JPH11143243A - 液体現像装置 - Google Patents

液体現像装置

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JPH11143243A
JPH11143243A JP32054397A JP32054397A JPH11143243A JP H11143243 A JPH11143243 A JP H11143243A JP 32054397 A JP32054397 A JP 32054397A JP 32054397 A JP32054397 A JP 32054397A JP H11143243 A JPH11143243 A JP H11143243A
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JP
Japan
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developer
temperature
liquid
liquid developer
thin layer
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JP32054397A
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English (en)
Inventor
Yoshie Yoshino
美枝 吉野
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】気温や周囲の雰囲気温度の変動に影響されずに
一定濃度の良質な画像を安定して形成する。 【解決手段】液体現像装置4で現像ローラに液体現像剤
薄層を形成するときに現像剤貯蔵部42内の液体現像剤
41の温度を温度センサ46で測定し、測定した温度を
電圧変換部52に送る。電圧変換部52は送られた温度
を内部に記憶している変換テーブル又は変換式から液体
現像剤薄層の膜厚を一定範囲にする塗布ローラ43の回
転速度に対応した電圧値に変換し、変換した電圧値を駆
動制御部53に送る。駆動制御部53は送られた電圧値
により駆動モータ51を駆動して現像ローラ44に形成
される液体現像剤薄層の膜厚を一定範囲にする回転速度
で塗布ローラ43を回転する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子写真方式等
で形成された静電潜像を高粘度,高濃度の液体現像剤を
用いて顕像化する液体現像装置、特に濃度むら等のない
良質な画像の形成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高粘度,高濃度の液体現像剤を使って静
電潜像を可視化する画像形成装置が、例えば特開平7−
239614号公報や特開平8−123205号公報等に開示されて
いる。この画像形成装置は、感光体表面を帯電手段で均
一に帯電してから、書込手段により画像データにしたが
って感光体表面を露光して静電潜像を形成し液体現像装
置で可視化する。液体現像装置は、例えばジメチルポリ
シロキサンオイル等の絶縁性液体からなる現像液溶媒中
に顕像化粒子であるトナーが高濃度に分散された高粘性
の液体現像剤で静電潜像を可視化するものであり、現像
剤貯蔵手段に貯蔵された液体現像剤を現像ベルトや現像
ローラに塗布ローラで塗布し、現像ベルトや現像ローラ
に塗布された液体現像剤薄層が感光体に近接して現像領
域を通るとき、液体現像剤薄層のトナーが感光体の画像
領域に転移してトナー像を形成する。感光体に形成され
たトナー像を転写手段で転写紙に転写し、転写紙に転写
したトナー像を定着して画像を形成する。転写工程終了
後の感光体に残っている電荷を除電手段によって除去
し、感光体に残留したトナーはクリーニング手段で除去
して画像形成工程を終了する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】液体現像剤の温度は気
温や周囲の雰囲気温度により変動し、この液体現像剤の
温度の変動により、図3の液体現像剤の温度と粘度の特
性図に示すように、液体現像剤の粘度が変化する。液体
現像剤の粘度が変化すると、塗布ローラを一定回転数で
回転している場合、図4の粘度と現像剤膜厚の特性図に
示すように、現像ローラに形成される液体現像剤薄層の
膜厚が変化する。このように現像ベルトや現像ローラに
形成される液体現像剤薄層の膜厚が変化すると、液体現
像剤薄層に含まれるトナー量が変化し、感光体の静電潜
像に転移するトナー量が変わり、図11の現像剤膜厚と
画像濃度の特性図に示すように、液体現像剤薄層の膜厚
が薄くなると、感光体に形成された可視画像の濃度が淡
くなり、液体現像剤薄層の膜厚が厚くなると、感光体に
形成された可視画像の濃度が濃くなってしまう。このた
め感光体に形成された可視画像の濃度が気温や周囲の雰
囲気温度により変動してしまい、一定濃度の画像を安定
して形成することは困難であった。
【0004】この発明はかかる短所を改善し、気温や周
囲の雰囲気温度の変動に影響されずに、一定濃度の良質
な画像を安定して形成することができる液体現像装置を
得ることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る液体現像
装置は、現像剤貯蔵手段に貯蔵された高濃度で高粘度の
液体現像剤を現像剤薄層形成手段により現像剤担持体表
面に液体現像剤薄層を形成し、現像剤担持体表面の液体
現像剤薄層に含まれる顕像化粒子で像担持体に形成され
た潜像を可視化する液体現像装置であって、上記現像剤
薄層形成手段は現像剤担持体表面に形成する液体現像剤
薄層の膜厚を可変する膜厚可変手段を有し、膜厚可変手
段は現像剤貯蔵手段に貯蔵された液体現像剤の温度、あ
るいは液体現像剤の温度と現像剤担持体の温度、又は液
体現像剤の温度と現像剤担持体の温度及び現像剤薄層形
成手段の温度に応じて現像剤担持体表面に形成する液体
現像剤薄層の膜厚を制御することを特徴とする。
【0006】上記現像剤薄層形成手段は現像剤担持体に
液体現像剤を塗布する塗布ローラを有し、膜厚可変手段
は現像剤貯蔵手段に貯蔵された液体現像剤の温度等や現
像剤担持体の温度等に応じて塗布ローラの回転速度を変
化させて現像剤担持体表面に形成すると良い。
【0007】また、上記現像剤薄層形成手段は現像剤担
持体に液体現像剤を塗布する塗布ローラを有し、膜厚可
変手段は現像剤貯蔵手段に貯蔵された液体現像剤の温度
等に応じて塗布ローラの現像剤担持体に対する押し付け
圧を変化させて現像剤担持体表面に形成する液体現像剤
薄層の膜厚を制御しても良い。
【0008】また、上記現像剤薄層形成手段は現像剤担
持体に液体現像剤を塗布する塗布ローラを有し、膜厚可
変手段は現像剤貯蔵手段に貯蔵された液体現像剤の温度
等に応じて塗布ローラに付着する液体現像剤の付着量を
変化させて現像剤担持体表面に形成する液体現像剤薄層
の膜厚を制御したり、現像剤担持体に塗布する液体現像
剤の塗布量を変化させて現像剤担持体表面に形成する液
体現像剤薄層の膜厚を制御しても良い。
【0009】さらに、上記現像剤薄層形成手段は表面に
異なる断面積の凹凸を有する複数の塗布ローラを有し、
膜厚可変手段は現像剤貯蔵手段に貯蔵された液体現像剤
の温度や現像剤担持体の温度等に応じて現像剤担持体に
液体現像剤を塗布する塗布ローラを選択して現像剤担持
体表面に形成する液体現像剤薄層の膜厚を制御するよう
にしても良い。
【0010】この発明に係る他の液体現像装置は、現像
剤貯蔵手段に貯蔵された高濃度で高粘度の液体現像剤を
現像剤薄層形成手段により現像剤担持体表面に液体現像
剤薄層を形成し、現像剤担持体表面の液体現像剤薄層に
含まれる顕像化粒子で像担持体に形成された潜像を可視
化する液体現像装置であって、上記現像剤貯蔵手段に貯
蔵された液体現像剤、あるいは液体現像剤と現像剤担持
体、又は液体現像剤と現像剤担持体及び現像剤薄層形成
手段の温度を一定温度範囲に維持する温度制御手段を有
することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明の液体現像装置は、絶縁
性液体からなる現像液溶媒中に顕像化粒子であるトナー
が高濃度に分散された粘度が100〜1000mPa・sの高
粘性の液体現像剤で感光体に形成された静電潜像を可視
化するものであり、温度センサが設けられ液体現像剤を
貯えた現像剤貯蔵部と塗布ローラ及び現像ローラを有す
る。塗布ローラは現像剤貯蔵部内の液体現像剤を現像ロ
ーラに塗布して、現像ローラの表面に液体現像剤の厚さ
1〜30μmの薄層を形成する。現像ローラはバイアス印
加手段によりバイアス電位が印加され、感光体と近接す
る現像領域で、表面に形成された液体現像剤薄層で感光
体に形成された静電潜像を現像して可視化する。この現
像領域を通った現像ローラに残留している液体現像剤を
ローラスクレーパにより除去して現像剤貯蔵部に回収す
る。
【0012】塗布ローラを回転駆動する駆動モータの回
転を制御する制御部には、温度センサで測定している現
像剤貯蔵部内の液体現像剤の温度を入力する電圧変換部
と駆動制御部を有する。電圧変換部には液体現像剤の温
度と、各温度に対して現像ローラに形成される液体現像
剤薄層の膜厚を一定範囲にする塗布ローラの回転速度に
対応した電圧値が変換テーブル又は変換式として内部に
記憶してある。
【0013】この液体現像装置で現像ローラに液体現像
剤薄層を形成する場合には、現像剤貯蔵部内の液体現像
剤の温度を温度センサで測定し、測定した温度を電圧変
換部に送る。電圧変換部は送られた温度を内部に記憶し
ている変換テーブル又は変換式から液体現像剤薄層の膜
厚を一定範囲にする塗布ローラの回転速度に対応した電
圧値に変換し、変換した電圧値を駆動制御部に送る。駆
動制御部は送られた電圧値により駆動モータを駆動して
現像ローラに形成される液体現像剤薄層の膜厚を一定範
囲にする回転速度で塗布ローラを回転する。
【0014】このようにして現像剤貯蔵部に貯えられた
液体現像剤の温度が気温や周囲の雰囲気温度により変動
しても、変動した温度に対応して塗布ローラを回転する
から、現像ローラに一定厚さの液体現像剤薄層を安定し
て形成することができる。したがって感光体に形成され
た静電潜像を常に一定濃度で現像することができる。
【0015】また、現像剤貯蔵部に貯えられた液体現像
剤の温度とともに塗布ローラと現像ローラのいずれか一
方又は双方の温度を測定すると、現像ローラに一定厚さ
の液体現像剤薄層をより安定して形成することができ
る。
【0016】また、液体現像剤の温度とともに塗布ロー
ラの現像ローラに対する押し付け圧を変えても、現像ロ
ーラに一定厚さの液体現像剤薄層を安定して形成するこ
とができる。
【0017】さらに、液体現像剤の温度に応じて塗布ロ
ーラに付着する液体現像剤の付着量を変えたり、現像ロ
ーラに塗布する液体現像剤の塗布量を変えても、現像ロ
ーラに一定厚さの液体現像剤薄層を安定して形成するこ
とができる。
【0018】また、現像剤貯蔵部に温度センサとヒータ
を設け、貯蔵された液体現像剤の温度を一定温度に制御
することにより、気温や周囲の雰囲気温度に影響されず
に、現像ローラに一定厚さの液体現像剤薄層を安定して
形成することができる。
【0019】
【実施例】図1はこの発明の一実施例の液体現像装置を
使用した湿式画像形成装置の構成図である。湿式画像形
成装置は、図に示すように、感光体1に沿って配置され
た帯電手段2と書込手段3と液体現像装置4と転写手段
5とクリーニング手段6及び除電手段7を有する。感光
体1は帯電手段2で表面が均一に帯電されたのち書込手
段3により画像データにしたがって露光された静電潜像
を形成する。この感光体1に形成された静電潜像を液体
現像装置4で可視化してトナー像を形成し、形成したト
ナー像を転写手段5で転写紙8に転写する。トナー像を
転写紙8に転写した感光体1に残留したトナーはクリー
ニング手段6で除去され、感光体1に残っている電荷を
除電手段7で除電して次の画像形成工程に入る。
【0020】液体現像装置4は、例えばジメチルポリシ
ロキサンオイル等の絶縁性液体からなる現像液溶媒中に
顕像化粒子であるトナーが高濃度に分散された粘度が10
0〜1000mPa・sの高粘性の液体現像剤で静電潜像を
可視化するものであり、液体現像剤41を貯えた現像剤
貯蔵部42と塗布ローラ43及び現像ローラ44を有す
る。現像剤貯蔵部42には撹拌手段45と温度センサ4
6を有する。撹拌手段45は現像剤貯蔵部42内の液体
現像剤41を撹拌して均一な濃度にする。温度センサ4
6は現像剤貯蔵部42内の液体現像剤41の温度を測定
する。塗布ローラ43は現像剤貯蔵部42内の液体現像
剤41を現像ローラ44に塗布して、現像ローラ44の
表面に液体現像剤の厚さが1〜30μmの薄層を形成す
る。現像ローラ44はバイアス印加手段(不図示)によ
りバイアス電位が印加され、感光体1と近接する現像領
域で感光体1の表面移動速度と同じ表面移動速度で移動
して、表面に形成された液体現像剤薄層で感光体1に形
成された静電潜像を現像した可視化する。この現像領域
を通った現像ローラ44に残留している液体現像剤をロ
ーラスクレーパ47により除去して現像剤貯蔵部42に
回収する。
【0021】塗布ローラ43を回転駆動する駆動モータ
51の回転を制御する制御部には、図2のブロック図に
示すように、温度センサ46で測定している現像剤貯蔵
部42内の液体現像剤41の温度を入力する電圧変換部
52と駆動制御部53を有する。
【0022】現像剤貯蔵部42に貯えられた液体現像剤
41の温度は気温や周囲の雰囲気温度により変動し、こ
の液体現像剤41の温度の変動により、図3の液体現像
剤の温度と粘度の特性図に示すように、液体現像剤41
の温度が低くなると粘度は大きくなり、温度が高くなる
と粘度が小さくなる。液体現像剤41の粘度が変化する
と、塗布ローラ43を一定回転数で回転している場合、
図4の粘度と現像剤膜厚の特性図に示すように、液体現
像剤薄層の膜厚は液体現像剤41の粘度が小さいほど薄
くなり、液体現像剤41の粘度が高くなるにしたがって
厚くなる。また、塗布ローラ43の線速が早くなると、
現像ローラ44への液体現像剤の供給量が増し、図5の
塗布ローラ43の線速と現像剤膜厚の特性図に示すよう
に、現像ローラ44に形成される液体現像剤薄層の膜厚
が厚くなる。図5においてT1,T2,T3は、T1<
T2<T3の関係にある液体現像剤41の温度を示す。
この液体現像剤薄層の膜厚は、図3の液体現像剤の温度
と粘度の特性と図4の粘度と現像剤膜厚の特性から、図
5に示すように、塗布ローラ43を一定の線速とした場
合、液体現像剤41の温度が低くなるほど厚くなる。そ
こで電圧変換部52は液体現像剤41の温度と、各温度
に対して現像ローラ44に形成される液体現像剤薄層の
膜厚を一定範囲にする塗布ローラ43の回転速度に対応
した電圧値が変換テーブル又は変換式として内部に記憶
してある。
【0023】上記のように構成された液体現像装置4で
現像ローラ44に液体現像剤薄層を形成する場合には、
現像剤貯蔵部42内の液体現像剤41の温度を温度セン
サ46で測定し、測定した温度を電圧変換部52に送
る。電圧変換部52は送られた温度を内部に記憶してい
る変換テーブル又は変換式から液体現像剤薄層の膜厚を
一定範囲にする塗布ローラ43の回転速度に対応した電
圧値に変換し、変換した電圧値を駆動制御部53に送
る。駆動制御部53は送られた電圧値により駆動モータ
51を駆動して現像ローラ44に形成される液体現像剤
薄層の膜厚を一定範囲にする回転速度で塗布ローラ43
を回転する。
【0024】このようにして現像剤貯蔵部42に貯えら
れた液体現像剤41の温度が気温や周囲の雰囲気温度に
より変動しても、変動した温度に対応して塗布ローラ4
3を回転するから、現像ローラ44に一定厚さの液体現
像剤薄層を安定して形成することができる。したがって
感光体1に形成された静電潜像を常に一定濃度で現像す
ることができ、良質な画像を形成することができる。
【0025】上記実施例は現像剤貯蔵部42に貯えられ
た液体現像剤41の温度を温度センサ46で測定した場
合について説明したが、液体現像剤41の温度とともに
塗布ローラ43と現像ローラ44のいずれか一方又は双
方の温度を測定しても良い。塗布ローラ43と現像ロー
ラ44の温度を測定する場合には、塗布ローラ43と現
像ローラ44に付着する液体現像剤の膜厚は薄いので、
塗布ローラ43と現像ローラ44の表面温度を測定する
と、実際に形成する液体現像剤薄層の温度をより正確に
検出することができる。
【0026】また、上記実施例は現像剤貯蔵部42に貯
えられた液体現像剤41の温度に応じて塗布ローラ43
の回転速度を変えて現像ローラ44に一定厚さの液体現
像剤薄層を形成した場合について説明したが、液体現像
剤41の温度に応じて塗布ローラ43の現像ローラ44
に対する押し付け圧を可変するようにしても良い。すな
わち、図6の塗布ローラの押し付け圧と現像剤膜厚の特
性図に示すように、塗布ローラ43の現像ローラ44に
対する押し付け圧が大きくなると、塗布ローラ43と現
像ローラ44のニップ部における液体現像剤のしぼり量
が多くなり、現像ローラ44の付着量が少なくなって液
体現像剤薄層の膜厚が薄くなる。したがって塗布ローラ
43の押し付け圧調節機構を設け、液体現像剤41の温
度に応じて塗布ローラ43の現像ローラ44に対する押
し付け圧を可変することにより、現像ローラ44に一定
厚さの液体現像剤薄層を形成することができる。
【0027】さらに、塗布ローラ43の表面に複数の凹
部を設けてても良い。この場合は、塗布ローラ43の回
転方向を現像ローラ44と同じ方向にして現像ローラ4
4との対向部で現像ローラ44の移動方向と反対方向に
移動させることにより、現像ローラ44に均一な液体現
像剤薄層を形成することができる。
【0028】また、塗布ローラ43に付着した液体現像
剤が現像ローラ44と接触する前に液体現像剤の付着量
を調整しても現像ローラ44に一定厚さの液体現像剤薄
層を形成することができる。例えば図7の構成図に示す
ように、塗布ローラ43が現像ローラ44と接触する位
置の上流側に塗布ローラ43表面と対向して規制ローラ
61を設けておく。規制ローラ61には必要に応じて付
着した液体現像剤をかき取るスクレーパを設けておく。
この規制ローラ61を塗布ローラ43に接触させた場合
には、温度センサ46で測定した液体現像剤41の温度
に応じて塗布ローラ43と規制ローラ61との回転速度
の比を可変したり、規制ローラ61と塗布ローラ43の
接触圧力を可変することにより、現像ローラ44に塗布
できる液体現像剤の膜厚を調整することができる。ま
た、規制ローラ61を塗布ローラ43に接触させずに、
例えば数μmの隙間をあけて設けた場合には、この隙間
の間隔と、塗布ローラ43と規制ローラ61との回転速
度の比によって現像ローラ44に塗布できる液体現像剤
の膜厚を調整することができる。したがって現像ローラ
44に一定厚さの液体現像剤薄層を形成することができ
る。
【0029】また、現像ローラ44に塗布した液体現像
剤が感光体1と接触する前に液体現像剤の塗布量を調整
しても一定厚さの液体現像剤薄層を形成することができ
る。例えば図8の構成図に示すように、現像ローラ44
が感光体1と接触する位置の上流側に現像ローラ44の
表面と対向して規制ローラ62を設けておく。規制ロー
ラ62には必要に応じて付着した液体現像剤をかき取る
スクレーパを設けておく。この場合も規制ローラ62を
現像ローラ44に接触させた場合には、温度センサ46
で測定した液体現像剤41の温度に応じて現像ローラ4
4と規制ローラ62との回転速度の比を可変したり、規
制ローラ62と現像ローラ44の接触圧力を可変するこ
とにより、現像ローラ44に塗布された液体現像剤の塗
布量を調整することができる。また、規制ローラ62を
現像ローラ44に接触させずに、例えば数μmの隙間を
あけて設けた場合には、この隙間の間隔と、現像ローラ
44と規制ローラ62との回転速度の比によって現像ロ
ーラ44に塗布した液体現像剤の塗布量を調整すること
ができる。したがって現像ローラ44の現像領域におけ
る液体現像剤薄層の膜厚を一定にすることができる。
【0030】また、上記各実施例は1個の塗布ローラ4
3で現像ローラ44に一定厚さの液体現像剤薄層を形成
した場合について説明したが、図9に示すように、表面
に異なる断面積の凹凸を有する複数の塗布ローラ43a
〜43fを設け、液体現像剤41の温度に応じて回転機
構部431で塗布ローラ43a〜43f全体を回転し
て、塗布ローラ43a〜43fのなかから現像ローラ4
4に形成する液体現像剤薄層を一定膜厚にする塗布ロー
ラを選択するようにしても良い。この場合は、各塗布ロ
ーラ43a〜43fの表面の凹凸の断面積が異なるか
ら、この断面積の相違により凹部に保持する液体現像剤
の量が異なる。そこで塗布ローラ43a〜43fが現像
ローラ44と接触する位置の上流側でスクレーパ63で
凹部に保持した液体現像剤を均して、各塗布ローラ43
a〜43fから現像ローラ44に塗布する液体現像剤薄
層の塗布量を調整することができる。ここで塗布ローラ
43a〜43fの表面に形成する凹凸は筋状,綾目状,
各凹部が連続したり不連続であったりした各種の形状を
使用することができる。
【0031】上記各実施例は現像剤貯蔵部42に貯えら
れた液体現像剤41や塗布ローラ43,現像ローラ44
の温度を検出し、検出した温度に応じて液体現像剤の現
像ローラ44に対する塗布量を調整して、現像ローラ4
4に一定厚さの液体現像剤薄層を形成した場合について
説明したが、図10に示すように、現像剤貯蔵部42に
ヒータ64を設け、現像剤貯蔵部42に貯えられた液体
現像剤41の温度を温度センサ46で検出し、この検出
している温度があらかじめ定めた一定温度になるように
ヒータ64に流す電流を制御して、現像剤貯蔵部42に
貯えられた液体現像剤41を一定温度に保つようにして
も良い。このように現像剤貯蔵部42に貯えられた液体
現像剤41を一定温度に保つと、より簡単な構成で現像
ローラ44に一定厚さの液体現像剤薄層を形成すること
ができる。
【0032】また、上記各実施例は現像ローラ44に液
体現像剤薄層を形成した場合について説明したが、複数
の回転ローラに巻回された現像ベルトに液体現像剤薄層
を形成する場合にも同様にして、気温や周囲の雰囲気温
度に影響されずに現像ベルトに一定厚さの液体現像剤薄
層を安定して形成することができる。
【0033】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、現像剤
貯蔵手段に貯蔵された高濃度で高粘度の液体現像剤の温
度に応じて現像剤担持体表面に形成する液体現像剤薄層
の膜厚を制御するようにしたから、液体現像剤の温度が
気温や周囲の雰囲気温度に影響されずに、一定厚さの液
体現像剤薄層を現像剤担持体表面に形成して像担持体に
形成された潜像を現像することができ、良質な画像を形
成することができる。
【0034】また、現像剤貯蔵手段に貯蔵された液体現
像剤の温度が気温や周囲の雰囲気温度により変動して
も、変動した温度に対応して現像剤担持体表面に液体現
像剤薄層を形成する塗布ローラを回転するから、現像剤
担持体に一定厚さの液体現像剤薄層を安定して形成する
ことができ、像担持体に形成された静電潜像を常に一定
濃度で現像することができる。
【0035】さらに、現像剤貯蔵手段に貯えられた液体
現像剤の温度とともに塗布ローラと現像剤担持体のいず
れか一方又は双方の温度を測定することにより、現像剤
担持体に一定厚さの液体現像剤薄層をより安定して形成
することができる。
【0036】また、液体現像剤の温度とともに塗布ロー
ラの現像剤担持体に対する押し付け圧を変えても、現像
剤担持体に一定厚さの液体現像剤薄層を安定して形成す
ることができる。
【0037】さらに、液体現像剤の温度に応じて塗布ロ
ーラに付着する液体現像剤の付着量を可変して塗布ロー
ラが現像剤担持体に塗布する液体現像剤の塗布量を変え
たり、現像剤担持体に塗布された液体現像剤の塗布量を
変えることにより、現像剤担持体に一定厚さの液体現像
剤薄層を安定して形成することができる。
【0038】また、現像剤貯蔵手段に貯蔵された液体現
像剤の温度を一定温度に制御することにより、気温や周
囲の雰囲気温度に影響されずに、現像ローラに一定厚さ
の液体現像剤薄層を安定して形成することができ、像担
持体に形成された静電潜像を常に一定濃度で現像するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の構成図である。
【図2】塗布ローラを回転する制御部の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】現像液の温度と粘度の特性図である。
【図4】粘度と現像剤膜厚の特性図である。
【図5】塗布ローラの線速と現像剤膜厚の特性図であ
る。
【図6】塗布ローラの押し付け圧と現像剤膜厚の特性図
である。
【図7】塗布ローラの付着量を可変する実施例の構成図
である。
【図8】現像ローラの塗布量を可変する実施例の構成図
である。
【図9】塗布ローラの付着量を可変する他の実施例の構
成図である。
【図10】液体現像剤の温度を制御する実施例の構成図
である。
【図11】現像剤膜厚と画像濃度の特性図である。
【符号の説明】
1 感光体 4 液体現像装置 41 液体現像剤 42 現像剤貯蔵部 43 塗布ローラ 44 現像ローラ 46 温度センサ 51 駆動モータ 52 電圧変換部 53 駆動制御部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤貯蔵手段に貯蔵された高濃度で高
    粘度の液体現像剤を現像剤薄層形成手段により現像剤担
    持体表面に液体現像剤薄層を形成し、現像剤担持体表面
    の液体現像剤薄層に含まれる顕像化粒子で像担持体に形
    成された潜像を可視化する液体現像装置であって、 上記現像剤薄層形成手段は現像剤担持体表面に形成する
    液体現像剤薄層の膜厚を可変する膜厚可変手段を有し、
    膜厚可変手段は現像剤貯蔵手段に貯蔵された液体現像剤
    の温度、あるいは液体現像剤の温度と現像剤担持体の温
    度、又は液体現像剤の温度と現像剤担持体の温度及び現
    像剤薄層形成手段の温度に応じて現像剤担持体表面に形
    成する液体現像剤薄層の膜厚を制御することを特徴とす
    る液体現像装置。
  2. 【請求項2】 上記現像剤薄層形成手段は現像剤担持体
    に液体現像剤を塗布する塗布ローラを有し、膜厚可変手
    段は現像剤貯蔵手段に貯蔵された液体現像剤の温度、あ
    るいは液体現像剤の温度と現像剤担持体の温度、又は液
    体現像剤の温度と現像剤担持体の温度及び現像剤薄層形
    成手段の温度に応じて塗布ローラの回転速度を変化させ
    て現像剤担持体表面に形成する液体現像剤薄層の膜厚を
    制御する請求項1記載の液体現像装置。
  3. 【請求項3】 上記現像剤薄層形成手段は現像剤担持体
    に液体現像剤を塗布する塗布ローラを有し、膜厚可変手
    段は現像剤貯蔵手段に貯蔵された液体現像剤の温度、あ
    るいは液体現像剤の温度と現像剤担持体の温度、又は液
    体現像剤の温度と現像剤担持体の温度及び現像剤薄層形
    成手段の温度に応じて塗布ローラの現像剤担持体に対す
    る押し付け圧を変化させて現像剤担持体表面に形成する
    液体現像剤薄層の膜厚を制御する請求項1記載の液体現
    像装置。
  4. 【請求項4】 上記現像剤薄層形成手段は現像剤担持体
    に液体現像剤を塗布する塗布ローラを有し、膜厚可変手
    段は現像剤貯蔵手段に貯蔵された液体現像剤の温度、あ
    るいは液体現像剤の温度と現像剤担持体の温度、又は液
    体現像剤の温度と現像剤担持体の温度及び現像剤薄層形
    成手段の温度に応じて塗布ローラに付着する液体現像剤
    の付着量を変化させて現像剤担持体表面に形成する液体
    現像剤薄層の膜厚を制御する請求項1記載の液体現像装
    置。
  5. 【請求項5】 上記現像剤薄層形成手段は現像剤担持体
    に液体現像剤を塗布する塗布ローラを有し、膜厚可変手
    段は現像剤貯蔵手段に貯蔵された液体現像剤の温度、あ
    るいは液体現像剤の温度と現像剤担持体の温度、又は液
    体現像剤の温度と現像剤担持体の温度及び現像剤薄層形
    成手段の温度に応じて現像剤担持体に塗布する液体現像
    剤の塗布量を変化させて現像剤担持体表面に形成する液
    体現像剤薄層の膜厚を制御する請求項1記載の液体現像
    装置。
  6. 【請求項6】 上記現像剤薄層形成手段は表面に異なる
    断面積の凹凸を有する複数の塗布ローラを有し、膜厚可
    変手段は現像剤貯蔵手段に貯蔵された液体現像剤の温
    度、あるいは液体現像剤の温度と現像剤担持体の温度、
    又は液体現像剤の温度と現像剤担持体の温度及び現像剤
    薄層形成手段の温度に応じて現像剤担持体に液体現像剤
    を塗布する塗布ローラを選択して現像剤担持体表面に形
    成する液体現像剤薄層の膜厚を制御する請求項1記載の
    液体現像装置。
  7. 【請求項7】 現像剤貯蔵手段に貯蔵された高濃度で高
    粘度の液体現像剤を現像剤薄層形成手段により現像剤担
    持体表面に液体現像剤薄層を形成し、現像剤担持体表面
    の液体現像剤薄層に含まれる顕像化粒子で像担持体に形
    成された潜像を可視化する液体現像装置であって、 上記現像剤貯蔵手段に貯蔵された液体現像剤、あるいは
    液体現像剤と現像剤担持体、又は液体現像剤と現像剤担
    持体及び現像剤薄層形成手段の温度を一定温度範囲に維
    持する温度制御手段を有することを特徴とする液体現像
    装置。
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