JPH11140351A - 水系蓄光塗料組成物およびその塗装方法 - Google Patents

水系蓄光塗料組成物およびその塗装方法

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JPH11140351A
JPH11140351A JP30613197A JP30613197A JPH11140351A JP H11140351 A JPH11140351 A JP H11140351A JP 30613197 A JP30613197 A JP 30613197A JP 30613197 A JP30613197 A JP 30613197A JP H11140351 A JPH11140351 A JP H11140351A
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JP
Japan
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water
coating composition
phosphorescent
pigment
fluorescent
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Withdrawn
Application number
JP30613197A
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English (en)
Inventor
Kazuo Iwasaki
和郎 岩崎
Mikito Atsuji
幹人 厚地
Naoki Yonekura
直希 米倉
Fumichika Itou
文慎 伊藤
Kenichi Suzuki
賢一 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kowa Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kowa Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 初期輝度性能、残光性能が高く、かつ化学的
に安定し耐光性、耐水性もあり、かつ高い安全性の水系
蓄光塗料組成物及びその塗装方法を提供する。 【解決手段】 合成樹脂エマルジョンおよび/または水
溶性樹脂に、増粘剤、分散剤、消泡剤、成膜助剤、凍結
安定剤、防腐剤からなる群より選ばれた1種または2種
以上の補助剤と共に、Sr(AlB)mn :EuDy
(式中、mは2、3、4であり、nは4、5、6、7で
ある)で表示される蓄光顔料を配合してなることを特徴
とする水系蓄光塗料組成物。この塗料は、合成樹脂エマ
ルジョンおよび/または水溶性樹脂、ならびに増粘剤、
分散剤、消泡剤、成膜助剤、凍結安定剤、防腐剤、消泡
剤からなる群より選ばれた1種または2種以上の補助剤
から構成される液状成分と、Sr(AlB) mn :E
uDy(式中、mは2、3、4であり、nは4、5、
6、7である)で表わされる粉末状蓄光顔料からなる2
成分系の組成物としてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高い輝度を長時間
に渡り保持しかつ水系でありながら、耐水性、耐候性、
耐久性を有する水系蓄光塗料組成物およびその塗装方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、発光性塗料としては、透明性塗料
に発光性物質を含有させたものが知られている。この発
光性塗料は、各種製品、施設にそのまま使用されて発光
性が付与され、それぞれの目的がそれなりに達成されて
いた。この発光性物質は、蓄光顔料あるいは蛍光顔料と
よばれ、古くからラジウム(Ra)、プロメチウム(P
m)、ストロンチウム90(Sr)およびトリウム(T
h)を用いた自発光性の塗料組成物が知られている。こ
れらは人体に有害な放射線を出すから、ガラスカバー等
で被覆された時計やコンパスなどの文字盤用として用途
が極めて限定されている。
【0003】更に、発光性物質として、CaS:Bi、
CaSr:Bi、ZnS:Cu、ZnCdS:Cu等の
硫化物が知られている。これら硫化物系の蓄光顔料は、
化学的安定性に欠けるから、耐水性、耐候性、耐久性を
保持させるため有機溶剤系蓄光塗料組成物で設計し、肉
眼で確認出来る残光時間も1ないし3時間と短く、上記
放射性の発光性物質と同様に実用面での用途が限定され
ていた。
【0004】最近になって、化学的に安定しており、肉
眼で確認出来る残光時間を長くした蓄光顔料(蓄光性蛍
光体)が提案された(特許第2543825号公報参
照)。この蓄光顔料は、MAl24 で表示される化合
物で、Mはカルシウム、ストロンチウム、バリウムの1
以上の元素であり、この化合物に賦活剤として、ユーロ
ピウムを添加し、更に共賦活剤として、セリウム、プラ
セオジム、ネオジム、サマリウム、テルビウム、ジスプ
ロシウム、ホルミウム、エルビウム、ツリウム、イッテ
ルビウム、ルテチウムの中の1以上の元素を添加してな
るものである。この蓄光顔料は水溶性であるため、耐水
性、耐候性、耐久性を保持させる必要性から有機溶剤系
蓄光塗料組成物で設計する必要がある。上記公報によれ
ば、この蓄光顔料の化学的安定性は、酸化物系であるこ
とから高く、耐候性もあり、その残光時間も硫化物系の
蓄光顔料に比べてはるかに長時間、かつ高輝度の残光特
性を有するとの記載がなされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
硫化物系の蓄光顔料を使用した蓄光塗料組成物は、肉眼
で確認出来る残光時間が1ないし3時間と短いこともさ
ることながら、耐水性、耐候性、耐久性を保持するた
め、有機溶剤系塗料として設計されているので、高い安
全性を要求される公共的施設での使用、例えば、避難・
誘導用の安全標識等に適さない。また、蓄光顔料自体が
有する初期輝度性能、残光性能が上記MAl24 で改
善されたものとなっても、この蓄光顔料は水溶性である
ため、有機溶剤系蓄光塗料組成物とせざるを得ず、高い
安全性を要求される公共的施設での使用には、上述と同
様に適さない。
【0006】そこで、本発明の目的は、初期輝度性能、
残光性能が高く、かつ化学的に安定し耐候性、耐水性も
ある蓄光顔料を含有し、かつ安全性の高い水系蓄光塗料
組成物およびその塗装方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するため鋭意研究した結果、合成樹脂エマルジョ
ンおよび/または水溶性樹脂、ならびに水に増粘剤、分
散剤、pH調整剤、消泡剤、成膜助剤、凍結安定剤、防
腐剤、消泡剤からなる群より選ばれた1種または2種以
上の成分との混合物からなる液体成分と、Sr(Al
B)mn :EuDy(式中、mは2、3、4であり、
nは4、5、6、7である)で表示される粉末状蓄光顔
料を混合することにより、初期輝度性能、残光性能が高
く、かつ化学的に安定し、耐候性、耐水性もあるという
知見を得、この知見に基づいて本発明を完成させた。
【0008】すなわち、本発明によれば、合成樹脂エマ
ルジョンおよび/または水溶性樹脂に、増粘剤、分散
剤、消泡剤、成膜助剤、凍結安定剤、防腐剤からなる群
より選ばれた1種または2種以上の補助剤と共に、Sr
(AlB)mn :EuDy(式中、mは2、3、4で
あり、nは4、5、6、7である)で表示される蓄光顔
料を配合してなることを特徴とする水系蓄光塗料組成物
が提供される。
【0009】また、本発明によれば、上記組成物に、さ
らに蛍光顔料を配合してなる上記水系蓄光塗料組成物が
提供される。
【0010】また、本発明によれば、合成樹脂エマルジ
ョンおよび/または水溶性樹脂、ならびに増粘剤、分散
剤、消泡剤、成膜助剤、凍結安定剤、防腐剤、消泡剤か
らなる群より選ばれた1種または2種以上の補助剤から
構成される液状成分と、Sr(AlB)mn :EuD
y(式中、mは2、3、4であり、nは4、5、6、7
である)で表わされる粉末状蓄光顔料からなる2成分系
の水系蓄光塗料組成物が提供される。
【0011】また、本発明によれば、上記粉末状蓄光顔
料に、さらに蛍光顔料を配合してなる上記2成分系の水
系蓄光塗料組成物が提供される。
【0012】また、本発明によれば、塗装面に予め白色
下地を施し、その白色下地上に、前記水系蓄光塗料組成
物を塗布することを特徴とする水系蓄光塗料組成物の塗
装方法が提供される。
【0013】また、本発明によれば、塗装面に予め蛍光
下地を施し、その蛍光下地上に、前記水系蓄光塗料組成
物を塗布することを特徴とする水系蓄光塗料組成物の塗
装方法が提供される。
【0014】また、本発明によれば、塗装面に予め白色
下地を施し、その上に蛍光下地を重ね塗りした後、前記
蛍光下地上に前記水系蓄光塗料組成物を塗布することを
特徴とする水系蓄光塗料組成物の塗装方法が提供され
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、各請求項に記載された発明
について説明する。 <請求項1、2記載の発明>この発明は、本願発明の水
系蓄光塗料組成物の基本構成として、合成樹脂エマルジ
ョンおよび/または水溶性樹脂に、増粘剤、分散剤、消
泡剤、成膜助剤、凍結安定剤、防腐剤からなる補助剤と
共に蓄光顔料を配合してなることを、規定するものであ
る。また、上記水系蓄光塗料組成物に更に蛍光顔料を配
合すると、上記特性に加えて、さらに蛍光色を有したも
のが得られる。
【0016】前記合成樹脂エマルジョンおよび/または
水溶性樹脂は、通常外部用水系塗料の主原料として用い
られてるガラス転移点が−20ないし80℃、好ましく
は0ないし40℃であり、例示すれば、酢酸ビニル樹
脂、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂、エチレン−酢酸
ビニル−ヴェオヴァ共重合樹脂、アクリル酸エステル樹
脂、スチレン−アクリル酸エステル共重合樹脂、エポキ
シ樹脂、ウレタン樹脂、アクリルウレタン樹脂、シリコ
ン樹脂、アクリルシリコーン樹脂、フッ素樹脂等であ
る。そして、水系蓄光塗料組成物中における合成樹脂エ
マルジョンおよび/または水溶性樹脂の配合割合は、5
ないし80重量%の範囲であり、好ましくは20ないし
60重量%の範囲である。
【0017】Sr(AlB)mn :EuDyの化学式
で表示される蓄光顔料の組成物の構成は、SrCO3
(炭酸ストロンチウム)が30ないし70重量%、Al
23(酸化アルミ)が20ないし65重量%、H3
3 (硼酸)が3ないし12重量%、Eu23 (酸化
ユーロピウム)が0.4ないし1.0重量%およびDy
23 (酸化ジスプロシウム)が0.4ないし1.0重
量%である。これらの構成品は、なるべく純度の高いも
のが望ましく、ここでは試薬1級品以上、好ましくは試
薬特級品を使用するのが良い。そして、これら炭酸スト
ロンチウム、酸化アルミ、硼酸、酸化ユーロピウムおよ
び酸化ジスプロシウムの配合比率は、上記の範囲内であ
ることが好ましく、これらの数値が上記の範囲外のもの
であっては、長時間の残光時間を有し、初期輝度も高い
Sr(AlB)mn :EuDyの化学式で表示される
蓄光顔料を得ることが出来ない場合がある。
【0018】このSr(AlB)mn :EuDyの化
学式で表示される蓄光顔料は、mは2、3、4であり、
nは4、5、6、7である。そして、これらm、nの組
み合わせは種々あり、それぞれ発光色、残光時間、初期
輝度、その他の物性が異なるものが得られるが、それら
はすべて本発明の範囲に包含されるものであることは言
うまでもない。そして、水系蓄光塗料組成物中における
上記蓄光顔料の配合割合は、5ないし70重量%の範囲
であり、好ましくは15ないし55重量%の範囲であ
る。
【0019】このSr(AlB)mn :EuDyで表
示される蓄光顔料は、以下のようにして製造される。す
なわち、SrCO3 、Al23 、H3 BO3 、Eu2
3 およびDy2 3 を必須成分とする微粉末組成物
は、該微粉末組成物に対して2ないし6重量%のアセト
ンの存在下に、炭素(C)および/または水素(H)の
存在下で1000ないし1500℃で1ないし5時間焼
結させることで製造される。
【0020】この方法においては、望ましくは、まず、
硼酸(H3 BO3 )を念入りに微粉末にする。炭酸スト
ロンチウム(SrCO3 )は篩にかけて選別し同じく微
粉末にする。そのあと、各薬品を上記配合比率で混ぜ合
わせ容器に入れ、更に組成物に対して2ないし6重量%
のアセトンの存在下に混合して、その容器内で攪拌機に
て充分攪拌する。充分攪拌すると、容器の壁面に各薬品
の混合物が付着するから容器から取り出し、再び微粉末
状にして容器に入れ、更に攪拌機にて充分攪拌する。こ
の操作を数回繰り返す。
【0021】そして、充分攪拌し終わった各薬品の混合
物をルツボ等の容器に入れ蓋をし、このルツボが入る大
きさのルツボに、混合物の入ったルツボを入れ炭素にて
覆い更に蓋をする。この状態で炉の中に入れて、100
0ないし1500℃、好ましくは1200ないし130
0℃で、1ないし5時間、好ましくは約3時間程度焼結
させる。この際、炭素および水素の共存下で焼結させて
も、また、水素単独の存在下で焼結させても良い。焼結
が終了したら自然冷却し、Sr(AlB)m n :Eu
Dyで表示される蓄光顔料となった焼結物をルツボから
取り出すことで、製造が終了する。
【0022】また、本発明の蓄光顔料の更に好ましい製
造方法は、上記により一旦製造されたSr(AlB)m
n :EuDyで表示される蓄光顔料を、再び炭素
(C)及び/または水素(H)の存在下で1000ない
し1500℃で1ないし5時間焼結させるものである。
このように再焼結させると、その原理は不明であるが、
初期輝度及び残光時間がいずれも20ないし30%ほど
上昇し、更に残光時間が終わりに近づき輝度が低下して
も、その発光が黒ずむことがなくなる。
【0023】また、上記Sr(AlB)mn :EuD
yの蓄光顔料の内、Sr(AlB) 24 :EuDyで
表示される蓄光顔料は、SrCO3 が50ないし70重
量%、Al23 が20ないし45重量%、H3 BO3
が3ないし5重量%、Eu23 が0.6ないし0.9
重量%およびDy23 が0.6ないし1.0重量%か
らなる組成物を、炭素(C)および/または水素(H)
の存在下で1000ないし1500℃で1ないし5時間
焼結させることで、得られる。この蓄光顔料は、その残
光時間が後述するSr(AlB)47 :EuDyで表
示される蓄光顔料より短いが、初期輝度が高く、グリー
ンに発光するものである。
【0024】また、Sr(AlB)36 :EuDyで
表示される蓄光顔料の場合は、SrCO3 が40ないし
70重量%、Al23 が20ないし50重量%、H3
BO 3 が4ないし7重量%、Eu23 が0.5ないし
0.9重量%およびDy2 3 が0.5ないし0.9重
量%からなる組成物を、炭素(C)および/または水素
(H)の存在下で1000ないし1500℃で1ないし
5時間焼結させることで、得られる。この蓄光顔料は、
後述するブルーに発光する蓄光顔料Sr(AlB)4
7 :EuDyおよび上述のグリーンに発光する蓄光顔料
Sr(AlB) 24 :EuDyの特性の良い所を、合
わせ持つものとなっている。すなわち、この蓄光顔料
は、残光時間が長くかつ初期輝度が高いものであり、し
かも輝度が低下しても黒ずみが出ない。
【0025】また、Sr(AlB)47 :EuDyの
化学式で表示される蓄光顔料の場合は、SrCO3 が3
0ないし50重量%、Al23 が40ないし65重量
%、H3 BO3 が8ないし12重量%、Eu23
0.4ないし1重量%およびDy23 が0.4ないし
0.7重量%からなる組成物を、炭素(C)および/ま
たは水素(H)の存在下で1000ないし1500℃で
1ないし5時間焼結させることで、得られる。この蓄光
顔料は、その残光時間が上述するSr(AlB) 2
4 :EuDyで表示される蓄光顔料より長いが、初期輝
度が低く、ブルーに発光するものである。
【0026】前記補助剤のうち増粘剤は、例示すれば、
セルロース系でメチルセルロース、ヒドロキシプロピル
メチルセルロース、ヒドロキシエチルメチルセルロー
ス、ヒドロキシ・エチルセルロース等であり、その他の
有機系では、キサンタンガム系、グアーガム系、ポリア
クリル酸ソーダ系、アクリル酸−アクリル酸エステル共
重合系、ポリビニルアルコール系、ポリエチレンオキサ
イド系、ウレタン変性ポリエーテル系等であり、無機系
は、超微粒子シリカ系、マグネシウムアルミニウムシリ
ケート系等である。そして、水系蓄光塗料組成物中にお
ける増粘剤の配合割合は、0ないし1.0重量%の範囲
であり、好ましくは0ないし0.5重量%の範囲、つま
り、増粘剤は、配合しなくても水系蓄光塗料組成物とし
て機能する場合があることを意味する。
【0027】前記補助剤のうち分散剤は、例示すれば、
アニオン系でポリアクリル酸塩、スチレン−マレイン酸
共重合物塩、ナフタレン・スルホン酸塩ホルマリン縮合
物、長鎖アルキル有機スルホン酸塩、リグニンスルホン
酸塩、ポリリン酸塩、ポリ珪酸塩等であり、カチオン系
は、長鎖アルキルアミン塩であり、ノニオン系は、ポリ
エチレングリコール誘導体、ソルビタン脂肪酸エステル
等である。そして、水系蓄光塗料組成物中における分散
剤の配合割合は、0ないし2.0重量%の範囲であり、
好ましくは0.2ないし1.0重量%の範囲、つまり、
分散剤は、配合しなくても水系蓄光塗料組成物として機
能する場合があることを意味する。
【0028】前記補助剤のうち消泡剤は、例示すれば、
鉱物油系のもの、シリコン系のもの等である。そして、
水系蓄光塗料組成物中における消泡剤の配合割合は、
0.1ないし0.5重量%の範囲であり、好ましくは
0.2ないし0.3重量%の範囲である。
【0029】前記補助剤のうち成膜助剤は、例示すれ
ば、ブチルセロソルブ、酢酸ブチルセロソルブ、ブチル
カルビトール、酢酸ブチルカルビトール、ベンジルアル
コール、2,2,4-トリメチル-1,3- ペンタンジオールモノ
イソブチレート等である。そして、水系蓄光塗料組成物
中における成膜助剤の配合割合は、0ないし10.0重
量%の範囲であり、好ましくは0ないし5.0重量%の
範囲であり、成膜助剤を配合しなくても、水系蓄光塗料
組成物として機能する場合がある。
【0030】前記補助剤のうち凍結安定剤は、例示すれ
ば、エチレングリコール、プロピレングリコール、メタ
ノール、エタノール、イソプロパノール、メチルセロソ
ルブ、エチルセロソルブ等である。そして、水系蓄光塗
料組成物中における凍結安定剤の配合割合は、0ないし
5.0重量%の範囲であり、好ましくは0ないし2.0
重量%の範囲、つまり、凍結安定剤を配合しなくても、
水系蓄光塗料組成物として機能する場合があることを意
味する。
【0031】前記補助剤のうち防腐剤は、例示すれば、
5−クロロ−2メチル−4−イソチアゾリン−3−オン
系、2−ヒドロキシメチルアミノエタノール系、N,
N’,N”−トリスヒドロキシエチルヘキサヒドロ−s
−トリアジン系、2−ブロモ−2−ニトロ−1,3−プ
ロパンジオール系等である。そして、水系蓄光塗料組成
物中における防腐剤の配合割合は、0.1ないし5.0
重量%の範囲であり、好ましくは0.1ないし0.5重
量%の範囲である。なお、防腐剤以外に必要に応じて配
合される防黴剤、防藻剤の水系蓄光塗料組成物中におけ
る配合割合は2.0重量%以下の範囲であり、配合され
なくてもよい。
【0032】その他必要に応じて、前記補助剤としてp
H調整剤を添加することができる。このpH調整剤の例
としては、アンモニア水、水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム等が挙げられる。pH調整剤の水系蓄光塗料組成
物中における配合割合は、0ないし0.1重量%の範囲
であり、好ましくは0.01ないし0.05重量%の範
囲である。
【0033】前記蛍光顔料は、グリーン系のローダミン
系合成樹脂固溶体である。そして、水系蓄光塗料組成物
中における蛍光顔料の配合割合は、0、01ないし5.
0重量%の範囲であり、好ましくは0.01ないし2.
0重量%の範囲であり、より好ましくは0.05ないし
0.5重量%の範囲である。
【0034】次に、本発明の水系蓄光塗料組成物の製造
方法を述べる。まず、可変変速型攪拌機付容器に得よう
とする水系蓄光塗料組成物の5ないし30重量%の水を
投入し、低速攪拌状態にして、増粘剤、分散剤、pH調
整剤を上記配合比にて投入する。増粘後、消泡剤を上記
配合比にて添加して高速攪拌し、次いで前記Sr(Al
B)mn :EuDyで表示される蓄光顔料を上記配合
比にて投入し、高速攪拌にて分散し、塗料ミルベースを
得る。次に、中速攪拌状態にして、塗料ミルベースに合
成樹脂エマルジョンおよび/又は水溶性樹脂、成膜助
剤、凍結安定剤、防腐剤、消泡剤を上記配合比にて投入
し、所定時間攪拌して、本発明の水系蓄光塗料組成物を
得る。更に、上記塗料ミルベースを得る過程で、上記蓄
光顔料と共に蛍光顔料を添加すれば、蛍光色のある水系
蓄光塗料組成物を得ることが出来る。
【0035】なお、上記により得られた全ての水系蓄光
塗料組成物は、これが有する特性を害さない範囲、他の
充填剤、安定剤等の自体公知の添加剤を配合することが
できる。
【0036】<請求項3、4記載の発明>この発明は、
本願発明の水系蓄光塗料組成物の基本構成として、液状
樹脂成分と、粉末状蓄光顔料成分からなる2成分系とし
た点に重要な特徴がある。つまり、この組成物は、合成
樹脂エマルジョンおよび/または水溶性樹脂、ならびに
増粘剤、分散剤、消泡剤、成膜助剤、凍結安定剤、防腐
剤、消泡剤からなる群より選ばれた1種または2種以上
の補助剤から構成される液状成分を1剤とし、Sr(A
lB)mn :EuDy(式中、mは2、3、4であ
り、nは4、5、6、7である)で表わされる粉末状蓄
光顔料を2剤とする2成分系の水系蓄光塗料組成物であ
って、蓄光顔料成分に更に蛍光顔料を配合すると、蛍光
色を有したものが得られる。
【0037】この2成分系水系蓄光塗料組成物は、樹脂
成分と補助剤から成る液状成分と、蓄光顔料ならびに必
要に応じて更に蛍光顔料を加えた粉末成分を使用時に混
ぜ合わせることによって上記特性に優れた蓄光塗膜を形
成する。この発明は、水系蓄光塗料組成物を前述したよ
うに液状成分から成る1剤と、粉末成分から成る2剤と
に分け、使用時にこれらを混ぜること以外、請求項1、
2記載の発明と同様なのでその説明を省略する。なお、
蓄光塗料に蛍光顔料を配合したものは、太陽光、照明灯
下など明るい状態においては、主として蛍光特性によ
り、所定色の識別機能を発揮し、夜間、消灯下など暗い
状態においては、主として蓄光特性により識別機能を発
揮する。
【0038】なお、上記により得られた全ての水系蓄光
塗料組成物は、これが有する特性を害さない範囲で、他
の充填剤、安定剤等の自体公知の添加剤が加えられても
良いことは前記と同様である。
【0039】<請求項5記載の発明>この発明は、塗装
面に白色下地を施し、その白色下地上に前記請求項1な
いし4記載の水系蓄光塗料組成物を塗布することによ
り、初期輝度性能、残光性能を高くすることが出来る塗
装方法を規定するものである。前記白色下地は、目的と
する塗装面に合わせた下地調整をし、その上に下地用の
白色塗料を塗る。この白色塗料の基材樹脂は、例示すれ
ば、酢酸ビニル樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合樹
脂、エチレン−酢酸ビニル−ヴェオヴァ共重合樹脂、ア
クリル酸エステル樹脂、スチレン−アクリル酸エステル
共重合樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、アクリルウ
レタン樹脂、シリコン樹脂、アクリルシリコン樹脂、フ
ッ素樹脂塗料等である。
【0040】<請求項6記載の発明>この発明は、塗装
面に予め蛍光下地を施し、その蛍光下地上に、前記請求
項1ないし4のいずれか1項記載の水系蓄光塗料組成物
を塗布することにより、残光特性を保持すること、およ
び識別色の多様化ができる塗装方法を規定するものであ
る。蛍光下地とは、前記請求項5において例示したよう
な樹脂に蛍光顔料を混合したものである。蛍光顔料とし
ては、無機蛍光体、有機蛍光体があり、例えば、グリー
ン系のローダミン系合成樹脂固溶体などが用いられる。
【0041】<請求項7記載の発明>この発明は、請求
項5および6に規定した発明を更に多様化したものと位
置付けられるものであり、まず、塗装面に予め白色下地
を施してから、その上に蛍光下地を重ね塗りした後、次
いで前記蛍光下地上に前記請求項1ないし4のいずれか
1項記載の水系蓄光塗料組成物を塗布することを特徴と
するものである。この発明によれば、白色下地と蛍光下
地との組み合わせによって残光性能を高めることができ
るし、更に、蓄光塗料との組み合わせによって極めて多
様なバリエーションが現出されることになる。白色下地
および蛍光下地は、それぞれ前述したものを適宜採択す
れば良い。
【0042】なお、これらの塗装方法に際しては、必要
に応じて予め自体公知の任意の表面保護処理を行っても
よい。
【0043】
【実施例】以下、実施例に基づいて本発明を説明する
が、本発明は、発明の要旨を逸脱しない限りにおいてこ
れに限定されるものではない。 <実施例1>SrCO3 を390g、Al23 を50
0g、H3 BO3 を100g、Eu 23 を4.7g、
Dy23 を5.3gからなる微粉末組成物に、該微粉
末組成物に対して50gのアセトンを添加して充分混合
し、この混合物をルツボに入れ蓋をし、更にこのルツボ
が入る大きさのルツボに、混合物の入ったルツボを入れ
炭素にて覆い蓋をする。この状態で炉の中に入れて、1
250±20℃の範囲の温度で約3時間焼結させた後、
自然冷却し、ブルーに発光する蓄光顔料Sr(AlB)
47 :EuDyを得た。
【0044】そして、直径60mmの攪拌羽根を有する
可変変速型攪拌機を取り付けた2リットルの容器に29
6gの水を投入し、200rpmの低速攪拌状態にし
て、ヒドロキシプロピルメチルセルロース系増粘剤4.
0g、ポリアクリル酸塩アニオン分散剤16.0g、ポ
リエチレングリコール誘導体系ノニオン分散剤2.0
g、pH調整剤としてアンモニア水2.0gを投入し
た。増粘後、シリコン系消泡剤1.0gを添加して12
00rpmの高速攪拌し、次いで前記Sr(AlB) 4
7 :EuDyで表わされるブルー系蓄光顔料500.
0gを投入し、40分間高速攪拌にて分散し、塗料ミル
ベースを得た。
【0045】次に、600rpmの中速攪拌状態にし
て、上記塗料ミルベースにガラス転移点20℃の塗装用
アクリル酸エステル樹脂系エマルジョン1100g、成
膜助剤である2,2,4-トリメチル-1,3- ペンタンジオール
モノイソブチレート50.0g、凍結安定剤であるエチ
レングリコール20.0g、N,N’,N”−トリスヒ
ドロキシエチルヘキサヒドロ−s−トリアジン系防腐剤
1.0gおよびシリコン系消泡剤2.0gを投入し、1
5分間攪拌後、本発明のブルーに発光する水系蓄光塗料
組成物を得た。
【0046】このブルーの水系蓄光塗料組成物をスレー
ト板上にスプレーガンにて所要量200g/m2 ・回で
2回塗りし、常温乾燥した。この塗装面に15wの蛍光
灯を20cmの距離から垂直照射を15分間行い、蛍光
灯を消灯後直ちに輝度計(ミノルタ10、レンズ視度1
度)を用いて、その輝度を所定時間毎に測定した。結果
を表1に示した。
【0047】<実施例2>上記塗装体を水槽に24時間
浸漬した後、実施例1と同様の条件で所定時間毎の輝度
を測定した。結果を表1に示した。
【0048】<実施例3>スレート板上に酢酸ビニル樹
脂を基材樹脂とする白色塗料をスプレーコーティングに
より白色下地を施し、その上に実施例1と同様に塗装面
を得ると共に同様の条件でその輝度を所定時間毎に測定
した。結果を表1に示した。
【0049】<実施例4>また、塗料ミルベースを得る
過程でブルー系蓄光顔料500.0gと共にグリーン系
蛍光顔料5.0gを投入して、本発明のグリーン蛍光色
でブルーに発光する水系蓄光塗料組成物を得た。このグ
リーン蛍光色の水系蓄光塗料組成物を用いて実施例1と
同様な塗装面を得ると共に、同様の条件でその輝度を所
定時間毎に測定した。結果を表1に示した。
【0050】<実施例5>スレート板上に、エチレン−
酢酸ビニル共重合樹脂を基材樹脂とし、グリーン系のロ
ーダミン系合成樹脂固溶体2重量%を配合した蛍光塗料
をスプレーコーティングにより蛍光下地を施し、乾燥さ
せた後、実施例1と同様に蓄光塗料を塗布し、同様の条
件でその輝度を所定時間ごとに測定した。結果を表1に
示した。
【0051】<実施例6>スレート板上に、実施例3と
同じ白色下地を施し乾燥させ、前記白色下地上に実施例
5と同じ蛍光下地を施し乾燥させた後、その上から実施
例1と同様に蓄光塗料を塗布し、同様の条件でその輝度
を所定時間ごとに測定した。結果を表1に示した。
【0052】
【表1】
【0053】<実施例7>実施例1の塗料ミルベースを
得る過程でブルー系蓄光顔料を投入する前の状態の液
と、ガラス転移点20℃の塗装用アクリル酸エステル樹
脂系エマルジョン1100g、成膜助剤である2,2,4-ト
リメチル-1,3- ペンタンジオールモノイソブチレート5
0.0g、凍結安定剤であるエチレングリコール20.
0g、N,N’,N”−トリスヒドロキシエチルヘキサ
ヒドロ−s−トリアジン系防腐剤1.0g及びシリコン
系消泡剤2.0gを投入したものを1剤とし、上記ブル
ー系蓄光顔料500.0gを2剤として、2成分系水系
蓄光塗料組成物を得た。これを、塗装する直前に1剤と
2剤を混ぜて、実施例1と同様にスレート板上に塗装面
を得ると共にその輝度を所定時間毎に測定した。結果を
表2に示した。
【0054】<実施例8>上記塗装体を水槽に24時間
浸漬した後所定時間毎の輝度を測定した。結果を表2に
示した。
【0055】<実施例9>スレート板上に酢酸ビニル樹
脂塗料にて白色下地を施し、その上に実施例5と同様に
塗装面を得ると共にその輝度を所定時間毎に測定した。
【0056】<実施例10>また、実施例5の2剤とし
て、ブルー系蓄光顔料500.0gと共にグリーン系蛍
光顔料5.0gを投入して、グリーン蛍光色でブルーに
発光する水系蓄光塗料組成物を得た。こうして得られた
塗装面の輝度を所定時間毎に測定した。以上の測定結果
を表2に示す。
【0057】<実施例11>実施例5と同様の方法で、
蛍光下地を施した上に、実施例7で得られた2成分系蓄
光塗料を塗布した。塗装面の輝度を同様の条件で所定時
間毎に測定した。結果を表2に示した。
【0058】<実施例12>実施例6と同様の方法で、
白色下地と蛍光下地を重ね塗りし、その上から実施例7
で得られた2成分系蓄光塗料を塗布した。塗装面の輝度
を同様の条件で所定時間毎に測定した。結果を表2に示
した。
【0059】
【表2】
【0060】実施例は、いずれもブルーに発光する蓄光
顔料Sr(AlB)47 :EuDyを含有する水系蓄
光塗料組成物およびその塗装方法についてのみ説明した
が、グリーンブルーに発光する蓄光顔料Sr(AlB)
36 :EuDyまたはグリーンに発光する蓄光顔料S
r(AlB)24 :EuDyを含有する水系蓄光塗料
組成物およびその塗装方法についても、同じ傾向である
ことが確認された。また、これら3種類の蓄光顔料を再
焼結させ、初期輝度性能、残光性能共に高くしたもの
は、その分水系蓄光塗料組成物の初期輝度性能、残光性
能共に増加することも確認されている。
【0061】
【発明の効果】本発明の水系蓄光塗料組成物は、初期輝
度性能、残光性能共に優れており、しかも、有機溶剤を
含まず低臭気性であるから、人や環境に優しく、病院、
ホテル、百貨店、養護施設、地下道、地下街等の公共的
施設における避難・誘導用の安全標識に最適である。ま
た、樹脂製品、金属製品、木製品、コンクリート製品、
反射板、誘導灯などの屋外の交通標識にも適用できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 文慎 東京都大田区北糀谷1丁目9番13号 恒和 化学工業株式会社技術研究所内 (72)発明者 鈴木 賢一 埼玉県吉川市栄町1431番地 株式会社スズ セイ内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂エマルジョンおよび/または水
    溶性樹脂に、増粘剤、分散剤、消泡剤、成膜助剤、凍結
    安定剤、防腐剤からなる群より選ばれた1種または2種
    以上の補助剤と共に、Sr(AlB)mn :EuDy
    (式中、mは2、3、4であり、nは4、5、6、7で
    ある)で表示される蓄光顔料を配合してなることを特徴
    とする水系蓄光塗料組成物。
  2. 【請求項2】 さらに、蛍光顔料を配合してなる請求項
    1記載の水系蓄光塗料組成物。
  3. 【請求項3】 合成樹脂エマルジョンおよび/または水
    溶性樹脂、ならびに増粘剤、分散剤、消泡剤、成膜助
    剤、凍結安定剤、防腐剤、消泡剤からなる群より選ばれ
    た1種または2種以上の補助剤から構成される液状成分
    と、Sr(AlB)mn :EuDy(式中、mは2、
    3、4であり、nは4、5、6、7である)で表わされ
    る粉末状蓄光顔料からなる2成分系の水系蓄光塗料組成
    物。
  4. 【請求項4】 上記粉末状蓄光顔料に、さらに蛍光顔料
    を配合してなる請求項3記載の2成分系の水系蓄光塗料
    組成物。
  5. 【請求項5】 塗装面に予め白色下地を施し、その白色
    下地上に、前記請求項1ないし4のいずれか1項記載の
    水系蓄光塗料組成物を塗布することを特徴とする水系蓄
    光塗料組成物の塗装方法。
  6. 【請求項6】 塗装面に予め蛍光下地を施し、その蛍光
    下地上に、前記請求項1ないし4のいずれか1項記載の
    水系蓄光塗料組成物を塗布することを特徴とする水系蓄
    光塗料組成物の塗装方法。
  7. 【請求項7】 塗装面に予め白色下地を施し、その上に
    蛍光下地を重ね塗りした後、前記蛍光下地上に前記請求
    項1ないし4のいずれか1項記載の水系蓄光塗料組成物
    を塗布することを特徴とする水系蓄光塗料組成物の塗装
    方法。
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