JPH11143025A - レンズ付きフイルムユニット - Google Patents
レンズ付きフイルムユニットInfo
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- JPH11143025A JPH11143025A JP9311786A JP31178697A JPH11143025A JP H11143025 A JPH11143025 A JP H11143025A JP 9311786 A JP9311786 A JP 9311786A JP 31178697 A JP31178697 A JP 31178697A JP H11143025 A JPH11143025 A JP H11143025A
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- G03B2219/045—Roll-film cameras adapted for unloading the film in the processing laboratory, e.g. disposable, reusable or recyclable cameras
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- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
Abstract
クル性の向上を図る。 【解決手段】 ラベル作製用のフイルムシート31は、
PPフイルム35とPSフイルム36とを積層したラミ
ネートフイルム32の裏面側にアクリル系またはゴム系
の粘着剤を塗布して粘着剤層33を設けてなる。ラミネ
ートフイルム32の引っ張り強度を7×103 N/m 以上
にすることで、落下衝撃によるラベルの破損が防止さ
れ、また曲げモーメントを3×10-4 N・m 以下にする
ことで、ラベルの柔軟性が保持されてユニット本体の湾
曲部を覆う部位での浮き上がりや剥がれが防止される。
PP樹脂の総量がPS樹脂の総量に対して1.5%以下
であれば、PP樹脂とPS樹脂とを同時に溶融して得ら
れるリサイクルPS樹脂の物性が保持されるので、ラベ
ルを前カバーおよび後カバーに貼り付けたままの状態で
同時に溶融することが可能となり、リサイクル工程から
ラベルの剥離工程を削減することができる。
Description
周面に帯状のラベルを巻き付けたレンズ付きフイルムユ
ニットに関し、さらに詳しくはラベルの素材に関するも
のである。
るように、レンズ付きフイルムユニットが販売されてい
る。レンズ付きフイルムユニットは、簡単な撮影機構を
組み込んだユニット本体に未露光の写真フイルムを内蔵
させ、その表面を外装体で覆ったもので、購入したその
場ですぐに写真撮影ができ、また撮影後にもそのまま現
像取扱い店に出せばよいという簡便性から一般に広く利
用されている。
組み付けられるとともに、写真フイルムを収納する本体
基部と、この本体基部を覆うカバー部材とから構成され
る。カバー部材は前カバーと後カバーとからなり、本体
基部に前後から被せられる。本体基部およびカバー部材
は樹脂の成形品からなり、これらの成形材料として、一
般にポリスチレン(PS)樹脂が用いられている。ま
た、ユニット本体を覆う外装体としては、表面に化粧用
の印刷が施された紙箱が用いられている。
装体として用いたレンズ付きフイルムユニットがある。
このレンズ付きフイルムユニットは、ユニット本体の外
周面に帯状のラベルを巻き付けて糊付けし、ユニット本
体の両側部は露呈したままにするもので、ユニット本体
の全面を紙箱で覆うものに比較して外形の小型イメージ
を高めることができるとともに、組み立てが簡便化され
るという利点がある。また、ラベルをユニット本体に巻
き付けることで、前カバーと後カバーとの係合強度が強
固になる。このようなラベルは合成紙からなり、従来よ
り「ユポ」(商品名;王子油化製)が作製材料として用
いられている。
物を減らすために、レンズ付きフイルムユニットのリサ
イクルが積極的に進められている。ユーザーが撮影済み
の写真フイルムを収納したレンズ付きフイルムツニット
を現像取扱い店に持っていくと、このレンズ付きフイル
ムユニットは更に現像所に集められ、ここで写真フイル
ムが取り出されてフイルム現像およびプリント処理が行
われる。写真フイルムが取り出された後のレンズ付きフ
イルムユニットはメーカーによって回収され、ユニット
本体が部品ごとに分解される。そして、部品として再使
用可能なものはそのまま製造工程に供給され、使用でき
ないものは原材料としての利用が図られている。ユニッ
ト本体の外形を構成するカバー部材やラベルは、再溶融
されてペレット化される。
ユポとは相溶性が低いので、例えばカバー部材とラベル
とを同時に溶融してペレット化すると、全溶融量中に占
めるユポの割合が数%以上となったときにPS樹脂の物
性が変化してしまい、これをカバー部材の成形材料とし
て再利用することができなくなる。このため、レンズ付
きフイルムユニットのリサイクル工程では、ユニット本
体からラベルを引き剥がし、カバー部材とラベルとを別
々の工程で溶融しなくてはならないので、効率的ではな
い。
部材の成形材料と同じPSフイルムをラベルの作製材料
として用い、カバー部材とラベルとを同時に溶融してペ
レット化することが考えられる。ところが、PSフイル
ムは、従来よりラベルの作製材料として用いているユポ
に比較して引っ張り強度が劣り、これを用いて作製され
たラベルは、万が一レンズ付きフイルムユニットを落下
させてしまった際に、衝撃によって破断されやすい。引
っ張り強度を確保するためにフイルム厚みを増加させる
と、フイルムの柔軟性が損なわれ、これを用いて作製し
たラベルは、ユニット本体の湾曲部を覆う部位で浮き上
がりを生じやすくなる。
ので、ラベルの強度を低下させることなく、リサイクル
性の向上を図ったレンズ付きフイルムユニットを提供す
ることを目的とする。
に、本発明のレンズ付きフイルムユニットは、ラベルの
作製材料として、厚さが60μm以下、引っ張り強度が
7×103 N/m 以上、曲げモーメントが3×10-4 N・
m 以下のポリプロピレンフイルムを用い、かつポリプロ
ピレンフイルムの総量が、前カバーおよび後カバーの成
形に要するポリスチレン樹脂の総量に対して1.5%以
下となるようにするものである。また、厚さが60μm
以下のポリプロピレンフイルムとポリスチレンフイルム
とを積層してなるとともに、引っ張り強度が7×103
N/m 以上、曲げモーメントが3×10-4 N・m 以下のラ
ミネートフイルムをラベルの作製材料として用い、かつ
ポリプロピレンフイルムの総量が、前カバーおよび後カ
バーの成形に要するポリスチレン樹脂の総量に対して
1.5%以下となるようにしてもよい。いずれの場合に
おいても、ラベルの接着には、アクリル系またはゴム系
の粘着剤を用いるのがよい。
いポリプロピレンフイルムを用い、その引っ張り強度を
7×103 N/m 以上とすることで、ユニット本体に巻き
付けて用いたときの落下衝撃に対する強度を向上させる
ものである。また、ラベルの作製材料の曲げモーメント
を3×10-4 N・m 以下にすることで、ラベルの柔軟性
が保持され、ユニット本体の湾曲部を覆う部位での浮き
上がりや剥がれを防止することができる。
ンフイルムの総量が、前カバーおよび後カバーの成形に
要するポリスチレン樹脂の総量に対して1.5%以下と
なるようにすることで、ラベルと前カバーおよび後カバ
ーとを同時に溶融した際に、得られるリサイクルポリス
チレン樹脂の物性の変化が抑えられ、これを用いて再び
前カバーおよび後カバーを成形することが可能となる。
さらに、ラベルの接着にアクリル系またはゴム系の粘着
剤を用いることで、この接着剤がリサイクルポリスチレ
ン樹脂の物性に影響を与えることが抑えられる。
ットの外観を示すものである。レンズ付きフイルムユニ
ット10は、ユニット本体11の中央部に外装用のラベ
ル30を巻き付けて構成される。ユニット本体11は主
にプラスチック成形され、前面に撮影レンズ13および
ファインダ対物窓14が、また上面にはシャッタボタン
15,巻き上げノブ16,フイルムカウンタ窓17が、
さらに背面にはファインダ接眼窓18がそれぞれ設けら
れている。
ト10の外観を綺麗にするためのもので、表面に化粧用
の印刷が施され、ユニット本体11の外周面に接着され
る。ラベル30の所要部には、ユニット本体11に設け
られた撮影レンズ13,ファインダ対物窓14,フイル
ムカウンタ窓17,およびファインダ接眼窓18を外部
に露呈させるための開口が設けられており、ラベル30
をユニット本体11に巻き付けたままの状態で撮影操作
ができるようになっている。このラベル30は、後述す
る樹脂製のフイルムシートに打ち抜き加工を施して作製
される。
本体基部21と、この本体基部21の前後を覆うように
被せられる前カバー22および後カバー23とから構成
されている。本体基部21,前カバー22,および後カ
バー23は、それぞれポリスチレン(PS)樹脂により
射出成形される。本体基部21の両側部には、カートリ
ッジ本体24を収納するカートリッジ室25と、未露光
の写真フイルム26をロール状にして収納するフイルム
ロール室27とが一体に設けられており、これらの間に
は、写真フイルム26への露光範囲を規定するためのア
パーチャー28が形成されている。カートリッジ室25
およびフイルムロール室27の底部は開口となってお
り、後カバー23の底面側に設けられたプルトップ式の
底蓋29a,29bによってそれぞれ塞がれる。
ブ16が取り付けられる。また、アパーチャー28の前
面には、シャッタベース39aに撮影レンズ13や、フ
ァインダ光学系,フイルム巻上げ機構,シャッタ機構な
どを一体に組み付けてユニット化した露光ユニット39
が取り付けられ、前カバー22と後カバー23とで挟持
される。
ルムシートの層構成を示すもので、同図において上側が
レンズ付きフイルムユニット10の表面側、下側がユニ
ット本体11と接する裏面側を表している。フイルムシ
ート31は、ラミネートフイルム32の裏面側にアクリ
ル系またはゴム系の粘着剤を塗布して粘着剤層33を設
け、セパレータ34上に支持させた構成となっている。
このフイルムシート31を用いて作製されたラベル30
は、セパレータ34が剥がされ、粘着剤層33によって
ユニット本体11の表面に接着される。
m以下のポリプロピレン(PP)フイルム35とポリス
チレン(PS)フイルム36とを積層してなり、引っ張
り強度が7×103 N/m 以上、曲げモーメントが3×1
0-4 N・m 以下となるように構成されている。PPフイ
ルム35の表面側には、化粧用の印刷を施してなる印刷
層37が、また裏面側には遮光性を得るためのアルミ蒸
着層38がそれぞれ形成される。また、PSフイルム3
6としては厚さが30μm〜50μm程度のものが用い
られ、ラミネートフイルム32全体での厚みが80μm
以下となっている。
印刷層37が位置するように層構成されている。これに
より、時間を要する印刷工程を最後に設置することが可
能となり、フイルムシート31の作製工程を効率的に構
成することができる。
の層構成を示すもので、図1に示したフイルムシート3
1と同じ材料には、共通の符号を付してある。フイルム
シート41は、ラミネートフイルム42の裏面側に粘着
剤層33を設け、セパレータ34上に支持させた構成と
なっている。ラミネートフイルム42は厚さが60μm
以下のPPフイルム45とPSフイルム46とを積層し
てなり、PPフイルム45の表面側にアルミ蒸着層48
と印刷層47とが形成される。ラミネートフイルム42
は、引っ張り強度が7×103 N/m 以上、曲げモーメン
トが3×10-4N・m 以下となるように構成される。
の表面側にPSフイルム46が積層されるので、印刷層
47を保護することができるとともに、表面に光沢のあ
るフイルムシート41を作製することができる。なお、
上記フイルムシート41では最表面側にPSフイルム4
6が位置するように構成されているが、PPフイルム4
5を最表面側に積層してもよい。また印刷層47は、フ
イルムシート41の最表面に位置するPSフイルム46
またはPPフイルム45の裏面に形成するようにしても
よい。
PフイルムとPSフイルムとのラミネートフイルムに限
られるものではなく、PPフイルムのみからなるフイル
ムシートでもよい。この場合、PPフイルムの表面側に
アルミ蒸着層と印刷層とを形成し、裏面側に粘着剤層を
設ければよい。またPPフイルムとしては、厚さが60
μm以下、引っ張り強度が7×103 N/m 以上、曲げモ
ーメントが3×10-4N・m 以下のものを用いるのがよ
い。
0を用いて撮影を行った後に、使用済みのレンズ付きフ
イルムユニット10を現像取扱い店に持っていきDPE
を依頼すると、このレンズ付きフイルムユニット10は
更に現像所に集められる。現像所では、レンズ付きフイ
ルムユニット10の底部に設けられた底蓋29aを開放
し、露光済みの写真フイルム26を巻き込んだカートリ
ッジ本体24がユニット本体11から取り出される。そ
して、写真フイルム26のフイルム現像およびプリント
処理が施され、現像済みのフイルムを巻き込んだカート
リッジ本体24とプリント写真とが現像取扱い店を介し
てユーザーに返却される。
た後のレンズ付きフイルムユニット10はメーカーによ
って回収され、再利用のための分解工程に回される。分
解工程では、例えば前カバー22と後カバー23との組
付境界線に沿ってラベル30が切断され、このラベル3
0が貼り付けられたままの状態で前カバー22および後
カバー23が本体基部21から取り外される。この後、
本体基部21から露光ユニット39が取り外される。取
り外された露光ユニット39は、ユニット単位で機能検
査および外観検査が行われ、再利用可能なものはレンズ
付きフイルムユニットの組立工程に移送されてそのまま
製品の一部として用いられる。
23とにより覆われていることから再使用できる可能性
が高く、外観検査を施した後に再使用可能なものはその
ままレンズ付きフイルムユニットの組立工程に供給され
る。また、使用不可能なものは前カバー22および後カ
バー23とともに溶融工程に送られ、一度樹脂ペレット
に戻された後に、成形材料として用いられる。この際、
前カバー22および後カバー23は、表面にラベル30
が貼り付けられたままの状態で溶融される。
なる5種類のラベルサンプル品S1〜S5を作製し、各
々の引っ張り強度値および曲げモーメントを測定した。
なお、ラベルサンプル品S1は、PPフイルムのみから
構成されるフイルムシートを用いて作製し、ラベルサン
プル品S2〜S5は、図1に示した層構成のフイルムシ
ートを用いて作製した。また、PPフイルムの厚さを1
5μm〜40μmの範囲内、PSフイルムの厚さを30
μm〜50μmの範囲内とし、粘着剤層の形成にはアク
リル系の粘着剤を用いた。また比較のために、ユポから
なる従来サンプル品SSについても引っ張り強度値およ
び曲げモーメントを測定した。結果をまとめて表1に示
す。
よび従来サンプル品SSのそれぞれについて、レンズ付
きフイルムユニット用のラベルとしての適否を評価し
た。評価は、各サンプル品S1〜S5,SSをユニット
本体に巻き付けた状態で行い、ラベルの浮き又は剥がれ
の有無と、落下衝撃によるラベルの破損の有無とを確認
した。なお、ラベルの浮き又は剥がれの有無は、各サン
プル品S1〜S5,SSをユニット本体に巻き付けてか
ら1日経過した後に、65℃の温度下に3日間放置して
から確認した。また、落下衝撃によるラベルの破損の有
無は、各サンプル品S1〜S5,SSを巻き付けたユニ
ット本体を、1mの高さから自然落下させた後に確認し
た。結果をまとめて表2に示す。
トが3.6×10-4 N・m の従来サンプル品SSでは、6
5℃の環境下に3日間放置されるとラベルの浮きや剥が
れが生じるのに対し、曲げモーメントが2.5×10-4 N
・m 以下に構成されたラベルサンプル品S1〜S5の全
てにおいて、ラベルの浮きや剥がれの発生は認められな
かった。これにより、曲げモーメントを2.5×10-4×
N・m 以下とすることで、ラベルの浮き又は剥がれの発
生を確実に防止できることが確認された。
のラベルサンプル品S5では、落下衝撃によってラベル
が破損したのに対し、引っ張り強度が7×103 N/m 以
上に構成されたラベルサンプル品S1〜S4および従来
サンプル品SSにおいては、落下衝撃によるラベルの破
損は認められなかった。これにより、引っ張り強度を7
×103 N/m 以上とすることで、落下時の衝撃によって
ラベルが破損することを防止できることが確認された。
よび従来サンプル品SSのそれぞれについて、PS樹脂
との相溶性を確認した。PS樹脂との相溶性は、各サン
プル品S1〜S5,SSを前カバーおよび後カバーとと
もに溶融してペレット化し、得られたリサイクルPS樹
脂の物性の変化の有無により評価した。また、ラベルサ
ンプル品S1〜S5のそれぞれについて全溶融樹脂中に
占めるPP樹脂の割合を求め、評価結果と併せて表3に
示した。表中の評価記号○はリサイクルPS樹脂の物性
の変化なし、△は実用可能、×はリサイクルPS樹脂の
再利用不可を表す。
中に占める割合が小さくなるほどリサイクルPS樹脂に
与える影響が小さくなることがわかる。そして、全溶融
樹脂中に占める割合が0.8%以下であれば、リサイク
ルPS樹脂の物性に全く影響を与えることなく、PS樹
脂中に混練されることがわかった。
ルムユニットによれば、ラベルの作製材料として強度の
高いポリプロピレンフイルムを用いるので、ラベルの引
っ張り強度が向上し、落下衝撃が加わった際にもラベル
が破損することが防止される。しかも、ポリプロピレン
フイルムの総量が、ポリスチレン樹脂の総量に対して
1.5%以下となるようにすることで、このポリプロピ
レンフイルムをポリスチレン樹脂とともに溶融したとし
ても、得られるリサイクルポリスチレン樹脂の物性の変
化が実用上問題のない程度に抑えられる。これにより、
前カバーおよび後カバーとラベルとを同時に溶融してペ
レット化することが可能となり、レンズ付きフイルムユ
ニットのリサイクル工程からラベルの剥離工程を削減す
ることができる。
を示す説明図である。
構成を示す説明図である。
る。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 撮影機構が組み付けられるとともに、写
真フイルムを内蔵する本体基部と、前記本体基部を前後
から覆うように被せられる前カバーおよび後カバーとか
らなり、少なくとも前記前カバーおよび後カバーがポリ
スチレン樹脂の成形品からなるユニット本体に、前記前
カバーと後カバーとの組付境界線の一部を横切るように
帯状のラベルを巻き付けたレンズ付きフイルムユニット
において、 前記ラベルは、厚さが60μm以下、引っ張り強度が7
×103 N/m 以上、曲げモーメントが3×10-4 N・m
以下のポリプロピレンフイルムからなり、かつ前記ポリ
プロピレンフイルムの総量が、前記前カバーおよび後カ
バーの成形に要するポリスチレン樹脂の総量に対して
1.5%以下であることを特徴とするレンズ付きフイル
ムユニット。 - 【請求項2】 撮影機構が組み付けられるとともに、写
真フイルムを内蔵する本体基部と、前記本体基部を前後
から覆うように被せられる前カバーおよび後カバーとか
らなり、少なくとも前記前カバーおよび後カバーがポリ
スチレン樹脂の成形品からなるユニット本体に、前記前
カバーと後カバーとの組付境界線の一部を横切るように
帯状のラベルを巻き付けたレンズ付きフイルムユニット
において、 前記ラベルは、厚さが60μm以下のポリプロピレンフ
イルムと、ポリスチレンフイルムとを積層してなるとと
もに、引っ張り強度が7×103 N/m 以上、曲げモーメ
ントが3×10-4 N・m 以下のラミネートフイルムによ
り作製され、かつ前記ポリプロピレンフイルムの総量
が、前記前カバーおよび後カバーの成形に要するポリス
チレン樹脂の総量に対して1.5%以下であることを特
徴とするレンズ付きフイルムユニット。 - 【請求項3】 前記ラベルは、アクリル系またはゴム系
の粘着剤により前記ユニット本体に接着されていること
を特徴とする請求項1または2記載のレンズ付きフイル
ムユニット。
Priority Applications (2)
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP31178697A JP3685474B2 (ja) | 1997-11-13 | 1997-11-13 | レンズ付きフイルムユニット |
Publications (2)
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JPH11143025A true JPH11143025A (ja) | 1999-05-28 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country | Link |
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US (1) | US5983027A (ja) |
JP (1) | JP3685474B2 (ja) |
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1998
- 1998-11-13 US US09/190,214 patent/US5983027A/en not_active Expired - Lifetime
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