JPH11140958A - 透水性グレーチング - Google Patents
透水性グレーチングInfo
- Publication number
- JPH11140958A JPH11140958A JP32533697A JP32533697A JPH11140958A JP H11140958 A JPH11140958 A JP H11140958A JP 32533697 A JP32533697 A JP 32533697A JP 32533697 A JP32533697 A JP 32533697A JP H11140958 A JPH11140958 A JP H11140958A
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- Japan
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- water
- permeable
- grating
- filler
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 グレーチング本体2の上に、透水性充てん材
4を充てんした枠体3を配置固定した透水性グレーチン
グにおいて、透水性充てん材4に目詰まりが生じて透水
機能を低下、喪失してもこれを補うことができ、また経
時的に透水性充てん材4と枠体3との間に隙間が生じ、
この隙間部分から透水性充てん材4が欠落したり、剥が
れ出るのを防止できるようにする。 【解決手段】 透水性充てん材4を充てんした枠体3は
複数個用意し、これをグレーチング本体2の上に細目の
隙間gをあけて平行に配置固定する。経時的に隙間を発
生する透水性充てん材4と枠体3との間の上方は、側板
11の上端から内向きに張出し形成したリップ12で覆
う。
4を充てんした枠体3を配置固定した透水性グレーチン
グにおいて、透水性充てん材4に目詰まりが生じて透水
機能を低下、喪失してもこれを補うことができ、また経
時的に透水性充てん材4と枠体3との間に隙間が生じ、
この隙間部分から透水性充てん材4が欠落したり、剥が
れ出るのを防止できるようにする。 【解決手段】 透水性充てん材4を充てんした枠体3は
複数個用意し、これをグレーチング本体2の上に細目の
隙間gをあけて平行に配置固定する。経時的に隙間を発
生する透水性充てん材4と枠体3との間の上方は、側板
11の上端から内向きに張出し形成したリップ12で覆
う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歩道や公園等の側
溝や排水溝などの溝蓋、あるいはます穴のます蓋等に用
いる透水性グレーチングに関する。
溝や排水溝などの溝蓋、あるいはます穴のます蓋等に用
いる透水性グレーチングに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の透水性グレーチングは、例え
ば、実用新案登録第2510942号公報に公知であ
る。これは、図4に示すごとくグレーチング本体2の上
にパンチングメタル20を敷設し、このパンチングメタ
ル20の四方を鋼製枠21で囲み、該鋼製枠21の内部
に玉砂利、各種砂礫、砕石等の粒状の骨材とバインダー
の混合物からなる透水性レジンモルタル22を充てんし
てある。
ば、実用新案登録第2510942号公報に公知であ
る。これは、図4に示すごとくグレーチング本体2の上
にパンチングメタル20を敷設し、このパンチングメタ
ル20の四方を鋼製枠21で囲み、該鋼製枠21の内部
に玉砂利、各種砂礫、砕石等の粒状の骨材とバインダー
の混合物からなる透水性レジンモルタル22を充てんし
てある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる透水性グレーチ
ングは、こうした透水性レジンモルタル22が充てん舗
装されていない通常のグレーチングに比較して、その上
を歩き易くし、また景観性にも優れている。しかるに、
透水性レジンモルタル22は塵埃等の堆積によって目詰
まりを起こし易く、本来の透水、排水機能を低下した
り、喪失するという難点がある。また、鋼製枠21と透
水性レジンモルタル22とは熱膨張係数が異なるため、
経時的に鋼製枠21と透水性レジンモルタル22との接
合面間に隙間が生じ、この隙間を発端にして透水性レジ
ンモルタル22が鋼製枠21から欠落したり、剥がれ出
し、外観不良を招くという問題もあった。
ングは、こうした透水性レジンモルタル22が充てん舗
装されていない通常のグレーチングに比較して、その上
を歩き易くし、また景観性にも優れている。しかるに、
透水性レジンモルタル22は塵埃等の堆積によって目詰
まりを起こし易く、本来の透水、排水機能を低下した
り、喪失するという難点がある。また、鋼製枠21と透
水性レジンモルタル22とは熱膨張係数が異なるため、
経時的に鋼製枠21と透水性レジンモルタル22との接
合面間に隙間が生じ、この隙間を発端にして透水性レジ
ンモルタル22が鋼製枠21から欠落したり、剥がれ出
し、外観不良を招くという問題もあった。
【0004】本発明の目的は、このような問題を解消す
るためになされたものであり、歩行性、景観性を確保し
ながら排水機能の低下を防止できる透水性グレーチング
を提供することにある。本発明の目的は透水性充てん材
の欠落や剥がれ出し防止を図れる透水性グレーチングを
提供することにある。
るためになされたものであり、歩行性、景観性を確保し
ながら排水機能の低下を防止できる透水性グレーチング
を提供することにある。本発明の目的は透水性充てん材
の欠落や剥がれ出し防止を図れる透水性グレーチングを
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明は、グレーチング本体の上に透水性充てん材を充て
ん舗装する透水性グレーチングにおいて、次のように構
成したことを特徴とする。すなわち、例えば図1に示す
ごとく透水性グレーチングは、多数の透水孔9を設けた
帯長形状の底板10と、底板10の幅方向両端から立設
した側板11・11と、各側板11の上端から内向きに
張出したリップ12と、底板10の長手方向両端に配設
した閉塞端板13とを備えた断面リップ溝形の長箱状の
枠体3を有する。この複数個の枠体3はグレーチング本
体2の上に細目の間隙gをあけて平行に並べて固定す
る。各枠体3の内部には、天然石等の粒状の骨材どうし
をバインダーで透水状態に結合してなる透水性充てん材
4を充てんする。
発明は、グレーチング本体の上に透水性充てん材を充て
ん舗装する透水性グレーチングにおいて、次のように構
成したことを特徴とする。すなわち、例えば図1に示す
ごとく透水性グレーチングは、多数の透水孔9を設けた
帯長形状の底板10と、底板10の幅方向両端から立設
した側板11・11と、各側板11の上端から内向きに
張出したリップ12と、底板10の長手方向両端に配設
した閉塞端板13とを備えた断面リップ溝形の長箱状の
枠体3を有する。この複数個の枠体3はグレーチング本
体2の上に細目の間隙gをあけて平行に並べて固定す
る。各枠体3の内部には、天然石等の粒状の骨材どうし
をバインダーで透水状態に結合してなる透水性充てん材
4を充てんする。
【0006】上記グレーチング本体2は複数本のメイン
バー5を平行な配列状態に備えるものとしたうえで、各
枠体3がメインバー5と直交する方向に配設される。相
隣る枠体3・3どうし間の間隙gには細目形成用板14
が枠体3と平行に配置される。
バー5を平行な配列状態に備えるものとしたうえで、各
枠体3がメインバー5と直交する方向に配設される。相
隣る枠体3・3どうし間の間隙gには細目形成用板14
が枠体3と平行に配置される。
【0007】
【作用】枠体3内の透水性充てん材4が塵埃等により目
詰まりを起こすようなことがあっても、雨水やその他の
水は、透水性充てん材4の上に溜まることなく、相隣る
枠体3・3間の隙間gを通って排水される。
詰まりを起こすようなことがあっても、雨水やその他の
水は、透水性充てん材4の上に溜まることなく、相隣る
枠体3・3間の隙間gを通って排水される。
【0008】長期使用に伴い透水性充てん材4と枠体3
の側板11との間に、両者の熱膨張係数の違いにより隙
間が生じても、この隙間は側板11の上端から内向きに
張出したリップ12で覆われることになる。従って、前
記隙間部分の透水性充てん材4に、上方からの外部衝撃
が加わっても、リップ12がその外部衝撃から防護する
ため、透水性充てん材4が欠けにくく、また透水性充て
ん材4が前記隙間部分から欠けたり、剥がれてもリップ
12の存在でもって枠体3の外部へ落ちるのを防止でき
る。
の側板11との間に、両者の熱膨張係数の違いにより隙
間が生じても、この隙間は側板11の上端から内向きに
張出したリップ12で覆われることになる。従って、前
記隙間部分の透水性充てん材4に、上方からの外部衝撃
が加わっても、リップ12がその外部衝撃から防護する
ため、透水性充てん材4が欠けにくく、また透水性充て
ん材4が前記隙間部分から欠けたり、剥がれてもリップ
12の存在でもって枠体3の外部へ落ちるのを防止でき
る。
【0009】透水性充てん材4を充てんした枠体3は、
1個のみならず、2個以上をグレーチング本体2の上に
平行に並べて固定してあるので、グレーチング本体2の
補強機能を発揮する。特に、各枠体3は断面リップ溝形
に形成されてこれ自体が剛性に優れるため、グレーチン
グ本体2の強度、特に重荷重に対する強度を増大するこ
とができる。かかるグレーチング本体2全体の強度アッ
プは、各枠体3がグレーチング本体2のメインバー5と
直交する方向に配設されることで、より一層高めること
ができる。
1個のみならず、2個以上をグレーチング本体2の上に
平行に並べて固定してあるので、グレーチング本体2の
補強機能を発揮する。特に、各枠体3は断面リップ溝形
に形成されてこれ自体が剛性に優れるため、グレーチン
グ本体2の強度、特に重荷重に対する強度を増大するこ
とができる。かかるグレーチング本体2全体の強度アッ
プは、各枠体3がグレーチング本体2のメインバー5と
直交する方向に配設されることで、より一層高めること
ができる。
【0010】枠体3・3どうし間の隙間gは、あまり大
きいと、歩行者のハイヒールの踵が落ち込むという危険
性があり、また落葉やタバコの吸殻等が入り込んで排水
を阻害するため、このような問題は細目形成用板14を
配置して隙間gを小さくすることで解消できる。
きいと、歩行者のハイヒールの踵が落ち込むという危険
性があり、また落葉やタバコの吸殻等が入り込んで排水
を阻害するため、このような問題は細目形成用板14を
配置して隙間gを小さくすることで解消できる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1および図2は本発明の一実施
例を示す。この実施例に係る透水性グレーチングは、図
2に示すごときU字形の溝1に用いられるものである。
透水性グレーチングは、グレーチング本体2と、この上
に固定される複数個の枠体3と、各枠体3の内部に充て
んされる透水性充てん材4とからなる。グレーチング本
体2は、図1および図2に示すごとく、溝幅方向(図1
の状態で左右方向)に延び且つ一定の間隔をあけて並列
配置された複数のI形鋼によるメインバー5と、これら
のメインバー5の上端側に圧着溶接されてメインバー5
と直交する前後方向(溝長手方向)に延びる複数のツイ
ストバーによるクロスバー6と、メインバー5の左右両
端に固着された一対のアングルによるサイドプレート7
とからなって、格子状に組み立てられる。なお、この実
施例では、U字形の溝1に適用できるように、各サイド
プレート7の上端にフランジ7aを外向きに張り出し形
成している。
例を示す。この実施例に係る透水性グレーチングは、図
2に示すごときU字形の溝1に用いられるものである。
透水性グレーチングは、グレーチング本体2と、この上
に固定される複数個の枠体3と、各枠体3の内部に充て
んされる透水性充てん材4とからなる。グレーチング本
体2は、図1および図2に示すごとく、溝幅方向(図1
の状態で左右方向)に延び且つ一定の間隔をあけて並列
配置された複数のI形鋼によるメインバー5と、これら
のメインバー5の上端側に圧着溶接されてメインバー5
と直交する前後方向(溝長手方向)に延びる複数のツイ
ストバーによるクロスバー6と、メインバー5の左右両
端に固着された一対のアングルによるサイドプレート7
とからなって、格子状に組み立てられる。なお、この実
施例では、U字形の溝1に適用できるように、各サイド
プレート7の上端にフランジ7aを外向きに張り出し形
成している。
【0012】枠体3は、多数の透水孔9を有する帯長形
状の鋼板からなる底板10と、底板10の幅方向両端か
ら直角に上向きに折曲形成した側板11・11と、各側
板11の上端から内向きに水平に張出し形成したリップ
12とを有する断面リップ溝形の長箱状に形成される。
状の鋼板からなる底板10と、底板10の幅方向両端か
ら直角に上向きに折曲形成した側板11・11と、各側
板11の上端から内向きに水平に張出し形成したリップ
12とを有する断面リップ溝形の長箱状に形成される。
【0013】この複数個の枠体3(図示例では4個)
は、グレーチング本体2の上にメインバー5と直交する
方向に、かつ枠体3・3どうし間に細目の隙間gをあけ
るように平行に並べて配置され、各枠体3の底板10と
グレーチング本体2との重合面間が溶接等で固定され
る。各枠体3の長手方向両端の開口部は閉塞端板13で
塞ぐが、この場合、図示例では1枚の共通した閉塞端板
13で閉塞するが、これに代えて枠体3の個々に対応す
るよう独立した閉塞端板で閉塞することもできる。
は、グレーチング本体2の上にメインバー5と直交する
方向に、かつ枠体3・3どうし間に細目の隙間gをあけ
るように平行に並べて配置され、各枠体3の底板10と
グレーチング本体2との重合面間が溶接等で固定され
る。各枠体3の長手方向両端の開口部は閉塞端板13で
塞ぐが、この場合、図示例では1枚の共通した閉塞端板
13で閉塞するが、これに代えて枠体3の個々に対応す
るよう独立した閉塞端板で閉塞することもできる。
【0014】枠体3・3どうし間の隙間gは、歩行者の
ハイヒールの踵、あるいは落葉やタバコの吸殻等が入り
込むことのないように、図示例では細目形成用板14を
枠体3と平行に配設することで細目に形成しているが、
当初から隙間gを細目寸法に設定しておけば、敢えて細
目形成用板14を配設する必要はない。なお、隙間g内
には、隙間gの間隔を保持するために複数本の棒状のス
ペーサ15が相隣る枠体3・3の側板11・11間にメ
インバー5と平行に架設される状態で配設される。
ハイヒールの踵、あるいは落葉やタバコの吸殻等が入り
込むことのないように、図示例では細目形成用板14を
枠体3と平行に配設することで細目に形成しているが、
当初から隙間gを細目寸法に設定しておけば、敢えて細
目形成用板14を配設する必要はない。なお、隙間g内
には、隙間gの間隔を保持するために複数本の棒状のス
ペーサ15が相隣る枠体3・3の側板11・11間にメ
インバー5と平行に架設される状態で配設される。
【0015】各枠体3の内部には透水性充てん材4がリ
ップ12の上面と略面一になるまで一杯に充てんされ
る。透水性充てん材4は、天然石、玉砂利、各種砂礫等
の粒状(粒径10mm以下) の骨材4a・4aどうしを、
エポキシ、ウレタン等のバインダーで結合してなるが、
その際、透水性充てん材4内に水のみが通過する程度の
無数の連続した空隙が生じるよう透水状態に結合する。
骨材4aには着色を施すことにより景観性の向上に寄与
する。
ップ12の上面と略面一になるまで一杯に充てんされ
る。透水性充てん材4は、天然石、玉砂利、各種砂礫等
の粒状(粒径10mm以下) の骨材4a・4aどうしを、
エポキシ、ウレタン等のバインダーで結合してなるが、
その際、透水性充てん材4内に水のみが通過する程度の
無数の連続した空隙が生じるよう透水状態に結合する。
骨材4aには着色を施すことにより景観性の向上に寄与
する。
【0016】このように構成された透水性グレーチング
は、図2に示すごとくフランジ7a・7aが溝1の両肩
部1a・1a上に載るように溝1に嵌め込まれる。この
透水性グレーチングはグレーチング本体2が大きめの格
子状に組み立てられていても、この上面に粒状の骨材を
敷き詰める透水性充てん材4で覆っており、また隙間g
は細目に形成してあるので、通常の舗装路面と同様に安
全に歩行でき、景観性にも優れる。
は、図2に示すごとくフランジ7a・7aが溝1の両肩
部1a・1a上に載るように溝1に嵌め込まれる。この
透水性グレーチングはグレーチング本体2が大きめの格
子状に組み立てられていても、この上面に粒状の骨材を
敷き詰める透水性充てん材4で覆っており、また隙間g
は細目に形成してあるので、通常の舗装路面と同様に安
全に歩行でき、景観性にも優れる。
【0017】雨水やその他の水は、透水性充てん材4を
透水して底板10の透水孔9を通り、また隙間gを通っ
てグレーチング本体2のメインバー5とクロスバー6の
格子目から溝1内に流れ込んで排水される。この場合、
透水性充てん材4が塵埃等で目詰まりを起こしても、水
は隙間gを通って溝1内に流れ込むので、透水性充てん
材4の上に溜まって排水を阻害するようなことがない。
透水して底板10の透水孔9を通り、また隙間gを通っ
てグレーチング本体2のメインバー5とクロスバー6の
格子目から溝1内に流れ込んで排水される。この場合、
透水性充てん材4が塵埃等で目詰まりを起こしても、水
は隙間gを通って溝1内に流れ込むので、透水性充てん
材4の上に溜まって排水を阻害するようなことがない。
【0018】使用期間が経つにつれて透水性充てん材4
と側板11の熱膨張率の差により両者間に隙間が生じて
くるが、この隙間の上方はリップ12で覆われるため、
その隙間に起因して透水性充てん材4が欠損したり、剥
がれるようなことがあってもこれが枠体3から落ちるの
を防止できる。なお、この意味で閉塞端板13の上端に
もリップ12を内向きに形成しておくことがより好まし
い。
と側板11の熱膨張率の差により両者間に隙間が生じて
くるが、この隙間の上方はリップ12で覆われるため、
その隙間に起因して透水性充てん材4が欠損したり、剥
がれるようなことがあってもこれが枠体3から落ちるの
を防止できる。なお、この意味で閉塞端板13の上端に
もリップ12を内向きに形成しておくことがより好まし
い。
【0019】上記透水性グレーチングは、図2に示すご
とくU字形の溝1に設置する以外に、図3に示すごとく
溝1の開口上部に断面L形の受枠16・16を設置し、
この受枠16・16の上に載せて使用することもでき
る。そのために、グレーチング本体2のサイドプレート
7はフランジ7aを有しない形状に形成してある。その
他、透水性グレーチングはます穴のます蓋に使用できる
ように、全体形状を正方形等に形成することもできる。
とくU字形の溝1に設置する以外に、図3に示すごとく
溝1の開口上部に断面L形の受枠16・16を設置し、
この受枠16・16の上に載せて使用することもでき
る。そのために、グレーチング本体2のサイドプレート
7はフランジ7aを有しない形状に形成してある。その
他、透水性グレーチングはます穴のます蓋に使用できる
ように、全体形状を正方形等に形成することもできる。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、透水性充
てん材4に目詰まりが生じて透水機能を低下したり、喪
失してもこれを隙間gで補うことができて長期使用を可
能にするに至った。また、経時的に透水性充てん材4と
枠体3の側板11との間に隙間が生じる場合も、この隙
間をリップ12で覆うことができるので、透水性充てん
材4の隙間部分から発生する欠落や剥がれ出しを防止で
き、また外観不良を無くすることができる。
てん材4に目詰まりが生じて透水機能を低下したり、喪
失してもこれを隙間gで補うことができて長期使用を可
能にするに至った。また、経時的に透水性充てん材4と
枠体3の側板11との間に隙間が生じる場合も、この隙
間をリップ12で覆うことができるので、透水性充てん
材4の隙間部分から発生する欠落や剥がれ出しを防止で
き、また外観不良を無くすることができる。
【図1】本発明の一実施例の透水性グレーチングを一部
切欠き状態で示す平面図である。
切欠き状態で示す平面図である。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【図3】他の実施例の透水性グレーチングを図2に相応
して示す断面図である。
して示す断面図である。
【図4】従来例の透水性グレーチングの斜視図である。
【符号の説明】 2 グレーチング本体 3 枠体 4 透水性充てん材 5 メインバー 9 透水孔 10 底板 11 側板 12 リップ 13 閉塞端板 14 細目形成用板
Claims (3)
- 【請求項1】 多数の透水孔9を設けた帯長形状の底板
10と、底板10の幅方向両端から立設した側板11・
11と、各側板11の上端から内向きに張出したリップ
12と、底板10の長手方向両端にそれぞれ配設した閉
塞端板13とを備えた断面リップ溝形の長箱状の枠体3
を有し、 複数個の枠体3がグレーチング本体2の上に細目の間隙
gをあけて平行に並べて固定されており、 各枠体3の内部に、天然石等の粒状の骨材どうしをバイ
ンダーで透水状態に結合してなる透水性充てん材4が充
てんされている透水性グレーチング。 - 【請求項2】 グレーチング本体2が複数本のメインバ
ー5を平行な配列状態に備えており、 各枠体3がメインバー5と直交する方向に配設されてい
る請求項1記載の透水性グレーチング。 - 【請求項3】 相隣る枠体3・3どうし間の間隙gに、
細目形成用板14が枠体3と平行に配置されている請求
項1又は2記載の透水性グレーチング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32533697A JPH11140958A (ja) | 1997-11-10 | 1997-11-10 | 透水性グレーチング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32533697A JPH11140958A (ja) | 1997-11-10 | 1997-11-10 | 透水性グレーチング |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11140958A true JPH11140958A (ja) | 1999-05-25 |
Family
ID=18175677
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32533697A Pending JPH11140958A (ja) | 1997-11-10 | 1997-11-10 | 透水性グレーチング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11140958A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101051636B1 (ko) * | 2010-09-24 | 2011-07-26 | (주)우창그레이팅 | 호환성을 갖는 중하중용 배수로 덮개 |
-
1997
- 1997-11-10 JP JP32533697A patent/JPH11140958A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101051636B1 (ko) * | 2010-09-24 | 2011-07-26 | (주)우창그레이팅 | 호환성을 갖는 중하중용 배수로 덮개 |
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