14に通過させた後、ホルダ部43を拡大空間19に配置すれば、ドラムカートリッジ31をドラム収容部13に装着して、現像収容部14における現像カートリッジ32の装着を可能とすることができる。そのため、次いで、現像カートリッジ32を、現像収容部14に装着すれば、ドラムカートリッジ31および現像カートリッジ32を装着することができる。そのため、ドラムカートリッジ31および現像カートリッジ32の着脱経路の省スペース化を図ることができ、装置の小型化を図ることができる。
また、これによって、ドラムカートリッジ31は、ドラム収容部13のドラム収容空間15において収容され、現像カートリッジ32は、現像収容部14の現像収容空間16において収容されるので、ドラムカートリッジ31および現像カートリッジ32の確実な収容を達成することができる。
また、このカラーレーザプリンタ1では、ドラムカートリッジ31の装着においては、ドラム軸60を受け部102に支持させた状態で、ドラム軸60を回動支点として、延出部44を前方から後方に向けて回動させて、延出部44を現像収容空間16から延出部収容空間18へ退避させれば、現像収容空間16が、現像カートリッジ32を収容できるように開放される。そのため、簡易な操作により、現像収容部14の現像収容空間16において現像カートリッジ32を収容できるように、ドラムカートリッジ31をドラム収容部13に装着することができる。
しかも、ドラム軸60が回動支点を兼ねるので、ドラムカートリッジ31の装着時における感光ドラム42の位置決め精度の向上を図ることができ、また、部品点数を低減することができる。
また、ドラムカートリッジ31がドラム収容部13に装着された状態では、規制ばね105によって、ドラムボス部56のドラム位置決め溝113からの離脱が防止され、延出部44の後方から前方に向けての回動が規制されている。そのため、ドラムカートリッジ31の装着を確実に保持して、現像カートリッジ32の装着が阻害されることを防止することができる。
また、ドラム軸ロック機構104では、ドラムカートリッジ31の装着時(回動時)において、ドラムカートリッジ31の着脱経路から退避して、案内溝101を開放する押圧カム107の当接部110が、ドラム軸60が受け部102に受けられたときに、付勢ばね108の付勢力によって、ドラム軸60を受け部102に向けて押圧し、受け部102に受けられたドラム軸60の移動を規制する。そのため、ドラムカートリッジ31を、当接部110からの大きな抵抗を受けることなく、円滑にドラム収容部13に装着することができる。その結果、ドラムカートリッジ31の剛性をあまり大きくしなくてもよいため、ドラムカートリッジ31の小型化を図ることができる。また、装着後は、当接部110が、ドラム軸60を受け部102に向けて押圧するので、ドラムカートリッジ31の確実な装着、および、感光ドラム42の確実な位置決めを達成することができる。
また、ドラム軸ロック機構104では、ホルダ側壁45の下端部が当接軸112を押圧することにより、付勢ばね108の付勢力に抗して、押圧カム107を回動させる。つまり、押圧カム107の当接部110は、ドラムカートリッジ31のドラム収容部13に対する着脱に連動して、案内溝101、つまり、ドラム軸60の移動経路に対して進退する。そのため、ドラムカートリッジ31の確実な着脱を確保することができる。
また、ドラム軸ロック機構104は、受け部102に受けられたドラム軸60の移動を規制するので、感光ドラム42の位置決め精度の向上を図ることができ、また、部品点数を低減することができる。
そして、ホルダ部43がドラム収容部13のドラム収容空間15に収容された状態では、図21に示すように、各ツノ部51が、各レール部17を乗り越えて、スキャナケーシング35の下方に配置される。また、図18に示すように、スコロトロン型帯電器62の上部も、スキャナケーシング35の下方に配置される。また、感光ドラム42が、後述する搬送ベルト80と接触する。
また、延出部44が現像収容部14の延出部収容空間18に収容された状態では、図21に示すように、図21に示すように、各延出側部52が、スキャナケーシング35を幅方向に挟んで、各レール部17と当接される。これによって、延出部44がスキャナケーシング35と干渉することを防止することができる。また、各延出側部52には、補強リブ55が形成され、各延出側部52の強度が向上されているため、各レール部17との当接による変形などを防止することができる。また、図18に示すように、延出後壁53がスキャナケーシング35の上方に配置される。そして、延出後壁53には、ドラム取っ手57が設けられているので、そのドラム取っ手57の把持が容易となり、操作性の向上を図ることができる。また、図示されないが、中板54が、その中板54の開口部58がスキャナケーシング35の出射窓40と対向する状態で、スキャナケーシング35の前壁34と対向配置される。
このように、ドラムカートリッジ31は、ドラム筐体41として、ホルダ部43および延出部44を備えて、サイズを大きくすることができながら、ドラムカートリッジ31の装着においては、延出部44を延出部収容空間18に収容することができるので、装置の小型化を図ることができる。
また、ドラム筐体41では、ホルダ部43および延出部44が、樹脂材料から一体成形され、スコロトロン型帯電器62および感光ドラム42を位置決めし、さらには、後述するように、現像位置決め溝48で現像ローラ67のローラ軸74を受けることにより、そのローラ軸74を基準として現像カートリッジ32をも位置決めできるように、形成されている。これによて、ドラム筐体41が、スコロトロン型帯電器62、感光ドラム42および現像カートリッジ32のすべてを位置決めするので、簡易な構成により、これらの相対的な位置決め精度の向上を図ることができる。また、現像ローラ67のローラ軸74を基準として現像カートリッジ32を位置決めするので、感光ドラム42に対する現像ローラ67の位置決め精度の向上を図ることができる。さらに、ホルダ部43にスコロトロン型帯電器62が設けられているので、スコロトロン型帯電器62を適切な位置に配置しつつ、装置の小型化を図ることができる。
次いで、現像カートリッジ32を、現像収容部14において、本体ケーシング2に装着されたドラムカートリッジ31に装着するには、図24に示すように、現像カートリッジ32の各現像ボス部71を、各ボス挿通溝133に対向させて、図25に示すように、現像カートリッジ32を下方へ押し下げる。そうすると、各現像ボス部71が、各ボス挿通溝133に挿通され、各現像ボス部71の移動経路に対してわずかに進出している各第1押圧部材116のボス当接部121と接触し、各ボス当接部121を乗り越えた後、図26に示すように、各現像ボス部71の移動経路に臨む各ボス当接爪部125と当接する。各ボス当接爪部125は、各現像ボス部71によって装着方向に向けて押圧されるが、カム当接部122がカム120の当接面131に当接しているため、第1押圧部材116の回動は規制される。そのため、各現像ボス部71は、それ以上、装着方向へ向かうことが規制され、各ボス当接爪部125との当接位置で止まり、その結果、現像カートリッジ32が、ドラムカートリッジ31に対して、感光ドラム42と現像ローラ67との間にわずかな間隔が隔てられる離間状態で保持される。これによって、現像カートリッジ32は、現像収容部14の現像収容空間16に収容され、本体ケーシング2に装着されたドラムカートリッジ31に装着される。
そして、このレーザプリンタ1では、非画像形成動作時には、現像カートリッジ32がドラムカートリッジ31に対して、感光ドラム42と現像ローラ67とが離間する、このような離間状態を保持し、画像形成動作時には、感光ドラム42と現像ローラ67とが接触する接触状態となるように、動作される。
すなわち、このレーザプリンタ1において、離間状態から接触状態とするには、まず、離間状態において、カム120の当接面131が第1押圧部材116のカム当接部122および第2押圧部材118のカム当接突起127と当接している状態から、カム120を回転させて、カム120の離間面132が第1押圧部材116のカム当接部122および第2押圧部材118のカム当接突起127と対向する状態にする。
各カム120を回転させるには、図32に示すように、モータ138から、ピニオンギヤ139と、各カム駆動ギヤ136および各中間ギヤ137で構成される歯車列とを介して各カム軸130に駆動力を入力し、各カム軸130を回転させる。これによって、1対のカム120が同時に回転され、1対の第1押圧部材116のカム当接部122および1対の第2押圧部材118のカム当接突起127に対して、1対のカム120の離間面132が対向する。
カム120の離間面132が、第1押圧部材116のカム当接部122および第2押圧部材118のカム当接突起127と対向すると、図27に示すように、カム120の当接面131の押し下げ力が解除される。そうすると、第1押圧部材116は、第1付勢ばね117が自ら復元して縮み、その第1付勢ばね117の付勢力により、支持軸123を支点として、ボス当接部121が現像ボス部71の移動経路に対してより進出する方向に回動される。また、第2押圧部材118は、第2付勢ばね119が自ら復元して伸び、第2付勢ばね119の付勢力により、支持軸123を支点として、現像ボス部71の移動経路において、ボス当接爪部125が、離間状態に対して現像ボス部71の装着方向下流側に向かう方向に回動される。
そして、第1押圧部材116の回動によって、ボス当接部121の上側押圧面134が現像ボス部71と当接し、その現像ボス部71を、現像ボス部71を装着方向とボス挿通溝133の前端縁とに向けて押圧する。また、第2押圧部材118の回動によって、ボス当接爪部125が、離間状態に対して現像ボス部71の装着方向下流側に移動され、その状態において、ボス当接爪部125の下側押圧面135が、ボス当接部121の上側押圧面134によって押圧されている現像ボス部71と当接して、現像ボス部71を、第2付勢ばね119の付勢力によって弾性的に受ける。
そして、第2付勢ばね119のばね定数が、第1付勢ばね117のばね定数よりも小さく設定されているため、現像ボス部71は、ボス当接部121の上側押圧面134からの押圧力により、離間状態に対して装着方向下流側に移動され、その状態において、ボス当接爪部125の下側押圧面135によって受けられる。そして、現像ボス部71の装着方向下流側への移動により、現像ローラ67が感光ドラム42に接触され、これによって、感光ドラム42と現像ローラ67とが接触する接触状態となる。
また、この接触状態では、現像ボス部71が、上側押圧面134からの押圧力により、ボス挿通溝133の前端縁に当接される。
また、接触状態においては、第1押圧部材116および第2押圧部材118が、第1付勢ばね117および第2付勢ばね119によって、それぞれ付勢されるので、カム120の離間面132と、第1押圧部材116のカム当接部122および第2押圧部材118のカム当接突起127との間に、隙間が形成される。
また、接触状態から離間状態とするには、まず、接触状態において、カム120の離間面132が第1押圧部材116のカム当接部122および第2押圧部材118のカム当接突起127と隙間を隔てて対向している状態から、上記と同様に、カム120を回転させて、カム120の当接面131が第1押圧部材116のカム当接部122および第2押圧部材118のカム当接突起127と当接する状態にする。
カム120の当接面131が、第1押圧部材116のカム当接部122および第2押圧部材118のカム当接突起127と対向すると、図26に示すように、カム120の当接面131が第1押圧部材116のカム当接部122および第2押圧部材118のカム当接突起127と当接し、これらを下方に向かって押し下げる。そうすると、第1押圧部材116は、第1付勢ばね117が引っ張られ、その第1付勢ばね117の付勢力に抗して、支持軸123を支点として、ボス当接部121が現像ボス部71の移動経路に対して退避する方向に回動される。また、第2押圧部材118は、第2付勢ばね119が圧縮され、その第2付勢ばね119の付勢力よりも大きい押圧力で、支持軸123を支点として、現像ボス部71の移動経路において、ボス当接爪部125が、接触状態に対して現像ボス部71の装着方向上流側に向かう方向に回動される。
そして、第1押圧部材116の回動によって、ボス当接部121の上側押圧面134が現像ボス部71から離間し、ボス当接部121は、現像ボス部71の移動経路に対してわずかに進出した状態となる。また、第2押圧部材118の回動によって、ボス当接爪部125が、接触状態に対して現像ボス部71の装着方向上流側に移動され、それに伴なって、ボス当接爪部125の下側押圧面135が、現像ボス部71を、離脱方向に押圧する。そして、現像ボス部71の装着方向上流側への移動により、現像ローラ67が感光ドラム42から離間され、これによって、感光ドラム42と現像ローラ67とが離間する離間状態となる。この離間状態では、ボス当接部121が、現像ボス部71の移動経路に対して退避方向へ移動し、かつ、わずかに進出した状態となるので、現像カートリッジ32を現像収容部14から離脱させることができる。
そして、このカラーレーザプリンタ1の離間機構106では、上記したように、第1押圧部材116のボス当接部121が、離間状態においては、現像ボス部71の移動経路に対して退避方向へ移動しているので、そのボス当接部121が移動経路において現像ボス部71と干渉することなく、現像ボス部71を移動経路において移動させて、現像カートリッジ32を着脱させることができる。
また、第1押圧部材116のボス当接部121は、接触状態においては、現像ボス部71の移動経路に対して進出方向へ移動しているので、そのボス当接部121によって、現像ボス部71を装着方向に向けて確実に押圧することができる。
その結果、現像ボス部71の移動経路を、ボス当接部121にかかわらず、効率のよい略ストレートのボス挿通溝133として形成することができる。かつ、ボス当接部121によって、現像ボス部71を装着方向に向けて確実に押圧することができる。
なお、ボス挿通溝133を略ストレートに形成することで、装置の小型化を図ることができ、かつ、現像カートリッジ32の着脱の操作性の向上を図ることができる。
また、離間状態では、ボス当接部121は、退避方向へ移動した状態ではあるが、現像カートリッジ32の着脱が許容される範囲で、現像ボス部71の移動経路に対して、わずかに進出している。そのため、現像カートリッジ32の着脱時には、ボス当接部121が現像ボス部71の着脱を阻害しない範囲で、弾性的に現像ボス部71に接触される。この接触によって、現像カートリッジ32の着脱時に、操作者に対してクリック感覚を付与することができるので、現像カートリッジ32が着脱経路の中途半端な位置に、配置されることを防止することができる。
なお、ボス当接部121は、退避方向へと移動した接触状態においても、現像取っ手72を操作して、現像カートリッジ32を現像収容部14から一定以上の引っ張り力で引き抜けば、その押圧力により、第1付勢ばね117の付勢力に抗して退避方向へと移動する。そのため、たとえば、停電などの不測の事態が生じている場合であっても、現像カートリッジ32を、第1押圧部材116を損傷させることなく、強制的に離脱させることができる。
また、接触状態においては、ボス当接部121の上側押圧面134が、現像ボス部71を、現像ボス部71の装着方向とボス挿通溝133の前端縁とに向けて押圧しており、現像ボス部71が、ボス挿通溝133の前端縁に当接されている。そのため、接触状態において、現像カートリッジ32を精度よく位置決めすることができる。
また、この離間機構106では、離間状態において、第2押圧部材118のボス当接爪部125の下側押圧面135が、現像ボス部71を、離脱方向に確実に押圧するので、非画像形成動作時に、現像カートリッジ32を装着方向上流側へ退避させることができる。
また、第2押圧部材118のボス当接爪部125は、現像カートリッジ32の装着途中で、現像ボス部71と当接するので、現像カートリッジ32が勢いよく装着されても、ボス当接爪部125との当接により、その勢いをボス当接爪部125によって緩和することができる。そのため、現像カートリッジ32やドラムカートリッジ31の損傷を防止することができる。
また、ボス当接爪部125は、現像ボス部71の移動経路において、ボス当接部121に対して、現像ボス部71の装着方向下流側に配置されている。そのため、接触状態においては、ボス当接部121とボス当接爪部125との間において、現像ボス部71を、ボス当接部121によって装着方向へ押圧すると同時に、ボス当接爪部125によって離脱方向へと押圧して、現像カートリッジ32の装着方向への押圧力を調整することができる。そのため、現像カートリッジ32の適切な装着状態を確保することができる。
すなわち、この接離機構106では、接触状態においては、カム120の離間面132と、カム当接部122およびカム当接突起127とが非接触となるので、第1付勢ばね117の付勢力のすべてをカム当接部122に作用させることができ、現像ボス部71の装着方向への押圧力を予め設定した第1付勢ばね117のばね定数で調整することができる。また、第2付勢ばね119の付勢力のすべてをボス当接爪部125に作用させることができ、現像ボス部71の装着方向への押圧力を予め設定した第2付勢ばね119のばね定数で調整することができる。そして、ボス当接部121が、この第1付勢ばね117の付勢力によって、現像カートリッジ32を装着方向に向けて、設定された押圧力で確実に押圧し、また、ボス当接爪部125が、この第2付勢ばね119の付勢力によって、現像カートリッジ32を離脱方向に向けて、設定された押圧力で確実に押圧する。
その結果、第2付勢ばね119のばね定数が、第1付勢ばね117のばね定数よりも小さく設定されていることから、接触状態においては、現像カートリッジ32の装着方向へ向かう押圧力を安定して軽減した状態で、これらボス当接部121とカム当接突起127との間において、現像ボス部71を保持することができ、現像カートリッジ32の適切な装着状態を確保することができる。
すなわち、この離間機構106では、画像形成動作時には、カム部材120の離間面132が、カム当接部122およびカム当接突起127と非接触で対向する。そうすると、ボス当接部121が、第1付勢ばね117の付勢力によって着脱経路に対して進出方向へ移動して、現像ボス部71を押圧し、ボス当接爪部125が、ボス当接部121により押圧される現像ボス部71を、第2付勢ばね119の付勢力によって、離脱方向に向けて押圧することにより、弾性的に受ける。これによって、第1付勢ばね117の付勢力と第2付勢ばね119の付勢力とによって、安定した押圧力で、現像ローラ67と感光ドラム42とを接触させることができる。
また、非画像形成動作時には、カム部材120の当接面131が、カム当接部122およびカム当接突起127と対向して、これらを下方に向かって押圧する。そうすると、ボス当接部121が、第1付勢ばね117の付勢力に抗して着脱経路に対して退避方向へ移動して、現像ボス部71から離間し、ボス当接爪部125が、第2付勢ばね119の付勢力よりも大きい押圧力で、現像ボス部71を離脱方向に向けて押圧する。これによって、現像カートリッジ32の離脱を容易とすることができる。
そのため、カム部材120の回転によって、カム当接部122およびカム当接突起127に対して、離間面132および当接面131を選択的に対向させれば、ボス当接部121およびボス当接爪部125を、現像ボス部71の移動経路に対して適切に進退させることができながら、現像ボス部71の装着方向への押圧力を安定して調整することができ、また、現像カートリッジ32の離脱を容易とすることができる。
また、このように、画像形成動作時に、現像ローラ67と感光ドラム42とを接触させ、非画像形成動作時に、現像ローラ67と感光ドラム42とを離間させれば、現像ローラ67と感光ドラム42とが必要なときにのみ接触するので、これらの寿命を延命することができる。
また、この離間機構106では、第1押圧部材116および第2押圧部材118が、ともに共通の支持軸123に回動自在に支持されている。そのため、構成の簡易化および部品点数の低減化を図ることができる。
また、支持軸123は、ボス当接部121が現像ボス部71を装着方向に向けて押圧する位置よりも、現像ボス部71の装着方向下流側に配置されているので、第1押圧部材116の回動量を小さくすることができ、装置の小型化を図ることができる。
また、第1押圧部材116のボス当接部121は、幅方向内側に向かって膨出するように形成され、第2押圧部材118のボス当接爪部125は、幅方向外側に向かって膨出するように形成され、ボス当接部121の上側押圧面134と、ボス当接爪部125の下側押圧面135とが、現像ボス部71の移動方向において重なるように配置されている。そのため、上側押圧面134および下側押圧面135の現像ボス部71に対する押圧位置が、現像ボス部71の移動方向において重なるので、ボス当接部121およびボス当接爪部125によって、現像ボス部71を安定して押圧することができる。
また、この接離機構106では、モータ138から駆動力が、各カム駆動ギヤ136と各中間ギヤ137とで構成される歯車列に入力されると、1対のカム120が同時に回転される。そのため、複数対の第1押圧部材116および複数対の第2押圧部材118に対応して設けられている複数対のカム120を、簡易な構成によって、確実に回動させることができる。その結果、複数対の第1押圧部材116および複数対の第2押圧部材118の適切な動作によって、複数の現像カートリッジ32の着脱を確実に達成することができる。
また、このようにして装着される現像カートリッジ32では、その装着時において、現像筐体64のソリ部70が、アゴ部69よりも、先に、仕切板10の後面33に接触して、そのままソリ部70が仕切板10の後面33と摺擦しながら装着される。そのため、アゴ部69の損傷を防止することができ、現像ローラ67の周面からのトナーの漏れを確実に防止することができる。
そして、現像収容部14において、離間状態および接触状態に選択的に配置できるように、ドラムカートリッジ32に装着された現像カートリッジ32では、現像ローラ67のローラ軸74が、ドラム筐体41の位置決め溝48に嵌合することにより、現像カートリッジ32がドラムカートリッジ32に対して位置決めされる。また、現像筐体64の底壁の当接突起91が、仕切板10の後面33と当接することで、現像カートリッジ32が現像収容部14に対して位置決めされる。つまり、このカラーレーザプリンタ1では、ドラムカートリッジ31のドラム筐体41は、ドラム位置決め溝113の最深部にドラムボス部56を当接させて、規制ばね105によって、ドラムボス部56のドラム位置決め溝113からの脱離を規制することで、後側において位置決めされる一方、現像カートリッジ32の現像筐体64は、その底壁の当接突起91が、仕切板10の後面33と当接することで、前側において位置決めされる。これによって、ドラムカートリッジ31および現像カートリッジ32は、前後方向において、互いに反対方向において、それぞれ位置決めされるので、ドラムカートリッジ31および現像カートリッジ32のいずれか一方に対して、他方を位置決めする場合と比べ、公差が発生しにくいので、ドラムカートリッジ31および現像カートリッジ32を、それぞれ精度よく位置決めすることができる。
また、このレーザプリンタ1では、感光ドラム42を備えるドラムカートリッジ31と、トナー収容室65を備える現像カートリッジ32とを、それぞれ着脱させることができるので、感光ドラム42およびトナー収容室65のそれぞれの寿命に対応して、ドラムカートリッジ31および現像カートリッジ32を、個別に交換することができる。
そして、ドラムカートリッジ31がドラム収容部13に装着されると、図示しない接点間の接続により、感光ドラム42がアース接続され、画像形成動作時には、スコロトロン型帯電器62に帯電バイアスが印加される。また、図示しないギヤの噛合により、画像形成動作時には、モータ138からの駆動力が入力され、感光ドラム42が回転される。
また、現像カートリッジ32が現像収容部14に装着されると、図示しない接点間の接続により、画像形成動作時には、現像ローラ67のローラ軸74に現像バイアスが印加される。また、図示しないカップリングの結合により、画像形成動作時には、モータ138からの駆動力が入力され、アジテータ73、供給ローラ66および現像ローラ67が回転される。
そして、各プロセス部27では、画像形成動作時には、図1が参照されるように、各現像カートリッジ32においては、トナー収容室65に収容されている各色ごとのトナーが、アジテータ73によって攪拌されながら、供給ローラ66に供給される。供給ローラ66に供給されたトナーは、供給ローラ66の回転により、現像ローラ67に供給され、このとき、供給ローラ66と、現像バイアスが印加されている現像ローラ67との間で正に摩擦帯電される。
現像ローラ67に供給されたトナーは、現像ローラ67の回転に伴なって、層厚規制ブレード68と現像ローラ67との間に進入し、一定厚さの薄層として現像ローラ67の表面に担持される。
一方、ドラムカートリッジ31では、スコロトロン型帯電器62が、帯電バイアスの印加により、コロナ放電を発生させて、感光ドラム42の表面を一様に正帯電させている。感光ドラム42の表面は、感光ドラム42の回転に伴なって、スコロトロン型帯電器62により一様に正帯電された後、スキャナユニット30からのレーザ光の高速走査により露され、用紙3に形成すべき画像に対応した静電潜像が形成される。
さらに感光ドラム42が回転すると、次いで、現像ローラ67の表面に担持されかつ正帯電されているトナーが、現像ローラ67の回転により、感光ドラム42に対向して接触するときに、感光ドラム42の表面に形成されている静電潜像、すなわち、一様に正帯電されている感光ドラム42の表面のうち、レーザ光によって露光され電位が下がっている露光部分に供給される。これにより、感光ドラム42の静電潜像は、可視像化され、感光ドラム42の表面には、各色ごとに、反転現像によるトナー像が担持される。
転写部28は、図1に示すように、本体ケーシング2内において、給紙部4の上方であって、各プロセス収容部12の下方において前後方向に沿って配置され、駆動ローラ78、従動ローラ79、搬送ベルト80および転写ローラ81を備えている。
駆動ローラ78は、イエロープロセス部16Yが収容されるプロセス収容部12よりも前方に配置されている。従動ローラ79は、ブラックプロセス部16Kが収容されるプロセス収容部12よりも後方に配置されている。
また、搬送ベルト80は、エンドレスベルトからなり、カーボンなどの導電性粒子を分散した導電性のポリカーボネートやポリイミドなどの樹脂によって形成されている。この搬送ベルト80は、駆動ローラ78と従動ローラ79との間に巻回されている。
そして、駆動ローラ78の駆動により、従動ローラ79が従動され、搬送ベルト80が、これら駆動ローラ78および従動ローラ79の間を、各プロセス部27の感光ドラム42と対向して接触する画像形成位置において、感光ドラム42と同方向に回転するように、周回移動される。
また、転写ローラ81は、駆動ローラ78および従動ローラ79の間に巻回されている搬送ベルト80内において、各プロセス部16の感光ドラム42と、搬送ベルト80を挟んで対向するように、それぞれ設けられている。この転写ローラ81は、金属製のローラ軸に、導電性のゴム材料などの弾性部材からなるローラ部分が被覆されている。また、転写ローラ81は、搬送ベルト80と対向して接触する画像形成位置において、搬送ベルト80の周回移動方向と同方向に回転するように、回転可能に設けられており、転写時には、転写バイアスが印加される。
そして、給紙部4から給紙された用紙3は、駆動ローラ78の駆動および従動ローラ79の従動により周回移動される搬送ベルト80によって、前方から後方に向かって、搬送ベルト80と各プロセス部27の感光ドラム42との間の画像形成位置を、順次通過するように搬送され、その搬送中に、各プロセス部27の感光ドラム42に担持されている各色毎のトナー像が、順次転写され、これにより、用紙3にカラー像が形成される。
すなわち、たとえば、イエロープロセス部27Yの感光ドラム42の表面に担持されたイエローのトナー像が、用紙3に転写されると、次いで、マゼンタプロセス部27Mの感光ドラム42の表面に担持されたマゼンタのトナー像が、既にイエローのトナー像が転写されている用紙3に重ねて転写され、同様の動作によって、シアンプロセス部16Cの感光ドラム42の表面に担持されたシアンのトナー像、ブラックプロセス部16の感光ドラム42の表面に担持されたブラックのトナー像が重ねて転写され、これによって、用紙3にカラー像が形成される。
このようなカラー像の形成において、このカラーレーザプリンタ1は、各プロセス部27において、ドラムカートリッジ31および現像カートリッジ32を1組として、各色毎に複数組設けられているタンデム方式の装置構成であるため、モノクロ画像を形成する速度とほぼ同じ速度で、各色毎のトナー像を形成して、迅速なカラー像の形成を達成することができる。そのため、小型化を図りつつ、カラー画像を形成することができる。
定着部29は、本体ケーシング2におけるブラックープロセス部16Kが収容されるプロセス収容部12よりも後方であって、感光ドラム42と転写ベルト80とが接触する画像形成位置と、前後方向において対向するように配置されている。この定着部29は、加熱ローラ82および加圧ローラ83を備えている。
加熱ローラ82は、その表面に離型層が形成される金属素管からなり、その軸方向に沿ってハロゲンランプが内装されている。そして、ハロゲンランプにより、加熱ローラ82の表面が定着温度に加熱される。また、加圧ローラ83は、加熱ローラ82を押圧するように設けられている。
そして、用紙3上に転写されたカラー像は、次いで、定着部29に搬送され、用紙3が熱ローラ82と加圧ローラ81との間を通過する間に、熱定着される。
排紙部6は、排紙側U字パス84、排出手段としての排紙ローラ85、および、排紙トレイ86を備えている。
排紙側U字パス84は、上流側端部が、下方において定着部29に隣接し、用紙3が後方に向かって給紙されるように、下流側端部が、上方において排紙トレイ86に隣接し、用紙3が前方に向かって排紙されるような、略U字状の用紙3の搬送経路として形成されている。
排紙ローラ85は、排紙側U字パス84の下流側端部に、1対のローラとして設けられている。
排紙トレイ86は、本体ケーシング2の上面に、前方から後方に向かって下方に傾斜する傾斜壁として形成されている。
定着部29から搬送されてくる用紙は、排紙側U字パス84の上流側端部に、後方に向かって給紙され、その給紙側U字パス84内において、搬送方向が反転され、排紙ローラ85により、前方に向かって排紙トレイ86上に排紙される。
そして、このカラーレーザプリンタ1では、上記したように、給紙部4におけるピックアップローラ22の、前方に向けての用紙3のピックアップ方向と、各画像形成位置での後方に向けての用紙3の搬送方向とが反対方向で、また、各画像形成位置での後方に向けての用紙3の搬送方向と、排紙部6における排紙ローラ85の、前方に向けての用紙3の排紙方向とが反対方向となるように、配置されている。そのため、用紙3の搬送経路を確保しつつ、装置の小型化を図ることができる。
また、このカラーレーザプリンタ1では、各プロセス収容部12において、ドラムカートリッジ31および現像カートリッジ32は、ドラム収容部13および現像収容部14に、前後方向および上下方向(用紙3の厚さ方向)に対して傾斜する方向、つまり、上方から下方に向かって後側に傾斜する方向に沿って着脱される。そのため、ドラムカートリッジ31および現像カートリッジ32の着脱の操作性の向上を図ることができる。
また、このカラーレーザプリンタ1では、前後方向において、複数組のドラムカートリッジ31および現像カートリッジ32と、それに対応する複数のスキャナユニット30とが、交互に配置されている。そのため、これらの効率的な配置により、装置の小型化を図ることができる。
また、このカラーレーザプリンタ1では、各プロセス収容部12において、スキャナユニット30と現像カートリッジ32との間に、ドラムカートリッジ31のドラム筐体41の延出部44が介在されるが、延出部44の中板54には、スキャナユニット30から感光ドラム42に向かって出射されるレーザ光を通過させるための開口部58が形成されている。そのため、延出部44を、スキャナユニット30と現像カートリッジ32との間に介在させて、効率的な配置を確保しつつ、延出部44に形成される開口部58によって、スキャナユニット30から感光ドラム42に向かって出射されるレーザ光の確実な通過を確保することができる。
なお、上記の説明において、ドラム軸ロック機構104では、図22に示すように、押圧カム107に当接軸112を設けて、その当接軸112を、ホルダ側壁45の下端部に当接させることにより、付勢ばね108の付勢力に抗して、押圧カム107を回動させたが、図23に示すように、当接軸112に代替して、現像ローラ67のローラ軸74に係脱自在に嵌合する嵌合部材113を設けることもできる。
なお、図23において、図22と同様の部材には、同一の符号を付して、その説明は省略する。
図23において、嵌合部材113は、略U字板状をなし、ドラム収容部13に装着されているドラムカートリッジ31に、現像収容部14において、現像ローラ32を着脱するときに、現像ローラ67のローラ軸74に係脱して、そのローラ軸74の着脱移動に従って正逆回転できるように、左側板8および右側板9の外側面から幅方向外側に突出するように設けられる回動軸114に、回動自在に支持されている。
また、押圧カム107は、その前側上端部が嵌合部材113と当接して、付勢ばね108の付勢力によって、常には、当接部110がドラム軸60を受け部102に突き当てる方向であって、かつ、嵌合部材113を現像カートリッジ32の着脱経路(ローラ軸74の着脱経路)に進出させてローラ軸74と嵌合させるように、押圧する方向(図23における反時計方向)に、回動するように付勢される。
そして、現像カートリッジ32が脱離している状態では、図23(a)に示すように、それ以前の現像ローラ67のローラ軸74の離脱によって、嵌合部材113は、付勢ばね108の付勢力に抗して、ローラ軸74の着脱経路から退避するように回動されており、その退避した状態で保持されている。
そして、現像カートリッジ32が装着されると、図23(b)に示すように、ローラ軸74が、各嵌合部材113と嵌合して、嵌合部材113を現像カートリッジ32の着脱経路に進出させる方向(図23における反時計方向)に、回動させる。そうすると、各付勢ばね108の付勢力によって、押圧カム107が回動して、当接部110が、案内溝101に対して閉鎖するように進出し、ドラム軸60を受け部102に向けて押圧し、受け部102に受けられたドラム軸60の移動を規制する。
このように、図23に示すドラム軸ロック機構104では、押圧カム107の当接部110は、現像カートリッジ32の現像収容部14に対する着脱に連動して、案内溝101、つまり、ドラム軸60の移動経路に対して進退する。そのため、ドラムカートリッジ31の確実な着脱を確保することができる。
また、上記の説明では、接離機構106において、第2押圧部材118に第2付勢ばね119を設けたが、たとえば、図33に示すように、第2押圧部材118の重心が、常に、回動規制爪部126が下がり、カム当接突起127が上がるように、支持軸123に回動自在に支持されていれば、第2押圧部材118には、第2付勢ばね119を設けなくてもよい。
なお、上記の説明では、各感光ドラム42から、直接、用紙3に転写するタンデム方式のカラーレーザプリンタ1を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、たとえば、各色毎のトナー像を、各感光体から一旦中間転写体に転写し、その後、用紙に一括転写する中間転写タイプのカラーレーザプリンタとして構成することもでき、さらには、モノクロのレーザプリンタとして構成することもできる。
本発明の画像形成装置としてのカラーレーザプリンタの一実施形態を示す要部側断面図である。 図1に示すカラーレーザプリンタのドラムカートリッジを前側上方から見た斜視図である。 図1に示すカラーレーザプリンタのドラムカートリッジを後側下方から見た斜視図である。 図1に示すカラーレーザプリンタのドラムカートリッジの平面図である。 図1に示すカラーレーザプリンタのドラムカートリッジの正面図である。 図1に示すカラーレーザプリンタのドラムカートリッジの右側面図である。 図1に示すカラーレーザプリンタのドラムカートリッジの左側面図である。 図1に示すカラーレーザプリンタの現像カートリッジの前側上方から見た斜視図である。 図1に示すカラーレーザプリンタの現像カートリッジの後側後方から見た斜視図である。 図1に示すカラーレーザプリンタの現像カートリッジの平面図である。 図1に示すカラーレーザプリンタの現像カートリッジの正面図である。 図1に示すカラーレーザプリンタの現像カートリッジの右側面図である。 図1に示すカラーレーザプリンタの現像カートリッジの左側面図である。 図1に示すカラーレーザプリンタの本体ケーシングの前側上方から見た斜視図である。 ドラムカートリッジのプロセス収容部に対する装着状態(現像収容部通過途中状態)を説明する側面図である。 ドラムカートリッジのプロセス収容部に対する装着状態(ドラム収容部到達状態)を説明する側面図である。 ドラムカートリッジのプロセス収容部に対する装着状態(回動途中状態)を説明する側面図である。 ドラムカートリッジのプロセス収容部に対する装着状態(装着完了状態)を説明する側面図である。 ドラムカートリッジのプロセス収容部に対する装着状態において、ドラムボス部に対する規制ばねの係止状態を説明する側面図であって、(a)は、係合前状態、(b)は、係合途中状態、(c)は、係合完了状態を示す。 ドラムカートリッジのプロセス収容部に対する装着状態(現像収容部通過途中状態)を説明する正断面図である。 ドラムカートリッジのプロセス収容部に対する装着状態(装着完了状態)を説明する正断面図である。 ドラムカートリッジのプロセス収容部に対する装着状態において、ドラム軸に対する押圧カム(ドラムカートリッジの着脱に連動する態様)の係止状態を説明する側面図であって、(a)は、係合前状態、(b)は、係合完了状態を示す。 ドラムカートリッジのプロセス収容部に対する装着状態において、ドラム軸に対する押圧カム(現像カートリッジの着脱に連動する態様)の係止状態を説明する側面図であって、(a)は、係合前状態、(b)は、係合完了状態を示す。 現像カートリッジのプロセス収容部に対する装着状態(現像ボス部のボス挿通溝に対する挿通前の状態)を説明する側面図である。 現像カートリッジのプロセス収容部に対する装着状態(現像ボス部がボス当接部と当接した状態)を説明する側面図である。 現像カートリッジのプロセス収容部に対する装着状態(離間状態)を説明する側面図である。 現像カートリッジのプロセス収容部に対する装着状態(接触状態)を説明する側面図である。 現像カートリッジのプロセス収容部に対する装着状態(離間状態)を説明する平面図である。 現像カートリッジのプロセス収容部に対する装着状態(離間状態)を説明する正面図である。 現像カートリッジのプロセス収容部に対する装着状態(接触状態)を説明する平面図である。 現像カートリッジのプロセス収容部に対する装着状態(接触状態)を説明する正面図である。 カムの駆動経路の要部構成図であって、(a)は、平面図、(b)は、側面図である。 第2押圧部材の他の実施形態(第2付勢ばねのない態様)である。
符号の説明
1 カラーレーザプリンタ
2 本体ケーシング
3 用紙
22 ピックアップローラ
30 スキャナユニット
31 ドラムカートリッジ
32 現像カートリッジ
42 感光ドラム
65 トナー収容室
66 供給ローラ
67 現像ローラ
68 層厚規制ブレート
71 現像ボス部
85 排紙ローラ
116 第1押圧部材
117 第1付勢ばね
118 第2押圧部材
119 第2付勢ばね
120 カム
123 支持軸
130 カム軸
131 当接面
132 離間面
133 ボス挿通溝
134 上側押圧面
135 下側押圧面
136 カム駆動ギヤ
137 中間ギヤ

Claims (30)

  1. 画像形成プロセスのために用いられるプロセス部材が設けられたプロセスカートリッジを、着脱自在に備える画像形成装置において、
    前記プロセスカートリッジの着脱経路に対して進退自在に設けられ、進出方向へ移動した状態で、前記プロセスカートリッジを装着方向に向けて押圧し、退避方向へ移動した状態で、前記プロセスカートリッジを離脱可能とする第1押圧部材を備えていることを特徴とする、画像形成装置。
  2. 前記第1押圧部材は、退避方向へ移動した状態において、前記プロセスカートリッジの着脱が許容される範囲で、前記着脱経路に対して進出していることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1押圧部材は、進出方向へ移動した状態において、前記プロセスカートリッジから、前記プロセスカートリッジの離脱方向に向かう一定以上の押圧力を受けたときに、退避方向へ移動することを特徴とする、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記プロセスカートリッジを当接させて、前記プロセスカートリッジを位置決めするための基準面を備え、
    前記第1押圧部材は、前記プロセスカートリッジを押圧するための第1押圧面を備えており、
    前記第1押圧面は、前記プロセスカートリッジを装着方向に向けて押圧する押圧力と、前記プロセスカートリッジを前記基準面に向けて押圧する押圧力とが発生するように、前記プロセスカートリッジに対して接触されることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記プロセスカートリッジには、着脱方向と交差する方向に突出する被押圧部材が設けられており、
    前記第1押圧部材は、前記被押圧部材に接触されることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記プロセスカートリッジを離脱方向に向けて押圧する第2押圧部材を備えていることを特徴とする、請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記第2押圧部材は、前記被押圧部材に接触されることを特徴とする、請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記第2押圧部材は、前記着脱経路の途中に配置され、プロセスカートリッジの装着途中に、前記プロセスカートリッジと当接することを特徴とする、請求項6または7に記載の画像形成装置。
  9. 前記第2押圧部材は、前記着脱経路において、前記第1押圧部材に対して、前記プロセスカートリッジの装着方向下流側に配置されていることを特徴とする、請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 支持軸を備え、
    前記第1押圧部材および前記第2押圧部材は、ともに前記支持軸に回動自在に支持されていることを特徴とする、請求項6ないし9のいずれかに記載の画像形成装置。
  11. 前記支持軸は、前記第1押圧部材が前記プロセスカートリッジを装着方向に向けて押圧する位置よりも、前記プロセスカートリッジの装着方向下流側に配置されていることを特徴とする、請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 前記第1押圧部材は、前記プロセスカートリッジを押圧するための第1押圧面を備え、
    前記第2押圧部材は、前記プロセスカートリッジを押圧するための第2押圧面を備えており、
    前記第1押圧面と前記第2押圧面とは、前記プロセスカートリッジの着脱方向において、重なるように配置されていることを特徴とする、請求項6ないし11のいずれかに記載の画像形成装置。
  13. 前記プロセスカートリッジを、前記プロセスカートリッジの装着方向に向けて付勢する第1付勢手段を備えていることを特徴とする、請求項1ないし12のいずれかに記載の画像形成装置。
  14. 前記第1付勢手段は、前記第1押圧部材が前記プロセスカートリッジを装着方向に向けて押圧するように、前記第1押圧部材に設けられていることを特徴とする、請求項13に記載の画像形成装置。
  15. 前記第1押圧部材を、前記第1付勢手段の付勢力によって、着脱経路に対して進出方向へ移動させるための第1面と、前記第1押圧部材を、前記第1付勢手段の付勢力に抗して、着脱経路に対して退避方向へ移動させるための第2面とを備え、前記第1押圧部材に対して、前記第1面および前記第2面が選択的に対向するように、回転自在に設けられるカム部材を備えていることを特徴とする、請求項14に記載の画像形成装置。
  16. 前記カム部材の前記第1面が、前記第1押圧部材に対向したときには、前記第1面と前記第1押圧部材とは、非接触であることを特徴とする、請求項15に記載の画像形成装置。
  17. 前記プロセスカートリッジの装着方向へ向かう押圧力を軽減するために、前記プロセスカートリッジを、離脱方向に向けて付勢する第2付勢手段を備えていることを特徴とする、請求項13ないし16のいずれかに記載の画像形成装置。
  18. 前記第1付勢手段および前記第2付勢手段は、ばねであり、
    前記第2付勢手段のばね定数が、前記第1付勢手段のばね定数よりも小さく設定されていることを特徴とする、請求項17に記載の画像形成装置。
  19. 前記第2付勢手段は、前記第2押圧部材が前記プロセスカートリッジを離脱方向に向けて押圧するように、前記第2押圧部材に設けられていることを特徴とする、請求項17または18に記載の画像形成装置。
  20. 前記カム部材の前記第1面および前記第2面は、前記第2押圧部材に対して選択的に対向し、前記第1面が前記第2押圧部材に対向したときには、前記第2付勢手段の付勢力によって、前記第2押圧部材を、前記プロセスカートリッジの離脱方向に向けて押圧し、前記第2面が前記第2押圧部材に対向したときには、前記第2面が、前記第2付勢手段の付勢力よりも大きい押圧力で、前記第2押圧部材を、前記プロセスカートリッジの離脱方向に向けて押圧することを特徴とする、請求項19に記載の画像形成装置。
  21. 前記カム部材の前記第1面が、前記第2押圧部材に対向したときには、前記第1面と前記第2押圧部材とは、非接触であることを特徴とする、請求項20に記載の画像形成装置。
  22. 前記プロセスカートリッジの着脱経路が、略ストレートであることを特徴とする、請求項1ないし21のいずれかに記載の画像形成装置。
  23. 前記プロセスカートリッジは、複数設けられ、
    前記被押圧部材が、前記プロセスカートリッジの着脱方向に直交する方向の両側からそれぞれ突出するように設けられており、
    前記第1押圧部材は、各前記被押圧部材に対応して、前記プロセスカートリッジの着脱方向に直交する方向の両側に、1対としてそれぞれ設けられており、
    前記カム部材は、1対の前記第1押圧部材に対応して、各前記プロセスカートリッジ毎に1対としてそれぞれ設けられ、
    前記プロセスカートリッジの着脱方向に直交する方向に延び、1対のカム部材が相対回転不能に連結され、回転自在に支持される回転軸と、
    前記プロセスカートリッジの着脱方向に直交する方向のいずれか一方側に設けられ、各前記回転軸に連結される歯車列とを備えていることを特徴とする、請求項15ないし22のいずれかに記載の画像形成装置。
  24. 前記第2押圧部材が、各前記被押圧部材に対応して、前記プロセスカートリッジの着脱方向に直交する方向の両側に、1対としてそれぞれ設けられていることを特徴とする、請求項23に記載の画像形成装置。
  25. 前記プロセスカートリッジが、現像剤担持体を備える現像カートリッジであり、
    感光体を備え、前記現像カートリッジが着脱自在に装着される感光カートリッジを備え、
    前記現像カートリッジは、前記感光カートリッジに対して、画像形成動作時には、前記現像剤担持体と前記感光体とが接触し、非画像形成動作時には、前記現像剤担持体と前記感光体とが離間するように、装着されていることを特徴とする、請求項1ないし24のいずれかに記載の画像形成装置。
  26. 画像形成動作時には、前記カム部材の前記第1面が、前記第1押圧部材および前記第2押圧部材に対向し、非画像形成動作時には、前記カム部材の前記第2面が、前記第1押圧部材および前記第2押圧部材に対向することを特徴とする、請求項25に記載の画像形成装置。
  27. 前記感光カートリッジと、前記現像カートリッジとは、それら前記感光カートリッジおよび前記現像カートリッジを1組として、各色毎に複数組設けられていることを特徴とする、請求項25または26に記載の画像形成装置。
  28. 記録媒体をピックアップして供給するための供給手段と、記録媒体を排出するための排出手段とを備え、
    複数組の前記感光カートリッジおよび前記現像カートリッジは、記録媒体の搬送経路において、前記供給手段と前記排出手段との間に配置され、
    前記供給手段によってピックアップされる記録媒体のピックアップ方向と、複数組の前記感光カートリッジおよび前記現像カートリッジによって、順次画像が形成される画像形成位置での記録媒体の搬送方向とが、反対方向となり、
    前記画像形成位置での記録媒体の搬送方向と、前記排出手段により排出される記録媒体の排出方向とが反対方向となるように、配置されていることを特徴とする、請求項27に記載の画像形成装置。
  29. 前記感光カートリッジおよび前記現像カートリッジは、前記画像形成位置での記録媒体の搬送方向およびこれに直交する記録媒体の厚さ方向に対して、傾斜する方向に沿って着脱されることを特徴とする、請求項28に記載の画像形成装置。
  30. 複数組の前記感光カートリッジおよび前記現像カートリッジに対応して、露光装置が複数設けられており、
    前記画像形成位置での記録媒体の搬送方向において、複数組の前記感光カートリッジおよび前記現像カートリッジと、それに対応する複数の露光装置とが、交互に配置されていることを特徴とする、請求項28または29に記載の画像形成装置。
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