JPH11140983A - 簡易ハウス,物置等の折畳み構造物 - Google Patents

簡易ハウス,物置等の折畳み構造物

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JPH11140983A
JPH11140983A JP34567497A JP34567497A JPH11140983A JP H11140983 A JPH11140983 A JP H11140983A JP 34567497 A JP34567497 A JP 34567497A JP 34567497 A JP34567497 A JP 34567497A JP H11140983 A JPH11140983 A JP H11140983A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 折畳み構造物の折畳みを可及的にコンパクト
に行うようにする。 【解決手段】 折畳み構造物Aを,正面,背面,側面,
床面,棚面の仕切体1,2,3,5,6をヒンジ15連
結して折畳み自在とする一方,屋根の仕切体7を背面の
仕切体2にリンク19連結するとともにリンク19の長
さを上記合計の折畳み厚さに合わせて,正面側に重合の
前垂れ状に吊下転倒自在に折畳むようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,例えば簡易ハウ
ス,物置,温室,ゴミ収集ステーション,犬小屋等とし
て用いられる折畳み構造物に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】この種簡易ハウス,物
置等は,一般に完成品として或いは設置場所での組立品
として生産,販売されるため,完成品は,その在庫や輸
送にスペースを大きく占有し,在庫や輸送の効率が悪い
上,不使用時にもそのままの形状を保って保管すること
により,同じくスペースを大きく占有することになり,
一方組立品は設置や保管に際して組立てのための工具や
煩雑な作業を必要とし,不使用時も一般に分解すること
なく組立て状態のまま保管されることにより,同じくス
ペースを大きく占有するといった問題点が残されてい
る。
【0003】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で,その解決課題とする処は,コンパクトに折畳むこと
によって,在庫や輸送或いは不使用時の保管等の省スペ
ース化を図り,また設置や保管に際して可及的に作業の
容易化を図った簡易ハウス,物置等の折畳み構造物を提
供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題に添って本発明
は,正面,背面の仕切体と,これらにヒンジ連結し且つ
中間でヒンジ連結することによって正面,背面の仕切体
間に折曲自在とした側面の仕切体とを備えるとともに上
記正面又は背面の仕切体との間でリンク連結することに
よって,少くとも下向きに起倒自在とした屋根(上面)
の仕切体とを備えて折畳み可能とする一方,上記リンク
長さを,該屋根を除く上記各仕切体の折畳み厚さを基準
としてこれに応じて設定することによって屋根の仕切体
を正面又は背面の仕切体に重合の前垂れ状に折畳むもの
として,可及的にコンパクトにして簡易な折畳みをなし
得るようにしたものであって,即ち請求項1に記載の発
明を,前後に対向する正面仕切体及び背面仕切体と,こ
れら正面仕切体及び背面仕切体両側端にそれぞれヒンジ
連結することによってこれらの間に介設するとともにそ
れぞれ前後中間位置でヒンジ連結することによって上記
正面仕切体及び背面仕切体間に谷折り状又は蛇腹状に折
曲自在とした各複数の分割仕切体よりなる両側の側面仕
切体と,これら正面仕切体,背面仕切体及び側面仕切体
で区画される上開口を被覆閉塞し上記正面仕切体又は背
面仕切体両側端との間でリンク連結することによって少
くとも下向きに起倒自在とした屋根仕切体とを備え且つ
該屋根仕切体の上記リンク連結におけるリンク回動半径
を上記ヒンジ連結した各仕切体による折畳み厚さを基準
として設定して上記屋根仕切体を正面仕切体又は背面仕
切体に重合の前垂れ状に吊下転倒自在としてなることを
特徴とする簡易ハウス,物置等の折畳み構造物とし,請
求項2に記載の発明は,上記に加えて,この折畳み構造
物に床を備えるようにこれを,上記正面仕切体又は背面
仕切体の下端にヒンジ連結することによって上向きに起
倒自在とした床仕切体を追加的に備えてなることを特徴
とする請求項1に記載の簡易ハウス,物置等の折畳み構
造物とし,請求項3に記載の発明は,同じく上記に加え
て,この折畳み構造物に棚を備えるようにこれを,上記
正面仕切体又は背面仕切体の上下中間位置にヒンジ連結
することによって上向き又は下向きに起倒自在とした棚
仕切体を追加的に備えてなることを特徴とする請求項1
又は2に記載の簡易ハウス,物置等の折畳み構造物と
し,請求項4に記載の発明は,同じく上記に加えて,屋
根の仕切体による上開口の被覆閉塞を,その封鎖性を向
上し,或いは屋外に用いたときの雨仕舞を向上するよう
に被嵌するものとするように,これを,上記屋根仕切体
による正面仕切体,背面仕切体及び側面仕切体で区画さ
れる上開口の被覆閉塞を,屋根仕切体のフレーム枠,枠
部又は垂下フイン等下方突出部を上開口の外周に位置す
るようにして上開口外側被嵌状に行い且つ上記リンク連
結のリンクをその長孔によって屋根仕切体側においてス
ライド自在としてなることを特徴とする請求項1,2又
は3に記載の簡易ハウス,物置等の折畳み構造物とし,
請求項5乃至7に記載の発明は,同じく上記に加えて,
仕切体の好ましい形態を示すように,請求項5に記載の
発明を,上記正面仕切体,背面仕切体,側面仕切体及び
屋根仕切体を,それぞれフレーム枠と該フレーム枠に配
設した仕切パネル又は開閉自在の開閉パネルとによって
形成し且つ上記ヒンジ連結又はリンク連結をこれらフレ
ーム間で行ってなることを特徴とする請求項1,2,3
又は4に記載の簡易ハウス,物置等の折畳み構造物と
し,請求項6に記載の発明を,上記正面仕切体,背面仕
切体,側面仕切体及び屋根仕切体を,枠部と該枠部に一
体のパネル部又はこれらに開閉自在に配設した開閉パネ
ルとによって形成し且つ上記ヒンジ連結又はリンク連結
をこれら枠部間で行ってなることを特徴とする請求項
1,2,3,又は4に記載の簡易ハウス,物置等の折畳
み構造物とし,請求項7に記載の発明を,上記正面仕切
体,背面仕切体,側面仕切体及び屋根仕切体の一部の仕
切体を,フレーム枠と該フレーム枠に配設した仕切パネ
ル又は開閉自在の開閉パネルとによって,その余の仕切
体を枠部と該枠部に一体のパネル部又はこれらに開閉自
在に配設した開閉パネルとによって形成し且つ上記ヒン
ジ連結又はリンク連結をフレーム枠及び/又は枠部間で
行ってなることを特徴とする請求項1,2,3又は4に
記載の簡易ハウス,物置等の折畳み構造物とし,これら
をそれぞれ発明の要旨として,上記課題解決の手段とし
たものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下図面に示した例に従って本発
明を更に具体的に説明すれば,Aは,例えば物置とし,
或いは温室としてベランダや屋外建物囲りに据置設置す
るように方形又は横長矩形にして小型の据置ボックス体
として折畳み自在に形成した折畳み構造物であって,該
折畳み構造物Aは,前後に対向する正面仕切体1及び背
面仕切体2と,これら正面仕切体1及び背面仕切体2両
側端にそれぞれヒンジ15連結することによってこれら
の間に介設するとともにそれぞれ前後中間位置でヒンジ
15連結することによって上記正面仕切体1及び背面仕
切体2間に谷折り状又は蛇腹状に折曲自在とした各複数
の分割仕切体4よりなる両側の側面仕切体3と,これら
正面仕切体1,背面仕切体2及び側面仕切体3で区画さ
れる上開口を被覆閉塞し上記正面仕切体1又は背面仕切
体2両側端との間でリンク19連結することによって少
くとも下向きに起倒自在とした屋根仕切体7とを備え且
つ該屋根仕切体7の上記リンク19連結におけるリンク
19回動半径を上記ヒンジ15連結した各仕切体による
折畳み厚さを基準として設定して上記屋根仕切体7を正
面仕切体1又は背面仕切体2に重合の前垂れ状に吊下転
倒自在としたものとしてあり,このとき本例の折畳み構
造物Aは,更に上記正面仕切体1又は背面仕切体2の下
端にヒンジ15連結することによって上向きに起倒自在
とした床仕切体5を,また上記正面仕切体1又は背面仕
切体2の上下中間位置にヒンジ15連結することによっ
て上向き又は下向きに起倒自在とした棚仕切体6をそれ
ぞれ備えたものとしてある。
【0006】即ち本例にあって折畳み構造物Aは,上記
正面仕切体1,背面仕切体2,側面仕切体3及び屋根仕
切体7を,それぞれ,例えばアルミ押出材や補強樹脂押
出材等のバー材を枠組みしたフレーム枠8と該フレーム
枠8に配設した仕切パネル10又は開閉自在の開閉パネ
ル11とによって形成し且つ上記ヒンジ連結又はリンク
連結をこれらフレーム間で行ってなるものとしてあり,
また床仕切体5及び棚仕切体6も同様にフレーム枠8と
仕切パネル10とによって形成したものとしてある。
【0007】このとき本例の正面仕切体1は,そのフレ
ーム枠8,特に上下の枠材に形成したガイドレール12
に案内することによって引戸,特に両開き戸とした開閉
パネル11を備える一方,背面仕切体2,側面仕切体3
及び屋根仕切体7はそれぞれ仕切パネル10を,例えば
嵌着することによって配設したものとしてあり,上記こ
れら仕切パネル10,開閉パネル11は,例えば物置に
おいて鋼製,アルミ製等の金属製とし,温室において,
例えば硝子製或いは透明樹脂製とするようにし,また上
記床仕切体5の仕切パネル10は,いずれの場合も,例
えば金属製とし,棚仕切体6の仕切パネル10は,例え
ばパンチングメタルを含む金属製,合成樹脂製とし,ま
た温室の場合にあっては,必要に応じて硝子製或いは透
明樹脂製等とすることができる。
【0008】正面仕切体1及び背面仕切体2と,側面仕
切体3,その分割仕切体4間,また床仕切体5のヒンジ
15連結は,直接連結用又は同じくアルミ押出材や樹脂
押出材等のヒンジ連結枠16を介設して直接連結用に,
それぞれ一方をフレーム枠8の,縦枠,下枠等該当の枠
部又は上記ヒンジ連結枠16に一体又は一体的に突出し
てC字状に形成した回動軸17とし,他方を同じく該当
の枠部又はヒンジ連結枠16に一体又は一体的にC字溝
状に形成した軸受18として,これら回動軸17と軸受
18とをそれぞれ回動自在に嵌合してなるアルミ又は樹
脂製にして,例えば90゜乃至100゜の回動範囲を有
する全面(全長)ヒンジを用い,該全面ヒンジによって
その連結を行うようにしてあり,これによって本例の側
面仕切体3は,一対同幅(同一奥行)の分割仕切体4
を,上記正面仕切体1と背面仕切体2間で谷折り状の2
ッ折りの折曲を行うものとするとともに床仕切体5を跳
ね上げ状の上向きに起倒自在としたものとし,このとき
その回動自由端側は,ヒンジ連結側と対向する仕切体,
本例にあって正面仕切体1におけるフレーム枠8の下枠
にフイン状に突出形成した自由端受止め部14に受止め
支持するようにしてその水平設置を行うものとしてあ
る。
【0009】一方棚仕切体6は,本例において上記正面
及び背面のうち,背面仕切体2の上下中央位置にフレー
ム枠8の縦枠間に介設固定するように中間枠13を設け
て,これに対して上記と同様のヒンジ15連結を行い,
床仕切体5と同じく跳ね上げ状の上向きに起倒自在と
し,このとき本例の棚仕切体6は,その幅(奥行)を上
記側面仕切体3乃至床仕切体5と略同幅とする一方,そ
の回動自由端側は,同じくヒンジ15連結側と対向する
仕切体,本例にあって正面仕切体1における上記中間枠
と同一高さに設けた中間枠13に同じくフイン状に突出
形成した自由端受止め部14に受止め支持するようにし
て,その水平設置を行うものとしてある。
【0010】屋根仕切体7は,上記他の仕切体と同様に
形成した,フレーム枠8と該フレーム枠8に配設した仕
切パネル10とによって形成し,上記正面仕切体1,背
面仕切体2及び側面仕切体3で区画される上開口の被覆
閉塞を行うものとし,上記リンク19連結によって下向
きに起倒自在とするとともに上向きに開閉自在とし,1
80゜に近い回動範囲を有するものとしてあり,このと
き本例にあってこの上開口の被覆閉塞は,これを該屋根
仕切体7のフレーム枠の垂下フインによる下方突出部9
を上開口の外周に位置するようにして上開口外側被嵌状
に行い且つ上記リンク連結のリンク19をその長孔によ
って屋根仕切体7側においてスライド自在としたものと
してある。
【0011】即ち本例のフレーム枠8は,それぞれその
外周側端部に下向きのフインを垂下突設してあり,上記
フレーム枠8による下方突出部9は該下向きのフインと
し,屋根仕切体7を上開口部分に載置閉成たとき,下方
突出部9がその外周を覆うようにして,上記被覆閉塞を
行うものとしてある。
【0012】一方,本例にあって,上記下方突出部9を
形成したため,リンク19による連結形態,即ち上記背
面仕切体2におけるフレーム枠8の左右縦枠の上端部と
屋根仕切体7における左右枠の長手方向中間部との間で
それぞれリンク19を回動自在に軸支した場合,屋根仕
切体7を上方開口載置状とするときは問題を生じない
が,本例のように下方突出部9で被嵌状としたときは,
リンク19の回動半径が一定になるため,下方突出部9
が背面仕切体2や正面仕切体1に当って,その起倒や開
閉の障害となる可能性があり,更にこの場合,例えばベ
ランダの手摺等折畳み構造物Aを壁面に近接して据置設
置したときには,同じく下方突出部9が壁面に当って,
その起倒や開閉の障害となる可能性があるところ,本例
のリンク19は,これらの可能性を解消して,起倒と,
本例における開閉を常時確実になし得るように,リンク
19に長孔20を形成し,屋根仕切体7側の軸支部分を
長孔20の範囲で可動回動自在のスライド自在として,
屋根仕切体7の持ち上げを可能とし,これによる起倒及
び開閉の自在性を確保した形態のものとしてある。
【0013】従って本例の折畳み構造物Aは,使用時に
伸張してボックス状とし,各仕切体の上記全面ヒンジに
よるヒンジ15連結と,屋根仕切体7の被嵌状の被覆閉
塞とによって,封鎖性の高いものとして使用することが
でき,不使用時には,ヒンジ15連結した各仕切体を折
畳むとともに,リンク19連結した屋根仕切体7を,正
面仕切体1に重合の前垂れ状に吊下転倒して折畳み,全
体としてコンパクトにして容易な折畳みを可能として,
その保管を行うことができ,在庫や輸送を含めて,その
省スペース化を図ったものとすることができる。
【0014】このとき更に屋根仕切体7は,上記起倒と
開閉の双方を自在とするが,他の仕切体の如くにヒンジ
連結によってこれを行う場合,起倒用と開閉用の複数の
ヒンジ連結を行う必要があり,特に全面ヒンジを用いた
ときそのコストを上昇するものとなるが,上記リンク1
9連結を用いることによって,上記起倒と開閉の双方を
自在とするとともに重合の前垂れ状の吊下転倒を低コス
トにより簡易且つ確実に実現するものとすることができ
る。
【0015】図中21は,本例において床仕切体5及び
棚仕切体6の跳ね上げ起立時に,背面仕切体2における
フレーム枠8の中間枠,上枠との間でこれらの倒れ止め
を行うようにしたキャッチ金具の係合金具又は受金具,
22は,本例において折畳み保管等に際して,例えばベ
ランダの壁面や別途設置する支柱等との固定構造物にフ
ック金具,チェーン等を用いて倒れ止め固定するよう
に,背面仕切体2におけるフレーム枠8の縦枠両側上下
等,いずれかの仕切体のフレーム枠に設置した支持金具
である。
【0016】図示した例は以上のとおりとしたが,上記
正面仕切体,背面仕切体,側面仕切体及び屋根仕切体
を,また床仕切体,棚仕切体を用いるときは,必要に応
じてこれらを,例えばアルミ板,鋼板,合成樹脂板等の
板加工又は板成形による等して,枠部と該枠部に一体の
パネル部又はこれらに開閉自在に配設した開閉パネルと
によって形成し且つ上記ヒンジ連結又はリンク連結をこ
れら枠部間で行うようにすること,上記正面仕切体,背
面仕切体,側面仕切体及び屋根仕切体の,また床仕切
体,棚仕切体を用いるときは,必要に応じてこれらの一
部の仕切体を,フレーム枠と該フレーム枠に配設した仕
切パネル又は開閉自在の開閉パネルとによって,その余
の仕切体を枠部と該枠部に一体のパネル部又はこれらに
開閉自在に配設した開閉パネルとによって形成し且つ上
記ヒンジ連結又はリンク連結をフレーム枠及び/又は枠
部間で行うようにすること,開閉パネルを用いるとき,
片開き,両開きの開き扉やドア,或いはシャッターとす
ること,ヒンジ連結にヒンジ金具を用いることによって
仕切体の連結を行うようにすること,屋根仕切体のリン
ク連結を,必要に応じてストッパーを設ける等して,少
くとも起倒自在とし,その開閉を阻止し,上記開閉パネ
ルを用いて開口を得るようにすること,例えば犬小屋等
の用途の折畳み構造物にあっては,一部の仕切体に常時
開放用の開口を形成するようにすること,屋根仕切体の
上記上開口の被覆閉塞に,フレーム枠又は枠部が上開口
の外周に,重合状に位置するようにすること,棚仕切体
を用いるとき,その幅を側面仕切体より狭小化し,この
ときその自由端の受止め支持を,側面仕切体又はその分
割仕切体におけるフレームに受止め部を形成して,その
奥行方向先端又は中間で行うようにすること,折畳み構
造体の用途に応じて補強のために必要な措置を施すこと
等を含めて,本発明の実施に当って,各部材の具体的材
質,形状,構造,これらの関係,これらに対する付加,
折畳み構造体の用途等は,上記発明の要旨に反しない限
り様々な形態のものとすることができる。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上のとおりに構成したから,
請求項1に記載の発明は,コンパクトに折畳むことによ
って,在庫や輸送或いは不使用時の保管等の省スペース
化を図り,また設置や保管に際して可及的に作業の容易
化を図った簡易ハウス,物置等の折畳み構造物を提供す
ることができ,請求項2及び3に記載の発明は,上記に
加えて,それぞれ床仕切体や棚仕切体を備えたものとす
ることができ,請求項4に記載の発明は,同じく上記に
加えて,屋根の仕切体による上開口の被覆閉塞を,その
封鎖性を向上し,或いは屋外に用いたときの雨仕舞を向
上したものとすることができ,請求項5乃至7に記載の
発明は,同じく上記に加えて,それぞれ折畳み構造物の
用途に応じて仕切体を好ましい形態のものとすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】折畳み構造物の斜視図である。
【図2】折畳み構造物の折畳み途中の状態を示す斜視図
である。
【図3】折畳み構造物の折畳み状態を示す斜視図であ
る。
【図4】折畳み構造物の正面図である。
【図5】折畳み構造物の平面図である。
【図6】折畳み構造物の側面図である。
【図7】折畳み構造物の横断面図である。
【図8】折畳み構造物の縦断面図である。
【符号の説明】
A 折畳み構造物 1 正面仕切体 2 背面仕切体 3 側面仕切体 4 分割仕切体 5 床仕切体 6 棚仕切体 7 屋根仕切体 8 フレーム枠 9 下方突出部 10 仕切パネル 11 開閉パネル 15 ヒンジ 19 リンク 20 長孔

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後に対向する正面仕切体及び背面仕切
    体と,これら正面仕切体及び背面仕切体両側端にそれぞ
    れヒンジ連結することによってこれらの間に介設すると
    ともにそれぞれ前後中間位置でヒンジ連結することによ
    って上記正面仕切体及び背面仕切体間に谷折り状又は蛇
    腹状に折曲自在とした各複数の分割仕切体よりなる両側
    の側面仕切体と,これら正面仕切体,背面仕切体及び側
    面仕切体で区画される上開口を被覆閉塞し上記正面仕切
    体又は背面仕切体両側端との間でリンク連結することに
    よって少くとも下向きに起倒自在とした屋根仕切体とを
    備え且つ該屋根仕切体の上記リンク連結におけるリンク
    回動半径を上記ヒンジ連結した各仕切体による折畳み厚
    さを基準として設定して上記屋根仕切体を正面仕切体又
    は背面仕切体に重合の前垂れ状に吊下転倒自在としてな
    ることを特徴とする簡易ハウス,物置等の折畳み構造
    物。
  2. 【請求項2】 上記正面仕切体又は背面仕切体の下端に
    ヒンジ連結することによって上向きに起倒自在とした床
    仕切体を追加的に備えてなることを特徴とする請求項1
    に記載の簡易ハウス,物置等の折畳み構造物。
  3. 【請求項3】 上記正面仕切体又は背面仕切体の上下中
    間位置にヒンジ連結することによって上向き又は下向き
    に起倒自在とした棚仕切体を追加的に備えてなることを
    特徴とする請求項1又は2に記載の簡易ハウス,物置等
    の折畳み構造物。
  4. 【請求項4】 上記屋根仕切体による正面仕切体,背面
    仕切体及び側面仕切体で区画される上開口の被覆閉塞
    を,屋根仕切体のフレーム枠,枠部又は垂下フイン等下
    方突出部を上開口の外周に位置するようにして上開口外
    側被嵌状に行い且つ上記リンク連結のリンクをその長孔
    によって屋根仕切体側においてスライド自在としてなる
    ことを特徴とする請求項1,2又は3に記載の簡易ハウ
    ス,物置等の折畳み構造物。
  5. 【請求項5】 上記正面仕切体,背面仕切体,側面仕切
    体及び屋根仕切体を,それぞれフレーム枠と該フレーム
    枠に配設した仕切パネル又は開閉自在の開閉パネルとに
    よって形成し且つ上記ヒンジ連結又はリンク連結をこれ
    らフレーム間で行ってなることを特徴とする請求項1,
    2,3又は4に記載の簡易ハウス,物置等の折畳み構造
    物。
  6. 【請求項6】 上記正面仕切体,背面仕切体,側面仕切
    体及び屋根仕切体を,枠部と該枠部に一体のパネル部又
    はこれらに開閉自在に配設した開閉パネルとによって形
    成し且つ上記ヒンジ連結又はリンク連結をこれら枠部間
    で行ってなることを特徴とする請求項1,2,3,又は
    4に記載の簡易ハウス,物置等の折畳み構造物。
  7. 【請求項7】 上記正面仕切体,背面仕切体,側面仕切
    体及び屋根仕切体の一部の仕切体を,フレーム枠と該フ
    レーム枠に配設した仕切パネル又は開閉自在の開閉パネ
    ルとによって,その余の仕切体を枠部と該枠部に一体の
    パネル部又はこれらに開閉自在に配設した開閉パネルと
    によって形成し且つ上記ヒンジ連結又はリンク連結をフ
    レーム枠及び/又は枠部間で行ってなることを特徴とす
    る請求項1,2,3又は4に記載の簡易ハウス,物置等
    の折畳み構造物。
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Cited By (4)

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GB2446851A (en) * 2006-10-14 2008-08-27 Garry Albert Bain Re-cycling bin shed
CN104763167A (zh) * 2015-04-15 2015-07-08 常州市百亿达尔轨道客车配件有限公司 一种扩展方舱
CN107462855A (zh) * 2017-07-21 2017-12-12 国网吉林省电力有限公司长春供电公司 一种便携式密度表校验辅助平台
CN111622535A (zh) * 2020-05-07 2020-09-04 蔡贞渝 一种具有可伸缩折叠结构的工作间

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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