JPH11142475A - パッケージハンドリング装置 - Google Patents

パッケージハンドリング装置

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JPH11142475A
JPH11142475A JP31182797A JP31182797A JPH11142475A JP H11142475 A JPH11142475 A JP H11142475A JP 31182797 A JP31182797 A JP 31182797A JP 31182797 A JP31182797 A JP 31182797A JP H11142475 A JPH11142475 A JP H11142475A
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JP
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sensor
stopper
devices
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light
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Application number
JP31182797A
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English (en)
Inventor
Yukio Taneda
由紀男 種田
Satoshi Nagashima
敏 長島
Eiji Hamamura
栄二 浜村
Hidenori Miyamoto
英教 宮本
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KUWANO ELECTRICAL INSTR CO Ltd
KUWANO ELECTRICAL INSTRUMENTS CO Ltd
Original Assignee
KUWANO ELECTRICAL INSTR CO Ltd
KUWANO ELECTRICAL INSTRUMENTS CO Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 センサを構成する受、発光素子の数を削減す
ることができ、しかも長さの異なる各種のデバイスを確
実に検出し得るようにする。 【解決手段】 デバイス分離部18に2個のデバイス3
-1,3-2が存在するか否かを検出するデバイス検出装置
24を配置する。このデバイス検出装置24は、デバイ
ス分離部18に1個目のデバイス3-1が存在するか否か
を検出する第1のセンサ26と、2個目のデバイス3-2
が存在するか否かを検出する第2のセンサ27と、第2
のセンサ27をデバイス3の移動方向に移動させる駆動
装置32とでする。長さの異なるデバイスの特性検出時
に、駆動装置32によって第2のセンサ27をその長さ
に応じた位置に移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、組立完了したI
C、ディスクリートデバイス等の被測定デバイスを自動
的にテストシステムのテストヘッドに供給し、そのテス
ト結果に基づいて自動的に分類収納するハンドラなどの
パッケージハンドリング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、被測定デバイス(以下、デバ
イスと呼ぶ)の電気的特性の検査に当たっては、ハンド
ラの測定部ユニットによってデバイスをテスティング装
置のテストヘッドに供給し、そのリードをテストヘッド
のコンタクトに接触させるようにしている。リードがコ
ンタクトに接触すると、テスティング装置は電流または
電圧を印加し、そのときの電流値または電圧値の変化を
測定することによりデバイスの電気的特性を検査する。
検査が終了すると、ハンドラはデバイスをそのテスト結
果に応じて複数のカテゴリ、例えば良品、不良品、再検
査などに分類し、各カテゴリ毎に収納するようにしてい
る。
【0003】デバイスの搬送方式としては、水平搬送方
式と自重落下方式の2方式がある。前者は、一般に真空
吸着装置を用いてデバイスの搬送を行なうものである。
後者は、デバイスの搬送のための通路を傾斜した通路と
垂直な通路とで形成し、デバイスの搬送を自重による自
然落下によって行うもので、本発明は後者の自重落下方
式を採用した装置の改良に関する。
【0004】図9は従来の自重落下方式を採用したハン
ドラの概略構成を示す図で、1はローダ部、2は複数個
のデバイス3を収納するマガジン、4は測定部、5は測
定が終了したデバイス3をそのテスト結果に応じて分類
し収納するアンローダ部である。
【0005】デバイス3の特性検査に際して、未検査の
デバイス3は一端が開放するマガジン2内に収納されて
おり、このマガジン2を検査時に所定角度傾斜させるこ
とにより、下端側開口部からデバイス3を自重により1
つずつ排出してプールシュート6に供給する。
【0006】プールシュート6に供給されたデバイス3
は、フィードシャトル7によって複数個のフィードシュ
ート8に順次振り分けられる。また、各フィードシュー
ト8に振り分けられたデバイス3は、さらに表裏反転装
置9によって前後方向はそのままで表裏のみを反転され
た後、複数個の垂直な測定部シュート10に適宜振り分
けられて測定部4に導かれ、テスティング装置の各テス
トヘッド11に押し付けられることにより特性が測定さ
れる。測定終了後は測定部シュート10を通って分類シ
ャトル12に導かれると、そのテスト結果に応じて複数
のカテゴリ、例えば良品、不良品、再検査などに分類さ
れて各カテゴリ毎に設けた排出シュート13に振り分け
られ、アンローダ部5に設置されているチューブ14に
カテゴリごとに順次収納される。なお、図9において
は、テスティング装置のテストヘッド11が設けられる
測定部4を便宜上水平面内において90°回転させて示
している。
【0007】このようなハンドラにおいて、誤分類を避
けるために良品、不良品を問わず1個ずつ分類する必要
がある。そのため、測定部4のテストヘッド11にデバ
イス3を1個ずつ確実に供給する機構として、図10に
示すように通路の途中に設けたデバイス分離部18に2
個落ち防止用のストッパ機構20を設け、このストッパ
機構20によってデバイス3を1個ずつ分離して測定部
4に供給するようにしている。ストッパ機構20として
は、デバイス分離部18に供給される1個目のデバイス
3-1を係止する進退自在な第1のストッパ22と、この
第1のストッパ22より上流側に進退自在に設けられ、
次に供給される2個目のデバイス3ー2を係止する第2の
ストッパ23とで構成されている。
【0008】さらに、デバイス分離部18では、2個の
デバイス3-1,3ー2が存在するか否かをデバイス検出装
置24によって検出し、その信号に基づいて制御部25
が前記ストッパ機構20を制御するようにしている。デ
バイス検出装置24は、1個目のデバイス3-1を光学的
に検出する第1のセンサ26と、2個目のデバイス3ー2
を同じく光学的に検出する第2のセンサ27とを備えて
いる。第1のセンサ26としては、発光素子26aと受
光素子26bが用いられる。一方、第2のセンサ27に
ついては、長さの異なる各種のデバイス3に対応し得る
ように複数個の発光素子27a-1,27a-2,27a-3
・・と受光素子27b-1,27b-2,27b-3・・・を
互いに対向するようにデバイス3の搬送方向に離間させ
て固定配置し、長さの異なるデバイスの特性検査時に
は、その長さに応じた位置の発光素子と受光素子、例え
ば発光素子27a-2と受光素子27b-2のみをONに
し、他の発光素子27a-1,27a-3と受光素子27b
-1,27b-3をOFFにしてデバイスを検出するように
している。なお、この種のハンドラにおいては、測定部
4の直前の通路部分以外で、デバイス3を1個ずつ分離
して供給する必要がある箇所、すなわちフィードシャト
ル7の直前および分類シャトル12の直前の通路部分も
デバイス分離部18を形成し、同様なストッパ機構とデ
バイス検出装置が設けられている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
ハンドラは、デバイス分離部18においてストッパ機構
20によりデバイス3を1個ずつ分離する際、1個目と
2個目のデバイス3-1,3ー2がデバイス分離部18に存
在するか否かをデバイス検出装置24によって検出して
いた。しかしながら、このデバイス検出装置24は、第
2のセンサ27をそれぞれ複数個の発光素子27a-1,
27a-2,27a-3・・・と受光素子27b-1,27b
-2,27b-3・・・によって構成し、長さの異なるデバ
イスを測定する際にはこれら素子を切り替えて使用して
いたため、発光素子27aと受光素子27bの数が増加
するという問題があった。特に、最近ではデバイス3の
種類が多品種でかつ小型になってきているためますます
発光素子27aと受光素子27bの数が増加し、素子の
形状、大きさ等によっては素子どうしを互いに干渉しな
いように配置することが難しく、デバイス3によっては
検出できない位置が生じるため対応しきれないという問
題があった。
【0010】本発明は上記した従来の問題を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、センサ
を構成する受、発光素子の数を削減することができ、し
かも長さの異なる各種のデバイスを確実に検出し得るよ
うにしたパッケージハンドリング装置を提供することに
ある。
【0011】上記目的を達成するために第1の発明は、
テスティング装置のテストヘッドが設けられる垂直な通
路を含む測定部を有し、この測定部に1個ずつデバイス
を供給し、検査後そのテスト結果に基づき分類収納する
パッケージハンドリング装置において、シュートの途中
に設けたデバイス分離部に供給される1個目のデバイス
を係止する第1のストッパと、この第1のストッパより
上流側に設けられ、次に供給される2個目のデバイスを
係止する第2のストッパとからなる2個落ち防止用スト
ッパ機構と、前記デバイス分離部に2個のデバイスが存
在するか否かを検出するデバイス検出装置と、このデバ
イス検出装置からの信号に基づいて前記2個落ち防止用
ストッパ機構を制御する制御部とを備え、前記デバイス
検出装置を、前記デバイス分離部に1個目のデバイスが
存在するか否かを検出する第1のセンサと、前記デバイ
ス分離部に2個目のデバイスが存在するか否かを検出す
る第2のセンサと、これらの第1、第2のセンサのうち
のいずれか一方をデバイスの移動方向に移動させる駆動
装置とで構成したことを特徴とする。
【0012】また、第2の発明は、上記第1の発明にお
いて、第1のセンサまたは第2のセンサを移動させる駆
動装置を、モータと、このモータの回転を直線運動に変
換して前記第1のセンサまたは第2のセンサに伝達する
伝達機構とで構成したことを特徴とする。
【0013】第1の発明において、第1のストッパはデ
バイス分離部に供給される1個目のデバイスを係止し、
第2のストッパは2個目のデバイスを係止する。デバイ
ス検出装置は第1、第2のセンサによって2個のデバイ
スがデバイス分離部に存在するか否かを検出する。第1
または第2のセンサは、デバイスの長さに応じて移動さ
れることで、1つの発光素子と受光素子で構成すること
ができる。したがって、素子数が少なく、長さの異なる
各種のデバイスの検出が可能となる。第2の発明におい
て、駆動装置としてはモータが用いられ、伝達機構とし
てはラックとピニオン、プーリとタイミングベルト等が
用いられる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて詳
細に説明する。図1は本発明の基本的構成を説明するた
めの図である。なお、従来技術の欄で示した構成部材等
と同一のものについては同一符号をもって示し、その説
明を適宜省略する。
【0015】本発明においては、2個目のデバイス3-2
を検出する第2のセンサ27をそれぞれ1個からなる発
光素子27aと受光素子27bとで構成し、この第2の
センサ27と2個目のデバイス3-2を係止する第2のス
トッパ23をユニット化してデバイス3の搬送方向に移
動自在な可動ユニット31とし、この可動ユニット31
を測定すべきデバイス3の長さに応じて駆動装置32に
より移動させるようにした点、および制御装置25が第
1、第2のセンサ26,27からの検出信号に基づきス
トッパ機構20および前記駆動装置32を駆動制御する
点が図9および図10に示した従来装置と異なってい
る。
【0016】第2のセンサ27の発光素子27aと受光
素子27bは、1個目のデバイス3-1を係止する第1の
ストッパ22よりデバイス1個分より上方でかつ2個分
より低い位置に通路を挟んで対向するように設けられ
る。ただし、デバイス3-2の両側に対向して配置される
ものであってもよい。また、発光素子27aから出た光
を2本の光ファイバ33,34によって受光素子27b
に導くようにしてもよい。さらに、1個目のデバイス3
-1を検出する第1のセンサ26についても、その発光素
子26aから出た光を2本の光ファイバ35,36によ
って受光素子26bに導くようにしてもよい。
【0017】駆動装置32としては、パルスモータ等が
用いられ、その回転はギア、ベルト等の適宜な伝達機構
によって直線運動に変換され前記可動ユニット31に伝
達される。
【0018】次に、本発明の実施の形態について説明す
る。図2は本発明をハンドラに適用した一実施の形態を
示す要部の概略正面図、図3は側面図、図4はストッパ
機構とセンサの取付構造を示す断面図、図5は要部の一
部を破断して示す平面図である。本実施の形態において
は、4つのレーンR1 〜R4 を備えたハンドラの測定部
4の直前のデバイス分離部18に適用した例を示す。
【0019】ハンドラは、フィードシュート8と、この
フィードシュート8の下端に接続された測定シュート1
0と、この測定シュート10の下端に接続された排出シ
ュート13を備えている。フィードシュート8は、上流
側が所定角度で傾斜し、下流側が下方に略垂直に折れ曲
がった通路を形成している。前記測定シュート10は略
垂直な通路を形成し、テスティング装置のテストヘッド
11に対向して設けられ、検査時にデバイス3をテスト
ヘッド11に供給する進退自在な測定部ユニット21と
共に測定部4を形成している。この測定シュート10と
前記フィードシュート8との境部は、デバイス3を1個
ずつ分離するデバイス分離部18を形成し、デバイス3
が2個落下するのを防止するストッパ機構20と、1個
目と2個目のデバイス3-1,3-2を検出するデバイス検
出装置24が配設されている。
【0020】前記デバイス3は、図1に示すようにIC
を合成樹脂によってモールドした本体3Aと、この本体
3A内のICにそれぞれ接続され本体3Aの両側に突出
する複数本(例えば、16本)のリード3Bとで構成さ
れ、特性検査時に前記測定部ユニット21により前記リ
ード3Bがテストヘッド11のコンタクトに押付けられ
る。
【0021】前記ストッパ機構20は前記各レーンR1
〜R4 のフィードシュート8の裏面下端部にそれぞれ設
けられるもので、デバイス分離部18の下部に進退自在
に設けられ1個目のデバイス3-1を係止する第1のスト
ッパ22と、この第1のストッパ22より上流側に進退
自在に設けられ次に供給される2個目のデバイス3-2を
係止する第2のストッパ23とを備え、制御部25(図
1)によってそれぞれ駆動制御されるように構成されて
いる。
【0022】さらに、前記ストッパ機構20の構成等を
図3〜図5に基づいて詳述すると、前記第1のストッパ
22は回動レバー40の下端に取付けられ、デバイス分
離部18内に突出して1個目のデバイス3-1の下面を係
止し、測定部4への供給時にエアシリンダ41によって
デバイス分離部18から退出されるように構成されてい
る。前記回動レバー40は、高さ方向の中間部が水平な
軸42によって、第1のストッパ22がデバイス分離部
18に対して進退する方向に回動自在に軸支され、ばね
43によって図3において時計方向の回動習性が付与さ
れることにより通常は前記第1のストッパ22をデバイ
ス分離部18内に突出させている。また、回動レバー4
0の上端にはローラ45が取付けられ、このローラ45
は前記ばね43によって前記エアシリンダ41のロッド
41Aに圧接されている。
【0023】前記第2のストッパ23は、エアシリンダ
47のロッド47Aに連結部材48を介して取付けられ
ており、デバイス3が正常に供給されている通常時にお
いては、デバイス分離部18内に突出してその先端部上
面で2個目のデバイス3ー2の下面を係止し、第1のスト
ッパ22が後退して1個目のデバイス3ー1を測定シュー
ト10に落下させた後に元の状態に復帰すると、エアシ
リンダ47によってデバイス分離部18から退出される
ように構成されている。この場合、何らかの原因により
誤って2個目のデバイス3-2が通常よりも速く供給され
て1個目のデバイス3-1上に落下すると、この2個目の
デバイス3-2の本体3Aを図1に示すように押圧して係
止する。連結部材48はばね49によってデバイス分離
部18方向に付勢されている。
【0024】また、第2のストッパ23は、第1のスト
ッパ22よりデバイス1個分より上方で、2個分より低
い位置に設けられている。さらに、第2のストッパ23
の先端部は、図5に示すように前記フィードシュート8
の下端部裏面に形成した挿通孔51に挿入されている。
フィードシュート8の内部には、全長にわたってデバイ
ス3の通路52が形成され、この通路52に前記挿通孔
51が連通している。そして、このような第2のストッ
パ機構23は、前記エアシリンダ41および各レーン毎
に設けられるデバイス検出装置24の第2のセンサ27
と共にバー60に取付けられてユニット化されることに
より上下方向に移動自在な可動ユニット31を形成して
いる。
【0025】前記デバイス検出装置24は、図1に示し
たようにデバイス分離部18に1個目のデバイス3-1が
存在するか否かを検出する第1のセンサ26と、2個目
のデバイス3-2が存在するか否かを検出する第2のセン
サ27とを備えている。
【0026】前記第1のセンサ26は、各レーンR1〜
R2毎に設けられる発光素子26aおよび受光素子26
b(図1参照)と、前記フィードシュート8の通路52
を挟んでその前後に対向するように配置され、発光素子
26aから出た光を受光素子26bに導く2本の光ファ
イバ35,36とを有している。発光素子26a側の光
ファイバ35は、フィードシュート8の裏面下端部に取
付けた水平な固定板62に取付けられ、受光素子26b
側の光ファイバ36は、フィードシュート8と共に垂直
な基板63(図4)に取付けられている。このような発
光素子26aと受光素子26bは、測定部4の直前にお
けるデバイス分離部18においては、装置固定部側に固
定されている。発光素子26aから出た光は、光ファイ
バ35を通り、第1のストッパ22上にデバイス3が存
在すると遮光されるため受光素子26bによって検出さ
れず、これによって1個目のデバイス3-1が検出され
る。第1のセンサ26による検出信号は、前記制御部2
5に送出される。なお、前記光ファイバ35,36の内
部には発光素子26aからの光を集光する図示しないレ
ンズが組み込まれている。
【0027】前記第2のセンサ27は、第1のセンサ2
6と同様に各レーンR1〜R2毎に設けられる発光素子2
7aおよび受光素子27b(図1参照)と、図5に示す
ように前記フィードシュート8の通路52を挟んでその
両側に対向するように配置され、発光素子27aから出
た光を受光素子27bに導く2本の光ファイバ33,3
4とを有している。フィードシュート8の側面には、前
記発光素子27aからの光を受光素子27bに導くため
の挿通孔54が前記通路52と連通して形成されてい
る。発光素子27aから出た光は、デバイス分離部18
内にデバイス3が1個ずつ正常に供給されている状態で
は受光素子27bによって受光され、図1に示すように
誤って2個のデバイス3-1,3-2が供給されると、2個
目のデバイス3-2によって遮られるため受光されず、こ
れによって2個のデバイス3-1,3-2が通路52中に存
在することを検出することができる。第2のセンサ27
による検出信号は、前記制御部25に送出される。前記
光ファイバ33,34は前記第2のストッパ23および
エアシリンダ41と共に前記バー60に取付けられてい
る。ここで、本実施の形態においては、光ファイバ3
3,34を用いて発光素子27aの光を受光素子27b
に導くようにしているので、素子自体はバー60に必ず
しも取付ける必要はない。なお、光ファイバ33,34
の内部には、前記光ファイバ35,36と同様に発光素
子27aからの光を集光する図示しないレンズが組み込
まれている。
【0028】前記可動ユニット31を構成するバー60
は、図2に示すように4つのレーンR1 〜R4 のフィー
ドシュート8を横断して配置され、両端部にはガイドレ
ール67に沿って上下動するスライダ66がそれぞれ取
付けられ、パルスモータ32の回転がタイミングベルト
70を介して伝達されることにより前記ガイドレール6
7に沿って上下動されるように構成されている。前記ガ
イドレール67は、上下方向に長く延在し、装置固定部
側に取付けられている。前記タイミングベルト70は、
上下に配設された2個の歯付きプーリ69a,69b間
に張設されて途中に前記スライダ66が固定され、下方
のプーリ69bに前記パルスモータ32の回転が伝達さ
れるように構成されている。
【0029】次にこのような構造からなるハンドラの動
作について説明する。図6はストッパ機構20の動作を
示すフローチャートである。ハンドラを稼働させてロー
ダ部に収納されているデバイスをプールシュート6(図
10参照)を通ってフィードシュート8に一個ずつ供給
する。この時、第1のストッパ22はデバイス分離部1
8内に突出し、第2のストッパ23は退出している。し
たがって、1個目のデバイス3-1は第1のストッパ22
上に落下して係止される。1個目のデバイス3-1が第1
のセンサ26を通過して発光素子26aの光を遮ると、
この時の信号に基づき制御部25が駆動信号をエアシリ
ンダ47に送出する。そのため、エアシリンダ47は駆
動して第2のストッパ23をデバイス分離部18内に突
出させる。したがって、続いて供給される2個目のデバ
イス3-2は、第2のストッパ23上に落下して係止され
る。
【0030】このようにデバイスが正常に供給されてい
る状態においては、第2のセンサ27は2個目のデバイ
ス3-2を検出しないのでON状態に保持され(ステップ
80)、その信号に基づき制御部25が駆動信号を送出
して第1のエアシリンダ41を駆動する。そのため、第
1のストッパ22はデバイス分離部18から退出して1
個目のデバイス3-1の係止を解除し、測定部4に供給す
る(ステップ81)。そして、1個目のデバイス3-1が
落下すると、第1のストッパ22は再び復帰してデバイ
ス分離部18内に突出する。
【0031】また、制御部25は、第1のストッパ22
が復帰してデバイス分離部18内に進入すると、エアシ
リンダ47に駆動信号を送出する。そのため、このエア
シリンダ47は駆動して第2のストッパ23をデバイス
分離部18から退出させる。その結果、第2のストッパ
23上に係止されていた2個目のデバイス3-2は第1の
ストッパ22上に落下して次に測定部4に供給されるデ
バイスとなる。このような動作を繰り返すことにより、
デバイス3を1個ずつ連続的に測定部4に供給すること
ができる。
【0032】次に、何らかの原因により誤って2個目の
デバイス3-2が通常より速く供給されて1個目のデバイ
ス3-1上に落下すると、この2個目のデバイス3-2は発
光素子27aから出た光を遮るため、第2のセンサ27
はOFFとなりデバイスが2個落下したことを検出し、
その検出信号を制御部25に送出する。制御部25は第
2のセンサ27からの検出信号に基づきエアシリンダ4
7に駆動信号を出力する。これにより、エアシリンダ4
7は駆動して第2のストッパ23をデバイス分離部18
内に突出させ、2個目のデバイス3-2を押圧する(ステ
ップ82)。次に、制御部25からの駆動信号によって
エアシリンダ41を駆動することにより、第1のストッ
パ22をデバイス分離部18から退出させ、1個目のデ
バイス3-1を測定部4に落下させる(ステップ83)。
その後、第1のストッパ22を元の状態に復帰させる
(ステップ84)。続いて第2のストッパ23をデバイ
ス分離部18から退出させて2個目のデバイス3-2の係
止を解除し、第1のストッパ22上に落下させる(ステ
ップ85)。その後、第1のストッパ22をデバイス分
離部18から退出させて前記2個目のデバイスを測定部
4に落下させる(ステップ86)。
【0033】このようにして誤って2個落ちした1個目
と2個目のデバイス3-1,3-2の供給が終了すると、元
の正常な状態に戻るため、装置を一時停止させてデバイ
スを取り除く必要がなく、引き続きデバイスを連続して
測定部へ供給することができる。
【0034】長さが異なるデバイスの特性検査を行う際
には、パルスモータ32を駆動して可動ユニット31を
上方または下方に移動させ、第2のストッパ23と第2
のセンサ27をその長さに応じた位置に移動させればよ
い。
【0035】図7はセンサの動作フローを示す図であ
る。長さが異なるデバイスの特性検査に際しては、先ず
ステップ90でデバイスのタイプを選択する。この選択
は、操作盤によって行う。次に、パルスモータ32を駆
動して第2のセンサ27を予めデバイス毎に設定してあ
るデバイスに応じた所定位置へ移動させる(ステップ9
1)。第2のセンサ27を所定位置に移動させた後、デ
バイス3をシュートに供給して上記したと同様に特性検
査を行う。
【0036】このように本発明においては、第2のセン
サ27をパルスモータ32によって移動させるように構
成したので、第2のセンサ27としてそれぞれ1個から
なる発光素子27aと受光素子27bを用いることがで
き、受、発光素子の数を削減することができる。したが
って、従来装置のように複数個の発光素子と受光素子を
デバイスの搬送方向に並設する必要がなく、また素子ど
うしが干渉することもないので、素子の選択の自由度が
拡大し、長さの異なる各種デバイスの検出が可能とな
り、装置としての汎用性を拡大することができる。
【0037】図8は本発明の他の実施の形態を示す要部
の概略断面図である。この実施の形態においては、フィ
ードシャトル7(図9)の直前の通路部分に設けられる
デバイス分離部に適用した例を示している。デバイスの
2個落ちを防止するストッパ機構95は、1個目のデバ
イス3-1を係止する進退自在な第1のストッパ96と、
通路を挟んで対向する一対の切り出しローラ97a,9
7bからなる第2のストッパ97とで構成されている。
【0038】デバイス検出装置98は、1個目のデバイ
ス3-1を検出する第1のセンサ101と、2個目のデバ
イス3-2を検出する第2のセンサ102とを備えてい
る。第1のセンサ101は、デバイス3の搬送方向に移
動自在なスライダ103に通路を挟んで対向するように
設けられた発光素子105と受光素子106とで構成さ
れている。第2のセンサ102は、第1のセンサ101
より上流側に通路を挟んで対向するように配置された発
光素子107と受光素子108とで構成されている。こ
れらの発光素子107と受光素子108は装置固定部側
に固定されている。前記スライダ103は、長さの異な
るデバイスの特性検査時に駆動装置110によってデバ
イス3の搬送方向に移動されるように構成されている。
そのため、スライダ103の下面にはラック111が形
成され、このラック111は前記駆動装置110の回転
軸112を取付けたピニオン114に噛合している。駆
動装置110としては、パルスモータ等が用いられる。
なお、前記スライダ103には、前記第1のストッパ9
6が取付けられ、これらによって可動ユニットを形成し
ている。
【0039】このような構成においては、従来装置の場
合第1のセンサとして複数個の発光素子と受光素子を用
いる必要があったのに対して、本発明においてはその必
要がなく、発光素子と受光素子の数を削減することがで
きる。したがって、上記した実施の形態と同様な効果が
得られる。
【0040】なお、上記した実施の形態においては、フ
ィードシュート8と測定シュート10との境部のデバイ
ス分離部と、フィードシャトル7の直前のデバイス分離
部にそれぞれ適用した例を示したが、図9に示した分類
シャトル12の直前のデバイス分離部にも適用すること
ができる。また、上記した実施の形態においては、駆動
装置としてパルスモータを用い、その回転を第2のセン
サに伝達する伝達機構として、タイミングベルト70
と、ラック111およびピニオン112を用いた例を示
したが、本発明はこれらに何等特定されるものではな
い。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るパッケ
ージハンドリング装置によれば、センサを構成する発光
素子と受光素子の数を削減することができるため素子の
選択の自由度が拡大し、しかも長さの異なる各種のデバ
イスの検出が可能で、装置としての汎用性を向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の基本的構成を説明するための図であ
る。
【図2】 本発明をハンドラに適用した一実施の形態を
示す要部の概略正面図である。
【図3】 側面図である。
【図4】 ストッパ機構とセンサの取付構造を示す断面
図である。
【図5】 要部の一部を破断して示す平面図である。
【図6】 ストッパ機構の動作を示すフローチャートで
ある。
【図7】 センサの動作フローを示す図である。
【図8】 本発明の他の実施の形態を示す概略断面図で
ある。
【図9】 従来のハンドラの概略構成を示す図である。
【図10】 従来のストッパ機構とデバイス検出装置を
示す図である。
【符号の説明】 1…ローダ部、2…マガジン、3…デバイス、3A…本
体、3B…リード、3-1…1個目のデバイス、3-2…2
個目のデバイス、4…測定部、5…アンローダ部、6…
プールシュート、7…フィードシャトル、8…フィード
シュート、10…測定シュート、11…テストヘッド、
13…排出シュート、18…デバイス分離部、20…ス
トッパ機構、22…第1のストッパ、23…第2のスト
ッパ、24…デバイス検出装置、25…制御部、26…
第1のセンサ、26a…発光素子、26b…受光素子、
27…第2のセンサ、27a…発光素子、27b…受光
素子、32…駆動装置、31…可動ユニット、33〜3
6…光ファイバ、70…タイミングベルト、111…ラ
ック、112…ピニオン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮本 英教 神奈川県川崎市高津区溝口890番地 桑野 電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テスティング装置のテストヘッドが設け
    られる垂直な通路を含む測定部を有し、この測定部に1
    個ずつデバイスを供給し、検査後そのテスト結果に基づ
    き分類収納するパッケージハンドリング装置において、 シュートの途中に設けたデバイス分離部に供給される1
    個目のデバイスを係止する第1のストッパと、この第1
    のストッパより上流側に設けられ次に供給される2個目
    のデバイスを係止する第2のストッパとからなる2個落
    ち防止用ストッパ機構と、 前記デバイス分離部に2個のデバイスが存在するか否か
    を検出するデバイス検出装置と、 このデバイス検出装置からの信号に基づいて前記2個落
    ち防止用ストッパ機構を制御する制御部とを備え、 前記デバイス検出装置を、前記デバイス分離部に1個目
    のデバイスが存在するか否かを検出する第1のセンサ
    と、前記デバイス分離部に2個目のデバイスが存在する
    か否かを検出する第2のセンサと、これらの第1、第2
    のセンサのうちのいずれか一方をデバイスの移動方向に
    移動させる駆動装置とで構成したことを特徴とするパッ
    ケージハンドリング装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のパッケージハンドリング
    装置において、 第1のセンサまたは第2のセンサを移動させる駆動装置
    を、モータと、このモータの回転を直線運動に変換して
    前記第1のセンサまたは第2のセンサに伝達する伝達機
    構とで構成したことを特徴とするパッケージハンドリン
    グ装置。
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