JP2008165178A - カラー画像形成装置およびカラー画像形成方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明のカラー画像形成装置は、感光体と、現像ローラと、剪断力依存型の粘度特性を有する液体現像剤を攪拌させる攪拌装置と、前記液体現像剤を前記現像ローラに供給する現像剤供給手段と、を複数色の液体現像剤ごとに有し、現像に際し、前記液体現像剤の色によって攪拌開始タイミングを異ならせるものである。
【選択図】 図3
Description
(塩基性処理顔料の調製)
シアン顔料(フタロシニン系顔料、Pigment Blue 15:3)を、ポリエステル樹脂(大日本インキ化学工業(株)製、プラスディックDL−90)と塩基性高分子分散剤(味の素ファインテクノ(株)製、アジスパーPB−822)との8対2(重量比)混合物により、シアン顔料:混合物(重量比)=35:65の割合となるように処理したものであり、メチルエチルケトン中でビーズミル分散混合した後、水系で析出させ、脱溶剤・乾燥・微粉化し、塩基性処理顔料とした。
容量500mlのステンレス容器に
・ MOヒマワリ油(日清オイリオ(株)製、トリグリセライドのオレイン酸成分量60.5%) ・・・ 150g ・オレイン酸(関東化学(株)製) ・・・ 50g
・酸性分散剤(味の素ファインテクノ(株)製、アジスパーPA111)
・・・ 0.11g
・上記で調製した塩基性処理顔料 ・・・ 35g
の組成と共に、直径5ミリのジルコニアボールを450g投入して、攪拌機(トルネードSM型プロペラ攪拌羽根)を用い、回転数504ppmで24時間分散混合し、着色剤分散液であるシアン液体現像剤を作製した。
上記した塩基性処理顔料の調製において、シアン顔料に変えてイエロー顔料であるPigment Yellow 74を使用した以外は同様にして塩基性処理顔料を調製し、さらに、この塩基性処理顔料を使用して、シアン液体現像剤と同様にしてイエロー液体現像剤を調製した。
上記した塩基性処理顔料の調製において、シアン顔料に変えてマゼンタ顔料であるPigment Red 57:1を使用した以外は同様にして塩基性処理顔料を調製し、さらに、この塩基性処理顔料を使用して、シアン液体現像剤と同様にしてマゼンタ液体現像剤を調製した。
上記した塩基性処理顔料の調製において、シアン顔料に変えてブラック顔料であるカーボンブラック(粒子径40nm、窒素吸着比表面積55m2 /g)を使用した以外は同様にして塩基性処理顔料を調製し、さらに、この塩基性処理顔料を使用して、シアン液体現像剤と同様にしてブラック液体現像剤を調製した。
本例は、図5に示すタイミングチャートにより現像するものであり、図3に示すタンデムプリンタにおける各現像装置において、実施例1とは、各液体現像容器における攪拌装置の駆動機構と現像ローラの駆動機構をそれぞれ別に設け、独立して作動可能とするもので、現像ローラは常時、感光体に対して接触状態にある以外は同様である。
本例は、図6に示すタイミングチャートにより現像するもので、実施例2における態様の他の例であり、まず、各現像器における攪拌スクリューが50mm/sで駆動され、待機状態とされる。印刷命令が出ると、50mm/sで待機駆動していたY現像器における攪拌スクリューの回転数が220mm/sに変更され、その攪拌が30秒間継続され、また、Y現像器における攪拌スクリューの回転数が変更された後、10秒後に、50mm/sで待機駆動していたC現像器、M現像器、K現像器におけるそれぞれの攪拌スクリューの回転数が220mm/sに変更され、その攪拌が20秒間継続される。そして、4色全ての感光体が駆動されると共に全ての現像ローラにより各感光体における静電潜像が現像される。実施例1と同様に印字を行い、転写紙上にカラーバランスに優れるカラー画像を得た。
本例は、図7に示すタイミングチャートにより現像するもので、実施例2における態様の他の例であり、印刷命令が出ると、Y現像器における攪拌スクリューを回転数が300mm/sで5秒間攪拌させた後、220mm/sに変更し、その攪拌を15秒間継続し、また、C現像器、M現像器、K現像器においては、それぞれの攪拌スクリューの回転数を220mm/sとし、20秒間、攪拌される。そして、4色全ての感光体が駆動されると共に全ての現像ローラにより各感光体における静電潜像が現像される。実施例1と同様に印字を行い、転写紙上にカラーバランスに優れるカラー画像を得た。
Claims (12)
- 感光体と、現像ローラと、剪断力依存型の粘度特性を有する液体現像剤を攪拌させる攪拌装置と、前記液体現像剤を前記現像ローラに供給する現像剤供給手段と、を複数色の液体現像剤ごとに有し、現像に際し、前記液体現像剤の色によって攪拌開始タイミングを異ならせることを特徴とするカラー画像形成装置。
- 攪拌により安定化する時間の長い液体現像剤は早く攪拌を開始し、前記複数色の液体現像剤における粘度を安定化させた後に画像形成を開始することを特徴とする請求項1に記載のカラー画像形成装置。
- 前記現像ローラは前記攪拌装置と連動して駆動させるとともに、前記感光体と非現像時には離間し、現像時には前記複数色の液体現像剤における粘度を安定化させた後に当接することを特徴とする請求項1または2に記載のカラー画像形成装置。
- 前記現像ローラは前記感光体と当接していることを特徴とする請求項1または2に記載のカラー画像形成装置。
- 現像前の待機時において、各攪拌装置における攪拌部材の攪拌速度を画像形成時の前記攪拌部材の攪拌速度より低い攪拌速度で、駆動しておくことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項記載のカラー画像形成装置。
- 前記液体現像剤を安定化された粘度への第一の移行時間を持つ液体現像剤の攪拌速度は、前記第一の移行時間よりも短い安定化された粘度への第二の移行時間を持つ液体現像剤の攪拌速度よりも早いことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項記載のカラー画像形成装置。
- 前記各色の攪拌装置の攪拌速度は同じであることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項記載のカラー画像形成装置。
- 前記液体現像供給手段は、前記現像ローラに前記液体現像剤を供給するアニロクスローラを有し、前記アニロクスローラの表面には凹凸が設けられており、前記攪拌装置により安定化された液体現像剤の粘度に応じて、現像ローラ上での液体現像剤の膜厚が調整されることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一項記載のカラー画像形成装置。
- 液体現像剤が、塩基性処理顔料を酸塩基相互作用により植物油中に分散させたシアン、マゼンタ、イエロー、また、ブラックの液体現像剤であることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか一項記載のカラー画像形成装置。
- シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各液体現像剤の粘度(25℃)が100mPas〜1,500mPasであることを特徴とする請求項9記載のカラー画像形成装置。
- 感光体と、現像ローラと、前記現像ローラと連動して駆動し、剪断力依存型の粘度特性を有する液体現像剤を攪拌させる攪拌装置と、前記液体現像剤を前記現像ローラに供給する現像剤供給手段と、を複数色の液体現像剤ごとに有し、現像時には攪拌により安定化する時間の長い液体現像剤は早く攪拌を開始し、前記複数色の液体現像剤における粘度を安定化させた後に各現像ローラに各液体現像剤を供給し、前記現像ローラは前記感光体と非現像時には離間し、現像時には前記複数色の液体現像剤における粘度を前記印刷可能となる粘度へ変化させた後に当接して静電潜像を現像することを特徴とするカラー画像形成方法。
- 感光体と、前記感光体と当接する現像ローラと、前記現像ローラと連動して駆動し、剪断力依存型の粘度特性を有する液体現像剤を攪拌させる攪拌装置と、前記液体現像剤を前記現像ローラに供給する現像剤供給手段と、を複数色の液体現像剤ごとに有し、現像時には攪拌により安定化する時間の長い液体現像剤は早く攪拌を開始し、前記複数色の液体現像剤における粘度を安定化させた後に各現像ローラに各液体現像剤を供給することを特徴とするカラー画像形成方法。
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