JP6169039B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、未定着のトナー像を記録媒体上に定着する定着装置が搭載された複写機、プリンター等の画像形成装置に関し、特に定着ニップ部を形成する加熱部材から記録媒体を分離する機構に関するものである。
画像形成装置に用いる定着装置では、定着ローラー(被加熱回転体)と加圧ローラー(加圧部材)との間のニップ部に未定着トナー像を担持した用紙(記録媒体)が送り込まれ、定着ローラーによる加熱作用によって用紙上の未定着トナーが溶融されると同時に、溶融したトナー像に対して加圧ローラーから加圧作用が付与されることによって用紙上にトナー像が定着される。
従来の定着装置では、トナー像が定着された用紙が加熱部材に巻き付くのを防ぐために分離爪等からなる分離部材を設けている。例えば特許文献1には、回転部材と回転部材との対向位置を通過したシートを、これに対向する回転部材から分離する分離部材と、分離部材をホームポジションからシート状媒体の搬送経路に向けて変位する変位手段と、変位手段を作動させ分離部材を変位する制御手段とを有する定着装置が開示されている。
特開2003−186336号公報
ところで、用紙搬送方向に対して定着装置の下流側には、用紙排出部(排出トレイ)に向けて用紙を搬送する搬送ローラー対が配置されている。また、上述したような分離部材を備えた定着装置では、定着装置を通過した用紙を下流側の搬送ローラー対に円滑に受け渡すために、分離部材と搬送ローラー対との間に下流側ガイドが設けられている。
ここで、例えば用紙排出部が定着装置の側方に配置されている場合、用紙の搬送方向を定着装置と搬送ローラー対との間で大きく変化させる必要があり、分離部材と下流側ガイドの搬送面の配置も急角度となる。そのため、分離部材に沿って搬送される用紙の先端が下流側ガイドに急角度で進入し、下流側ガイドに衝突して腰が折れ、用紙画像面が分離部材及び下流ガイドに強く押しつけられる。その結果、分離部材や下流側ガイドにトナー付着が発生し、画像面の擦れによる画像欠損や後続する用紙の画像面の汚れ、ジャムが発生するという問題点があった。
特許文献1の方法では、用紙の厚み等に応じて分離部材をホームポジションと変位位置とに変位させることで、用紙を回転部材から円滑に分離してトナーの余分な加熱を防止することは可能であるが、分離部材と下流側ガイドとの関係については考慮されていない。そのため、用紙の画像面が分離部材や下流側ガイドに押しつけられ、トナー汚れが発生するおそれがあった。
本発明は、上記問題点に鑑み、記録媒体を被加熱回転体から円滑に分離するとともに、分離部材や下流側ガイドへのトナー付着やジャムの発生も防止できる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の第1の構成は、定着装置と、下流側ガイドと、記録媒体検知センサーと、分離部材駆動機構と、制御部と、を備えた画像形成装置である。定着装置は、加熱手段により加熱される被加熱回転体と、被加熱回転体に当接して定着ニップ部を形成する加圧部材と、被加熱回転体の表面に当接または近接して配置され、定着ニップ部を通過した記録媒体を被加熱回転体から分離する分離部材と、を備える。分離部材は、分離部材と被加熱回転体の表面とのなす角度θ1が記録媒体を被加熱回転体から分離可能な所定角度である第1の位置と、角度θ1が第1の位置よりも大きく、且つ分離部材と下流側ガイドとのなす角度θ2が第1の位置よりも大きい第2の位置との間を移動可能である。下流側ガイドは、記録媒体の搬送方向に対し定着装置の下流側に配置され、記録媒体を案内する。記録媒体検知センサーは、記録媒体の搬送方向に対し分離部材の上流側端部における記録媒体の通過を検知する。分離部材駆動機構は、分離部材を第1の位置と第2の位置とに移動させる。制御部は、記録媒体検知センサーの検知結果に応じて分離部材駆動機構を制御する。制御部は、記録媒体検知センサーが記録媒体の先端を検知したとき、分離部材を第1の位置から第2の位置に移動させ、記録媒体検知センサーが記録媒体の後端を検知したとき、分離部材を第2の位置から第1の位置に移動させる。
本発明の第1の構成によれば、記録媒体の先端が分離部材の上流側端部を通過するまでは分離部材が第1の位置に配置されるため、記録媒体が分離部材によって被加熱回転体の表面から良好に分離される。また、記録媒体の先端が分離部材の上流側端部を通過した時に分離部材を第1の位置から第2の位置に移動させることで、分離部材及び下流側ガイドと対向する記録媒体の画像面が分離部材或いは下流側ガイドに強く押し付けられるおそれがなくなり、分離部材及び下流側ガイドへのトナーの付着やジャムの発生を抑制することができる。さらに、記録媒体の後端が分離部材の上流側端部を通過した時に分離部材を第2の位置から第1の位置に移動させることで、後続の用紙も被加熱回転体の表面から良好に分離される。
本発明の画像形成装置の一例であるカラープリンター100の内部構成を示す概略断面図 図1のカラープリンター100における定着装置13付近の拡大図 本発明の第1実施形態に係るカラープリンター100の分離板25及び下流側ガイド27周辺の構成を示す側面図であり、分離板25及び下流側ガイド27が第1の位置に配置された状態を示す図 第1実施形態の分離板25及び下流側ガイド27周辺の構成を用紙搬送面側(図3の右側)から見た正面図 図3の状態から分離板25及び下流側ガイド27が揺動し、分離板25と下流側ガイド27とのなす角θ2が第1の位置よりも大きい第2の位置に配置された状態を示す側面図 分離板25、下流側ガイド27の動作制御例を示すフローチャート 第1の位置に配置された分離板25によって用紙Pが定着ローラー131から分離される様子を示す側面図 第2の位置に配置された分離板25及び下流側ガイド27に沿って用紙Pが搬送される様子を示す側面図 本発明の第2実施形態に係るカラープリンター100の分離板25及び下流側ガイド27の構成を示す側面図であり、分離板25及び下流側ガイド27が第2の位置に配置された状態を示す図
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の画像形成装置の一例であるカラープリンター100の内部構成を示す概略断面図である。カラープリンター100はタンデム式であり、カラープリンター100本体内には4つの画像形成部Pa、Pb、Pc及びPdが、搬送方向上流側(図1では左側)から順に配設されている。これらの画像形成部Pa〜Pdは、異なる4色(シアン、マゼンタ、イエロー及びブラック)の画像に対応して設けられており、それぞれ帯電、露光、現像及び転写の各工程によりシアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの画像を順次形成する。
これらの画像形成部Pa〜Pdには、各色の可視像(トナー像)を担持する感光体ドラム1a、1b、1c及び1dが配設されており、さらに駆動手段(図示せず)により図1において反時計回りに回転する中間転写ベルト8が各画像形成部Pa〜Pdに隣接して設けられている。これらの感光体ドラム1a〜1d上に形成されたトナー像が、各感光体ドラム1a〜1dに当接しながら移動する中間転写ベルト8上に順次一次転写されて重畳された後、二次転写ローラー9の作用によって記録媒体の一例としての用紙P上に二次転写され、さらに、定着装置13において用紙P上に定着された後、カラープリンター100本体より排出される。感光体ドラム1a〜1dを図1において時計回り方向に回転させながら、各感光体ドラム1a〜1dに対する画像形成プロセスが実行される。
トナー像が転写される用紙Pは、カラープリンター100本体下部の用紙カセット16内に収容されており、給紙ローラー12a及びレジストローラー対12bを介して二次転写ローラー9と後述する中間転写ベルト8の駆動ローラー11とのニップ部へと搬送される。中間転写ベルト8には誘電体樹脂製のシートが用いられ、継ぎ目を有しない(シームレス)ベルトが主に用いられる。また、二次転写ローラー9の下流側には中間転写ベルト8表面に残存するトナー等を除去するためのブレード状のベルトクリーナー19が配置されている。
次に、画像形成部Pa〜Pdについて説明する。回転自在に配設された感光体ドラム1a〜1dの周囲及び下方には、感光体ドラム1a〜1dを帯電させる帯電装置2a、2b、2c及び2dと、各感光体ドラム1a〜1dに画像情報を露光する露光装置5と、感光体ドラム1a〜1d上にトナー像を形成する現像装置3a、3b、3c及び3dと、感光体ドラム1a〜1d上に残留した現像剤(トナー)等を除去するクリーニング装置7a、7b、7c及び7dが設けられている。
パソコン等の上位装置から画像データが入力されると、先ず、帯電装置2a〜2dによって感光体ドラム1a〜1dの表面を一様に帯電させ、次いで露光装置5によって画像データに応じて光照射し、各感光体ドラム1a〜1d上に画像データに応じた静電潜像を形成する。現像装置3a〜3dには、それぞれシアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの各色のトナーを含む二成分現像剤が所定量充填されている。なお、後述のトナー像の形成によって各現像装置3a〜3d内に充填された二成分現像剤中のトナーの割合が規定値を下回った場合にはトナーコンテナ4a〜4dから各現像装置3a〜3dにトナーが補給される。この現像剤中のトナーは、現像装置3a〜3dにより感光体ドラム1a〜1d上に供給され、静電的に付着することにより、露光装置5からの露光により形成された静電潜像に応じたトナー像が形成される。
そして、一次転写ローラー6a〜6dにより一次転写ローラー6a〜6dと感光体ドラム1a〜1dとの間に所定の転写電圧が付与され、感光体ドラム1a〜1d上のシアン、マゼンタ、イエロー及びブラックのトナー像が中間転写ベルト8上に一次転写される。これらの4色の画像は、所定のフルカラー画像形成のために予め定められた所定の位置関係をもって形成される。その後、引き続き行われる新たな静電潜像の形成に備え、一次転写後に感光体ドラム1a〜1dの表面に残留したトナー等がクリーニング装置7a〜7dにより除去される。
中間転写ベルト8は、上流側のテンションローラー10と、下流側の駆動ローラー11とに掛け渡されており、駆動モーター(図示せず)による駆動ローラー11の回転に伴い中間転写ベルト8が反時計回り方向に回転を開始すると、用紙Pがレジストローラー対12bから所定のタイミングで駆動ローラー11とこれに隣接して設けられた二次転写ローラー9とのニップ部(二次転写ニップ部)へ搬送され、中間転写ベルト8上のフルカラー画像が用紙P上に転写される。トナー像が転写された用紙Pは用紙搬送路18を通過して定着装置13へと搬送される。
定着装置13に搬送された用紙Pは、定着ローラー対13aにより加熱及び加圧されてトナー像が用紙Pの表面に定着され、所定のフルカラー画像が形成される。フルカラー画像が形成された用紙Pは、複数方向に分岐した分岐部14によって搬送方向が振り分けられる。用紙Pの片面のみに画像を形成する場合は、そのまま排出ローラー対15によって排出トレイ17に排出される。
一方、用紙Pの両面に画像を形成する場合は、定着装置13を通過した用紙Pは一旦排出ローラー対15方向に搬送され、用紙Pの後端が分岐部14を通過した後に排出ローラー対15を逆回転させるとともに分岐部14の搬送方向を切り換えることで、用紙Pの後端から反転搬送路20に振り分けられ、画像面を反転させた状態で二次転写ニップ部に再搬送される。そして、中間転写ベルト8上に形成された次の画像が二次転写ローラー9により用紙Pの画像が形成されていない面に転写され、定着装置13に搬送されてトナー像が定着された後、排出トレイ17に排出される。
図2は、図1における定着装置13付近の拡大図である。図1と共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。図2に示すように、定着装置13は、電磁誘導加熱方式の熱源を用いたIH方式であり、定着ローラー131及び加圧ローラー132から成る定着ローラー対13aと、定着ローラー131に隣接して配設される誘導加熱部133と、定着ローラー131表面の温度を検知するサーミスター等からなる温度センサー134とを備えている。誘導加熱部133と温度センサー134は画像形成装置100本体に固定され、定着ローラー131と加圧ローラー132は画像形成装置100本体に回転可能に支持されている。
定着ローラー131は、円筒型ステンレスからなる基材と、加圧ローラー132に圧接する定着ニップ部Nへ弾性と離型性の向上のためにシリコンゴムスポンジからなる弾性層とを備え、基材と弾性層との間に、基材側から順に断熱層と誘導発熱層とを備える。
加圧ローラー132は、円筒型ステンレスからなる基材と、定着ニップ部Nへ弾性を付与するために基材上に形成されるシリコンゴムからなる弾性層と、定着ニップ部Nで未定着トナー像を溶融定着する際の離型性を向上させるために弾性層の表面を覆うフッ素樹脂チューブからなる離型層とを備える。
また、加圧ローラー132は、モーター等の駆動源(図略)によって回転駆動し、さらに図示しない加圧機構によって定着ローラー131の中心方向に加圧される。これにより、加圧ローラー132が定着ローラー131に圧接し、加圧ローラー132が回転すると、定着ローラー131が加圧ローラー132に対して従動回転する。
温度センサー134は、定着ローラー131表面において軸方向(幅方向)の中央部の通紙領域と、B5やA4縦等の幅の狭い用紙が通紙された時に非通紙領域となる軸方向の両端部とに対向するように配置され、夫々の領域の温度を検知する。温度センサー134により検知された温度に基づいて、誘導加熱部133の電源が制御され、定着ローラー131表面が所定温度に維持される。
誘導加熱部133は、励磁コイル133aとコア133bとを備え、電磁誘導により定着ローラー131を加熱するものである。銅線からなる励磁コイル133aは、ボビン(図示せず)に巻回され、コア133bの中央部の周りを軸方向に周回するように、定着ローラー131の外周面の一部に対向配置されている。また励磁コイル133aは、図示しない高圧電源に接続されていて、高圧電源から供給される高周波電流により磁束を発生させる。誘導加熱部133から発せられる磁束は、図2の紙面に平行な方向に発せられ、定着ローラー131の誘導発熱層を貫通する。誘導発熱層の磁束の周りには渦電流が生じ、渦電流が流れると、誘導発熱層内の電気抵抗によってジュール熱が発生して、誘導発熱層が発熱することになる。
定着ローラー131が誘導加熱部133によって所定の温度となるように、温度センサー134の検知する温度に基づいて高圧電源からの電力供給を制御している。そして、定着ローラー131が加熱され所定の温度に昇温すると、定着ニップ部Nで挟持された用紙Pが加熱されるとともに、加圧ローラー132によって加圧されることにより、用紙P上の粉体状態のトナーが溶融定着される。トナーが定着された用紙Pは、定着装置13の下流側に配置された搬送ローラー対23、及び排出ローラー対15(図1参照)を介して排出トレイ17(図1参照)に排出される。
図3は、本発明の第1実施形態に係るカラープリンター100の定着ローラー131と搬送ローラー対23との間に配置される分離板25及び下流側ガイド27周辺の構成を示す側面図であり、図4は、分離板25及び下流側ガイド27周辺の構成を用紙搬送面側(図3の右側)から見た正面図である。なお、図4では定着ローラー131の記載を省略している。
分離板25は、定着ローラー131の幅方向(図4の左右方向)に延びる横長の板状部材であり、定着処理後の用紙Pを定着ローラー131の表面から分離する部材である。分離板25は、定着ニップ部N(図2参照)に対して定着ローラー131の回転方向の下流側(上方)近傍に配設される。その搬送方向上流側(図3、図4では下側)の端部(以下、上流側端部という)がローラー131の表面に対して所定の間隔を隔てて配置される。
分離板25の上流側端部には分離板間隔規制コロ29が設けられている。分離板間隔規制コロ29の外周面が定着ローラー131の外周面の軸方向両端部に当接することにより、分離板25の上流側端部と定着ローラー131の表面との間隔が所定間隔に設定される。分離板25はこの所定間隔だけ定着ローラー131の表面から離間した状態で、定着ローラー131の表面から用紙Pを分離する。なお、図3では、分離板25と定着ローラー131表面とのなす角θ1が定着ローラー131の表面から用紙Pを分離可能な角度である位置(第1の位置)に配置された状態を示している。
分離板25の左右両端には分離板支軸25aが突設されており、分離板支軸25aは支軸ガイド30により上下方向に摺動可能に支持されており、分離板25は分離板支軸25aを揺動支点として揺動可能に支持されている。分離板25には、分離板25の回動端(図3の上端)を上方向(図3の時計回り方向)に付勢する第1コイルバネ26が連結されている。また、分離板25には複数の矩形状の開口25bが形成されている。
下流側ガイド27は、分離板25と同様に定着ローラー131の幅方向(図4の左右方向)に延びる横長の板状部材であり、分離板25によって定着ローラー131から分離された用紙Pを搬送ローラー対23に案内する部材である。用紙搬送方向に対し下流側ガイド27の搬送方向下流側(図3、図4では上側)の端部(以下、下流側端部という)には、下流側ガイド27の左右両端から突出する下流側ガイド支軸27aが設けられている。下流側ガイド支軸27aは、搬送ローラー対23を構成するローラー23aの近傍に回転可能に支持されており、下流側ガイド27は、下流側ガイド支軸27aを揺動支点、上流側端部(図3、図4の下端部)を揺動端として揺動可能に支持されている。下流側ガイド27には、下流側ガイド27の上流側端部(揺動端)を上方向(図3の時計回り方向)に付勢する第2コイルバネ28が連結されている。
また、下流側ガイド27の上流側端部には、分離板25の開口25bに対向する位置に櫛歯状の凸部27bが形成されており、凸部27bが開口25bに挿入されることで、分離板25と下流側ガイドの搬送面(図4の紙面表側)が重なり、用紙Pが円滑に搬送されるようになっている。
分離板25と下流側ガイド27の間であって分離板支軸25aの上方には、幅方向(図4の左右方向)に延在するカムシャフト31が配置されている。カムシャフト31には、分離板25を揺動させる一対の分離板可動カム33、及び下流側ガイド27を揺動させる一対の下流側ガイド可動カム37が固定されている。分離板可動カム33は、カムシャフト31の両端部近傍に固定されており、分離板可動カム33は、分離板支軸25aの軸方向に固定され、且つ分離板支軸25aの外周面に対し回転可能に取り付けられた分離板支点コロ35に当接している。下流側ガイド可動カム37は、分離板可動カム33よりもカムシャフト31の軸方向内側に固定されており、下流側ガイド27の裏面側(用紙搬送面と反対側)に当接している。
カムシャフト31の一端には駆動入力ギア39が固定されており、駆動入力ギア39はカム駆動モーター40に連結されている。カム駆動モーター40の駆動力が駆動入力ギア39を介してカムシャフト31に伝達され、カムシャフト31と共に分離板可動カム33、下流側ガイド可動カム37が所定方向に所定量だけ回転することで、分離板25と下流側ガイド27が所定方向に所定角度だけ揺動する。
カム駆動モーター40は、モーター制御回路41を介して制御部50に電気的に接続されており、モーター制御回路41は制御部50からの制御信号に基づいてカム駆動モーター40の回転方向および回転量を制御する。カムシャフト31、分離板可動カム33、駆動入力ギア39、カム駆動モーター40は分離板駆動機構を構成し、カムシャフト31、下流側ガイド可動カム37、駆動入力ギア39、カム駆動モーター40は下流側ガイド駆動機構を構成する。
また、分離板25の用紙搬送面に対向するように用紙検知センサー43が設けられている。用紙検知センサー43は、発光部より光を射出し、用紙Pの表面からの反射光を受光部で検知する反射型センサーである。図3に示すように、用紙検知センサー43は分離板25の上流側端部近傍に向けて光を射出することで、分離板25の上流側端部近傍における用紙Pの有無を検知できるようになっている。用紙検知センサー43の検知信号は制御部50に送信される。
次に、本発明のカラープリンター100に用いられる分離板25、下流側ガイド27の動作について詳述する。図5は、図3の状態から分離板25及び下流側ガイド27が揺動し、分離板25と下流側ガイド27とのなす角θ2が第1の位置よりも大きい位置(第2の位置)に配置された状態を示す側面図である。図6は、分離板25、下流側ガイド27の動作制御例を示すフローチャートである。図7は、第1の位置に配置された分離板25によって用紙Pが定着ローラー131から分離される様子を示す側面図であり、図8は、第2の位置に配置された分離板25及び下流側ガイド27に沿って用紙Pが搬送される様子を示す側面図である。必要に応じて図1〜図5、図7、図8を参照しながら、図6のステップに沿って分離板25、下流側ガイド27の動作手順について説明する。
分離板25、下流側ガイド27は、通常は図3に示した第1の位置に配置されている。印字動作が開始されると(ステップS1)、画像形成部Pa〜Pdにおいて感光体ドラム1a〜1d上にトナー像の形成が開始され、用紙カセット16からレジストローラー対12bに用紙Pが給送される。そして、感光体ドラム1a〜1dから中間転写ベルト8へトナー像が一次転写されるタイミングに合わせて用紙Pがレジストローラー対12bから二次転写ニップ部へ搬送され、中間転写ベルト8上のフルカラートナー画像が用紙P上に転写される。トナー像が転写された用紙Pは定着装置13へ搬送され、トナー画像の定着処理が行われる。
次に、制御部50は用紙検知センサー43によって用紙Pの先端が検知されたか否かを判断する(ステップS2)。具体的には、用紙検知センサー43が定着ニップ部Nを通過した用紙Pからの反射光を受光し、制御部50に送信される受光信号レベルがLOW(OFF状態)からHIGH(ON状態)に切り換わったとき、定着ニップ部Nを通過した用紙Pの先端が分離板25に到達し、図7に示すように、用紙Pの先端が分離板25によって定着ローラー131の表面から良好に分離されたことがわかる。
用紙検知センサー43によって用紙Pの先端が検知されたとき(ステップS2でYES)、制御部50はモーター制御回路41に制御信号を送信し、カム駆動モーター40を所定方向に所定量だけ回転させる。これにより、駆動入力ギア39に回転駆動力が入力されてカムシャフト31が回転し、カムシャフト31に固定された分離板可動カム33、下流側ガイド可動カム37も所定方向(図3の時計回り方向)に回転する(ステップS3)。
これに伴い、分離板支点コロ35に接触する分離板可動カム33の外径が大径部から小径部に移動する。その結果、分離板25に連結された第1コイルバネ26(図3参照)の付勢力によって分離板支軸25aが引き上げられて、分離板支軸25aが図3の位置(図5の破線位置)から上方へ距離Xだけ移動するため、分離板25は図3の時計回り方向に揺動する。
一方、下流側ガイド27の裏面に接触する下流側ガイド可動カム37の外径が小径部から大径部に移動する。その結果、下流側ガイド27は第2コイルバネ28(図3参照)の付勢力に抗して図3の反時計回り方向に揺動する。
これにより、分離板25及び下流側ガイド27は、図5のように分離板25と下流側ガイド27とのなす角度θ2が第1の位置よりも大きい第2の位置に配置される(ステップS4)。その結果、図8に示すように、分離板25の搬送面に沿って搬送される用紙Pの先端が下流側ガイド27の搬送面に進入する際の角度が小さくなるため、分離板25及び下流側ガイド27と対向する用紙Pの画像面が分離板25或いは下流側ガイド27に強く押し付けられるおそれがなくなり、分離板25及び下流側ガイド27へのトナーの付着やジャムの発生を抑制することができる。
なお、図5に示す第2の位置では、第1の位置に比べて角度θ1が大きくなるため、分離板25は定着ローラー131からの用紙Pの分離には不利な配置となる。しかし、分離板25は用紙Pの先端が分離板25に到達した後で第2の位置に配置されるため、用紙Pの分離性能に影響を及ぼすおそれはない。
次に、制御部50は用紙検知センサー43によって用紙Pの後端が検知されたか否かを判断する(ステップS5)。具体的には、用紙検知センサー43が用紙Pからの反射光を受光しなくなり、制御部50に送信される受光信号レベルがHIGH(ON状態)からLOW(OFF状態)に切り換わったとき、定着ニップ部Nを通過した用紙Pの後端が分離板25に到達したことがわかる。
用紙検知センサー43によって用紙Pの後端が検知されたとき(ステップS5でYES)、制御部50はモーター制御回路41に制御信号を送信し、カム駆動モーター40を逆方向に所定量だけ回転させる。これにより、駆動入力ギア39に逆方向の回転駆動力が入力されてカムシャフト31が逆回転し、カムシャフト31に固定された分離板可動カム33、下流側ガイド可動カム37も逆方向(図5の反時計回り方向)に回転する(ステップS6)。
これに伴い、分離板支点コロ35に接触する分離板可動カム33の外径が小径部から大径部に移動する。その結果、分離板25に連結された第1コイルバネ26の付勢力に抗して分離板支軸25aが押し下げられて下方へ距離Xだけ移動するため、分離板25は図5の反時計回り方向に揺動する。
一方、下流側ガイド27の裏面に接触する下流側ガイド可動カム37の外径が大径部から小径部に移動する。その結果、下流側ガイド27は第2コイルバネ28の付勢力によって図5の時計回り方向に揺動する。
これにより、分離板25及び下流側ガイド27は、再び図3のように下流側ガイド27とのなす角度θ2が第2の位置よりも小さい第1の位置に配置される(ステップS7)。第1の位置では、分離板25と定着ローラー131表面とのなす角θ1が定着ローラー131の表面から用紙Pを分離可能な角度に配置されるため、図7に示したように、次の印字動作において定着ニップ部Nを通過した用紙Pが定着ローラー131の表面から円滑に分離される。
その後、印字動作が終了しているか否かが判断され(ステップS8)、印字が継続している場合はステップS2に戻り、以下同様の処理を繰り返す(ステップS2〜S7)。印字が終了している場合は処理を終了する。
以上説明したように、本発明の構成によれば、用紙Pの先端が分離板25に到達するまでは分離板25及び下流側ガイド27を第1の位置に配置することで定着ローラー131からの用紙Pの分離性を確保することができる。また、用紙Pの先端が分離板25に到達した後に分離板25及び下流側ガイド27を第2の位置に配置することにより、下流側ガイド27への用紙Pの進入角度を小さくして分離板25及び下流側ガイド27へのトナー付着による画像欠損や、後続の用紙Pの画像面の汚れ、及びジャムの発生を効果的に抑制できるカラープリンター100となる。
また、分離板可動カム33は分離板支点コロ35を介して分離板支軸25aに当接しているため、分離板可動カム33が回転する際の分離板支軸25aとの摺動負荷が分離板支点コロ35の回転によって低減される。
さらに、分離板可動カム33及び下流側ガイド可動カム37は一本のカムシャフト31に固定されるため、分離板駆動機構、下流側ガイド駆動機構がコンパクトな構成となる。また、カム駆動モーター40からの駆動力伝達機構も簡素化することができる。
図9は、本発明の第2実施形態に係るカラープリンター100の定着ローラー131と搬送ローラー23との間に配置される分離板25及び下流側ガイド27の構成を示す側面図である。なお、図9では、第1実施形態の図5と同様に、分離板25と下流側ガイド27が第2の位置に配置された状態を示している。分離板25、下流側ガイド27、用紙検知センサー43、分離板駆動機構、下流側ガイド駆動機構の構成は第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
本実施形態では、分離板25及び下流側ガイドを第1の位置から第2の位置に移動させる際、分離板25の下流側端部(図9の上端部)が当接する規制板60を設けている。この構成によれば、分離板25を第1の位置から第2の位置に移動するとき、分離板支軸25aは上方に移動するが、規制板60によって分離板25の下流側端部の揺動が規制される。その結果、分離板25の上流側端部(図9の下端部)が定着ローラー131表面から離間する。
これにより、分離板25を第2の位置に配置する際に分離板25の上流側端部が定着ローラー131に擦れるおそれがないため、定着ローラー131に付着した紙粉やトナー等の異物が分離板25の上流側端部に付着するのを防止することができる。
その他本発明は、上記各実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば上記各実施形態においては、分離板可動カム33と下流側ガイド可動カム37を用いて分離板25と下流側ガイド27の両方を揺動させることにより、分離板25及び下流側ガイド27を第1の位置と第2の位置とに配置しているが、下流側ガイド27を図3の状態に固定しておき、分離板25のみを第1の位置と第2の位置とに配置しても良い。この場合、第2の位置における分離板25と下流側ガイド27とのなす角度θ2は、第1実施形態に比べてやや小さくなるが、分離板25と下流側ガイド27とが共に固定されている従来の構成に比べて下流側ガイド27への用紙Pの進入角度が小さくなるため、ある程度の効果は期待できる。
また、上記各実施形態では、誘導加熱部133を有するIH方式の定着装置13を例に挙げて説明したが、例えば定着ローラー131の内部にハロゲンヒーターを備えた構成等、定着ローラー131が他の加熱方式で加熱される定着装置にも全く同様に適用できるのはもちろんである。
また、定着ローラーと加熱ローラーとに無端状の定着ベルトを架け渡し、加熱ローラーを外部から加熱して定着ベルトを発熱させ、定着ベルトを介して定着ローラーと加圧ローラーのニップで未定着トナー画像を記録媒体に定着させる二軸ベルト加熱方式の場合、分離板25を定着ベルトから用紙Pを分離する分離部材として用いることができる。
また、上記実施形態では、定着ローラー131から用紙Pを分離する分離部材として分離板25を用いたが、分離板25に代えて、複数の分離爪を定着ローラー131の幅方向に延びる取り付け部材に複数個並べて設けた分離部材を用いてもよい。
また、本発明は図1に示したようなタンデム型のカラープリンターに限らず、モノクロ複写機やデジタル複合機、ファクシミリやレーザープリンター等、定着装置を備えた種々の画像形成装置に適用可能である。
本発明は、定着装置の被加熱回転体から記録媒体を分離する分離部材と、分離部材の下流側に配置される下流側ガイドとを備えた画像形成装置に利用可能である。本発明の利用により、記録媒体を被加熱回転体から円滑に分離するとともに、分離部材や下流側ガイドへのトナー付着による画像欠損や用紙の画像面の汚れ、及びジャムの発生も防止できる画像形成装置となる。
Pa〜Pd 画像形成部
13 定着装置
13a 定着ローラー対
131 定着ローラー(被加熱回転体)
132 加圧ローラー(加圧部材)
133 誘導加熱部(加熱手段)
25 分離板(分離部材)
25a 分離板支軸
26 第1コイルバネ(第1付勢部材)
27 下流側ガイド
27a 下流側ガイド支軸
28 第2コイルバネ(第2付勢部材)
29 分離板間隔規制コロ
30 支軸ガイド
31 カムシャフト
33 分離板可動カム
35 分離板支点コロ
37 下流側ガイド可動カム
39 駆動入力ギア
40 カム駆動モーター
41 モーター制御回路
43 用紙検知センサー(記録媒体検知センサー)
50 制御部
60 規制板
100 カラープリンター

Claims (6)

  1. 加熱手段により加熱される被加熱回転体と、該被加熱回転体に当接して定着ニップ部を形成する加圧部材と、前記被加熱回転体の表面に当接または近接して配置され、前記定着ニップ部を通過した記録媒体を前記被加熱回転体から分離する分離部材と、を備えた定着装置と、
    記録媒体の搬送方向に対し前記定着装置の下流側に配置される搬送ローラー対と、
    記録媒体の搬送方向に対し前記分離部材の下流側に隣接して配置され、前記分離部材の搬送面に沿って搬送される記録媒体を前記搬送ローラー対に案内する下流側ガイドと、
    を備えた画像形成装置において、
    前記分離部材は、前記分離部材と前記被加熱回転体の表面とのなす角度θ1が記録媒体を前記被加熱回転体から分離可能な所定角度である第1の位置と、前記角度θ1が前記第1の位置よりも大きく、且つ前記分離部材と前記下流側ガイドとのなす角度θ2が前記第1の位置よりも大きい第2の位置との間を移動可能であり、
    前記下流側ガイドは、記録媒体の搬送方向に対し下流側の端部を支点として、前記分離部材に対し前記角度θ2が変化する方向に揺動可能であり、
    記録媒体の搬送方向に対し前記分離部材の上流側端部における記録媒体の通過を検知する記録媒体検知センサーと、
    前記分離部材を前記第1の位置と前記第2の位置とに移動させる分離部材駆動機構と、
    前記下流側ガイドを、前記分離部材に対し前記角度θ2が変化する方向に移動させる下流側ガイド駆動機構と、
    前記記録媒体検知センサーの検知結果に応じて前記分離部材駆動機構および前記下流側ガイド駆動機構を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記記録媒体検知センサーが記録媒体の先端を検知したとき、前記分離部材を前記第1の位置から前記第2の位置に移動させるとともに前記下流側ガイドを前記角度θ2が大きくなる方向に移動させ、前記記録媒体検知センサーが記録媒体の後端を検知したとき、前記分離部材を前記第2の位置から前記第1の位置に移動させるとともに前記下流側ガイドを前記角度θ2が小さくなる方向に移動させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記分離部材の上流側端部には、前記被加熱回転体の軸方向両端部に当接して前記分離部材と前記被加熱回転体の表面との間隔を所定間隔に設定する間隔規制コロが設けられることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記分離部材駆動機構は、前記分離部材の揺動支軸である分離板支軸を前記被加熱回転体に対し離間または接触する方向に摺動可能に支持する支軸ガイドと、前記分離板支軸に当接する偏芯カムから成る分離板可動カムと、前記分離板を前記分離板可動カムに圧接する方向に付勢する第1付勢部材と、を有し、
    前記制御部は、前記記録媒体検知センサーが記録媒体の先端を検知したとき、前記分離板可動カムを所定方向に所定量回転させることにより前記分離板が前記第2の位置に配置され、前記記録媒体検知センサーが記録媒体の後端を検知したとき、前記分離板可動カムを所定方向に所定量回転させることにより前記分離板が前記第1の位置に配置されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記分離板支軸の軸方向に固定され、且つ前記分離板支軸の外周面に対し回転可能に支持される分離板支点コロが設けられ、前記分離板可動カムは前記分離板支点コロを介して前記分離板支軸に当接することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記下流側ガイドは、記録媒体の搬送方向に対し下流側の端部を支点として揺動可能であり、
    前記下流側ガイド駆動機構は、前記下流側ガイドに当接する偏芯カムから成る下流側ガイド可動カムと、前記下流側ガイドを前記下流側ガイド可動カムに圧接する方向に付勢する第2付勢部材と、を有し、
    前記制御部は、前記下流側ガイド可動カムを所定方向に所定量回転させることにより前記下流側ガイドを前記角度θ2が大きくなる方向に揺動させることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記分離板が前記第1の位置から前記第2の位置に移動する途中で、記録媒体の搬送方向に対し前記分離板の下流側端部に当接して前記分離板の下流側端部の回動を規制する規制部を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の画像形成装置。
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